久々に何もない週末です(笑)。とにかく暑いのでエアコンかけて本読んだりとうらぶやったりしてるんですが、明日も予定がないので、同じようにだらだらできると思うとうれしくなりますね。お盆休みはないし祝日は休みにならない職場なので、月曜からは普通に仕事なんですが、今から行きたくない感が半端ないです(笑)。

そういえば大学を出て、就職してかれこれ10年以上経つわけですが、途中で1か月間まるまる仕事を休んでたことがあるんですよね。病気療養ということでしたが、精神的なものだったので、普通に家で本読んだり散歩してただけだったんですけど、毎日最低でも1回は職場から電話がかかってきてたので(「療養」とはいったい……と今では思いますが・笑)、完全に仕事から切り離されたという感覚はありませんでした。でももし仕事を辞めたらどうなるんだろう……と、こうやって休日にとりとめのないことをしているとふと考えたりもします。最近、身近な人が仕事を辞めて絶賛無職中になってるのを見てるのでなおさら。いつかくるその日を、とりあえず夢見ていようと思います(笑)。


*ここ1週間の購入本*
桃栗みかん「群青にサイレン10」(マーガレットコミックス/集英社)
矢寺圭太「ぽんこつポン子1」(ビッグスピリッツコミックス/小学館)
種村有菜「アイドリッシュセブン Re:member 2」(HCスペシャル/白泉社)
大森望・責任編集「NOVA 2019年秋号」(河出文庫/河出書房新社)
京極夏彦・訳/東雅夫・編「稲生物怪録」(角川ソフィア文庫/KADOKAWA)
皆川博子「彗星図書館」(講談社)


そういう物語があるというのは知っていましたが、最近Twitterでちらほら流れてくるので気になって買ってみました「稲生物怪録」。実際に内容に触れるのは初めてです。広島の三次というところにいた稲生平太郎という武士が、百物語&肝試し的なことをしたせいで、翌日から怪異に見舞われるようになる、という物語。本作には絵巻物そのものをフルカラーで全編収録。さらに平太郎本人が書き残したとされる「三次実録物語」を京極夏彦が現代訳したものと、平太郎の知人が彼から聞き取ったエピソードをまとめた「稲生物怪録」を東雅夫が逐語訳したものも収録されています。

本人が書いたものと、知人による聞き書きとで、多少エピソードが異なっているのもなかなか興味深いですが、まあなにより面白いのは毎日手を変え品を変え現れる様々な怪異と、それに対する平太郎の反応。怪異にはくすっと笑えるもの(寝ていたら虚無僧に囲まれていたり、ホウキが勝手に掃き掃除をしていたり)から、どうも気持ちの悪いもの(女の生首に舐められるとか、入口に巨大な老婆の顔があって出られないとか)、さらには身の危険も感じるえぐいもの(知人が目の前で切腹し、自分も責任を取って自害しなければという焦燥に駆られてしまう)まで様々。しかし当事者である平太郎は、最初こそ驚いていたものの、反応したら相手をつけ上がらせるだけだと気付き、基本的にはスルーして寝てしまうんですね。その図太さ、見習いたいものです(笑)。