2022年06月18日

いよいよ明日はTHE MATCH 2022

いよいよ明日はTHE MATCH 2022。
世紀の一戦。武尊vs天心。

ゴンカク&ABEMAの動画でバッチリ事前学習済みだぜ。

地上波無しは本当に残念だけど、満員の東京ドーム、正真正銘のキックボクシングオールスター戦。
もの凄く楽しみ。

ここまで看板を掛けて団体の違う各選手が潰しあう大会もなかなか無い。

インタビューを読んでも、相手とはレベルが違う。違いを見せて勝つと意気込む選手の多いこと多いこと。ほぼ全員各団体の王者だから当たり前と言えば当たり前。そんな選手たちが二人に一人は敗者になる。ああ残酷だけど痺れるのが格闘技。

武尊vs天心は本当に楽しみ。
専門家の予想を読んでもほぼ互角。パワー武尊、スピード天心などは当たり前だが、他の要素もこのレベルだと読めない。
天心がヒットアンドアウェーに徹すれば、勝ちは固いのでは。基本的にずっとそう思っていた。しかしボクシング転向を公言してからはどうもスピードに欠ける。ステップよりもウェービングを多用するように感じる。
以前は触れずに斬るという感じだったが、乱戦に巻き込まれるシーンも出て、倒せない試合ばかり。
この大一番に恐い、強い天心が戻ってくるかが気になる。

武尊はパワーと勢いで押し切る可能性も十分あるが、サウスポーを明らかに苦手としている。得意の左インローも蹴りづらいし、ワンツーも当てにくそう。
一番心配なのはコンディション。追い込み過ぎでオーバーワークになってないか。筋肉落として水も抜いて、しかも4キロしか戻せない。そこが一番心配。

インタビューを読む限り、メンタル的には、天心がマイペースで余裕。武尊が意気込んでいる感じ。
これも天心が油断することになるかもしれないし、武尊がコンディションを崩すかもしれない。どう転ぶか分からない。


応援は武尊。個人的に悲壮感がある選手が好き。あの明るくも悲壮感がある武尊が好き。
天心もキックボクサーとして好きだが、なんとも普通。吉田豪が書評で言っていたように普通。普通の人なのだ。
武尊の方が格闘家としての色気があるので贔屓になってしまう。

他の試合も王者同士の潰しあいを楽しみたい。
海人vs野杁、原口vs山崎あたりが本当に楽しみ。

さあみんなでお祭りを楽しみましょう。



usiwotaose at 16:01|PermalinkComments(0)clip!

2021年11月23日

格闘技って危険だよね

喧嘩を見世物にした番組が話題になっている。
喧嘩も格闘技も、人が争ってるの見るのっておもしろいよね。
でも怪我するリスクは当然あるよね。

本当につまらない話だけど、格闘技って本当に危ないよねって話を少々。


格闘技の怪我っていうと殴られて顔が腫れる、切れるなんて当たり前。
だけど、そんなの名誉の勲章って感じで観てる人も少なくないと思う。

酷い怪我だと肘、膝の靱帯断裂、眼窩底骨折、下顎骨骨折など。
脳への損傷も本当に怖い。

個人的に凄く怖いのは頸椎、脊髄の損傷。
三沢や高山の例を挙げるまでもなく、人が死んでしまう、
一生背負う、とてつもない障害を負ってしまう可能性がある。

投げ技、組技を含んだ総合格闘というのはそういった危険がある。
本当に危険で、身体を鍛えていない素人が簡単に憧れちゃいけない世界のはず。


例えば、アマチュア総合格闘家の頂点を決めるアマ修斗のルール。

第39条【ファウル】より抜粋…
(1)禁じる攻撃。
l.背後から頭部を抱え込み、頭部に体重をかけて頚部を極める。
m.相手が頭から先にマットに落ちるような投げ技。
(2)禁じる行為。
n.前屈した姿勢で、頭が先にマットに着くような動作で技を掛ける行為。

こういったルールで頸椎への安全性を保とうとしている。
逆に言えば、それだけプロのルールはそれだけ過酷。
ちなみに、アマ修斗でも残念ながら過去に、投げ技による重大な頸椎への
損傷事故が起きている。

もっと身近な話で言えば、どの中学や町道場でもある柔道。
以下が反則となってる。

・内股、跳腰、払腰などの技をかけながら体を前方に低く曲げ、頭から畳に突っ込むこと。
・払腰などをかけられたとき、相手の支えている脚を内側から刈り、または払うこと。

格闘技の知識や、想像力がある人ならすぐ分かるが、投げている方が、頭から二人の体重を受けることになり、あまりに危険なため、投げる側を守るため、投げる方法、投げられることを耐える方法にも反則事項が決めれてる。


長々書いてしまったが、格闘技って非常に危険だ。そして競技によっては、ルールで競技者が守られているということをあらためて言ってみた。

1000万チャレンジも、芸能人の大晦日参戦も否定しない。
話題性を集めることじゃ大事だし、お祭り要素も良いだろう。

しかし、危険な格闘技を戦うには、気合とか修羅場をくぐった数ととかでなく、鍛錬された身体を技術が最低限必要なはず。
また、実力差、体重差があるマッチメイクは、それこそ片方の手加減が無かったら非常に事故が起こりかねない。

格闘技の舞台に立つ人も、そしてその舞台を作る人も、そういったことをもちろん知ってますよね。「何が起きても自己責任です」という誓約書を書いてもらえば、全て解決するわけでなく、事故が起こりうる演者は出演させないでね。そういった舞台を作らないでね。

ということをちょっと書いてみました。


  


usiwotaose at 21:57|PermalinkComments(0)clip!総合格闘技 

2020年01月14日

佐々くん 追悼文

佐々くんが亡くなった。


とっても親しかったわけではない。
プライベートの話をいっぱいしゃべったわけでない。
同じレベルで切磋琢磨したわけでない。
でも、同じくパレ東初期メンバーで、僕が道場に顔を出すクラスには、
常に佐々くんがいた。

同じく白帯だったの佐々くんが世界のトップに上り詰めるのを、
同門の練習仲間として、ずっと見続けて、応援し続けていられたのは、
僕の誇りだった。



入門当時は、ただの素人。だけど、だんだん身に着けた丁寧な
ガードワークで荒牧くん、ヤナさんと一緒に、ペナ級若手三人衆として
道場内でも目立っていった。

パレストラ松戸との対抗戦では、無名のころからどんなに強くて、
どんなにデカい相手でも互角以上の戦いを見せてくれる秘密兵器って感じで
頼もしかった。

いつのまにか道場を代表する柔術家、日本の代表する柔術家になった。

そして世界に通用する世界トップ級の柔術家になってくれた。


今はラッソーガードっていうんだっけ。佐々くんといえば
片巻きガードからの佐々スイープ。
ノーギのグラップリング大会の決勝戦でもあの門脇選手から佐々スイープで
リバーサルした。ノーギでだ。
横向き、後ろ向きっていろんなパターンを教えてもらった。
僕はあんまりうまく使えなかったけど、ずっと僕の中では大好きな
佐々スイープだ。


見た目の第一印象は、眉毛が細くて、自分で入れた、お世辞にもきれいにと
いえないタトゥーが腕や足に入っている危なそうなやつ。
でも後から入れた、右肩の柔術というタトゥーはとっても似合っていて
かっこよかった。

いわゆる社会性はない感じだし、基本的に無口だし、人の名前は覚えないし。
でも、親しくなると、素顔はとっても笑顔のかわいい優しい佐々くんだった。

その後、どんなに強くなっても、威張ることも荒ぶることもない佐々くんだった。


お姉ちゃんが恐くて、頭が上がらないって話が好きだった。

江古田のミスドで話したくだらない会話が好きだった。

練習後にみんなで道場はす向かいの99円ショップの前でたむろし、
食べるアイスがおいしかった。

いつだったかも忘れちゃったけど、ムンジアル出発直前の土曜日。
思いついたように僕が財布から本当にささやかな餞別を渡したこともあった。
そしたら、わざわざ現地のブラジル製のTシャツを土産に買ってきてくれた。
本当に照れ屋な佐々くんなのに、お土産をくれたことが凄くうれしかった。


そんな佐々くんが僕は大好きだった。


今回悪い噂を聞いたとき。当然驚いた。

だけど、そんなに悲しくなかった。ぷーさんのことがまだ脳裏に
あったのかもしれない。
佐々くんは、特別な人だから、やっぱりという気持ちもあったのかもしれない。

前日からネットにつぶやかれる不確かな情報が確かになったのは1月6日だった。
その時も悲しいという感情は出てこなかった。
でも、その日の夜。一人になり佐々くんとの日々を思い出すと涙があふれた。
思い出せば思い出すほど涙が止まらなかった。
こんなに泣いたのは久しぶりだった。

でも、悲しいからじゃないって感じが今でもする。

なんか ありがとう って気持ち。

とにかく佐々くんと過ごした日々が楽しかった。
大好きな仲間である佐々くんが見せてくれた闘い、景色が素晴らしく、
僕の心を震わせてくれた。
そんな僕は本当に幸せものだと言える。心から言える。

ありがとう。佐々くん。



パレストラ東京 会員番号25番 うしをたおせ


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2014年01月26日

今回もスマホケースを作ったよ

2年前購入のスマホがお釈迦になったので、買い換えました。

そしてやっぱり革ケースを作りました。

デザインや作成方法は踏襲で(笑)。



R0010502












前回より1mm薄い皮を使って。

色は昨年からお気に入りにのオレンジテイストのブラウンで。

液晶がデカイので、ケースもでかく。

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ちょっとカジュアルでなかなか品があってお気に入りの一品です。

今回も革がなめされるように使い倒します。

2013年02月17日

2/16修斗新宿大会観戦記

久々に観戦記書こうかな。

この日はサステインのFACE。
サステインのFACEは動員苦戦すること多いけど今日はいっぱい入ってた。

クラスBがほとんどだけど、気になるいい選手が沢山出ててちょっと期待してた大会。
青森勢が沢山出てた大会。

今回も当日券で行きました。メチャメチャ寒かったけど、お気に入りのダウンにお気に

入りの手袋ガッチリはめて行きました。
今回はは本当に良かった!お腹いっぱい!

では観戦記に。


▼第1試合 バンタム級 5分2R 
○松藤裕晴(和術慧舟會船橋道場) 
一本 2R4分20秒 ※アームロック 
●藤田成保(T-Pleasure)

松藤が常に押す試合、打撃も勢いあり、常に上を取る。片足タックルに来た、藤田をアームロックでめくって上を取り、そのまま青木君ばりに捻り上げて見事一本。
あのアームロックはヒヤヒヤするよね…。格闘技好きな人なら好きな人ほど。


▼第2試合 フェザー級 5分2R 
○石橋圭太(和術慧舟會Duroジム)
一本 1R1分21秒 ※スリーパーホールド 
●梶川 卓(スカーフィスト) 

2人ともガッチリマッチョタイプ。先に上取ったのは梶川だけど、石橋がバックを奪い、がっちり伸ばしてスリーパーで落とした。
石橋、髪短くなってごつくなって印象変わった。


▼第3試合 バンタム級 5分2R 
△塙 真一(パラエストラ小岩) 
判定1−0 ※20−19、19−19、19−19
△己吏人(きりひと/パラエストラ東京) 

クラスAの実力者、塙にまだ2戦の児玉君が挑む試合。

ジャブとワンツーの素晴しい塙の距離にならない己吏人。自分の距離を保って、蹴りつつも組み付く。見所のある組んでからの首相撲。組み勝ってヒザの己吏人、前腕で押しのけパンチの塙。1Rは己吏人がテイクダウンも奪う。2Rは己吏人の投げを潰した塙が上からパウンド。己吏人、三角狙うも潰される。

児玉君、ムエタイ習ってるだけあって、素晴しい距離感、蹴り、首相撲。塙の一番得意なペースに最後までさせなかった。下になったときに、立てれば、金星掴めたか。でも相手が相手。見事なドロー。

塙は、一番得意な展開にならなかったが、最後にはペースを握るところがさすが。


▼第4試合 ライト級 5分2R 
○くわい“D”郁矢(T-Pleasure) 
一本 1R2分38秒 ※スリーパーホールド 
●地浜敏郎(KRAZY BEE) 

地浜が右フックを打ち抜き、くわいは糸が切れたようにロープにもたれかかりダウン!
即ストップしてもおかしくなかったが、無意識か組み付いて、押し込み、上を取ったくわい。そのままバックを奪い、身体を伸ばして失神させた。まさかの大逆転勝ち。一気に大逆転勝ち。あっぱれ。


▼第5試合 バンタム級 5分2R 
○萩原幸太郎(パラエストラ八王子) 
判定3‐0 ※三者とも20−19 
●斉藤健史(SHOOTO GYM K’zFACTORY厚木) 

渋い組み技が続いた試合。四つの渋い熱い攻防多し。萩原が動きで崩し、斉藤が地力で崩す。勝負を分けたのは、2ラウンド終盤で差しながらバックを奪い、パウンドで攻め続けた萩原。


▼第6試合 フライ級 5分2R
○下川雄生(ドラゴンテイル)
一本 2R4分19秒 ※スリーパーホールド 
●友澤“PINKY”貴仁(AACC)  

友澤にはAACCでの教え子が多くの声援を送る。

下川打撃が鋭くなってる。大振り左フックだけのイメージだったが。
しかし友澤が見事にタックルを合わせてテイクダウン。2Rもタックルで組み付き、しつこくしつこく崩して上を取る。しかし、下川がアームロックで捻り上げ、そのままめくる。そして背中を見せた友澤にガッチリスリーパーを極めて一本!今日3つ目のスリーパー。


▼第7試合 ウェルター級 5分2R 
○大尊伸光(総合格闘技津田沼道場) 
判定3‐0 ※20−18、20−19、20−19 
●フォアマン(和術慧舟會東京本部)

タイソン対フォアマンということでマジソンスクエアガーデン級の試合。豪華!
でも本当にいいカードです。修斗クラスBとして。

タイソン、当たり前体操で入場。まぁ既に十分キャラ立ってるから普通の筋肉パフォーマンスで十分です。個人的には…。

フォアマンがタックルであっさりテイクダウン。そのまま肩固めに。ああぁタイソン最悪パターンで秒殺負けかと思いきや。タイソンひたすら腕を上げて肩固めを凌ぐ。ずーと4分程、2重絡みでハーフのままパスを凌ぐ。そしていきなりのブリッジ!上を取り、激しい激しいパウンド、鉄槌!
2Rになると、タイソンのパウンドに気が引けたフォアマンは、タックルにいきつつ、潰され、すぐ引き込む形に。そのままタイソンのエグイエグイパウンドを受ける展開。

タイソン良いじゃないか。寝技に成長を見せたということにしておこう。とにかくあのキャラ、あの攻撃力。誰でも食える可能性あり。リング上で観客に、大会後に関係者に、つまらない試合をしてしまったと詫びる姿勢もプロ意識が高くて良い。もっともっと上位に絡んで欲しい。次回はインフィニティトーナメントかな。


▼セミファイナル(第8試合) フェザー級 5分2R 
○根津優太(和術慧舟會東京本部) 
KO 1R3分50秒 ※グラウンドパンチ 
●沼尻 健(AACC) 

いやー激しすぎた。熱すぎた。ここ数年記憶が無いぐらいの倒しあい。
トップレベルではないかもしれないが、今年この試合の激しさを超える試合があるだろうか。

序盤から根津が距離を見切り、沼尻の踏み込みに得意の左フックを当てまくり、ダウンを奪う!何度も倒されつつ、がぶられ、殴られ、試合が終わるかと思いきや、立ち上がる沼尻。圧倒的に根津が有利と思われる打ち合いの中、沼尻のカウンターが決まり、バッタリ根津が前に倒れる!これまた根津は動けないと思うも、なんとか組み付き立ち上がり、スリーパーも向き合って凌ぐ。その後も根津がまたフックで倒される。
どちらも記憶が飛んでいてもおかしくない中、前に出て攻め込んだのは根津!怒涛の突進と激しい止まらないワンツーの嵐!そのまま、後ろに崩され、倒されパウンドを受ける沼尻。なんとか立ち上がるもまたもラッシュを受け、押し切られ止らないパウンドを受けて、動けなくなった沼尻を見てレフリーがストップ!根津が左眼を大きく腫らしながら、ロープによじ登り、応援団の大声援に応えた!

根津凄いよ。熱いよ。打撃が相変わらず切れて、寝技も上手いよ。まだクラスAじゃないっけ??

沼尻、DEEPで実績積んで、久々修斗参戦だったが、上位食いはならず。でもパンチ凄い強いんだね。気も強いし。もちろん組んでも強いだろうし。また見たい。


▼メインイベント(第9試合) バンタム級 5分3R 
○清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A/世界同級10位、スーパーフライ級キング・オブ・パン

クラス)
判定2‐0 ※29−28、29−28、29−29 
●北原史寛(パラエストラ札幌/世界同級6位)

シャープな打撃戦。清水が有利と思いきや、北原も距離を握らせず、負けていない。共にパンチ、ボディ、ローと多彩に攻めて隙を狙う。1R、北原、バッチリ踏み込んでタックルで組み付き、コーナーに詰めて、足を畳んで、そのままマウントを奪う!抑え込みつつパンチを落とす。
2Rも鋭い打撃戦。北原タックルで組むも、清水に返され、北原反応して立ち上がる。終盤清水の左フックが北原の左頬を痛打。
3Rもビリビリする打撃戦。ペースが全く落ちない清水がやや動きがいいか。北原、何度かタックル切られるも、
終盤組み付き、1Rと全く同じように足を畳んでマウント奪取!しかし今度は清水がすぐ反応し、立ち上がる。

判定は僅差で清水に。うーん、北原くんは3Rを取られたのか。あの程度で取られるのか。組技で押し込んでも。ドローで良いかと思うが。
なお、身内でも柔術勢は北原君よりの意見多し。でも修斗勢では清水勝利の意見が数人。まぁそういうことです。僅差ってことです。

とにかく現役KOPの清水にあれだけ互角以上の試合をした北原君強い。やっぱり強い。

そして結局攻め込ませず、ペースを握らせない相変わらずの清水選手。本当にさすが。


とにかく面白かったね。この日の新宿。正直当日ずっと興奮冷めやらなかった。
世間的には地味だろうけどいいカード、いい試合。ホント良かった。

とか思ってたら、今週末もガッツマン大会…。忘れてたよ。行けるかな…。
既に当日予定が他に4つ…(^-^;)。


usiwotaose at 23:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!修斗 

2012年11月10日

11/11修斗後楽園大会見所

見所。久々書こうかな。


1試合/フェザー級 -60.0kg
魚井 守(総合格闘技ゴンズジム)
福島秀和(MMA修斗ジムBLOWS


うーん。知らない。

でも二人とも戦績良い。楽しみにしよう。


2試合/ミドル級 -76.0kg
ジャイアン貴裕(パラエストラ松戸)
瀬戸哲男(極真会館浅草道場)


ジャイアン最近勝ち星ない。頑張れ。

瀬戸は固い戦いの印象。

ジャイアンの寝技がみたいな。そんな展開になればいいけど。


3試合/ウェルター級 -70.0kg
星野大介(総合格闘技津田沼道場)
加藤忠治(リバーサルジム横浜グランドスラム)


星野は不安定なイメージあったけど、戦績見返すと強敵相手に見事な戦績。

最近も、アキラに完勝し、佐々木と引き分けなんだから凄いもの。

体格に恵まれていることもあってあまり追い込まれたイメージない。


忠治は階級変更一戦目だっけ。

この人はもっと体格に恵まれてるけど、やっぱ減量きつかったのかな。

中村jrと引き分けてるし、もちろん実力者。攻めも派手でポテンシャルは感じるけどまだ粗いイメージ。


この試合からもう3回戦なんだよな。グダグダにならないといいけれど。


4試合/フェザー級 -60.0kg
ジャングル伊藤(シューティングジム横浜)
根津優太(和術慧舟會東京道場)


ジャングル売れっ子だなあ。でも8戦勝ち星なし。相当長ーいスランプ。

というか、層の厚い階級で、超活きのいい若手に踏み台にされ続けている。

打撃も切れるし、寝技も切れるし、魅力的な選手なんだけど。やや後半失速するんだよな。

STG横浜に移ってからもそんなにスタイル、戦績変わりないし。


対するは、いつもバチバチ試合で人気者、下町の蹴りまくりの暴れん坊、根津くん。

とにかく蹴りの切れが半端ない。カウンターのパンチもうまい。寝技も上手い。寝かされても立つのはもっと上手い。


やっぱり勢いで根津だろうな。ジャングルが失速したら、一方的になる。でも、そうなる前に、ジャングルがペースを握らせなかったらおもしろい。


5試合/フライ級 -52.0kg
室伏シンヤ(SUBMIT静岡)
山本辰哉(ノースキングスジム)


これおもしろい。

室伏弟、強い。今まで強敵にしか負けていないけど、最新の試合も動きがよい。打撃も切れるし、寝技も鋭い。上からも下からも巧み。

対する山本は42歳!スゲー。なのに6連勝!ヒートに勝ったもの特筆もの。全然東京で試合をしてないので、さっぱりスタイルは忘れてしまったが、その分、いろいろな意味で楽しみ。


室伏弟強いと思うけどなー。山本読めないなー。


6試合/バンタム級 -56.0kg
越智晴雄(パラエストラ愛媛)
神酒龍一(CAVE


越智くん、5連勝でもう王座にあと一歩。そしてここで本当の強敵と約一年ぶりの再戦。

神酒も強いよなあ。最近は本当に穴がない。強い。

前回は本当の互角。判定も2-1。どっちの攻撃もポイントを取るほどじゃなかった。

一年でどっちが伸びてるか。

まあ基本的には打撃でしょ。パンチと蹴りと総合力の神酒か。パンチか、わけのわからない一発の越智くんか。


7試合/フライ級 -52.0kg
オニボウズ(総合格闘技ゴンズジム)
正城ユウキ(クロスワンジム湘南)


これもいいカードだね。

4連勝のオニボウズ。とにかく、攻撃力があるよね。センスがある。打撃が切れて、極めもある。野性的な勢いがある。

正城も階級落として、地力がより発揮されている。不器用だけど、切れない心と切れないスタミナ、怒濤の攻めがある。

オニボウズが一気に勢いで押し切るか。正城がベテランの地力で自分のペースに引きずり込むか。


8試合/フェザー級 -60.0kg
佐々木 憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
井上 学(UWFスネークピットジャパン)


これも意外なおもしろいカード。

憂流迦も階級落として絶好調。強豪の先輩達を極めきっている。やっぱり抜けたところのあるその寝技。といって打撃で追い込まれるシーンをよくみる訳でもない。堀口と競り合った井上に勝ったら一気にタイトル戦線でしょ。


井上は、もちろんの実力者だが、堀口と渡り合ったことで寝技で攻め立てたことで、一躍修斗観客からの株が高騰した。

あの総合力、地力、そして潜りスイープは半端じゃない。

やっぱり寝技の展開がみたいかな。いやあえて寝技にいかずに攻める井上も見てみたい。


9試合/ライト級 -65.0kg
美木 航(NATURAL9
矢地祐介(KRAZY BEE


美木はガイと引き分け、タイトルを取り逃がしたけど、地味にその地位を落とさずにこの戴冠のチャンスを掴んだ。
もう6戦負けなし。ちょっと危なっかしいところもあるんだけど、打撃も上手いし、一発もあるし、寝技も地味に強いんだよな。
今回も総合力では絶対勝っていると思うが。
 
矢地もガイさんには凹られたが、そのあと見事復活。かつての勢いと恐さが戻ってきた。腰も強くなった感じだし、パンチも切れを増している感じ。
勢いと飲み込む迫力は矢地だけど、打撃の安定性も、寝技の地力も美木が上だと思う。でもどうなることやら。

タイトルマッチなんで盛り上がってくれるでしょう。

では、ホールで〜! 



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2012年04月15日

4/14修斗新宿大会観戦記

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冷たい雨の中、行ってきた。

第1試合 2012年新人王決定トーナメント2回戦 フライ級 5分2R
○己吏人(パラエストラ東京)
×太田トモアキ(パラエストラ小岩)
判定3-0 (20-17/20-19/20-18)

己吏人が飛びついて、そのまま昇って三角で固めた。太田は耐えたが、三角と三角十字でキャッチ奪われる。2R太田が上を取る展開になったが、またも終盤己吏人が三角で捕らえて判定勝利。

己吏人あの三角の昇り方は非常に良い。でも下になる戦い方は心配だよ〜。
太田小さいなぁ。あれだけ差があると厳しいだろうなぁ。

第2試合 2012年新人王決定トーナメント1回戦 バンタム級 5分2R
×斉藤健史(K'zファクトリー厚木)
○梶川 卓(スカーフィスト)
判定0-2 (18-20/18-20/19-19)

斉藤がタックルも、梶川がしっかり切ってギロチンでプレッシャーかけて、打撃で攻め込んで最後まで攻勢で勝利。斉藤が一発ヒザでぐらつかせたシーンもあったが、すぐ挽回した梶川も天晴れ。

梶川元気良い。体格小さいが、随所随所で反応が良く下にならない。パウンドも慣れている。さすがスカーフィスト。

斉藤デカイし、弱くないんだけど、今日は反応負け。

第3試合 2012年新人王決定トーナメント1回戦 ウェルター級 5分2R
○阿部右京(総合格闘技道場STF)
×吉田☆16号(総合格闘技道場BURST)
判定3-0 (20-16/20-18/20-17)

子の試合で修斗のセコンドに付く親。そんな時代。凄いね。
右京まだまだ身体は出来てない感じだけど、しっかりタックル入る。じっくり寝技。正直プロとしてはどうなの的なじっくり寝技だけど、サイドに出ると鋭い鉄槌。終盤削りに削ってから安定したマウントからタコ殴り。ストップ直前だった。

右京君まだまだ普通のお兄ちゃんオーラ抜群だけど、寝技は安定してたねぇ。重そうな抑えで安心して見れる感じ。20歳なんでゆっくり成長していってちょうだい。

第4試合 ライト級 5分2R
×鈴木淑徳(パラエストラ松戸)
○くわい“D”郁矢(T-Pleasure)
判定0-3 (19-20/18-20/18-20)

かみ合ったようなかみ合わなかったような。
鈴木のジャブと、くわいの連打。最後まで明確にダメージを与えた攻撃なし。まぁ攻め込んでたのはくわいだけどね。最後もくわいが唯一のテイクダウンをタックルで奪ってしっかりポイント稼いだ。

くわいは青森勢の声援を受けて頑張ってた。それにしても東北で圧倒的に青森にプロシューターが多いな。なせだろ?
いまさらだけど、くわいはルフィにかけてるのね。僕もあれだけ漫画好きだったのに、巻数ありすぎて、いまだに踏み込めなくて…。

鈴木はなんだかいつも…。やっぱりテイクダウンできる技を増やすか、スタンドでもうちょっと待ちの姿勢をやめるかしないと今後も試合が作れないのでは。

第5試合 2012年新人王決定トーナメント2回戦 ライト級 5分2R
×高橋孝徳(和術慧舟會AKZA)
○地浜敏郎(KRAZY BEE)
2R 2'27" TKO (レフェリーストップ:パンチによる額のカット)

金髪に若そうな青年・地浜はさすが狂蜂の新人って感じ。でも先輩達と比べると随分粗くキレも無くまだまだといった感じ。
高橋は年齢以上に落ち着いて見えて、見事な柔道殺法で大内、体落としでテイクダウンを奪っていく。いい投げ技だなぁと思っていたら高橋の頭の中から大出血で地浜の勝ちに。

よく見えなかったけど、展開的にバッティングじゃない?あそこにはパンチ当たったように見えなかったけど…。なんか高橋不運な感じ。

第6試合 2012年新人王決定トーナメント2回戦 ライト級 5分2R
○岡田秀人(K'zファクトリー)
×六本木洋(総合格闘技道場STF)
判定2-0 (20-19/19-19/20-19)

岡田のタックルに合わせて六本木がガッチリギロチン仕掛ける。キャッチ奪うも抜けられる。その後は2人でガチャガチャ殴って、組んで岡田が両差しして足掛けて何度もテイクダウン。そんな繰り返し。

岡田がイニシアチブをずっと握っていたのは間違いないけど、六本木が奪ったキャッチはどこにいったの??20-19は無いでしょ。キャッチが取り消されて無い限り。あっさりあの後の劣勢で帳消し?うーん。

六本木不思議な選手、スタンドも粗いし、とにかく組むと脇を差されちゃう。スタイルが見えなかった。

第7試合 インフィニティトーナメント2012 バンタム級一回戦 5分2R
○飛猿☆No.2(PUREBRED川口REDIPS/09年同級新人王)
×大里洋志(スカーフィスト)
判定3-0 (20-19/20-18/20-18)

飛猿が相変わらずの速い動きでスタンドでバックに飛び乗る。しかし大里冷静に落とす。飛猿の強烈なフックも恐いが、大里が冷静にコンパクトなパンチを当てる。組んでも、大里が得意な足技を連発し、飛猿を崩して、ペースを完全に握ったと思った終盤、飛猿が沈み込んでから美しい脇をくぐるタックルでテイクダウン!ハーフから殴って腹固めで固めて殴って攻勢点を奪って勝利。

飛猿粗いし、ペースに波があるけど、一発がある選手は見てて楽しい。あの勝負を決定付けたタックルは美しく素晴しい。ああいう動き大好き。

大里やっぱり上手くて、特にあの足払いにはしびれていたんだけど、攻めきれず。うーんもう一化けしてほしい。

第8試合 インフィニティトーナメント2012 フェザー級一回戦 5分2R
×細井鷹飛呂(パラエストラ松戸)
○山本賢治(修斗GYM東京)
1R 2'15" TKO (タオル投入:グラウンドパンチ)

山本が踏み込んでのパンチを鋭く振るう。ボディも連打も迫力ある。しかし細井も冷静に捌いて行く。細井も首相撲で反撃するも、山本がレスリングで振り払う。細井が攻めあぐねてると思ったら、山本のパンチでなぎ倒されて、追い討ちかけられてあっさりストップ。と思ったら鶴屋さんがタオル投げてました。

細井が効いてないよ!とおどけてた。ふらついて倒れたし、サイドも取られたけど、足も利いて対応していたので、正直凄く残念なストップだった。
でも低い位置から見ていた人からは、かなり効いていてタオル妥当に見えたそうで。難しいね。

山本、それでも間違いなく強かった。いかにもパンチが重そう。プレッシャーも強い。あの正統派スタイルがどこまでいけるか楽しみ。

細井残念。あの後が見たかった。だけど攻めあぐねていたのも確か。

第9試合 インフィニティトーナメント2012 フェザー級一回戦 5分2R
○根津優太(和術慧舟會東京道場)
×小蒼卓也(スカーフィスト)
判定3-0 (20-17/20-17/20-17)

根津強い。強し。
序盤は予想通り、根津のローが走りまくり、小蒼がパンチで攻め込む。根津はスウェーでよけつつ、いつもどおり左フックを返していく。2人とも打撃が切れるので痺れる展開が続く。組んで小蒼がバック奪いかけたり、倒しても、根津はいつもの動きで正対し、スタンドに戻していく。
試合が動いたのは小蒼のパンチに見事、根津がカウンターの左フックを合わせた時。効かせた根津は怒涛のラッシュ。タックルで逃げる小蒼を潰して、寝かせてパウンドの嵐。身体を起こしてくる小蒼を最後まで徹底的に寝かし続けて、スタミナも心も切れかかっている小蒼を圧倒して終了。

いやー今日は恐い恐い根津君でした。隙も見せず、圧倒的に攻撃し続ける最恐の根津くんでした。とっととクラスA上がってほしいんだけど。そのためにもちゃんと勝ち上がってね。

小蒼は厳しい3連敗。強いのに。今回の圧倒され続けての判定負けは一番厳しいかも。まぁ相手が悪いんだけどね。強いのは間違いないので是非とも、より強くなって戻ってきて欲しい。

第10試合 メインイベント 62kg契約 5分3R
○佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場/10年ライト級新人王&技能賞)
×ジャングル伊藤(シューティングジム横浜/07年ライト級新人王)
2R 3'34" 一本 (チョークスリーパー)

2人ともデカイなぁ。さすがライト級あがり。

意外にもすぐ組み技になる2人。憂流迦がテイクダウン奪う。伊藤も足を絡めて三角、オモと下から仕掛けるも、憂流迦が対処してバックから攻め立てる1R。2Rはジャングルがテイクダウン。これはこれは面白い展開と思いきや、あっさり憂流迦がヒップスローでマウント奪い、バックに回り、今度はキッチリスリーパー取りました。

さすが憂流迦見事な極め。今後またフェザーが面白くなると思いつつも、フェザー上位の同じ人間とは思えない怪物達との対戦をイメージすると…正直迫力不足。やってみなきゃわからないけどね。

ジャングルはどうにもこうにも。対戦相手が悪いんだけど、さすがに負けが込みすぎ…。何かを変えないと厳しくないですか…。

そんな大会でした。

そうそう青森出身のジャックナイフ・ツネオが常に青森勢のセコンドについてまして。でも、ふくよかな顔のラインで、柔和な表情でのセコンドぶり(^-^;)。僕がリング上で見ていた切れ味鋭いジャックナイフはどこに…って感じでした(笑)。


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2012年04月12日

4/1パンクラス観戦記【いまさら&いきなり】

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観にいった。
ルタリーブリ友の会、会員番号1番と2番が席を並べて。

▼第1試合 フライ級 5分2R
○宇津木正和(パラエストラ古河/同級5位)
TKO 1R3分19秒 ※レフェリーストップ
●松永義弘(禅道会新宿道場/同級3位)

松永パンチ良かったが、宇津木に見切られ始め、パンチをもらい2度目のダウンでレフリーストップ。
2人ともパンチに説得力があってプロらしく素晴らしい。

最後、十分パウンド行く余裕ある倒れ方だけど、蓄積ダメージを考えて、すぐレフリーが分け入り、一発もパウンド打たせなかった。素晴しいレフリング。

▼第2試合 アテナルール ミニマム級 5分2R
○大室奈緒子(和術慧舟會 東京道場)
TKO 2R2分17秒 ※レフェリーストップ
●ハッピー☆福子(総合格闘技道場コブラ会)

ハッピー凄いな。見事なフリーザぶり。徹底ぶりが素晴しい。
会場を味方につけてた。それにしても全身タイツで、対戦相手の大室さんは
やりにくくなかったのかな。腕が掴みづらいとか。

大室さんは本当にパウンド好きだね。いっつもガツガツ行く。潰してバックからガツガツ殴って、フリーザの眼を腫らして勝ちました。
ちょっとバランス悪くて心配したところもあったけど、余裕で完勝でした。
相変わらず小さな巨人は、本当に小さくてかわいいけど、かっこよかった。

▼第3試合 ライト級 5分2R
○岡澤弘太 (ノヴァウニオン ジャパン/6位)
判定2−0 ※19−19、20−19、20−19
●太田純一(GOKITAジム)

太田の伝統派空手っぽいスタイルが印象的。以前はそうじゃなかったそうで。
岡澤のセコンドから「未完成だぞ!」との野次が(笑)。
でもなかなか様になってた。通用してた?タックルはあっさり取られたけど。

岡澤は相変わらずごつくてパウンド重そう。でもあっさり腕十字に入られたりで。もうちょっと圧倒的に勝ってほしいと勝手に思ってた。

▼第4試合 バンタム級 アテナルール 5分2R
○木村響子 (坂口道場一族)
TKO 1R1分1秒 ※レフェリーストップ
●キム・ソンウン(INTERNATIONAL TOP TEAM)

バナナを配って踊って入場の木村。プロレスラーなの??
コリアンキックボクサーを倒してきれいに抑えて見事に伸ばして殴ってた。
ベストKO賞ってほどのパウンドでもなかったけどね。
このラスタ系イケイケノリノリのお姉さんが、今度中井りんとやるとか。
いやー2人とも勝気な感じだからおもしろい試合になるんじゃないでしょか。

▼第5試合 フライ級 5分2R
○タイガー石井(パラエストラ吉祥寺/同級2位)
反則 1R31秒 ※ローブローによる
●江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/同級4位)

タイガー金的蹴られて終了。

▼第6試合 ライト級 5分2R
○徳留一樹(パラエストラ八王子/同級3位) 
一本 1R4分51秒 ※腕ひしぎ十字固め
●チョ・ジョンヒョン(EXTREME COMBAT TEAM)

徳留ちょっと打撃をもらいそうになるけど、組むと何度も見事に倒して、ポジション奪って削りまくる。ラウンド終了間際に極めたのが素晴しい。会場の期待通りの動きをするところが素晴しい。
髪の毛随分伸びたけどちょっと老けたなぁ。あれもかっこいいけど好きなのは短いのかも。

▼第7試合 ライト級 5分2R 
△伊藤崇文(パンクラスism/第10代NWAインターナショナルライト級TAG王者)
判定0−1 ※20−20、19−20、20−20
△URAKEN(Team ura-ken/第5代ウェルター級王者)

いつもどおり伊藤には赤いテープが飛ぶ。素敵だ。
とにかく伊藤の愚直な片足タックルが素晴しい。しっかり入って、もう片足を手繰ってちゃんとテイクダウンする。立たれても何度もタックルから粘って倒していく。後半は切られ、潰され殴られる展開だが、スタンドで打ち合い最後までタックルを仕掛け続ける。
フランクと並んで天才と称された伊藤ももうデビュー何年目だ?もう40歳。確か80戦ぐらいしてるんだよね。戦い方はあまりにも愚直だが、トップクラスの選手にこれだけの戦いをする気持ちとコンディションがかっこよい。

判定は贔屓目だけどね…。

▼第8試合 バンタム級 5分3R 
○山内慎人(さんない・まさと/GUTSMAN・修斗道場/修斗世界フェザー7位&環太平洋同級3位)
TKO 2R1分23秒 ※レフェリーストップ
●内山“ピット”シゲオ(GRABAKA/第15回ネオブラッド・トーナメントフェザー級優勝、同級10位)

山内良かった〜。この試合見れて良かった。
思い切り振った右でバランス崩すし、ハイキックを思い切り空振りするし、力んでたなぁ。でも投げられても冷静に戻し、ローで削ってがぶって捻り倒して、マウントからのパウンド葬。いやー素晴しい総合的なつなぎ。本当にいい選手。
修斗もパンクラスもドンドン出てください。

▼セミファイナル ウェルター級 5分3R
○佐藤洋一郎(グレイシーバッハ東京/修斗世界ミドル級4位&元環太平洋同級王者)
判定3−0 ※30−29、29−28、30−29
●大類宗次朗(SKアブソリュート/同級4位)

スタンドは佐藤と思いきや互角の殴りあい。激しい激しい。でも佐藤の右が見事に打ち抜いてポイント稼いだ。佐藤もっと連勝してた以前みたいにコンパクトにワンツー出していけば、きれいに勝てるような気がするんだけど。

▼メインイベント ライト級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチ 5分3R 
○ISAO(坂口道場一族/挑戦者・同級1位)
判定3−0 ※30−28、29−28、30−29
●大石幸史(パンクラスism/同級王者) 
※ISAOが新王座に就く。大石は初防衛に失敗。

互角の展開続くも、ISAOがバックを奪ってグラウンドで攻め込み、終盤の打ち合いも打ち勝ち勝利。
なんかバランスいい選手になってる。あとなんか漠然と勢いがある。いい選手。
やっぱりタイトルマッチはいいねぇ。本人もずっと男泣き。回りも大喜びで新王者を祝福したい空気に包まれていた。
次に見たいのはやっぱり久米戦ですかねぇ。久米はもちろんその前に弘中戦が見たいんだけど。

以上です〜。


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2012年03月19日

3/10修斗後楽園大会観戦記

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行ってきました。

よく入ってましたね。最初っから最後までほぼ満員。いいことだ。

さてさて初の全部3回戦。うーんたっぷり見れていいけど、なかなかの満腹感だね。


【第1試合】バンタム級 3ラウンド
○神酒龍一(日本/無所属)56.0kg
判定 3-0
●柴田“MONKEY”有哉(日本/総合格闘技スタジオSTYLE)56.0kg
※[メイン]鈴木利治 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)
  [サブ]横山忠志 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)
      菅野浩之 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)

モンキーも良かった。見事な首投げを見せたり、際で上を取ったり。
あのパスの仕掛けも好き。でも完敗だったかな。

神酒強かった。打撃の圧力が違う。ローもパンチも重そう。パウンドも絶妙で重そう。モンキーの幾度と無く続くパスも、フックガードをキープしてペースを握らせなかった。
3Rは余裕を持ってテイクダウンから攻めた。

うーん身体の厚さが違うし、正にキャリアの違いって感じか。
神酒は門番役をバッチリ果たした。それにしてもいつまで無所属なんだろう。
モンキーは打撃力をアップとフィジカル強化だなぁ。若いからゆっくりでいいけど。

【第2試合】フェザー級 3ラウンド
○田中路教(日本/リバーサルジム横浜グランドスラム)60.0kg
S 1R 3:29
●チェ・ジョンフン(韓国/シジMMA)59.3kg
※スリーパーホールド

うーんノリピーは新人王だけど、ちょっと抜けちゃってる。まず身体がヤバイ。ちょっと僧帽筋とか恐竜みたい。迫力が違う。

いきなり凄い右当てるし、ぶっ飛ばしてテイクダウンするし、がぶって捻り倒して、凄い勢いで殴りまくって最後は門脇チョークを完成される前にワンハンドで極めた。

うーん強いねぇノリピー。パワーがあって技術があって強いとしかいいようがない。もうガンガン試合をしてランカー喰いまくって、のし上がって欲しい。
堀口との試合が見たいとの声が多いが、なんとも堀口が一気に駆け上がっちゃいそうで。今年の終盤に見れたらタイミング的に最高だけど。

チェは一階級下に見えた。ガッツはあったが相手が悪すぎて正直強さ分からん。

【第3試合】ウェルター級 3ラウンド
△佐々木信治(日本/総合格闘技道場BURST)69.9kg
ドロー 1-0
△星野大介(日本/総合格闘技津田沼道場)70.0kg
※[メイン]鈴木利治 29-29(1R 10-9/2R 9-10/3R 10-10)
  [サブ]横山忠志 29-29(1R 10-9/2R 9-10/3R 10-10)
      菅野浩之 29-28(1R 10-9/2R 9-10/3R 10-9)

佐々木が必死でテイクダウン。ハーフで固めて、パスするも戻される。立たれると打撃で押される。また組み付いてタックル。切られて殴られる。なんとかなんとかテイクダウン。佐々木ヘロヘロになりながら組み付いて殴られつつもテイクダウン。ハーフになってパスしてヒューズポジション狙うも戻されるって感じ。

判定はドローで。ポジション取って制していたのは佐々木だけど、ダメージを与えていたのは明らかに星野って感じ。

星野はもうちょっとタックル切れたら完勝できたかも。あんまり上がってこないタイプのイメージだったけど、じわりじわりと上位に食い込んできた。ウェルターも層が薄いし、地力がついてきてるからキーマンになれるかも。

佐々木はいつからこんなシューターになったんだっけ。戦前に言っていた三角どころか極める気配ゼロ。うーん不器用なスタミナの無いレスラーのような試合。打撃のディフェンスとスタミナがあると随分違うと思うんだけど。


【第4試合】ライト級 3ラウンド
●大澤茂樹(日本/無所属)65.0kg
判定 0-3
○矢地祐介(日本/KRAZY BEE)64.9kg
※[メイン]鈴木利治 28-27(1R 10-9/2R 9-10/3R 9-10)
  [サブ]田中智宏 28-27(1R 10-9/2R 9-10/3R 9-10)
      菅野浩之 28-27(1R 10-9/2R 9-10/3R 9-10)

矢地のミスにつけこんで、大澤が漬け込む展開で、このまま行ってしまうかと思いきや、矢地のシャープな打撃が、大澤の大振りの打ち終わりを見事に痛打。2Rシャープな右や強烈な左が当たるが大澤は効いた素振りを見せない。3Rには右フックの打ち合いを制して見事なダウンを奪う。しかし大澤もすぐ起き上がって組み付きジャーマンを見せたが、打撃の有効性で矢地が見事に復活2連勝を決めた。

矢地いいね。身体もできてるし、打撃がシャープ。右も左も鋭い鋭い。でもテイクダウンされた後、自分で立てる展開がなかった。あれだと今後もグラップラーに判定負けの恐れ大有り。恐い矢地の復活までもう少し。

大澤、ずーっと変わらず、超大振りの単発フックとテイクダウンの選手。ただあのタフネスぶりは異常。あれだけ強烈に打たれて…。3Rのダウンなんて普通の選手なら起き上がれない打たれ方。凄い選手だけど、あのままじゃいつまで経っても勝てない。

【第5試合】バンタム級 3ラウンド
○越智晴雄(日本/パラエストラ愛媛)56.0kg
判定 2-0
●清水清隆(日本/SKアブソリュート)55.9kg
※[メイン]鈴木利治 29-29(1R 9-10/2R 10-9/3R 10-10)
  [サブ]田中智宏 30-29(1R 10-10/2R 10-9/3R 10-10)
      菅野浩之 29-28(1R 9-10/2R 10-9/3R 10-9)

うーん痺れた。2人ともよく動く。ステップがシャープで打撃もシャープ。越智が圧力かけて、清水が迎え撃つ。相打ちで2人で崩れるシーンもあるなど、ヒット率は大差ないが、越智がパンチと突進した身体の圧力ごと倒すなど、攻勢点は取った感じ。終盤清水は徹底的にタックルを仕掛けるも越智が冷静に切ってペースを握らせなかった。

越智君、強い強い。圧力抜群。ペース握らせなかった。ボディも素晴らしかった。でも得意のコンビは不発だし、武器の少なさは本人も自覚しているところ。ポテンシャル生かしたまま、幅を広げて欲しい。
個人的にはもうタイトルマッチでいいと思うんだけど、本人は全然納得言って無くて、あんまそんな感じじゃないな。

清水強い。パレの練習では随分やられるらしいけど、やはり王者。本番では凄い完成度。試合中の冷静さ、キレ、ステップ。さすが。越智君の2発目がことごとく当たらなかっただけでなく、カウンターを入れられた。あのステップを使ったディフェンスは見事。まぁでも最後の10秒までタックル取れなかったから、ペースを握れたとは言えないんだろうけど。

【第6試合】ライト級 3ラウンド
●田村彰敏(日本/総合格闘技津田沼道場)65.0kg
判定 0-3
○星野勇二(日本/和術慧舟會GODS)64.9kg
※[メイン]鈴木利治 27-30(1R 9-10/2R 9-10/3R 9-10)
  [サブ]田中智宏 28-30(1R 10-10/2R 9-10/3R 9-10)
      菅野浩之 28-30(1R 9-10/2R 9-10/3R 10-10)

なんだか一番予想外で一番期待外れだった試合。
田村がとにかく組み付きたがり、四つの展開が多い。しかも互角の展開。田村が星野を寄り倒そうとする展開も。結局、星野がもみ合いから崩したり、下から上取り返したりして結局上からコツコツ攻めて勝ったんだけど、あの星野が自ら転んで下になってアキレス取りながら殴られたりと、どうにもらしくない展開が多かった。

田村はこの日もやっぱりグラップラー。ミドルと首相撲の田村はどこにいったんだろう。たまに出す打撃もどうにも淡白で。3Rもせっかく攻勢だったのに、あっさり下になることを許すなど、中途半端な総合格闘家になっている気がするのだが。

星野も久々とはいえ、タックルは打たないし、攻めあぐねるし、金網で見せた怒涛のパスとパウンドは見せてくれず。折角の金網王者初参戦なのにうーんって感じ。


【第7試合】56.6kg契約 3ラウンド
●BJ(日本/リバーサルジム横浜グランドスラム)56.0kg
判定 0-2
○ジョ・ナンジン(韓国/TEAM MAD)56.6kg
※[メイン]鈴木利治 28-29(1R 9-10/2R 10-9/3R 9-10)
  [サブ]田中智宏 28-30(1R 9-10/2R 10-10/3R 9-10)
      横山忠志 29-29(1R 10-10/2R 10-9/3R 9-10)

ナンジンのイキがいい。打撃も鋭く、倒されても蹴り上げ強烈で下からのパンチの相当鋭い。2RBJが押し込むがペース握れず、3R息を吹き返したナンジンがテイクダウンも仕掛けつつバックを奪い攻勢のまま終了。

バンタム級シューターの間で、「あいつ強い」「あいつとやりたい」と話題のナンジン
。打撃も思い切りがよく、腰も強く、なにげに寝技も出来る。なんとも実力があり、イキがいい。しかも当日も点滴を打ち、血色最悪だったらしい。本当のポテンシャルはあんなもんじゃないかも。試合後インタビューも謙虚でいいやつそうだし。
でも…。体重落とせなかっただけでプロ失格だし、試合中の態度は不遜で、何度もロープを使ってテイクダウンを防いでた。ダンタスじゃないけど、ああいうくせってなかなか治らないし、あんま呼んでほしくないタイプ。

【第8試合】フライ級 3ラウンド
○猿丸ジュンジ(日本/シューティングジム横浜)52.0kg
判定 2-0
●正城ユウキ(日本/クロスワンジム湘南)51.8kg
※[メイン]鈴木利治 29-28(1R 10-9/2R 10-9/3R 9-10)
  [サブ]田中智宏 29-29(1R 10-9/2R 10-10/3R 9-10)
      横山忠志 29-28(1R 10-9/2R 10-9/3R 9-10)

1,2Rは打撃戦。ガッツガツとストレートで殴りあうが、さすが猿丸のワンツーが何度も正城の顔面を跳ね上げる。このまま猿丸殴り勝ちかと思いきや、正城が3Rタックルで組み付き、コーナー際でうまく両足を挟み込んでマウント奪取。上手く逃さずボッコボコに殴って優勢に試合を終えた。

ラウンドマスト的な採点だから猿丸の勝利は妥当。
猿丸打撃で攻勢だったけど、いつものように相手の心を折るまではいかず。逆にあれだけ寝技で劣勢も初めてか。
リング上でタイトル挑戦を宣言したが、その心意気良し。過去に苦杯を舐めてる、あの長身王者にキックのリングへ参戦させてる暇など与えては駄目だ。

正城、相変わらずの真っ向勝負。その愚直さで完敗と思いきや、意地と持ち味を見せた。あのタフネスと組み力ならフライ級でより大きな存在感を示せそう。どんどん試合をして、タイトルマッチを狙う選手になってほしい。

【第9試合】フェザー級 3ラウンド
●徹肌ィ郎(日本/和術慧舟會ネイキッドマン柔術)60.0kg
KO 1R 2:06
○堀口恭司(日本/KRAZY BEE)59.7kg

堀口の応援団は相変わらずいいなぁ。なんだかおっさん、おばさん、子供が大挙駆けつけてるんだよね。地元というか近所の人なのかな?なんだか温かくて堀口にも好印象。

試合は圧倒的。正直堀口は直撃戦のような、触らせない試合も試せたと思うけど、意外にも真っ向勝負。組まれても出し投げで、上を取り、殴る。離れても恐ろしい勢いで踏み込んで蹴って殴って、片足を再三捕まれても徹底的に切って、抑えて殴りきって一蹴。

あらゆる意味で別格。正直この堀口に真っ向対抗して、競り勝った上田さんの力をあらためて理解。

もう堀口消化試合してもしょうがない。もう世界王者・岡嵜が受けるか受けないか。受けなければ世界王者の意味が無いし、逆に堀口が修斗に残る意味も無くなってしまうだろう。そもそも岡嵜がなぜこんなにも試合をしていないのかが不思議だが。怪我か、オファーが無いのか…。
ずっと世界王座挑戦を熱望している環太平洋王者・扇久保からすれば、この展開は面白くないことこの上ないだろうが、逆にこの怪物に立ちはだかって欲しいところ。

徹はしょうがないと思う。あの展開で掴まえられないならしょうがない。はっきり言ってオファーを受けただけで本当にカッコいいと思う。


観戦記遅くなってすみません。最後まで読んでいただいてありがと〜。


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2012年03月11日

携帯ケースを自分で作ってみた

先月Xperia NX を買いました。

初代がぶっ壊れてしまったので。

NXはデカクて四角さがかっこよくて、サクサク速くて最高です。
とっても気持ちよく、幸せに使ってます。固まらないスマホはいい(笑)!!

今回も初代と同じく透明なハードセルケースを傷防止に装着していたんですが。
なんか個性を出したいと。皮ケースも品があっていいなぁと。
でもiphoneのケースは皮ケースがあれだけ種類があるのにさすがにNXは全く無くて。
当たり前ですが。

あと最近ストレス解消に造作に凝ってたこともあって。思い切って急に作ってみました。
以前も腕時計のベルトやウォレットチェーンは皮で作ったことがあるので、なんとかなるだろうと
甘い考えで(笑)。


こんな感じになりました。

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まぁ、特に専用工具を購入せず、皮を買ってきて、カッターで切り出しただけなんですが。
素人丸出しの処理なんだけど、まぁ最低限イメージしていたものが作れたので満足。
ああすれば良かった、こうすれば良かったというのはあるけれど、
構想も加工も一発勝負なのでしょうがないでしょう。


裏はこんな感じ。

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留めバンドが分厚すぎて残念だけど、このNX本体に合わせた皮の曲線が期待通りで満足。 

大切に長く使って皮がなめされていくのを楽しまないと。

そんな感じです。