昨日こんな記事を読みました。

若者争奪、攻めの賃上げ
(4月4日、日経新聞)
とうとう新卒にも待遇の差がつけられるようになったんですね。

そもそも求人と年収の関係は、需要と供給で決まるものだと思っているので、
よくよく考えると当たり前かと思いますが、
日本はどうも横並び意識が強いので、馴染まなかったのかなーと思います。

でも、そうも言っていられなくなったのでしょうね。
若者の価値観の変化は、待ったなしなのでしょう。


こうやって年収の差が顕著になってくると、
どうしても適性を度外視して年収の高い方向に進もうとする人たちが
増えるのではないかと危惧します。
だってねぇ、隣の芝生は青々と見えますものねぇ。


実際によく耳にするのが、
「親から福祉の大学を勧められました。就職率がよいからって。」
と言うことば。
介護の仕事に就いても、同期が「お年寄りが喜んでくれると
すっごく嬉しい!」と言うのを聞いて、
そう思えない私はおかしいのでしょうか?
とキャリア相談にいらっしゃる。

そうやって、相談に来てくだされば、適性など自己理解を
深めることでいくらでも考え方や方向性を変えることはできるのですが、
そのまま「我慢して」進んでしまう人もいます。

今度は「年収が高いから理系に!」などと勧める親や先生が
多くならないかなーと気になります。

まあ、いったん進んでも、違うと思ったらやり直しのできる機会が
あればよいわけで、そういう意味では転職が普通になりつつある今は、
健康的になるのではないかという期待もあります。

経済的に豊かでいられるのであれば、やりたくないことでもがんばれる!
と言う人もいるでしょう。
でも人生100年時代ともなれば、一生のうちに変化の波が何度か訪れ、
そのつど浮き沈みを体験するかもしれません。
今、人材不足のAI技術者だって、人材過多になってしまうことも
あるかもしれません。

そんな時、やっぱり自分の価値観を大事にしながら、できるだけ意味を
感じる仕事をしていられたら、冬の時代も乗り越えられるんじゃないかな、
なんて思っています。

自分を知って、何が自分の幸せかを考えることがますます必要な時代に
なってきたのではないかと感じる今日この頃・・・。

どうか隣の芝生が青々と見えても、しっかり見極める目を育てましょうね!

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珍しく、凛と上を向くスイセン^ ^