さて、昨日に引き続き大阪行きの話です。
2日目は太陽の塔を観るため、万博記念公園へ行ってきました。
ずいぶん前に一度だけ、大阪出身の友人に連れられて観に行ったことはあったのですが、その時は外から見るだけだったんですよね。しかし昨年から内部も公開されているということで、ばっちり事前予約して潜入してきました。

20191020大阪1

建築基準法の関係で一度に入れる人数に制限があるらしく、ガイドさんの指示に従って10人くらいのグループで入っていくことに。塔内の中心には「生命の樹」と呼ばれるオブジェが立っており、私たちはそれを取り巻くように配置された階段を使い、ちょうど塔の真ん中の顔&腕(?)の付け根部分の位置まで登ることができるようになっています。ちなみにエレベーターでショートカットするコースもあるみたいですが、全部見たいので頑張って階段コースにトライしました。

「生命の樹」はうねる1本の大木に、生命の誕生期から哺乳類の登場に至るまでに現れた様々な「いきもの」の模型が絡み合っているというようなオブジェ。元は50年も前に作られた物ですので、今見ることのできる「いきもの」はほとんどが修復、あるいは改めて作り直されているもののようです。当時は可動式のものもあったようで、唯一当時のまま残されているというゴリラは頭部の機械がむき出しになっていて、時間の流れを感じさせます。

20191020大阪2

1階でのみ写真撮影OKなので撮ってみたのですが、まあこんな感じで真っ赤な照明の中、大小様々な「いきもの」が進化の流れに沿って配置されている様にはとにかく圧倒されてしまいます。壁一面に巡らされた突起物(音響設備らしい)もまた、何かの――つまるところ「太陽の塔」の――胎内にいるという感覚を強めてくれます。なんというか非現実感がすごかったです。

最上階まで登ると、腕の内部も見ることができます。かつてはここにエスカレーターや非常階段が配してあったらしく、空洞になっていました。内部の鉄骨の組み方も、螺旋を描く芸術作品のように見えます。ずっと見ていると吸い込まれそうな気持ちに。万博の時はこの腕が通路となっていて、塔の外にある「大屋根」内の展示フロアへ通じていたとのこと。さらに塔の地下にも展示があったということですが、それらはすべて終了後に廃棄されているとのこと。パンフ等に写真は掲載されていましたが、そのあたりにも興味が湧いてきますね。

で、ここからはまた階段で下まで降りて、地上に戻るという流れ。出入口は塔の背面にあるので、ここで後ろ姿も撮影。入るときは曇り空でしたが、出てきたら快晴でびっくりしました。まあ夕方にはまた曇ってましたけど。

20191020大阪3

その後は園内をめぐる「森のトレイン」に乗ってみたり、中央口付近になぜか出店されているヴィレッジヴァンガード(「コップのフチ子」のイラストレーター・タナカカツキと太陽の塔のコラボ商品が置かれてました)に入ってみたり。その後、新幹線の時間までけっこう余裕があったので、ニフレルという動物園&水族館的な施設にも入ってみました。フロアごとに様々なコンセプトがあり、これに沿った魚や動物が配置されているのですが、中には鳥が放し飼いにされているフロアなんかもあり、大きなペリカンが飛ぶたびにみんながどよめくのも面白かったです。

20191020大阪4


20191020大阪5

こちらはコツメカワウソ。かわいい。

そんな感じで動き詰めの2日間、疲れたけど楽しかったです。たまにはちゃんと観光するのもいいですね……って神戸に行った時も書きましたけど(笑)。


*ここ1週間の購入本*
椹野道流「無明の闇 鬼籍通覧」
川上博美「大きな鳥にさらわれないよう」(以上、講談社文庫/講談社)
井上真偽「ベーシックインカム」(集英社)
平野暁臣・編「TOWER OF THE SUN 太陽の塔ガイド」(小学館)

塔のショップでガイドブックを買ってみるっていうね。