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棚割りという言葉がある。
これは売場の棚をどのように商品配置をするか?
を図式化したものだ。
英語で、プロノグラムとも言う。
人によって棚割図の描き方はいろいろあり、
●エクセル
●パワーポイント
●イラストレーター
●CAD
●鉛筆書き
●棚割り専用ソフト
などの手段がある。
棚割り図は、おもちゃ・家電商品・本・食品の
ように箱モノで構成された場合は、書きやすい。
だが、アクセサリー、漬物、刺身、惣菜、パンのように
決まった形がない場合は、図を書くのが容易ではない。
こんなときは、それら商品を入れる容器単位で
売場を割るといい。
解説しよう。
●イタワリ
ペンダント、ネックレス、指輪などのアクセサリーは
展示台の上に載っている場合が多い。
展示台は、大・中・小・・・とサイズがパターン化
されているから、サイズごとの板にどのくらいの量の
アクセサリーが載るか計算することで、展示品数を
割り出せる。
●サラワリ
漬物、てんぷら、刺身、サラダなどは、
皿の上に載っていることが多い。
こちらも上記同様、その皿にマグロの切り身が
何枚載るか?等を計算して、売場に皿を割り当てる。
●カゴワリ
パンは、バスケットに入れて陳列することが多い。
また、手芸クラフトの店では、投げ込みといって
バスケットに毛糸や布を巻いてカゴに入れている。
カゴの中に何個毛糸が入るかを計算して、
カゴの数と配置を割り出す。
カゴが上げ底の場合もきっちり計算する。
このようにすれば、箱ではない、複雑な形の商品や
量り売りしている商品も棚割りにすることができる。
棚割りソフトを使用している場合、
丸や四角の商品がメインとなるので、
カゴや板に置き換えて配置すれば、問題ない。
ただ、POSと連動はできなくなるので注意が必要だ。
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