震災の影響として末端な事だけど被災地から遠く離れた京都の僕達の仕事にも影響は少なからず出始めている。
僕の運営するUrBANGUILDはライブハウスである。
他府県からツアーで廻ってくるアーティストは勿論の事、海外各地からも毎月十数組は招集している。予測はしていたが東北地方大平沖地震の影響で海外からのアーティストの来日のキャンセルが相次いでいる。余震や放射能漏れを恐れてといったところもあるが関東地方東北地方の公演の実行が保証されず、その他の地域だけでは渡航費などの経費が賄えないという事だろう。
どの業種にも大きなダメージがあるはずなので特筆するのもどうかと思うが、東日本の同業者の立場で考えると、東京電力東北電力管轄の地域の計画停電も実際に電力が不足しているのだから仕方が無い事なのだが、ライブハウスにとっては電力が無いのは死活問題だ。昼以降のどの時間帯でも停電してしまえばリハーサルないしは本公演は出来ない。生音だけでのライブも考えられるが現時点で決定しているイベントに関しては不可能なジャンルの方が多いだろう。時間帯をずらす事も出来るだろうが集客は見込めないし告知も行き届くとは思えない。直前の公演キャンセルによる払い戻しなどの手数料の損害だけでも馬鹿にならない。国民全体意識としての余暇自粛モードは当然長引くだろう。そんな状況が数ヶ月続けば家賃などの固定費が高い首都圏での箱の維持は余程の財力が無ければ困難になるだろう。
被災地で避難生活をされている方や亡くなった方やその親族の事を思うと不満はとても言えないのは重々承知しているのだが・・・・必然的に付属して訪れる景気低迷を考慮した上でそれぞれの業種が対策を考え経済活動を維持しなければ被災地の復興も見えては来ないと思うのだが。

痛み分けはしても共倒れになってはいけない。