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桐子の女学院編もこれにてクライマックス。サブタイトルにもあるように、これまでは予知をするという怪異「件」の存在が示唆されてきたが、妙子は「件」とは別の存在であることがはっきりする。そしてその正体が「件」以上に厄介なものだということも。それでも桐子は諦めず、友人である妙子のために全力を尽くすことを約束する。友人とは多少の無理を言っても許される相手のこと――とは桐子の「友人」の定義だが、まあ間違ってはいないのかも。初めての学校通いでできた友人のため、桐子は「神島家当主」以上に「妙子の友人」として動き始める。そんな彼女の姿を見守り、支えてやりたいと思う聖や弓生の姿には共感してしまう。そしてそのふたりと同様、見守りながらも彼女が求めるならば手を貸したい、だから彼女の側にいることを決めたという志郎にも。
というわけで迦具也が介入したせいかどうかはさておき、桐子と志郎の関係にも(まさかの)進展が。どこまでも余裕な志郎に歯噛みする迦具也もかわいいが(笑)、とりあえずよく言った志郎!ということで。
ところで今巻で「神島桐子編完結」とあるのだが、ここで本当に終わり……?
だとしたら非常にもったいないので、できれば続編希望。
◇前巻→「封殺鬼 クダンノ如シ(中)」















