探られている
Jは私を探っている。
どんな瞬間も私を少しずつ、試しながら探り続けている。
私がJのアナルに舌を差し込んでいる時に、不意にJはこう言った。
「お前はこの瞬間なら俺が排泄しても喜んで受け入れるのだろう?」
「そんなことはありません」
「いや、お前はそういう女だ」
「それじゃ、そうかもしれませんね」
私の意識は半分はJの声に、半分は舌の感触に。
Jがそういう趣味が無いことは知っている。
ただ、Jは知りたいのだ。
私は偉そうなことをほざく割には大した経験が無かった。
Jによって変化したことは数限りない。
私自身がどこまで突き進むのか、何を望んでいるのか、ただそれが知りたいのだろう。
ツルツルとした柔らかい感触を楽しみながら私は今までを振り返った。
Jの手によって形作られていくのはこれ以上に無い快感だ。
貴方の為になんかじゃない。
貴方に変えられていく私を感じて私は幸せなのだろう。
そんな傲慢な私の心をきっと、Jは全て知っている。
私の厚く覆われた奥の種が見えるまで、Jは探り続けてゆく。
ほんの少しの期待と多大な恐怖を持ち続けながら私はJによって殻を剥かれて行く。
全てが剥きだしになってしまった時が、私の頂点であり、そして最期の時だ。
出し惜しみしながら生きてやる。
Posted by usaginome at 00:14│
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SM Diary
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久々に覗きに来たら、度等のような更新‥!!! (*^^*)
仕事の更新やらお引越しやら、本当にお疲れ様でした♪
家の中に大好きな人の影を感じられるって‥いいナ〜(//▽//)
もしも模様替えのときは、またまたJさんに手伝ってもらてくださいネ♪
>出し惜しみしながら生きてやる。
"^_^" なんだか彩*さんらしいナ〜
でも、出し惜しみなんてしなくても、次から次から『新しいもの』が生まれて、
『これこそ種!!』と思ったときには、もう、違ってて、
まるでラッキョウかタマネギのごとくに‥(^^;;;
そんな気がしますよん♪
thorn_roseさん^^どうもありがとう!
そうなの、今座っている場所に主がこの間座ってたんだよなぁ〜とか、
2人で私の入れたコーヒーを飲んでね、これがほののんとしてて嬉しかったの^^
で、凄いなって。やはりthorn_roseさんって。
私のこの捻くれた言葉からこういう言葉で柔らかく返してくれて。。
空っぽになってしまうのではないだろうかって
そうなると私の価値はゼロになってしまうっていつも怯えていたわけで。
新しいものかぁ、、
変化するだけじゃなく、生まれていくものがあるんだ。
主によって私の中で何かが生まれてきてるんだね。
そんなに怯えなくても大丈夫だって言ってくれたように思えて本当、嬉しかったです。
thorn_roseさんのどんなときでもthorn_roseさんの優しさで受け入れるその柔らかさにまた救われたのでした。
ありがとうございました。