いろいろあるけどさ、
そんなに好きになれる人に出会えたのって
奇跡みたいだと 思いませんか?
というメッセージを頂きました。
某女性さま、どうもありがとう。
ああ、本当に私とJとの巡り合わせは不思議なもので。
出逢う二年近く前から私はJを知っていた。
ネット上でのことだけど。
Jは覚えていないが、当時に悪戯でメールを送ったことがある。
まぁ、Jのサイトのパスワードを聞き出すだけのメールだったが。
ほんの二通のやり取りで私はJの全てを知ったと勘違いし、そのままメールを閉じた。
Jはいつ見ても、誰かを募集していた。
いつまでも特定の人を探せずにいた。
一人を探しているように思えたのに、ただそういった場所に必ずJは居たのだ。
きっと、毎回振られてるのだろう。
そんなことを考え、私は笑っていた。
私はいつも何故か、Jのことには誰よりも詳しかった。
ふうん、今度はそこに出没してるんだ。
どんなに名前を変えても私には分るのに。
なんて一人でほくそ笑んでいた。
最初にJを知ったときにお付き合いしていた男性といるときでも。
その後に出逢った前主といるときでも。
何故、私はJを追い続けたのだろう。
今では、地方の掲示板もそういったサイトも開くことは無い。
興味の対象だったJが消えたからなのだろう。
「私は貴方はとてつもなくブ男か、馬鹿かのどちらかだと思ったわ」
「だっていつまでも募集し続けてるのですもの」
「探してたんだよ、ずっと一人をね」
そして、Jは私を選んだ。
私はもう、どこかで誰かを探すことは無くなった。
あの最初の頃に、私と直接話していたらJは私を選ばなかっただろう。
あの最初の頃に、顔をあわせていたら私はJを認めなかっただろう。
これが奇跡でないのなら、何というものなのだろう。
ここまで愛することになるなんて。
運命とは摩訶不思議。
この巡り会わせを大切にしなくてはと原点に戻った某女性からのメッセージ。
いろんなことを思い出させてくれました。
自分で逃してしまうところでした。
本当にありがとうございました。