うさみ正記のblog

元千代田区区議会議員のうさみ正記です。 平成23年の統一地方選で当選し、1期務めました。  小池都政は大賛成ですが、石川区長は支持しません。理由は確かに選挙ではドンと対立したが、区政では完全にドンの仲間であり、小池旋風に便乗しただけだから。議員の多くが同じ意見。

豊洲問題が新たなステージへ

 築地市場が豊洲に移転する問題で、今日新たな展開があった。
 小池都知事が石原元都知事の責任(があるのかないのか)を明らかにすべく、いろいろ「攻撃」しているが、これまで逃げているという印象が強かった石原氏が「喜んで証人喚問に応じる」とテレビのインタビューに答えたのだ。

 どうやら、先週、石原元都知事の腹心だった濱渦元副知事が、テレビで「小池都知事に呼ばれれば何時でも行く」と発言したことから、状況が変化したらしい。

 
 この問題は、「盛り土」や「汚染物質の数値」などいくつかの注目点が噴出したが、今は、そうした「物理的な」問題だけでなく、濱渦氏がその任を外れてから東京都と東京ガスとの間の取り決めに何かしら不透明な動きがあったのではないかという疑惑が大きな焦点になってきた。そしてその中に、

 ・最終判断は石原が都知事として決断したが、(内田ドンを中心とした)都議会自民党も強力に後押しした。
 ・東京都と東京ガスは国が土壌汚染対策法の成立前に、都の条例に基づいて土地の売買を行った。
 ・土地の売買の直後に土対法に基づいて専門家会議が出来て、土壌汚染についての調査が行われ、汚染が明らかになる。
 ・その当時東京都の港湾局長だった石川雅己氏(現千代田区長)の関与が疑われている。
 ・またその後、石川氏は内田都議(ドン)の引きで千代田区長になっている。

といった問題も潜んでいることが、テレビの番組で明らかにされた。

 注目すべきは、テレビで映し出される石原氏が秋ごろから「よぼよぼ」だったのに、今日の映像ではそれに比べればかなりキリッとしており、はっきりと「喜んで出て行く」「発言したことが正確に伝わっておらず、私は逃げるのが一番嫌いな人間だ」とインタビューに答えたことだ。

 これだけ自信を持った表情を見ると、何か切り札でも持っていそうな感じを受けるし、もし石原氏が「身の潔白」を示すことになると、今度は小池都知事の側に世間の批判の矢が向かう可能性もある。

 私は常々石原氏の同世代の人たちが「強烈な石原ファン」であることを感じており、最近の小池都知事の石原氏に対する攻撃をやり過ぎと評していることを耳にしている。当然、世間にそうした考えの人が少なからずいるということだ。
 小池都知事に対しては、賛成派も多いが、その裏返しとして反感を持つ人も少なくない。賛成派の多くは小池氏がどんな人間かをよく知らず、昨年の都知事選挙以降にファンになった人が大半であるはず。一種の無党派層のような人たちである。いい時は大いに後押しするが、風向きが変わると手のひらを反すように遠ざかっていく。そんな有権者たちが、一たび石原氏の反転攻勢を目の当りにしたらどんな変化を見せるのか?

 小池都知事の豊洲の問題に対する対処の仕方は、法的には問題のない前任者および東京都の実績を、政治的観点から問題ありとするものであるとの指摘を某法律家集団が考えているらしい。だから政治的な観点で小池都知事に分が悪くなるようなことがあれば、簡単にひっくり返されることもあり得るというのが、そうした人たちの考えのようだ。

 現実問題として築地市場で働く業者にとっては大変な問題であり、もし「結果として、従来からの方針と同じになった」などということになったら、「ただ時間を無駄にしただけ」というような批判が出てくる可能性もあり、その攻撃の矛先は小池都知事に向かうことは間違いない。

 汚染度の調査も今後の方向性を大きく作用すると思うが、また違った観点から、石原、濱渦両氏の今後の発言は注目に値する。

内田ドンは引退?

 私は最近2年くらいはブログよりも、ツイッターやフェースブックを中心に意見表明(らしきもの)をやっていた。 

 千代田区議会議員のブログは千代田区役所の職員が逐一チェックして、パソコンが使えない自民党議員にコピーを持って行くのが常であり、事務局職員は自民党のための要員であったから、議員時代から使っていてあまり気分のイイものではなかった。
 そんなこともあり、議員を辞めてからは気楽にSNSを使っていたのだ。

 もちろん、SNSが全てイイ訳ではない。使い分けが大事だと思う。

 もうだいぶ慣れたので、ここらで使い分けてみようか、などと考えた次第である。



 それはさておき、ドンが引退?と報道されている。
 ドンは前回の都議選でも引退が囁かれていた。しかしかなり遅くなってから出馬を決めた経緯がある。自民党区議の娘が出馬意向を示していたから、結構ヒンシュクものだった。
 そして「後任」は内田ドンの娘婿の直之氏と噂されていた。

 今回ドンの引退が囁かれる中、後任が誰になるのかに関心が集まるだろう。
 直之氏とは区議会でよく席が隣になることがあり、雑談もしたことがある。

 ドンの娘婿でなければいい男だ。ただ、SNSでも誰かが指摘していたが、ここ数年のうちに人相が急激に悪くなったのが気になる。
 

内田一派の「数ありゃなんでもあり政治」(その2)

 千代田区の沖縄の平和使節団は他の広島、長崎の使節団より早く、7月中に「派遣」される。
 区議は私一人。希望した区民が5人。町会長、やや高齢の女性、高校1年、2年、それに18歳の3年の女子高生3人。それに区の職員2人が随行した。

 私は交通費も全額支給され、日当も(いくらか忘れたが)出た。
 その意味では応募して当選した区民参加者とは全く違う。主催者側の人間である。このイベントがうまくいくように、協力する義務があるというのが私の認識だった。

 羽田空港に集合し、一行は沖縄に向かった。事前に参加者が集合することは無かったから、羽田で職員も含め、初対面だった。私は「まとめ役」になる覚悟があったから、全員と挨拶してなるべく全員と話してコミュニケーションを取る積りだった。
 しかし、高校生3人はずっと固まっていて大人とは話さず、自然に大人たちは大人たちだけで話すようになった。特に参加した町会長は私より少し年上だったこともあり、私とよく話し、職員2人は女性の担当のような形になった。


 初日からいろいろスケジュールがあり、戦争体験の語り部の話を聞いたり、自由時間なども確保されていた。
 お昼を食べる時も、戦争の傷跡が今でも残る洞窟の見学でも子供たちはずっと固まって、大人とは口もきかなかった。
 参加者の町会長は何度か子供たちに「一緒に見学しよう」と声を掛けていた。

 夕食は琉球舞踊を見ながらの楽しいものだったが、大人の方はアルコールを注文していたこともあり、子供たちとはほとんど別テーブルになっていた。
 今となっては記憶してないこともあるが、区の職員とはお金のことは厳格にしなくてはいけないからと、「アルコールの代金は厳格に自分の分を払おう」などと誰かが言っていたような気がする。

 夕食が終わってからはホテル(国際通り)に戻り、自由時間になった。結構早い時間にホテルに戻った。確か6時過ぎだったように記憶している。私は直ぐに通りに出て、お土産等を買いに行った。その後の日程の中で、買い物の時間が無くなることを懸念していたからだ。

 夜の7時か8時近かったような気がするが、ホテルの廊下で高校生の一人、3年生の、3人の中では最年長の参加者とすれ違い、自由時間は何をしているか尋ねたところ「3人で部屋でしゃべっていた」と答えた。私は折角沖縄まで来たのにホテルに閉じこもっていては、お子さんを送り出して、有効に時間を過ごしていると期待している親御さんに申し訳ないと、まとめ役であり、付き添い人的性格をもって参加している議員として、率直に思い、それは大人の私が何かをしなければと思った。

 どう見ても3人の高校生のまとめ役はこの3年生の参加者だったので「それなら、付いて行ってあげるから、通りを見学に行こうか?」と私の方から誘った。その参加者は他の「下級生」に話してみる。「是非お願いします」と言っていた。

 それから1時間ほどしてから、この3年生の参加者が私の部屋をノックして「まだ準備していて、〇〇さんは『シャワーを先に浴びたい』と言っているので、もう少し待って下さい」と言ってきた。確かこの時点で8時か8時半頃だったはず。

 それから更に待たされ、9時半頃だったと思うが、この3年生の参加者が私を呼びに来て「準備できました」と言った。私は「随分待たせるな」とは思ったが、子供のすることだから仕方ないと思い「あまり遅くなれないから、ちょっと出てみて、帰って来よう」と言い、3人で外に出た。
 その後議会で「宇佐美は子供を深夜に誘い出した」と言われたが、そんなことはない。そんな時間に出かける訳がない。東京から飛行機で来て、スケジュールをこなし、明日も日程があるのに、子供たちのためとは言え、深夜に出かける訳がない。

 通りに出たが、店はほとんど閉まっていた。私は沖縄にはその時3~4回目だったから、全く不案内という訳ではなかったが、かと言ってそれ程詳しい訳ではない。店だってどこに何があるかなど知るはずもない。ただ、夜とは言え、暗い通りではない。人通りもそれなりにあった。過去に国際通りを歩いた時も、その時は米軍の兵士と思われる外人もたくさん歩いていたが、時代も変化したせいか、それらしい外国人は見えず、日本人の観光客と思われる人が歩いているだけだったように記憶している。

 結局ホテルから、国際通りをまっすぐ5~600メートル歩いて左に3~40メートル入ったところに、「南国パブ」風の店があり、というかそこしか開いていなかったので、そこに4人で入って、私はトロピカルドリンクを飲み、子供たちも飲み物を飲んだ。私は一切、彼女たちが何を飲んだか覚えていない。その時は、私が実際に代表で注文んしたはずだから聞いたはずだが、今はもう覚えていない。私はアルコール飲料だったと思う。明確に覚えている訳ではないが、私がこの時間に、外でノンアルコールを飲むはずはない。

 議会で「宇佐美は子供たちにアルコール飲料を勧めた」と言われたが、そんなことはない。
 私は本人の意向は尊重するタチだ。確かに私自身は未成年の時にお酒を飲んだことはあるが、女子高校生に付き添い人として一緒に店に入り、アルコールを飲ませるか?有り得ない。
 子供が自ら飲みたいと言えば、保護者として間違いがないように気を付けるだけの話だ。

 ホテルに帰ってきたのは11時近かったのではないかと思う。
 議会では「宇佐美は深夜11時頃に女子高生を連れ出し・・・」と言っていた自民党の議員がいたが、トンデモナイ話だ。

 私は翌日、直ぐに参加者の町会長に「昨夜、子供たちを通りに案内したんですよ」と話すと、彼は直ぐに「ありがとう、私も気になっていたんですよ。あの子たちは固まってばかりだから」と、私の思いを直ぐに理解してくれた。「あの3年生がダメなんだよな」とも言っていた。
 大人たちはみんな、子供たちをお預かりしているという意識はあったのだ。ただ、どうしていいのか分からなかったのだろうし、またその立場でもないと思っていたのかも知れない。

 何れにせよ、翌日からは女子高生たちも結構大人たちと話すようになったのは確かだ。
 私は自分の行動が正しかったとその時は勿論、今でもそう思っている。
 ところが、日程を終え、東京に帰り、区役所に登庁したら、朝11時頃に電話が入り、現地では町会長と一緒に「ありがとうございました」と言っていた、随行した職員が「宇佐美議員、深夜に外出したでしょ」などと言ってきたのだ。
 最初は何のことを言っているのか分からなかった。
 「親が怒っている」とも言っていた。これも後で嘘だと分かるのだが。

 兎に角議会では多数派の自民党が好き勝手にやっているのが実情であり、それを陰で操っていたのが内田茂ドンだ。時には石川区長が操っていたという証言もあるが。
 私が人事に反対した時も内田茂都議が私のことを「新人のクセに生意気だ」と言ったという話が伝わっている。
 深夜に連れ出した、青少年育成条例に違反している、アルコールを勧めた、等々全て自民党が流したデマであり、当時多数派に一人会派の私は対抗することなどできなかった。
 それも全て、女子高生たちに被害が及んではいけないと思っていたからだ。一切の反論をしなかったのは女子高生を守る必要があったのだ。

 私はこの件に関しては、当時からある実力ある弁護士に相談していた。
 この先生からきつく注意を受けていたのは、私が反論して子供たちが巻き込まれたら、それは宇佐美の責任だ。それだけはしてはいけない。そのためには黙っていろ。というのがこの先生の厳命だった。
 だから、私は当時一切の反論はしていない。

 ただ、聞くところによると、いろいろへんな情報を流したのは、3年生の参加者なのだ。女子高生が言ったことを自民党議員が捻じ曲げて議会で報告したとも言われているが。

 私は、弁護士先生の言いつけを守り、一切の反論を自ら封じ込めた。それも青少年育成条例には18歳未満の子供を守ることが謳われており、私は高校生を守るという使命があった。のみならず、本当なら18歳の3年生は守られる人間ではなく、私と「共犯」とされる恐れがあるから、私は黙っていたのだ。しかしその18歳の女子高生が率先して自民党議員にありもしないことを言っていたという情報が私に入った。
 まあ、世の中こんなものかもしれないが。


 実はこの件について、最近、相談していた弁護士先生とお会いする機会があり、話してみた。
 すると、
「あれ?、沖縄?今となっては全然問題ないでしょ!自民党が騒いだけど、警察だって騒いでいること自体に呆れてたし、事件性は全くない訳だし。本格的な捜査なんかしてないでしょ。第一、送検もされてない」
「前に言ったでしょ。アンタは日当貰って参加していた主催者側なんだから、(青少年育成)条令の規定する対象にそもそも当たらないんだよ。今頃ナニ?」
「ドンも子分達もその内いなくなるよ」などと言われてしまった。

 私はもう何年も前から内田一派と戦っていたが、東京大改革はこれから。
 ドンのお仲間の石川氏が小池さんの応援を受けるというのも皮肉な話だが、まずは内田一派を一掃することが大事。私の「貸し」も返して貰わねば。



内田一派の「数ありゃなんでもあり政治」(その1)

 私が区議に当選する数か月前に、千代田区議会では大問題が起こっていた。

 自民党と民主党(当時)の議員が沖縄で問題を起こしたのだ。
 視察と称して大挙して沖縄入りしたが、実は東京からゴルフバッグを運び、最初から視察名目のゴルフ旅行だったことが全国ネットのテレビで暴露されたのだ。

 テレビ局は出発時の羽田空港の時点で既に隠しカメラで、区議たちの姿を捉えていた。

 また沖縄では視察を中途で抜け、ゴルフに興じる姿まで撮影していた。
 そして東京に帰ってきた議員たちにマイクを向けたが、その呆気にとらわれた姿に視聴者は呆れかえった。

 そんなことがあり、まだ有権者も記憶に新しい最中に選挙があった。しかし自民党の問題議員たちは全員が再選された。人口の少ない千代田区では、4~500票で当選するので、仲間を形成すれば不祥事など関係ない。簡単に再選されることを改めて証明したかたちとなった。

 そして議会が始まり、選挙直後の臨時会で議長、委員会人事等が決まるが、その際に沖縄でゴルフをやっていた議員たちが何事もなかったかのように委員長、監査委員などに就任する人事案が各会派に提案された。
 選挙では自民と反自民がちょうど半々で、一人会派の私がどっちにするかで人事案が承認されるか否かが決まる状態だった。
 私は元々自民党だったから、自民党議員といろいろ協議した。しかし、「問題議員」を役職から外すことにどうしても千代田区自民党の人たちは同意しなかった。しかし私だってそんなモンに同意できる訳がない。私の後ろには何百人もの私に投票してくれた支持者がいるのだ。

 結局私が同意しないのだから、議会での承認は得られない。
 最後に自民党のS議員(内田ドンの子分)が「覚えてろよ」と捨てセリフを吐いて、人事案を見直し、問題議員を外した新たな人事を諮り承認されるに至った。 
 内田茂都議が「新人のクセに生意気だ」と私のことを言ったということも伝わってきた。
 今小池旋風が吹き荒れているが、私はこの頃からドン及びドン一派と戦っていたのだ。

 ただ、この対立の影響は直ぐに出てきた。

 まだ人事の問題で自民党と意見の対立が表面化する前には、私は自民党とも公明党とも仲良く飲みに行ったりしていたが、人事問題を境に全く交流はなくなった。
 そして、仲が良かった当時に自民党が私に配慮して平和使節団に推薦してくれた、その中に罠が仕掛けられていたのだ。

 平和使節団というのは千代田区が広島、長崎、沖縄にそれぞれ原爆投下日等に合わせて、区民、区議等7~8人を派遣するもので、全国でも2~3程の自治体しかやっていない珍しい取り組み。広島、長崎では当日開かれる式典に出席するなどの公式行事も日程に組まれている。
 その中でも沖縄は遠いこともあり、公式行事こそありませんが、日程も1日だけだが、他より長く組まれていた。
 自民党と公明党により、私が沖縄に「行かせて貰える」ようになったもの。
 しかしその後、自民側との関係が崩れたのだ。

 出発前に、ある議員から「気を付けろよ。区民と言ったって、どこの党の支持者か分からないぞ」と言われたのが、妙に耳に残っていた。


第三の候補が健闘

千代田区長選挙で、第三の候補者が健闘したらしい。
五十嵐某といい、千代田区にはほぼ縁も所縁も無い人だ。本人は千代田区に勤務していたと言っているらしいが、そんな程度で「千代田区と関係ある」とはここでは言わない。区民の間からは「この人はどうして千代田区長に立候補したの?」と不思議がる人が何人もいた。

私はこの人は、何か他の選挙のために練習で立候補したのだと、最初から思っていた。まぁ、争点も始めの頃は分かっていなかったようだし。千代田区などという特殊なところで政治経験なく首長をやれると考えるだけで不適格と思われても仕方ない。

それは兎も角、この候補が最終局面で票が伸びたことが、テレビで指摘されていた。

ドンには入れたくないが、かと言ってドンのお仲間に小池旋風だけを理由に投票する気にもなれない有権者が結構いたというのだ。

実はこんな事があった。
12月中だっただろうか、ツイッターで千代田区の区議会議員の大半が反石川だということを、私がツイートしたところ、この五十嵐候補の名前のアカウントが(候補者本人かどうかは確証がないが)、私のツイートに便乗して、引用ツイートで「だから五十嵐が、、」みたいなことを投稿したのだ。
その30分後位に、私が「人をからかうのもいい加減にしてくれよ。確かに石川氏は大半の議員から反発食らっているとは書いたが、、この候補は分かってないな」と引用ツイートしたら、直ぐにその五十嵐某のアカウントが自らのツイートを消去した。SNSの怖さが分かっていないようだった。

私は決してこの候補がダメだと決めつけている訳では無い。ただ今回は無理だと思う(っていた)だけ。千代田区の事情も、今回の選挙の争点も、そしてSNSの常識も分かっていないので、もっと勉強が必要なだけだ。

石川氏はこれで5期目。
中央区の区長は8期目だが、石川氏の評判は以前から良く無いから、馬脚を現し内田ドンに恩を仇で返したように小池知事との関係がこじれれば、次あたりは五十嵐某にもチャンスがあるかも知れない。4年後の事など予測は不可能だが。

まあ、千代田区のような「特殊な」選挙区では、いきなり立候補しても事情がわからないだろうから、焦らずにまた立候補するのが良いだろう。政治経験がないのに首長からやろうというところが気に掛かるが。

千代田区長選挙は小池陣営の圧勝!

千代田区長選挙は現職石川氏が当選した。
そもそも自民党と組んで長期にわたり区長を勤めてきた知名度もあり、そこに小池人気に乗っかったのだから、負けるはずは無い。当初からの、大方の(勿論私も含め)予想通りだ。

世間では石川氏が2位の与謝野氏に「3倍の差を付けて圧勝」としているが、私はそうは思わない。
これだけ小池旋風が吹く中、5000人近くの有権者が与謝野氏に投票したのだ。投票率が約50%、有権者数5万人だから、実質5分の1なのだ。此の期に及んでまだ内田に投票しているのだ!如何に自民党・内田に力があるかを示したと思う。

私の知る「熱烈な石川ファン」が2人も、今回は自民党側に付いたのも、(個人的には)石川氏に対する不信が原因だと感じている。その内の一人から、選挙ハガキが私に届いたのには驚いた。私が小池チルドレンだということを知らないはずは無いのだが。

ただこれを契機に、千代田区自民党の議員の浄化を願いたい。余りに質が悪いのは衆目の一致するところだ。


テレビの報道を見ていると、民進党の区議も石川陣営の手伝いをしていたから、殆どが反石川の意向を示していた区議たちの中にも日和った輩もいたようだ。

だから、選挙戦初期には反石川を強調していた議員が大半だったが、今後の区議会も反石川一色にならないだろうとの見方が広がっているのも頷ける。

もっとも区議会の最大会派自民党が本気で反対したら予算も通らないし、機能不全に陥るから、結局は区長主導で流れていくはずだ。

ところで、
与謝野氏は自民党に恩を、世間に名を売り、演説の練習も出来たのではないだろうか?

次はドンと無関係な、国政選挙に出る芽が出来たということだ。

東京1区の山田議員はパッとしないから、交代の可能性もあるのでは無いだろうか?

小池都知事が石原良純を批判

今や石原元都知事の責任を明らかにせずしては、小池都知事の肩の荷は増えるばかりだ。
だから、住民訴訟に対して、従来のとの方針通りに石原元都知事を庇うばかりでは「不都合」であり、元都知事に責任を負って頂く方針に変更することは当然である。
併せて、親の七光りでテレビ出演して、言いたい放題言っている石原良純に対して批判の矛先を向けることも、これ又当然である。
石原の4人の息子は有形無形の恩恵を受け、常人が強いられる苦労をせずに安楽な、不当に楽をする人生を送っている。
にも拘らず、特に良純は、恩恵を受ける時は黙っていながら、いざ批判されると「親とは別人格」などとうそぶいている。そして、親を擁護することをコメンテーターとしてテレビて発言しているのだから、タチが悪い。前日も「見ている人が判断すること」などと発言したらしい。

小池都知事は、先日もこのブログで書いたように世襲についてはかなり批判的なお考えをお持ちである。そして、世の女性と同じく口には出さないが、男性中心社会に対しても相当な反発を抱いていることは間違い無い。

だから、良純のようなアンポンタンを見ていると腹がたつのだろう。

SNSでは、小池都知事による良純批判に多くの人が賛成して盛り上がっている。私は以前から良純を批判しているから、やっと同じ考えの、理解してくれる人が現れたかと安堵している次第だ。

小池都知事の豊洲問題への対応について

 昨年後半から、テレビで小池都知事を見ない日は無く、世間の関心は集まっている。

 劇場型政治は時として世論を大きく動かすが、多くの有権者は深く知る訳ではなく、マスコミの情報を鵜吞みにして認識を形成していく。
既に議員ではない私もその例外ではないが、私の場合、こと千代田区については区議会議員であったことから、実際に見聞きしたことは勿論、現在でも議員や知人等を通じて詳細に情報が入る。だからマスコミや千代田区にあまり関係のない人がデタラメを言っていることについても感じるところ大である。

 石川区長がどんな人物かを知らずに、小池さんが応援するというそれだけの理由で、気が狂ったかのような熱狂ぶりで石川区長を応援する希望の塾の塾生達の行動を見ると、呆れるばかりである。

 その塾生たちは区民でもないのに石川候補の区長選挙のための集まりに大挙して押しかけ、区民参加者等の苦笑をかっていた。 
 彼らは内田を悪の権化かのような発言をするが、実際にドン内田が何をしていたかなど何も知らない。まあ、その必要も無いと言えばそう言えなくもないが、知らねばならないはずだ。
 私はもう何年も前から内田および都議会のデタラメを指摘してきたが、何れも証拠、証言等に基づくものだ。勿論立場が立場だから、私にはそうする義務があったと考えてのことだ。

小池さんはリベラル

小池知事が、千代田区長選で与謝野信氏が立候補した件について「自民党らしい」と発言した。

これは、議員という職業を世襲と考え、地方議員でさえ血縁を重視して候補者を決める自民党が、千代田区長候補として、東京1区の衆議院議員だった与謝野馨氏の甥である与謝野信氏を擁立したことを指しての皮肉である。

小池知事は国防に関してはタカ派発言が指摘されるが、実は上記のようにリベラルな、自民党を批判する発言も多い。

上記の発言も一例だが、普段から「雑談」の中で結構こうした発言がある。
雑談の内容をブログで暴露する訳にはいかないが、私の体験を書きたい。 

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私が小池氏と初めてお会いしたのは、10年前。
私が豊島区議に立候補しようと小池自民党総支部長(当時)の行った公募に応募した時の面接である。

私は、(当時の)妻に立候補について相談したが理解を得ることができなかった。
それどころか岳父からも罵倒され、離婚して立候補したという経緯がある。
因みに、岳父の父親は衆議院議員、岳父の兄も、岳父の甥も国会議員。

その時の岳父の言葉は
「政治というのは、幼い頃から周囲に政治家、大臣等に囲まれて育った人間がやることだ。お前のような政治になんの関わりもなく育った人間が口出しすることではない」
というものだった。
岳父は日頃、小さい時から「お使い」で、大臣の家などに行ったことを自慢げに話していた。

私は
「そんな事はない。古くは慎太郎、青島幸男などタレント議員に始まり、一般からも政治に関わり、国を良くしていくのが国民の務めだ。今は公募でどんどん優秀かつ、やる気のある人が政治関わるようになっている」
と反論した。

この日を境に、私は妻の家族とも相対するようになり、小池さんから公認を正式にもらう日の朝に離婚届けに判を押して、池袋に向かったのだった。当時、早急に豊島区に引越さねばならず、運送屋が来る前に片付けようと、朝4時から作業をしていたが、面接にも行く予定が重なり焦りまくっていた。
そんな作業の真っ最中に、妻は離婚届に判を押せと言って持って来たのだった。

選挙中、小池さんが応募演説にいらした時、マイクを手渡す時に「宇佐美候補のことを『そのまんま宇佐美』と呼ぼうか?」とご提案頂いたことがある。
応募する時には家族の政治経歴も明らかにするから、勿論、小池さんは妻の血縁が誰かは知っていたし、離婚のこともご存知だった。 
この選挙の少し前、そのまんま東(最近は東国原の方が馴染みがある?)が初めて選挙に出る時、妻の加藤和子さんから離婚されたことは有名であり、小池さんはこのことと掛けて聴衆にアピールしようとしたのだった。当時の私には余りにプライベートなことを引き合いに出している気がしたのと、また「お涙頂戴」よりも「正面突破」したかったので、その時はお断りした。
しかし今考えると良いアイデアだったと思う。小池さんの発する言い回しだったら、きっと聴衆を引き付けただろうと思う、今は。

また、小池さんの普段の言動からすると、自民党的旧き陋習を断ち切って立候補する姿勢を評価して頂けていたのだろうと思う。



千代田区長選挙(その1)

世間では小池知事vsドンの構図で見られているが、地元ではドンに反感を持っている人でも石川区長を支持しない人はた〜くさんいる。

分かり易い例は、区議会議員25人の中で約半分が反ドン(=反自民)であるが、その反ドンの議員で石川区長を応援する人は、石川区長の奥さんと一緒に名刺を配っていた新人議員だけで、他には誰も支持していない。

だから、区内に石川氏のポスターを貼る人は誰もいない。区民に区長選挙を知らない人が多いのはポスターがない事も一因。

では、何故石川区長を応援する議員がいないのか?

第1に、有権者からは兎も角、議会では石川区長は明確にドンの仲間と見做されている。前回の選挙でドンと対立したが、選挙後は完全に「仲間」だった。議員たちはそれを知っている。だから、小池旋風に便乗する石川氏を支持する議員は、自民、反自民共にいない(「お世話になった」新人議員を除いて)。

第2に、石川区長の奥さんが、石川区長を支えて会派を組み前回の選挙で全力で支えた会派に対して、「邪魔された」と、この会派の議員に面と向かって言ったことは議員はもちろん多くの区民が知っており、このことから石川氏及び奥さんの人間性に疑問を持つ人が多い。
因みにこの会派は、前回の区長選挙当時は石川与党だったが、この方針を止め、現在では自民党寄りの立ち位置に変わっています。

第3に、小池知事が石川氏を応援することが明らかなので、今反石川を叫べば「ドン一派」と見做されるので、区議たちは声を潜めているが、今や議会では反石川が大勢を占めている。

第4に、今回の区長選では、もう流れは変わらないが、夏の都議選の方は分からないと考える向きも多い。

第5に、内田がいなくなったら、石川になるだけ。(昨年の区議会では、麹町地区の地区計画について、区長の関与が指摘されている)

一応、地元千代田区の事なので、取材し、私なりの「解説」をさせて頂きました。多分、「そんなこと知ってるよ」と言いたい区民の方もいると思います(そういう人たちは「それでも、石川!」と言うと思います)。それぐらい、地元では常識の範囲内、「知ってる人は知ってる事」です。

でも、誤解しないで欲しいのは、石川区長は区民にはかなりの支持を得ています。
地方議会のことは報道されませんから、区民には詳しいことや裏事情は広くは伝わりません。
しかしそれは、取りも直さず議員の体たらくを示していることでもあるのです。区議会議員たちは、区長に完全にナメられている。「声を潜めている」と言って、それがあたかも賢い選択かのように自己正当化している議員こそが、地方議会をダメにしていることを自覚するべきなのです。
もしそれが、広く伝わっていれば、流れは変わっていたと、、、思いたい。

小池都知事と若狭議員

私は、現小池知事が衆議院議員で自民党豊島総支部長だった時に、区議選候補者の公募に応募して豊島区議に立候補したのが政治の出発点です。10年前のことです。

 


それに加え、若狭議員がFBを始められた時に「法律家でもある政治家としての存在に注目しています」とのメッセージを送って以来「若狭ウォッチャー」でした。

 


その後、若狭議員が自民党所属でありながら安保法制に賛成しなかったことから、益々その言動に注目していました。

いち早く議員の「女性知事誕生を望む」とのブログを見つけ(FBでシェア済み)たのも、当然と言えば当然の流れでした。


 


そして、私の選挙区はドンが「支配する」千代田区。

 


ですから、本当に今の都政の動きは感慨深いものがあります。

授業で水泳は必要?

水泳は若い時に習得しておいた方が良いに決まってる。


水泳に限らず、(私の世代は)野球、或いはサッカー(若い世代?)は出来た方がいろんな場面で楽しいと思う。

同じ時代に生きた仲間と同じスポーツなり音楽(歌)なりで楽しむのは当然。
それができないというのは悲しいことだ。スキーもそうした例に当たるかも知れない。
クラスで成績のいいヤツも、劣等生も野球だけはみんなで楽しむもの(だった)。
 


議員野球大会というのがあるのだが、私の世代でも野球が出来ない議員はおり、彼は不参加だった。
別に不参加の議員がいようとどうでもいいが、私の世代で野球ができないというのは運動神経が鈍いか、子供時代に仲間に入れてもらえなかったか、あるいは余程友達が少なかったんだろうと思われるし、実際この議員はそういう陰口を叩かれていた。



水泳だって、みんなで海に行けば(当然海くらいには行くこともあるだろう)、泳げなければ楽しくないし、恥ずかしい思いをするだろう。

家族を持って、子供と海に行けば、泳ぎの一つも教えるのが親の務めではないかとも思う。


斯く言う私はどうだったかと言うと、

小学校の授業と夏休みの水泳教室(小学校で行うもの)に欠かさず参加して一通り泳げるようになった。
私は1年から毎年進級して6年で1級になった。
当時の規定では、3級からはスイミングキャップの色が白になり、黒い線が入ることになっていた(4級以下は赤いキャップ)。
2級は2本、1級は3本。
私は特に上手い方ではなかったが、一応は1級のテストに合格した。
友人の中にはスイミングクラブに入って物凄く上手く泳ぐ人もいたから、同学年の友人に負けることがあっても、それは仕方ないが下級生には負けたくないと思っていたので、6年には1級になりたいと思っていた。つまり、目標を達成した訳だ。
しかし、所詮その程度であり、特に水泳が得意ということではなかった。小学校1年から6年まで、足が速く、ずっとリレーの選手だったし。野球も普通に上手かったし、泳げることを自慢するほどのことはなかった。

ところがこの私が高校で水泳部に入った。
前述の通り、取り立てて水泳が得意だった訳ではない。その私がどうして水泳部に入ったか?
中学でバスケットボール(スタメン)をしていたが、高校でやる気がしなかった。しかし何かスポーツをしたかった。それなら将来必要になるものをやろうと考え、卓球とどっちが必要になるかな?と比較検討し、水泳部入部を決めたものだ。
それほど早く泳げる訳ではなかったが、部長をしていた時期もある。

実は、私は高校で水泳部と山岳部を掛け持ちしていた。
山岳部ではキャンプの技術を身に付けた(入る前からそれを目標にしていた)。
結果としてテントの張り方を覚え、地図を読めるようになり、飯を炊き、体力をつける目的は十分達成できた。
近所の子供を連れてキャンプに行ったこともある。昔作った杵柄というやつだ。

つまり、学生時代のスポーツというのは、自分の一生を考えて、身に付けるべきものはどんどん自分から習得すべきものなのだ。
野球の選手になろうとして野球をやる人もいるだろうが、それも一つの考え方だろう。私は、あくまでもスポーツは「人生の嗜(たしな)み」と考えていた。だからそれ程一生懸命になった訳ではない。

ただ、今でも親戚の子供たちが遊びに来て、一緒に海に行った時には一緒に海に入る。
子供たちと一緒に泳げる大人は私一人だけ、ということもシバシバある。
溺れないように見守らねばならないという負担は発生するし、そのために神経を使うことは否定しないが、子供にとって泳げるということはこういう楽しみがあるということを見せてあげられることは私にとって喜びであり、また子供たちの将来にも役立つだろうと考えている。

大学時代からヨットに乗り、船舶免許も取得した。また社会人になってダイビングのライセンスを取ったので、今となっては海に関しては得意分野と言えるようになった(クラブはアイスホッケーであり、ヨットは全くのプライベートな趣味)。

若い人たちにも、水泳の「授業」などとケチなことを言わず、嫌わないで、自分から泳げるようになりたいと思って欲しいものだ。

都知事選に思う

鳥越、小池、増田の3候補の争いになっている都知事選だが、ネット上ではいろいろ情報が飛び交っている。関心の高さをうかがわせるものであり、いい面もある。

イメージ戦略に対しては政策を公約としてもっと訴えるべき、天下国家を論じれば国会議員ではないのに、などとの非難もある。

ただ、都知事選挙は政策を論じてもすぐに言い尽してしまい、話が広がらない。あまり細かなことを言っても有権者には分からないし、子育て・待機児童、高齢者問題、オリンピックどれを取っても今の段階でみんな結論は同じだ。オリンピックを豪勢にやろうなどと言うはずはない。例え後になって議会の言うなりになったとしても。

だから感情論だけでいいと言っているのではない。

各候補のプラスとマイナスをよく考え、差し引きプラスかマイナスかを考えたり、各候補者を比べた時にどのプラスが一番大切か、あるいはどのマイナスが絶対に許せないかを考えることが必要だろう。

そうでもしないと、永遠に「赤は嫌い」、「自民党公認候補はダメ」、「右翼との付き合いがある」を言い続けることになる。

知らないのに強硬発言する人

集団的自衛権について、国会に呼ばれた3人の憲法学者全員が今問題になっている集団的自衛権は憲法違反であると述べたことで、国民の間には「政府、安倍政権はけしからん」ということになっているようだ。今日の新聞でも谷垣幹事長が新宿で演説していたが、帰れコールが出て、途中で遊説を中止したことが報じられていた。

しかし、憲法学者が国会で発言したことも然ることながら、今政府がやっていることが本当に出鱈目であることは、随分前から分かっていることだ。今更いうほどのことでもない。
今まで、安倍政権のやってきたことがオカシイと発言することなくい、今になって言い始めるということは、自分で判断できない人のやることだ。
この例だけでなく、世間には訳も分からず発言する人が多くて驚かされることも多々あるものだ。

私は議会で議員の多くがものを知らないまま議員をしている実態を目の当たりにしてきた。
法律も、経済も、時には常識すらない議員が税金を使って議論しているのが実態だ。
憲法も読んだことがない人が、ルールつくりをする役割を負っていることの茶番が展開されている。

知らなくても多数を占めていれば、その会派、グループが発言力をもってしまう。それが多数決の本質だ。


私が関与しているマンションの理事会があるが、ここでもものを知らない人が会全体を混乱させている。
すでにリタイアしている人なので、時間がありいろいろな書類を自らつくり、積極的なのはいいが、話し合いのルールも知らず、もちろん法律も知らないので、周囲に指摘されたり反論を受けることが多いのだが、気に食わないと大きな声で怒鳴るなどの奇行が頻繁に行われている。

議会にもそういう人間がいたので、それ自体はそれほど私にとって驚くに値しないだのだが、こういう人を見る度に、物事に通じた人の知識や経験が軽んじられ、ルールを無視しても実態として方向性を捻じ曲げてしまうことのほうが重要視される風潮というのは、世の中を間違った方向に向かわせてしまうものであり、危惧せざるを得ない。



「集団的自衛権は憲法違反」

 6月4日、衆院憲法審査会は大学教授3人を参考人として招き、立憲主義などをテーマに意見聴取と質疑を行った際、民主党委員から集団的自衛権の行使容認について見解を問われた3氏全員が「憲法違反だ」と明言した。
 参考人として招かれたのは早大教授の長谷部恭男氏と笹田栄司氏、慶大名誉教授の小林節氏。
 長谷部教授は、安倍政権が進める安全保障法制整備について「憲法違反であり、従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかないし、法的な安定性を大きく揺るがす」と批判した。
 小林教授も「憲法9条2項で軍隊と交戦権が与えられていない。仲間の国を助けるために海外に戦争に行くことは憲法9条違反だ」と強調し、9条改正を訴えた。
 笹田氏も、集団的自衛権行使については「違憲だ」と述べた。 

 そして、菅官房長官はこのことは今後の審議に影響しないとしている。  

 そもそも何のための参考人なのだろうか。都合のいい発言は取り入れ、反対されれば無視ならば、最初から賛成する人間を呼べばいいものを、審査会運営が余りにもずさんだ。
 憲法学なのに東大の教授が含まれず、全員が私学の教授というのも意外としか言いようがない。

 およそ、憲法を読んだことも勉強したこともない政治家が多いのには驚かされるし、国会議員レベルならば弁護士だって何人もいるのに、随分杜撰な感じを受ける。

 ただ、一つ指摘したいのは、同じ憲法理論でも何十年も前のものと最近の学説ではかなりの開きがあると言うことだ。
 私の学部生時代は宮沢・佐藤の憲法が基本書だった(私と同世代の法学部出身者でないと馴染みはないと思うが)。この中には立憲主義についての記述は少なかった。しかも先日小林教授が述べていたように「憲法は権力を縛るもの」といった観点での記述はほとんどない。
 ところが、最近の憲法専門書ではこの観点が中心となっている。
 「自民党の幹部が憲法を勉強していないから分かっていない」という批判を少しでもかわすならば「最近の学説を勉強していない」と言い換えるくらいがせいぜいだろう。

 考えてみれば憲法は高々98条(補則を入れても103条)だ。70年も改正されていない。変わらぬ条文を研究し続けている訳だから、理論は進み、どんどん「高度化」するのも当然だ。
 憲法の憲法たる所以すら根本的に変わっていると言っても過言ではない。

 政治がそれに伴って高度化していかなければ違憲はどんどん進むということだ。




手応えはあったのですが、、、

選挙は終わりました。
結果は予想外でした。

全力を尽くしました。
多くの皆様のご声援を頂きました。
手応えは十分ありました。
 
でも、この結果です。

応援して頂いた皆様には大変申し訳無く、皆様のお声を代表して議会に届けるという役割は果たせなくなりました。
 
この四年間番町小学校の卒業式、入学式には区議は私しか出ていませんでした。
今回の立候補者の中で、私は唯一の番町小学校を盛り立てようとするOBでした。
次世代の番町小学校を担う後輩の諸君には大変申し訳無く思っています。

校舎の建て替え計画が浮上する中、OB議員がいないと言うのは何と心許無い状況かと思いますが、私の 至らなさから、この様な事態を招きましたが、今となっては致し方ありません。

今後どの様に政治、地域と関わって いくかはまだ分かりません。
先ずは敗因を明確にするところから始めたいと思います。


 

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立候補にあたって(その2)

 私が議員になって驚いたことにもう一つ、自民党会派の横暴があります。
 それまで私が知っていた自民党と言うのは、そんなに横暴ということもなく、地元の代表というイメージが強く、千代田区も同じだろうともっていました。
 
 しかし、4年前の選挙後、議員が集まって、次第に活動は始まろうとしていた頃、自民党と自民党を出て新しい会派を作ったグループが部屋割りで揉め始め、なかなか議会自体がスタートしませんでした。
 区役所の7階に本会議場や議員控室がありますが、自民党向けに大きな控室があり、他の会派向けに小さな控室が作ってあります。また一人部屋もいくつかあります。
 自民党を飛び出した人たちのグループは5人だったのですが、そうした「中規模」の控室は作ってありません。ですから、「工事をして作り直す」「自民党の控室内にある応接スペースを作り変える」などの意見が出たらしいのです。
 方や新たに権利を主張する少人数グループ。方や人数が減って既得権を手放さなければならない大人数グループ。力を持っているのは大人数の方ですが、少人数と言っても議会内では2番目に大きなグループです。なかなか話がまとまりません。
 
 私はいろいろ話を聞いていて、驚いたのは「気に食わねえ」とか、「俺に話を通さない」とか、ヤクザじゃあるまいしと呆れてしまいました。しかしそれが区議会の実態です。

自民党千代田区の議員の多くは大学を出ていませんし、それに代わる勉強をしておらず、法律や規範、社会のしくみや組織のルールなども分かっていません。立場上議員をやってはいますが、それに相応しいとはお世辞にも言えない人ばかりです。

政治は数の勝負と言いますが、「多数を形成する集団は正しいに違いない」という価値観が暗黙のうちに土台になっているのです。
だから、千代田区のように、その土台無しに数の力を認めるとトンデモナイことになってしまうのです。

区長と多数派がグルになっているのが千代田区です。

私一人の力は微々たるものですが、頑張るしかありません。

まだまだヤル気はあるので、この道を突き進む覚悟です。

何卒よろしくお願い申し上げます。

立候補にあたって(その1)

 本日、選挙管理委員会に立候補の届け出をし、ポスターを張るなどの選挙活動を始めました。
 26日の投票日まで、全力で戦いますので、何卒皆様のご支援、ご支持をお願い申し上げます。

 私は8年前に初めて区議会議員に立候補し、その時は小池百合子議員の募集した公募に応募して合格し、、自民党の公認で豊島区から出馬しましたが、落選しました。自民党の候補者の中では最下位で、普通なら次回は公認をもらえない程の散々な結果でした。
 しかし、選挙戦は小池事務所などの自民党陣営の方針をしっかりと受け止め、全力で戦ったことから、「落選はうさみのせいではない」との評価を頂き、捲土重来を期すことになりました。

 結局、「次回」である4年前の選挙は、みんなの党の公認候補として、地元公立の番町小学校、麹町中学校を出た千代田区議員選に立候補し、当選しました。
 友人は番町地区に住んではいませんでしたが、それでも数十人はずっとこの地区に住んであり、私にとって、公募で出馬した時とは選挙の時の雰囲気は違っていました。

 私が区議会議員になって、先ず驚いたのは千代田区は日本の、東京の真ん中にあるのに、地元の人は「千代田村」などと呼ぶほど、極めて狭い社会を作っていたということです。
 町会(町内会のこと)が大きな力を持ち、選挙で当選した議員でさえも町会の顔色を窺い、区の主催する委員会などには町会長が掛け持ちで出席し、あたかも「町会長の言うことは区民の声」といった感じであるということです。
 委員会は、区の方から提案がされると「それは町会に諮ったものか?」などという議員がいます。
 そして町会、商店会等がそれぞれの会合等で意見を集約すると、議員は自分の意見を言わなくなってしまいます。
 そして区(長)は、町会への補助金を町会員の人数に応じてではなく、住民全員が町会に加入したとした場合の人数分の補助金を交付しています。
 流石に、補助金に関しては何人かの議員は疑問視しています。しかし、委員会等での正式な場ではそれを表明しません。

 ですから、選挙も町会関係者が中心に盛り上がり、議員も町会関係者に向けて選挙活動を重点的に行います。多くの議員はマンション族の票を集めようとはしません。町会関係者もことさら「マンション族」に選挙に関する情報を共有しようとはしません。

 「マンション住民は8割、地域住民は2割」と言われています。
 2割の有権者の意見を議会で繁栄させているというのが、千代田区の実態です。





 

生活の党と山本太郎となかまたち所属議員となりました

小沢代表と2shot(3)











本日、生活の党と山本太郎となかまたちの所属議員となり、同党のホームページで紹介されました。(3月17日)

http://www.seikatsu1.jp/electvote


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戦争は2度と起こしてはならない

私は戦後世代であるし、特攻隊の生き残りだった父親からも、空襲の中を逃げ惑って生き延びた母親からも、語り部の話からも、書物からも、さまざまな形で戦争の悲惨さを知らされ、戦争はすべきではないと思う。
今の平和を守ることこそが、今の時代を生きる人間の務めだと信じる。

戦争をしたがる人たちは、一体何を学んできたのだろうか?
学校でそう教えたのだろうか?教師がそう言っていたのだろうか?
親が「戦争は大事だ」とでも教えたのだろうか?

先人たちの苦労、平和への願い、子供たちや将来の日本人が悲惨な目に遭ってはならないという思いは、さまざまな形で伝えられている。それを聞いていないのか?見ていないのか?

歴史に学ばなければ、何に学ぶというのだろう。

大河が流れるがごとく人民は流され、戦前の社会全体が如何にして戦争に突き進んでいったのか。国を愛する気持ちを逆手に取り、非国民と罵り、マスコミ・言論を弾圧し、国民を戦争に駆り立てていった(最近の日本の状況は結構これに近い)。そして、戦場で多くの日本人が悲惨な最期を遂げた。歴史からも伝承からも、そう学んだはずだ。勿論、敗戦国として数々の濡れ衣を着せられていることもあるかも知れない。それはそれとしてしっかり主張することは大事である。事実の検証には、私などの素人が軽々しくは断定できないが、今我々が享受する平和を愛し、維持することは忘れてはならない。

山手線の運休

昨日、朝から長時間にわたり山手線が運休した。この事故を知り「やっぱりね」と思った人は私ばかりではないはずだ。

この場所(千代田区内)は、高架工事が計画された段階で反対運動が起こり、長期間に及ぶ裁判が続いている(た?)、曰く因縁付の、問題個所なのだ。

神田駅のこの高架の脇を歩いたことのある人なら「スッゲェ」と思うだろう。兎に角、垂直にそびえ立った何層にも重なった路線なのだ。「大震災があった後に、よくこんな『危なそうな』ものを作るな」と多くの人が思うだろう。

(倒れた訳では無いが)周囲の住民や昼間区民の皆さんは「いつ倒れるのか」心配されていたと思う。

私が傍聴した公判ではJRの(元)技官が「私たちは周囲の環境がどうのこうの、とか、住民がどう思うかということは関係なく、計画に基づいて設計・施行するだけ」と証言していた。それを聞いた住民側の弁護士が「フザケタことを言うな!」(一字一句同じかは確かではない)という趣旨の反論を、大声で叫んだのを記憶している。

それから丸2年くらい経っているはずだが、ニュースで見るこの高架は「東京と上野を結ぶ」「東京駅が通過駅になる」という見出しばかりで、「安全性に批判がある(った)」というようなことは一切言っていなかった(私が知らないだけ?)。

今日見たテレビではコメンテータが「高架になっているので、揺れは激しく、想定外だったとのこと」と言っていた。テレビ局が用意したコメントなのかどうかは知らないが、通常のものより揺れることは事実だろう。本当に「想定外」と言えるのだろうか?想定していた人もいたのではないだろうか?

私が傍聴した裁判では、地震などの災害を心配する趣旨の主張しかなかったと記憶している。つまり電柱が倒れやすいとの主張は無かったと記憶しているが、裁判で何が主張、指摘されたかは兎も角、区民の皆さん、そうで無い皆さんも、一度神田駅で降りて、高架を見上げて、その実態を確かめてみてはどうだろうか。

事故ではないが長時間運休するという「事故」が現実に起こった訳である。「やはり無理があったのでは?」と思う人も増えるような気がする。


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自治体の保養所

昨日ニュースで渋谷区が所有する保養所が、購入後短期間で補修、解体されることになったことについて報じていた。

この件は様々な点で???がつく。

・購入に至った経緯(短期間に決定)、

・価格(鑑定価格を大幅に上回る)、

・譲渡人との覚書の存在(そこまでして買う物件か?)

・老朽化の激しい物件であること(購入後既に補修に多額の予算をつぎ込んで、尚も補修が必要)

・AV撮影場所に使われていたことがあり、区民保養施設として不適当

等々である。

そもそも今のご時勢で、保養所を売るところはあっても、買うところは少ないが、それはそれとして、私としては、議会との関係で考察したい。


テレビ報道で弁護士の清水勉氏が「本来議会がチェックすべきこと」と指摘している。

この物件について区民が監査請求を行い、それが棄却されたことから提訴に至っているが、議会のチェックがしっかりなされていればこんなことにはならないはずである。

政治が箱ものを好む傾向に対して、一時有権者の目は厳しかった。しかし景気が悪くなると、有権者の方から「箱ものに対する要求」が生まれてくる。税金から様々な形で恩恵を受ける業界・人・団体等からの要望が出てくる。

しかし、口利きなどと同様に、この手の手法は裏で何が行われたか証拠が残らないことから、実際のどこまでが悪でどこまでが善、許されるかについて証明することは非常に難しい。

景気刺激策としての箱ものを完全否定する積りはないが、悪の温床となるのでは認める訳にはいかない。

渋谷区議会(定数34人)の内訳等の詳細については、私はHPに出ている情報しか持ち合わせていないが、どんな議論がなされたのかには関心を抱かざるを得ない。

議決を左右する最大会派がどういう態度だったのか、追及する会派はあったのかは勿論、議会内に議論を持ち出すことを許さない風潮があったのかについても関心を抱かざるを得ない。多くの地方自治体で陥りやすい危険であるからだ。

また、テレビ報道を見る限り、渋谷区長にはしっかり説明責任を果たしているとは言い難い。

議会が健全な議員活動によって進められるのではなく、大きな力によって雰囲気が支配され、議員一人ひとりの活動が自由にならないのであれば、何かを変えなければならないだろうと思う。それが何なのかはそれぞれの事情によるが。

多少の自戒を込めて言うならば(議員経験者として、それが難しいことはよく分かっているから)、有権者の力を借りなければ浄化できないということにならないうちに、議会で何とかして欲しいものだ。


私は以前から、区長と言う許認可権限を持つ職というのは、あまり長く居続けると弊害が出てくることは避けられないのではないかと考えている。簡単に言えば、あまり長く務めるべきではないと考えている。

渋谷区の桑原区長は3期目。千代田区の石川区長は4期目。因みに中央区の矢田区長は7期目である。それぞれが長いかどうかは人によって見方は違うのだろうが、有権者があまり関心を持たないから、或いは議論が活発でないから結果として長期政権になるということが、もしあるのだとしたら、むしろそちらの方が問題だ。


一方、千代田区も保養所に関して問題になったことは、記憶に新しいところである。

千代田区の箱根の保養所はそのコストパフォーマンスで区民からも人気がある保養所だったが、区が「必要以上に補助金を出しており」、どうしてそこまで面倒見る必要があるのか?という疑問が議会(常任委員会)で呈された。

何年もの長い間「必要以上の補助金が税金から流れていた」が、議論の末、これが是正されるに至った。そしてその後、区の保有する保養所は全廃するという意見まで出てくるに至った(「利用者は町会関係者ばかり」だからいらない、という意見もあるし、だから必要と言う人もいる)。

では、千代田区は渋谷区と違い、議会が正常に機能していたか?というと必ずしもそうは言えないというのが、真相である。

そもそも保養所への補助金について追及していた多くの議員は、長年「必要以上の補助金」を認めていたのだ。そして突然追及を始めた。折しも最大会派側と区長が対立し、議会が決算も予算も否認していた時期だ。

もともとは議会の最大会派側と仲良くやっていた石川区長が、4年前の区議会議員選挙で、その党派でない候補者を応援したことから、最大会派の政党から除名され、対立が続いていた。

決算・予算の議会による否認も、最大会派の区長に対する攻撃の一つだが、保養所の件は、過去から引きずる「汚点」をえぐり出した一つの例である(他の保養所等だって批判・議論がない訳では無い)。

この最大会派側と区長の対立が続けば、まだまだ「汚点」が芋づる式に明らかにされたかもしれなかったが、そこは「大人の対応」(人によっては「高度な議会運営」と呼ぶかも知れない)がなされ、いつの間にか、最大会派と区長は仲直りし、決算・予算は承認されるようになり、今に至っている。


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サラリーマン議員について

今朝のNHKの番組でサラリーマンをしながら20年間町会議員を続けてきた人物を紹介していた。されていたこの議員は「会社の理解があり、議会中は休暇をもらっていた」というから、特殊な例と言える。

私も前回の選挙後、サラリーマンを続けていた。ただ、編集というかなり特殊な職種であり、勤務体系も9-5時ではなく、一般的なサラリーマンと同列では論じられない。

ではあるが、私はサラリーマンというビジネスの中で経験を積んだ人が議員になることは良いことだと思っている。私がそうだったからというだけで無く、世間の常識が政治にも反映されなければいけないと考える。

地方議会特に千代田区議会には長年町会や個人商店を経営したことしかない人がほとんどというのが実情であり、一般のサラリーマンの感覚、知識、経験とかけ離れて、議会が動いていることは事実だ。

役人に対して「民間では・・・」と二言目には発言する議員がいるが、有権者の代表の議員が民間のサラリーマン感覚とかけ離れていては、民意を代表しているとは言えない(この問題は、町会関係者に比べた時、地元企業・商店と関係の薄い会社に勤めるサラリーマンの投票率が低いと言われる問題とも絡むが、ここではそれに触れない)。

私は何度も会議のやり方、議会を一つのまとまりとして動くべき場合での対応、委員会等での審議内容の扱い方について、議会の至らない点を感じていた。

例を挙げればキリがないが、一つ例を挙げれば、

3.11震災の後、文教環境委員会では放射能の計測について議論をしていたが、生活福祉委員会ではそのことを知らなかったために、8月ごろになって「放射能の計測について何ら対応をしていない」という議論が起こり、「大問題だ」ということになった。区の生活福祉委員会での担当する分野の役人が「まだ対応していない」と発言したことが発端だった(と記憶している)。

これは3つの常任委員会に出席することができ、また議会を束ねる役割である議長が把握していれば、何ら問題になることは無かったのだ。

これを民間会社に置き換えて言えば、「部の中の一つの課で議論しているにも関わらず、そのことを知らない他の課が『今まで検討されていないことが大問題だ』として、全社的な大問題となった場合」に似ている。もしこんなことが起これば「部長は何をしている!」「部内を把握していないのか?」ということになるだろう。

普通の、組織に属しているサラリーマンなら「レベル低い」「何やってんだ!」と思うだろう。

議会をサラリーマンでも傍聴、参加できるように平日の夜間や週末・休日に開くべきとの主張は最近いろいろなところでなされている。有権者に関心を持ってもらうことにもつながるし、関心を持っている人にとっても見やすくなる点で良いことだと思う。

議会のインターネット中継についても、議会を広く有権者に開かれたものにするという点では重要だ。千代田区では本会議のやりとりに限られているが、委員会についてもネットでの公開は必要だと思う。

そして、議会にサラリーマンの経験者が増え、どんどん民間の感覚・ノウハウを持ち込んで政治に民間感覚を注いでくれれば、もっ議会も政治も高度化すると思う。

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自衛隊を「我が軍」と呼ぶ安倍首相からイメージするもの

先ほどネットで、首相が自衛隊を「我が軍」と呼んだことに対する国会で議論されていることを知った。

私の親は軍隊経験もある国家公務員であったが、私自身は戦後教育の中で育ったので、「日本は平和国家」であると認識している。
しかし、そう思っていない、またそうあるべきではないと思っている人がいることも事実だ。また、その方がビジネスチャンスが多いとの理由で「平和では困る」人がいる。

学校で習っても身につかない人はたくさんいるし、むしろそうした人の方が人数において圧倒的に多いのではないかと思う(多くの場合、成績は上位、下位になるに従って少数となり、平均点付近が最多人数となる)。

しかし民主主義の世の中は多数決で決めるのが良いとされる。平均点の人たちの意見が反映され易いというこである。それで本当に多数決は正しい結果を導き出せるのだろうか?


区議会で多数を占める会派がしっかりと教育を受け、自分で考える人たちの集まりであれば、それなりの結論を導き出すだろうし、有権者も安心して政治を議会に任せることができるだろうが、実態はそうなっているとは必ずしも言えない。

また、多数会派とは違う考え方の人は勿論、同じ考えを持っている人でも、「どうも議論がまともではない」と考えて、「政治に口を挟まない訳にはいかない」と考えている人も多い。

事実、議員は民主主義のルールである多数決によって選ばれるが、選ばれた議員の集まりである議会に於いては、数による力の政治が行われる。そこに民主主義は無い。

つまり、少数会派の支持者は不満に思うことが頻繁にあるだろうし、多数会派支持者でも「横暴は許さない」と考える人はいるということだ。

このことが有権者が「政治を政治家だけに任せておいては危ない」と考える人を増加させる理由の一つだ。


ある現職のベテラン政治家が「共産党が大人しくなったから、自民党に強烈な文句を言う議員がいなくなった。だから自民党が数の論理でやりたい放題になっている。これは多くの地方議会で見られる傾向だ」と言っていた。

共産党が大人しくなることは良いことだが、それで自民党が横暴になることはこの国の政治を左右する大きな問題だ。


国政に目を向けると、最近報道等で頻繁に紹介される沖縄の翁長知事は、今安倍自民党と対立関係にあるが、元々は自民党の政治家だ。

国民の声に耳を傾け、民意を反映した政治を行ってきたから今の日本の繁栄があるのだが、そうした努力をしないで、数だけを引き継いだ2世政治家が好き勝手やるのは、創業者から会社を引き継いだ2世社長がワンマンになるケースと似ている。

私も政治の出発点は自民党であるが、実際に千代田区議会議員になって感じた千代田区自民党の横暴は目に余る。


国政と地方議会は別物であるというのが私の感じた政治だ。国政で自民党の良いところは評価しても、地方政治は別物ということだ。

にも拘らず、国政の自民党に投影された地方の自民党に、無条件で信頼を寄せてしまう有権者に私は危ういものを感じる。


その結果、決して高度な知識・経験持ち、あるいは人望を得た政治家を擁している訳では無いにも関わらず、自民党の旗を掲げているだけで地方議会を牛耳っている現状があるというのも事実だ。

安倍自民党が末端の地方議会までその精神が浸透しているとは思わないが、どういう訳か、横暴なところだけは浸透している。困ったものだ。



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番町小学校の卒業式に出ました

母校番町小学校の卒業式に出ました。

天気が良く、晴れ渡っており気持ちの良い朝でした。

卒業生は2クラス61人。いつものことではありますが、卒業生の所作が素晴らしく、今年も関心しながら頼もしく思いました。

以前校長先生が「練習し過ぎなんです。ちょっと位失敗して丁度良いんです」とおっしゃっていらっしゃいました。


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麹町中学校の卒業式に出ました

麹町中学校卒業式(h27)続きを読む

番町幼稚園の修了式(卒園式)に出席

3月18日に番町幼稚園の修了式に出席しました。

修了児は27人で、そのほとんどが番町小学校に進学するとのこと。


元気な声で「僕は将来、サッカー選手になりたいです!」など、将来の夢を一人ひとりが発表してくれました。

男児はサッカー選手が多く、女児は幼稚園の先生が多かったような気がします。

政治家になりたいという修了児は一人もいませんでした。

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政調費に関する請願

昨年末に区民の方から政調費に関して請願書が出されました。

その方は、その数か月前に同じ内容の陳情を出されていました。

区議会議員の政調費については訴訟も起こされており、このブログでも書いたように議会でも大きな議論になっています。


陳情が出された段階では、政調費について議会でも検討中ということで、その内容が重なるという面もあり、直接議論するということでなく、議会で受け止め検討するという方向が示されました。

しかし、同じ内容の請願が出されたということは、区民の方としては「それでは不十分」とお考えになったのだと思います。


請願は陳情と同じく国民の権利であり、憲法にも定められています。

請願は陳情と違い、議員が署名をして議会につなぐという特徴を持っており、陳情より一歩踏み込んだ有権者の意思表示と考えていいと思います。

署名したのは、私と同じ会派の安岡議員です。

私は請願者と安岡議員のつながりについて知りませんし、そもそも請願は会派として署名する訳ではありません。議員が署名する訳ですから、私とは直接的には関係ないものです。

安岡議員が請願の内容に全面的に賛成なのか、一部賛成なのかも知りません。請願に署名するには全面的に賛成でなければならないという規定は一般には存在しません。全く反対なら署名はしないだろうとは想像されますが。


この請願は今定例会での議論で、議会運営委員会に付託されました。

そして月曜日の議会運営委員会で取り上げられました。

陳情に比べ請願はそれ程数は多くないので、先ずは制度の確認をすべきとの意見が出ており、今回はそれに沿って、事務局より説明がありました。根拠となる条文等についても言及がありました。

請願が出た後に一度議会運営委員会が開かれていましたが、定例会が始まっていないことから、今回議題にされたのですが、何の事前の連絡等がなかったので、私はちょっと唐突な感じを受けていました。

また、事務局の説明の後、第一番に私が指名され「署名をした安岡議員と同じ会派のうさみ議員はどう思われるか」との質問が委員長から出されましたが、上記で述べたように、署名は会派で行った訳ではなく、安岡議員が議員として行った行為でした。

ですから私は、上記のように

①そもそも請願の制度は署名は議員が行うものであり、会派で行うものではない。安岡議員が行って行為であり、私は詳細を把握していない。

②一般的には請願は憲法にも保障された国民の権利であり、尊重されなければならないと認識している

と答えました。

突然の質問でしたが、大学の法学部を出ている議員が私以外にはほとんどいない千代田区議会で、あまり細かな議論はこの場では不要と考え、簡潔に答えるべきとの考えからの回答でした。


議運終了後、他の議員から「必要なことだけ答え、憲法を引き合いに出しての発言で、格調高かった」とお声を掛けて頂きました。


ところが昨日(17日)、請願が取り下げられたことが知らされました。

どうして取り下げたのか分かりません。また、請願者が自ら選んだ対応ですから、私がとやかく言うことではありません。

ただ、請願を出した時と比べ、何かしらの状況が変化した結果だろうと想像します。あるいは、請願者が考えていなかったことが起きたのだろうと想像します。それが何かは私には分からないのですが。


選挙も近づいていますから、いろいろな動きも、議論もあると聞いています。

有権者の間にも政治に対する意識が高まっている時期だと思います。国民の権利として自由に発言することは必要だと思いますし、議員としてしっかりと役割を果たすとともに、全ての有権者の方々に大いに積極的に政治に関わって頂きたいと思う次第です。


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公職選挙法違反について

暮れの28日、毎日新聞の夕刊に千代田区選出の内田茂都議が公職選挙法違反容疑で書類送検されたことが報じられていました。昨年6月に行われた都議選の前に、町会(千代田区では町内会とは言いません)にビール券を配ったというものです。お祭りに行き票のとりまとめを依頼するためにやった疑いがあるというのが告発者の弁です。

この件は既に週刊誌で取り上げられ、この方面に詳しい大学の教授も「クロ」と断定していました。私の周囲でも話題になっており、「誰かが告発すれば警察も動くだろう」と言われていました。誰かがでっち上げようとしても、その程度では警察は動きません。警察が動き、送検されるとなると、それだけでも重大性が感じられます。

私も立場上、区内のお祭りに足を運びますが、議員の寄付は本当はご法度のはずですが、議員の中には寄付をしている人もいると聞いています。

私が直接議員の人がお金を払っている行為を見た訳ではありませんが、私にはこんな経験があります。

私が議員当選1年目に区内で行われていた盆踊りに行った際、町会の皆様にも顔を知られていないので、ご挨拶に名刺を出そうとしたところ、受付にいた方がテーブルのしたから手提げ金庫(のようにその時は見えた)を直ぐに出しました。

私は寄付金は払わなかったのですが、数日後に他の議員から「うさみさんは寄付金を払わなかったんですね」と言われました。

あの手提げ金庫に見えたものは「本物の金庫」だったんだ、と思いました。


ですから、内田茂議員の問題は氷山の一角であると私は思っています。

ただ、内田茂議員の場合は、票の取りまとめを依頼した疑いがあるということにポイントがあり、今後の捜査の進展が注目されます。


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議会を軽視する区長

今、千代田区議会の議員の間では、区長が議会を軽視しているのではないか、と盛んに議論されています。

 

その傾向は以前からあったと言えば・・・その通りなのですが、千代田区政の長期計画が「議会に相談なく」急に発表されたことが、決算委員会で指摘した議員がいました。司会の委員長から「その議論はここでやるべきことではない」として一蹴されましたが。発言者の言いたかったのは、区長は議会を軽視しているということでした。

 

25日の各派協議会で、環境文教委員会委員長の小林たかや議員が

「陳情審査で区の担当部署理事者に『住民の希望に沿って対応するように』との結論を出したのに、対応できないとし、予算付けも行わない。これ以上委員会としての対応が出来ないので、設備等について担当する企画総務委員会に引き継ぎたい」との提案をしました。

これに対し、委員会のやるべきことは陳情審査であり、結論を出せばそれで役割を終えたことになる。実際に行政が対応するか否かは委員会が責任を持つことではない」とされました。

同時に、「区長は議会を軽視している」との発言もありました。

 

議員は区民の代表です。その代表が主張してることがなぜ他の区民の代表に否定されてしまうのでしょうか?

議員の集まりである議会よりも、区長の方が発言力があるのでしょうか?

悲しいですが、今の千代田区議会は、それを認めざるを得ません。

区長の方が数段区民の信頼を得ていると言わざるを得ません。

ご存知の通り、区議会議長は最大会派の中から、当選回数に従って、その報酬額を計算した上で候補者を絞り、議会の中で選出されます。

最大会派の中では「相応しい」と見做されても、多くの人はそう思っていません。特に今の議長はいろいろ問題がある人です。

そうした中、区長も狭い千代田区内でいろいろな情報を得ている訳で、このことを当然知っていますから、議会を軽んじるのは当然のことであり、多くの区民は区長に軍配を上げるということを、区長自身が分かってやっているのです。

 

この議会の状況は、千代田区の恥部とも言えます。役人の官舎が多く存在する千代田区に於いて、自民党は圧倒的多数の議員を議会に送り込んできたことが、緊張感を生み、低レベルの議員が跋扈する素地を作りだしてしまいました。

それはある意味、世の中のインテリ層の怠慢の結果でもある訳であり、世の中をリードしていくべき人間の過ちでもある訳です。

 

 

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自民党議員が議会日程を無視してヨーロッパ旅行へ

12月25日、各派協議会、議会運営委員会が開かれました。

その際議長、委員長から小林やすお議員は私事都合のため欠席する旨の連絡がありました。

 

通常なら議会日程があるのだから欠席することは許されません。この二つの会議は正式な会議です。

にも拘らず、今任期の前半に議長を務めた小林議員が日程を無視して旅行に行くというのはどういうことでしょうか?

議会軽視も甚だしいと思いますが、地元の方はそう思われないのでしょうか・・・・?

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民主党に政権復帰を期待する?

民主党が何を言っても、信ぴょう性が無い。

私はほとんどの国民と同様に民主党政権に期待していた。
そしてこれもほとんどの国民と同様に民主党政権に失望した。

その決定打となったのは増税踏み切ったのは、マニフェストに反して増税に踏み切ったことだ。
こまごまとしたことは他にもたくさんあるが、決定的だったのはこのことだ。

ところが、最近民主党政権の中枢にいた人(々)が「政権を担ったことがある人に任せるべき」などと言っている。
タワケタことを言うなと言いたい。2度とお前らに政権など取らせるか!とも思う。しかしそうはいかない。頑張ってもらうしかない。ただ、反省もしないで政権に返り咲こうなどと思っていてもらっては困る。

民主党政権でもう一つ大きな誤りがあった。
それは円高政策だ。白川総裁は大学の恩師から罵倒されても「誤り」を正そうとはしなかった。
それは「円高によって利益を得るのは誰か」を意識し過ぎたのでは無かっただろうか。

日本の株価は円安だと値上がりする。輸出産業の特に大手企業の株は優良株と言われていた(今もそう呼ぶのだろうか?)。最近は輸出関連株という言い方の方がよく聞くようなきがするが。
産業構造が変化した今でもその名残がある。円安は日本経済にとって好材料と。但しほどほどならば。
そして円安で儲かる企業の代表がT社だ。円安に誘導することはT社にとって都合のいい政策だ。
だから円安を称して、自民党の議員でも「T社の方を向いた政策だ」と言っている。

エコカー補助金だって、今度の水素自動車だってT社の戦略を後押しするものであり、他社の戦略とは違う方向だ。他社の戦略には結構グローバルな流れに乗ったものもある。しかしハイブリッドを優遇し、T社がその投資分を回収したのを見計らって、次の水素自動車にえこカーの舵を切る。これではT社と日本経済は一体化していると思われるほどだ。

民主党政権がなぜあれほどまでに円高政策を維持し続けたのか?
白川総裁の一存でやっていた筈はないのだから、アンチT社方向を向いていたのではないだろうか?
そういう要素があっても不思議はないが、やり過ぎたことが仇となったのだ。



維新の党 橋下共同代表の演説

維新の党の橋下共同代表が地方行脚に忙しいらしい。
ネットのニュースに彼の演説内容を伝える面白い記事があったので、ご紹介します。


我々は永田町の国会議員のおかしさをわあわあ騒いでみなさんに伝える。これが今回の維新の党の役割だ。自民党、公明党、確かに強いが、政治の中において、わあわあ騒いで、みなさんにちゃんとおかしいところはおかしいと「告げ口」をする存在がどうしても必要だ。(大阪府吹田市での演説で)


地方議会でも同じです。
国会議員については報道などでもいろいろ伝えられていますが、それでもこうした訴えが必要になります。
増してや地方議員についてはほとんど有権者に伝わることはありません。ほとんどの人が実態を知らないのです。ですから情報発信はもっともっと必要です。

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デュヴェルジェの法則

元内閣参事官の高橋洋一氏の興味深い記述を見つけた。

 

みんなの党の渡辺喜美氏は新党構想を断念し、浅尾代表も昨日の報道で新党を作らない方針を明らかにした。

このタイミングで高橋氏の記事は分かりやすく興味を引く。

 

記事の内容は、我が国の政治にデュヴェルジェの法則が当てはまっているというものだ。

この法則は過去にも話題になったことがあり、現状だけでなく、過去にもこの法則が当てはまる事例がいくつも知られている。

第3極はもともと小選挙区では存続するのが難しいということは、以前から指摘されていた。現実になった格好となった今、改めて第3極が選ぶべき道が難しいことがよくわかる。

 

また、

「3番手以下の政党の選択肢は

�1番手との連携(公明党)

�2番手になる(民主党)

�比例代表の活用(共産党)

の何れかになるだろう」
 

というところにも、実にその通りであり、頷ける。

 (2014/11/27 10:35))

全国紙の購読料は政調費で?

千代田区議会では現在政調費のルールの見直しをしています。

条件整備委員会で論議することになっており、委員長は最大会派の幹事長が務めています。


この委員会で改革案(正副委員長案)が6月に示されました。

年々政調費の基準に対する考え方が厳しくなっていく中、一つだけ「緩和」されているものがあります。


それは新聞の購読料です。


現在のルール(内規)では朝日、読売、毎日、日経、産経の5大紙については、議員図書室(東京新聞もあります)にも置いてあることなどから、その購読料を政調費で支払ってはいけないことになっています(それ以外の新聞はそもそも政調費で支払うことに馴染まない)。


それを改革案の中では認めさせることに変更されようとしています。


「5大紙などの商業新聞は、一般的にどこの家庭でも購読しており、社会通念上の観点から、特に政務活動費としての支出は認めない」とされ、議員図書館にもあるのだから必要ないというのが、現行ルールの考えです。


ルールを変更するのですから、何か環境・状況に変化があったはずです。最近は新聞を購読している家庭が少なくなったかも知れませんが、それは議会を取り巻くものではありませんし、変更せざるを得ない変化ではありません。新聞屋さんからしたら「大きな環境の変化」かも知れませんが、だからと言って、新聞屋さん・その関係者が議員に働きかけ、議員が新聞屋さんを慮って、ルールを変更したとしたら、極々一部の人の利益を重視したことになります。

ルールを変更せざるを得ない変化は無いのに、ルールを変えるというのはオカシイと思うのですが、如何でしょうか?


私のところには、ルール変更に至る変化について(裏)情報が入っています。しかし現在その真偽を確認中であり、ここで書くわけにはいきませんが、政調費の使い方を厳格にする傾向にある昨今、基準の「緩和」は珍しいことであることは確かです。


改革案はまだ「案」であり、決定された訳ではありませんし、最大の論点である「飲酒を伴う集まりへ支払う会費」について各会派の合意に至っていませんから、この先合意にたどり着くかは分かりません(合意に至らなければ、各派まちまちの対応となります)。


なお、自由民主党が発行する「自由新報」、公明党が発行する「公明新聞」、共産党が発行する「赤旗」も議会図書館にあります。これらの新聞の購読料は、発行元の会派でなければ政調費で支払うことが許されています。

(2014/10/23 16:48)

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米価下落、海外援助に思う

新米の価格が下落しているという。
何が原因なのだろうか。減反政策の転換で休耕地が減少したのだろうか?私の見た報道の中では原因までは触れられていなかった。 

私は減反政策に反対だ。
休耕地を持つ農家に補助金を払うとはなんとヒドイ政策かと思う。

海外では日本食ブームという。
米を食べる人は増えているはず。どうして米の価格が下がるのか。 理解に苦しむ。

私は以前からODAに米を使い、海外での米食を推進すればいいと考えていた。

米国は戦後日本の給食にパンを推進し、将来の日本人の小麦需要を見込んだと言われている。日本も世界中で米食が広がるよう努めるべきではないだろうか?

外国でお米を食べたことがある人は気付くだろうと思うが、日本のお米とは違うことが多い。タイ米に似ていて、細長いお米であることが多い。はっきり言って美味しくない。

日本の米を輸出するということは美味しいお米を広げることにもつながる。
いっその事、炊飯器と一緒に途上国援助すればいい。

先日も、ウガンダで日本製の発電鍋が持ち込まれ、学校でも夜も勉強できるようになったとの番組が放送されていた。
発電鍋とは、火と鍋の中にあるものとの温度差で発電できる鍋で、震災の際に発電機代わりに使われていたのを見て、ウガンダで活用できると思ったイギリス人(母親は日本人)が持ち込んだのだとのこと。

まだまだ日本の技術を利用して国内経済にも海外援助にも貢献できることがあるのではないだろうか?

本日(19日)の議会運営委員会で運営上のミスがありました

議会運営委員会でT委員長による運営上のミスがありました。

自民党のT議員が欠席する中、委員長はそのことには何も触れず、議事を進め、終了してしまいました。


これは委員長の委員会運営上のミスです。落ち度です。

議会運営委員会は正式な委員会です。費用弁償も発生する委員会です。

その正式な委員会に欠席者がいるにも拘わらず、委員長が確認もせず、そのまま委員会が終了してしまいました。

正式な委員会では口頭での欠席届は認められていません。欠席届の書式も決められています。


委員会終了後、事務局に確認したところ、

「欠席届が出ているか?」との問いに対して「確認します」との返事でした。

委員会は終了しているのに、事務局が欠席届が出ているか確認しなければならないとはどういうことでしょうか?

「オカシイでしょ。今なんで確認しなければ分からないんですか?」

私の畳みかけた質問に事務局員は黙り込んでしまいました。

「欠席届が出ていないということでしょ」

重ねた指摘に事務局員の一人が小さく頷きました(私の追及の後に認めましたので、最後まで隠し通すよりは良心的と言えます)。

これにより欠席届が出ていないことが確認されたということです。


委員会で欠席者がいることに触れなかったという委員長の責任が発生します。

また、事務局が最大会派を擁護する姿勢も露わにしてしまいました。


さらに、次に示す情報から、欠席した本人の問題も発生したようです。


それは、先ほど届いたもう一つ情報が示しています。

すなわち、ある議員から

T議員は『今日は何にも(重大な案件は)ないから出なくていいんだ』と言って、他の議員と一緒にいた

との証言が得られました。


私はこのことを直接聞いていませんが、もし本当だとしたら議員としての姿勢が問われるべきです。


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成年後見人制度について

高齢化が進み後見人が不足すると言われています。先日もNHKの番組で報道していました。


一口に後見人と言っても、いろいろな切り口によって、内容が異なりますが、ここで言う後見人は高齢による認知症等で判断能力が下がり、法的にも支障が出かねないことから、それを補うためのものです。

(平成12年の民法改正により新たに成年後見制度が発足し、弁護士や司法  書士などの専門家だけでなく、一般市民が成年後見人になることが可能となりました。しかし、なかなか実績としては伸びず、種々の障害があることが指摘されています)

後見人が不足するだろうという予測は、以前からなされており、東大の研究者は世に警鐘を鳴らし、対策を取るべく市民後見人講座を設けました。

学者が将来の危険を予測し、それに備えて市民を啓蒙するなどというのは、あれば良いとは思いますが、そんな気の利いた学者がいるのかな?と当初私は思いました。

ただ、政治も行政も真剣に取り組まねばならない問題と考え、この講座を受講しました。そして半年間ほとんど休日を通学に費やしました。

この講座は熱意に燃えた学者の開いた「後見人養成講座」で、現状を正しく伝え、種々の障害を克服して後見人になれるだけのものを備えてほしいという願望が伝わるものでした。

私は受講して良かったと思っておりますし、修了証書を頂いた時は、半年間通ったことなど思い出したりしていました。

東大赤門を入ったところの銀杏が黄色に色付き、黄色の絨毯を敷き詰めたように辺りが真っ黄色になる光景というのは、聞いたことも無かったし、圧巻でした。聞いたところによると、東大の先生が(全国から集まっている)受講生にこの光景を見せたくて、日程を調整したとのことで、粋な計らいだと思いました。


後見人養成講座の内容をここで全部述べることなど到底できませんが、意外に世間に知られていないのが、

①深刻な認知症などになる前に、元気な内に「後見人候補者」を選定できること(後見受任者)

②身上監護、財産管理を一人でやらねばならないのではなく、複数の人間が、専門家等と一緒に負担することが可能

③金融機関を始め、本来後見人の受け入れ態勢がととのっていなければならないはずなのに、対応が遅れているところが意外に多い

④お金持ちは弁護士などの専門家が(有償で)対応するが、そうでない場合はなかなかやってくれる人がいない

ことなどが挙げられます。


千代田区でも、社会福祉協議会がセミナーなどを開いて、広く後見人制度について理解を深めることができる機会を提供しています。


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「税金を払わない巨大企業」

文芸春秋新書から出ている「税金を払わない巨大企業」を、ある人から勧められ、読みました。


著者は商学部の大学院を出て国税庁に勤務経験があり、政府税調にも関わっていた人であり、税金の専門家。理論だけでなく、社会の実態についても熟知している方です。


この本の趣旨は一言でいえば、「大企業は税逃れをしている」ということです。それも「大掛かり」、かつ「やり過ぎ」、「許せない」ということです。企業の倫理観に「喝!」ということです。

細かなデータも出ていましたし、著者の経歴からそれだけの真実を把握していらっしゃることは疑う必要は無いと思います。

誰しもこの本を読めば、「大企業はけしからん」と思うだろうと想像します。

私もそう思いました。

 

しかし、企業は利潤追求の使命を負っており、宿命でもあります。そしてそれは企業にとっては(違法性さえ回避できれば)倫理観よりも大事な使命です。


むしろ、大企業と結託して抜け穴を許す権力者に問題があると思います。

大企業に対して「どんどん節税しろ」と言う気は、勿論ありません。しかし「税金を納めるのが企業の社会的存在価値」は今や過去の遺物ではないでしょうか?現実問題として。

 

私が過去に勤務した会社(中小企業ではありません)でも、「利益を出して税金を払うくらいなら、使っちまえばいいんだ」と言った幹部もいました。勿論、そのことで大激論に発展しましたが。

もっとも、この本の著者は税金を払わない原因としてもう少し込み入った内容を挙げており、制度的にも問題アリと主張しています。


税法・徴税制度がザル(法)だから企業は税逃れができるのであり、そのために優秀な会計士を雇っている訳です。


そもそも「法学部の優秀な人は大蔵省に入り、政治家を目指す」という話はよく聞きますが、「会計士の優秀な人が大蔵(財務)省に入る」とは聞いたことはありません。

本の中に「役人よりも企業の会計担当の方が優秀」というくだりがありましたが、政府に企業よりももっと真剣に税制を考える優秀な人材を揃えれば良い訳であり、それができないはずはないのだから、やらないだけです。

やらないということは、その必要性を認めていないということです。


つまり大企業が税金を払わなくてもいいと、過去から今に至る政治(家)が考えているということです。


私は大企業の税逃れよりも、そちらの方が問題だと思います。

私にこの本を貸して下さった方も、多分そういうお考えだったから私に読むように勧めてくださったのだと思います。



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「私はSMバーに行っていない」

就任したばかりの宮沢洋一大臣が早速追及されています。

政治団体の収支報告書にSMバーの代金が含まれていとのことです。そして「私は行っていない」と言ったとか。大臣自身が行ったか行かないかは、この問題では関係ないと思うのですが。

 

この問題で、ちょっと誤解している方も多いのではないかと思うので、この項を書くことにしました。


区議会議員の政調費の使い方についてもいろいろ批判が出ていますが、収支報告で政治活動としてSMバーの代金を計上することと、どう違うのでしょうか?


千代田区の場合、政調費は区から支給される税金であり、これを無駄遣いすれば税金の無駄遣いということになります。



では、収支報告で支出されたお金は全額税金でしょうか?
この件では、報道などで「政治資金」と呼ばれていますが、これは税金でしょうか?


基本的には政治団体が集めた会費や寄付のはずです。ですから税金という訳ではありません。
しかし国会議員の場合、また自民党の場合は政党助成金が多く含まれていることが多いので、税金がかなりのウエートを占めていると言っていいと思います。
そういう意味では  政調費=税金  と比べると、少し「税金の濃度」が低い可能性があると言えます。

私がこの件でヒアリングした議員は「収支報告の中身はほとんど税金だ!」と言い切っていましたが、私自身はそこまで断定的に言える材料を持っていません。そういう国会議員もいるということではないでしょうか。


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千代田区の議員視察

政調費の使い方について、兵庫県議が年間数百回の視察を行ったことで、またそれが虚偽・架空であったことから、視察について世間で大変な関心を集めています。

その中に政調費から視察の費用として支出することに対し、架空計上とは別の観点から批判が噴出しています。
先週もテレビのニュースで千代田区の区会議員による視察について、取り上げていました。


結論から述べますと、視察に行ってもその報告書が義務付けられていないのはオカシイという批判です。

 

テレビの報道などでは、議員による視察の報告書が「いい加減だ」という批判はなされています。ネットからそっくりコピぺしたものが出されているなどの例が批判の対象となっています。

 

従来千代田区議会では視察の報告書作成は義務付けられていませんでした。
現在は千代田区議会では政調費についての検討がなされています。現在出ている案には、日時、費用(交通費、宿泊費、その他の支出)などの他、視察内容についての記述欄が設けられています。

 

視察の中身は「企業秘密」のようなもので、軽々に外部に明らかにする必要は無いという考えもあるかも知れませんが、そう考えてしまうと、ベールに包まれてしまい不正の温床となる可能性が高くなります。ですから今回のテレビ報道のようなことが起ってしまい、疑念を持たれてしまう訳です。

 

千代田区議会で政調費の報告について議論した際、「計上の際に、郵便物の宛先まで報告すべき」という意見もありましたが、誰に郵便を送ったかを明らかにしなければならないとなったら、もう議員活動、政治活動ではないし、実質的には「政調費で郵便は出すな」と言っているに等しくなります。

 


私は、郵送費は宛名を明らかにする必要は無いが、視察は行き先、聴取先、視察内容を報告書によって明らかにすべきと考えます。

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閣僚の相次ぐ辞任

私は7年前に豊島区から区会議員に立候補した時、候補者の公募を行った小池百合子衆議院議員、豊島区の自民党役員から「経歴からすると国会議員並であるのに、どうして区会議員に立候補するのか?」と聞かれました。


確かに大学で国際法を専攻し、共同通信、信託銀行をはじめ世界的な企業に長年勤務した経験等を考えれば、区会議員に立候補するというのは「不自然」だったかも知れません。

しかし、サラリーマンをずっとやってきた人間にとって、政治・選挙というのは何も知らない「未知の世界」です。まず何をしたらいいかも分かりません。票を獲得するというのがどういう過程を経て達成できるのか、頭で分かっていても、具体的には分かりません。


難しい数学だって、最初は教科書の基礎的な説明、易しい練習問題を何度も解き、次第に難解な問題も解けるようになります。いきなり大学受験レベルの問題を突きつけられても歯がたちません(できる人もいるかもしれませんが)。


私は、誰かの地盤を受け継ぐ訳でもなく、親の跡を継ぐ訳でもありませんから、数学の問題と同じで、出来るところからやっていくしかなかったのです。

勿論、数学の問題と同様、政治の世界でも何度も間違えます。その度に、何度も批判にさらされます。しかし乗り越えるしかありません。「批判を甘んじて受ける」訳です。


私は、選挙ではみんなの党の公認を頂きましたが、当選後は一人会派を立ち上げ、他の会派に足をすくわれながらも(勿論助けられたことも多々あります)、自力でやってきました。どこの会派も「本当のところ」は教えてはくれません。本来なら頼りにしたい、議員・議会を取り巻く存在も、実はいろいろ思惑を持って行動するのが常ですから、最後は自分で判断していかねばなりません。



今日、小渕大臣が辞任しました。

「私の知らないことが多すぎた」と語っています。もう何回も選挙を経ている大臣の口にする言葉とも思えません。

問題も間違えるどころか、解いた経験もないのではないか?と疑いたくなります。
解くことがなければ、間違えることもありません。批判もされない。ただそれだけのことではないでしょうか?

親が残した地盤・看板・カバンを全て引き継いだ議員が10年以上も議員をやっていながら「知らないことが多過ぎ」で、閣僚を辞任するというのは甘え過ぎではないでしょうか?

その人を評して「立派な政治家だから将来がある」と言っているコメンテータなどが多いようです。私には理解できません。将来が「保証」されているかのような発言です。


小渕元大臣には「収支報告書も自分で1から作ってみなさい」と言いたい。

多少の皮肉も込められていますが、自分でやるといろいろなことが見えて来るものです。ただし、結構面倒だし、慣れていないと「難しい」です。

そうであるなら、間違ったとしてもその原因ははっきり掴める訳ですからまだ救いようがあると思います。


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議員定数削減について委員会が開かれました

本日、3常任委員会連合審査会が開かれました。

私の記憶に間違いなければ、私の当選後、初めて「3常任委員会連合審査会」が開かれました。

3つの常任委員会(企画総務、生活福祉、環境文教)が合同して委員会を開いた訳です。つまり、全議員が集まって、議員定数削減について話し合ったのです。


既に企画総務委員会でこの議題は議論され、その中間報告がペーパー(A4)に書かれており、まとめ役(のはず)の総務企画委員長がさらっと読み上げ、議論が始まりました。


ところが、一人の委員(議員)がいきなり「削減反対」討論を始めたことから「まだ、賛否を問う段階ではない」という意見が出て、「委員会について(機能とか、適当な人数とか)議論する」と委員長が方向付けをした後から、自由に意見が言えなくなり、多くの議員が発言を控え、意見はほとんど出なくなりました。議論があまり出ず、低調な委員会になってしまった訳です。

また、発言したのはほとんど企画総務委員会のメンバーだけでした。


議論は2つの観点から進んだように思います。
・一つは委員会の人数は7人か8人のどちらが適当か?
・もう一つは、委員会はいくつもの分野をカバー出来る。組み合わせも変えることができる。過去にもそうして来た。
  (現在は区役所の政策経営部・総務関連を企画総務委員会が、
   同じく区民生活部・福祉関連を生活福祉委員会が、
   同じく環境関連・教育関連を環境文教委員会がカバーしていますが、
   この組み合わせは、現在そうであるというだけで、
   これでなければいけないという訳ではない)
という議論です。

「7人が良い」と主張する人は、定数削減賛成派、「8人が良い」と主張する人は、削減反対派です。
他に、「定数を増やすべき」という意見もあるはずですが、今日は出ませんでした。 
 

行革クラブの安岡議員は「委員会は7名でもできる」と発言しました。安岡議員も企画総務委員会のメンバーです。
7人が良いという意見は、 多分、現在の3つの常任委員会を維持する考えだと思います。つまり、7人の常任委員会が3つ、議長が1人で、合計22人を定数とする(現在より3人減)という考えです。22人についての意見表明はありませんでしたが、発言している人の普段の発言を聞いていると、そういうことだと思います。
 



これとは別の議論で、「過去千代田区議会は36人だった時もあるが、25人となった今の方が委員会が開かれている回数が圧倒的に少ない。仕事が多いから人数を減らせないという議論があったが、そんなことは無かったことが実証された」という意見が、ベテラン議員から出ました。

また別のベテラン議員からは「減らすという議論が出てもいいと思う」との意見も出ました。
 
 


委員会は8名がやりやすいという意見が出て、何人かが賛意を示しました。
 多分、この考えは3つの常任委員会を維持し、現在の定数25を維持したいとの意思表示だと思いますが、25という数字は出ませんでしたから、他の可能性も否定するものではありません。

 

つまり、「常任委員会8名」とするならば、これに議長を加えれば、全ての分野をカバーする1つの常任委員会を作り千代田区議会の定数として9人、8人の常任委員会を2つ作り(1つの常任委員会で3つの分野をカバー)17人、3つ作り25人、4つ作り33人とすることを、暗に意味する意見であると考えられるという意味です。
 

9人というのは、委員会は全て一つの委員会で議論すれば一つの委員会だけで行うことになるので、8人の委員に議長1人で9人になるということ。ちょっと現実味は薄いと思いますが。
 

同様に2つの委員会とすれば8×2=16人、これに議長1人を足して、定数17人。この場合は、一つの委員会で3つの分野をカバーすることになるはずです。


同様に、3つの委員会を作るケースは、8×3=24、これに議長1人分を加え、定数25。となります。これは現状のままを意味します。


同様に、現状より常任委員会の数を1つ増やして4つの委員会を作り、議員定数を33とすることも含まれているはずです。


ただ、賛意を示した議員も含め、委員会は8人が適当と考えている議員が、定数削減という議題に対して、賛成か反対かは断定できません。また、17人が良いと考えているか、33人が良いと考えているかの意見表明はありませんでした。



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「裁判に文言を利用されないように、公表を遅らせた」

平成24年度政務調査研究費に関する意見書が千代田区議会のホームページにアップされています。

http://kugikai.city.chiyoda.tokyo.jp/about/hokoku/260825iken.pdf



通常は、政務活動費交付額等審査会は毎年秋に、その年の3月末に終わる年度の政調費について意見書を提出し、それが議会のホームページに掲載されます。


つまり、通常ならば、24年度分は25年の秋になったら千代田区のHPに掲載されているはずなのです。
ところが、24年度分は26年(今年)の8月を過ぎてから公表されました。昨年より10ヶ月も遅いことになります。

ではどうして遅れたのでしょうか?

誰の指示で事務局は、こんな時期に掲載したのでしょうか?

事務局長の独断で決めたのでしょうか?
 




私は、この件を決算特別委員会で質問しようと思い、事前に質問する旨を委員長に伝えました。その際、既に政調費について追加資料を請求している議員の質問に関連して行う旨も伝えました(関連質問と呼ばれます)。

最初は快諾していた委員長(最大会派の高山議員)でしたが、20分位したら、また「話がある」と言って、私の会派(行革クラブ)の控室に来ました。
すると「さっきの質問はやらないで欲しい」と言い出したのです。
私がその理由を聞くと、委員長は次のように

(議会)事務局は「政調費の裁判で、審査会の意見書の文言を使われた事例があり、またやられては困るので、なるべく遅くするように、公表を遅らせた」と言っている

とのことでした。


それを聞き、「だったら、そう私が質問したら、その通りに答えればいいのでは?」と私が言ったところ、委員長は「我々のことを考えてやってくれたのに、みんなの前でそんな事を言わせるのは可哀想じゃないか」と答えました。



世間でこれだけ政調費について関心が高まっているのに、事務局は裁判のために審査会による意見書の公表を遅らせたというのです。
そして、それを質問しようとした議員に対して、委員長自らが「質問をしないでくれ」と議員に圧力を掛けたのです。



そして今日の決算特別委員会で、政調費について質問した委員(I議員)の質問が終ったので、私が関連質問しようとしたら、委員長は休憩を宣言したため、私は質問出来ませんでした。
休憩終了後、再開した際に、私が「関連質問」と言ったところ「さっきの質問はもう終ったので」として、私でなく委員長と同じ会派の委員(議員)を質問者に指名しました。決算特別委員会では委員長の隣に区議会議長(S議員)が着席しています。「さっきの質問は終った」との発言は議長も一緒になって言っていました。

更に、その議員の質問が終ったので、私が挙手したのに、私を指名せずに他の委員(議員)を指名しました。

決算特別委員会(総括)は明日も開かれますが、私は、明日も指名されない可能性が高いと判断しましたので、このブログで事実の公表に踏み切ったものです。
 (2014/10/08.2059)


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政調費に関する新たな住民監査請求

昨日(10月1日)、事務局より政調費に関する新たな住民監査請求が出されたことを知らされました。

監査対象は自民、公明、保守系無所属を除く全会派です。このところ政調費に関心が高まっており、共産党を除く全会派が訴訟にまで発展していました。


今回は共産党も含まれていますので、これで千代田区議会の全会派の政調費の使い方が住民から「不適当」と思われていることになりました。「特定の会派が悪い」というようなことではなく、「千代田区議会全体が・・・」という議論になったということであります。勿論、住民側の主張・批判が、現時点で全面的に正しいと決まった訳ではありませんが。


また、このところ議長(現在の議長ではなく、昨年までの議長)、監査委員会に対しても批判が出始めていますが、今回の監査請求の中には政調費に関する審査会についてもその人選等について批判がされていました。

確かに、審査会には、過去に特定の議員の選挙を手伝った人物が含まれていると関係者の間で指摘されているのを聞いたことがあります。


いろいろな点で批判は出ていますが、兎にも角にも、全会派が批判にさらされているということになり、今後議会全体として、全議員、議長、監査委員会、事務局、審査会、勿論区長もこの問題に関わっており、今後しっかり取り組んでいかねばならない問題であることがはっきりしたと思います。


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神田冠称について(委員会での発言)

昨日の生活福祉委員会で意見を言う機会が委員長から与えられましたので、私は次の3点を指摘しました(原稿を読んだ訳ではないので、一字一句正確という訳ではありません)。

 

1.そもそもの出発点は町会活動に反発する住民の声だった

 

多くの関係者から、日ごろ町会運営に不信感を持つ人たちが、町会(町会長)主導で推進した神田冠称について反対を唱え始めたと聞きいています。

そしてそれが真実であると私は認識しています。

反対派の人の多くが「町会は区から補助金をもらって飲み食いしている」と感じていたというのです。

私(うさみ)は町会が区から補助金をもらっていることは承知していますが(またそれが、町会に入っている人数分ではなく、その地域全員分であることも確認済み)、それで飲み食いしているかについては何の確証もありませんが、反対派の人たちはそう感じているということです。

 

町会への補助金は昭和40年から支給されるようになり、地域の全世帯分が補助金として区から支給され始めたのは昭和52年からです。

 

ですから、本当に神田冠称について解決しようとするならば、町会の運営等について住民の理解を得なければ、「神田」を付けるか付けないかに結論が出ても、本当に住民に愛される「神田」にはならないと思います。

 

しかし、生活福祉委員会で議論する段階では、既に賛否双方の応酬もあり、町会云々の段階を超えていると思われており、住居表示審議会で審議するとなれば、議論をまとめる必要もあり、「『神田』を付けるか付けないか」に絞って議論することは仕方なの無いことだと思います。

 

 

2.町会長に話を聞けば、区民に意見を聞いたことになると考える区・執行機関の、従来からの態度に問題がある

 

千代田区の行政は何かと言うと町会(町会長・連合町会長)の意見を聞きたがりますが、今回の神田冠称の賛否双方に分かれての議論の通り、必ずしも「町会長が言うならそうなのだろう」と言ったコンセンサスは形成出来ないことが明らかになりました。つまり、住民の多様性に沿った意見の吸い上げが必要になってきたということであります。

 

神田冠称に反対する人たちの一番の主張は、「神田をつけるべきか、付けないべきか」に関するアンケートの対象を住民登録している人ばかりでなく、地域で生活・仕事をしている人、地域に関係する人、1日の大半をここで過ごす人に広げるべきという意見でした。

 

生活福祉委員会でも多くの委員(区議会議員)が「アンケートのやり直し」を

主張していました。そうでなければ判断材料が無いという考えでした。しかし執行機関、区長は最後までこの要求を受け入れませんでした(生活福祉委員長も調査権発動を迅速に行わなかった、という批判もあります)。

今まで「町会長に聞いて区民の意見としてきた」区は、地域住民、企業なども巻き込んだ意見の聴取をやって来なかったのです。それだけでなく、今回必要になっても、やろうとしなかったのです。調査会社などに委託して行うなど、方法はいくらでもあったはずです。

 

私は住民票がある人ばかりでなく、地域の方々の意見を聴取するには良い機会だったと思います。

一部の企業からは「我々も法人住民税を払っているのに、区は何故意見を聞こうとしないのか」と言った声も聞こえていました。

真の意味で地域の皆様の賛同を得て、「神田」を付ける方がどれだけ将来の「神田」のためになるか計り知れません。

「味噌をつけた状態」での神田冠称など、賛成派の皆様にも失礼だと思わないのでしょうか?

何度も審議会に足を運んだ区民の皆様に対しても、「何のための審議会だったんだ?」と思われてしまうのではないでしょうか?

 

生活福祉委員会マターで「地域コミュニティ活性化検討員会」というのがありますが、ここでの議論は既に何度もこのブログでご紹介した通り、町会とマンション住民のなかなか融和しないことが問題となっています。そしてここでも町会のあり方が問われています。

勿論行政の町会に対する対応も問われています。

 

行政・執行機関は「町会長に聞いたことで、区民の意見を聞いたこととする」態度を改める時期に来ているのです。

 

いろいろな委員会、審査会等で問題となっていることの多くは、この町会を巡る議論なのです。地域住民2割、マンション住民8割と言われている千代田区で、行政は余りに地域住民の側に偏った政策決定をしているというのが、最近の住民の意識と言ってもいいのです。

 

 

3.今回の検討・決着の経過は、今後同様の問題が起こった時の参考にならない。

 

既に、三崎町、猿楽町以外のいくつかの町会は「神田」を付けることを希望しているとの情報が私には入っています。三崎町や猿楽町とはまた違った事情のある町会もあると聞いています。

本来ならば、前例となる今回の議論、経緯等は今後の参考になるはずですが、公平に見れば誰が考えても今回のことは参考になりません。

良い前例を作る機会を逸したと言えます。

以上の3点を委員会の中で指摘しました。

 

最後に付け加えておきますが、私は「『神田』を付けるべきではない」と考えている訳ではないのです。議論の順番が違い、あまりにも民意を軽んじた行政の態度が良くないと言っているのです。

もし、アンケートを取り直して、賛成多数であれば、喜んでかつ気持ちよく賛成票を投じることができたのに、残念に感じています。

 

神田冠称、委員会で可決すべきものと決定

本日の生活福祉委員会で、神田冠称、千代田区三崎町と猿楽町の町名に神田が付くことについて、賛成多数により可決すべきものと決定しました。

 

今日はテレビの取材カメラが委員会室に入ることになっていましたが、御嶽山の噴火でテレビカメラはそちらへ振り向けられたとのことでした。新聞社の取材はあり、委員会が始まる前に何枚か写真を撮っていました。

 

今振り返ると、委員会では当初賛成が多数でしたが、地域住民、企業を含めたアンケートを取らないで採決することには反対する委員が多数となり、委員会としては反対多数の時期もありました。

 

しかし議案が出ると、区長の方針を支える会派は賛成に回り、その会派と連携する会派も賛成に回り、反対していた委員の一人は「判断材料が無いのだから棄権」となり、結局意見表明の機会を担保するために棄権をしない方針とした私だけが反対となりました。

 

この後本会議に上程され、賛成多数で可決成立する見通しです。

 

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自民党会派が政調費見直しに関する決議案(案)を撤回

9月25日(木)の各派協議会で、自民党会派から決議案が提案されました。

唐突に出されたので、複数の会派・出席者から「どうして?これから検討?」「事前に何の検討もしていない!」などの発言がありましたが、午後7時までに発言通告(質疑、討論等)を出すこととなりました。

決議は一見良いことが書いてあるように見えるのですが、「突っ込み所満載」で、複数の会派から質疑や反対討論が出されました。

すると、翌日(26日)には撤回されてしまいました。

幻の決議案という訳です。

参考までに全文掲載します。

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政務活動費の抜本的見直しに関する決議

 

平成13年に議員提案により政務調査研究費の交付に関する条例を制定した。

この条例の内容は、領収書原本の提出、外部委員からなる政務調査研究費交付額等審査会の設置、議長に使途基準に基づかない支出が会った場合に返還を命じる権限の付与等を規定し、全国の地方議会の中にあって先進的な取り組みとして自負しているところである。

そうした取り組みは、本区議会に脈々と受け継がれている議会自らが発意し、議論を深め、合意形成を図って制定してきたものであり、まさに議会としての自律権の発露として、その姿勢は今後とも堅持していかなければならない。

政務活動費の使途基準の見直し等については、議長の諮問機関である議会活動条件整備等検討会の中で精力的に検討を進め、さらに、議会運営委員会において検討会の正副座長案を提示したが合意には至っていない。

よって本区議会は、政務活動費を巡る様々な状況を深く認識し、政務活動費のあり方、交付額、使途基準の見直し、公開の方法等政務活動費の全般にわたり抜本的な見直しの検討を行うものである。

以上、決議する。

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ジャーナリストからも指摘されている都議会のヤジ

議会図書館には議員にとって参考となる図書・雑誌・新聞・雑誌が閲覧できるようになっています。

その中に「都政研究」という月刊誌があります。

研究熱心な何人かの議員しか読まないので、折り目もついていないことが多々ありますが、そんなことは兎も角、今年8月号に、新聞記者の都議会でのヤジについて記述がありましたので、ここでご紹介します。

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議員の認識に“アゼン”

昨年9月に都庁クラブに赴任して、最も驚いたのが都議会だった。質問者も答弁者も手元の紙に目を落として、延々何時間も原稿を読み続ける。かと思えば、議場のヤジによって演題の議員の質問が聞き取れないこともある。

日常的に飛んでいるヤジの内容も衝撃的だった。「バカじゃないのか」「頭おかしい」。この二つは、実際に記者席で傍聴していた私が、あまりにひどいと思い、メモ帳に記していたものだ。

(中略)

ヤジ自体も決して褒められないが、私が都議会の一連の問題でより深刻に感じたのは、あの場で大勢の議員がヤジに同調して笑っていたこと。更には、発言者をかくまい、うやむやのまま終わらせようとした姿勢だ。・・・

(中略)

桝添知事にも言いたい。「都知事が都議会にあれこれ指図する権限は無い」と言う知事の説明は正論だ。それでも、都議会の一連の対応への憤りを見せて欲しかった。都知事である前に、一人の都民なのだから。・・・

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都議会のヤジについては報道されている情報以上に、私はいろいろ聞いています。そして、区議会と同じ構造を持っていると感じる内容のものもありました。

ヤジは不規則発言ですから、議長に諌められる可能性を持っています。しかし議長と同じ会派の議員が注意されることはありません。誰を注意しようが議長の裁量の範囲です。当然、本気で注意されるのは敵対する会派の議員だけです。

従って、区議会でもヤジはほとんどが多数派の「仕業」です。 時折、共産党が右翼的発言に対してヤジ、不規則発言をすることがありますが、ちょっと声が大きいと議長から注意されます(議長の資質に問題アリと言う議論もありますが、それはここでは省略します)。

当然、多数会派のヤジはエスカレートします。誰も注意しないことが分かっているのですから安心している結果です。

区議会でもセクハラヤジは聞かれます(以前、このブログでそのことを書きました)。


そして、二次的効果として、多数会派はみんなで悪事を隠し合います。

多くの人間が「そんなことは無かった」とか、「知らない」と言えば、少数派はどうしようもないのが現実です。都議会では「誰の声か判明不能」と言うものでした。


ですから明らかに野党側のヤジであることが判明すれば、発表されたはずです・・・先ずもって明らかにされるはずです。


声は聞こえたから、誰かがヤジを飛ばしたことは明らか。でも「分からない」とされた。

このことを議会人が聞けば「犯人は多数会派だ」と誰でも分かります。口に出して言うかは兎も角としても。


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神田冠称に関する陳情

今日(9月25日)の議会運営委員会で、神田冠称について、住民と企業にアンケートをとるようにとの陳情が複数出ていることが分かりました。

 

勿論、反対派の人たちからの陳情です。

陳情の中に、議会および執行機関の動きについて記述がありました。委員会を傍聴しているだけでは分からないことも含まれていました。

 

今第3回定例会の会期中に生活福祉委員会で議論されます。

 

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略  歴
≪学歴≫
番町小学校
麹町中学校
東京都立西高校
慶應大学法学部法律学科


≪職歴≫
共同通信
三菱信託

≪政治≫
H18
自民党政経塾(1期生)

ℍ19
豊島区議会議員選挙
    自民党公認候補
(小池ゆり子総支部長の
公募に合格)

ℍ23~1期
千代田区議会議員(みんなの党)


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