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読んだ本のこと、それ以上に買った本のこと、ときどきライブのことを書き散らかしてみたりする。 (当ブログは全文無断転載禁止です)

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ちょっと遅ればせながらですが4〜5月のライブ感想です。

◇5/24 LUNKHEAD ワンマンTOUR2015 君の街でYeah!〜日比谷野外音楽堂のチケットを売りに行くツアー〜@神戸VARIT

さて、アルバム「家」をひっさげてのツアーです。そしてツアータイトルにもある通り、9月に行われる野音のチケットを売るためのツアーでもあります(笑)。

てなわけでライブ前、VARITに近付いて行くと、普通に外にいましたよおだか&壮さんペアが……。まじすか!と驚きながら、私と妹はその前を通り過ぎ、すぐ横のローソンに逃げ込んだのでした。そのあとおそるおそる外を見ると、他のファンと談笑したりしてましたが……チケット売ってたのかなあれ(笑)。

ライブはもういつも通りのパワフルなもので。「家」収録曲から過去の曲まで様々でしたが、一番意外だったのは「桜日和」を聴けたこと。暦の上ではギリギリ春でしたが、どちらかといえば初夏なので、一足先に「夏の匂い」でもやるかなーと思っていたのですが……。

あと「懺悔室」のパフォーマンスがまんま「ぐるぐる」でした。これはこれで。

MCでは前日の奈良で起きたトラブルについて。ひとつはおだかさんが間違えて「名古屋」と言ってしまったこと。もうひとつはアンコールで物販紹介をした時にバンドスコアのことを言い忘れてしまって、アンコ1曲目の「きらりいろ」の演奏を遮って宣伝したこと。どっちにしたってロックすぎるだろおだか……(笑)。しかも奈良と名古屋を間違えた件については、奈良も名古屋も広い宇宙の中では同じだということを「スモールワールド」の歌詞を引き合いに出して弁明してました。まあこの後で本当に「スモールワールド」ゃってくれたのでよしとします(笑)。

で、ライブ終わってドリンクを流し込んでたら、物販におだか再び(笑)。ちょうど私がいるすぐそばでチケットの押し売り……もとい出張売り子をやってました。売れるといいですね。


◇6/12 LUNKHEAD ワンマンTOUR2015 君の街でYeah!〜日比谷野外音楽堂のチケットを売りに行くツアー〜@心斎橋club JANUS

さて、神戸から約半月後、今度は大阪公演です。今回も妹と一緒、しかも番号がかなり良かったので、最前をゲットできました。しかしここで予想しておくべきだったんですよね……平日とはいえ大阪なのに、ものすごく人が少ないんです。前この場所でのランクのライブではもっと人多かったんだけど……と思ってたのは私だけではなかったようで、メンバーたち(という主におだかさん)がしきりに人が少ないことを口にしてました。壮さんも開演前に野音チケットが1枚も売れなかったことに触れ、今日1枚も売れなかったら東京に帰る!(ランクはこの後、福岡・広島でライブ予定だった)とか言い出す始末。ちょっと呆れてしまいました……それを来ている人に言われてもなー、と。

さておき。ライブはそれでもちゃんと盛り上がりました。久しぶりに聴いた「呼吸」が良かったです。あと千川通りをやったのですが、途中で「心斎橋」に変えてたのが面白かったです。ちなみのこの日の「懺悔室」でのおだか懺悔コーナーは、この曲の自分のパートがとても好きなのに、ぐるぐる的なパフォーマンス(つまりギターなしでハンドマイクでシャウト)にしたせいで弾けない!でもいいの、みんなが喜んでくれるなら……☆とのことでした(笑)。そこは心の中で弾いてください(笑)。


◇6/14 GOING UNDER GROUND TOUR 2015 「soul train」@広島ナミキジャンクション

丈さん脱退後初となる、ワンマン全国ツアーです。この前日の名古屋とこの日の広島、そして翌週の大阪公演のみ、サポートドラムが元ビークルのマシータさんです。ちなみにその姿を見てもまったくピンとこなかったのですが、そうかビークルは映像ではお面だったから(ライブは1回、フェスでしか見たことがない)……だから素顔を見てもピンとこないんだ(笑)。

というわけでライブ。「TRAIN」からのスタートで、「センチメント・エクスプレス」もあったし、ツアータイトルを冠した新曲もあったしで、電車づくし(?)のライブでした。素生さんいわく、今回のツアーが終わったら、しばらく制作期間に入るため、ライブはおやすみなんだそうです。電車――というよりは「旅」を連想させるセトリだったのはそのせいかもしれません。最後に「パスポート」とかやられた日にはもう。

という感じでまあいいライブではありましたが、やっぱりまだ丈さんが抜けて半年、その間に見たライブはこれで2回目ですが、どうもまだしっくりこない面も。マシータさんのドラムは前回のサポートの方以上に力強く、そして時折ちょっと早すぎる感じもしました。ないものねだりとは分かっていますが、ゴーイングの曲にはもうちょっと繊細さがほしいんです。もうかれこれ10年近く聴いてきたものだから、ドラムが変わったことになかなか慣れないものなんだというのを実感しております。特に私は丈さんが好きで、ゴーイングの曲を聴くときには、たくさんの音の中からまずはドラムの音を聴き分けようとしていたから、なおさらかもしれません。ちょうどここからゴーイングのライブに行くこともなくなりそうですので、ここで私も少し距離を置いて、まっさらな気持ちで次に会えるようにした方がいいのかなとか思ったり。まあ思ったりしながら、渋谷公会堂のライブDVD買っちゃったんですけどね。

◇2/7 藍坊主 TOUR 2015〜時計仕掛けのミシン〜@岡山IMAGE

やっちまったよ……整理番号1番だったよ……(ってこれは私のせいではないですが)。
というわけで最前にて観覧。数年前にも1度最前になったことがあって、その時すごい押されようでもう大変だったのですが、今回はさほどではなかったです。今回のアルバムが全体的に落ち着いた内容だったからかもしれません。
とにかくこの日はなんかリーダーが後楽園の素晴らしさを語ってました。相当気に入ったみたいです(笑)。
ライブはアルバム「ココーノ」の内容がメインでしたが、今回は初回限定版としてカップリング集があったので、アルバム曲以外はカップリング曲がちょこちょこ。「スタンドバイミー」とかすごく久しぶりに聴いた気がします。


◇2/22 GOING UNDER GROUND TOUR 2015「Teenage last」@十三Fandango

丈さん脱退から1ヶ月も経ってませんが、新生ゴーイング初となる東名阪ツアーです。というわけでキーボードだけでなくドラムもサポート入りました。ですが、今まで通りのゴーイングがそこにはいました。

そりゃあ確かにドラムを叩く人が違うんだから、完全に今まで通りとは言えません。導入や音の強弱が丈さんとは違うわけで、そういうのが顕著に表れている場面もありました(キーボードが変わった時は……まあみんな洋一さんより上手な人ばかりだから・笑)。そんな時はやっぱり丈さんの不在を強く突きつけられはしましたが、そういうのを吹き飛ばして余りあるのが素生さん、ナカザ、いっさんの「いつも通り」感。だからそんな彼らの歌に、演奏に、救われたような気はします。まだまだ寂しい気持ちが消えるわけではないけれども。

とりあえず今回はwアンコまでありましたが、現在出来る曲はアンコまででやり切ってしまったということで、最後は素生さんひとりで弾き語り。これはこれで。まあ次のツアーはもう決まってますので、レパートリーの増加に期待ということで。


◇3/7 黒沢健一 LIVE TIME BEST TOUR 2015 “BEST VALUE”@広島Live Juke

さて、大変久方ぶりの黒沢さんです。1月にリリースされたセルフカバーアルバムをひっさげての全国ツアーです。
今回ライブがあった「Live Juke」というのは、広島市の中心部にある「クリスタルプラザ」なる高層ビルの19階にある、なんというか雰囲気半端ないライブハウスというかサロンというかバーというか。明確な「ステージ」はなく、フロアの一角を舞台代わりに演奏されてたのですが、その背後がちょうどガラス張りになってて、夜景をバックにライブが楽しめるというスゴイところでした。

でまあ今までで一番間近に黒沢さんを見たのですが、わりと小柄(まあ両サイドが背の高い方だったせいかもしれませんが)な外見に反し、まあパワフルかつ艶のある歌声。アルバム曲だけでなくカバー曲、新曲も取りそろえ、とても楽しいひとときでした。やっぱり好きだなあ。


◇3/14 ストレイテナー Behind The Scene TOUR@岡山CRAZYMAMA KINGDOM

個人的にはわりと久しぶりな気がします。安定のテナーです。
そういえばこの日はひなっちのところにもマイクがあったんですが、珍しいような。最近はいつも置かれてるのかな? いつもなにかしら喋っててもマイクがなかったので聞こえづらかったのですが、今回はよく聞こえました。ライブ前にテナーファンのカップルに遭遇して「クソが!」と思った(言った?)話とか(笑)。あと釣りバカのハマちゃんの真似をしたりとか(笑)。

まあキラチュンとかバーサーカーとかメロストとかは相変わらずセトリに入ってて「またかー」とは思うのですが、盛り上がるし私も結局はテンション上がるのでいいですね。欲を言えばディスコもほしかった。あと「ひつじ年だから」という導入で始まった「羊の群れは丘を登る」も最近定番化しつつありますね。好きです。

あーあとアンコールの時にチューピーの耳カチューシャをして出てきたホリエさんが可愛すぎました(笑)。みんなして言ってたけど、ぜひ鷲羽山ハイランドに行って恐怖の断崖絶壁スカイサイクルに乗ってください。

◇1/11 GOING UNDER GROUND/TOUR「OReTABI 2014〜15」@心斎橋Club JANUS

丈さんラストツアー、セミファイナルです。珍しくソールドアウトしてたみたいです。
先日の岡山同様、セトリは新旧取り混ぜ、ただしどっちかっていうと昔寄りな感じで。大阪という場所柄に加え、丈さんラストということもあってか、ノリが非常に良かった。メンバーも楽しそうでした。私も楽しかったです。だからやっぱり丈さんがいなくなるっていうのが嘘みたいで。


◇1/18 LUNKHEAD 10th ANNIVERSARY「一世一代のみかん祭」@新木場STUDIO COAST

ランク10周年ツアーの集大成、久々のコーストでのみかん祭りです。
ライブは2部構成で、1部は前半5年、2部は後半5年の曲から組まれたセトリとなってました。ちなみに1部と2部の間はゲストの龍さんDJタイム。ランクにゆかりのあるバンドの曲をかけていたかと思ったら、いつの間にか嵐になり、ラストはPerfumeに乗せて恒例のバストアップ体操でした(笑)。

で、ライブ。GDAさん完全復活ということで、どピンクの頭でステージ上を駆け回ってました。ひと安心です。おだかさんもいつも以上にノリノリで、「ぐるぐる」(久しぶり!)の時は曲に追いついてなかったりして(笑)。

ライブ終わりくらいに「シンフォニア」、そして「僕らは生きる」を歌っていたのですが、曲前のMCや曲そのものに込められた「救われてもいいんだ」というおだかさんの言葉が、なんだかこの夜はものすごく胸にすとんと落ちてきました。なにかの裏打ちがあるわけでもない、言ってしまえばただそれだけの言葉に、私も救われた気がしました。おだかさんはファンに救われたと言っていたけれど、私はランクの曲に救われていたんだと思います。もちろんランクだけではないですが、大きな部分を占めていることは間違いない。ここ数年、実は精神的に不安定なことが多く、一時期はどうしようもない状態に陥ったこともあったのですが、それを越えてこの場所にやってきて、そしておだかさんの言葉を聞けたことが何よりの救いになったような気さえしてきます。ほんとうに、ありがとう。


◇1/31 GOING UNDER GROUND LIVE at 渋谷公会堂「河野、バンドやめるってよ」@渋谷公会堂

なんつーかヒドイタイトル(苦笑)ですが、泣いても笑ってもこれが丈さんのラストライブです。とはいえ、ライブ中に素生さんがタイトルを改めて「男の子、旅に出る」と宣言してましたが。
この日もチケットは完売したうえ、ニコ生でも中継されるということで、人もすごいが撮影機材もすごい。待ち時間にツイッター見てたらおだかさん含め、バンド仲間も多々来ていたようです。

で、ライブスタート。舞台に張られた薄い幕にバンド名、ツアータイトル、さらにはツアーTシャツに描かれていた、ツアー開催地を星に見立てて「G」を形作った図柄が映し出されます。でもってSEは「fire grow」。もうこれだけで涙腺が決壊しました。

しかしライブが始まってからはいつものゴーイング。気張らず気取らず、泣きそうな素振りすら見せず、とにかくいつも通りの楽しい時間が過ぎてゆきます。今回もツアーの時と同様、ある程度古い――というよりかは、ゴーイング全盛期の曲が中心。ですが時折、最近の曲も挟まります。素生さんと丈さんのツインボーカル曲である「アゲハ」や「9th Route」が演奏されるたび、これで最後なんだという思いで胸がいっぱいになりましたが、なぜか涙は出ませんでした。あまりにもふたりが――そしてメンバー全員がいつも通りすぎて。

MCでは素生さんが丈さんへの感謝を。バンド組んでデビューしてしばらくの間、素生さんは自分がいくら曲を作っていても、これが誰に向けて、なんのために歌っているのかがはっきりわかっていなかったそうです。そしてそれはナカザ、いっさん、洋一さんも同様。しかし丈さんだけはわかっていてくれたのだとか。大阪あたりでも言ってましたが、アルバム「かよわきエナジー」のタイトルを決めたのは丈さんだったそうです。この曲が秘めている「ゴーイング」というものの象徴性を、丈さんはその時きちんと理解していたということだと思います。やっぱり丈さんはこのバンドにとっての支柱だったんだなあと思わせるエピソードです。

アンコールでは洋一さん登場。私は野音のラストライブ以降、洋一さんがゲスト出演したライブにことごとく行っていなかったので、本当に久しぶりです。ちなみに洋一さん、丈さんの脱退を知って、自分から素生さんに「俺、行かなくていいの?」と連絡してきたんだとか(笑)。
でもって「グラフティー」、「ハートビート」でのいつも通りの煽りを見て、やっぱりこれがゴーイングだと心から思いました。久しぶりなはずなのに、なんであんなに自然に、この日までメンバーとして活動してたみたいに溶け込んでるんだろう、洋一さんは。不思議なものを見た気分になったのと同時に、でも目の前の光景はごく当たり前なものにも見えたのでした。そしてまた涙腺が――とはいえ、これは丈さんがいなくなることへの悲しみではなく、目の前で再現されたかつてのゴーイングの姿に感極まったということなんでしょうが。

そうしてアンコールが終わり、丈さんの最後の言葉。ゴーイングとして過ごしてきたこれまでの年月はとても稀有な体験だった、と言っていました。あわせて感謝の言葉を。けれど感謝したいのはこっちです。今までゴーイングの一員としてたくさんのものをくれた丈さんに、今はただありがとうと、それだけしか浮かんできません。ダブルアンコールでの「東京」で、素生さんの歌声を追いかけるように自分の声を重ねてゆく丈さんの姿に、これまでの「GOING UNDER GROUND」というバンドそのものを見た気がしました。さらには「これまでのゴーイング」の終わりをも。次に彼らに会う時(というのは意外とすぐの話ではあるのですが)、一体どんな姿で現れるのか――そして私は、それをどんな気持ちで見つめることになるのか。まったく予想がつきません。

ずっと書きそびれていたのでまとめ書き。昨年10〜12月のライブプチ感想です。

◇10/23  UNISON SQUARE GARDEN/TOUR2014「Catcher In The Spy」@神戸チキンジョージ

妹と一緒に参戦。私は端の方で見てましたが、妹は最初から前方ど真ん中の危険なゾーンに陣取り、流れ流され大変な目に遭ったようです(笑)。
MCでは遠足か何かで六甲山に来たことがある、という話をしてまして、田淵くんの性格が猪、貴雄くんの性格が山羊だったか羊だったかに似てるという流れになり、きっとふたりは六甲山にいるそれぞれの動物と中身が入れ替わってるんだ!という謎の展開を見せました。斎藤くんなんなのいきなり(笑)。
相変わらずのオーディエンス合唱にはうんざりさせられましたが、ライブ自体は勢いがあって良かったです。個人的に今回のアルバム好きなんで特に。ところで徹頭徹尾〜はそろそろ音源化しませんか?


◇11/8 9mm Parabellum Bullet/Next Bullet Marks Tour2014@岡山CRAZY MAMA KINGDOM

岡山は6年ぶりだそうです。ベストをひっさげてのツアー、岡山公演です。個人的には2010年の広島以来2度目ですね。ただわたくし、9mmから一時き遠ざかってたので、時々分からない曲もあったりして……スミマセン(苦笑)。
MCで桃太郎の話はちひろセンパイに禁止されたという卓郎ですが、結局喋ってしまってました(笑)。
アンコールはLDMとディスコミ。どっちも好きなんでこの時が一番テンションあがりました(笑)。

◇11/21  LUNKHEAD/road to 一世一代のみかん祭全国ツアー 10NK YOU ALL LUNKHEADS!!!!!!!!!!@岡山ペパーランド

LUNKHEADはほぼ半年ぶり。もうランク分が枯渇してましたよわたくし(笑)。
10周年ツアーということなので、会場によってセトリが全然違うらしいのですが、この日は比較的最近の曲+定番曲って感じだったような。最初から「闇を暴け」「インディゴ」「前進/僕/戦場へ」って飛ばしすぎでしょう(笑)。その後も「未来を願ってしまった」「シューゲイザー」「きらりいろ」など私の好きな曲が続いてもうどうしたらいいか。ランク最高!

ちなみに今回のツアーで、新曲「シンフォニア」のPVを撮るため、開演前と終演後に外で壮さんがファンの写真を撮ったりしてるらしいんですが、この日の終演後、同行していた妹とドリンクを飲んでいた時、ふと気付くと近くの喫煙コーナーで壮さんがフツーに煙草吸ってました……そしてその周囲で遠巻きに煙草を吸うファンたち。その後も壮さんは写真撮影したそうな雰囲気でうろうろしてましたが、みんな遠巻きという状況。都会ならともかく、地方だとあんまりみんな積極的に絡んでいかないんだな……とちょっと笑ってしまいました(失礼)。

◇11/30  LUNKHEAD/road to 一世一代のみかん祭全国ツアー 10NK YOU ALL LUNKHEADS!!!!!!!!!!@梅田AKASO

またしてもランクです。今回はひとりで。
このライブの数日前、実はランクの面々は移動中に事故に遭い、中でもGDAさんが重傷を負ってしまったそうです。事故から数日経って、かろうじてベースは弾けるものの、大声を出したり動きまわったりするのはダメという状態だったそうですが、それでもこのツアーが残り数日だということで、前日の名古屋、そしてこの日の大阪のライブは敢行されたということです。なんとも大変なことに……と、ちょっと複雑な気分になりつつの参戦でした。

まあ実際GDAさんは頭に布(女性もののタンクトップらしい)を巻き、ふつうにベース弾いてました。MCでのおだかさんいわく「黙って立ってベース弾けばいい、と言ったら不満げにしてた」とのこと。それがベーシストとしては普通の在り方のはず、と笑ってましたが、終盤では涙を見せる場面も。おだかさんも事故のことで相当不安だったらしいです。でもそんな状態でも私たちのために――自分たちのためでもあるのでしょうが――ライブをしてくれたことにはもう感謝のひとことです。本当にありがとう。


◇12/14 GOING UNDER GROUND/TOUR「OReTABI 2014〜15」@岡山CRAZYMAMA KINGDOM

岡山でゴーイングを見るのは久しぶり。そして岡山で丈さんを見られるのもこれで最後となってしまいました。
この数日後がナカザの誕生日ということで、誰かがナカザに花の鉢植えを差し入れていたらしく、ステージ上に飾られてました。でもナカザの誕生日の2日くらい後に素生さんの誕生日がくるんですよね。ナカザだけ祝われてて自分にはないと素生さんはちょっと不満げでした(笑)。
こちらも先だってのランクと同様、レコ発ツアーではないため、セトリは新旧取り混ぜた内容に。あと序盤にハートビートがあったのは、夏のソングクルージングの成果なのかなあ、とひとり納得してみたり。

◇12/20 GOING UNDER GROUND/TAMARIBA vol.6@代官山LOOP
◇12/23 GOING UNDER GROUND/TAMARIBA vol.6@心斎橋 酔夏男


久々のゴーイングFCイベントです。しかも初心に帰って(?)、ライブではなく各人の出し物形式です。こっちの方が好きなんだよなあ、私。ちなみに東京の夜の部と大阪の昼の部の両方に行ってしまいました。大阪なんて整理番号が1番だったんだぜ……!

まずいきなりびっくりしたのが、もぎりが丈さんだったこと。でもってステージ上にはナカザといっさん(いっさんはは開演まで黙々とトランプタワーを作ってた)、ドリンクカウンターには素生さん。東京では給仕するだけでしたが大阪では飲み物を作ってました。大阪でカルピスを頼んだら水がなくて、急遽カルピスソーダ(要はカルピスの炭酸水割り)にしてくれるというハプニングも(笑)。

ですがまあ最初はミニライブ。これまた久しぶりの「Parade」です。素生さんがこの曲はFCイベのテーマ曲にすればいいんじゃ、というようなことを言ってました。確かに。
そして実は2014年はゴーイング結成20周年なんだそうです。そんなわけでミニライブはこれまでのゴーイングの歴史をなぞる内容ということで、過去カバーしてた曲なんかをやったりして。で、最後はメンバーがパートを交代して「アゲハ」を演奏。ボーカルが丈さん、ギターがいっさん、ベースが素生さん、ドラムがナカザ。なんか丈さんといっさんが前面に押し出されると違うバンドみたいですね(笑)。丈さんスキーの私としてはもう感無量です。

その後は各人のコーナー。いっさんはなんと弾き語りで「グラフティー」と山口百恵の「いい日旅立ち」。素生さんは秋以降のライブの際の移動中や舞台裏でのプライベート映像の公開。ほとんどがいっさんがいじられてるという内容でしたが。でナカザはビンゴ大会。あらかじめ配られた紙にそれぞれゴーイングの曲名を書き、ナカザのiPodをシャッフルして流れた曲がそろえばビンゴ、という。私は残念ながら当たりませんでしたが、途中で「メンバーチャンス!」と言って各メンバーが即興で歌うという場面も。もちろん素生さんだけでなく丈さんやいっさんも。いっさんの歌は相変わらず破壊力ぱないです(笑)。

もうね、内容は一緒っちゃ一緒でしたが、大阪では私、最前列に座ってまして。で、大阪の会場(一度だけシュノの西村くんのライブで行ったことあった)はすごく狭いので、最前列とステージ(というような段差はないのですが)がほぼ零距離。ものすごく近いんです。メンバーガン見です。丈さんもしっかりこの目に焼き付けてきました。不審者でスイマセン。


……とまあ、こんな感じで2014年後半はライブ参戦してました。
最近は本命のランクやゴーイングのライブが多くて嬉しい限り。
……まあゴーイングは丈さんとのお別れが刻一刻と迫ってきてるわけですが。うう。

さて、8月のライブ参戦は月末のゴーイング2daysでした。
「GOING LIVE PREMIUM "SONG CRUISING"」ということで、昨年もやっていたマンスリーライブです。

30日は「河野丈洋Night (Joe SIDE of GOING)〜Innocent Merodies〜」ということで、丈さんの作った曲のみというコンセプト。セトリも丈さんが組んだそうです。
「伊豆あたりに」からスタートし、「キャンディ」や「かいき」、「秘密」、「雨の樹」のような古くて懐かしい曲もたくさん。MCも丈さんに振られることが多く、特に「ハートビート」の間奏でいつもいっさんが喋る部分まで振られて、なんだか戸惑ってました(笑)。

アンコールでは「ボンベルタ」「愛のうた」が演奏されましたが、いったんはけた後、Wアンコかと思いきや、慌てて戻ってくる素生さん。なんと、本当は「愛のうた」の後で「いつまでたっても」があったのに、素生さんのセトリ表が折れてたのかなんなのか最後の曲が見えてなくて、「愛のうた」で終わりだと思って締めてしまったんだそうです。なんたるハプニング(笑)。

ですがそこでナカザに話を振ったところ、「オレはセットリストの紙なんて見てないぜ」と発言。ナカザいわく、丈さんのスティックを叩く前フリで次の曲を判断しているんだとか。絶対ウソだ(笑)。素生さんも「ウソだあー」と言っていたのですが、試しに、と丈さんがランダムで曲の前フリを行ったところ、みごと的中させてしまいました。またしてもハプニング(笑)。ムキになった素生さんもトライしましたが、こっちは見事に外しました。いいオチだ。

で、31日。こちらは「河野丈洋Produce Night〜My Favorite SET LIST〜」と題し、丈さんが考えた「これぞゴーイング!」というセトリだそうです。なので丈さん曲しばりということではありませんが、事前に丈さんが「意外性のあるセットリスト」と言っていた通り、本当にびっくりするような――それこそいつものゴーイングのライブでは思いもよらないようなセトリになっていたのでした。例えば、たいてい終盤に来る「ハートビート」が序盤にあったり。そのせいで、素生さんは「なんか今日のライブは何回も始まったり終わったりしてるような気がする」とボヤいてました(笑)。

そんなこの日のライブは「青空コウモリ」から始まり、「きらり」や「モンスター」、そして個人的にはとても久しぶりに聴いた気がする「センチメントエキスプレス」も。定番曲も多かったですが、次に何が来るのか予測できないという点ではとても新鮮な内容でした。

そういえばこの日も前日も素生さんが言ってましたが、素生さんと丈さんは何もかもが真逆で、素生さんは曲作りに自分のパーソナルな部分が色濃く出てくるけど、丈さんはさほどではない、と。確かに「ハミングライフ」作曲のエピソードもそうだけど、丈さんはどちらかと言えば客観的に見て「ゴーイングらしい」曲を作為的に作っているような気がします。それは個人の感情を排して無理に作ってるというのでは決してなく、あくまでも自分の能力を最大限「ゴーイング」というバンド自体にフィットさせた上で、作りたいものを作っているという感じ。まあだからこその卒業ということになるんだろうけど……良くも悪くも職人なんだなーと思います。そしてそんな丈さんが、意識的に自分のパーソナルな面を反映させたという「9th Route」が、なんだかこの夜はすごくしみて聴こえたのでした。

◇7/5 UVERworld LIVE TOUR 2014@大阪・京セラドーム

7/5はUVERworld初となる京セラドーム公演に行ってきました。しかもこの日は結成日である7/6の前日。さらにメジャーデビュー時に正規メンバーから外され、これまでサポートメンバーとして活動していた誠果が、ようやく正規メンバーとして復活してから初めてのツアー。というわけでこの日はなにかと特別なライブだったのではないかと。

まあドームというくらいだから会場は広く、私のいる席は果てしなく上の方で、ステージ上のメンバーたちは豆粒でございました(笑)。途中でアリーナ中心部の特設ステージに移動したりはしてましたが。でもってライブ中も、序盤から花火的なものが炸裂するわ、早々に金テープが飛ぶわ、なんか燃えてるわ、レーザービームすごすぎるわで、なんというか金かかってる豪華なライブだなーと。びっくりしました。
しかも座席にはなんと、LED電球の入ったカプセル的なものがついたリストバンドが置かれてまして。スイッチを入れて腕に巻いておくと、ライブ中に遠隔操作で勝手に光るという代物でした。で、実際、ライブ中には本当に勝手に光ってました。色も変わるし、点滅具合も変わるし、座席の場所によって光るタイミングも違う。すごいものがあるんだなー、とこれまた感心しました。

セトリは新旧とりまぜたないようで、デビュー曲の「CHANCE!」があるかと思えば、まさかの「energy」でエコカーしてました。久々に聴いたなー……というか、まさかドームでこの曲を聴くことになろうとは(笑)。このライブの数日前にリリースされたばかりの新譜からは、シングル曲に加え「IMPACT」「Born Slippy」「0 choir」も披露。とにかく全体的にテンションの上がるライブでした。


◇7/12 GOING UNDER GROUND TOUR2014「ひとりぼっちになる日のために」@渋谷クラブクアトロ

ゴーイングのレコ発ツアー、ファイナルです。
当初は行くつもりがなかったのですが、丈さんの脱退ニュースを受け、慌てて公式サイト先行でチケを取りました。別にこれがラストツアーではないのですが、できる限り「4人のゴーイング」のライブを見ておきたくて。

渋谷のクアトロと言えばあの微妙な柱。今回は番号が後ろの方だったので、よさげな場所を見つけても柱が邪魔になるというどうしようもない事態に陥ったので、結局ふつうに後ろのど真ん中あたりで見ました。

ファイナルだからといって特別な内容ではないし、ともすればやっぱりいつものゴーイングで。丈さんが脱退するという話に触れはするし、「ラストダンス」含め丈さん曲が多かったりもしますが、それだけのことで。このツアーが終わり、マンスリーライブをやり、そして秋にはついに最後のツアーが始まってしまうわけですが、ここからゴーイングがどう変わっていくのか、そしてどこまで変わらずにいてくれるのか、しっかり見つめて行きたいと改めて思いました。


◇7/26 FoZZtone 追加公演!vol.1〜カントリークラブ〜@下北沢GARDEN

さて、フォズはこれから毎月「追加公演」と題し、文字通り、これまで行ってきたレコ発ツアーの「追加公演」ライブをするそうです。で、今回は第1弾として、ファーストフルアルバム「カントリークラブ」を中心としたライブでした。

のっけからわっちはテンションが高いのですが、そのノリで「置いてきた」発言を(この企画ライブ間のみ?)撤回してしまいました(笑)。
去年の赤坂ブリッツでのライブで「VERTIGO」の曲を全部演奏し、これらの曲はここに置いていく――とか言ってたらしいのですが、今回は過去ライブの追加公演ということで、当時の手持ち曲を中心にセトリを組むと、当然「置いてきた」曲もやらざるを得ないわけで。なので図らずも、もう聴けないと思っていた「polca dots」やらなんやらを聴くことが出来たのでした。ラッキーです(笑)。

あと、個人的に「カントリークラブ」の楽曲群が特に好きで、しかも私がフォズにハマったのはこの次のアルバムからなので、この収録曲がまとめて聴けてとても幸せでした。しかも終盤では「in the sky」もやってくれて。イントロ聴いた瞬間に鳥肌が立ちました。嬉しすぎて。ラストの「TWILIGHT」もとにかく素敵でした。とにかく楽しかったです。惜しむらくは、これ以降のライブが全部平日だということ……なのでもう「追加公演」には参加できなさそうです。残念。

さて、前月に引き続き、6月もライブ参戦は1回のみ。
6/1に広島クラブクアトロで行われた、GOING UNDER GROUNDのツアー「ひとりぼっちになる日のために」広島公演です。

今回も運よく丈さんがよく見える位置をゲットし、しっかりと見てきました。
今回は丈さんが歌う曲も多く、「アゲハ」に「ハミングライフ」、そして「ラストダンス」。ゴーイングでの丈さんの歌声をこんなに近くで聴くことはもうないのかもしれないと思い、しっかり耳と心に焼き付けてきました。あとこれは丈さんvo.ではありませんが、久々に「いつまでたっても」が聴けたのが印象的でした。

その他に特記すべきことと言えば、やっぱりナカザの肋骨骨折(笑)。さすがにもう治ってるのかな? 5月のライブ中にステージから落ちるかなにかして肋骨を追ってしまったとのこと。そのせいか今回は「ナカザのディスコ★」がありませんでした。なのでペンライトの出番はなしか……と思ってたら、なぜか「哀愁のBOY」で出番が。いつの間に。咄嗟のことすぎてペンライトを取り出しそこねましたよ(笑)。

さて、最後に丈さんのひとことが。とはいえやっぱり内容としては、なぜ脱退するかということでしたが。なんでも丈さん、今後は音楽家としてやっていきたいのだそうです。ソロ歌手業もするのかもしれませんが、どちらかというとインストが作りたいみたいな。まあなんにせよ、これからも応援していきますので。

あともうひとつ。
この日の段階で、私が行く予定にしてたゴーイングのライブは、今ツアーのファイナル(東京)と、来年の丈さん卒業ライブ(東京)だけだったのですが、ここにきて年末に岡山でワンマンライブがあるというお知らせが! 冬頃にラストツアーでもしてくれるんでしょうか。ちなみにその岡山公演は週末でした。よかった。絶対行く。

◇3/2 OLDCODEX
Zepp Tour 2014 “Attract the Attack”@Zepp Namba

OLDCODEXのライブは初めてでしたが、まあ女子ばっかり!というのが第1印象。こんなにも広い会場なのに、私は男性客を3人しか見かけませんでした。ここまで圧倒的に女性が多いライブって初めて(笑)

で、中。ちなみにわたくし、2階席でした。
vo.とpainterというユニットゆえに、ステージの左右には大きなキャンバスが。最初はツアータイトルやらユニット名やらが書かれていましたが、ライブ中はYORKE.がここにどんどん、演奏中の曲のタイトルを重ね描き。思わずそっちにばかり目がいってしまいます。

で、ライブ。
レコ発ツアーではないということで、新旧取り混ぜたセトリでした。私の好きな「美しい背骨」や「HEAVEN」が聴けて満足です。でもひとつだけ残念なことが。
どうもTa_2の高音が出ていない。これっていつものことなのでしょうか?
声優と歌手、どちらにしたって喉が大事な職業のはずですが、ここまで声が出てないとは思わず。前日もライブだったからかもしれませんが、そんなの普通のバンドではざらにあることですし……そのあたりにはちょっとがっかりしました。


◇3/22 GOING UNDER GROUND
TOUR 2014「ひとりぼっちになる日のために」@神戸・太陽と虎

丈さんの脱退が発表された数日後、ツアー初日です。
でもって今回からキーボードのサポートが交代。長らくHARCOさんが務めていましたが、今回からは大阪出身の鍵盤奏者・はっちゃんが登場。スキンヘッドに眼鏡というなかなかないでたちの方ですが、ゴーイングの面々より年下なんだそうな。

ライブはレコ発ということで「ひとりぼっちになる日のために」の収録曲が中心。
そんな中、最初のMCで素生さんが丈さんの脱退に触れてコメントしてくれました。「(丈さんの脱退は)寂しいことだけど、悲しいことじゃない」と。そしてそのまま演奏されたのは「VISTA」。それはこれからのゴーイングと、丈さんのことを歌っているようだと感じました。この歌と、この言葉があれば、残りの10カ月を過ごしていけると、そう思えた夜でした。

ちなみに終演後、恒例のサイン会が。全員出てくるということで久し振りに参加してきました。去年の桶川ライブのDVDを持ってなかったので、それを購入してジャケットを渡したら、それぞれ自分のイラストの部分にサインしてくれました。ありがたや。
で、そのときいっさんがぽつり。なんでも先日、洋一さんから連絡があったそうです。CD出したの知らなかった、CDくれよー、的な(笑)。いいなあ、そういうの。笑いながらいっさんと、丈さんと握手してきました。もちろん素生さんとナカザとも。ああ、なんていうか本当にありがとう!

GOING UNDER GROUNDというバンドをかれこれ10年は追いかけてきているのですが、その間に洋一さんの脱退というひとつの嵐を経験し、一時はどうなることかと思った時期もありました。けれどいつの間にか、「4人のゴーイング」として揺るぎないバンドになったなあと、ここ数年でそう思えるようになってきていました。

でもここにきて、丈さんが10か月後には脱退するという報せを受け取り、あの時の想いが再びよみがえってきました。俺たちは変わらない、なんて素生さんは言ってくれるけど、やっぱりひとり減ってしまえば変わらざるを得ないわけで。少なくとも私には、洋一さん脱退前後のゴーイングはどうしても不安定に見えたし、私もそんなゴーイングを受け入れるまでに時間がかかりました。だから今回の丈さんの脱退が、何かしらバンドとしての在り方に、前回以上に影響しないわけがない。なんと言ったって、丈さんはゴーイングのリーダーだったわけだし(あの時の言葉がまだ有効なのかどうかはさておき)、ゴーイングの楽曲を素生さんと一緒に作ってきた人なわけだし。それを思うとやっぱり不安だし、少しこわい気もします。

そして昨日。神戸でゴーイングのライブを観て、素生さんの言葉を、そして丈さんの言葉を聞いて、やっぱりこれは現実なんだと突きつけられました。けれど同時に、きちんと説明をしてくれたことで、そしてなにより、10か月の猶予があるということで、洋一さんの時よりは少し心に余裕ができたような気がします。……ほんの少しだけど。でも私にとって、丈さんはゴーイングの中でいちばん好きなメンバーだったので、やっぱりさびしいしつらい。ラストライブは来年1月、渋谷公会堂で行われるそうですが(絶対、何としても行きます)、絶対泣いてしまうんだろうな……。

けれど素生さんはライブの中で言いました。
丈さんがゴーイングからいなくなるのは寂しいことだけど、悲しいことじゃないんだと。
その言葉をあと10カ月、胸の奥に置いておきたいと思います。


*ここ1週間の購入本*
石川雅之「もやしもん13」(アフタヌーンKC/講談社)
近藤ようこ「五色の舟」(ビームコミックス/KADOKAWA)
樋口司「ウサギツキ双魔鏡」
らきるち「絶深海のソラリス」(以上、MF文庫J/KADOKAWA)
加藤実秋「インディゴの夜 ブラックスローン」(集英社文庫/集英社)
高木敦史「演奏しない軽音部と4枚のCD」(ハヤカワ文庫JA/早川書房)
庄司卓「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【opt.PLUS】」(朝日ノベルズ/朝日新聞出版)
月花「華アワセ 總−アヲイロノキヌ−」(KADOKAWA)
米澤穂信「満願」(新潮社)
遠田潤子「雪の鉄樹」(光文社)
藤野可織「ファイナルガール」(扶桑社)
松田青子「英子の森」
「夢野久作 あらたなる夢」(以上、河出書房新社)

11月23日、ゴーイングの冬ツアー・岡山公演に行ってきました。
毎年恒例となった桶川ライブを皮切りに始まったこのツアー、岡山は2か所目となります。桶川を除けば1番目です。なんかツアー中でこんな早めに岡山ライブがあるのって珍しいかも。

この日のライブは対バンあり。LOST IN TIMEでした。
ロストは聴いたことなかったけど(という3ピースバンドというのも初めて知った)、「おだかいほくつあー」でvo.の海北さんを見たことはありまして。まあそれだけなので知ってる曲はまったくなかったわけですが、おだかさんが共作したという「歩く速度とその矛盾」が聴けてよかったです。あと「五月の桜」という曲も良かったので、また聴いてみたいなあ、と。ちなみに海北さんはゴーイングと同郷で、高校生だった頃に「思春期のブルース」を聴いて感動したんだとか。

で、ゴーイング。
今回はキーボードなしの4人編成。これはこれで。
セトリはちょっとあやふやなんですが、以下。

【セットリスト】
STAND BY ME
グラフティー
dan dibi di(新曲)
同じ月を見てた
How do you feel?
スパイス(新曲)
流線形
ビターズ
kodama
思春期のブルース
RAW LIFE
LISTEN TO THE STEREO!!
ナカザのディスコ★
Holiday
ならば青春の光(新曲)
《アンコール1》
トワイライト(w/海北大輔)
《アンコール2》
東京

これはいつも書いてる気がするんですが、やっぱり私、「ビターズ」がすごく好きなんです。テンポも曲調も歌詞も全部好きみたいです。最初から最後まで全部好きなんです。なんでだろうな……といつも考えてます。もしや、これが恋……(違)?

「同じ月を見てた」の前にはまたしても素生さんがいっさんに向かって「いっさん、結婚おめでとう」とニヤリ。なんか周囲からは「えっ、マジで……!?」的な雰囲気を含んだ女子の声が聞こえてきたんで、一瞬私まで「えっ、今回はマジ……!?」とか思ってしまいました。後で素生さんが「分からない人はYouTubeを見てください」と念押ししてました。いわく、いっさんはみんなのハンサムだから、もう結婚しないんだそうですよ(笑)

新曲の「dan dibi di」「スパイス」はどちらも明るい曲調でノリがよく、けれど歌詞や世界観はきっちり「今」のゴーイングがみっしり詰まっています。そしてそれは、末光篤さんと共作した「ならば青春の光」もそう。以前は青春真っただ中を歌っていたゴーイングも、気付けばそれをすべて包み込んで、忘れずに心の奥底にいつも持っている大人を歌うようになっているんだなあと、しみじみ感じさせられました。

アンコール1回目は海北さんのキーボードで「トワイライト」を。楽しそうにキーボードを弾く海北さんにつられてしまいました。
で、アンコール2回目は「東京」。朗々と歌い上げる素生さんと、それを追いかける丈さんの歌声がものすごく響きました。こんなにも胸を突く「東京」は初めて聴いたかもしれません。そのくらい、個人的にはすごかった。

ちなみに丈さんのひとことは、最近マラソンをしているということで、来年東京で大会に出るんだとか。あと、岡山でも昼間にふらっと走ってたそうです。すごいな……。

で、ラスト。
今回は会場限定CDがあるということで、久々に物販に寄ってきました。ちなみに売り子はいっさんで、サイン係はナカザ。サイン中のナカザに、「ディスコ★の時に首回りに巻いてたのはクリスマス仕様(金色のモールにボール状の飾りがついてた)なんですか?」と聞いたら「そうだよー」と即答。季節感は大事だよね、ということでした。夏はひまわりとかもいいかもね、とのこと。来年もこの曲をやるのかわかりませんが(笑)、楽しみにしておきます。せっかくペンライトも買ったんだしね(今回初使用でした。ディスコデビューです)。

ゴーイング1023


ということで、これにて2013年のライブ参戦は終了です。ゴーイングで締めというのは、個人的にはなんとも贅沢な話です。素敵なライブをありがとう、ということで。

というわけで8月31日、GOING UNDER GROUNDのマンスリーライブに行ってきました。
「SONG CRUISING」と名付けられたこのライブは、7〜9月にかけて、毎月2日連続で計6回、毎回定められているテーマに沿ったセットリストで行われています。今回、私が参加したのは3回目の「青春の匂い」。本当は翌日の「天使か悪魔か」にも行きたかったのですが、事情により断念しました。残念。

で、マウントレーニアホール。地下鉄渋谷駅の1番出口と直結している「渋谷プライム」というビルの6階にありました。名前は聞いたことがありましたが、行くのは初めて。席にドリンクホルダーが付いてたのはたまたまなのか、あるいは元映画館だったりするのか……。とまれ、この日の私の席は前から2列目、いっさん側。とはいえ、わりと丈さんもよく見える、いい位置でした。
ちなみにセットリストは以下の通り。出口でセトリを配ってくれました(アンコール除く)。いっさんのメッセージ付きで。

【セットリスト】
胸いっぱい

ムサシノ天使の歌
ROMANCE
太陽の季節
ピアノを弾けば
涙がこぼれそう
サンセット
ロマンチック街道
HAPPY BIRTHDAY
ベッドタウンズチャイム
シーン2
Madonna
月曜日雨のメロディー
思春期のブルース
ボーイズライフ
さよなら僕のハックルベリー
Cello
《アンコール》
My Treasure

《アンコール・2》
グラフティー

テーマが「青春の匂い」ということで、昔からずっと「青春バンド」と言われてきたゴーイング(ちなみに素生さんはそれがイヤだったらしい・笑)なので、特に古い曲が多いセトリでした。特に「太陽の季節」とか「サンセット」とか聴けたのがもう嬉しくて。あとナカザ曲「月曜日雨のメロディー」ってのも珍しい。「Madonna」で丈さんのターンがあったのも良かったです。

今回のライブ、MCは交代制というか、まさかのいっさんスタート。そこから時計回りに丈さん、HARCOさん(「ナズナの茶漬け」を歌ってくれた!)、ナカザという順番。いっさんはいきなりの低音ボイスで「こんばんはー」という低テンションスタート。それを受けて丈さんも地味に「こんばんはー」とスタート。この一連の流れがたまりません。

そんなふたりに反して、ナカザはいつもの通りハイテンション。パイレーツナカザと称していたのはツイッターで見ましたが、この日の格好は袖なしGジャン+タレサン+ピンクのバンダナ(頭を全部覆っている)で、どこからどう見てもパイレーツではなく浜省……(笑)。アンコール前には、これまたツイッターで最近言っていた「ナカザ大福」の試作品を持って登場し、チケットの半券を使って大抽選会を敢行。ひとつ感想語彙が貧困な(笑)いっさんに食べさせて、残り4つをプレゼントしてました。当然外れましたけど。
ちなみにいっさんの感想は「うまい!」。ナカザ大福とは苺大福らしいのですが、いっさんは初めて苺大福を食べたんだとか(ナカザも言ってたけど、そっちの方がびっくりするわ……)。で、その後繰り出された感想は、ナカザ大福というよりは、ただの苺大福に対する感想だったのでした。さすがいっさん。大怪我したぜ(笑)。

あとこの日のMCのハイライトと言えば、素生さんがJD(女子大生)にナンパされたという話。友人と飲みに行こうとしたものの携帯を忘れ、通りすがりの人に「500円払うので友人の会社の場所を携帯で調べてほしい」と言って無視され、警察でも同じことやって断られ、結局ふらふら歩いていたらちょうど友人と出くわしたという奇蹟的な話もすごいのですが、その後、呑み屋で「海老蔵に似てる」とナンパされたんだとか。しかし相手が非常に酔っていたらしく、最終的には喧嘩別れしたそうですが(笑)。

丈さんは最近走っているのだとか。もうすぐ誕生日で(もう35歳ですって!)、体力の衰えとかは?と素生さんに聞かれたところ、そう答えてました。最後のひとことの時にも、このまま走ることにハマってマラソンとか出たら応援してください、とのこと。でも丈さん、そんなことしてたらますます太れないよ……。

とまあそんな感じでメンバーのテンションはいつも通りのライブでしたが、ライブ本編は前述の通り企画ライブということで、ものすごく懐かしい感じでした。あらかじめ何曲か予告はされていたものの、次にどんな曲が出てくるかわからないので、ドキドキ感も半端ない。そしてどの曲も本当に青春!という感じできらきらしてて。メンバーも言ってたけど、青春の真っただ中の時は「これが青春……」などと実感はできないもので、私も三十路になって「あの頃は青春だったなあ」と思い返せるようになった感じです。特になにかあったわけではないけれど、その時間そのものがきらきらしていたというか。そしてゴーイングの曲は、その頃のことを思い起こさせてくれました。そこにあるだけなのに、理由もなく美しかったひととき。やっぱりゴーイングはいいなあと、そう感じた一夜でした。

5月26日にGOING UNDER GROUNDのツアー広島公演に行ってまいりました。約1ヶ月ぶりのゴーイングです。
前回の岡山ライブ時にペンライト(ナカザタイム用・笑)を買い忘れたので、今回は開演前にゲットしよう!と思っていたのですが、なぜか物販のスタートと開場が同時だったので買い損ねました。またしても手ぶら参戦です。
気を取り直して以下セトリ。

【セットリスト】
さびしんぼう
グラフティー
1998〜土曜日の夜と日曜日の朝〜
ダイアリー
Roots
9th Route
刹那
コーンフレークダイアリー
ハミングライフ
ハートビート
Allegro Cantabile
Breakthrough
LISTEN TO THE STEREO!!
ナカザのディスコ★
Holiday
シナリオライター
トワイライト

《アンコール1》
STAND BY ME
カモメトゥモロー

《アンコール2》
TWISTER

今回はなんだかアルバム曲が少なめ。けど私の大好きな「刹那」は残っていたのでひと安心。「刹那」といい「ハミングライフ」といい「Allegro Cantabile」といい、丈さんパートが多めの曲がたくさんあって嬉しい限りです。
というか「ハミングライフ」! 素生さんも言ってましたが、ライブで聴くのはかなり久しぶりな気もします。前日の熊本公演で歌ったという話を聞いて期待していたので、これまた嬉しい限り。

カバー曲である「Allegro Cantabile」、前回の岡山公演で聴いた時はCDリリース前だったし原曲を知らなかったのですが、原曲を聴いて音源聴いてそれを生で聴くとまたなんというか格別!という感じがします。素生さん・ナカザ・丈さんそれぞれの歌声が重なり合うというのは別の曲でもよくあることですが、この曲みたいな重ね方(というか、掛け合いのようにどんどんパートを変えていく)は珍しい気もします。面白い。

さて、今回は久しぶりにナカザ側に行ってみました。今のスタイル(脱王子スタイル)になってから初めてかもしれない……。間近で見るナカザタイムはなんというか圧巻のひとことでした(笑)。ペンライト4本まとめ使いだし、アンコ時にHARCOさんが喋ってる最中(自分の物販のことを説明してた)に、ペンライトでギターを弾けるかどうか試してみて素生さんに怒られたり(笑)。相変わらず自由人です。

あと面白かったのはいっさん。岡山公演の際、アンコール登場時に両手の人差し指を立てて腕を上下させながら出てくる、という変な挙動(楽しかったり嬉しかったりすると出る動作だ、と当時説明してましたが……)をしていたのですが、それを今回のアンコ登場時にもやってました。毎回やってるのかどうかわからんけど、一発ネタじゃなかったんだ……(笑)!

素生さんはMCで「SUEMITSU & THE SUEMITH」氏の名前の読み方について言及。「スエミツ・アンド・ザ・スエミツ」だと思ってたんだそうです。本当は、最後が「ス」です。それを丈さんに「【ツ】じゃなくて【ス】ね」と指摘されたらしいのですが、その発音の仕方がなにやら本格的(笑)。後ろから丈さんが「僕はそんな言い方してないよ」と突っ込んでました。ナカザにも「そればっかり言ってる」と笑われてました。自分で自分にハマってたんでしょうか素生さん……(笑)。

そして丈さんは今日も薄かった(身体が)。最後のひとことでは物販のことを言ってましたが(トトトートとか)、なんだかいつにも増してにこやかだったような気がします。

で、締めは「TWISTER」。ライブの日が日曜だったこともあって、よけい身にしみました(苦笑)。次の日から月曜だけど、仕事だけど、しかも月末だからひどいことになるのは目に見えていたけれど、それでもがんばろうと思えました。サビで力いっぱい飛び跳ねました。ああ、楽しかった!

先週の話ですが、4月7日にGOING UNDER GROUNDのライブを観てきました。岡山でのワンマンはものすごく久しぶりな気がします。

本当は早めに行ってナカザのペンライト(今回のツアーグッズ……)を買おうかと思ってたのですが、天候やら体調やら諸々の理由で断念。開演10分前に現地着というかたちでしたが、なにせ今回は整理番号がひとケタ!なので、すでにできていた入場列にも入りやすかったです(場所のアタリをつけやすいという意味で)。そしてもちろん丈さん前を確保いたしましたともええ。

今回は急遽(?)オープニングアクトが登場。昨年末のままかりバンドフェスティバル(なぜかゴーイングが審査員だった)なるイベントで優勝した「さとうみず」という女の子ふたり組のユニットです。今春から大学生ということですが、とても初々しいふたり組でした。かわいらしい。

で、ゴーイング。今回はレコ発(と言ってもリリースから約半年経っているのですが)ツアーのため、アルバム曲が中心でした。以下うろおぼえセトリ。たぶんなにか抜けてますが一応。

【セットリスト(うろおぼえ)】
パスポート
グラフティー
1998〜土曜の夜と日曜の朝〜
TRAIN
さえないブルー
9th Route
刹那
Allegro Cantabile(カバー)
稲川くん
コーンフレークダイアリー
1+1
ハートビート
Breakthrough
ボーイズライフ
ナカザのディスコ★
Holiday
シナリオライター
トワイライト
《アンコール》
LISTEN TO THE STEREO!!
カモメトゥモロー(新曲)

やっぱり春と言えば「パスポート」。のっけから聴けて嬉しい限りです。
「刹那」は1番が丈さんver.でなんというか感無量。素生さんのまっすぐな歌い方もいいですが、丈さんのなめらかな歌い方もよく合う曲です。
「Allegro Cantabile」はSUEMITSU & THE SUEMITHのカバー。のだめのアニメ版の曲だったらしいです。SUEMITSU & THE SUEMITHはデビュー当初よく聴いてたのですが、この曲は初めて聴きました。でもなんか曲調で「わかる」感じ。そうそうこれこれ、こんな感じ!的な懐かしい気分になりました。共作だという新曲「カモメトゥモロー」もそんな感じ。

そしてなんといっても「ナカザのディスコ★」はすごかった。本当にみんなしてペンライト振りまくってて、だんだんわけわからなくなってきました(褒め言葉)。私は手ぶらだったのですが、隣にいた方がなぜか1本貸してくださいました。この場を借りてお礼を。でもって次の広島の時はちゃんと買おう。
ちなみに「ディスコ」の時、なぜかナカザはピンクのファーを振り回してました。サングラスもちょっと派手めなものにかけかえてました。い、いつの間に……(笑)。

MCも相変わらずのユルさというかおかしさというか。
ナカザはいきなり新年のあいさつからスタート。まあ確かに、今年岡山で会うのは初めてだけど……いまさら?
素生さんはクリーニング屋の困った話(ライブで着たスーツをクリーニングに出したら、店員に指でつままれるような持たれ方をされたらしい)やら、さとうみず誤認事件(楽屋に入ってきたとある女性をさとうみずのメンバーと勘違いして、ナカザと「老けた!?」と目配せし合ったらしい)やらの面白エピソードを披露。
いっさんはアンコールで出てくる時に変な動き(両手とも人差し指を立てて上下させながら出てくる)をして、素生さんたちにツッコまれまくってました。
そして丈さんはラストのひとことコーナーで「デミカツ丼を食べに行こうとしたら風が強くて飛ばされそうになったから断念した」とか言い出したりして。

とにかく久しぶりのゴーイングではあったけれど、彼らは相変わらずでした。あいかわらず、楽しい。次は来月の広島にて、ペンライトを確保してまいります(笑)。

というわけで12月8日、大阪へGOING UNDER GROUNDのライブを観に行ってきました。今年最後のライブ参戦です。場所は地下鉄本町駅の近くにある御堂会館の大ホール。寺院にこういう多目的ホールが併設されてるというのはよくあることなんだろうか……とちょっとびっくりしました(笑)。
しかしよくよく考えてみたら、ここ何回かホールライブ参戦が続いています。ホールライブは席があるのでギリギリまで座って本読めるし、現地への到着タイミングだとか荷物(特に冬はコートやマフラーがあるので)のことを考えなくていいので楽ですな。ドリンク代もいらないし(笑)。

で、ライブ。
チケットには「3列目」と書かれていましたが、いざ行ってみると1列目は使えないようにしてあったので、実質的には2列目でした。しかも丈さんのほぼ前。仏様ありがとう(寺院なので)!……と思ってたら前に背の高い方が来られたので、結局よく見えないことが多かったのでした(苦笑)。まあいいけどね。少なくとも桶川の時よりはよく見えたし。

【セットリスト】
1978
シナリオライター
Breakthrough
グラフティー
なんにもいらない
My Treasure
roots
How do you feel ?
刹那
稲川くん
コーンフレーク・ダイアリー
1+1
Listen to the stereo!!
1998
ナカザのディスコ★
Holiday
Winding Road(新曲)
9th route
LONG WAY TO GO
《アンコール1》
Shining
ハートビート
《アンコール2》
トワイライト

セトリは桶川とほとんど変わらず。でも何も見えない状態より、やっぱりステージ上がよく見える方がより楽しいですね。素生さんが裸眼(眼鏡を壊してしまったのでコンタクトだった模様)に伊達眼鏡という状態で目が大きくなっていたり(本人談・笑)、丈さんが笑顔でドラム叩いてたりしたのがすごく印象的でした。「ナカザのディスコ★」ではミラーボール回ってたし(笑)。あと「Winding Road」は音源化されませんかね……素生さんが来年は音源もどんどん出すし、と言ってたので楽しみに待ってみますが。

あと今回はHARCOさんネタがちらほら。大阪ライブ当日は早朝に東京を出たそうなのですが、HARCOさんが読んでいた朝刊を素生さんがどこかのSAで棄ててしまったらしく機嫌が悪い(笑)とか。素生さんいわく、くしゃくしゃだったからゴミだと思った、とのこと。これはどっちが悪いのか……。あと社長がなぜか「冬なのにHARCO……」とぶつぶつ言ってたという話も。ライブ中はフユコ(冬だから)でヨルコ(夜だから)で、夜中になるとワルコ(悪いから)になる予定だそうです。ワルコ見たいなー(笑)。

アンコールでは最近手拍子と共に「アンコール!」と言うのが流行っており、今回もそんな感じ。でもWアンコでナカザが出てきた時はナカザコールに。でもどちらかというと猪木コール的な。なのでその後のナカザのレスポンスも猪木風。そしてみんなでそうやって持ちあげておいて返事をしないという落としっぷり(笑)。ここ数年、脱・王子してしまったナカザの扱いが、みんなようやく分かってきたような気がしました。

いっさんは相変わらず背も高いし髪も長いしイケメンだけどいじられない(笑)。でも「ハートビート」の時はちゃんとコメントもくれたしで、安定のいっさんぶりでした。
そして丈さん。最後のコメントの時はやたらと商魂たくましいところを見せてくれました。いわく、今使っているドラムセットも10年選手並みになっていて、特に椅子が硬くてお尻が痛い。だから今回のアルバムはとてもいいので、ばんばん売って新しい椅子を買いたいとのこと。丈さんにしては攻めの発言です。終演後、ナカザと一緒に物販に出るとも言ってましたし(行きたかったけどバスの時間があったから諦めました……)。あと、締めの言葉の時にいっさんのマイク(背丈が同じなのでマイクの位置も高い)のところに寄りかけて、首をかしげて素生さんのマイク(もちろん位置が低い)のところまで行き、位置を変えて頷いていまして。素生さんのマイクの位置を直してからでないと、なんか喋るのにも落ち着かないんだとか。なんとも可愛らしゅうございました(笑)。

とまあそんな感じで今年最後のライブ、そして今年最後のゴーイングでした。次はなにもなければ4月の岡山ライブまでお預け。次のツアーの追加公演として、大阪公演が6月にあることが発表されましたが、そっちも行こうかな……。

11月17日、テナーの翌日に今度は埼玉県桶川市まで行ってまいりました。
GOING UNDER GROUNDの冬のホールツアー初日、恒例となりつつある桶川凱旋ライブです。

今年は前から2列目!ということで、さぞかしよく見えるのではないかと期待して入ったところ、まさかの一番端っこ(ナカザ側)。おかげで素生さんといっさんはまあいいとして、ナカザは時々見切れるし、丈さんはドラムセットの前のへんしか見えないし、HARCOさんに至っては完全に見えませんでした(泣)。

まあでも見える見えないは関係なし。ライブ自体は今回も素晴らしいものでした。
ちなみにアルバムが出たばかりなので、わりとその曲が中心だったりして。

【セットリスト】
1978
シナリオライター
Breakthrough
グラフティー
なんにもいらない
My Treasure
roots
How do you feel ?
刹那
1+1
Shining
STAND BY ME
Listen to the stereo!!
ナカザのディスコ★
Holiday
Winding Road(新曲)
9th route
LONG WAY TO GO
《アンコール1》
稲川くん
ハートビート
《アンコール2》
トワイライト

アルバムにも入ってない新曲は確か「Winding Road」だったはずです。自分のブログをさかのぼったら2010年にはすでにやってたかと。この曲、いつか音源化されるんだろうか。
あと、今年も桶川高校吹奏楽部とのコラボあり。「Shining」と「STAND BY ME」と、アンコの「トワイライト」も。場所柄、どのくらい人がいたのかわからなかったのですが、素生さんいわく50人くらいいたのだとか。

久しぶりの「How do you feel ?」も良かったですが、なんといっても「ナカザのディスコ★」がなんとも楽しかったです。高松でもやってたので、ライブで聴くのは2回目ですが、あの微妙なノリ(褒め言葉)がたまりません。いつかディスコとロックを立て続けに聴いてみたいものです。

ちなみに今回で桶川ライブも3回目。素生さんいわく、このライブで3回桶川を訪れた人には、桶川の市民権が得られるそうです。つまり私もだし、あとHARCOさんも(笑)。
この日は日中、桶川の青年団とコラボしてイベント(スタンプラリーとか)をやっていたようですが、来年はゴーイングにまつわるスタンプラリーとかしようかな、とのこと。素生さんがヤンキーにボコボコにされた(その時に二重瞼になったらしい・笑)コンビニ跡地だとか、ヤンキーに脅されてナカザとふたりでブルーハーツを歌わされた線路とかを回るらしいです。なにそのディープな思い出(笑)。

とまあそんなユルいMCもはさみつつの約2時間でした。最近はメレンゲとの対バンだったりFCライブだったりで、ゴーイングだけのライブは約半年ぶりだったわけですが、やっぱりいいなあ、と。音楽がしみわたるというか、なんか安心するというか、帰って来たなあという感じがします。次のツアーも楽しみです。

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