その穴の存在に気がついたのは、2週間ほど前のこと。

普段着にしている長袖Tシャツの前身頃の裾部分をふと見ると、
針でつついたような穴が何カ所かあいていたのだ。


「ん、この穴は一体なんだ・・・?」


最初に思ったことは、飼い猫のニモの爪だ! だった。
前足も後ろ足も、爪がシャッキーン! と凶器並みに尖っている。

切れよ! という声が聞こえてきそうだが、
切ろうとするとイヤがって噛んでくるので怖くて切れないの・・・。


抱っこした時に、後ろ足がちょうどひっかかる部分なのかも?

そう考えて、ニモを抱っこしながら爪が当たる場所を確認してみたが、
抱っこする時は後ろ足も一緒に抱えるので、爪は一切当たらないことが判明。

・・・となると、もしかして虫食いか?

防虫剤代わりのハーブのサシェも入れておいたんだけどな。
などと考えながら、同じ引き出しの中の他の服もチェックしてみた。

すると、他の長袖Tシャツ2枚にも、
まったく同じ場所、同じような大きさの穴があいていることがわかった。

やっぱりこれは虫食いなのか・・・?

と思ったのだが、被害(?)にあっていたのは計3枚の長袖Tシャツのみで、
同じ引き出しに入っている夏物の半袖Tシャツなどはまったく問題なし。

それに、虫食いであると仮定した場合、
袖や背中など、違う場所に穴があったとしても不思議ではない。

まったく同じ場所にだけ穴があく、というのは不自然だし、
考えれば考えるほど、原因は虫食いではない気がしてならなかった。

腕組みをして、じっくりと考える。

穴が見つかった3枚の長袖Tシャツには、
現在進行形でヘビロテ中、という共通項目がある。

単に着古したせいでTシャツの生地が薄くなってきていたのか?
と思ったのだが、穴があいたTシャツは3枚とも比較的新しいもの。

比較的、ではよくわからないと思うので具体的に書くと、
1月に日本に一時帰国した際に無印で買ってきたTシャツである。

手持ちの服の数が少ないので、購入後はヘビロテ状態に突入するが、
それでもまだ、やっと2カ月経つか経たないか、といった段階。

いくらなんでも摩擦で穴があくにはまだ少し早すぎるわけで、
穴があいた原因がまったくわからず、悶々とした状態で過ごしてきた。

問題の3枚の長袖Tシャツも、
腹部の数カ所の穴以外は何の問題もないので、そのまま着用。

穴があいた服なんか捨てろよ! という意見もあるだろうけど、
家着にちょうどいい長袖Tシャツはその3枚しかなくて、ですね・・・。

そんなある日、突如として穴があいた理由が判明した。



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上の画像は我が家のキッチン。

勘のいい方ならこの画像を見ただけでピン! と来ると思うのだけど、
キッチンカウンターとアイランドの高さが、ちょうどお腹のところに当たりまして。

これは日常的な動作をあらためて振り返ってみることで気づいたのだが、
自分はこのキッチンで料理をしたり、流しで洗い物をしたりする時、


カウンターに寄りかかるクセがあったわ・・・。


寄りかかった時に当たる場所は、ちょうど穴があいた場所。
穴は、ジーンズの金具とカウンターの間に挟まれた摩擦によるものだった。

それに気がついてからは、意識的に体を離すようにしているけれど、
気を抜いている時など、ついまた寄りかかってしまっていたりする。

長袖Tシャツに続き、夏物の半袖Tシャツにも穴があいてしまったら困るので、
この悪いクセはなんとしてでも今のうちに直さなくては。

ったく、あたしの爪も疑われて迷惑だったニャー。



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