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 妙高高原駅の裏にあった「妙高パノラマパークスキー場」。

 このスキー場は北側にある「妙高パノラマスキー場(発足時は妙高大和スキー場」と南側にある「妙高東山スキー場」が経営統合したスキー場です。

 パノラマスキー場の開業は1972年(昭和47年)12月のようですが、東山スキー場の開業年度及び両スキー場の統合年度はよくわかりません。

 妙高山山麓に拓かれた「赤倉」や「杉の原」「池の平」という全国レベルのビッグゲレンデの陰で目立たぬ存在でしたが、2000年代の初め、ひっそりと閉鎖されてしまいました。

 そして、現在、この地は訪れる人も稀な廃墟地帯となっています・・・・(2013年03月訪問)。
 



 結婚記念日で赤倉のペンションに泊った朝、妙高パノラマパークの廃墟を目指しました。
 夜があけ、清々しい朝の廃墟地帯を進みます。最初に出会ったのは食堂跡と思われる建物です。

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 そして次に目指したのはこの廃墟。ジャンプ台と審判台。
 深い藪の中に埋もれています。
 
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 急斜面の藪をキックターンで登り続けると、間もなく審判台に到着です。
 赤と白に塗り分けられた印象的な建物です。

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 梯子を登って崩壊した2階部分の鉄骨を通して、朝焼けに燃える百名山「妙高山」が見えます。

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 急斜面に残された審判台・・・。
 訪れる人も稀なのかもしれません。

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 つづいて登り続けると、巨大なジャンプ台の廃墟が現れました。

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 藪の中、見事に錆ついたその姿は圧倒的なオーラを放っています。

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 錆ついた階段を一歩ずつ踏みしめて登ります。
 会談は天空の遥か彼方まで続いているような錯覚を覚えました。例えないような不安感、恐怖感に襲われ、階段の途中で引き返しました。
 
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 圧倒的な大きさのジャンプ台は私がこれまで見た中で1,2を争うほどの威圧感を醸し出していました。

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 森の中に打ち捨てられたジャンプ台は死せる恐竜のように印象的ですが、徐々に朽ち果てていくことでしょう・・・。
 このジャンプ台で飛び立った人たちのお話を聞くことができれば・・・・。
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