2007年10月

2007年10月28日

光岡選手参戦ありがとう そして全カード発表…

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とうとう代々木の全カードが出揃った。

高谷vsカルバーリョに続くびっくりカードはヨアキムvs光岡。
喜びと驚きもあるがそれよりも大きいのがkのカードのセンスの無さへの落胆。

いわずもがなでヨアキムの復帰はうれしい。文句無しに世界トップクラスの好選手だし、PRIDEで活躍したので知名度も高い。個人的にもそのスタイルが好きだ。そんな凄い選手にこそ日本人ランカーをぶつけて欲しかったが。天突、廣田、ウィッキーなんかは対戦できなかったのか。

そして光岡選手。大舞台には出てないので知名度は高くないかもしれないが、慧舟會の中量級エースで最近もうシュに圧勝し、朴選手と接戦の激闘を繰り広げた光岡選手。修斗には初参戦だが実力は間違いない。そんな修斗から見ると外部から参戦してきた実力者がどこまで修斗でのし上がっていくか楽しみだ。だからこそずっと修斗で戦い続けている日本人ランカーとの対決が見たかったんだが。

この2人の参戦がうれしいからこそ、その2人をぶつけてしまう脈絡の無さが不思議でならない。光岡選手もこの抜擢に若干戸惑っているようだが、僕が言いたいのは「光岡選手がいきなり元世界王者のヨアキムとやるな」ということでない。いつもの修斗で見れない新鮮な実力者同士を対戦させてしまうことが残念なのだ。

それにしてもとうとう田村選手の試合もなくなったし。全9試合。高谷、ハンセン、光岡の参戦は素直にうれしいが、正直メインもセミも後楽園ホールで十分のカード。当日スケジュールを見ても
第一部が16:00から開始で4試合。
第2部が19:00から開始で5試合。
そして平日…。会社帰りの人は5試合であの値段。
石渡選手の試合やランバーvs菅原はかなり見たいんだけど、会社休むしかないっていうのは…。
これでチケット売れてたら奇跡的だと思うけど。いろいろ難しい問題はあるんだろうけど、今回の大箱はどうもすっきりしない。



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2007年10月20日

ボチボチの熱さかな

f88af499.jpgうーんボチボチかな。正城対生駒や神酒対赤木はかなり熱かったけど、噛み合わないところもあったような。
KOや一本などいい試合も多かったが、全体的な満足感につながらなかったのは、試合が多かったためかな。贅沢な感想だけど。
あと、阿部選手、強すぎてつまらないぐらい。会場ちょっと引き気味だった。早く上で見たい。
そういえば高谷対カルバーリョは素直に楽しみ。こういうカードをできればもっと!


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10/20修斗新宿大会見所【最近いつも新宿はおもしろい】

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明日は新宿大会。さぞ土曜の歌舞伎町は賑わっていることでしょう。

【第1試合】ライトヘビー級 2回戦[新人王決定トーナメント準決勝]
洋樹(JPN/格闘サークルOZ)
versus
松木 睦(JPN/ノースキングスジム)

洋樹選手はアウトボックスでデビュー戦勝利してたな。松木選手は下になると寝技がイマイチでデビュー戦負けてたな。でも思い切りのいい打撃だった気がする。重量級なので面白い試合を。

【第2試合】フライ級 2回戦
田原 しんぺー(JPN/総合格闘技STF)
versus
猿丸 ジュンジ(JPN/シューティングジム横浜)

前回の試合後、判定を覆されたというめずらしい経験をした田原選手。ここは鮮やかに復活したいところ。しかも相手は同門の先輩豊島選手を1Rで凹った猿丸。バランスのよさとコンパクトでシャープな打撃なら負けないか。
猿丸はとにかく若くて勢いがある。またも勢いのあるスタンドパンチで返り討ちにできるか。

【第3試合】ウェルター級 2回戦
ガイ・デルモ(USA/TEAM BLAZE)
versus
三浦 忍(JPN/和術慧舟會タイガープレイス)

ガイはとにかくアローナに似ていることが印象深い。パワーも勢いもあるが、粗いのか負けが先行。期待してるが。
三浦選手は4戦未勝利。ほとんどやられないが、逆に攻め込めない地味な選手。そろそろいい試合を見たい。

【第4試合】フライ級 2回戦[新人王決定トーナメント準決勝]
阿部 博之(JPN/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
versus
吉田 朋彦(JPN/G-FREE)

巨強の阿部選手。優勝候補筆頭。とにかく寝技が強くて的確。みんな寝技で凹られる。前回も負傷TKO負けしたが、しっかり提訴して逆転判定勝利をものにした。
吉田選手は和歌山の選手。まだ未勝利だが柔らかくて極め重視の動きのある寝技をする。前回の試合などは物凄くおもしろかったが、今回は相手の寝技が巨強。どこまで自分のペースで戦えるか。

【第5試合】フェザー級 2回戦
細井 鷹飛呂(JPN/パラエストラ松戸)
versus
根津 優太(JPN/和術慧舟會東京本部)

細井選手、負けてる選手は皆、後のクラスA。つまりそれ以外は負けてない。追いつきたいところ。岡嵜選手と0-2っていうも立派だな。細い体とやさしい顔して強気のフックと鋭い寝技を持つ。ここはきっちり勝ちたいか。
根津選手縁が無くて見たこと無い。

【第6試合】フライ級 2回戦
タイガー石井(JPN/パラエストラ吉祥寺)
versus
澤田 健壱(JPN/パラエストラ東京)

2年ぶりの再戦。前回は澤田さんがダウン奪うも、三角に捕まり、殴られ目が腫れ敗北。
さて成長しているのはどっちか。澤田さんは元々強いから実力が出せれば有利という声があるが。

【第7試合】ライト級 2回戦
井上 雄史(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
versus
中村 浩士(JPN/東京イエローマンズ)

おお、いいカードだ。
ガッツマンの井上選手いい。打撃が鋭い。ミドルもパンチもいい。もっと上に来て欲しい選手。
中村選手も凄くいい。キレキレの組技を披露する。たいていの選手は圧倒される。やや極めに欠けるのが気になるが。
普通に打撃の井上、寝ての中村って感じか。

【第8試合】ウェルター級 2回戦
岡田 孔明(JPN/PUREBRED大宮)
versus
中島 邦男(JPN/マッハ道場)

岡田選手は最近強豪との試合が続いて敗戦が多い。動きはやや堅いが柔道仕込の一本背負いやミドルが武器。
中島選手はアマ時代の戦績がいいが、プロになっては実力出せず。パワーはありそうだが戦い方が素直すぎる気も。

【第9試合】バンタム級 2回戦
神酒 龍一(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
versus
赤木 敏倫(JPN/総合格闘技道場コブラ会)

これはレベル高い。二人ともクラスAでもおかしくない実力。
怒涛の圧力と切れない心。とにかく前に出て重いパンチとキックを叩き込み続ける神酒。早くクラスAに行くべきでは。とにかくスロースターターなのが玉に傷。
赤木君は元祖天才。最近は打撃も鋭く、組んでは独特の動きで相手を翻弄する。
序盤からガンガン動けば赤木君のペースになると思うが、後半はいつもどおり神酒タイムになる可能性もあり。

セミ【第10試合】ライトヘビー級 2回戦
村山 暁洋(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
versus
チョモランマ1/2(JPN/総斗會三村道場)

村山選手ガッツマン重量級の雄。柔道系の投げで確実にテイクダウンを奪い攻める。そろそろクラスAでしょ。
チョモランマは見たこと無い。でも強い武田選手に勝っているから楽しみ。

メイン【第11試合】バンタム級 3回戦
正城 ユウキ(JPN/X-ONEジム湘南)
versus
生駒 純司(JPN/直心会格闘技道場)

いま修斗の選手の中でももっとも乗っている男、正城選手がメインに抜擢。今回もスタンドもグラウンドもノンストップで攻めまくってベテランに土をつけるか。
中年の星、生駒選手は新宿初登場かな。今回も「一本勝ち以外は勝ちでない」という戦い振りを見せてくれるか。
スピード、勢い、スタミナと全て正城選手が勝っていると思われるが、生駒選手の恐ろしいまでの極めの強さもあなどれない。正城選手も正面からぶつかるタイプなだけに生駒選手が極めを狙う機会が多いかも。



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2007年10月13日

この一家の行方は…

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世間と同じく内藤vs亀田の話を続ける。

僕はいわゆるアンチ亀田じゃない。あの態度、あのマッチメイク。ろくなもんじゃないが、注目に値するキャラだし、興毅はアンチが罵倒しまくるほど悪い選手じゃないし、悪い人間でもなさそうだし。
今回も大毅が投げや頭突きを繰り出していたわけだが、どうあがいても勝てないほどの実力差があるため、悪あがきにしか見えず、あまり腹が立つことがなかった。

でも今回の大毅に反則については試合後、内藤が具体的に明らかにしたとおり、故意に、そして露骨にサミングを中心とした悪質な反則を繰り返していたそうだ。話題になっている通り史郎も興毅も具体的に反則を支持したそうだし。

ここまで来るともうあきれて言うことがない。ここまで悪質な行動を取るとヒールを通り越して、排除される対象となりかねないんだけど、どう思っているんだろうか。史郎的にはもう十分儲かったからなんでもいいのかな。何も考えてないのかな。どう考えても判断力の無い子供がかわいそうだと思ってしまうのだが。

JBCもしっかりしてほしい。今回はそれなりの処分を下してくれるだろうけど、そもそも親族がセコンドにつくころがルール違反らしい。特例で許しているらしい。ましてや興毅はセコンドライセンスをもっておらずこれも特例らしい。TBSからの圧力かどうか知らないがいかがなものか。

とにかく亀田家は史郎を中心にろくなもんじゃないし、あれだけの下品な偶像を超積極的に作り上げてきたTBSにも問題があるし、途中からとはいえあのインチキマッチメイクを仕掛けた協栄ジムも問題あると思う。でも最近はこの3者もいろいろ問題があるようで。

ボクシングファンの方はご存知だろうけど「拳論」というボクシングを中心とした記者さんが書いてるブログには、記者さんならではのそういったバックステージ話がいろいろ書かれてて興味深い。ボクシング好きの方は是非どうぞ。読みにくいのが困るんだけどね。レイアウトなんとかないないか(^-^;)。 

ちなみに個人的に期待したい今後の展開は…。

史郎はとにかく不愉快だから消えてもらう。
興毅は協栄ジムに所属し、大口叩きながらも、親孝行キャラと正統派ボクシングで世界挑戦を続ける。
大毅は協栄ジムに所属し、反則は減りつつも相変わらずの馬鹿キャラと無茶ボクシングで徹底的なヒールとなる。

そして一番才能があると言われる和毅は突如亀田一家を飛び出し、他のジムからプロデビュー。
「もう父ちゃんや兄ちゃんたちにはついてけへん」とかいいながら破竹の快進撃。そして後に日本王者となった大毅、2階級制覇を成し遂げた世界王者・興毅との戦いへ…。


漫画の読みすぎですかね…。



usiwotaose at 23:48|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!ボクシング 

2007年10月11日

顔は腫れやすいけど、本物の世界王者

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内藤vs大毅を見た。まあおもしろかった。

TBSの前振りはたっぷりだけど、内容も充実しててずっと見てたけど退屈しなかった。2人の生き様が良くわかるいい前振りだったと思う。後で揉めないようにジャッジ基準まで丁寧に説明するTBSは偉い。まあ前回で懲りたんだろうけど。

試合自体はあんまり面白くなかった。

大毅は前半とにかくガードをガチガチに固めてカウンター狙い。でも内藤からフックを側頭部に随分もらう。後半はポイントで勝てなくなった大毅が前よりパンチを出してきて、その分、内藤がパンチを当てたシーンが多かったけど、ずっと大毅がロープ際に押し込んでもみ合う展開も変わらず多い。どんどん大毅に反則まがいの行為が増えるが、なぜか審判は減点しない。かなりイライラした内藤はしゃがんでいる大毅にパンチを落として減点。これは大人の内藤らしくなかった。そして終盤、やけくそになった大毅が反則を連発。もう内藤は狂犬に噛み付かれないようにするだけだった。そして当然のように大差で完勝。

あと内藤のリング上でのコメントも良かった。あれだけのダーティファイトを仕掛けられたのに最後まで超大人の態度を貫いて、大毅をちょっと称えつつ、最後に格の違いを明言すると見事だった。

内藤はそれなりにいいパンチが入ってたんだけど、観客が一番期待するKOは見せられなかった。ダウンも取れなかった。強打者でもあるのに。大毅がなかなか打たれ強いってことかな。でも格の違いは見せて、亀田一家に恥をかかせたことはできたのかな。とにかくキャラも生き様も素敵ないい人である内藤がもっと注目されてボクシング世界王者として輝いてくれるといいんだけど。

大毅は打たれ強かったし、スタミナも切れなかったけど、やっぱり不器用だったなぁ。そしてあの反則じゃ救いようがないよな。個人的に興毅の地味なテクニックとたまに垣間見れる性格の良さはかなり買っているんだけど、今日の亀田一家はどうしようもないよな。これで万が一、また言い訳したり大口叩いたりしたら本当に救いようがなくなるから、強気キャラは残しつつも勝者を称えて、そして這い上がって欲しいんだけど。史郎がいる限り無理かなぁ…。



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2007年10月07日

「ざまあみろ」でいいじゃない

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PRIDEがとうとう消滅したようで。

結局想定していた最悪の結果になったというか、やっぱりというか。
とにかく怪しげなトップや黒いバックはともかく、現場の人たちはそれは凄い働きっぷりだったそうで、実際あれだけの選手を世界中から集めて、あれだけの名勝負を次々と生み出して楽しませてくれたんだから、それがもはや完全に途絶えたと考えると残念だ。特に五味の覚醒なんかはPRIDEがなきゃ絶対起こらなかったし。
ただひとついえるのはやっぱりプライドの経営者は儲からなくなったのでやめちゃったってこと。黒いと噂される人たち特有のドライなセンスなんだろうけど、儲からなければやる意味無いわけで、格闘技が好きな以上にお金が大事だったわけで。やっぱりそういう人達だったんだと思いつつも、ホント見事な引き際だったのかもしれない。

もう重量級、中量級の選手でUFCが欲しいのは、みんな契約が済んでいるようなので、あとは軽量級の選手はどこに行くのかって話が気になる。五味、川尻、石田、青木くんがやっぱり注目の的のわけだけど、どこに行くのか。みんなのインタビュー聞いていると、特にUFCにこだわっている選手は誰もいない模様。当たり前の話だけどやっぱり日本で試合がしたいんだろうね。普通に考えればHERO'Sが移籍先になるわけで。でも飽和状態といえば飽和状態だし。どうなるんでしょ。他に上がるところといってもせいぜい修斗、DEEP、ケージフォースとかなりスケールは下がるわけだし。みんなモチベーションも選手としてのピークもあるだろうし、どんどん試合をしてほしいんだけど。

当然思うのは、みんなたまには修斗の大会出ないのかなってこと。やっぱりギャラが二桁ぐらい違うのかな。難しいと思うけど、こういう選手を修斗の会場で見てたまにはワクワクしたいんだよね。率直な希望として。

ところで前田日明がPRIDE廃業について「ざまあみろ」と発言したらHERO’S実行委員会が謝罪したとか。僕は全然前田ファンじゃないけど、ずっと前田を見てきているからあのぐらいの発言が普通というか当たり前というか、ああいう発言をする経緯もあるわけだし、全然問題ないと思うけど違うのか。そもそも前田はプロレスラーだし。あれでHERO’S実行委員会が謝らないといけない事情があるとしたらなんて窮屈なというかつまらないというかめんどくさい業界なのかと思ったりした。



usiwotaose at 03:22|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!プライド 

2007年10月04日

小林雅人はかっこよすぎた

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今日のMAXは本当に興奮した。正直感動した。感動するぐらいおもしろかった。いい試合続きすぎ。本当にしびれました。

全ての選手が自分の光で激しく輝いていて本当に面白かった。

第3試合◎世界一決定トーナメント準々決勝戦(1)◎K-1ルール/3分3R延長1R
× ブアカーオ・ポー.プラムック
(タイ/ポー.プラムックジム) vs 魔裟斗 ○
(日本/シルバーウルフ)
3R判定3-0 ※27-30、27-30、27-29。1R、ブアカーオは右ストレートでダウン1あり

以前どちらかといえば魔裟斗は好きな選手ではなかったが、この選手は本当に凄い。ファンというわけではないのだが、いつも見るたびに尊敬させられる。

今回の充実振りは本当に凄かった。昔と比べるとまたどんどん顔つきも体つきも変わっていた。ただちょっと気になるのは足の太さ。どんどんボクサー体型って感じで太ももが細くなっている気がするのは気のせいか。

いうまでもないが、あのコンビネーションは凄い。あの速さ、多彩さ。左アッパーからノーモーションで打ち出した右ストレート。あんな凄いコンビじゃなきゃブアカーオからダウンは取れない。その後も高速ジャブで先手を取りながら最後まで相変わらずの打たれ強さとパンチの回転力でブアカーオに完全に打ち勝った。今回は本当に完勝。お見事としか言いようが無い。左足は強烈なローをかなり打たれたが、正に肉を切らして骨を断つ作戦だったんだろう。僕は以前からブアカーオとサワーがMAXでは図抜けていて、ちょっと魔裟斗は1枚落ちると思っていたので、この結果には参りましたといった気分だった。

ブアカーオも今日は気合満々だった。思い切りヒジを振り回してきたのは気負いすぎだったのかもしれないが、最初から倒すパンチをブンブン強振してきて殺気ビンビンだった。もっと前蹴りやミドルを使えば自分の距離で戦えたかもしれないが、王者のプライドで倒したかったのかもしれないし、判定だと難しいので作戦として倒しに行ったのかもしれない。

第4試合◎世界一決定トーナメント準々決勝戦(2)◎K-1ルール/3分3R延長1R
× マイク・ザンビディス
(ギリシャ/Zambidis Club) vs アルトゥール・キシェンコ ○
(ウクライナ/キャプテン オデッサ)
延長R判定0-3 ※9-10、9-10、9-10。本戦0-1…29-30(キシェンコ)、30-30、29-29。

この試合は普通だった。つまらない試合ではなかっただろうが、今日は他の試合が凄すぎた。

第5試合◎世界一決定トーナメント準々決勝戦(3)◎K-1ルール/3分3R延長2R
○ アルバート・クラウス
(オランダ/チーム・スーパープロ) vs 佐藤嘉洋 ×
(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー)
3R判定3-0 ※30-29、30-29、30-29

この試合も良かった!ベストバウトかも。お互い、常に前に出てひたすら3Rノンストップでパンチとヒザと蹴りを繰り出し続けた。谷川さんも絶賛していたが佐藤選手もメチャメチャ熱かった。パンチもヒザもローも以前よりかなり強烈でいままでになかったスピードと切れを感じた。ガードが甘すぎて打たれたのはもったいないが、素晴らしい試合だった。

そんな佐藤選手の波状攻撃を顔面にも腹にも足にもかなり喰らっているはずなのに全然ひるまずに前に出続け、手を出し続けたクラウス。息子が生まれてからここ最近のクラウスは完全に以前のスランプ時期を脱している。気合が入りまくっていてそれがパンチの回転と打たれ強さに影響を及ぼしている模様。最近のクラウスはワンマッチでやったら誰とやってもそうそう負けないのでは。

第6試合◎世界一決定トーナメント準々決勝戦(4)◎K-1ルール/3分3R延長1R
○ アンディ・サワー
(オランダ/シュートボクシング オランダ) vs ドラゴ ×
(アルメニア/チーム SHOW TIME)
2R1分43秒、KO ※右フック

サワーはあんなパンチが危険でガードが固いドラゴをどうやって判定で下すのかと思っていたら超芸術的クロスカウンター!前戦でも見せてたけどかっこよすぎ。巧すぎ。この選手本当に好き。

第7試合◎世界一決定トーナメント準決勝戦(1)◎K-1ルール/3分3R延長1R
○ 魔裟斗
(日本/シルバーウルフ) vs アルトゥール・キシェンコ ×
(ウクライナ/キャプテン オデッサ)
2R0分41秒、KO ※左フック

正直キシェンコの実力が読みきれないから「魔裟斗余裕で判定勝ちかな」なんて思ってたら大間違い。
1Rからガツガツお互いローを蹴りあい、あの魔裟斗がパンチで押される驚きの展開。しかし2Rも打ち合った魔裟斗が伝家の宝刀左フックの相打ちカウンターで見事KO勝利。武道館総立ちだったんじゃない?今日の魔裟斗は神がかってた。でももう退場時魔裟斗は自分で歩けてなかった。テレビから伝わる悲壮感が凄い。

第8試合◎世界一決定トーナメント準決勝戦(2)◎K-1ルール/3分3R延長1R
× アルバート・クラウス
(オランダ/チーム・スーパープロ) vs アンディ・サワー ○
(オランダ/シュートボクシング オランダ)
3R判定2-0 ※29-30、30-30、29-30

これもなにげに因縁の対決だったね。サワーはいつも凄い。1Rで様子を見つつ足を殺して2Rで一気にスピードを上げ、対戦相手がついてこれなくなる。ほとんど全ての選手がこれでやられてる。この試合も2R以降は完全にクラウスが失速。ただあれだけサワーにペースを握られ、手も足も全然力が入ってないのに攻め続けたクラウスの気合は本当に凄かった。オランダの息子よ。父は偉大だった。胸を張れ。

第10試合◎世界一決定トーナメント決勝戦◎K-1ルール/3分3R延長2R
× 魔裟斗
(日本/シルバーウルフ) vs アンディ・サワー ○
(オランダ/シュートボクシング オランダ)
2R終了後、TKO ※タオル投入

谷川さんがレポートしたとおり満身創痍の魔裟斗は短期決戦で攻めまくる。それしかもう勝つ方法がなかったんだろう。でも憎たらしいほど冷静なサワーはじっくりとローを蹴り続けて2R終了時点で魔裟斗の足を完全に破壊してしまった。魔裟斗が今回サワーに勝つにはあまりにも1回戦が過酷だった。スタイルの問題もあるが決勝までにローを打たれすぎた。そしてサワーのコンディションと完成度が高すぎた。

サワーは本当にかっこいい。SBに義理立てしてロングスパッツをはき続ける浪花節も素敵だし、あまり強くないアゴを持ちつつもあの戦略とあのスピード、そして感動的なコンビネーション。かっこよすぎる。決してマッチョでなくナチュラルな身体をしているが、あの防御時も攻撃時もぶれない体幹がきっと強さの秘密なんだろう。今回は本当に文句無しの優勝。おめでとうございます、シーザー会長。

ここ数年で一番優勝に近づいた魔裟斗だけど、来年はどうするんだろう。「来年こそは」とまた続けるのかな。勝手な思いだけど引退して欲しかったりして。だってあまりにも今回がかっこよかったから。


2R終了時にロープにもたれ激痛に顔をゆがめる魔裟斗。3Rが開始してもイスから立てないなんともいえない表情の魔裟斗。試合後壊れた足に鞭を打って立ち上がり、サワーとセコンドに挨拶に行く魔裟斗。全てが感動するほどかっこよかった。今回優勝こそできなかったが、その戦いぶり、リングでの生き様は本当にかっこいい。やっぱりMAXは魔裟斗が始めて、魔裟斗がいるから続いていて、魔裟斗がいるからおもしろいってことを再認識した。

サワーのセコンド、アンドレ・マナート先生が魔裟斗に「HERO!」と声をかけたように僕には聞こえたが、正に今日の魔裟斗は「HERO」だった。かっこよすぎた。今日は日本一かっこいい男だったのでは。



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2007年10月02日

ジョン・フィッチ vs ディエゴ・サンチェズを見た

ふとジョン・フィッチ vs ディエゴ・サンチェズを見た。

ディエゴ・サンチェズはルックスもかなりいいし、本当に寝技が巧い。華麗なムーヴで以前から魅せてくれる。今回も腕十字、三角、ギロチン、フックガード、ハーフガード、脇をすり抜ける動き、腰を切って逃げる動き、全てがキレキレで楽しましてくれた。

しかしその全ての仕掛けをことごとくすばやい反応と恵まれた体格とレスリング力で潰したのがジョン・フィッチ。とにかくどんなにディエゴが動いてもすぐそれを察して常に上にいる。だいたいずっとインサイド。そしてたまーにチャンスができるとゴツゴツ殴る。万が一、下になってもすぐ上体を起こして脇を差して無理やりタックルにいっちゃう。いやー強い。そしてつまらない。こりゃ弘中選手勝てなかったわけだ。典型的な強いけどつまらないタイプかも。

どうやって減量してるかしらないけどフィッチの最大の武器はあの規格外の骨格じゃないかな。でかすぎでしょ、ありゃ。

フィッチ



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