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読んだ本のこと、それ以上に買った本のこと、ときどきライブのことを書き散らかしてみたりする。 (当ブログは全文無断転載禁止です)

カテゴリ: 神尾あるみ


人手不足の飲食店で多忙を極め、心身ともに疲れきっていた綾瀬葵は、帰宅途中に「紅葉坂萬年堂」という万年筆の専門店にふらりと入ってしまう。店主の宗方志貴から丁寧な説明を受け、万年筆の世界に魅せられた葵は、スタッフ急募の貼り紙を目にし、とっさに「雇ってください」と口にするのだった。しかし万年筆の世界は奥深く、覚えなければならないことが山ほどあるため、初めての接客もなかなかうまくいかず……。

万年筆に魅せられたふたりの関係を描く、万年筆&インク愛溢れる長編小説。

丁寧なセールストークで葵を一気に万年筆沼に沈めた「紅葉坂萬年堂」の若き店主・宗方だが、万年筆トークを取り上げてしまうと会話が続かなくなる、まさに万年筆だけを見つめて生きているといっても過言ではない人物。店主としては文句のつけどころがないものの、対人コミュニケーション能力が低すぎるために、特に序盤で仕事の役に立てないことに悩む葵との相性はあまりよくない状態。しかし少しずつではあるが葵の接客がうまくいったり、宗方の親友(あるいは腐れ縁)・二階堂が登場したりするうちに、葵も宗方の不器用さに気付き、少しずつ距離を縮めていくという展開に。その関係には思わずニヤニヤさせられる。なんという微笑ましいふたり!

一方で、宗方の万年筆(およびインク)トークは、作者自身が文房具に対して並々ならぬ愛着を持っているだけあって、時にマニアックではあるが、どれも興味深いものばかり。葵だけでなく、読んでいるこちらもつい、今度文具店に行ったら万年筆やインクを見てみたいと思った。


大学院生として民俗学を研究している名鳥歩は、フィールドワーク中に山で迷子になってしまう。鼬に襲われていた白蛇を助け、逃がしてやった歩は、そのまま山中で一夜を過ごそうとするが、そこに着物姿の白髪の少女が現れ、「山の主に見つかる前に」と歩の手を引いて山から連れ出してくれるのだった。しかしその直後から、歩の周辺でおかしな出来事が頻発。研究室が激しく荒らされたり、自宅前に烏の死骸が置かれていたり……という話を聞いた担当教授は、歩に「怪異喰らい」と呼ばれる青年・朽木田千影を紹介する。先日のフィールドワークが原因だと考えた歩は、渋る千影と共に再び福井の山へ向かうことに。すると千景は、歩が迷ったというその山に蛇が巻き付いていることを示唆し……。

第1回富士見ノベル大賞・審査員特別賞受賞作。山神に呪われた大学院生と、「怪異喰らい」と呼ばれる謎の美青年が、山村に潜む因習の謎を解き明かすオカルトミステリ長編。

図らずも「山の主」である蛇神に呪われ、「そのままだと死ぬ」とまで言われてしまう主人公の歩。しかし呪いや死に対する恐怖はさておき、「呪い」そのものに対する民俗学的興味は捨てきれなかったり、あるいは他者に対する情が深いせいで、自らピンチを呼び込んでしまうことも。一方、「怪異喰らい」と呼ばれ、どうしてか怪異をその通り「喰らう」能力を持つ青年・千影は、そんな彼のために山神を喰らうことになってしまう。明らかに人間嫌いというか、周囲との関わりを持つことを避けようとしている彼が、なぜ報酬さえあれば(しぶしぶではあるが)その能力を発揮しようと考えるのか。そして図らずも歩が「視て」しまった千影の「過去」は何を意味するのか――そもそもなぜ歩は、他者の記憶を無意識のうちに覗くことができたのか、という点も気になるが――、そんな謎を垣間見せつつ、物語は蛇神と、その神を祀っていたはずの神山家との因縁へと移ってゆく。

想像以上に重い因縁に驚きつつも、講評の通り先の読めない展開のおかげであっという間に読み終わってしまった本作。お人好しだがそれだけでもない歩と、冷淡なようでいて少しずつ心を許してくれる(ような気がする)千影のコンビっぷりがなんとも楽しいので、ぜひ続編を希望したい。

クリムゾン・エンパイア〜スペル・オブ・ロマンス〜 (一迅社文庫アイリス)クリムゾン・エンパイア〜スペル・オブ・ロマンス〜 (一迅社文庫アイリス)
神尾 アルミ:作 QuinRose/双葉 はづき:絵 QuinRose:原作

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辺境に新種のモンスターが現れるということで、シエラは主であるエドワルドの命により、苦手な魔法使い・オランヌと共に調査に向かう。あっという間にオランヌと別行動を取ることに成功したシエラだったが、そこに現れたのはエドワルドの兄であり政敵でもあるジャスティンと、その護衛のマーシャル。ジャスティンが援助している孤児院から子供たちが消えているとの報せを受け、自ら調査しに来たのだという。そんな折、モンスターに襲われたシエラたち。マーシャルにその場を任せ、ジャスティンを連れて逃げたシエラだったが、以前から自分を「ライバルの護衛」ではなくひとりの女性として扱うジャスティンとの間には奇妙な空気が流れていて……。

アイリスでのノベライズ第4弾は、第1弾と同様ジャスティンのターンということで。
立場の違い――身分の違いと所属する陣営の違い、このふたつの大きな溝があるはずのふたりなのに、なぜかどんどん距離が縮まっていくシエラとジャスティン。無愛想で不器用で、けれどとても心優しいジャスティンは、何気なしに懐に飛び込んでくるシエラのことを敵だとも使用人だとも思えない。だから彼女が自分のために危地に向かうことを是とはしないし、どころか護衛役であるシエラを守ろうともする。そして魔法絡みの事件ということで、シエラと一緒に行動しようとしている魔法使い・オランヌのことが気に喰わないもよう。その姿が見えるし分かるからこそ、女であることをはなから捨てているシエラは戸惑いつつも放ってはおけなくて、そうなるとどうなるかはもう自明の理ということで。そんなふたりの不器用でゆるやかな関係が、やっぱりとても楽しい。これでオランヌが積極的に関わってくるともっと楽しかったかもしれないけれど、今回のようにどちらとも取れない微妙な態度を見せているのも、それはそれでまたいいかも、ということで。


◇前巻→「クリムゾン・エンパイア〜スカーレット・ラビリンス〜」

アルトレオの空賊姫 暁天の少女と世界の鍵 (一迅社文庫アイリス)アルトレオの空賊姫 暁天の少女と世界の鍵 (一迅社文庫アイリス)
神尾 アルミ

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機械や科学製品を動かすためのエネルギーを生み出す魔石「ヴォーパル」――市井での取引が禁じられているそれを探しているさなか、空賊団アルトレオの頭・ヤフェトは、ひとりの少女を見つける。その赤い髪の少女・イスカは、生き別れたという弟を探すこと以外、何も覚えていないという。とりあえずヤフェトたちと行動を共にすることになったイスカだったが、その矢先、空中都市アラバトの軍と衝突。ヤフェトが交戦していた敵空軍の青年・ルヴェンの「声」を聴いたイスカは、ヴォーパルを使わずに飛行艇を操って彼を救い出し……。

久々の作者の新作は、魔法と科学が融合した世界でのボーイズ・ミーツ・ガールな物語。
空賊として活躍するヤフェト、そのヤフェトが拾ってきた記憶のない謎の少女・イスカ、さらにそのイスカが拾ってきた、感情の起伏に乏しい青年軍人・ルヴェン。3人の出会いがヴォーパルの――ひいてはこの世界に隠された真実に触れることになる。

自分のいちばん大事なものはなにか?――ヴォーパルを操るためには、自分の精神をそれに喰わせてやる必要があるのだという。そして精神を――「自分」をすべて喰われてしまえば、人は死ぬ。そうならないためにも、自分の大事なものを持てとヤフェトは語る。ヤフェトにとってそれは仲間だった。ではイスカにとっては――そして、ルヴェンにとっては何なのか。なにも持っていなかったふたりは、この出会いを通して、その「大事なもの」が何かを考え、そして得ることになる。からっぽだった心を埋めたのは、目の前にいる存在。大事なひと。

……とまあこうやって見るとルヴェンが優勢なようだが、ヤフェトも負けてはいないようなので、今後の3人の関係、そしてイスカの記憶と「弟」ことなど、いろいろ気になるのでぜひぜひ続編希望。

クリムゾン・エンパイア〜スカーレット・ラビリンス〜 (一迅社文庫アイリス)クリムゾン・エンパイア〜スカーレット・ラビリンス〜 (一迅社文庫アイリス)
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王位継承権をめぐり、第2王子エドワルドと第1王子ジャスティンとの間に抗争が続く「貴族の国」。エドワルドの護衛であるメイド・シエラにとって、ジャスティンの護衛であるマーシャルは敵ではあるが、良きライバルでもあった。そんな中、エドワルドを支持する有力貴族・セドリックが落馬事故を起こす。エドワルドの名代として見舞いに行ったシエラは、この事故はセドリックの実兄・アルベルトが引き起こしたものだと訴えられる。アルベルトがジャスティンの支持者であることもあり、シエラは調査を始めるが、同じ頃マーシャルも調査を始めていた。行く先々で顔を合わせるふたりだったが、そのさなかでシエラは、マーシャルの様子が時折おかしくなることに気付き……。

同名PCゲームのアイリスでのノベライズ第3弾はマーシャルのターン。
第1弾のジャスティンや第2弾のミハエルの時とは違い、今回は対等な立場であり、旧知の仲でもあるマーシャルが相手ということもあってか、シエラがいつにも増して強気な感じなのがまた可愛らしい。そんなシエラの前では、マーシャルの方が乙女のように見えてきたり(笑)。

単なる「良きライバル」と認め合う仲だとしか思っていなかったシエラは、マーシャルの想いに気付き、狼狽するように。主の命が下れば殺し合うことになりかねない――むしろその可能性が高い今のふたりの間に、恋だの愛だのといった甘い関係が成り立つはずがないし、成り立たせるわけにはいかない、とシエラはつっぱねる。だがマーシャルは引かず、要所要所でシエラに対する想いを吐露する。彼女のことがずっと好きで、でもその想いを一気に押し出してくるのではなく、少しずつ、でも確実にシエラに伝えていくその姿勢がなんとも健気……というか、シエラより乙女だなーと思ってしまう所以だったり。
だから、そんなマーシャルの想いに、彼女なりに応えていこうとするシエラがまた可愛らしい。というか男らしい(笑)。愛しているから殺せる――かつて悪魔の導きにより、女としてのし上がる道と、実力だけでのし上がる道の、その間を取ったシエラにふさわしい恋の行方。しかもシエラに主導権があるという、こんな関係も楽しいかも。


◇前巻→「クリムゾン・エンパイア〜スウィート・レクイエム〜」

ローデンシュアの魔女―ハロウィンの夜に魔法のキスを (一迅社文庫アイリス)ローデンシュアの魔女―ハロウィンの夜に魔法のキスを (一迅社文庫アイリス)
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祖母を亡くした15歳の魔女・リジィが相続したのは、ローデンシュアの荒れ果てたお屋敷。そこには彼女が来るよりも前に、6人の幽霊たちが住みついていた。クセのある幽霊たちとなんとかやっていこうとするリジィだったが、生前の記憶を失っているという少年・フレッドとは口を開けばケンカばかりの毎日で……。

久々の新作!は、魔法がうまく使えなくなってしまった魔女と個性的な幽霊たちが織りなすファンタジーで、さらに人間界に出て来たばかりのリジィにとっての初恋の物語。

基本的には明るくて前向きな性格のリジィは、祖母の死のショックからまだ立ち直れず、母親譲りのケタ外れな魔力を持ちながらも、肝心の魔法がうまく使えなくなってしまっていた。しかもこれまでは魔法使いだけの世界にいて、人間界にやってきたのも初めて。新しい生活への期待や不安を抱えるリジィだったが、そんな彼女にいきなりつっかかってくるのは、なぜか生前の記憶を失くした幽霊・フレッド。喧嘩しつつも次第に惹かれあうようになるふたりの姿がなんとも可愛らしい。

同居幽霊たちとの楽しい日々だとか、フレッドとの関係だとか、初めて人間の友達ができたことだとか、謎めいた先輩との初めての恋だとか、リジィの新しい日々はなにもかもがキラキラしているように見えて、読んでいるこちらも楽しくなってくる。だからこそ、フレッドの死の真相が分かってからの展開にはただただ驚くばかり。それでもどこか希望のある結末がとても良かった。ふたりのその後も気になるところ。

迷走×プラネット (一迅社文庫アイリス (か-02-01))迷走×プラネット (一迅社文庫アイリス (か-02-01))
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地球調査団の団長として日本に送り込まれたのは、黒髪に金の瞳を持つ少女・ルカルタ。調査中に行方不明になった部下のノモロを探すために彼女が取った行動とは、なぜかとある田舎の高校に入学すること。紛争地帯で生まれ、以降も軍人として生きてきたルカルタにとって、高校でののどかで平和な日々はあまりにもまぶしく、楽しい生活で……。

現在「クリムゾン・エンパイア」のノベライズを手掛けている作者のデビュー作。
裏表紙のあらすじに「地球救出ハイテンション・コメディ」と書かれているのだが、まさにその通り。とにかく主人公・ルカルタの勢いがすさまじく、どんどん突き進んでいく彼女の背中を追いかけるようにページを繰っていける感じ。

そんなルカルタが特に興味を持っているのは「にゃんごろうの冒険」なる漫画と食べ物。
特にルカルタが受けるカルチャーショックの大半は食べ物について。もともと食生活が豊かではなかったこともあり、物怖じせずにどんどん食べては感動するその姿は、読んでいるこちらも気持ちいい。というか、お腹が空いてくる(笑)。

そしてもうひとつ、彼女にとって初めてなのが、高校での平和な生活。
初めて同性の友人ができたルカルタは、不意に今までの境遇を思い出し、この日々のかけがえのなさを、素晴らしさを再認識していく。異星人である彼女は、いつか友人たちとも別れなければならない。別れまでの日々があまりにも輝いていて、だからこそ終盤でのその悲痛な想いが胸に刺さってくる。そしてそんな想いを垣間見せられたからこそ、この結末にはとてもすっきりできる。

ちなみに、意外とあっさり見つかったルカルタの部下・ノモロは、なぜかルカルタに愛を誓ういっぷう変わった(?)美青年。恋愛沙汰にはまったく興味なさそうなルカルタからは変態と罵られ、殴られ蹴られといった扱いを受けても、まったく揺らぐことのないその愛はきっと本物(笑)。ラストでちょっといい感じになりかけたり(?)もしていたので、是非続編を希望。

クリムゾン・エンパイア~スウィート・レクイエム (一迅社文庫 アイリス か 2-3)クリムゾン・エンパイア~スウィート・レクイエム (一迅社文庫 アイリス か 2-3)
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奴隷として売られようとしていた幼いシエラに運命の選択を迫った挙句、代わりに死後の魂をもらうと告げたのは、紅い瞳の悪魔――ミハエル=ファウスト。その時からシエラはミハエルに惹かれていた。長じてとある国の第2王子・エドワルドに、メイド兼護衛として仕えることになったシエラだったが、そんな彼女の前に貴族の国の魔法使い・マイセンと、彼と契約している悪魔・ミハエルが現れる。私室に突然やってきては不可解で気まぐれな言動や行動を繰り返すミハエルが気になって仕方ないシエラ。だがそんななか、シエラのかつての師であり、伝説級の暗殺者・カーティスがシエラの主を狙っていることがわかり……。

というわけで同名PCゲームのノベライズ第2弾はミハエルのターンで。
悪魔ゆえに気まぐれで自分勝手で、常識が通じず、なぜかマイセンに盲目的なまでの愛情?を注ぐミハエルに日々振り回されっぱなしのシエラだが、そんなミハエルに惹かれるのをどうしても止められない。自分が彼と交わした「死後の魂を渡す」というのは単なる口約束で、だからこそミハエルは彼女の側に留まってくれない。契約を交わし、ミハエルに常に側にいられて慕われているマイセンの立場と引き比べるにつけ、シエラは苛立つばかり。普段はどこまでも冷静なだけに、ミハエルに対しては動揺を隠せない姿がなんともかわいらしい。
一方、なぜかマイセン至上主義で、シエラのことなど歯牙にもかけていないようにすら見えるミハエルも、やたらと彼女の部屋に現れてみたり、彼女が一心に仕えている主・エドワルドの存在に突然苛立ってみたり……と、直接口には出さないものの、シエラのことを人一倍気にかけている様子が伝わってくるのがなんとも。

特に当て馬的存在はいなかったが、ふたりが回りくどくも互いのことを思い合ってじりじりする姿がじっくり描かれていたので満足。

◇前巻→「クリムゾン・エンパイア〜プリズナー・オブ・ラブ〜」

クリムゾン・エンパイア―プリズナー・オブ・ラブ (一迅社文庫アイリス)クリムゾン・エンパイア―プリズナー・オブ・ラブ (一迅社文庫アイリス)
神尾 アルミ

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「貴族の国」と呼ばれるこの国で、シエラはメイド兼護衛として次期国王となる第2王子・エドワルドに仕えていた。彼女は主から、実兄にして政敵でもあるジャスティンを護衛するよう命じられる。エドワルドの命令通り、ジャスティンに接近するシエラだったが、なぜかジャスティンはシエラのことを受け入れ、シエラもまた、そんなジャスティンに奇妙な感情を覚えはじめて……。

必殺メイドが主人公の同名PC乙女ゲーム、初ノベライズ。
元は凄腕の暗殺者、現在は護衛兼カリスマメイド長……に見えて、意外と天然な主人公・シエラと、無愛想だが実はやさしく、主人公に対してはちょっと心配症な第1王子・ジャスティン。ふたりが惹かれ合う様子を中心に、ゲーム自体の世界観や設定をざっと説明していくような内容。なので全体的に「広く浅く」といった感じではある。

とにかく、ジャスティンのシエラに対する盲目ラブっぷりには思わずにやにやさせられた。こういう不器用なカップルというのもなかなかいい。次があれば、エドワルドとの主従カップリングを希望……だが、それはそれでなんか怖かったり(笑)。

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