山からの贈りもの

2007年09月29日

下を向いて歩こう!

センニンソウのタネ
 〔センニンソウのタネ 2007年9月撮影〕


秋の空は高く、青く、気持がイイけれど、私は下を向いて歩くことも好きです。
地上はいろんな生きものの営みをみることができる、まさに小宇宙だと思います。
先日、牧野富太郎先生の言葉を引いて紹介したセンニンソウ
ですが、勘は間違っていなかったのかな〜と思うモノを見つけたので撮影しました。
センニンソウのタネです!
繁殖したい!という意気込みが造形そのものに凝縮されている感じーーーっ!
植物の能動的な一面をまた垣間見たような気がします。
生きることは美しいことだ、という強いメッセージを受けとりました。

2007年09月18日

台風は恐い・・けれど

多摩川
 〔多摩川のソメイヨシノ 2007年4月撮影〕

台風9号で、多摩川増水し様々な被害をもたらしました。
亡くなった方のご冥福を祈ります。

台風と云えば、うちでは土砂崩れ。
確か2回か3回ほど、山から土砂がど〜んと落ちてきた。
もちろん、落ちてくる瞬間の恐怖はちょっと言葉にできない。
でも、子どもにとって、これさえ山からのプレゼントになる。
庭に小さな丘ができ、今までなかった草花や虫、白い小さな蛇の子どももいた。
土の色だって、全然違う。
基地にして、毎日、遊んだ。好奇心は日々満たされた。

写真のソメイヨシノのその後は未確認。
しかしながら、増水によって新しい命が萌芽することは間違いない!
最初に出るのは柳?鬼胡桃?

あるTV番組で「知床の自然を壊したのが人間なら、再生するのも人間です」という、笑いのとまらないジョークを聞いた。
でも、お笑い番組じゃなかったみたいだけど・・・



2007年09月09日

ホトトギスを待って

卯の花
 〔卯の花(ウツギ)2007年5月7日 庭にて撮影〕

卯の花の匂う垣根にホトトギス早来鳴きて〜
卯の花という言葉が頭に浮かぶと、この節を口ずさんでしまう。
夏を迎える花らしい。
『万葉集』には24首も詠われる日本古来の花で、
ホトトギスと対であることが多い。

ホトトギス、鳴き声も聞いたことがない。
来たら、うれしいけれど・・・・

ご近所のコデマリたちが花を終えるころ、卯の花は一気に開花するので
かなりお見事!と心の中で密かに自慢(心根が卑しい・・です)。

これも植えたわけではありません。
山にはたくさんあるので、その子どもだと思われます。
つぼみの丸みもなんとも言えずかわゆいっ・・・




2007年09月06日

タマアジサイ

タマアジサイ1
 タマアジサイ・つぼみ〔2007年8月30日 庭にて撮影〕

誰が運んできたのか、好きな場所を選んで芽を出しました。
今では立派な株になり、夏の最後を彩る花になりました。
つぼみが玉なので、タマアジサイなのでしょう。
このタマがなんとも言えず、かわゆい。


タマアジサイ2
タマアジサイ・咲き始め〔2007年8月30日 庭にて撮影〕

玉が弾ける姿はなんとも言えません。
日本人は紫陽花好きらしく各地に紫陽花寺がありますが、
このタマアジサイは野生なので、植えることはなかなか難しいようです。
挿し木が芽を出す可能性は、紫陽花にしてはかなり低いのです。
けれど、夏にハイキングをすれば、ここかしこの山で見ることができます。


タマアジサイ3
 タマアジサイ・開花〔2007年8月30日 庭にて撮影〕

人為による園芸種とは違う美しさがあると思います。

山がなくなっても、このタマアジサイは花を咲かせてくれるでしょうか?
心配です。

2007年09月05日

バラの名前

ばら
 ノイバラ〔2007年5月 庭にて撮影〕


山からの贈り物?
どこからやってきたのか、ある時、突然芽を出し、
いつのまにか花を咲かせるようになりました。
きっと、ヒヨドリが運んできたのでしょう。

ノイバラは、「バラ科の落葉低木。北海道から九州まで分布。野や森でよく目にする
野生のバラ」だそうです(参考:おくやまひさし『里山図鑑』)。
きよらかで透き通るような白い花、香はかなり濃厚です。

先日、若冲展で「これはバラじゃないよ」と怒っていた観覧者がいたけれど、
日本にあるバラは野生種が主流で、漫画によく描かれるバラは近代に
なって輸入された園芸品種だと思います。

この一重のバラは室町時代の絵画の中にも確認できます。

庭にはどこからやってきたのか、いろんな山からの贈り物が咲きます。
これからも、紹介してゆく予定です。



2007年09月04日

メンツ紹介

ハト
 キジバト〔2007年2月27日 庭にて撮影〕


庭で、或いは、庭から見られる動物たちを紹介します。
写真撮影できれば、掲載したいけれど、難しいです。
今日も、タヌキに逃げられました。

庭に来るメンツ
キジバト(つがい)、タヌキ(二匹組)、ハクビシン、ハシブトガラス、
シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、ウグイス、コゲラ、スズメ
(アオダイショウ)

庭から見られるメンツ
尾長、コジュケイ、コウモリ、ツバメ、トビ、ハクセキレイ

実は、名前の分からない鳥もまだたくさんいます。

このキジバトは、時々徽宗皇帝の《桃鳩図》をまねるかのように、
曲がった枝に悠然ととまってくれたりします。

以前、電話している最中にコジュケイのママが雛を連れて庭を歩く
姿を見て驚き、友達にそのまま実況中継したこともありました。

薄紅の山桜の前を青い尾長が飛び過ぎる景色は、そのまま一枚の絵のようでした。

ウグイスの子どもは親よりもかなり緑色が濃く、まるで葉そのもののような姿でした。

日々、いろんな御使いが山からやってきます。
彼等の住まいは、どうなってしまうのでしょうか?


2007年09月03日

初夏の便り

おとしぶみ
 オトシブミ〔2007年5月 庭にて撮影〕


1cmほどの大きさです。
庭の藤の葉を巻いて作っています。
ヒメクロオトシブミ(らしい)の卵の入った巣です。
今年初めて発見し、狂喜乱舞しちゃいました。
だって、平安?の貴族たちがこんな小さな卵が落ちているのを見て、
誰かが置いていった恋文に違いないと「落し文」という尊称をつけ、
それが昆虫自体の名前となり、季語(初夏或いは夏)になり、
お茶のお菓子(初夏)になったものだから。

かつての日本人は、こんなに小さな虫までも、わが人生の友として
生きていたのだと思います。

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usako986

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