2024年06月12日 15:32

天気:晴れ
 昨日、京橋の飲み屋の大将、まっちゃんが亡くなりました。行年73歳、早すぎます。ほんまに突然のことで、まだ信じられへん気持ちです。
 まっちゃんとの出会いは、20年ほど前。職場が店の近くで、前を通るたんびに気になって入りました。1階はカウンターだけで9席くらいなので、まっちゃんや他の客としゃべりながら飲むので、盛り上がり方がすごいです。去年やったか、初めての客が「こんなおもろいし、うまい店ないわ」いうてました。そのとおり、料理人歴55年のまっちゃんは、口は悪いけど、腕は確かで、本人も料理では絶対手抜かへんいうてました。一度、昼の仕込み中に行ったら、出し汁を飲ましてくれました。そのうまさと濃さにびっくり。というわけで何人もの友人、知り合いをまっちゃんとこへ連れて行きましたが、異口同音に「うまい!」いうて何回も通うようになりました。

 まっちゃんは和歌山県南部町の出身で、ワテも同県人なので、二人だけの同県人会をつくり、年上のワテが会長、まっちゃんが副会長いうて喜んでました。まっちゃんの性格は、正直、かなり浮き沈みが激しく、ズバズバものいう真っすぐ人間でした。なので、客とも時々衝突してましたが、ほとんどの客は、まっちゃんの性格を知ってるので、客のほうが引いてました。それに、まっちゃんの人間を観る眼力がものすごく、パアと顔を観た瞬間、その人物がわかるというてたし、よく当たってました。もうかれこれ10年ほど前、夕方で客が3人、席はガラガラやのに、若い二人ずれが入ってきたら、いきなり「今日は満員や、帰ってんか」。何かひらめいたみたいやど、これにはびっくり!

いいだしたらキリがないけど、ワテはまっちゃんからは全幅の信頼をされており、「友だち以上やな」とまでいうてた、そのまっちゃんが亡くなるなんて世の儚さがしみじみと感じます。合掌。

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(今年4月のまっちゃん)
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(まっちゃん自慢のくじらの刺身、絶品)


2024年05月28日 14:40

天気:雨
ものすごく久しぶりのブログ記事です。
今日は朝から雨が降り続いてます。沖縄は水不足とかみたいなので恵みの雨かも、です。

最近「よき友、よき酒、よき本があれば幸いかな」とおもてます。
その友が急に増えてます。ほとんどが友を介してできた友です。
そのうち二人は落語、映画を通じた友でです。なんやかやと飲みに行ってます。二人は30代、40代と比較的若い男女で、それなりの会話を楽しみながら酒を飲んでます(肝臓心配しながら)。

もう一人は、息子が誕生した時(息子は52歳)アルバイトに行ってた設計事務症のFさん。Fさんもたまたま大学の先輩に紹介してもらいました。52年ぶりに京都お会いしましたが、どちらもすぐにわかり、再会を喜びました。Fさんとは京都へ絵の展覧会に行ったり、落語を聴きに行ったりして、月に1,2度会ってます。

更には今年3月、孫4号が昨年の沖縄行きの修学旅行が台風で2泊が1泊になったリベンジにと、孫と娘と3人で沖縄へ行ってきました。ちょうどその時、いつもウンガミで行ってる大宜味村のなっちゃんから「名護で模合の仲間が集まって宴会するからおいで」とのLINEあり、娘、孫一緒に特別参加しましした。よく顔を合わせてるなっちゃんやコウケン、コウワと中学の同級生のワタルと知り合い、ワタルからはしょっちゅう沖縄の写真などLINEで送られてきます。今度大阪に来るようです。イッパイやりましょう。

というわけで、新しい友が増えて人とのつながりの大事さがよくわかりますが、どうも人にはつき合いのキャパシティがあるらしく、今までのつき合いが薄くなってるのかなあという気がせんでもありません。昔、仕事でも直接関われるのは10人というのをきいたことありますが、そんなもんかも、と思う次第。

2024年01月07日 14:28

天気:晴れ

昨日は小雪。寒に入りました。
遅ればせながら新年のごあいさつを申し上げます。
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今年もよろしくお願いいたします。

2023年10月30日 10:07

天気:晴れ
あーっという間に10月も終わり。気候も今月はじめには夏の空気が残ってたのに、晩秋をおもわせる空気。完全におかしいと、ようやくみんなが言い始めてる。もう手遅れが実感。

連日イスラエルのGAZA侵攻のニュースが流れてる。イギリスのだましも含め、イスラエルとパレスチナは複雑な歴史があるので、簡単にどっちが悪いとはいえないが、とにかく、何の罪もない一般市民が殺されていくのは耐え難い。テロ集団としてのハマスを攻撃し、一般市民を巻き添えにしてるイスラエルをみてると、1970年前後のヴェトナム戦争を思い出した。
先日みたF・コッポラ監督の「地獄の黙示録」に、ベトコンをやっつけるためにナパーム弾で密林を焼き払うアメリカ軍の空爆が出てくる。まさにそれだ。
EUでは、ウクライナでロシアを非難しながら中東ではイスラエルをかばうアメリカはダブルスタンダードとして、アメリカへの非難が高まっている。
まだまだ20歳前半で若かったヴェトナム戦争の時は、べ兵連(ベトナムに平和を 市民連合)のデモにもよく行ったが、いまの日本は静かだ。


2023年09月27日 13:53

天気:晴れ
彼岸も過ぎ朝夕はちょっとは涼しくなってきました。最近、落語づいてます。先週は雀喜さんのを2日、日曜ははじめての門戸寄席で雀太さんの(これは娘と孫5号同伴)、月曜は雀三郎師匠のと4回行きました。門戸寄席では子供は孫だけやったので、雀太さんの助演の太遊さんにいじられてましたが、ものすごく笑ってました。落語家になってくれへんかなあ。

さて、政治と宗教いうたら、他の動物にはない(orほとんどない)人間の高度な知能の産物やとおもうし、むつかしいともおもいます。が、つきつめると、どちらも困ってる人を何とかしょうというもの。
政治はお金で、宗教は気持ち(精神的に)で何とかしょうというものではないかとおもいます。むつかしくありません。
だから、困ってる人にお金を差し上げようというのが政治、気持ちで助けようというのが宗教のそれぞれの原点です。むつかしいお経は知っていなくても、精進料理でなく肉を食べてても、その気持ちがあるなら立派な宗教家です。反対にむつかしいお経は知ってても、そんな気がなければ宗教家ではありません。以上。

2023年09月11日 16:16

天気:雨
8/31〜9/9まで沖縄本島に行ってきました。本島は4年ぶりかなあ。
K氏とG氏の三人です。主目的は大宜味村塩屋湾のウンガミ(海神祭)に参加するため。これは台風11号のため中止になりましたが、屋古地区のいつものメンバーが集まってきてくれて大宴会をしました。与那国のまきやさんが送ってくれたヤシガニのそばと、山羊の〇玉と赤身の刺身を用意してくれてました。行ったというより、なつかしい顔を見ると帰ってきたというのが実感。最近ではホンマ幸せを感じる時間でした。
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本部の備瀬の海岸。向こうの島は伊江島。備瀬の民宿で泊まりました。フクギの並木のある備瀬は好きで何回も来てるとこです。
その後、途中普天間基地がよく見える嘉数高台公園へ。普天間は自転車で来たときはすぐ近くに行きましたが、全体を見るのは初めて。見始めてから5分、眼が釘付けになりました。これぞ沖縄の基地。できた一句「子らの声震える空に白い雲」。この日はまったく音はしませんでしたが、前行った時はオスプレイかヘリのバリバリいう音が鳴りやみませんでした。
6日に二人と別れ、一人で渡名喜島へ渡りました。那覇の泊港から二時間弱で、泳げるし、昔の沖縄の風景が残ってる303人の日本で人口が2番目に少ない村。
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ここは軍事施設がなく、アメリカ軍が上陸してこなっかったから昔の建物が残ってるのです。ちゅうことは今基地の多い沖縄あかんやんか!
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同じところを描きました。ここもフクギの多いとこ。あとで観光案内所に行くと、おねえさんが「ここは村のポスターになってるとこ」いうてました。わても眼のつけどころが悪ないかも。
最後の晩、那覇のホテル近くの宮古出身のおばちゃん一人でやってる「ななしん屋」へ飲みにいきました。あとで入ってきたトカケンさん「ママ、久しぶり。2時間ぶりさあ」いうてました。中々いい店を発見。また行こ。
あと、もう一つだけ紹介。那覇のむつみ橋通り近くのマッサージ屋の大将が話好きで、こんなことをいうてました。沖縄のオジィの話。
オジィ「先生、夜寝れないので眠り薬ほしいのさあ」
医者「なんで寝れないの?」
オジィ「蚊がいっぱい来て、かまれるからさあ」
医者「蚊取り線香買いなさい」
大将、元病院勤めでほんまの話(?)。

それにしても沖縄には目のクリっとしたべっぴん、おとこまえ多いなあ。以上です。

2023年07月21日 10:11

天気:晴れ・暑い
おとつい梅雨が明け夏の青空が広がってます。西表のまゆっぺがコロったというLINE、幸い軽くてすみそうとのこと。本人いわく「まさかや!」

前回の続きです。差別する気持ちが自分にあるのか、という問いです。
あります。人間である以上、なくならないのではないか。
日頃、障がい者やホームレスに対する差別には敏感であるし、あってはならないと思っているが、生きていく上では人間は利己的にならざるをえず、その利己心には他人への差別は含まれているのではないか・・・という想いです。

2023年07月18日 11:46

天気:晴れ・暑い
灼熱地獄の毎日。きのうの扇町の屋外プールは芋の子を洗うようでした。

今朝、NHKニュースで有吉佐和子の小説「非色」の紹介をしてました。「非色」は読んでませんが、出身地のことを書いた「紀ノ川」は地元の言葉がでてきて好きな本です。「非色」はまだアメリカでも黒人差別が普通にあったころ、黒人と結婚した日本人女性を主人公に書いてるようです。
元々差別するということは、自分よりまだ下の人間がいるということで安心するorまだましだと思うということやとおもてました。だから自分が社会的に下にいてると思う人間ほど差別意識が高いのです。有吉佐和子も「非色」で書いてるのも同じようなことのようです。一度読んでみたいと思います。

2023年07月12日 14:11

天気:晴れ・暑い
梅雨明けのような天気です。太陽光の強さが明らかに違う。
先週、久しぶりに映画を観に行きました。インド映画の「RRR」です。3時間、最後オシッコをがまんしました。この映画、エンタメの要素満載、観てるぶんにはあきません。が、しばらくすると消えてなくなります。「ひまわり」との違いです。

ウクライナや台湾有事、北朝鮮などキナクサイ話が世界を駆け巡っており、日本も軍拡路線を進めようとしています。これもアメリカにいわれてのことのようですが、日本の世論も、平和主義いうてて攻め込まれたらどないすんねん、自衛隊の実力をつけとかなあかん、という感じになってます。それをええことに自民の軍拡派は岸田はんに詰め寄ったんちゃうかと容易に想像できます。わても平和、平和いうててボオーっとしてたらいかれてまうなあという気になりかけてました。
この前の日曜、TVをみてたら、戦後のこの国の基軸であった「平和主義」が消えたということをいうてるコメンテイターがいました。そや、そや!日世界がどうあろうと「平和主義」をつらぬくことこそが日本の独自路線やと思いなおしました。
広島出身の岸田はんがいうたらピッタリおもう。けど、この人、総理大臣になることが目的で、これを手段になんかする気はないようなので、無理やなあ


2023年07月05日 15:11

天気:曇り
おとついの月曜、沖縄の大宜味村からきたコウケン他3名と大阪市内観光。コウケンは、わてが6回行ったウンガミ(海神祭)の地元で住んでて、10数年くらいのつき合い。市内観光は大阪城ー天満橋のお好み焼きーあべのハルカスー道頓堀ーイッパイ飲み会というものでした。最後の飲み会では、わてがしこたま飲んで最寄り駅まで送ってもらう始末。どこが案内人やねん・・・。よう歩いて疲れましたが、楽しい一日でした。

先々週の日曜、ご近所さんが集まっての食事会がありました、というか、あったそうです。いつもやる8月の地蔵盆に集まるメンバーのようですが、なぜかわては呼ばれませんでした。向かいのSさんは「行くんやろ?きいてへん。ほんならFさんにきいてくるわ」というてFさんとこに行ってくれました。今回は昔からのメンバーの集まりで、新しいわてやTさんは呼んでいないとのこと。正直、こころの中ではモヤモヤ。
後日、むかいのTさんの奥さんが来て「中西さん呼ばれへんかったんやてね。おかしいわ、10年も住んでるのに」。またNさんも家に来て「ホンマごめんね、こりんと出てきてや」いうて缶詰くれました。いつも近所のおばちゃんで一番ようしゃべるKさんも「Iさんが気にしてたわ」いうてくれてました。
というようなことがありました。いっぱい気にしてくれる人がいてるいうことです。


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