2008年04月

2008年04月29日

魔裟斗を称えよ【素晴らしきGONKAKUと共に】

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今月は格通もGONKAKUも魔裟斗が表紙。

以前の記事がろくにないのにとにかく魔裟斗を表紙にしていた格通と違い、共に魔裟斗を掘り下げた記事になっている。共に魔裟斗インタビューがあり、共に魔裟斗を称えている。

それにしても魔裟斗は凄い。凄すぎる。全日本キック時代はただの現役チーマーがリングに上がっている悪いイメージしかなかったが、いまやここまで有言実行で、格闘技に真摯な取り組みをしている選手はいないのではないのだろうか。ここ数年は常に熱い試合をし、一時期は結果がなかなか出せない姿が悲哀すら感じさせていたが、最近は見事に復活も遂げようとしている。

それなりに強いのは以前から認めていたが、サリをKOしたときからどうも、運が強いんじゃないかと勘ぐっている自分がいて、つい最近もいくらGONKAKU立ち技委員会が魔裟斗をベタ褒めしても、サワーやブアカーオからは一枚落ちると思っていたんだが、昨年の快挙で自分の見る目がなかったことを反省したりもした。まぁいまでもサワーの方が総合力で優れていると思っているが。

今回のMAXでもカラコダのパンチをかなり喰らいながらも、持ち前の頑丈さで攻め続け、圧倒的な手数とコンビとスピードで強敵を追い込み、いままであまり巧く使えなかった右フックでワンパンKO。いやいや凄すぎる。
そんな頑丈な魔裟斗も今回初めて試合後記憶が飛んだそうだ。毎年の激闘のツケが溜まってきている時期なのかもしれない。今回のインタビューは記憶が飛んだことも赤裸々に話しており、ちょっと壮絶でもある。相変わらずキザなので好きになれない人もいるだろうが、正に身体と命を削ってMAXを牽引している魔裟斗を世間はもっと称えるべきだろう。

MAXは魔裟斗がいたから始まったわけだが、つくづく思うのは魔裟斗がいるから、MAXは続いているということ。今後もあと何年続くか分からないMAXと魔裟斗の姿をしっかり見届けていきたいと思う。

それにしてもGONKAKUは素晴らしい雑誌だ。中井さんも記事の充実振り、マニアックさを心配するほど。特に今回のGONKAKUの表紙は個人的には最高にGOOD。魔裟斗が素敵過ぎる。レイアウトも色合いも全て最高にクールだ。



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2008年04月28日

DREAM2を楽しんでみる【期待は日本初上陸のワニ】

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いろいろマッチメイクが問題にされるDREAMだが、僕はあまり不満はない。完全にマニア向けの修斗はともかく、地上波等マス媒体と一般視聴者を相手にしなくてはいけないところは、素人向けの試合とマニア向けの試合が混ざって当たり前だから。これはDSEもFEGだって同じだったと思う。そんなわけで普通に楽しみにしつつ、きっとPPVで見ます。

▼第1試合 ライト級GP 一回戦
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム/HERO’S2006&2007ミドル級トーナメント優勝)
VS
青木真也(日本/パラエストラ東京)

第一試合にしてプレッシャーを和らげたのは主催者の配慮か。まぁちょっと大晦日から青木くんの身に降りかかった悪い流れはちょっと酷すぎる。早くこのカルバン呪縛から逃れて欲しいが。
前戦はあまりかみ合わなかったように見える。最悪あんな感じでペースを探り合ったまま、15分間が過ぎ、僅差の判定で試合が終わる可能性も十分あると思う。今回もカルバンは徹底的に突き放して中間距離で戦いたがるだろう。青木くんは極めるにはスタンドで打撃であれタックルであれ、もう一歩踏み込んで捕まえて寝技に持ち込むしかない。逆に青木くんしかそれはできないではないのだろうか。それより寝技が世間で注目されるためには青木くんがここは極めてもらうしかないのである。極めてもらいたいのである。青木君が勝つとしたら首系か。カルバンが勝つとしたらパウンドKOか、痛めつけて判定か。

▼第2試合 ミドル級GP 一回戦
金泰泳(正道会館)
VS
ミノワマン(フリー)

金ちゃんは相当強いのでは。K-1JAPANであの体格で勝ち残り、総合対応力もすっかり身につけ田村に勝ってしまった。名のある選手も皆足をすくわれる可能性があると思う。でも美濃輪はこういう偏った選手とやるのがいい。今回は正に空手家とプロレスラーの試合になるわけで。美濃輪が空手でやられるか、それとも不思議な美濃輪パワーで金ちゃんを粉砕するか。三段論法で考えると当然金ちゃん有利なわけだが、対空手家という関連で、美濃輪には昔、WARSの山崎戦で見せてくれたような豪快な戦いを見せて欲しい。金ちゃんが蹴りで勝つと思うけど、美濃輪の足関節にも期待。

▼第3試合 ミドル級GP 一回戦
大山峻護(フリー)
VS
ユン・ドンシク(韓国/フリー)

大山は苦労しているので応援しているが、やはり今最も旬な寝技師であり、最も美しい腕十字を極める総合格闘家であるユンの寝技に期待してしまう。やはりユンの腕十字に1000点。大山が勝つなら足関か。

▼第4試合 ミドル級GP 一回戦
マゴメド・スルタンアクメドフ(ロシア/クラブ・ヴォルク・ハン)
VS
ゼルグ弁慶ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)

これは地味に面白そう。打撃特にパンチが凄いらしいマゴメドと打撃も寝技もキレキレの弁慶が激突。相当激しい試合になるのでは。マゴメドよく知らないんだけど、弁慶の打撃のキレが勝るのでは。

▼第5試合 ミドル級GP 一回戦
ホナウド・ジャカレイ(ブラジル/ブラザ柔術)
VS
イアン・マーフィー(アメリカ/フリー)

おおジャカレイが見られる。マナウス最強のワニが日本で見られるとは。ジャカレイはスタイル的にも最も総合で活躍できるトップ柔術家だと思っている。トップ中のトップ柔術家だし。打撃も悪くなさそうだけど、寝技でガッチリ仕留めるのを期待。相手は全米トップアマレスラーだとか。ジャカレイがテイクダウン取れないかもしれないという意味では悪くないマッチメイク。しかしクートアと練習しているジャカレイが総合初心者のアマレスラーにパウンドアウトされたりしないでしょ。ジャカレイが勝ってもらわないと困るけど、どうやって勝つかが楽しみな試合。

▼第6試合 ミドル級GP 一回戦
田村潔司(U-FILE CAMP.com)
VS
船木誠勝(ARMS)

うーんここだけ時代が10年前に。UWF直撃世代の僕はまぁまぁ楽しめるけど若い人たちはどうなんだろう。当然当然トップレベルかどうかはともかくこの10年総合に関わってきた田村が有利だろう。打撃かパウンドかで勝つだろう。でもそれじゃおもしろくないので船木が勝つのを期待したいが、期待できるのは打撃の一発か、足関節の一発。厳しそうだが。この前の桜庭戦で感じたのはスピード不足。これがいまさらこの年齢で克服できると思えないのでやはり厳しいか。

▼セミファイナル(第7試合) ミドル級GP 一回戦
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム)
VS
ゲガール・ムサシ(オランダ/レッドデビル・インターナショナル)

これも相当ハイレベルな試合になりそう。カーンは秋山に撲殺されたイメージが強いけど、打撃も寝技も超強い一流選手。ムサシも相当強い総合力に優れた選手。瀧本、ロンバード、サイボーグに勝っている。まぁイメージとしてはカーンの方が圧力があるかなぁ。

▼メインイベント(第8試合) ミドル級GP 一回戦
桜庭和志(Laughter7)
VS
アンドリュース・ナカハラ(ブラジル/極真会館ブラジル支部)

やはり桜庭がメインで。いいんじゃないでしょうか。この露骨なマッチメイクはちょっと引くけど、それが桜庭の今の役割ということで。ナカハラさんは華麗な蹴りが素敵な極真戦士のようで。でも寝技がもの凄く巧いはずがなく。ファーストコンタクトで殴り倒すか蹴り倒さない限り、あっさりと一本負けが待っているでしょう。



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2008年04月27日

全日本ブラジリアン柔術選手権を覗いて

超久々に柔術の大会を覗いてきました。練馬区の光が丘体育館で行われた全日本ブラジリアン柔術選手権に。

最近は週末も忙しく、仲間も応援に行く機会がほとんどなかったんですけど、午前中道場で特別講師の護身クラスを受けた後、ちょっと時間が空いたので行ってきました。あと光が丘は決して遠くなく、ちょっと土地勘のあるところだったので。

今日はパレの誇る日本トップ茶帯、黒帯の半ちゃん、中澤君、まこっちゃんが出場していたのでそれが目当てです。

半ちゃんは見事にスパイラルからのスイープで。中澤君も潜りからのスイープで見事優勝。まこっちゃんは善戦するも石川選手に完敗。でもアダルトで準優勝。みんな日本のトップでこの戦績。凄いです。

本当に久々に柔術会場に行ったんだけど、改めて痛感したのがブラジル式の新体制への違和感。マットが遠くて寂しい。どちらがいいとはもういう時代じゃないのだけど、道場生みんなでマット間際に陣取り、マットを叩きまくって応援したあの時代が懐かしい。
あと出場者も少なくて、観客も少ない。前の会場から人があふれて観戦もままならないのも、問題だったが活気があった分、今日の会場は寂しく感じてしまった。

つい最近も中井さんからも昔の柔術、だんだん変わってきた柔術、アジアンショック以降の柔術、ジャケット修斗の意義などの考えを聞かせてもらって、いかに僕たちが始めたころの柔術と変わってきたというのを感じ、最近道場でもみんなそんな話ばっかりしている。

いまでもブラジリアン柔術は楽しくて安全で最高だし、これからもずっと続けて行きたい生涯スポーツであるけど、競技としてはちょっと窮屈で、ホイスやヒクソンが僕たちに見せてくれた柔術とは違うものになっているなぁって当たり前のことを再確認した日でした。

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右手前に写っているのは一緒に観戦した修斗世界フェザー級王者です。



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2008年04月21日

スモーキーニョ・ソウザの話

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彼が今回パンナムに参戦したときの後日談です。

自分の試合が終わっていつもどおり会場の外で一服していたら、ライバル・ブルニーニョをはじめとする著名黒帯柔術家、4,5人に囲まれ、猛烈な勢いで説教を受けたそうです。

「おい!みんな来て見ろよ、こいつイカレてるぜ!」「お前こんなもんを吸っているなんて、ファッキン野郎だ!」「何考えているんだ、クレイジーだ!」「それをやめたら、ムンジアルも獲れるぞ。馬鹿じゃねぇか」等とケチョンケチョンに言われたそうです。まぁ世間的価値観からしたら当たり前ですが。

その場では当然語学能力的に反論できず、神妙にしていた彼ですが、先日道場で語っていた理論はこんな感じです。

「いままでスタミナで負けたことはないです。スタミナで負けるようなことがあったらやめます」
「逆に練習にメリハリがつくんです。ああやって休憩しないと長時間の練習において集中できないんです」

国内屈指の実力と世界的実績を誇り、誰にも負けないような練習量も誇る彼だけに、誰も反論できないような論理でした。

まぁ今後は誰にも説教されることのないよう、今年の夏には世界のてっぺんを獲って欲しいものです。



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2008年04月17日

月狼が前王者と対戦するとは思わなんだ

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JCBホール大会が迫ってきた。

今年の武道館大会が流れたからとりあえずやる大会なのかと思ったら、随分気合が入っている模様。カードもなかなかのものだし、PPVもやるとは思わなかった。

そして僕も予想外だったのは今回決まったルミナvs田村!
いやー驚いた。ルミナvs日沖戦が流れて、相手は誰がいるんだ?石渡ぐらいしか若手のクラスAっていないぞ。石渡はメチャメチャ強いが世代が違いすぎてイマイチだ。なんて思っていたら3月に王座陥落したばかりの前世界王者田村くんが相手になるとは。
こりゃ両者にとって相手に不足なし。素晴らしいカード。正直総合力では田村くんが上だろう。スタンドではルミナ、グラウンドでは田村君かな。ルミナが関節取ったら最高に盛り上がるが。

今回決まった碓氷vs粕谷、田原vs室伏もクラスBのトップ同士の対戦。爆発力やビックリ感はないけど文句なくいいカード。

他にもマッハがDREAM参戦の合間を縫ってまさかの修斗復帰。素直にうれしい。相手も弱くなく、悪くない。
もちろん天突vs中蔵は最高に楽しみだし、ウルシvs神酒も下克上狙いのいいカード。

さてここまで6試合。個人的はあと2試合ぐらい欲しいんだけど。

出場予定のリオンはまだ相手が決まらないのか。話題の高谷戦は流れちゃったという噂だし、どうするんだろう。外人だろうか。石渡とか中村とかとの試合が見たいけど、まだ早いかな。まだもったいないかな。最近見てない外の血も見たいな。

とにかくいいカードを早く組んでちょっと大きなJCBホールをしっかり埋めて欲しいです。



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2008年04月13日

4/13K-1テレビ観戦雑感【心配するのは暗殺のみ】

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今日は1時間半の放送。とうとうK-1もそういう扱いに…。まぁしょうがない。

それなのにいきなり、シュルト、ハントの両選手の国家斉唱から放送開始。
「こりゃ放送する試合少ないな。KOきっと多いな」と想像しながら見た今日のK-1。期待通りに。

ハントは良く頑張った。でもシュルトやっぱり強すぎ。なんだあの後ろ蹴りは。ここに来て新しい技を出してどうする。
とにかく強すぎ。デカすぎ。巧すぎ。最近はシュルトだけ進化して、K-1が進化していない。
シュルトはもう…                                    引退してください。

バダ・ハリ強い。細いんだけど、しなやかで張りがあってパンチが鋭い。ストレートもフックも膝蹴りも強烈無比。真っ向勝負で勝つとは思わなかった。こりゃ打倒シュルトの期待最右翼はいまやバダ・ハリかも。セフォーがあんな弱々しい負け方するとは。セフォーも年かな。無類の打たれ強さを誇っていたけど、打たれ弱くなっちゃったかな。以前もシュルトに一撃KOされてたし。

テイシェイラ。極真最後の大物。テイシェイラ。極真現役世界王者。テイシェイラ。発音しづらい…。
フィリオデビュー戦の100分の1ぐらいしかインパクトを残せなかった今日のデビュー戦だけど、まぁKO勝ち。一応合格点なのでは。動きはぎこちないし、距離感掴めてないし、足もちょっと細いし、圧倒的なセンスも感じないけど、極真の世界王者が弱いわけない。だってまだ2ヶ月しか練習してなくてあのレベルなわけだし。まぁあせらずにしっかり練習して、じっくりと経験を積めるようなマッチメイクをしてもらうことを希望。谷川さんだけでなく、僕的にも一番期待してるんで。

グラウベは強い。またまたパンチの技術が上がり今回はアッパーが切れまくり。そしていつもの素晴らしきブラジリアンキック。美しすぎる。本当にデビュー時代の弱々しい時から見事な成長振りだ。いまやK-1のTOP3には常に入っているのではないか。オランダの巨神兵がいなければ、いまごろK-1制覇できていると思うけど。ロバーツはK-1デビューとしては相手が悪すぎ。

武蔵強かった。今日はかっこよかった。攻撃を出すごとに吼えるのが適切なのかどうか不明だが、とにかく強かった。予告どおりカウンターのパンチもガンガン狙っていったし、得意のローもミドルもハイもガツガツいって倒しまくった。本当に強かった。これがいいのか悪いのかは不明だが、10年近く続いている武蔵時代がもうちょっと続くような。まぁ実力だからしょうがない。
澤屋敷は相変わらずコンパクトなパンチとキックでカウンタークリーンヒットの予感を感じさせたが、圧力と武器の多さに負けた感じ。あと武蔵よりは随分と小さかった。決してかっこよくない武蔵のむっちり体型だが、K-1で怪物相手するにはあれぐらいの過大体重増加は当然なのか。誰かが雑誌で言ってたけど、澤屋敷に必要なのはフィジカルかも。

他の試合は判定が多かったみたいだし、いい試合数試合だけをじっくり見せた1時間半放送、なかなかコンパクトで良かったかも。



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2008年04月08日

4/5ケージフォース観戦記

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今回も金網観にいった。初めて北側で見た。かなり見やすい。金網の柱以外は。

展開を追っているとキリがないので印象だけの雑感を。

▼第1試合 86.0kg契約 3分3R
○圭太郎(和術慧舟會RJW)
判定3−0
●鶴巻伸洋(ティアゲネス)

圭太郎、最初から最後まで殴りまくり。思いっきりヒジも出す。でも圧勝だが、仕留めきれず、あまり喜びなし。

鶴巻さん長いなぁ。SAWとRINGSのイメージが強い。ティアゲネスってどういうチームなんだろう。修斗に出ている洋樹がセコンドについていたが。試合はとにかく打撃のレベルが凄くて殴られる。ガードしてても殴られる。でもタフだから効かない様子。一回テイクダウンしたけど攻められず。鶴巻さんはやっぱりグラップリングかな。一発狙いの。

まぁ単調といえば単調な試合でした。


▼第2試合 バンタム級 3分3R
○根津優太(和術慧舟會東京本部)
TKO 3R1分48秒 ※上山が耳をカットしてドクターストップ
●上山知暁(U-FILE CAMP町田)

上山選手、幼い顔してるからあの元DEEP王者上山選手の弟かと思ったら、お兄さんだったのね。ちょっとびっくり。しかもプロボクサーだったとか。第一印象はとにかく体がでかい。60.6kgで計量したとはとても思えない。骨格だけなら十分2階級上ぐらいにみえるんだけど。そしてU-FILE系と軽く見ていたけどなかなかいい選手。根津選手の蹴りを全く恐れずに長いリーチでバンバンパンチを打つ。組むと大きい体格と長いリーチでバンバンテイクダウンを取る。でもパウンドもやや甘いし、極めもなさそう。寝技はそんなに練れてなさそう。まぁ総合デビューやら当たり前か。試合はいつの間に右耳の後ろ?をカットして負けてました。

根津選手相変わらず蹴りがきれいで鋭い。でも相手がでかくてプレッシャーいつもほどはかけられなかったか。今日は下になったりバック取られたりと後手の展開が多かったが、どの局面でもスタンドに逃げるだけでなく極めを狙って寝技ができることを見せてくれた。

スタンド打撃も寝技も2人の持ち味が違いつつもいろいろ動いた試合でおもしろかった。期待値以上の試合を見せられるとうれしい。

▼第3試合 バンタム級 5分3R
○徹肌イ郎(和術慧舟會岩手支部)
一本 2R4分6秒 ※アームロック
●藤原大地(パンクラス稲垣組/パンクラスバンタム級1位)

藤原選手は生で初めて見た。同門の前田選手ほど有名でないが、打撃もよく寝技もいい選手だと聞いていた。特に打撃がいいと聞いていたんだが、試合展開は最初から最後まで寝技。2人ともアグレッシブで似たような体格で、似たようなムーヴで、金網使って体勢入れ替えるところまで一緒で、動きまくり。藤原選手は身体能力も高そうで、オモや足関節をガンガン仕掛けていく。柔術系のようにしっかりパスして抑えていくって感じではなさそう。そんなこんなで仕掛けまくったが、最後は徹にアームロックを極められ絶叫タップ。噂の打撃は左ハイを当てただけ。当てたのはマジで凄いがそもそも今日はほとんど打撃を出さなかった。個人的には残念。試合後マイクアピールをする徹のマイクを奪って「2回戦は譲ります!」と潔く宣言。だけど、自身のblogでやっぱり出たいとコメント。なかなか正直モンでいいんじゃないでしょうか。

徹は超連戦を感じさせずに好試合を見せた。会場を沸かせた仕掛け合いの一戦だったけど、表情に余裕があったのは徹。ポジショニング的にもペースを握っていたのも徹。試合中も自信があったのでは。本人もマイクで2回戦出場をアピール。枠が残っているかよく知らないんだけど、十分資格はあるのでは。先週修斗での試合がイマイチ地味だったけど今回の試合で下がりかかった株をまた上げたか。

ところで藤原選手が辞退した場合、トイカツvs徹の同門対決になるんだろうか。これはこれで興味深い。似たもの同士が戦ってかなりもったいないが、ちょっと世代が違うも、お互い日本一レベルの実績を寝技において持つ二人。直接対決したらどうなるかやはり興味ある。同門だから実現は難しいと思っていたが、近くの慧舟會関係者の声を聞くと全然あえりえる模様。意外と慧舟會も大らかなのね。

▼第4試合 バンタム級 5分3R
○植松直哉(クロスポイント吉祥寺)
一本 1R2分26秒 ※ヒールホールド
●ジェームス・ドゥーラン(英国/ディンギー・ニンジャFT)

植松さん超久々に日本で総合参戦。セコンドには珍しく早川さん。そして試合はやっぱり植松さんだった。ローは鋭いが、ストレートの防御が甘い。今日も相変わらず鋭いローを蹴って、タックルからバックに回るけど攻めれず、ストレートを喰らいダウン気味に尻餅。その後の組み際も体格に押され下になるが、ヒール一閃!喜びを爆発させる植松さん。いやー相変わらず冷や冷やする。ストレートに弱い。あれだけ鬼のような形相で相手を圧倒することもあるのに劣勢になると一気にテンションまで下がるのが分かる。しかし厳しい場面を救ったのはやっぱり圧倒的な極めの強さ。全てが植松さんのいつもの試合。やっぱりそのスタイルから試合までルミナに似ている。あらためて試合を見ると植松さんはグラップラーの方がやっぱり向いているのかなぁ。総合だと打撃があるから得意の柔道系投げが半減してしまうのか。

ドゥーラン悪くない試合。でも寝技はそんなにできる感じしなかった。

▼第5試合 ライト級 5分3R
○児山佳宏(パラエストラ松戸)
判定3−0
●美木 航(和術慧舟會RJW)

いつもの児山選手の試合。全く予想できた試合展開。児山選手が最後までタックルでテイクダウンしまくってパウンド落として、ハーフになってマウントになって逃げられて、またタックルでテイクダウンして。そんな3R。とにかくあれだけのレスリング力があるから強い。間違いない。あとは極めだけ。美木選手レベルに一本取れると全く評価が変わるんだけど。

美木選手もいつもの試合。打撃のカウンター狙い。得意の左ヒザもタックルに合わせて一発当てたが、それだけ。あとはずっとポジションを戻すのに精一杯だった。もうちょっと自分から試合を作れないと上にいけないかもしれない。

▼第6試合 CAGE FORCEバンタム級王座決定トーナメント1回戦 5分3R
○中原太陽(和術慧舟會GODS)
TKO 2R終了時 ※RYOTAが左目負傷のためドクターストップ
●RYOTA(キングダム・エルガイツ)

太陽が上を取り、ガツガツパンチとヒジを落とした。RYOTAはクロスガードで固まるばかり。そのまま試合が終わるかと思ったら、変に試合が動く。スタンドでややRYOTAが優勢になった場面もあったが、太陽が2回ローブローでかなり中断。RYOTAちょっと集中力が切れたか気持ちが弱くなっている感じ。RYOTAが上を取る場面もあったがそこで太陽の蹴り上げが顔面を直撃。グラウンドかな?って感じの微妙な場面で。それでRYOTAが視力低下ということでドクターストップ。太陽の反則がいけなかったのかも良くわからないが、太陽が勝ったとのこと。ここらへんはマジでよく分からない。まぁルールとの整合性をつけてもらえれば。太陽もエグイヒジ以外はいい試合をしたわけではないが、RYOTAに僕は魅力を感じなかった。ガードに戻す動きは鮮やかだけど他は特に…。

▼セミファイナル(第7試合) CAGE FORCEバンタム級王座決定トーナメント1回戦 5分3R
○大石真丈(K’s ファクトリー)
TKO 2R3分13秒 ※バックからのパウンド
●ポール・マックベイ(英国/ディンギー・ニンジャFT/ケージ・ウォリアーズ推薦)

大石さんいつの間にもう39歳!凄すぎ。それでこのレベルのトーナメントに出場。そしてこの日の試合。凄すぎる。ちなみに試合中は大沢、門脇を中心とした慧舟會勢がずっと「大石コール」で応援。親しい模様。

マックベイ強かった。さすが英国王者。パンチ鋭い、ヒザ巧い。特に右のフックとアッパーは試合を終わらす予感十分で大石さんの腰を落とした。タックルされてもギロチンで切り返すし、テイクダウンされても下から腕十字仕掛け大石さんの腕を伸ばしやがった。いやー相当いい選手。ケージフォースはいい選手ホント集める。でも大石さんはその猛攻を耐え、常にジャブやヒザやタックルで攻め続け、やや勢いの落ちたマックベイのバックについて粘るマックベイの身体を完全に伸ばしてバックマウントで殴りまくってTKOに。

いやーマックベイも凄くよかったし、凌ぎつつ完勝した大石さんも素晴らしかった。この日のベストバウトかな。

▼メインイベント(第8試合) CAGE FORCEライト級王座決定戦 5分3R
○廣田瑞人(ガッツマン修斗道場/修斗世界ウェルター級8位)
TKO 1R1分0秒 ※パウンド
●鹿又智成(パラエストラ八王子)

廣田が強かった。そうとしかいいようがない。鹿又相手にあんな勝ち方できるんだから。
スタンドのパンチで鹿又選手は効かされていたらしい。タックルも完璧に切られ、怒涛のパウンド葬。中途半端なオープンガードで殴られるのをみて、鹿又選手の対応力、戦略に疑問を感じていたが、効かされていたのならしょうがない…。
とにかく廣田選手のスタンドパンチの巧さ、強さ、パウンドの巧さ、強さに脱帽するしかない。

さてそんな廣田選手。一番見たいのは朴選手との試合かな。もちろんウマハノフとの試合も見たい。修斗で言えば、遠藤選手かな。児山選手との試合は前回と同じ展開になりそうであんまり興味ない。

鹿又選手残念。もっといい試合になると思ったんだけど。やっぱりどうしてもスタンド打撃が穴ってことになってしまうんだろうか。掣圏道で練習しているそうだが、まだ未完か。

欠場者が多かったり、裁定で揉めてるみたいだけど、トーナメントもトーナメント以外の試合も最近のCFはおもしろいです。



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2008年04月03日

4/5ケージフォースを語る

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修斗後楽園大会が終わったらと思ったらもう今週末はCFだ。

今回のCFも素晴らしいカードがズラッと揃っていた。   が!

水垣選手が欠場し、モウラが欠場し、星野選手が欠場し、トイカツが欠場。こりゃ酷い。
正に目玉選手がことごとく欠場。呪われている。

しかしまだかなりいいカードが揃っているっていうのが凄い。

メインの鹿又VS廣田は抜群にいいカードだし、バンタム級トーナメントでも大石さんや太陽の試合がある。
それ以外にも植松さんのCF初出場しかもバンタム級で。
あと美木VS児山もかなりいいカード。蹴りのきれいな根津選手も出る。

そしてそしてトイカツの代役として金曜日に後楽園ホールで勝利を収めたばかりの徹がパンクラスバンタム級1位の藤原選手と戦う!正にトイカツの穴を埋めてあまりある強行出場。金曜日のダメージがやや心配されるが、まぁほとんどダメージがなかったということなんだろう。それにしても減量を含めたコンディション作りはかなり大変だと思うんだが。

そんなわけで見所多い。4選手の欠場がなければどれだけいい大会になったのかと思うと残念だが、十分面白い大会になりそう。

鹿又VS廣田だけ展開を予想してみると…。
当然中間距離のパンチ打ち合いは廣田のもの。正確性と技術とスピードが違う。まず廣田が打ち勝つだろう。ただ鹿又もかなりキャリアを積んできている。やすやすと相手の土俵で戦うことはしないだろう。ウマハノフと戦ったときと同じように、ローとパンチで自分の距離を掴んでいくだろう。ポイントは組み際。当然鹿又はグラウンドにもっていきたいが、廣田も相当腰が強い。逆に廣田が得意のサバ折りを決めるかも知れない。もちろん鹿又が簡単に倒されるとも思わないが。倒したらパウンドが巧いのは廣田。でも鹿又はディフェンスも巧いし、純粋な寝技は当然鹿又のはず。期待しているのは鹿又独特のバックをとる技術。これはよくスタンドでも発揮される。このバック取りが出れば鹿又ペースになるし、組み付くのが精一杯だったら廣田ペースになると思う。さてどうなることやら。

あと格通の鹿又インタビュー。師匠のGOZOさんが絶賛しているようにいいインタビューでしたね。



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2008年04月01日

3/28修斗後楽園大会観戦記【第5試合〜メイン】

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【第5試合】ライト級 5分3R
○日沖 発(JPN/ALIVE)65.0kg
TKO 1R 4'51"
×バレット・ヨシダ(USA/SDアンディステューピッドジム)63.9kg
※グラウンドパンチによるレフェリーストップ

日沖の強烈なローでバレット体勢崩れる。バレットのタックルは日沖が切る。日沖組んで得意のサバ折りテイクダウン、そのままマウント!マウントパンチをガツガツ落とし、バレットの誘いとも思える伸ばした腕を取って腕十字に!バレットぐんぐん回転してなんとかポイントずらす。バレットが上になるが、日沖はそのままオモで上を取る。そしてまたマウントになりパウンド連打でレフリーストップ!

いやー強い!圧倒的強さ。やっぱ凄い。特に組んでからのあの体格とあの技術。やっぱりこの選手は寝技の選手だ。全く何をくすぶっていたんだ。早くタイトルマッチまで駆け上がって欲しい。ワッキーとの相性を考えるとあと2戦で王者になる可能性だってある。逆に苦戦するのは今後も打撃系なんだろうな。

ちょっとだけ気になったのは日沖の人気。あれだけの勝ち方したんだからもっと会場盛り上がっていいんじゃないの。ちょっと寂しい声援だった。これだけ修斗暦長いのに。もっともっと東京のリングに上がり続けるしかないかな。

バレットは腕十字のエスケープ以外はあまりいいとこ見せられず。ただ最後までタップしないのはさすが大和魂!試合後エンセンと抱き合う姿が印象的だった。気になったのは体格。全選手入場時でも岡嵜選手より小さかったし、日沖とは2回り違った。適正階級ではないような。

ところでこの試合直後に5月大会に出るルミナがリング上で「日沖と試合をしたい」と宣言。これは凄い発言。会場はさほど盛り上がっていないけど、凄いカードだ。ルミナも控え室で鈴木社長に直訴した模様。日沖も受けるしかないでしょ。ただ、リーチ差を考えるとなかなかルミナがパンチを当てるの難しくて、グラウンドでもポジショニングだけでいえばかなり日沖のほうが上。そう考えるとルミナが勝つとしたら序盤の爆発力と足関節しか考えられないんだけど…。


セミ【第6試合】世界フェザー級チャンピオンシップ 王座決定戦 5分3R
○上田 将勝(JPN/パラエストラ東京)60.0kg
判定 3-0
×岡嵜 康悦(JPN/総合格闘技道場コブラ会)60.0kg
※[メイン]鈴木利治 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)
 [サブ]菅野浩之 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)
     横山忠志 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)
※※上田が王座獲得。第5代世界フェザー級チャンピオンに。

上田が片足タックルでテイクダウン。中腰から強いパンチ落とす。岡嵜立つもまた上田がタックル。2R劣勢を感じたか岡嵜が前に出て強烈なストレート。バックステップ中の上田に当たり、上田腰を落とすもスリップと判定されてダウンにならず。また上田がタックルでテイクダウン。岡嵜立つもまたタックルでテイクダウンされパンチ落とされる。3Rも上田がタックル。岡嵜立つも上田が豪快な腰投げでテイクダウン。サイドで固めてパンチ。アームロック狙いは防御される。四の字で首を固めてパンチを落とす。

そんなわけで3R通じて上田さんが常にイニシアチブを握り続けて勝利。リング上でインタビューを受け「一生懸命頑張るチャンピオンになりたい」という名セリフを残した上田さん。あまりの上田さんらしい実直な発言に会場から笑いが。上田さんのキャラも随分観客に浸透してきたかな(^-^;)。インタビュー後はパレの仲間が胴上げ。

強い。強い。巧い。見事な勝利だった。とうとうアマプロ無敗で修斗の頂点に。おめでとう!上田さん!
上田さんはレスリングであれだけ実績がありながら、普通に白帯を巻いて(現青帯)、色帯に極められまくって柔術を練習してきた。いまも随分極められる。打撃もランバー先生に凹られながら地道に練習してきた。僕は上田さんの一部しか知らないが、本当にまっすぐ格闘技と修斗に向き合って生きてきた結果がこの修斗世界王者だったんだと思う。本当に上田さんは修斗の世界王者にふさわしい選手だと思う。

上田さんは今回相当な追い込みと減量をしてきたので、本当に今回でやめる気もあったらしい。ただベルトを手にしてモチベーションがあがり、今後は修斗王者として一本勝ちを目指し、また他のフェザー級選手のために積極的に防衛戦をこなしていきたいとのこと。もっともっと素晴らしい修斗王者になるのを期待したい。

防衛戦の相手を考えてみたが…。松根君はまだ怪我だろうし…、ロウロ?リマ?ダンタス?大沢選手はWEC行っちゃってるし、水垣選手もケージフォース行っちゃってるし。これって相手がいない?参ったね。でもここまでの安定した強さを見せ続けられると、誰が相手でもそうそう負けると思えない。

岡嵜選手も鋭い打撃でかなり強烈なプレッシャーをかけたが、上田さんのタックルに最後まで苦しめられた。完敗という見方もあるが、ちょっと相性が悪かったのもあると思う。

メイン【第7試合】世界ライト級チャンピオンシップ 5分3R
×田村 彰敏(JPN/総合格闘技津田沼道場/王者)64.8kg
判定 0-2
○門脇 英基(JPN/和術慧舟會東京本部/挑戦者)64.8kg
※[メイン]鈴木利治 28-29(1R 10-9/2R 9-10/3R 9-10)
 [サブ]菅野浩之 29-30(1R 10-10/2R 10-10/3R 9-10)
     横山忠志 30-30(1R 10-10/2R 10-10/3R 10-10)
※※門脇が王座獲得。第7代世界ライト級チャンピオンに。

セミも決して派手な試合ではなかったが、メインはもっと地味な試合に。
スタンドはワッキーのパンチが押す。田村はミドルを連打。ワッキーは距離を取ってよける。そしてワッキー、田村のミドルを喰らいながら蹴り足とってテイクダウン。田村は足を上げていき、ラバーガードで固めてからコツコツパンチを当てる。ワッキーはラバーで固められながらも相手の臀部に膝蹴りを連打する。基本的にこの展開が3R最後まで何度も繰り返された。途中田村がテイクダウンしたところワッキーが前戦と同じくフックガードからのタックルで切りかえしたり、ワッキーがなんとか上体起こしてパウンド数発打ったりもしたが、基本的にはずっと上記攻防が繰り返された。

僅差で微妙な判定となったわけだが、個人的には2-0に納得。僕がつけるとしたら29-30(1R 10-10/2R 10-10/3R 9-10)という判定かな。
基本的には2人ともダメージがほとんどなく、どちらかが優勢というわけでもなかったが、スタンドパンチとタックルで試合を動かし続けたワッキーに3Rだけ差をつけるといった感じか。

地味な試合だったが、会場は大ワッキーコールが沸き起こり盛り上がっていた。慧舟會勢以外からもかなり声援があったのではないか。当然インタビュー後はリング上で胴上げ。ワッキーは意外と冷静な表情。ルミナ戦後の方が喜んでいたかな。

田村くん、今回は作戦ミスか。結果論だが。見事なラバーガードには驚いたが、ラバーはあそこから極めに移行するか、一方的に殴るでもしないと膠着誘発とみなされてもおかしくない。決してアグレッシブな戦い方とはいえなかった。田村くんはラバーにしなくても十分足が効くし、腕十字も巧いし、もうちょっと下になったときに展開があったのではないか。自分から引き込んだシーンもあったし、もうちょっと上から攻める動きが見たかったが。ウィッキー、天慶、リオンにも上から攻めての勝利だっただけに残念だった。寝技師ワッキーが相手だと相性が悪かったか。

ワッキー戴冠は僕もうれしい。田村君も相当な苦労人だったが、ワッキーも本当に苦労人。KIDに病院送りにされ、勝田選手に負け、植松さんとペケーニョに絞め落とされ、日沖選手に下から極められ、ウィッキーの身体能力に圧倒された戦いを経て、とうとう修斗の頂点に。ワッキーのように独特なキャラを持ち、叩き上げの技術で登りつめた選手が世界王者になって僕はうれしい。

ただ今後はワッキーいばらの道かも。リオンもカルバーリョ(金網出張中)もトップコンテンダーとして待っているし、その下にはクァーチ、そして因縁の日沖選手がいる。誰とやっても大変そうだ。ファンとしてはそれだけ楽しみな試合が待っているともいえるが。


そんなわけで新しい世界王者が一気に2人も誕生したなかなか熱い大会でした。やっぱりタイトルマッチはいいですね。選手も観客も気合が入ります。やっぱり王者は試合をしないとダメです。5月のJCB大会もまだまだいいカードが決まる気配があり。地味ながら今年の修斗は面白いと思います。

※浦田コミッショナーはご本人も希望しているようにそろそろ勇退された方がいいですよね。聞いてて冷や冷やします(^-^;)。



usiwotaose at 22:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!修斗