毎日8時半には現場に着いて17時までは大工をしている。
帰りに現場の材料や明日の昼ご飯の買い出しなどして19時までには帰宅する。
とりあえずビールを呑みつつ事務的な雑用をして風呂に入る。
そこから絵の仕事やデザイン仕事、または大工の図面や見積りなどの仕事を始める。
チビチビ呑みながらやれる所まで進めて眠くなったら一旦眠る。
だいたい家に居れば22時前後に力尽きて寝る事が多い。
で、4時前後には起きて明日の現場の昼ご飯を作る。
そこから現場に行くまで制作の続きをしたり現場の手順や工法を考えたりして
まだ少し眠かったら7時過ぎまでは短時間眠ったりする。
この半年はそんなルーティンで過ごしている。

娯楽が無い。
仕事をしながら音楽を聞いたりするけれど常に仕事をしながらで
眠るまでの間に布団に入って少し本を読む位だ。

何だかすごく淡々として居る。
これでは絵画的スランプは抜け出せないなぁ....
その状況下でやれる事はやっているけれど自分がエキサイト出来る状態にはなれない。

淡々と粛々と日々描いた絵が良くなる領域にはまだまだ程遠いな。

現場は、でもまぁ日々淡々と進んでいる。
でもこの現場で自己主張しようとは最早思っていない。


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吉野の桧の床板。これでB品扱いの値段。
でもこの現場、そんな掘り出し物を使う意味があるのかなぁ...
誰も住む予定も活用プランも無いのに....
その事は考えない様に自己価値感から数歩離れて度外視して進めて居るけれど....

淡々と粛々と役割を果たして対価を貰い生活する。
普通には別に悪い事では全然無いだろうけど
このスタンスでは僕は今の状況からは多分抜け出せない。