我が家にはピンク色のゾウさんの貯金箱がある。

もともとはフィンランドの銀行のノベルティだったらしい貯金箱で、
コロンとした形状と、手のひらに乗るサイズ感が可愛くて気に入っている。

日本の場合とは違って、韓国では小銭の使い道が限られているので、
お釣りとして小銭が手に入る度に、その貯金箱に入れるのが習慣化して久しい。



チリも積もれば


以前は10ウォンと50ウォンしか入れていなかったのだが、
それだと貯金箱がいっぱいになったところで金額も知れているので、
今は100ウォンと500ウォンもどんどん入れるようにしている。

で、貯金箱がいっぱいになる度に銀行に入金しに行っているのだが、
金額としてはだいたい1回当たり3万ウォン弱といったところか。

ところで、この貯金箱の底はちょっと特殊な構造になっていて、
付属の鍵を使わない限り、絶対に開かないようになっている。

だから、その鍵は引き出しの中の決まった場所に入れておいて、
なくしたりしないように気をつけて保管していた。

・・・が、気がついたら紛失していた!

娘に罪を着せたいわけでは決してないのだが、
時々引き出しをゴソゴソとしているので、たぶん娘が落としたのだと思う。

それを、猫がじゃれてベッドの下かどこかに追いやってしまった可能性が大。

我が家の寝室にあるベッドは下に収納がついているタイプのベッドで、
フレーム部分がとにかく大きい上に、とにかく重い。

掃除の度に「あー、動かしたい」と思うのだが、
とてもじゃないけど、動かすことは完全に不可能。

引き出し部分を引き抜いて、そこから掃除機を突っ込み、
掃除機が届く範囲だけ掃除をするのが関の山である。

このベッドは結婚した時に夫が実家から持ってきたモノなのだが、
申し訳ないけど、半年後の引っ越しの時には処分するつもりでいる。

マットレス部分は問題がないのでそのまま使う予定でいるが、
フレーム部分は、収納などなく、ごくシンプルなデザインのモノに買い替える。

使い始めた当初は、収納スペースが増えてラッキー♪ なんて思っていたが、
動かせない&掃除ができない点がずっと、ずっと、ストレスだった。

貯金箱の鍵がベッドフレームの下に入り込んでいる可能性が高くても、
処分するその日まで、フレームを動かすことはまず不可能・・・。

というわけで、当面、貯金箱を開ける方法としては下記の2通りしかない。


① ハンマーで叩き壊す。
② 同じ貯金箱をもう1つ買う(そうすれば鍵がついてくる)。


最初に考えたのはハンマーで叩き壊すことだったのだが、
いざやろうとすると、これってものすごく勇気がいるというか、なかなかできない。

もし何の変哲もない四角い貯金箱、とかだったらあるいはできたかもしれないけど、
なまじ生き物の形をしていると、心理的にちょっとキツいものがありまして・・・。

まったく同じ貯金箱を買うことも考えてみたのだが、
正直、貯金箱なんて1個あれば十分で、どう考えても2個は必要ない。

仮に新しい貯金箱を買うことによって無事に鍵をゲットできたとしても、
もしまたその鍵をなくしてしまったらどうするか?

不要な貯金箱が3個、4個、と増えていってしまうことにはなるまいか?
やっぱりこれは、勇気を出してハンマーを振り下ろすしかないか?

まあ、壊してしまったら壊してしまったで、また新しい貯金箱が必要になるのだが、
今度はもう、わざわざ買わないで、空き瓶か何かで代用することにするか。

・・・とまあ、そんな暗い気持ちでネット検索をしていた時、
いきなり朗報が飛び込んできた。

行き着いた先は、雑貨の輸入と卸をしている Puddleby という会社のサイト。

我が家にあるゾウさん貯金箱もこの会社が輸入している商品だったらしく、
トップページには「貯金箱の鍵」なる、まさに自分にドンピシャなメニューが!

早速クリックして、そこに書かれていた内容を読んだ瞬間、
もうね、喜びのあまりその場で小躍りしてしまいそうになったわ。


貯金箱の鍵をなくしてしまったら・・・
新しい鍵を無償でお送りさせていただきます。

1)定型郵便の封筒に、あなたの郵便番号と住所を記入し、
80円切手を貼って下さい。

2) 1)を新しい封筒に入れて、下記まで送って下さい。

〒134-0015
東京都江戸川区西瑞江4-23-32 
株式会社パドルビー 「貯金箱の鍵」係

3)新しい鍵を入れてお送りさせていただきます。
※当社取扱の貯金箱は各サイズ、各アイテムともに共通です。



ちょうど日本への一時帰国を目前に控えていた時期だったので、
帰国してすぐ、上記の住所宛てに切手を貼った封筒を送付した。

すると、一週間とちょっとで実家の住所宛てに返信が届き、
中を開けると、ちゃんと貯金箱の鍵が!


20170727_161503


ひらがなの練習も兼ねて娘に「かぎをおくってください」という手紙を書かせたのだが、
それに対する返信もオールひらがなで書かれて同封されていて、感激!

プラスチック製の貯金箱なんかもそうだけど、海外から雑貨を大量に輸入すると、
中には破損していたりして、とても売り物にならない商品が少なからず混ざっている。

おそらく、そういった貯金箱に付いていた鍵を別に保管しているのだろうと思うのだが、
消費者の立場からすると、本当にありがたく、心温まる配慮である。

パドルビーさん、ありがとう!
これからも、貯金箱を大切に使わせていただきます!