万両はマンリョウ、千両はセンリョウ。動植物名は表音文字のカタカナで分類します。
さうなんですから。
マンリョウは鳥の糞に混じつて庭、畑を問はずあちこちにで芽吹いて、あつといふまに果実を作ります。
なので、草取りではしばしば刈りとります。
センリョウはさつぱり。ここから一歩も動きません。
◇
秋の七草にあるキキョウはかつてアサガオとされてゐました。
萩の花 尾花 葛花 なでしこが花 をみなえし
また藤袴 朝顔が花 山上憶良:万葉集巻8
この朝顔にはキキョウ説、ムクゲ説、ヒルガオ説、アサガオ説があるとのこと。
憶良のころにアサガオ(古名:牽牛子けんごし)は日本になかつた(または薬用で、一般の鑑賞には供されてゐなかつた)、『新撰字鏡』898-901にはキキョウのことを万葉仮名で【阿佐加保】と書いてゐた、とも。
【阿佐加保】は音の表記ですから【あさがほ】、旧仮名で書く場合の【あさがお】です。
話が前後しますが、キキョウの学名は(ラテン語表記は)Platycodon grandiflorusで【(口の)広い釣鐘+大きな花】とのことですから、そのままアサガオに当てはまりさう。
◇
使用したpixelがそれぞれに《アトム名場面集》であつたらな、とは思ひました。
さうなんですから。
マンリョウは鳥の糞に混じつて庭、畑を問はずあちこちにで芽吹いて、あつといふまに果実を作ります。
なので、草取りではしばしば刈りとります。
センリョウはさつぱり。ここから一歩も動きません。
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秋の七草にあるキキョウはかつてアサガオとされてゐました。
萩の花 尾花 葛花 なでしこが花 をみなえし
また藤袴 朝顔が花 山上憶良:万葉集巻8
この朝顔にはキキョウ説、ムクゲ説、ヒルガオ説、アサガオ説があるとのこと。
憶良のころにアサガオ(古名:牽牛子けんごし)は日本になかつた(または薬用で、一般の鑑賞には供されてゐなかつた)、『新撰字鏡』898-901にはキキョウのことを万葉仮名で【阿佐加保】と書いてゐた、とも。
【阿佐加保】は音の表記ですから【あさがほ】、旧仮名で書く場合の【あさがお】です。
話が前後しますが、キキョウの学名は(ラテン語表記は)Platycodon grandiflorusで【(口の)広い釣鐘+大きな花】とのことですから、そのままアサガオに当てはまりさう。
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使用したpixelがそれぞれに《アトム名場面集》であつたらな、とは思ひました。