あなたは220スクエフィート(約20平方メートル)のアパートに住めますか?
既にニューヨークやボストンでは始まっているこのミクロアパートの認可をめぐってサンフランシスコ市では論議が巻き起こっています。
生活のスペースに14平米、それにバスルーム、ベッドルーム、キッチン、クロゼットを足して20平米のアパートは独身者からは歓迎されていますが、反対派はこれを「下駄箱ハウス」と呼び、大きな部屋に住めない家族を置き去りにするものだと言っています。
評議会は現在、新築アパートに対する市の建築基準である最小スペースの27平米の調整について協議をする意向を示しました。
この提案は棟数の規定には触れていませんが、例えばニューヨークではスペースが25.55平米~27.88平米、棟数は60棟までと定められています。
サンフランシスコ、バークレー地区のデベロッパー、パトリック。ケネディーは11月には市内のサウスマーケット付近に27.88平米のアパートのビルディングを完成する予定で、更に数千単位の建築を考えていると述べました。
ミニアパートの構想は窓際のソファー兼ベッド、テーブル兼ベッド、そして窓からは海が見られるとの事です。
議案提出者の評議員、スコット・ウィーナーは部屋が小さければ、より安く多くの部屋と提供でき、テクノブームの折、数千規模の新規雇用者がアパートを必要をしているとのべました。
サンフランシスコの現在のスタジオタイプの平均家賃2075ドルに対しミニアパートの家賃は1200ドルから1700ドルになるそうです。
67歳のカメリタ・ペレスは「私は下駄箱アパートには反対です。私たちは蜘蛛ではなく人間ですから。」と述べたそうです。