2008年08月14日

イタワリ・サラワリ・カゴワリ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oval-Link Co.,Ltd

棚割りという言葉がある。

これは売場の棚をどのように商品配置をするか?
を図式化したものだ。
英語で、プロノグラムとも言う。

人によって棚割図の描き方はいろいろあり、

●エクセル
●パワーポイント
●イラストレーター
●CAD
●鉛筆書き
●棚割り専用ソフト

などの手段がある。

棚割り図は、おもちゃ・家電商品・本・食品の
ように箱モノで構成された場合は、書きやすい。

だが、アクセサリー、漬物、刺身、惣菜、パンのように
決まった形がない場合は、図を書くのが容易ではない。

こんなときは、それら商品を入れる容器単位で
売場を割るといい。
解説しよう。



●イタワリ

ペンダント、ネックレス、指輪などのアクセサリーは
展示台の上に載っている場合が多い。
展示台は、大・中・小・・・とサイズがパターン化
されているから、サイズごとの板にどのくらいの量の
アクセサリーが載るか計算することで、展示品数を
割り出せる。



●サラワリ

漬物、てんぷら、刺身、サラダなどは、
皿の上に載っていることが多い。
こちらも上記同様、その皿にマグロの切り身が
何枚載るか?等を計算して、売場に皿を割り当てる。



●カゴワリ

パンは、バスケットに入れて陳列することが多い。
また、手芸クラフトの店では、投げ込みといって
バスケットに毛糸や布を巻いてカゴに入れている。

カゴの中に何個毛糸が入るかを計算して、
カゴの数と配置を割り出す。
カゴが上げ底の場合もきっちり計算する。




このようにすれば、箱ではない、複雑な形の商品や
量り売りしている商品も棚割りにすることができる。

棚割りソフトを使用している場合、
丸や四角の商品がメインとなるので、
カゴや板に置き換えて配置すれば、問題ない。

ただ、POSと連動はできなくなるので注意が必要だ。












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