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現在は中野市に吸収合併された豊田村には「大平スキー場」というスキー場がありました。
1968年12月26日、現在の「道の駅ふるさと豊田」近くの斜面にオープン。
開発したのは斑尾観光開発�蝓�
しかし、雪不足や利用客の減少で1975年に休業に至りました。
その後は長野大成株式会社に営業権が移転しましたが、営業再開に至らす、現在は里山の樹木に飲み込まれています。
モロに南向き斜面という地形的な欠点や、近隣にさらに駅近で規模の大きい信濃国際や信濃平などのスキー場があったことが災いしたのかもしれません。
このスキー場を訪れたのは、3月下旬。今年は歴史的な大雪の年ですが、それでも雪は少ないように思いました（2012年3月訪問）
（探索レポート）
このスキー場は、民家建ち並ぶ細い道の奥にあります。トラブル防止のため、スキー場から500ｍ程度離れた場所にある道の駅に車を置いて、訪れることにしました。
さすがにスキーを履くのは恥ずかしく、長靴で訪れることにしました。
350mのリフト一基と3コースからなるスキー場だったそうです。
リフト乗場。見事に赤く錆びたその姿は廃墟マニアの探究心をくすぐります。
食堂や売店も設置させていたようですが、その形跡はありません。
梯子を上って中をのぞいてみました。
どことなく、電車の車内を彷彿とさせる空間です。
雪の斜面をリフトの終点目指して登ります。やはり長靴ではかなり雪に沈み、スキーを置いてきたことを少し後悔・・・・・。
自然に飲み込まれる鉄塔・・・。
まるで、ジャングルに飲み込まれる古代遺跡のようです。鉄錆の赤は樹木の緑によく映えますね。
雪に沈みながらなんとかリフトを登り切り、終点に到着。まさに崩壊寸前のリフト小屋も残されていました。
ちなみに営業当時のリフト券は1回券が35円、7回券が200円。リフトを歩いて登り切った私は35円分の仕事をしたということでしょうか？・・・・・。
リフトの終点。
雪にんで佇む姿はどことなくかわいらしさを感じます。ただ、この建物の中は結構深い穴が開いており、ビビりました。
このリフトもやはり「日本ケーブル株式会社」の仕事のようです。
リフト終点の不思議な雰囲気を楽しみ、下山しました。同世代の牧寄スキー場はスノーシューハイキングのフィールドとして、訪れる人はいるようですが、大平スキー場のこの場所まで来る人はほとんどいないでしょう・・・・。
このスキー場は冬季に北永江の住人の仕事の場として、開発されたそうです。このスキー場が冬季には出稼ぎにいかざるおえないこの地区の住人の幸せに貢献したのであれば、少し救われるような気がします。
北永江では5軒の民宿ができ、1泊800−900円で宿泊できました。
はたして、このスキー場の開発を当時の地域住人の方々はどのように思うのか？・。聞いてみたい気がします。
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現在は中野市に吸収合併された豊田村には「大平スキー場」というスキー場がありました。1968年12月26日、現在の「道の駅ふるさと豊田」近くの斜面にオープン。
開発したのは斑尾観光開発�蝓�
しかし、雪不足や利用客の減少で1975年に休業に至りました。
その後は長野大成株式会社に営業権が移転しましたが、営業再開に至らす、現在は里山の樹木に飲み込まれています。
モロに南向き斜面という地形的な欠点や、近隣にさらに駅近で規模の大きい信濃国際や信濃平などのスキー場があったことが災いしたのかもしれません。
このスキー場を訪れたのは、3月下旬。今年は歴史的な大雪の年ですが、それでも雪は少ないように思いました（2012年3月訪問）
（探索レポート）
このスキー場は、民家建ち並ぶ細い道の奥にあります。トラブル防止のため、スキー場から500ｍ程度離れた場所にある道の駅に車を置いて、訪れることにしました。
さすがにスキーを履くのは恥ずかしく、長靴で訪れることにしました。
350mのリフト一基と3コースからなるスキー場だったそうです。
リフト乗場。見事に赤く錆びたその姿は廃墟マニアの探究心をくすぐります。
食堂や売店も設置させていたようですが、その形跡はありません。
梯子を上って中をのぞいてみました。
どことなく、電車の車内を彷彿とさせる空間です。
雪の斜面をリフトの終点目指して登ります。やはり長靴ではかなり雪に沈み、スキーを置いてきたことを少し後悔・・・・・。
自然に飲み込まれる鉄塔・・・。
まるで、ジャングルに飲み込まれる古代遺跡のようです。鉄錆の赤は樹木の緑によく映えますね。
雪に沈みながらなんとかリフトを登り切り、終点に到着。まさに崩壊寸前のリフト小屋も残されていました。
ちなみに営業当時のリフト券は1回券が35円、7回券が200円。リフトを歩いて登り切った私は35円分の仕事をしたということでしょうか？・・・・・。
リフトの終点。
雪にんで佇む姿はどことなくかわいらしさを感じます。ただ、この建物の中は結構深い穴が開いており、ビビりました。
このリフトもやはり「日本ケーブル株式会社」の仕事のようです。
リフト終点の不思議な雰囲気を楽しみ、下山しました。同世代の牧寄スキー場はスノーシューハイキングのフィールドとして、訪れる人はいるようですが、大平スキー場のこの場所まで来る人はほとんどいないでしょう・・・・。
このスキー場は冬季に北永江の住人の仕事の場として、開発されたそうです。このスキー場が冬季には出稼ぎにいかざるおえないこの地区の住人の幸せに貢献したのであれば、少し救われるような気がします。
北永江では5軒の民宿ができ、1泊800−900円で宿泊できました。
はたして、このスキー場の開発を当時の地域住人の方々はどのように思うのか？・。聞いてみたい気がします。
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大変興味深くブログを拝見いたしました。
良く知っている地名やスキー場名が出て来るので少し興奮気味に見させて頂きました。
平成元年に就職で北信に来て以来10年間ほどは北信のスキー場に行きましたが、ここのスキー場は全く知りませんでした。会社の知り合いに永江地区の方が沢山いますので聞いてみますね。ヽ(^o^)丿
近くの豊田スキー場が休業してい事も知りませんでした。
これで住んでいる中野市のスキー場ーは全て閉鎖している事になります。 orz
また、アライを始め1度程度しか行ってませんが、滑って楽しんだ来た多くのスキー場が閉鎖しているのに驚きまし。
信濃平、五輪高原、牧の入と意外と里に近いスキー場の閉鎖が目立ちますね。
共通点は温泉が無いかなぁと思っています。
今後とも隊長の活躍をお祈りいたします。