矢印部分にまとまつてゐるタネは、畑周辺ではニラのそれにそつくり。
左端に飛び出す薄茶色はカキでせうか。
漏斗と濾紙で丁寧に種をより分け、発芽させる。
東谷ではこんな実験もしてみたかつた。
ここではなぜできないか。一日を我がこと、喰う、寝るの「日常」と「実験」だけで割り切れないから──ではないかな。
骨取り用の砂場も設けたかつた。
洗濯物で休息をとつてゐた種子。
意外なことに『身近な草木の実とタネ ハンドブック』多田多恵子 文一総合出版の《風散布》中では、綿毛と種子の形状が《ガマの仲間》にそつくりでした。
ガマは大学構内の、1m×2m程度の枡(集水枡:水路に落ちる枯れ葉や砂を溜めるもの)一か所でしか見た記憶がありません。
四半世紀前の土石流後に造られた、大きな砂防堰堤内に人知れず繁つてゐるとか?
◇
妻の意向でこどもの人数分用意する、お鏡に載つてゐたミカンを切つてユズの木に差しました。年によつては気づかれないまま片づけることになりますが、野鳥へのお年玉です。
その後メジロの声と、ユズの木へ近づく姿を見る機会があり確認したところ、ほとんどが食べつくされ、皮が散乱。
ただ同時に先日の「ロウバイの蕾とともにあつた鳥糞」が残つてゐましたから、「ニラやカキの種が見られる鳥糞」とは別種ものか、メジロより先にたとへばヒヨドリの胃袋に収まつたかは不明。
※大寒初候 款冬華(ふきのはなさく)
左端に飛び出す薄茶色はカキでせうか。
漏斗と濾紙で丁寧に種をより分け、発芽させる。
東谷ではこんな実験もしてみたかつた。
ここではなぜできないか。一日を我がこと、喰う、寝るの「日常」と「実験」だけで割り切れないから──ではないかな。
骨取り用の砂場も設けたかつた。
洗濯物で休息をとつてゐた種子。
意外なことに『身近な草木の実とタネ ハンドブック』多田多恵子 文一総合出版の《風散布》中では、綿毛と種子の形状が《ガマの仲間》にそつくりでした。
ガマは大学構内の、1m×2m程度の枡(集水枡:水路に落ちる枯れ葉や砂を溜めるもの)一か所でしか見た記憶がありません。
四半世紀前の土石流後に造られた、大きな砂防堰堤内に人知れず繁つてゐるとか?
◇
妻の意向でこどもの人数分用意する、お鏡に載つてゐたミカンを切つてユズの木に差しました。年によつては気づかれないまま片づけることになりますが、野鳥へのお年玉です。
その後メジロの声と、ユズの木へ近づく姿を見る機会があり確認したところ、ほとんどが食べつくされ、皮が散乱。
ただ同時に先日の「ロウバイの蕾とともにあつた鳥糞」が残つてゐましたから、「ニラやカキの種が見られる鳥糞」とは別種ものか、メジロより先にたとへばヒヨドリの胃袋に収まつたかは不明。
※大寒初候 款冬華(ふきのはなさく)