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i 妙高市に存在した「妙高パインバレースキー場」。
 1988年(昭和63年)に松下興産が主体となり開発した総合型リゾートの中核ともいえる施設でした。

 運営面で「国土計画」が参加し、1990年代前半には年間80000人ほどの入込がりました。

 しかし、バブル崩壊により松下興産が致命傷を負い、2005年にカリスマ社長が率いるアパグループに買収されましたが、2008年そのアパグループによりこのスキー場は閉鎖されてしまいました(2013年3月訪問)。

 

(探検レポート)

 パインバレースキー場のゲレンデ図です。

 索道は第1高速ペアリフト(1 556m)、第2高速ペアリフト(2 695m)、第3高速リフト(3 563m)、第4高速ペアリフト(5 682m)、妙高パインバレーゴンドラ(4 1753m)の計5本が設置されていました。
 現在、第3高速は撤去されています。また、第4高速については未確認です。

 コースはスラロームコース(A 初級)、メインゲレンデ(B 初級)、第3ゲレンデ(C 初級)、ダウンヒルコース(D 中級)、パノラマコース(E 初級)、ホテル連絡コース(F 中級)から構成されていました。 

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 妙高パインバレーゴンドラの乗場。
 豪奢です。バブル期に建設されたリゾート施設にふさわしい作りと言えます。

a




















 ゴンドラ乗場の裏に回ります。
 ゴンドラの出口は永遠に閉ざされてしまいました。

b




















 第2高速ペアの乗場。
 その立派な威容はリフト乗場に似つかわしくありません。総合リゾートとして恥ずかしくないものにしたかった松下興産首脳部の背伸びだったのかもしれませんね。

c




















 センターハウス。
 2階のレストラン「ホワイトバーチ」の大きなガラス窓が印象的です。この大きな窓から楽しげなゲレンデを眺めてみたい気持ちになりました。

d




















 託児所。
 掘建て小屋みたいな託児所に子供を預けるのは心配ですが、このように立派な作りの託児所には安心して子供を預けられそうです。

e




















 第1高速ペアリフト乗場。
 ほぼ、第2高速ペアと滑れるコースがかぶり、晩年は稼働されていなかったと聞きます。作りは第2高速のものと同様に立派です。

f





















 メインゲレンデを登り、第1高速の降り場へ・・・。
 錆ついたリフト小屋に哀愁を感じます。

h




















 寂しげです。

i




















 つづいて第2高速ペアの降り場へ・・・・。
 第1と同じ作りですが、左右逆です。

j




















 リフト小屋のドアは破損していました。

k




















 操作盤。

l




















 ・・・・・・・。

m




















 そして、パノラマコースを辿ってさらに上を目指します。
 しかし、壮大に除雪作業を行っており、邪魔にならぬようおとなしく下山しました。
 ゴンドラの降り場や第4ペアを探検することはできませんでした。

n




















 メインゲレンデを滑ります。
 広く、解放感があるゲレンデは適度な傾斜でした。小1になったばかりの我が家の息子も楽しく滑れそうです。
 このゲレンデが近場にあれば通い詰めたかもしれませんが、ここは長野市街から遠い、妙高の山奥・・・。

 パインバレーのゲレンデとしての資質は良質だったと思いましたが、傾斜も緩くスケールもないため、リゾート地のゲレンデとしては競争力がなかったのかもしれません。そのあたりの経緯は現在休業中の青木湖スキー場もよく似ていると感じました。
 リゾートではなく小さな市民スキー場として開発されていれば、違った運命を遂げたかもしれませんね。

 ところで、ゴンドラの降り場は今回確認できませんでしたが、ひょっとしたら「恋人たちの聖地」になっているのかもしれません。アパグループは面白いことを考えるものです・・・・。

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