2005年12月31日

よいお年を。

今年も、あっという間に、大晦日です。
年末年始の生活パターンは、ここ10年ぐらい全然変わらず、代わり映えしないものですから、「また大晦日だ」などと思っていると、気付いたらまた次の年の大晦日だったりします。
一年、何も成長せずに、日々淡々(ダラダラ?)と過ごしてしまっているな、と今日は反省の一日です。

ところで、BLOGをしばらくお休みしようと思ってます。
といっても、再開する目処も何もないのですが…。

ここのところ仕事が忙しくて、映画を観る時間も激減し、本館のHPの方も全然更新を怠っているのですが、今年からmixiをはじめてしまったものですから、HP・ブログ・mixiと三つ巴状態で、そのバランス加減が(結局)取れず、下手すると共倒れしそうです(汗)

それで、日記はmixiに集約させて、こちらをお休みしようと考えています。本館のHPのほうは、そのまま頑張って続けますが、ブログの方はちょっとお休みして、その間にブログの使い方も考え直そうかな、などと思ってます。(まとまるかどうかは不明ですが…)

ここしばらくは開店休業状態が続いているとはいえ、焼酎なんかを検索して訪問される方も多いので、しばらくはこのままにしておこうとは思ってます。

ブログをはじめて、1年半ですが、ブログを通して、お知り合いになった方もあり、とても良い体験をさせてもらいました。

mixiのアドレス等お知りになりたい方は、コメントを残していただければ、あらためてご連絡させていただきます。ただし、かなりプライベートなので、日ごろからやり取りのある方に限らせてもらうと思いますが。。。

みなさま、どうも今までありがとうございました。

どうぞよいお年を☆
urayamaneko at 16:33|この記事のURLComments(8)TrackBack(0)day-to-day 

2005年12月03日

新宿御苑

5f2c15c4.jpg新宿御苑まで散歩に行ってきました。

ちょっと肌寒かったけど、天気も良く、のどかで、紅葉もとてもきれいでした。

今年の紅葉も、そろそろおしまいですかね。
urayamaneko at 18:11|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)day-to-day 

2005年11月26日

三信ビル

三信ビル日比谷の三信ビルって知ってますか?
たぶん、日比谷の映画館や劇場に行ったことのある人なら、一度は見たことがあると思います。日比谷シャンテの前の、ゴジラの像のある広場の向かいにある、古めかしいビルです。

ぼくの会社のクライアントが、そのビルの中に入っていて、多いときには月に何度も、しょっちゅうそのビルには出かけていたのですが、先月、そのクライアントから別のビルへ移転する旨の知らせが来ました。

とうとう三信ビルを取り壊すんだそうです。

三信ビルは、昭和5年(1930年)に建築されたビルで、奇跡的にも戦火も間逃れ、戦後はGHQが使用していたという、昭和初期を代表する貴重な建築物です。

外装は、どこかゴシック的で、イギリスやドイツにあってもおかしくないような西洋的な構えをしています。内装がまた素晴らしく、もちろん時代を感じさせますが、アールデコを思わせるエレガントな造りで、今のビルにはない、風情や美しさがあります。

三信ビルエレベータなんて、いまどきこんなエレベータがあるの?というぐらい古いというか、恐いというか(汗)、いまだにボタン式(笑)
それはそれで、三信ビルに見事にマッチしてていいんですけどね。

取り壊される前にと、先日写真を撮ってきました。もう、ビル内の会社もお店もほとんど立ち退いてしまい、ガランとしていて、ちょっと悲しくなりました。

もし、お近くに寄った際は、まだビル内に入れるようでしたら、ご覧になってください。とても素晴らしい建物ですから。


こんなプロジェクトもあります。保存してもらえるなら、何よりなのですが…
http://www.citta-materia.org/sanshin.php
urayamaneko at 16:14|この記事のURLComments(9)TrackBack(0)art 

2005年11月23日

晩秋の奥高尾

a5de9dc3.jpg久しぶりに高尾山に行って来ました。
なんだかんだ約3年ぶり。高尾山なんて…と思いつつ、京王線の車内に貼られている高尾山のポスターを見ると、時々行きたくなってしまうんですよね。でも、高尾山そのものは、人が多いし、静かな山歩きとは行かないので、高尾駅からバスで小仏まで行き、影信山から陣馬山を目指すという、いつものお気に入りのコースを歩いてきました。

最寄の初台駅から京王線を使えば、高尾山は約一時間。
今回はバスを使いましたが、それでも9時に家に出て、10時半には山を登り始めてました。 小学生も遠足で上るような山だから簡単に登れるし、家を遅く出ても、いくらでもコースを選べるので、とても便利な山です。

小仏のバス停から、50分ほどで影信山山頂。
この日は、あいにくの曇り空だったので、富士山どころか、丹沢の山並みもぼんやりとしか見えませんでしたが、それでも色づいた紅葉の木々を眺めながら、名物の「なめこ汁」も堪能しました。高尾山で取れた大きななめこが入ってて、ちょっとゆず風味で、美味しいんですよ♪

その後は、陣馬山まで、長〜い尾根歩き。この先は、高尾山周辺に比べて行きかう人も少なく(それでも他の山に比べたら多いですが)、のんびりゆったりとした山歩きが楽しめます。

陣馬山山頂明王峠の茶店と陣馬山の山頂で小休止し、そのあと一之尾根へ。陣馬山のあとは、北側の陣馬高原のバス停まで降りるのが一般的なのですが、あそこまでは約1時間も薄暗い車道を歩かなければならないし、バスも1時間に1本ぐらいしかないので、ぼくはいつも、自然林豊かで、静かなこちらの尾根を使い、中央線の藤野駅に出ます。今回のルートの中では、この一之尾根の景色や紅葉が一番きれいでした。おすすめです。

2005年11月21日

東福寺

12cd7b7f.jpg秋真っ盛りの京都へ行ってきました!

まず最初に向かったのが、紅葉の名所<東福寺>。ここの通天橋から見る紅葉は、京都随一と言われています。

東福寺といえば、通天橋からの眺めが有名なのですが、東福寺へ向かう臥雲橋からも通天橋を望むことができます。ここがまたすごい人。だけど、橋の上から見る紅葉はとても素晴らしく、この先もっと綺麗な紅葉に出会えるのかと思うと、はやる気持ちを抑えられなくなります。

そして、いよいよ通天橋。さすがに名所と謳われるだけあり、ここからの眺めは最高。赤や黄色とさまざまな色に映えた紅葉は、これだけでもわざわざ京都まで来た甲斐があったというもの。季節的にも、たぶん最高の見ごろだったのではないでしょうか。今回の京都の紅葉見物では、一番の美しさでした。通天橋のあたりは、約2000本のカエデがあると言われ、洗玉澗という谷をはさんで、ゆっくりと散策ができます。

その後、大方丈の中を見学し、「国宝<竜吟庵>特別公開中」という看板につられて、予定にはなかった<竜吟庵>と隣の<即宗院>を見学。<竜吟庵>は、庭が斬新な石庭で面白かったけど、たいしたこともなく、<即宗院>は、ちょっと立派な民家の庭園という感じで、しかも紅葉もあまり綺麗ではなく、ちょっと見どころ的には劣りました。

南禅寺

748e1f12.jpg次は<南禅寺>へ。
ここも紅葉の名所。でも、東福寺に比べると、すでに枯れ始めたモミジもあり、逆にこれからといったものも多く、木によってかなりバラつきがありました。

まずは、三門横の<天授庵>へ。
南禅寺を代表する塔頭の一つで、石庭や、小さな池があり、とても趣があります。庭園の美しさと見事な紅葉のコントラストが最高で、今回の南禅院の中では、ここの紅葉が一番きれいでした。

その後、石川五右衛門が「絶景かな!」という名台詞をはいたという三門の上に上がり、明治時代に造られた赤レンガの雰囲気のある水路閣というアーチをくぐり、ここも庭園(杉苔がすごい!)が見事な南禅院を回り、国宝の大方丈へ。方丈には狩野探幽や狩野永徳らの襖絵があるということで、大変楽しみにしていたのですが、あまり保存状態がよろしくなく、ちょっと薄汚く、見栄えが良くなかったです。重要文化財らしいのですが、それなりの博物館などに預けて、修復保存したほうがいいのでは?なんて思いました。

永観堂

f848d136.jpgこころお昼の小休止、否、お店が大行列で大休止となってしまったのですが、とりあえず、お腹も満たされ、次の目的地<永観堂>へ。

ここも紅葉の大変素晴らしいところ(というか、今回は紅葉の名所ばかりを選んだので当然なのですが)。ちょうど時間も3時を回り、西日も差し、紅葉の色もさらに美しさが増します。でも、永観堂の紅葉は、まだピークには達していない様子。来週あたりはもっと綺麗なんじゃないでしょうか。

永観堂の本堂は、方丈と釈迦堂や御影堂、阿弥陀堂が全部つながっていて、その中をぐるりぐるりと見学できるのですが、いろんな部屋があり、また眺めも良いし、とても面白かったです。重要文化財で、以前から見たかった「みかえり阿弥陀」さまも初めてご拝顔することができました。

ひととおりお堂の中を回ったら、一度外へ出て、少し高台にある<多宝塔>へ。ここからの京都市内の眺めは、とても美しくて、感動的でした。

真如堂

04c1b45c.jpg当初の予定では、銀閣寺もコースに入れていたのですが、秋の日没は早いから、さすがに銀閣寺までは行けなけないと判断し、永観堂から歩いて15分ぐらいのところにある<真如堂>へ最後の紅葉見物に行きました。

ここも京都の紅葉の名所。でも、ここもまだ見ごろには早かったみたいです。来週あたりはかなり良いんじゃないでしょうか。

ここはこじんまりとしたお寺なのですが、三重塔があって、紅葉とのバランスが素晴らしいところですが、すでに4時を回り、日もかげり、きれいな紅葉を撮るにも、ちょっと明るさが足らなくなってしまいました。
こちらは本堂には上がらず(本堂だけ拝観料が必要)、まわりをぐるりと回って、フィニッシュ。

今回の京都は、人の多さにもびっくりしましたが、やっぱり京都はいいなぁとあらためて実感した旅となりました☆

2005年11月06日

十四代 秘蔵 純米焼酎5

a59e3b50.jpgちょっと前に偶然に、しかも定価で購入した<十四代 秘蔵 純米焼酎>。
めったにお目にかかれない日本酒の銘酒<十四代>を造っている高木酒造の手による、これまためったにお目にかかれない、今やプレミア焼酎の筆頭に上げられるような代物です。

米焼酎は普段呑み慣れていないせいか、味の基準が判りかねるところもあるのですが、日本酒に似た透明感のある甘くすっきりとした綺麗な味と、吟醸酒さながらの豊かな香りに心地よい気分になります。

あまりの美味しさに、気がつけば、一日で4合瓶がすでに半分(笑)
それ以来、少しづつ呑み続けていましたが、とうとう完飲してしまいました。
今度いつ巡り会えるのか…。
urayamaneko at 15:04|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)sho-chu 

2005年11月05日

蜘蛛の巣

09472622.jpg先日の文化の日に久しぶりに舞台を観てきました。アガサ・クリスティーの「蜘蛛の巣」。
友だちが出てまして、しかも大好きなクリスティーの劇だし、いつも招待受けても、なかなか足を運ばないから、たまには(^^ゞ

思えば、ぼくが初めて(親に連れて行かれずに)芝居を観に行ったのは、高校の時に観に行った同じくクリスティーの「検察側の証人」。あれから何十年経つんでしょうか…(笑)

クリスティーのお芝居というと、海外では「ねずみとり」が有名ですが、この作品も同じようにロングランされた人気作なんだとか。日本では、「検察側の証人」がかかるのは多いのですが、「ねずみとり」も「蜘蛛の巣」もあまりやらないんですよね…。

中学生の頃、クリスティーに思いっきりハマったことがあって、 今も実家には30冊ぐらいは文庫本が本棚に並んでいるのですが、 この「蜘蛛の巣」は戯曲だったこともあって、未読でした。 だから、ストーリーも当然結末も知らず観ることができました。

これから外交官の夫が大事なお客さんを連れてくるといった矢先に、 妻が居間に死体を見つけて、義理の娘が殺人をほのめかすような告白したものだから、 友人たちに手伝ってもらって死体を隠し…というストーリーで、 会話や展開がユーモラスで、 いきなり死体が消えてしまったりと、 どことなく『ハリーの災難』を思わせるようなところもあったり、 最後には大どんでん返しが控えていたり、 十分にアガサ・クリスティーの推理劇を堪能できました。 3時間半という長い作品でしたが、 あまり時間の長さも感じませんでした。

実は自分も高校生のとき、一度だけ演劇をやったりしたことがあったもんですから、 なんか、ああいう空間の面白さを久々に思い出したりしてしまいました。 たまには演劇を観に行くのもいいですよね。
urayamaneko at 18:09|この記事のURLComments(4)TrackBack(0)theater 

2005年11月02日

鰻供養

db56c91e.jpg針供養ってのは有名ですが、「鰻」を供養するというのは初めて知りました。

「鰻のかば焼き」大好物なんですが、やっぱり供養してあげなくちゃダメなんでしょうかね(笑)
urayamaneko at 14:26|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)day-to-day 

2005年10月30日

銀滴 復刻版5

銀滴 復刻版大好きな芋焼酎、<銀滴 復刻版>。
去年は、結局お店では買えず、会社の近くの焼き鳥屋に呑みに行くだけで終わってしまいましたが、今年は早くも<初蔵出し>が店頭に並んでいるのを見つけ、早速2本購入してきました(^^ゞ

<復刻版>は、ほかにもいくつかある王手門酒造の<銀滴>シリーズの中で、元祖(?)に位置するもので、大正時代に造られていた芋焼酎を、当時の製造方法のまま再現したものです。

その<銀滴 復刻版>は決して洗練された味わいの焼酎ではないし、初心者に呑みやすいとは言えない代物かもしれませんが、この荒っぽさとコクのある感じ、そして芋の旨味と甘さのバランスの良さが、たまらなく美味しいのです。ほかの焼酎ならデメリットに感じる雑味さえ、この焼酎では味のポイントに思えてしまいます。

当然、無濾過なので、瓶を振ると、ゴミみたいな浮遊物がチラホラ動くのも、ガツン系ファンにはたまりません(笑)

ぼくは大概、ロックで呑んでいますが、匂いのキツさとか、フーゼル油特有の口当たりが苦手な方は、お湯割りで美味しくいただけると思います(たぶん)。
urayamaneko at 14:10|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)sho-chu 

5

縁酒屋のおじさんに薦められるままに購入した<縁(えにし)>ですが、これが滅茶苦茶うまいのなんの。すぐ空になってしまったので、翌週また買いに行きました(笑)

芋は紅黄金芋を使用。麹は黒麹(米麹)。一年寝かせた原酒を使用しているそうです。

黒麹の芋焼酎ならではの深いコクと甘さがとても印象に残ります。味はとても濃いです。太くて深みもあります。でも、ドッシリとした印象の割には、口当たりはまろやかで柔らかく、喉越しもすっきりしていて、ソフトです。

最近初めて呑んだ芋焼酎の中では、久々のヒットです。
これも「縁」というものでしょうか。
urayamaneko at 14:07|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)sho-chu 

2005年10月27日

さとうきび畑

ねえ あんた季節外れのネタですいません(笑)

「さとうきび畑」といえば、森山良子。
ここ数年、森山良子の「さとうきび畑」は、戦争の悲惨さを訴えるメッセージ性とともに、終戦記念日の前後になると、ドラマの主題歌になったりして、よく耳にするようになりました。

森山良子の「さとうきび畑」が注目を集めたとき、「あ、この曲、聴いたことある」と思ったのですが、ぼくの頭の中にある「さとうきび畑」とどうも合致せず、その(心の中が)すっきりしない状態のまま、今に至っていました。

ところが、ある日、とある掲示板で、昔この歌がNHKの「みんなの歌」で流れていて、しかも“ちあきなおみ”が歌っていたことを知ったのです。

ぼくの記憶の中にあるのは、小学生ぐらいの頃の印象で、放送の時期も合致していました。それで、先日、思い切ってちあきなおみのベスト盤を購入してしまいました(爆)。まぁ、好きな曲は何曲かあるから、まぁいいやと思って(^^ゞ

やっぱり、ちあきなおみでした。ぼくの頭の中にあった「さとうきび畑」は。収録されていた曲は、昔のテレビの音源だったので、モノラルで、しかもフルバージョンではありませんでしたが、確かにあの「ざわわ」は森山良子でなく、ちあきなおみです。こうして聴くと、雰囲気も全然違います。

秋風もめっきり寒さを増す中、我が家では毎晩「ざわわ、ざわわ、ざわわ〜♪」が流れています(笑)
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2005年10月23日

エリコの丘から

エリコの丘からE.L.カニグズバーグの「エリコの丘から」を読了。

カニグズバーグというと、「クローディアの秘密」を映画化した『クローディアと貴婦人』を観たことしかなかったのであまりこの作家のことは知らなかったのですが、児童文学の世界ではかなり人気の作家のようです。で、なんで今ごろ児童文学を読んだかというと、この作品の中に、タルーラ・バンクヘッドというぼくの好きな女優が登場するからなんです。
もちろん、創作されたタルーラで、しかも幽霊なんですけどね。

タルーラは、地上から訪れた女の子と男の子に、自分の大事な宝石を見つけ出すため、奇妙な仕事を頼まれるのですが、そうした過程の中で二人はいろいろなことを学び取っていくというストーリー。

前々から、読みたいと思っていても、そこは児童文学だし、今さらなぁ〜と思っていたのですが、先日「死の棘」という重い内容の本を読んだこともあり、ここはちょっとライトな本を読もうかなと思い、買ってしまいました。

子供向けの本だから、漢字にふりがなが振ってあるのはご愛嬌(笑)
ところどころに、タルーラ語録があったりして、ぼくはそれなりに楽しめましたが、こんな難しいことを書いてある本を果たして対象の小学5〜6年生に分かるのでしょうか?

でも、考えてみると、自分の小学生の高学年の頃には、一端のSF小説や推理小説を読んでましたからね。子どもは、大人が思う以上に、実は子どもじゃないんだと思います。
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2005年10月16日

放浪記

放浪記先日、DVDに録画しておいた成瀬巳喜男監督の『放浪記』を観ました。

『放浪記』というと、森光子の舞台が有名で、うちの母親も何度も観に行っていますが、映画の主演は高峰秀子。化粧で顔の雰囲気を変えたとかで、顔の表情も、話し方も、いつもの高峰秀子とは全然違い、この作品に対する意気込みがとても伝わってきます。

『放浪記』は、林芙美子の半生を綴った日記風の小説で、彼女の出世作ですが、映画ではその放浪記で語られる林芙美子だけでなく、晩年の様子まで描いています。

林芙美子といえば、成瀬の『めし』『稲妻』『浮雲』といった代表作の原作者でもありますが、急逝した林芙美子へのオマージュというか、いたわりのような気持ちがこの作品には込められているような気もしました。

昔飼っていたわが家のネコのお墓があるお寺に行く途中に、林芙美子記念館があるのですが、いつも通り過ぎてしまっているその記念館に、今度訪れてみたいと思います。

2005年10月15日

死の棘

死の棘島尾敏雄の「死の棘」を読了。

昔、小栗康平監督・松坂慶子主演の映画『死の棘』を観たことがあるのですが、あの時感じた凄まじさとか狂気とかは、ほんの序の口でしかなかったというような世界が、この原作には広がっています。延々と。

夏も終わりというある日、思いやりの深かった妻がいきなり発狂をする。原因は夫が何年も家を省みず、外に愛人を作っていたこと。妻は何もかも知っていて、我慢に我慢を重ねていたのですが、とうとうその恨み辛みが堰を切ったように溢れ出す…というお話です。

文庫本で600ページを越す長編ですが、最初から最後までずーっと妻は夫に、自分や子どもたちがどれだけ苦労したか、愛されないことがどんなに辛いことか、あの女には何を買ったか、どこへ遊びに行ったか、私はそんなものを買ってもらったこともない、連れて行ってもらったこともない、女の写真を出せ、まだ隠しているだろと、ねちねちネチネチ詰め寄ります。夫はただただ許しを請うだけ。自分の罪業を報おうとひたすら献身しますが、妻は執拗なまでに夫の過去を暴きたて、疑惑は尽きることがなく、発作は果てることがありません。

その言葉は、ひとつひとつ棘のように突き刺さり、抜いても抜いても、先が肌に刺さったまま切れてしまったかのように、いつまでも痛みが残ります。

詫びても詫びても、繰り返される詰問に、ついには夫も死を選ぶ覚悟さえします。やがて、精神病院に通うようになり、解決の糸口が見つかりかけたときに、再び…。

重く、救いようのない、崩壊した日常の中にも、それでも夫を慕う妻と、妻に誠心誠意の奉仕を続けようと誓う夫の、細く頼りなげだけれど、一本の道が絶えずそこにはあり、その道の上に微かな光がさしかかっていることを、唯一の助けとして最後まで読み通しました。最初は、夫の浮気で妻の気がふれ、修羅場と化した家庭の話かと思っていたのですが、実はとても深い夫婦愛の話であったのです。
久しぶりにずしりと響く小説を読んだ気がします。
urayamaneko at 15:35|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)book 

2005年10月13日

山本屋総本家

味噌煮込みうどん2ヶ月ぶりに名古屋に出張してきました!

今日はお昼前には名古屋に着いたので、この前、行列に圧倒されて入れなかった「山本屋総本家」で<味噌煮込みうどん>を食べてきました♪

お店に入ると、なんともいえな味噌の甘〜い匂いが。
しこしこを通り過ぎて、芯が残ってるんじゃないかと思うような(笑)腰のあるうどんと、甘く濃厚な八丁味噌のお汁が絡み合って、すごく美味しかったです!

東京人のぼくからしても、かなり濃いい味付けで、さすがに汁は全部飲めませんでした。今日はご飯は頼まなかったのですが、ご飯にこの汁をかけて食べるのも絶対美味しいでしょうね。

2005年10月08日

そろそろこんな季節

櫨ここのところ、東京は雨や曇りの日が続いていて、今日もなんだか嫌な天気ですが、そうこうしているうちに秋は少しずつ深まっているみたいです。

わが家のはぜの木も少しずつ紅葉が始まりました。

今週は会社でも、今年の忘年会の幹事は誰がやるかとか、カレンダーは何部作るとか、そんな話が早くも出ました。

もう10月も中旬ですもんね。
urayamaneko at 17:00|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)day-to-day 

2005年10月06日

私の大好きなモリコーネ・ミュージック 小泉純一郎選曲

私の大好きなモリコーネ・ミュージック 小泉純一郎選曲とうとう国会でモリコーネが話題に!

「小泉純一郎首相(63)が選曲したCDの新聞広告が波紋を広げている。5日の参院予算委で民主党議員が「軽はずみな行為では?」と批判したのだが、先の総選挙で歴史的大勝利を収めた首相の勢いは止められそうにない−。」(夕刊フジ)

どこまで本当に小泉総理の好みが反映されているのかは分かりませんが、ちょっとかなりマニアックな選曲です。一応、チャリティー・アルバムということなので、小泉総理に選曲料金とかが入るわけではないと思うんですがね。

明日から、モリコーネの東京公演が始まります。総理も来るんですかね??
urayamaneko at 19:17|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)music 
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