2012年01月17日

「オステリア・ダ・クリハラ」/食の奨め

素材の味わいをシンプルに、ストレートに



新年のご挨拶廻りで夜も大忙しのMyuです。
夜の挨拶廻りが外食がちな私にとってはとっても重要?!なんですよ。
(言い訳、言い訳・・・



愛宕上杉山通を台原方面へ、仙台北税務署を過ぎた次の角を左へ。
昔ながらの通沿いにポツリと灯るグリーンの灯り・・・「オステリア・ダ・クリハラ」は
ひっそりと、そしてつつましやかに佇むイタリアンレストラン。

ガラス戸を開けると、更に木製の引き戸。ウッディな造りの店内は
厨房前のシェフズテーブルが2席、4人テーブル席が2つ、ダウンされた照明が
静かな雰囲気を醸し出しています。

クリハラは、オーナーシェフの栗原さん、そして女性スタッフ1人と二人で
切り盛りしている小さなお店。


アラカルト、コースメニューもありますが、
新年から「栗ちゃん、お腹すいた!美味しいのね!」と
今年もわがままなオーダーでスタート。(今年も甘えてすみませんシェフ。)

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前菜は「前菜盛り合わせ」。
イタリア産生ハムやサラミ、ホタテのムース、オリーブなどが並びます。
イタリアビールで喉を潤しながら前菜をつまみます。
今夜も良いスタートです。

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そして「白いんげん豆のスープ」。
寒い夜だけに、温かで素朴さとマンマの優しさを感じさせる様なスープが
身体に染みてきます。
豆のキメ細かいザラ、サラとした食感が何とも言えません。
そしてスープの浮き身には、オマール海老のグリル。
お正月ですからちょっと贅沢にと・・・シェフ。 オマール海老はやっぱり旨し!

そしてフライパンをのぞいていた私・・・何も具が入らない〜〜〜の〜〜〜え〜〜〜っ。
本当に入っていません。

そこに登場したのは黒い物体です。


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ワオ!トリュフ!
薄く削って、パスタの上にヒラヒラ〜ヒラヒラ〜。
なんて優雅な皿情景でしょう。

「トリュフのフィットチーネ」は、フワリと香るバターのミルキーな香りに、
トリュフの香りがあいまって鼻をくすぐります。
香りを楽しむリッチなパスタに大満足。

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そしてメインは「皮付きの豚のグリル」。
添えられたラディッキオ トレビーゾは、しゅっと細長く、葉先がくるりと
カールしていて可愛らしいイタリア野菜です。

ちょっと苦味があってお肉をさっぱりいただける名脇役。
お肉はむっちりとしていて塩加減もいい塩梅です。

新年からクリハラの素材を大切にする料理をいただき、素材の持つ力から
私も力が沸いてきた〜!

外はまだまだ寒くて、春にはほど遠いけど、新年を迎えた心の華やぎを感じさせる
“新春”という言葉を感じさせる今宵のお料理でした。

旧暦では1月から春が始まりますからね。 春よ来い、はやく来い

皆さん風邪等引かないよう美味しい食事をしっかりといただきましょう!



【オステリア・ダ・クリハラ】



住所:仙台市青葉区上杉1−1−31

電話:022−215−5546

営業:月曜休+月1回不定休日曜日休

    12:00−14:30
    18:00−22:30




 


 






 



 



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2012年01月01日

2012年 新年によせて

2012年 謹賀新年 
今年も「Myu’s BAR 仙台グルマニア」を
よろしくお願い申し上げます。


新年の一杯目は自分酒

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昨年の春に震災を乗り越えて手にしたオリジナル酒
(これが最後の1本。)

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塩竈の佐浦酒造さんの日本酒塾に入塾し講習・実習を行い
自分で(塾生達で)お酒を仕込みました。
飲むだけじゃ足りず、造っちゃいました!
今年もいろいろチャレンジしますよ!

飲んだり食べたり一食・一酒入魂の2012年スタートです。

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今年も懲りずにお付き合い下さい。

Myu



usagi0125 at 14:46|PermalinkComments(3)TrackBack(0)その他/私事 

2011年12月28日

2011年 年末のご挨拶

今年も「Myu’s BAR 〜仙台グルマニア」を
お読みいただきありがとうございました。

更新ままならないブログではありますが、
皆さんが訪ねてきて下さってる様子を日々感じながら
更新せねば!と思いつつ・・・
書きたかった!と思う食事やお酒、お店も残しつつ
2011年が暮れようとしています。

本当に今年もたくさんの方にお読みいただいた事に
感謝申し上げます。

震災の大きな傷はまだまだ癒えませんが、
来る年に希望を持ち、新しい年を迎えたいと思います。

様々な出来事、出会った方々、いただいた口福に
感謝して。

Myu 2011.12.28



usagi0125 at 19:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)その他/私事 

2011年12月26日

「cooking place Numahata(ヌマハタ)」/食の奨め

何度も伺うその度に、思いのこもった味が届きます

青葉通りをまっすぐ、青葉城址に向かう大橋の手前を左に入る住宅地の中。

とにかく静かな一般住宅地の中、近所まで来たとしても、どこ?・・・そう思わせます。

レストランとはいえ、ごく普通の一般住宅で営業していますから、
レードルのイラスト看板が目印に!

今年も何度か伺った「ヌマハタ」は、いつ伺っても笑顔一杯にお迎え!

まるで友人宅へ招かれたような雰囲気。
通常は、和室を襖で二つに区切ったダイニングでいただくのですが、
今回はシェフ沼畑さんがお一人という事でキッチンのあるリビングでの食事会となりました。

「ヌマハタ」は決まったメニューはありません。
今回も何が出てくるのかお楽しみです。

まずは、「あさりの出汁をベースにしたスープ」が小さなカップに。
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あさりの旨味とスープの温かさにホッとする一品。

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そして「カリフラワーのパンナコッタ紅茶のジュレがけ」は、
紅茶の香りがほのかに、優しい味のカリフラワーを引き立てます。


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冬らしい柚の器に入れられた「ホタテと細切りじゃがいものマリネ」。
ホタテの新鮮さあって、キモも添えられたあっさりとしたマリネは、
柚の香りが香しく、シャキシャキとしたじゃがいもの歯触りが楽しい一皿。

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「鱈の白子のパルミジャーノソテー」はクリーミーな白子にチーズのコクと
塩気が加わり白ワインが進みます。
ヌマハタらしく添えられたお野菜もたっぷりなのが嬉しい。

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そして立派な貝柱の「ホタテのカダイフ揚げ」。
パリッポリッパリの衣をアクセントに、帆立の甘みをしっかりと感じさせます。
添えられたグリンピースもほんのり甘くなんとも愛らしい。
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そして「穴子のグリル 焼リゾット添え」はなんて美しい一皿なんだろうと
思わずうっとり。
生姜の香りのするあっさりとした餡が張られた皿に黄色の銀杏、
シェフ沼畑の小さな世界観が凝縮された一皿を感じさせます。

和、それとも洋なのか、リゾット、焼きおにぎり、お茶漬け・・・なのか、
考えているうちにするするとお腹に吸い込まれていきました。
今年いただいたお料理の中でも、印象に残る一皿となりました。

そして最後のデザートは栗入りのパウンドケーキ。

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今年も何度も伺った「ヌマハタ」。
初めての方をお連れする時に「なに料理?」と聞かれますが、
いつも私の答えは「ヌマハタ料理!」

やっぱり彼女の料理はジャンルにとらわれないヌマハタ流なんです。

「市場に行くとあれもこれも、美味しそうだと買っちゃうんですよ、
ついつい出す皿も増えちゃって・・・」と話す沼畑さんはすごく無邪気!
そして食材の話をすると、すごくイキイキしています。

美味しい食材をお客様に届けたい!いつもそんな気持ちがひしひし・・・
そして女性としての優しさと繊細さも。
ヌマハタの料理って私は感覚的にすごく好きなんですよ。
あ〜・・・書いてるうちにまた次回が楽しみになってきた〜!


 

<< 女性シェフならではの優しいお料理を味わいに・・・>>こちら

 

住宅地に中にある友人宅のようなレストラン。インテリアはそこ此処

に現代的センスの良さを感じさせます。メニューはおまかせのコース料理のみ。

あっさりとした味付けと、ヘルシー感のあるお料理はお腹にも優しい。

コース料理は昼3000円〜 夜は5000円〜です。

シェフとサービスの女性2人でやってらっしゃいますので一日2組の限定。

可愛らしいお二人との出会いで、気持ちも癒されるようなそんなレストランです。

場所は、わかりにくいので地図で要確認。



 

【cooking place Numahata】

住所:仙台市青葉区大手町6−41

営業:11301500 17302200 火〜金曜日

   17302200 土・日 *月曜・祝日休

電話:022−265−1676

HP:http://numahata.jugem.jp/



usagi0125 at 20:01|PermalinkComments(5)TrackBack(0)食の奨め 

2011年12月14日

焼き鳥「鳥安」/食の奨め

熱々の1串ごとに感じる幸せ

焼き鳥好きです。私。


一番町通りに面した横丁、「文化横丁」入口にある焼き鳥「鳥安」。
福島市近郊の川俣地区で飼育されている「川俣シャモ」を使った焼鳥は、
鶏であっても、その旨みに常に感激のお店。

決まった焼串が供されるコースもありますが、この夜は親方おすすめの
「おまかせコース」をお願いしました。

まずはお通しとして出てきたのは「とりわさ」。
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美しいピンク色の身を濃い目の醤油でいただきます。
一切れいただいて、心の中でガッツポーズ!
いいね〜 心が浮き立ちます。

そして白っぽいでしょ。
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これは「レバー」の中でも貴重な「白レバー」、普通のレバーでも鳥安のものは、
くせが無く、甘みがあって口にいれるとクリーミー、ですが、
「白」はさらにうっとりするクリーミーな美味しさです。

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そしてこの時期ならではの「牡蠣のベーコン巻」

ミディアムレアな「梅ささみ」
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粉チーズのトッピングも嬉しい「ベーコントマト巻」タバスコをかけてもっといい感じ
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そして「ミックス」。
ミックスとは「ソリ&ペタ」の2つの貴重部位を
1串にさした贅沢な串。
(嬉しさのあまりぶれております・・・)
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ソリ ”とは、モモの付け根の骨のくぼみに隠れているお肉で、1羽から2ヶしか
とれない部位。フランス語でそのお肉を指す「ソリレス 
Sot−ly−laisse」
(=お馬鹿さんは残すという意味)からきているお肉で、くぼみ隠れているために、
外さずに骨と一緒に捨てちゃダメって程に美味しいとされるところ。

これがモモ肉以上の弾力!弾む押し返す、弾む押し返す、よく動いている部位だけに
肉のしまりがあってさすが。ずばり、旨みが濃い。

そして「ペタ」は、お尻(ボンジリ)と背中をつなぐ背尾肉で、これも貴重な部位。
柔らかみがありつつ、しっとりとした食感とジューシーさを持ち合わせたお肉。

コントラストのあるお肉が1本に凝縮され、美味さのアンサンブルを奏でます。
この「ミックス」串は、ノックアウト物の1串です。


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そして焼鳥屋さんなのに、ハイレベルな「豚串」。
今までは味噌に漬け込まれた味噌串でしたが、新登場の「塩豚串」。
いただくと塩気は控えめで、塩気が引き出す、豚の脂の甘さと堪能できる味わいに、
名串誕生を実感!

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そして「しいたけの肉詰め」は、むっちりとして噛むとジュワーット肉汁が・・・
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最後は「川俣シャモカレー」でフィニッシュです。


もう「鳥安」さんに通い始めて何年も経ちますし、もう何十回も伺ってますが、
感動するんですよね。串の熱々感とその美味しさ、1串毎に今夜も感激です!
私って幸せね〜!







【いつもよりちょっと贅沢な焼き鳥を楽しむなら・・・↓↓↓ こちらで】



昭和の風情を残す「文化横丁」入口。
地下に降りればL字型のカウンターとテーブル席が2つ、12、3人も入れば
いっぱいのお店です。

初めて方は、コースがオススメ。
「川俣シャモ」の味わいを知るにはとてもいいコースです。
コースは、梅ササミ・ハツ・砂肝・モモ・レバー・ネギ皮・生野菜・手羽先・つくね、
最後に鳥スープで締め。

上質な食材「川俣シャモ」の旨さを、シンプルな塩の味つけとその加減で引き立てます。

「ミックス」「白レバー」等の貴重部位は、その時々で無い場合もあり。
〆には冷たい「川俣シャモうどん」。つややかなうどんの美しさ、コシ、鳥スープが
練りこまれたうどんは美味しいよ。


お酒はビールをはじめ、日本酒は「阿部勘」「栗駒山」「乾坤一」等宮城の地酒が
5、6種類(大盛りです。)焼酎も「晴耕雨読」他5,6種類のラインナップです。

お値段は焼鳥屋さんの中では少々高めです。
ビール、日本酒2、3杯とコースで5000円位。






【鳥 安】
         

住 所  仙台市青葉区一番町4−2−17 B1F

電 話  022−262−0693

営業時間 夜のみ

定休日  日曜休み 


 


 


 


 
 


 


 



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2011年12月08日

今日の一杯(11.12.08)

DVC00207今日の一杯はカクテル?
・・・じゃありません!
日本酒で〜す!

小林酒造が醸する
鳳凰美田「完熟もも」

ゆず・いちご・杏とリキュールでも
次々とヒットをとばす「鳳凰美田」

今回の「完熟もも」は香り・甘さ・質感
どれをとっても「も・も」そのもの。
桃の繊維質やざらつき感まで、
フルーティとはこの事です。
まさに桃をジューサーにかけた様です。

おいすぃ〜いの一言間違いなし!
女子のハートズキューンの一杯です。

完熟桃の名前の通り、「完熟した桃」の美味しさギュギュギュっぎゅ〜。
芦田愛菜ちゃんの振りまねが出ちゃいますよ!



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2011年11月23日

にんべん日本橋店だし場(BAR)/食の奨め

ひと味ちがうBARで旨い一杯


日本橋三越の斜め向かいの「コレド室町」に今年2月にオープンした、
鰹節の老舗「にんべん」の新店舗。
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こちらでは商品販売だけでなく、イートインスペースとして「日本橋だし場」が
併設されていて、お店で温かい鰹だしスープが味わえます。
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この鰹だしはカップ1杯100円で、土日には1000杯も売れると言いますから
人気のBARですよね。
(だし場=
BARのネーミングもなかなか洒落ています。)


だしBARは、スタンディング形式で小さなテーブルが3つという小さなスペースに
オープンキッチン。
そこでは、鰹だし、鰹&昆布だし、季節の汁物3種とかつおぶしめしが味わえます。
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「一汁一飯」をコンセプトに、ランチは季節の汁ものとかつおぶしめしで500円!
私は、この日の汁の中から「芋煮汁」をチョイス、追加で鰹&昆布だしもいただきました。

カップに注がれた「だし汁」が黄金色の輝き、初めは何も味をつけず一口。
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しっかりとした旨味を主張する良いお出汁です。
鼻をつくよい鰹の香り、そして口に広がる美味しさ、ゴクリと飲み干した後の
なんとも言えない、ホッとさせる説得力があります。

そしてお塩を少々、旨味がぐっと引き立ちます。

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そして芋煮汁、具から出た旨味と出汁が合わさっていますが、
だしのしっかりとした感じがよく出ています。


そして、「かつおぶしめし」は、削り立てのふわふわの鰹節にお醤油をかけたご飯。
こんな感じでたっぷりです。
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かつお節をかき分け、かき分け・・・
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ご飯と一緒に一口・・・うま〜〜い!
予想以上にうまい!

誰でも知っている味わいですが、旨いよ!
この「かつおぶしめし」。

通常、「花かつお」に使用されているのは「荒節」、このご飯にかかっているのは
この「荒節」に、さらにカビをつけて熟成させた「本枯鰹節」。

「本枯鰹節」は、カビの効果で香りと旨味が増した高級品ですから、香りも繊細で
味わいも鰹の持つ酸味や旨味をピュアに味わえます。


ご飯との相性は言うまでもありませんが、家庭の素朴な味というよりも、
料亭の洗練された味わいです。


「だしBAR」は、日本古来の食文化であるかつお節を、改めて見直す良い場。

そしてある意味、500円で味わえる贅沢ですね。

削りたてですよ!
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しっかりとした「だし」の味わいを、しっかりと記憶して、しっかりその美味しさを
伝えていかなくちゃね!


日本橋に行かれた際には、「DASHI BAR」に一杯、味わいを求めてにお立ち寄り下さい。



usagi0125 at 14:02|PermalinkComments(5)TrackBack(0)食の奨め 

2011年11月18日

「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッハ」/食の奨め

新しい肉の扉が開かれた!熟成肉の世界。 

草食・肉食・・・野菜ブームもあれば肉ブームもあり。
「肉ブーム」は、ブランド肉やホルモン系だけじゃありません。

肉マニアの中で、今の話題は「熟成肉」。
(結構マニアックですが。)
そんな熟成肉を求めて訪れたのは、「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッハ」。

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東京・中目黒駅から歩いて5分程。
貴族の舘に飾ってあるような、鹿の首の飾りが掛けられた階段を地下に降り、
扉を開けると目に飛び込んでくるのは、大きなガラスの熟成庫。
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その中には吊されたお肉がズラリ!
こんな光景は、レストランホールでは見たことがありません。
このお店の名前、「ブーシェリー=肉屋 デュ・ブッハ=鉄砲」

まさに、ワイルドな肉屋さんのケースを見ながら肉をいただくのがこのレストラン。


熟成庫には牛・豚・鹿・猪等の赤肉が管理された温度・湿度の中で熟成されています。
ところで食材って新鮮がいいんじゃなくて?!って!
それもそうですが、果物などでも腐りかけがウマイってあるでしょ。

さて、こちらのメニュー、魚・野菜・お肉ともに国産の食材を中心に並び、
とにかくながめているだけでどれもこれも食べたくなるようなものばかり。
(メニューページhttp://www.du-buppa.com/food.htmlをのぞいて見て!)

さてこの日のディナー開始!
テーブルには肉専用のフォークとナイフが置かれていて「肉食魂」に火をつけます。
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お通しで出されたのは、鹿・猪肉のミートグラタンが熱々で。
とろりと溶けたチーズの中にはこっくりとした味わいのミートソース。
ビールを飲みながら、早くもワイン飲みたいモードへ突入!

そして、一皿目がやってきました。「熟成肉のタルタルステーキ」(9月に訪問)
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表面を軽く焼かれたタルタルステーキに、薬味を混ぜていただきます。
ウマイ!ウマイぞ生肉! 
熟成されたお肉ですから生肉の味わいに深みがあります。
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そしてメインの「柿崎産 猪豚ロース」「君津産 国産牛」の熟成肉の炭焼きが登場!

ナイフを入れると、肉は柔らかく、なんと言っても運ばれてきた途端に漂う香り!
その香りは、ヘーゼルナッツの様な香り、一口いただくと、濃い旨味がギュギュッ、ギュッと
口に広がります。

肉本来の味というか、新鮮なお肉や霜降りとは違った、肉の味わいが広がります。
まさに
肉を食う“という感覚、本能が呼び覚まされる味わいです。


お店の方に熟成について伺うと、「熟成は2週間から1ヶ月ほど、状態を見ながら熟成蔵で
場所を変えながら、風をあてて水分を抜いていく」ドライエイジングという方法。

「同じ産地の肉であっても、一つ一つその素材が持つポテンシャル、
クオリティで違っていて、だからこそ熟成庫での肉の様子を見極めるのが経験」
なんだそうです。

お店では、国産ワインにかなり力を入れていて、そのアイテムも100種類以上。
「日本の食には日本のワイン」と、思わず引き込まれる程の熱さを感じさせる熱心な
日本ワインラブな説明に、本日のディナーに合うワインをセレクトしてもらいました。

選んでいただいた岩手県のエーデルワインの「ツヴァイゲルトレーゼ2007」

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大当たり!岩手のワインでこんなワインがあるんだぁ・・・と
果実味と緻密さのある渋み、軽い酸味で料理を引き立てます。 

お肉の他にもベーコンやソーセージなどの加工も自家製。
お野菜の料理もボリュームたっぷりなんですよ。

そして、何といってもスタッフが自分のお店で提供している商品について、
よ〜く理解してお客様に対応しているのが、すごく好感が持てました。
アラカルトの量や組み立て、その料理に合うワイン、そして熟成肉について。
お客様を「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッハ(鉄砲撃ちの肉屋)」の世界へと導く名アテンドです。


仙台では、味わえない“ドライエイジング”の熟成肉。
水分を飛ばし、熟成されたお肉は旨味が凝縮し、風味が変わります。
新鮮なものとは一味違う、肉本来の味の世界へ〜!
肉の世界も、また奥深いですね!




ラ・ブーシェリー・デュ・ブッハ


住所:東京都目黒区祐天寺1−1−1 リベルタ祐天寺
B

千代田区丸の内2−4−1丸の内ビルディング36階

電話:03−3793−9090

営業:火−日 18時〜25時(日23時)月休み

HP:http://www.du-buppa.com/








 

 

 

 



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2011年11月07日

「福臨門酒家」丸ビル店/食の奨め

満ち足りた午後のひと時を楽しむ

東京お出かけランチ!
東京駅のすぐ近くの丸ビル、その36階にあるのが広東料理の名店「福臨門酒家」。
(日本では銀座・丸ビル・大阪・名古屋に4店舗)
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36階ですから、お店からの眺めはもちろん言うこと無し!
皇居、東京タワー等が眼下に広がるナイスビュー。
そして「食」の本場香港から届けられる厳選された食材を、一流の料理人が
腕を振るう広東料理の名店ですから、お値段も含めてちょっぴり敷居が高くも
ありますが、ランチタイムにちょっと贅沢してご訪問!

店内は大きく取られた窓から日差しが明るく、そして気持ちのいい眺め、
丸テーブルのゆったりとした席には、パリッとした白クロスが掛けられ、
さすが高級料理店です。
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まずはお昼からビー〜〜ル。そして「点心」をいくつかいただきました。

数々あるメニューの中からチョイスするのも迷うところ、どれもこれもと欲張りたくなる
気持ちを抑え、「フカヒレ蒸し餃子」「小龍包」「黄ニラ入り湯葉の焼きもの」の3つ。

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「フカヒレ蒸し餃子」は、中に包み込まれた海老が実にプッリプリプリッ、
食べた時に上がる湯気までが旨い!と言わせます。
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次に運ばれてきた「小龍包」、スープがたっぽたっぽです。
静かに口に運ぶと、何と言う柔らかな皮、そして溢れ出すスープが、旨いの一言を
飲み込ませ、“ う〜ん ”と、言葉が出ずにうならせます。

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そして「黄ニラ入り湯葉の焼きもの」は、サックサックの湯葉皮が実に香ばしく軽い、
黄ニラの穏やかな香りにオイスターソースがトロリと絡んだ具材がベストマッチです。

点心だけでもその店の力量が十分に発揮されていますが、
その後にお願いした、「季節の湯麺」が私のお目当て!
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この季節は、キノコがいっぱいのった温麺でした。
小さめの白磁に入れられた湯麺は、様々なキノコがたくさん乗せられています。 


そして、早速一口いただいたスープの味。
上品この上ない、澄んだ味わいのスープは36階以上に天にものぼる味わいです。
固めに茹でられた白い中華麺をスルリといただき、スープをじんわりと味わう・・・
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至福。

澄み切った味わいの中にある上質な旨みの美味しさは、
気品ある美しさも感じさせます。
スープ、スープ、スープとレンゲを口に運び、お腹も気持ちも満ち足りた午後、
私にとっては、目の前に広がるナイスビューな景色よりも、目の前の器に張られたスープが
一番美しいと思えたのでした。

上質さを感じに、まずはスープをランチでお楽しみ下さいませ!



【福臨門酒家 丸ビル店】

住所:東京都千代田区丸の内2−4−1丸の内ビルディング36階

電話:03−3283−2002

HP:http://www.fooklammoon-grp.com/home.htm



usagi0125 at 15:17|PermalinkComments(3)TrackBack(0)食の奨め 

2011年10月28日

仙台「純米・燗酒の会」

初秋の宮城に鹿が鳴く 仙台「純米・燗酒の会」

今年で3回目となる、上杉の池田酒店主催の燗酒の会に参加してきました!
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(更新遅れのため、先月のイベントですみません。)

この会は、宮城の生産農家さんを迎えて、その農家さんで生産された食材を、
地元の熱き料理人が創作料理として仕立て、燗酒と一緒に味わうというもの。

今回味わうお燗酒は、大阪の「秋鹿」。
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池田酒店の池田さん(若きご主人は勉強熱心で、全国から集めた旨い酒
そして、様々なお酒の飲み方やスタイルを提案、熱い男です!)の挨拶に始まり、
「秋鹿酒造」蔵元で専務の、奥裕昭さんの話へと続きます。


「秋鹿酒造」は大阪府豊能郡能勢町に蔵をかまえ、春には田植え、夏〜秋は全量無農薬で
酒米栽培、そして冬には酒造りと「一貫造り」を実践している蔵。
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10hを3.4人で作る酒米作りは酒造りの一貫で、安心安全な米で仕込みたいという
思いがあってと、優しい語り口ながらも、その視線の先に志の高さを感じさせます。


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まず乾杯は「秋鹿 活性にごり」。シュワリとしたのみ口、
さっぱりとした切れは、にごり酒の印象を一変させます。

この後から、若き料理人達の一皿とお酒のコラボレーションの始まりです。
ずらりと並んだ一升瓶が本日のお酒、そしてそれぞれ温度を変えながら供されます。

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さて今回のお品書き、参加店は、ずらりとこんな感じ。


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各料理人が仕上げた料理は、お酒を意識したもので、どれも力の入った味わいに
感じられました。
もちろん事前に蔵元の奥さんが、合わせるお酒と料理をチェック!
料理人の皆さんも緊張です。

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「秋鹿」は、東北のお酒とは違うきわだった個性をもっています。
しっかりとした骨格が酸味によって表現されていて、穂のかな甘さの後に、
旨味がぐいっと後追いでやってきます。

そんな「秋鹿」ですから、お料理もしっかりとした味や、こってりとしたものとの相性が良く、
しっかりとした酸味で切れて、次の料理をまた楽しめます。

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数年熟成させて出荷するのも特徴だと、杜氏の奥さんのお話通り、
2007年の山廃生原酒、2008年の速醸、2008年の生酛、ともに熟成を経てこその、
まとまりのある酒質バランスに仕上がっていると感じました。
西のお酒の醍醐味を十分味わえました。


今回のイベントで感じたのは、「手間を惜しまず、丁寧に。」酒造りはもちろんですが、
今回の食材をそれぞれを育てている生産者さん達、お酒に合うようにと
一皿の料理に仕立てた各料理人さん達、お酒の温度をキメ細かく管理してお燗付けして
くれた皆さん、そしてお酒の楽しみ方を広げる提案をする池田酒店さん。


「丁寧」は、昔中国で注意や警戒を知らせるのに使われた打楽器の名前。
(その昔は注意を伝えるのに、何度も何度も念を入れて鳴らした事=細かいところに
行き届いている様が「丁寧」の語源といわれています。)


その昔、「丁寧」の音が響いたように、今回のイベントに携わった皆さんそれぞれから、
私には響きましたよ、「丁寧の心、手間をかける」大切さが。



usagi0125 at 12:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0)日本酒