こんばんは、ゆあ(UR)です。

本日のアイドル法話は、マウスコンピューターのCMから
僕が感じたことを書かせて頂きたく思いまうすで御座います。

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ねずみに扮した乃木坂ちゃんの尊いこのCMを拝見しまして、
僕はある仏教説話を連想いたしました。

それはジャータカという説話集に収められている、山犬とねずみのお話です。

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どういうお話か僕なりに簡単にまとめ、ご紹介させて頂きます。↓

ある林にねずみの一族が住んでいました。

そんな彼らのもとに一匹の山犬が現れます。

不思議なことにこの山犬は、大きな口を開けて太陽に向かい一本足で立っていました。

その姿を見たねずみの王様は山犬にどうしたのですかと話しかけます。

すると山犬は

「私は修行者です。
なのでいのちあるものを食べず、口を大きく開けて風を食べています。
一本足で立つのは、四本の足で立つと大地が私の重みを支えられないからです。
そして太陽に向かい礼拝しているのです。」


と答えました。

それを聞いたねずみの王様は感服し、
一族みんなで山犬の身の回りの世話をすることにしました。

しかしそれから何日か経ったころ、ねずみの一族はある異変に気づきます。

なんだかやたらと巣の大きさが広く感じるのです。
そう、一族の数が明らかに減っていたのです。

ねずみの王様はこれは一体なぜだろうと考えました。
そしてある行動を起こすのです。

いつものように一族みんなで山犬の世話を終えたとき、
王様は他のねずみを帰らせ、自分が山犬のそばに最後まで
残って彼の様子を伺いました。

するとどうでしょう。
突然山犬が襲ってきたのです。

実は山犬はねずみたちを騙していました。
修行者というのは嘘で、世話をしにやってきたねずみを
毎回一匹ずつ食べていたのでした。

山犬の攻撃をかわした王様はこう叫びます。

「修行者のふりをして他者を騙し、偽りの信頼を得て悪事を行ってたのか」

そして王様は山犬の頚動脈に噛み付き、彼を討伐しました。


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立派な人のように振る舞って他者を騙し、害する。
そんな「山犬」の生き方を自分はしていないだろうか。

自分の生き方は「山犬」になっていないだろうか。

まわりに対してどのように接しているだろうか。
いま一度考えてみよう。

この説話は僕たち一人ひとりにそのようなことを
問いかけているように思えてなりません。

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この「問い」を深く受け止めていきたいものです。


合掌

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