巣鴨あまのじゃく新聞

世の中、不合理なことが多すぎる。少々あまのじゃく人間の世の中批評他

2014年12月

文芸:「聖なる怠け者の冒険」

「何もしない、動かない」ことをモットーとする社会人2年目の小和田君。ある日、「ぽんぽこ仮面」なる怪人から「跡を継げ」と言われるのだが……朝日新聞連載時より大幅に加筆修正をし、ダイナミックに一新! 
 

* 聖なる怠け者の冒険 (森見 登美彦【著】・¥1,728(本体\1,600)・朝日新聞出版)
一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが…。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。
 

<きょうは何の日?【大晦日】>
 一年の最後の日。旧暦では一ヶ月の最後(晦日)を三十日(みそか)と呼び、「おおみそか」とは最後の月の最後の日、という意味となる。夜には、無病息災などを願って年越しにそばを食べ、NHKの紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞き、神社仏閣にお参りをする、という風習が、日本ではなじみ深い。忙しかった一年も、この日ばかりはゆっくりと過ごしたい。
大晦日ねむたくなればねむりけり(日野草城)(朝日 2014年12月31日)

「日本の起源」

 古代の天皇誕生から現代の日本社会までを貫く法則とは?
 歴史学がたどりついた日本論の最高地点。
 

*  日本の起源 (atプラス叢書・東島 誠/與那覇 潤【著】・¥1,890(税込) 太田出版)
第1章 古代篇(起源の天皇は女帝だった;豪族チャンピオンとしての大王 ほか)
第2章 中世篇(バッファーの多すぎる国;イエ制度は自然ではない ほか)
第3章 近世篇(東アジアと日本の動乱はつねにリンクする;徳川氏がコピーした皇祖皇宗の神話 ほか)
第4章 近代篇(幕末は不真面目な改革の起源;西洋化できずに中国化した明治 ほか)
第5章 戦前篇(第一次世界大戦に起源を見る;大正デモクラシーは議会制不信の起源 ほか)
第6章 戦後篇(敗戦まで続いていた権門体制;挫折した「天皇に代わるもの」の夢 ほか)

「ゆとり世代の愛国心―世界に出て、日本の奇跡が見えてきた」

 憂鬱な日本を飛び出し、世界を隈なく見てきたからこそ素直に言える「この時代の日本に生まれてラッキー」。注目の若手起業家の初評論。
 

* ゆとり世代の愛国心 世界に出て、日本の奇跡が見えてきた (PHP新書・税所 篤快【著】・¥885(本体\820)・PHP研究所)
「日本に生まれて幸せだ」―世界を股にかける平成生まれの若手起業家は、心の底からそう感じる瞬間に出会った。「ネトウヨ」のような現象がある一方で、「ゆとり世代」と揶揄され、「かわいそうに」と憐憫の眼差しを向けられる20代前半の若者たちは、国に対して白けているとされている。その真相に当事者自身が迫る。経済的に墜ちゆく1990年、2000年代の日本を少年はどのように見て育ったのか。そして世界に出て数々の理不尽に遭遇し、日本人へのリアルな態度を味わって、はじめて客観的に日本の真の姿が見えてきた。箱庭にいるだけでは気づくことができない、ホンモノの「愛国」のかたち。
 

第1章 僕たちは「ぶざまな大人たち」を見て育った
第2章 世界が僕にくれたホンモノの愛国心
第3章 英語ができないからこそ気づけたこと
第4章 日本の学校では教えてくれなかった世界
第5章 日本はたしかに世界から尊敬されている
第6章 「ゆとり世代」と呼ばれて
第7章 「国ではない」ソマリランドから日本を眺めて

「経済学は人びとを幸福にできるか」

 03年刊『経済学と人間の心』の新装版。効率性よりも人間の尊厳を大切にした経済社会の構築を説く。池上彰氏の解説つき。
 

* 経済学は人びとを幸福にできるか (宇沢 弘文【著】・¥1,728(本体\1,600)・東洋経済新報社)
著者は市場メカニズムや効率性の重視に偏った考え方を批判し、人間の尊厳や自由を大切にした経済社会の構築を訴えてきました。
実際、2000年代後半のリーマン・ショックや世界経済危機を経て、「人間が中心の経済」という思想はますます輝きを増しています。同時に、幸福な経済社会を作るうえで、経済学がどのような役割を果たせるかという議論が巻き起こっています。
新装版では底本の構成をガラリと変え、未公開の講演録2本を追加しました。さらにジャーナリストの池上彰氏が「『人間のための経済学』を追究する学者・宇沢弘文」と題して、解説を加えています。
ノーベル経済学賞候補と言われた世界的な知の巨人・宇沢弘文氏が、温かい言葉でその思想を語った、珠玉のエッセイ集です。
 
 


 構造改革路線の行き詰まり、出口の見えない世界不況…。再生のヒントはどこにあるのか?そして経済学は人間を幸せにできるのか?斎藤貴男が6人の経済学者に根源的な問いかけを行う。
 

* 経済学は人間を幸せにできるのか (斎藤 貴男【著】・¥1,728(本体\1,600)・平凡社)
第1部 経済学者に会いに行く(新自由主義とは何だったのか―中谷巌氏;地球温暖化と経済学―佐和隆光氏;構造改革は労働の何を変えたのか―八代尚宏氏;金融危機から資本主義の根源に迫る―井村喜代子氏;国際金融の暴走をどう規制するか―伊藤隆敏氏;構造改革のオルタナティブ―金子勝氏)
第2部 経済学は人間を幸せにできるのか(民主党政権の誕生を経て、さらに六人の経済学者に問う;“人間を幸せにする経済学”を求めて)

文芸:「サラバ! 」

 西加奈子作家生活10周年記念作品
 

* サラバ! 〈上・下〉(西加奈子・¥1,728(本体\1,600)・小学館)
1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。
父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。
イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。
後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに――。
 

<きょうは何の日?【大納会】>
 東京証券取引所の年内最終取引日。取引終了後に鐘を鳴らして、一年を納める。
 近年はインターネット上での株取引が主流となり、また2014年からは少額投資非課税制度(NISA)が始まるなど、一般の個人投資家が参入しやすい環境が整備されつつある。
 株主にとっての株の魅力は、売買益や配当だけでなく、様々な優待が得られるのも大きい。将棋棋士の桐谷広人七段が株主優待を活用して生活をする模様は、雑誌やテレビのバラエティ番組などで取り上げられ、話題となった。(朝日 2014年12月30日)

バイオミミクリーが起こすイノベーション

 手のひらの貝殻とひらめきの瞬間。カバの汗、サメの肌、ミツバチの巣…自然の形や働きには、スゴい知恵がいっぱい!生物に学び、環境を守る、新しいビジネスのかたち。
 

* 自然をまねる、世界が変わる: バイオミミクリーが起こすイノベーション (ハーマン,ジェイ【著】ほか・¥3,240(本体\3,000)・化学同人)
 なぜマルハナバチは,ボーイング747より優れた空気力学をもつのか? チョウの羽のデザインは,どのように世界の光熱費を下げることができるか? 生物の形態・性質を技術に応用するバイオミミクリー(生物模倣)が,環境に配慮し,ビジネスにもなる新発想として注目を集めている.発明家として実業家として,バイミミクリーに基づく新製品を世に送り出してきた著者が,驚きの実例の数々と,ビジネスに成功する秘訣を明かす.
 

<切れにくさ、鋼鉄の20倍 カイコ吐き出す「クモの糸」>
 カイコにクモの糸の遺伝子を組み込んで頑丈な素材を作る技術が実用化の時期を迎えている。化粧品や医薬品の成分もカイコから取り出せる。コストを抑えたエコ素材の可能性が開けてきた。
 クモの糸のタンパク質を作る遺伝子をカイコに組み込んで糸を吐かせ、その頑丈な糸を衣服に利用する。カイコにヒト型コラーゲンの遺伝子を入れて、繭(まゆ)に含まれるコラーゲンから化粧品を作る──。遺伝子組み換えカイコを使って新しい素…
2014/11/18 7:00 情報元 日本経済新聞

介護と食:「生きていく食事」

 夫婦初共著!世界初!?くも膜下出血から生還!“つくる側”と“食べる側”介護と食を巡る、泣き笑いコラム!
 

* 生きていく食事 神足裕司は甘いで目覚めた (神足 裕司/神足 明子【著】・¥1,620(本体¥1,500)・主婦の友インフォス情報社)
くも膜下出血から生還した神足裕司氏が妻明子さんと初共著を上梓! “介護する側”“される側”両面から記した涙と笑いの食コラム!
1 入院(もう二度と目覚めないかもしれない―。広島のお好み焼きで起こそう;匂いをかいだだけで家族を思い出す;まだ目を覚まさないパパの病室で食べた、娘のお弁当 ほか)
2 退院(むさしのうどんは、広島の味;本通り裏の味の記憶;野菜スープは体思いのスープ ほか)
3 リハビリ(ミシュラン入りした広島「越田」のお好み焼き どうしても帰りたかった広島で友と食べた味;昔の自分を取り戻せる広島の味;パパの言葉を思い出す、広島と東京が融合した神足家のおでん ほか)
 

<介護食、やわらかさ7段階 農水省が独自規格>
  農林水産省は11日、介護食品をやわらかさなどで7段階に区分けする独自の規格を導入する、と発表した。消費者が買う際の参考にしてもらうねらいだ。介護食品に「スマイルケア食」という愛称も導入する。賛同する食品メーカーは来年度以降に順次、導入する見通しだ。・・・・(2014年11月14日)
 http://apital.asahi.com/article/news/2014111400014.html

「ロボット革命―なぜグーグルとアマゾンが投資するのか」

 人間はロボットをどう受け容れればよいのか?
 日本のロボット開発はどうあるべきか?自らロボット開発に携わる著者が考察する、ロボット社会の今!人との共存、開発競争、介護への応用…最前線から未来の姿を探る!
 

* ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか (祥伝社新書・本田 幸夫【著】・¥864(本体¥800)・祥伝社)
第1章 グーグルとアマゾンはなぜロボットに投資するのか(グーグルに買収された日本のロボットベンチャー;グーグルの狙いはどこにあるのか ほか)
第2章 日本のロボット技術は世界一か?―ソニーの挫折とパナソニックの挑戦(世界でもトップクラスだった日本のロボット技術;日本の得意分野「ティーチング・フィードバック」 ほか)
第3章 ロボットは人間を超えるか(すでにさまざまな場で活躍しているロボット;ハンス・モラベックのパラドックス ほか)
第4章 ロボットは人間の仕事を奪うのか―「ロボット革命」の光と影(安倍首相が注力するロボット革命;ロボット革命を成功させるためのポイント ほか)
 

<ソフトバンクのロボットpepperは本当に普及するの?いや、既に問い合わせが殺到してますけど> (記事 湯川鶴章・2014年12月08日 09:01)
http://blogos.com/article/100727/
 

<米朝・マツコ…人間型ロボット、ここまで人くさく:接客や介護に応用>
 「人間らしさ」とは何か。この課題に挑むロボット技術開発が広がっている。表情やしぐさの1つまで人間らしいロボットが登場。人間の「常識」を理解したり空気を読んだりするコンピューターの研究も進んでいる。目的は人間とコンピューターの自然な共存。力仕事や危険な仕事の担い手だけでなく、人間の友人やパートナーになることを目指す。進化するロボット開発の最前線を追う。・・・(日経 2014/12/9)
 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80648610Y4A201C1X11000/?dg=1

「なぜ大国は衰退するのか」

 日本は没落の危機を克服できるか?
 古代ローマ、明朝中国、スペイン、オスマン帝国、大英帝国、ユーロ圏、そして日本、米国まで。最新の経済学をもとに、経済的不均衡が文明を崩壊させることを解き明かす。ポール・ケネディ『大国の興亡』を超える「大国の経済学」!
 

* なぜ大国は衰退するのか ―古代ローマから現代まで (ハバード,グレンほか・¥2,916(本体\2,700)・日本経済新聞出版社)
 明朝中国からオスマン帝国やスペイン帝国にいたるまで、世界の大国はその時代で最大の経済力、政治力、軍事力をもつ国として登場したが、最終的には崩壊してしまった。こうした大国の消滅の根本的な原因は何なのか?

 
ふたりの経済学者が、歴史上および現代の大国の興亡を、行動経済学、制度経済学、政治学をベースに読み解き、経済的不均衡が文明を崩壊させ、経済的な衰退は制度の停滞によって生み出されることを明らかにする。そして、米国が次に同じ運命をたどる可能性があり、現代日本も、明治維新以来の衰亡か再起かの分岐に直面していると、警告を発する。
 本書は、大国の経済力を測るこれまでにない斬新な方法を提示、ローマ帝国、明朝中国、スペイン帝国、オスマントルコ帝国、日本、大英帝国、ユーロ圏、現代カリフォルニア州、米国それぞれの成功と失敗、発展の限界をつぶさに分析。ポール・ケネディ『大国の興亡』を議論の出発点としつつ、その主張である「帝国が拡大しすぎが衰退の原因」との結論を退け、経済の不均衡を解決できない国家の政治的停滞こそが衰退の原因となることを明らかにする。
 歴史上の大国はなぜ没落したのか? 現代の大国が生き延びる道はどこにあるのか? 歴史に経済理論の光をあてて大胆、かつ包括的に解明する。

文芸:「お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂」

  和菓子をほおばると、下町のやさしさがあふれだす。
 

* お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (2) (似鳥 航一【著】・¥572(本体\530)・KADOKAWA)
浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。店主の栗田は気風のよい青年で、まだ若いが腕も確かだ。最近、栗田がそわつくことがあるらしい。どうも、可憐な女性がよく店に訪れるからだとか。葵はたいそう和菓子に詳しく、栗田すらその知識に驚くことがあるという。下町の日常にも悲喜こもごもはある。この店はそういうことに縁があるようで。二人はなんだかんだで関わることになってしまう。和菓子がもたらす、今日の騒動は?
 

<きょうは何の日?【平均株価史上最高の日】>
 1989年12月29日、東京証券取引所の年内取引最終日(大納会)において、日本の株式市場の代表的な株価指数を示す「日経平均株価」は、算定史上最高の38957円(終値38915円)を記録した。1980年代後半の、いわゆるバブル経済の頂点を極めた瞬間だった。
 その後株価は全体として低迷し、2008年には平均株価が一時6994円にまで下がるなど、厳しい時期が続いていた。近年はやや上向く傾向にあるが、この先はどうなるのか。株式市場の先行きを予測するのは、いつの時代も難しい。(朝日 2014年12月29日)
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