2008年08月31日

投機の定義?

「原油価格を高騰させているのは投機筋ではない。盲目的に投機筋を悪者にしてはいけない。」なぜなら、「彼らは、石油の現物は買わない。彼らが買うのは先物だけで、言わば価格がどちらに動くのかについての賭けをしているに過ぎない。例えば、サッカーの試合での賭けに勝敗が影響されないのと同じ理屈だ。」(エコノミスト誌)。何かスッキリしない感じを受ける。  
確かに、上がるか下がるかの単純な賭けであれば、そうかもしれないが、売り玉・買い玉の注文が現実に入っている。それも、価格を動かせる程の大量注文である。「現物を買わないから、選手としてプレーには参加していない」と言っているが、百歩譲ってそうだとしても、選手より試合を左右できうる立場である主審や副審として参加しているようなものと言って良いのではないか。サッカーの賭けとは全く違うと思うのだが。
(7/9日コメントの抜粋)

数日前、NHK「クローズアップ現代」の番組で榊原英資が面白い事を言っていました。「今の原油価格は投機ではない。価格を決めるのは需給ではなく市場だ。そして、その市場価格を決めているのはカルパースだ。」 何か変ですね??それを投機と思っていたのだが・・・?
「エコノミスト誌」といい、「榊原氏」といい、投機の定義が?解りません。

因みに、カリフォルニア州の公的年金が6月末時点での過去1年間の運用実績を発表しましたが、カルパース、カリフォルニア州職員退職年金基金は、▲2.4%、一方もう一つのカルスターズ、カリフォルニア州教職員退職年金基金は、▲3.7%だそうです。

usi1mi1ne2 at 20:53│Comments(0)

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