2009年07月04日

もうしばらく待ってください>みなさま

 なんとまぁ、およそ25日も更新をさぼっていたのですね。
 コメントをくださったこんぴらさま、ake姉、ご心配をおかけしました。メールや電話をくださった(←ただし、めったにつながらないので、話せたのは奇跡的)みなさん、ありがとうございました。

 はね奴、生きております。ただし、「元気、元気!」とはいかないにゃ〜〜。
 更新が滞ったのは、自宅滞留時間が短く、その時間の大半を睡眠に費やしているからです。お風呂にゆったりつかる時間もなかなかとれずにシャワーばっかり。朝も昼も夜も外食が多くなっています。

 その結果、なんとなんと、呆れるほどの高血圧に! どひぇー。
 高血圧には規則正しく栄養バランスのとれた食事と適度な運動が不可欠ですが、それがどちらもなかなかうまくいきましぇぬ。仕事の関係で、フィットネスクラブを安価に利用できることが分かったのですが、それをお試しする機会もまだありません。せめて平地を歩こうと、仕事の合間の中途半端な時間を見つけては、せっせせっせと街を歩いておりまする。

 ……と、自分なりに努力はしているのですが、それでもあちこちの仕事が滞って、「ごめんなさい」と頭を下げる日々がもうしばらく続きそうです。その山を越えるまで、待っていてくださいね、みなさま。

 …………書きたいことはいくつかあります。たとえば…………

(1)京都教育大生集団強姦事件の被害者叩きで「女子大生」の果たした役割

 強姦加害者を女性が擁護するという現象は、たとえばスーパーフリー事件のときにもあった。
 早稲田の学生が中心になったイベントサークル(スーフリ)では計画的集団強姦が日常的に行われていた(すでに刑は確定している)。メンバーには、被害者の女子大生を押さえ込んで強姦に協力したり、『慰める』ふりをして『訴えたりしたらひどい目に遭うよ』と告訴を思いとどまらせる役を担ったりする女子大生チーム(?)があった。

 それを知った当時、私は、彼女たちがこのような言動を取るに至る経緯について、つらつらと想像を巡らせていた。

 今回、主にミクシで被害女性を叩き、加害者を擁護した女子大生たちは、飲み会の現場にはいなかった(京教大生でも専攻が違う、また他大学の学生もいる、など)。その彼女たちが、伝聞情報をもとに被害女性を「ののしる」ワケを、しばらくずっと考えていた。

 で、両者を例に挙げて自分なりに考えをまとめてみたい(そうしないと気が済まないのだ)。

(2)マイケルよりスネークマン(笑)。あるいは、流行or人気のふしぎ

 マイケルジャクソンの「スリラー」が世界的ブームとなっていた82、3年当時は、スーパー、デパート、電器店、レコード店等々に陳列してあるモニターの大半で、「スリラー」のミュージックビデオが流されていた。そんなわけで、テレビのない私も何十回となくあのビデオを見ているわけだが……それだけだったなぁ。

 当時、私がはまっていたのは「スネークマンショー」の何枚かのLPで、それをカセットテープにダビングしては、「ゆーあんどみー みーあんどゆー れっつ ろっくんろぉ〜るっ!」だの「ホテル ニュー越谷」だのといった、知らない人には意味不明のセリフ(笑)を吐きながら、部屋の中でうろうろ動き回っていたものだ。

 さて、いまの「人気者」といえば誰だろう。美空ひばりや山口百恵のように「日本人の大半が知っている」芸能人は、いまはめったにいなくて、世代や趣向により「スター」も分散している、と、ずいぶん前から言われてきた。

 とはいえ、お笑い王国(?)の関西なら、お笑いタレントに関しては、ある程度共通の認識があるのでは、と思いつつ、とある講座で「いま大ブレイク中」のお笑いタレントについて尋ねてみた。…が、知らないという手がいっぱい挙がった。そうか。

 例にあげたのは「はんにゃ」。背の高いほうの金田くんは、「いたいた、こういうヤツ、中学に1人か2人。成績はいまいちだけどおもろいから女子にはモテモテなんだよねー!」というタイプなのだが、私より年下が多くを占める講座で、半数近い人は「知らない」に手をあげた。当然、「ずくだんぶんずんぐんゲーム」も知らない。
「お笑い」人気も世代や好みによって多様化しているのだと、実感した。

 私世代には落語好きな方が多く、なかでも「枝雀師匠がいまも好き!」という大ファンの知人女性が複数おられる。うーむ、である。

 枝雀さんとは、日本酒を飲ませる店でたまたま会ったことがある。カウンター席で、私の3つ向こうの椅子に座っておられた。間の2脚にはお客さんがいなかったので、彼の表情や声もよく見聞きできたが……ひたすら「暗い」雰囲気の人だった。お店の人とも会話はなく、必要最低限の単語が聞こえるのみ。私は夫と2人だったが、彼の陰気さに影響されて(?)、口数が減ったのを覚えている。

 のちに彼が「うつ」で自殺したというニュースを耳にして、ああなるほどね、と、妙に納得したものだった。

 彼に限らず、私、古典落語にはほとんど興味がない。NHKの「ラジオ深夜便」ではしばしば落語(語り手の多くは故人)が紹介されるので、いちおういっぱい聞いてはいるのだが……。桂あやめさんの創作落語は楽しくかつ面白いので好きだけどね。

(3)「人生相談引き受けます」オーラ???

 今日は変な日だった。

 仕事のあと、前から気になっていたビアホール(梅田DDハウスにある「ザ・ビア・カンパニー」http://r.gnavi.co.jp/k160135/menu1.htm)で、鶏の丸焼きを食べたいなーと、店の前まで行った。ハッピーアワーの時間帯(土曜日は6時まで)だったので、生中が260円とお得。あちこちのお店紹介ブログを見ていると、よく食べる人なら名物「ロティサリーチキン1200円」を1人で平らげることができる、とあったので、チャレンジしようと思ったのだ。

 しかし、いざショーケースをながめてみると、いくら大食いの私でも鶏一羽を平らげるのは無理な気がして……あきらめた。
 草食系ならぬお魚系の夫は誘えない。
 どなたか、鶏大好きという人、一緒に行きませんか?!(笑)

 で、変なことが起きたのは、その後である。猛烈にお腹がすいていたので、「がんこ」で枝豆、鶏唐揚げ、ポテトフライというおやじメニュー&アルコールの夕飯を済ませ(チキンにこだわったところが、我ながら悲しい。苦笑)、JRに乗った。

 「混んでる思たら座れたわ」と、斜め向かいの席に座ったおばちゃんが、話しかけてきた。「京都線でまた人身事故があったみたいですね」と私が返事したものだから、おばちゃん喜ぶ(笑)。「若い人がよう飛び込むねぇ」と彼女。「働き盛りの男の人が多いというイメージですよね」と私。すると、「年寄りの私こそ死にたいわ」のセリフとともに、怒濤の半生語りが始まった。

 昭和一桁生まれの77歳。娘さん一家を訪ねての帰りだそうだが、「食べること以外に楽しみはない」と、愚痴のオンパレードである。彼女の方が先に降りたので、「食べることと病院通いのほかに、好きなことを見つけてくださいよー!」と、手を振った。

        *        *        *

 最寄り駅を出てコンビニで消耗品を買い、横断歩道で信号が変わるのを待っていたら、突然、「今夜は風が気持ちいいですね」と、同世代の女性が声をかけてきた。この女性がいきなり「いつもこうだといいけれど、地球温暖化の問題が云々」と語りだしたので、宗教団体の関係者か、あるいは選挙活動か、と想像し、ちょいと嫌みなセリフを吐いてみた。

 「子どもさんやお孫さんのある方はすごく心配でしょうね。私は子どもがいないので、自分が死んだ後の地球のことは『知らん』という感じですよー」

 するとすると、予想に反してまたもや彼女が半生語りを始めてしまったのだ。幸か不幸か、同じ団地の同じ棟の住人だったので、話を打ち切ることもできなかった。

 彼女は男女1人ずつの子を持つ母親。子どもは2人とも社会人で、娘はすでに家を出たが、息子は彼女と同居して自宅から仕事に通っている。夫は…諸般の事情で別居していたが、1年前に脳梗塞で倒れて亡くなり、先だって1周忌を終えたところだ。夫の遺族年金(厚生年金)があるので助かってはいるが、生活のために自宅でピアノを教えている、というのが彼女の「自己紹介」である。名刺までくれた(押し付けられたという感じだけれど。ははは)。

 出会った横断歩道から団地のエレベーターまでは、およそ10分。その間には、次のような突っ込んだ話まで聞かされてしまった。

 彼女の夫は、「実は精神的な病気を抱えており、精神病院との入退院を繰り返していました。退院しているときは実家(夫の生まれ育った家。ただし両親は既に亡くなっており、夫は1人暮らしをしていた)で生活して、デイサービスに通っていたのですが、何日も来ないからおかしいなと思ったヘルパーさんが家を見に来てくれて、倒れているところを発見されたんです」。「いま話さないと聞いてもらえない」とばかりに、彼女はまくしたてた。

        *        *        *

 1人ならまだしも、30分という短時間に2人もの初対面の女性からいきなり「しんどかった半生」物語を聞かされる今日の私って、いったいどんな顔をしていたのだろう。「人生相談引き受けますオーラ」でも出してたのか????

 などと書いているうちに日付が変わったが、昨日の日付でアップする。
 日曜日は、たまった家事(掃除洗濯パン作り、買い物)であっという間に過ぎそうである。ふぁ〜眠たい。今夜も湯船は諦める?> 私。

 

 

usagiyablog at 23:59|PermalinkComments(15)TrackBack(0)トゼンナテイ(葡) 

2009年06月10日

立命館の教職課程に人権教育はないのか?

 京都教育大学の集団強姦事件に便乗して、立命館の複数の学生が被害女性を貶める書き込みをミクシで行った。それに対する抗議が相次いだことを受け、立命館は「人権を尊重し情報倫理を遵守した自覚と誇りを持った行動を期待します」との声明を、学生向けに発表した。ウェブサイトは下記。また一般向けに「本学学生のインターネット書き込みについて」と題するお詫びも掲載した。
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/3607/year/2009/publish/3
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/3613/year/2009/publish/1
学生のみなさんへ
                                                           立命館大学 学生部長

 京都教育大学の事件については、当該大学としての対応、警察による捜査がおこなわれているところですが、このような事件は、真理を探究し人間として成長する場である大学において起こってならないことであり、非常に遺憾な事態であると受け止めています。本学としてはその推移を見守り、本学においてその教訓を汲み取り、学生の皆さんの教育に生かしていくべきであると考えています。

 このような中で、本学学生がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)・mixiのなかで、事件に対する不適切かつ被害者の人権を侵害するような個人的見解を投稿しましたが、その内容をめぐって、当該学生ならびに立命館大学へ厳しい意見、批判が寄せられています。これらの学生については、大学として本人を指導中です。
 上記行為は、「事実にもとづかない、個人の意見や憶測、ならびに伝聞情報」を、インターネットを通して不特定多数の人々に示すことによって、他者の名誉や尊厳を傷つけ、人権を侵害したものであり、許されるものではありません。
 大学における学習は、物ごとの本質を見きわめ、情報や事柄について正確な理解と批判の眼をもつために、事実の確認と情報の精査に基づいて考察を行い、見解を明らかにするという姿勢と実践的な力を身につけることであり、このことが大学における「学び」の基本です。今回の本学学生の行動は、最高学府に学ぶ学生としての姿勢が問われるものであるといわざるをえません。

 また、今回批判の対象となったmixiを含め、インターネットは、今日の社会において利便性が高く、迅速な情報の交換が行えると同時に、発信内容の社会性や信憑性についての個人責任が問われるメディアです。学生の皆さんは、個人責任を前提としたメディアであるインターネットの性格を深く理解するとともに、個人情報の漏えいや悪用などの危険性を伴なっていることを認識しなければなりません。

 今回の一連の事態に対して、立命館大学は、学生のみなさんに倫理観や人間の権利や尊厳を守ることの重要性について「大学で学ぶことの意味」として問いかけたいと考えています。

 学生のみなさんには、一人ひとりの言葉や行動、情報発信が社会的責任を負っていることを自覚し、立命館学園の構成員としての自覚と誇りを持って行動をするよう期待するものです。
                                                                       以 上


 学生の1人は前回のブログで取り上げた女子である。もう1人は男子学生で、ミクシに書き込んだ時期には堺市内の母校(中学校)で教育実習中と公言していた。この男子の書き込みで問題になったのは、「京教大のレイプ事件は女の子が悪いと思う今日この頃
そこに山があるから登る、そこに酔いつぶれた女の子がいるから襲う」
という記述だ。この学生には、同意も拒否もできる状態ではない女の子を「襲う」行為が「悪い」「許されない」という認識がまったくない。

 立命館の教職課程で人権教育は行われないのか、と疑問を抱き、サイトをチェックしたが、「人権」関連とおぼしき科目は見つからなかった。
 私は教職課程を取っていないが、わが出身校では「人権教育論−部落解放教育を中心として−」が必修科目になっている。立命館は共産党系教職員の強い大学だから「部落解放教育」を行わないのは「理解できる」としても、「人権」「差別」関連の教科を教職課程の必修にしないのは疑問だ。
 
 ニュースによれば、上記の学生は、大学と中学の判断で教育実習を打ち切られた。

usagiyablog at 23:40|PermalinkComments(6)TrackBack(0)思ったり考えたり 

2009年06月06日

混乱の極み? 京教大集団強姦事件その後

 あまりのデタラメぶりに絶句しそうになる。

1)強姦や「見張り」の当事者も親も、「悪いことをした」とは思っていない!

 逮捕された男子学生の1人が、無期停学処分を受けた後、茨木市教育委員会の中間管理職である父親の面接を受けて、逮捕直前まで小学校で学童保育の指導員をしていたという。大学にはスポーツクラブでのバイトだと嘘をついて(←教育系のバイトは禁じられていたそうである)。

 息子も父親も確信犯である。そもそも、父親が停学処分の理由を知らなかったというのは白々しすぎる嘘だろう。百歩譲って停学を知らなかったとして、「週5日も働けるのはなぜか」と、面接で問うべきだろう(息子は履歴書に週5日働けると書き込んでいる)。

 父親は、一般公募に応募がなかったため、 「欠員があるから、応募したらどうか」と(息子に)勧めた。と「弁解」しているそうだが、こちらにも疑問がある。いったいどこでどう募集をかけたかのか、と。年齢を問わず失業者が急増している現在、不特定多数の人々の目に留まるようなカタチで募集していれば、「一般公募」での応募がゼロに終わるわけがないと思うのだが…。

 強姦男には時給942円が払われていたという。仮に1日5時間、月20日間働くとして、月給94200円になる。住むところのない人にとっては自立生活の難しい金額だが、住まいはあるけれども解雇/派遣切りされてしまい、当座の収入を必要としているという人や、内定を取り消されてしまった大学生など、「短時間労働である程度の収入を確保しつつ、他の時間で正社員・正職員として働くための就職活動をしたい」と考えている人々にとっては、応募しがいのある仕事であろう(学童保育指導員に教員資格は求められていない)。

 ……………………

 情実採用ではないが、大学から処分を下された卒業生の1人は、京都市で講師をしていたという。こいつも、自分のやったこと(下級生が強姦しているのをじゃまさせないための「見張り役」?)が教師として「あるまじき」行為だとは認識していない。だからこそいけしゃーしゃーと講師登録し、採用されたわけだ。

 この平然たる「強姦肯定(?)意識」はいったいどこでどう作られたのか??

2)実名での「セカンドレイプ」とインターネットリテラシー

 強姦事件が起きると必ずと言っていいほど、被害者を貶める悪口雑言がばらまかれる。それはたいてい2ちゃんねるあたりで匿名で行われてきたが、今回はミクシで加害者を擁護し、被害者を貶める書き込みが相次いだ。うち5人の大学生の氏名と所属する大学等が特定されている。

 うち1人は、「京都教育大学付属小中高校卒」で「被害者も加害者も知っている」と自称する女子大生である、
今回の事件は被害者側も悪いですしむしろ同情すべきは加害者の男の子たちかと むふっ
   (内容がひどすぎるので中略)
のこのこと飲み会に出向き、未成年にもかかわらず酒をのんで泥酔したのは自己責任かと むふっ
bitch女のせいで将来ある人たちが6人もこんなことになってしまって残念です
。さすがにこれに対しては非難が相次いだ(私はリアルタイムでは見ていないが)。その結果、今日の午後2時半ごろ、この女子大生は「ミクシアカウントをすてて、逃亡」したそうだ。

 しかし、ミクシで本名を公開していたこともあり、この女子大生の氏名、写真はもとより、現在所属している大学のゼミ名までが、すでにネットのあちこちでさらされている。本名を出して被害女性を誹謗中傷したこの女子大生には、自分の発言が広く社会に公開されているという認識がなかったのだろうか? それとも確信犯として発信したのだろうか? 同性として、告訴に踏み切った被害女性への共感はかけらもなかったのだろうか???

 女子大生の書いたものとほぼ同内容の文書が、チェーンメールとして流通しているそうだが、「原作者」がこの女子大生かどうかは不明である。ミクシの京都教育大学関連コミュニティ(承認制)でも、被害女性の実名を挙げて同様の非難がなされている、との内部「告発」もある。

 …………

 2ちゃんねるにも事件関係のスレッドがいっぱい立った。やはり、加害者を擁護し被害者を貶める書き込みがかなりあるが、その中には、京都教育大学内のパソコンから投稿されたものがあった(IPアドレスで分かった)。大学側は6月2日付「共通連絡/学生連絡  情報流出に関する注意喚起 」で、
(前略)
 ネット上での個人に対する誹謗中傷の原因となる可能性がありますので、安易にこれらを利用することは避けてください。書き込んだIPアドレスから個人を特定される恐れがあります。
(後略)
とのお知らせを出しているのだが。

 ミクシの5人の大学生といい、2ちゃんねるに書き込んだ京教大関係者といい、脇が甘すぎる、というよりは、インターネットリテラシーが足りないというべきか。

 眠たくなったので、今日は半端なまま、ここまで。

usagiyablog at 02:24|PermalinkComments(3)TrackBack(0)気に入らんっ! | 思ったり考えたり