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今年の春は原発事故による放射能汚染の影響が不透明であったため、廃村は自重しておりましたが、先週、久しぶりに廃村集落に行ってきました。
訪れたのは旧美麻村大塩地区の「荒井」と「立野」。
「荒井」は家屋が完全になくなり、墓地と近くの尾根上にある「諏訪神社」が当時の面影を醸し出しています。
一方、「立野」は半壊しているものの蔵が残り、使用可能な作業小屋が立てられていることから、訪れる方もいるのかもしれません。
今年の春は原発事故による放射能汚染の影響が不透明であったため、廃村は自重しておりましたが、先週、久しぶりに廃村集落に行ってきました。訪れたのは旧美麻村大塩地区の「荒井」と「立野」。
「荒井」は家屋が完全になくなり、墓地と近くの尾根上にある「諏訪神社」が当時の面影を醸し出しています。
一方、「立野」は半壊しているものの蔵が残り、使用可能な作業小屋が立てられていることから、訪れる方もいるのかもしれません。
最初に訪れたのは荒井集落。
屋敷があった場所に平坦地があるものの、建物は残っていませんでした。見通しのよい尾根上に墓地があり、古い墓石や石祠が残されています。

そして、別の尾根上には「諏訪神社」。
文献調査をまだ行っていませんが、荒井集落と後述の立野集落の住人が氏子になっていたと思われます。

荒井と立野の中間地点にある「だんご岩」。
特徴的な岩で、面白い口頭伝承などもありそうです。

つづいては、立野集落。
昭和50年代初めの航空写真。

立野集落には半壊した蔵と作業小屋が1軒づつ残されています。蔵はもう少し持ちそうですが、作業小屋はここ1,2年のうちにつぶれてしまいそうです。
写真は蔵。

丈夫そうに見える蔵ですが、ご覧のとおり、半壊しています。

蔵に残されていた収納棚がかっこよかったです。
「一、二、三」と「い、ろ、は」と分類されているのが、古さを感じさせます。

蔵ほど頑強に作られていない家屋は跡かたもなく消滅していました。
ただ、家屋跡の平坦地には生活用品が散乱しており、ここに人が住んでいたことを知らしめます。

山本製作所のラベルがありました。
この会社は山形市に本社があり、全国に農器具を納入する有名な会社のようです。創業は大正七年とのこと・・・。

比較的新しい作業小屋があり、その傍らには三基の庚申塔と双体道祖神がありました。一番手前の文字型庚申塔は昭和50年代に建立。

青面金剛が描かれた庚申塔。
やはり、庚申塔は文字よりもこういうのがかっこいい(・∀・)つ。

奥にあった文字型の庚申塔は明和7年に建立。
明和7年とは1770年で、田沼意次が活躍していた時代。この塔が建立された後、「天明の大飢饉」や「寛政の改革」などのイベントがありました。
そう考えるとすごいですね。

そして、庚申塔群の横に、雨除けに守られた素敵な双体道祖神がありました。
握手像で、緑色のコケで彩られたその姿は素晴らしいの一言です。
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屋敷があった場所に平坦地があるものの、建物は残っていませんでした。見通しのよい尾根上に墓地があり、古い墓石や石祠が残されています。

そして、別の尾根上には「諏訪神社」。
文献調査をまだ行っていませんが、荒井集落と後述の立野集落の住人が氏子になっていたと思われます。

荒井と立野の中間地点にある「だんご岩」。
特徴的な岩で、面白い口頭伝承などもありそうです。

つづいては、立野集落。
昭和50年代初めの航空写真。

立野集落には半壊した蔵と作業小屋が1軒づつ残されています。蔵はもう少し持ちそうですが、作業小屋はここ1,2年のうちにつぶれてしまいそうです。
写真は蔵。

丈夫そうに見える蔵ですが、ご覧のとおり、半壊しています。

蔵に残されていた収納棚がかっこよかったです。
「一、二、三」と「い、ろ、は」と分類されているのが、古さを感じさせます。

蔵ほど頑強に作られていない家屋は跡かたもなく消滅していました。
ただ、家屋跡の平坦地には生活用品が散乱しており、ここに人が住んでいたことを知らしめます。

山本製作所のラベルがありました。
この会社は山形市に本社があり、全国に農器具を納入する有名な会社のようです。創業は大正七年とのこと・・・。

比較的新しい作業小屋があり、その傍らには三基の庚申塔と双体道祖神がありました。一番手前の文字型庚申塔は昭和50年代に建立。

青面金剛が描かれた庚申塔。
やはり、庚申塔は文字よりもこういうのがかっこいい(・∀・)つ。

奥にあった文字型の庚申塔は明和7年に建立。
明和7年とは1770年で、田沼意次が活躍していた時代。この塔が建立された後、「天明の大飢饉」や「寛政の改革」などのイベントがありました。
そう考えるとすごいですね。

そして、庚申塔群の横に、雨除けに守られた素敵な双体道祖神がありました。
握手像で、緑色のコケで彩られたその姿は素晴らしいの一言です。
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