2008年07月

2008年07月31日

内藤と坂田と清水と久高について そして亀田…

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仕事から帰ってきて坂田vs久高の7Rぐらいから見た。もちろん引き続き内藤vs清水も。

見たって言ってもキッチリ採点してたわけでなく。特に坂田vs久高はメシ食ったり、家片付けたりしてたり。そんな程度だけど感想を。

久高顔つきがいい。踏み込んでのアッパーや鋭いストレート、終盤のラッシュが良かった。デトロイトスタイルもかっこよかった。でもターミネーターと称される坂田のスタミナとラッシュを捌ききれず。
大きいダメージを受けてはいないだろうが、大差の差がつく判定もやむなしかな。今の12Rポイント振り分けるボクシングだと坂田は相当強いんじゃないかな。あと坂田の右目上の傷。深くなさそうだけど、幅広すぎ。総合だったら止めてそう。あれをアップで見るのはきつい。

内藤vs清水はおもしろかった。
ちなみに清水は以前日本王者になる前に、後楽園ホールで見ている。趣味でボクシングしている先輩が金子ジムに通っているのだ。そのときの清水の印象はかわいい顔したアマエリート。きれいなボクシングをするちょっと強い選手って感じ。まさかその後日本王者になって2回も世界挑戦をするまでのし上がるとは思ってなかった。だから今回も内藤が相当有利だと思ってたんだけど。

序盤から内藤がトリッキーに攻め立てるが、清水がきれいに足を使う。内藤の変則フックに引っかからずに正面からストレートを当て内藤を焦らせてた。でも中盤から内藤がペースをあげて、正面からパンチをほとんどもらわなくなった。逆にフックを単発ながら当てていき、自分のペースに引きずり込んでいった。そして10Rの見事なカウンターフック。そして的確なラッシュ。
右手を掲げる内藤も、マットにグローブを叩きつけて悔しがる清水も、コーナーに登り絶叫する内藤も、ダメージを受けながらなんとか立ち上がろうとする清水もかっこよかった。久々に凄いいい試合だったんじゃないかな。お互いにキャラも立ってたし、スタイルも違うし、互角の展開だし凄く視聴者もおもしろかったのでは。

そんな感じで僕は見たんだけど、結果的に違和感凄く感じたのは、実況とジャッジ。清水がイケメンなのは分かるが、内藤はバリバリのベビーフェイスのはず。なのに妙に清水の攻勢を強調した実況に感じられた。内藤のパンチに対してはなぜ反応が薄いんだ。
そしてジャッジ。正直細かく見てないので語る資格がないのは重々承知だが、中盤以降はほぼ内藤ペースに見えた。清水のペースも落ちてたし、内藤のクリーンヒットは間違いなく増えてたと思う。なのになのに4Rまでの採点よりもより一層清水に判定が傾いていたのはどうだろう。腑に落ちない。
ただネットの掲示板を見ると、僕と同意見の人も多数いるし、清水優勢が妥当だという人も複数いる。意見が思い切り分かれている。相変わらずボクシングのジャッジは難しいねぇ。でも僕は内藤がポイントとってないとおかしいと思うんだけどなぁ。

最後に亀田興毅について。会場でも凄いブーイングだったらしいし、ネットでも酷い罵倒のされ方だ。僕は以前から若干亀田興毅(&和毅)贔屓のため、ちょっとかわいそうに感じてしまう。TBSや史郎や大毅の悪行は確かに酷かったけど、それを乗り越えつつ、けなげに世間と戦っている興毅ぐらいはもうちょっと認めてあげてもいいんじゃない。最悪な亀田一家って括りはもうしなくていいんじゃないかな。今回だってどう考えてもどっかの大人の入れ知恵でしょ。僕はああいうアピールはありだと思う。ボクシングが視聴率を取り、ファイトマネーを上げるためには必要なことだとすら思う。例えば坂田があのリングに上がったっていいはず。

ただ…。あのタイミングはダメだね。劇的な勝ち方をした直後の内藤がまだまだその余韻に浸りながらインタビューを受けてたのに。TBSの放送時間の都合があったとしてもあのタイミングはダメだ。偉大なる王者内藤に失礼だった。



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2008年07月27日

7/18修斗後楽園大会観戦記【前半戦】

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観にいきました〜。頑張って速攻で仕事場を抜け出し。
ルミナが嘆いている通り、お客の入りはイマイチ。最終的にも7割ぐらいかな。
面白かったんだけど。やっぱりタイトルマッチが2つあっても、世間に届く試合がないからね。どうしょうもないのかな。

【第1試合】ウェルター級 5分2R[2008年度新人王決定トーナメント2回戦]
○臼田 育男(JPN/木口道場)69.8kg
S 2R 3'41"
×近野 淳平(JPN/ロデオスタイル)70.0kg
※スリーパーホールド
※※[メイン]若林太郎 1R 9-10
  [サブ]鈴木利治 1R 9-10
      菅野浩之 1R 10-10
※※※臼田が準決勝進出

臼田選手凄まじい体。なんだありゃ。レスラーってどうしてああなんだ。見た目だけなら全盛期のルミナもKIDも超えているか。僕の中でのNO.1背中を持つ、笹本選手の背中をも超えたかと思う身体。でもそのせいか、パンチが凄く出しにくそう。打撃もまだまだ不慣れなようで踏み込んだところをアゴにパンチをもらいダウン。でもタックルは確実に倒し、しっかりポジションも奪っていき、最後はスリーパー。なんといってもフィジカルがハンパじゃないけど、組み技、寝技はかなりのレベルにあるのでは。まだまだ打撃は危なっかしいし、スピードもイマイチ。でもポテンシャルは超楽しみなのでは。ちなみに顔はグラップラー刃牙のような風貌でした。

近野選手も試合慣れしていて、パンチが巧かったけど、タックルは全く切れなかった。寝技もかなりあがいたが、悪いポジションから逃れられなかった。相手が悪かった。

【第2試合】ライト級 5分2R[2008年度新人王決定トーナメント2回戦]
○直撃 我聞(JPN/PUREBRED大宮)64.2kg
判定 2-0
×土屋 大喜(JPN/roots)64.9kg
※[メイン]若林太郎 19-19(1R 10-9/2R 9-10)
 [サブ]鈴木利治 20-19(1R 10-10/2R 10-9)
     横山忠志 20-19(1R 10-10/2R 10-9)
※※直撃が準決勝進出

かみ合ったかかみ合わなかったか。お互いいいパンチを出して、テイクダウンも狙ったが決定的な場面は無し。2Rややパンチを多くヒットさせた直撃が勝利。
直撃、さすがレスリングやってただけあって腰が強い。またM16効果か打撃も良くなっていた。
土屋相変わらず、飛び込んでのパンチとか強引な反り投げ等持ち味を見せたが、ガードが固く、腰の強い直撃を攻略しきれず。好きなスタイルなんだけど、早くも2戦目で敗戦。ライト級レベル高いね。

【第3試合】フェザー級 5分2R[2008年度新人王決定トーナメント2回戦]
×根津 優太(JPN/和術慧舟會東京本部)59.8kg
S 1R 3'42"
○越智 晴雄(JPN/パラエストラ愛媛)59.0kg
※スリーパーホールド
※※越智が準決勝進出

根津選手がバッチンバッチンに蹴りまくる。ミドルもハイもローも。凄い蹴りの切れ味。越智くんの右腕は真っ赤に。リーチで劣る越智くんは右のフックを踏み込みつつ振るうも、カウンターの左フックを被弾。グラついて鼻血を出す。根津選手の猛攻が続いていたが、越智くんがなんとか狙った右フックがヒット。根津選手がバランス崩したところをスタンドでネックロックに。そのままバックに回ればスリーパーって感じだったが、越智くんはなんとそのままブルドッキング・ヘッドロックのように前方に腰を落として、強引に絞め上げてタップ奪っちゃった。ありえない技と逆転勝ちに会場も大盛り上がり。
越智くん凄い。極真選手らしい常識を超越した戦い方。極真魂で減量してないらしい。確かに今回もリミット余裕ありすぎ。うーん常識外。バッチバチにやられても折れない心も凄いし、踏み込んでの右も凄い。そして見たこともないような裸腰絞めでの一本。デビュー戦でも度肝を抜かれたが、またやられた。いつの間にか大注目の選手になってるぞ。次戦は超寝技の巧い塾長が相手。もったいないいいカードだ。
根津選手強かったけどなぁ。もったいない。また早く見たいね。

【第4試合】62kg契約 5分2R
○細井 鷹飛呂(JPN/パラエストラ松戸)61.4kg
S 2R 1'31"
×マイク・ハヤカワ(JPN/シューティングジム大阪)61.4kg
※三角絞め
※※[メイン]鈴木利治 1R 10-10
  [サブ]菅野浩之 1R 9-10
      横山忠志 1R 10-10

マイクが1Rはガッチリテイクダウンしてパウンド落とす展開。細井も下から鉄槌返す。2Rになると細井の得意のコンパクトなフックが連打でマイクのアゴを打ち抜く。効きながらもマイクはタックルでテイクダウンするも細井が得意の三角でガッチリ極めて勝負あり。

細井選手いつもどおり勝利の熱いパフォーマンス。きっと普段はおとなしい人なんだろうな。やっぱりあのフックと三角は見事。
マイクは急遽出場しただけでも立派だ。

【第5試合】ミドル級5分2ラウンド
○山崎 昭博(JPN/SUBMIT静岡) 76.0kg
判定 2-0
×平山 尚樹(JPN/アカデミア・アーザ水道橋)75.7kg
※[メイン]若林太郎 19-19(1R 9-10/2R 10-9)
 [サブ]鈴木利治 20-18(1R 10-9/2R 10-9)
     横山忠志 20-19(1R 10-10/2R 10-9)

平山テイクダウンも山崎得意の回転体で足関合戦に持ち込む。そしてよく分からん足のかけ方でお互い足関仕掛け、リングをゴロンゴロンと転がりまくる。山崎が三角仕掛けると、平山リフト。しかし山崎は半身になり、腕を着いて見事に着地。ちゃんとリフト対策ができているところが立派。その後も平山がテイクダウン、山崎が三角。最後はお互いギロチンを仕掛ける展開。

僅差で山崎勝利。僕もペースを握っていたって感じで山崎評価かな。山崎選手いいな。とにかくよく動く。あれだけ下からの極め極めスタイルで勝てているってだけで立派。修斗ミドル級はイマイチ光の当たらない舞台なんで、クラスAのトーナメントとかやって盛り上げて欲しいんだけど。

平山選手、デビュー戦より髪の毛がずいぶん伸びていて誰だが分からなかった。とにかくパワーとベースは凄い。あとは押し切る武器があればもっといい勝ち方できるのでは。



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2008年07月23日

7/21DREAM5地上波観戦雑感

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PRIDEやUFCやAfflictionとかと比べると小粒な団体になっちゃったけど、ライト級の素晴らしい試合の数々のおかげで地上波観戦だけどかなり楽しめました。

▼第1試合 5分2R特別ルール
○中村大介(U-FILE CAMP)
一本 1R3分41秒 ※腕ひしぎ十字固め
●アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チームオロゴン)

こんな試合が組まれるのが地上波の弊害。試合はコメントしようがない。中村の跳び十字は相変わらずきれいだ。

▼第2試合 ライト級GP 準決勝
○青木真也(パラエストラ東京)
判定 3−0
●宇野 薫(和術慧舟會東京本部)

いやー、心が震えた。基本的には青木くんが攻めて攻めて宇野くんが守って守った試合だったけど、ゾクゾクした。本当におもしろかった。
宇野くんのいままで見せたことのない入場での覚悟の顔と涙。それだけでもちょっと心が揺れたが、やっぱり一番驚いたのはヒールの切り返しと、三角と腕十字からの脱出。もう凄いとしか言いようがない。守山イズムここに極まれりだ。途中途中入れる上から下からのいやらしいパウンドや鉄槌も宇野くんらしかった。負けはしたが存分に持ち味は見せてくれた。
青木くんは期待通りの強さ。あのテイクダウン。あのスタンドの防御勘。あの足の組み方。そしてあの完璧なまでの三角への入り方。圧倒できたかどうかは意見が分かれるかもしれないが、ペースを握らせなかったのは間違いない。

もう一試合の準決勝のようにもの凄くスイングした試合というわけではないが、2人の気持ちがビシビシ感じられてある意味期待以上の試合だった。このカードならもう一度、見たいかなとも思った。

▼第3試合 ライト級GP 準決勝
○エディ・アルバレス(アメリカ/エリートXC/ファイト・ファクトリー)
TKO 1R7分35秒 ※レフェリーストップ
●川尻達也(日本/T-BLOOD)

これも凄すぎる。本当に凄すぎる。誰もが凄い試合になると予想したが、予想通りというか予想以上というか本当に期待したとおりのガチガチの殴りあい、グラつきグラつかせ倒し倒され、寝技の攻防もたっぷりと唸らせ、本当にこの試合でもうお腹いっぱいだった。勝ったアルバレスはもちろん、負けた川尻もその豪腕と気持ちの強さを再認識してもらい間違いなく評価が上がっただろう。
それにしても川尻惜しかった。マウント取ったときはその安定感を知っているだけに、勝ちは動かないと思ったが…。あぁ本当に残念。本当のトップに登りつめる機会だったのに。
アルバレスも凄い、あれだけフラフラになってあれだけ的確で強いロングフックとアッパーを打てるなんて。本当にいい選手だ。憎たらしいぐらいに。

▼第4試合 ライト級GP リザーブマッチ
○ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
一本 1R2分33秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ブラックマンバ(インド/レボリューション・ファイトチーム)

これが放送されるとはマニアはみんな「ラッキー!」思っただろう。その後の伏線とは誰も知らなかったが…。
マンバの一発を感じさせるオーラは凄い。この貴重なキャラはずっと育てていって欲しい。
須藤元気の解説は以前から個人的に好き。「2人ともキャラチャートがあったら5ですね!!」ってコメントが今回はヒット。
それにしてもハンセンの寝技すげーな。あの極めっぷり。

▼第5試合 フェザー級ワンマッチ
○ジョセフ・べナビデス(アメリカ/アルティメット・フィットネスジム)
一本 1R8分57秒 ※前方裸絞め
●KODO(日本/シューティングジム神戸)

見たかったなぁ。KODOの勇姿。このタイミングで出ただけでも偉い。そんなKODOを極めたベナビデスも見たかった。ところでフロントスリーパーは前方裸絞めっていうの?初めて知った。まぁチョークともスリーパーとも断定していないのはこれはこれで正しいのかも。

▼第6試合 ウェルター級ワンマッチ
○弘中邦佳(日本/アカデミアAz)
TKO 1R8分57秒 ※ドクターストップ
●宮澤元樹(日本/和術慧舟會東京本部)

弘中選手、大舞台で実力を披露。伊達にUFCで揉まれていない。でも地上波なかった。DREAMのウェルター級は微妙だな。いまいちキャラが揃わない。

▼第7試合 フェザー級ワンマッチ
○所 英男(日本/Team ZST)
判定 3−0
●山崎 剛(日本/GRABAKA)

所強かった。打撃で圧倒。テイクダウンされるもポジション取られそうなところや極められそうなところは全くといっていいほどなかった。さすが宇野くんと渡り合った男だ。最近の所は巧さに力強さが備わってきてかなり強さも感じるようになった。大舞台で体格が上の選手と張り合ってきただけある。山ちゃんは全てにおいてスピード負けしてたなぁ。このレベルだときついのかな。

▼第8試合 ミドル級ワンマッチ
○秋山成勲(日本/フリー)
一本 1R6分34秒 ※袖車絞め
●柴田勝頼(日本/ARMS)

知ってたけど、あらためて聴くと秋山の歌は上手い。上手すぎる。The King of Pop's ことMichael Jacksonの100分の1くらいの歌唱力はある。

試合は予想以上に柴田が善戦したからおもしろかった。柴田は誰と戦ってもほとんどスタンドで打ち負けてない。今回も秋山相手にあの戦いぶり。パンチをヒットさせたのは柴田の方だった。そしていつもどおりグラウンドでは相変わらずの進歩の無さ。見事な散りっぷり。現在は噛ませ犬的な存在だが、レスリングと寝技を鍛えなおせば、そこそこの選手にはなれるんじゃないかと思うのは期待しすぎか。
ところでもう道着はいいんじゃない。吉田といい、秋山といい、道着の寝技知らない相手に袖車で勝つのはもう見飽きた。

▼セミファイナル ヘビー級ワンマッチ
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
一本 1R ※V1アームロック
●マーク・ハント(ニュージーランド/オセアニア スーパーファイタージム)

ハントは総合向いていると思うけど、まだまだ練習が足りないみたい。まぁアリスターも強いからしょうがないけど。こうやって見ると寝技って大事なんだなぁ。戦闘民族サモア人を参ったさせることができるんだから。

▼メインイベント ライト級GP決勝
○ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
TKO 1R4分19秒 ※レフェリーストップ
●青木真也(パラエストラ東京)
※ハンセンがGP優勝、初代ライト級王者に就く。

それにしてもまさかリザーバーが本当に必要になるとは思わなかった。川尻vsアルバレスはどちらも無傷で決勝に進めないとは思っていたが、まさか本当に2人とも決勝に進めなくなるとは思わなかった。

そんなわけで青木くん対ヨアキムの再戦となり、僕を含めた多くの総合ファンが相性や実績からいって青木くんの勝利を想像していたわけだが、まさかまさかのエンディング。試合は青木くんペースで進んでいたと思ったが、あの素晴らしい宇野戦で身体も心もピークを過ぎていた模様。ヨアキムも一度は完膚なきまでやられた青木くんの寝技をしっかりと対策どおりに凌いで、そしてそして忘れていた強烈無比なパウンド!パウンド避けることには自信を持っている青木くんの意識を飛ばしての大大どんでん返しの優勝。ノルウェーの総合ファンがもし、中継を見ていたのなら狂喜乱舞の結末でした。
青木くんにはかわいそうな結末だけど、このトーナメントで圧倒的な強さを印象付けた青木くんが結局頂点にたどり着けなかったというのもストーリー的には興味深いものになったと思う。

そしてヨアキム。凄いなぁ。ルックスも素晴らしいけど、強烈なスタンドのパンチ、ヒザ、豪快な投げ、長いリーチからの重いパウンド、下からのパウンドと切れを増した寝技と極め。パラメーターで言えば、パンチもキックも投げも寝技もスタミナも経験も全て4.5って感じのパーフェクトな選手だ。もちろん今後、BJ、シャオリン、五味、JZ、川尻、アルバレス、青木、宇野の誰と戦っても負ける可能性はあると思う。でもBJ以外の誰とやっても勝つかもしれないし、まちがいなく好試合を見せてくれるだろう。ヨアキム万歳。

今回はライト級の5人に尽きる。心が震えたり沸き立つような本当に素晴らしい試合ばかり。やはりDREAMライト級の面子は凄い。願わくばシャオリン等の海外の強豪がもっと参戦することを期待。日本では天突や廣田あたりが殴りこみをかけることを期待したい。



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2008年07月19日

BJは偉大なメインイベンター

35397c76.jpg11試合は長かったけど、いい試合も多く思ったほど退屈しなかった。
今日の大会といえば。
越智くんのありえない裸腰絞めでの逆転勝ち。扇久保のありえないグラウンドショートフック。
そしてそしてBJの見事な見事な大逆転ギロチン。気持ちが強い!王者にふさわしい戦いぶりだった。


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2008年07月15日

7/18修斗後楽園大会見所

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平日なのに11試合。多い〜。でも金曜日なのでいいや。でも18:00キッチリに始まりそう。

【第1試合】ウェルター級 5分2R[2008年度新人王決定トーナメント2回戦]
近野 淳平(JPN/ロデオスタイル)
versus
臼田 育男(JPN/木口道場)

近野選手知らない。2007年 北海道選手権 ミドル級 準優勝とのこと。
臼田選手はかなりアマ時代から有名人。木口道場のHPからプロフィールを抜粋すると。
格闘技歴 : 北佐久農業レスリング部〜拓殖大学レスリング部〜木口道場

戦   績 : レスリング全日本大学グレコ選手権66kg級 優勝(2002年)
         レスリング全日本学生選手権66kg級 優勝(2002年)
         レスリング世界学生選手権66kg級 3位(2002年)
         コンバットレスリング全日本オープン選手権73kg級 優勝(2006年)
いやー凄いね。何もいいません。極めもあるみたいだし。プロルールだとパウンド型になってるかも。期待です。

【第2試合】ライト級 5分2R[2008年度新人王決定トーナメント2回戦]
直撃 我聞(JPN/PUREBRED大宮)
versus
土屋 大喜(JPN/roots)

なかなかいいカード。直撃選手はレスリングベース。組みもパウンドも強い。谷口選手のパンチに前戦でやられたが、現在はランバー先生の元で打撃修行中。総合力を上げているか。
土屋選手は注目。デビュー戦は爆発的な飛び込むような打撃と躍動感ありまくりの寝技で劇的な勝利。実力者の直撃選手を相手にしてもまた会場を圧倒するような動きを師匠ルミナのようにみせられるか。

【第3試合】フェザー級 5分2R[2008年度新人王決定トーナメント2回戦]
根津 優太(JPN/和術慧舟會東京本部)
versus
越智 晴雄(JPN/パラエストラ愛媛)

これもいい試合。慧舟會だから寝技はもちろん、キレキレのキックが目立つ根津選手。今回もしなやかで鋭いミドルやハイで蹴りまくるか。
対するはパレの越智くん。越智くんも打撃が得意。極真空手出身。パンチが重くて鋭い。パンチの打ち合いは望むところか。そしてデビュー戦で相手を失神させた裏投げも見逃せない。あの馬鹿力にも注目。

【第4試合】62kg契約 5分2R
細井 鷹飛呂(JPN/パラエストラ松戸)
versus
マイク・ハヤカワ(JPN/シューティングジム大阪)

細井選手なかなか積極的に試合を重ねている。積極的な打撃も強烈な投げもテクニカルな寝技もある。戦績もなかなか。強豪には敗北も中堅にはほとんど勝っている。
マイクは同門松本の欠場を受けて急遽出場。偉い。そのため62kgなわけか。デビュー3連敗だが、その後3戦は負けなし。やっと本領発揮してきたという感じ。マイクもバランスがいい選手。


【第5試合】ミドル級5分2ラウンド
山崎 昭博(JPN/SUBMIT静岡)
versus
平山 尚樹(JPN/アカデミア・アーザ水道橋)

山崎選手はミドル期待の星。昨年の新人王だし、あの吉田善行にしか負けていない。試合もおもしろい。打撃も鋭いし、上でも下でも極めが強くて積極的で素晴らしい。こういういい選手を中心に不毛地帯のミドルでもトーナメント等を行いもっとミドル級を盛り上げて欲しい。
対する平山選手はデビュー2戦目。でも組み技は相当強い。デビュー戦もテイクダウン取り捲っていた。アーザだから当然寝技もいける。寝技対決になるか。

【第6試合】フライ級 5分3R
春崎 武裕(JPN/直心会修斗GYMS)
versus
室伏 シンヤ(JPN/SUBMIT静岡)

フライ級のトップ選手対決。春崎選手はやっぱり打撃の選手か。ストレートがかなり鋭かった気がする。最近はきわどい判定が多い。ランバーに負けたのはしょうがないが。
室伏弟はまだ負けなし。ただこちらも最近きわどい判定が多く、デビュー当時ほどの勢いはなくなってきている。やはりポイントはスタンド打撃か。春崎選手の踏み込みとストレートか、室伏弟のリーチやヒザか。

【第7試合】ウェルター級 5分3R
風田 陣(JPN/ピロクテテス新潟)
versus
佐々木 信治(JPN/総合格闘技道場BURST)

期待の星・佐々木がJCBに続いて後楽園にも登場。サステインからの期待の高さが伺える。でも納得。かっこいいもん。ホント俳優になれるようなルックスだと思う。極めも強いし。求められているのはトップに登りつめるだけの実力をつけることか。
得意なのはもちろん三角絞め。まずはその体勢まで持っていけるか。いけないとダメだろう。
対するはオヤジの星・風田選手。得意なのはもちろんヒザとひざと膝(笑)。過去にはリオンを苦しめ、廣田や遠藤に粘りまくって判定まで行っている。それだけでも実力が分かるというもの。どちらが勝っても盛り上がれる試合だ。

【第8試合】フェザー級 5分3R
田中 ヒロユキ(JPN/直心会格闘技道場)
versus
扇久保 博正(JPN/パラエストラ松戸)

去年ぶっちぎりで新人王トーナメントを優勝した扇久保がやっと登場。松根2世の名の通り、とにかく打・投・極と強い。特に鍛えあがられた肉体からのテイクダウン。そしてポジショニングも優れつつ落とすパウンドが強烈。一気にクラスAを喰うか。
迎え撃つは西の実力者田中。鋭い打撃はもちろん寝技でも三角の一発を持つ。負けているのは、大沢、岡嵜、田澤、徹とフェザーの実力者のみ。もちろん全て判定。当然クラスAの壁として立ちはだかるつもりだろう。
試合展開はやはり扇久保がテイクダウン狙いになるだろう。田中がいかに下で攻めを凌げるかがポイントか。

【第9試合】ライト級 5分3R
ウィッキー聡生(JPN/シューティングジム横浜)
versus
マテウス・ラーデスマキ(フィンランド)欧州1位

とにかく今最も旬な格闘家の1人であるウィッキー。ウィッキーの調子もいいみたいだし、今回もケージフォースで見せたような爆発振りを見せてくれるか。
相手は良く知らないが欧州1位とのこと。日本でも戦ったりしている。映像をちょこっとだけ見たが、柔術系の寝技の選手の模様。うーんウィッキーとかみ合うかなぁ。マテウスが組んでもウィッキーを極められるとは思えない。あとはウィッキーが組み付かれる前に言葉通りにぶっ飛ばせるかどうか。

【第10試合】環太平洋ウェルター級王座決定戦 5分3R
遠藤 雄介(JPN/GOKITA GYM)環太平洋1位
versus
冨樫 健一郎(JPN/パラエストラ広島)環太平洋5位

渋いマッチメイク。でも正に環太平洋を争うにふさわしい二人。
腰も強いがパンチも強く、打ち合いも上等のタフマン・遠藤選手。対するは修斗が誇る技巧派・冨樫選手。あの吉鷹さんが絶賛する打撃テクを持ち、グラウンドでも見事な寝技を見せる。もっともっと評価されて欲しい選手だ。
試合は2人のスタイルからしてグラウンドにはあまりいかないような。遠藤のパワフルなパンチか。それとも冨樫のカウンターフックか。

【第11試合】世界バンタム級チャンピオンシップ 5分3R
BJ(JPN/勝村道場)王者
versus
マモル(JPN/シューティングジム横浜)世界1位

またまたこのマッチメイク。でも納得。だって若手がトップ3に追いつけないんだもん。
フェザーに果敢に挑むも完敗続きのBJ。若手の挑戦をガッチリと受け止め、立て続けに退けたマモル。勢いは明確にマモルが上。でも2人の実力は急に変わるわけでなく。いまだにトータルではBJがやや上かなという気もする。ラッシングパワーやテイクダウン能力で。
もちろんポイントはスタンド打撃の攻防に尽きる。とにかく2人には前回のような若手では真似できないような技術と気合の入った試合を見せて欲しい。



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2008年07月11日

チョークスリーパーとスリーパーホールド

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最近総合において裸絞めで試合が決まるとほぼ100%決まり手「チョークスリーパー」って書かれる。

実はずっと気づきながら違和感感じてたんだけど。これって正しいんだっけ?

ちなみに天下のWikipediaを参照すると


「スリーパーホールドとチョークスリーパーの違い」

バックチョークは大きくスリーパーホールドとチョークスリーパーの二つに分けられる。どちらも腕を相手の首に巻きつける一見して全く同じ技に見えるこれら二つの技の違いは、圧迫する部位に違いがある。

プロレスで言うスリーパーホールドは頚動脈ではなく顎を絞め付ける技で、頚動脈を絞めると厳密に言えば反則になる。レフリーが絞め上げる腕に手を当てて何かチェックしている時があるが、これは圧迫箇所を確認しているのである。しかし、ショー性の高いプロレスと言う性質上、ほとんど厳密に区別されることはなく、スリーパーホールドで失神(する演技を)したり、「落とせ!」コールが起こったりする。実際には顎を絞められて失神することはなく、あくまでもプロレスラーはショーとして失神する演技をしているだけである。また、本当に頚動脈に入ったら、あっという間に失神するので、プロレスラーのように長時間耐えることもできない。

それに対して、チョークスリーパーでは頚動脈(正確に言えば頚動脈洞)を絞め付ける。頚動脈洞を圧迫すると頚動脈洞反射が起こり、平均7秒で失神する。失神する時間も短いことから、完全に極まったら脱出することは不可能であり、失神するか、ギブアップするしかない。また、後遺症が少ないことから、相手にダメージを与えずに行動不能に陥らせるには効率的な方法とされる。総合格闘技のパイオニアであるグレイシー柔術は、「首のない人間はいない。まず首を狙え」と教えているほどであり、柔術や総合格闘技ではメジャーな極め技である。実際に、UFC第一回大会では、ホイス・グレイシーはチョークスリーパーでケン・シャムロック、ジェラルド・ゴルドーという強豪に勝利を治めている。前述したように、プロレスでは禁止されているが、「チョークスリーパー」の名称はこの技を解禁したパンクラスで使われ始めた。


とのこと。

おかしくない?アゴを絞める?フェイスロックじゃなくて?ますます疑問。これってもう定説?正しいの?違和感感じるの僕だけ?
余談だが、ホイスはシャムロックをバックからの車絞めで絞めているはず。意外と知られていないが。

昔からのプロレスファンの常識では、スリーパーホールド(裸絞め)は頚動脈を絞める技。チョークスリーパーは喉を絞める技。そもそもチョークは窒息という意味のはず。危険だから反則。チョークスリーパーを仕掛けていいのは猪木だけだった。そして喉を絞めるチョークスリーパーは初めてパンクラスで公に解禁された。伝説の船木vs鈴木戦も手首で喉を圧迫するチョークスリーパーで試合が終わっている。

もちろん現在の総合でもヒョードルvs藤田のように喉が極まったりするし、普通に頚動脈が極まったりしているはず。でも全部チョークスリーパーって表記されてるのに違和感あるんだけど。少なくともかけられて地獄なのはチョーク。気持ちよいのは普通のスリーパーと大違いのはずなんだけど。

もしかしてこんなことこだわってるの僕だけ?

「違うよ」「考えが古いよ」「同意」等、詳しい方ご意見ください。

funaki







それにしても昔の船木はかっこいいなぁ。



usiwotaose at 00:47|PermalinkComments(10)TrackBack(0)clip!総合格闘技 

2008年07月09日

7/7K-1MAX雑感

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雑感です。

<第1試合 K−1ルール 3分3R>
○大渡博之(日本/正道会館)
(1R 1分53秒 TKO)
●MASAKI(日本/Target)

電通マンでK-1出場。凄いね。でもこの1回でいいよね。
大渡選手の同僚が確かうちの道場で僕と同じくマイペースで柔術やってる。「大渡さんとは競技が違ってもレベルが違いすぎて職場で格闘技やってるって言えないです…」ってボヤいてた。今日納得。

<第2試合 スーパーファイト K−1ルール 3分3R・延長1R>
○アルバート・クラウス(オランダ/チームスーパープロ)
(3R終了 ドクターストップ)
●マイク・ザンビディス(ギリシャ/ザンビディスクラブ)

クラウスは息子が生まれてから気合が違うように感じるので応援している。でも息子7歳にして早くもガラ悪そう。心配。
ザンビディスはいつも凄い打ち合いするけど勝てない選手になってきている。でも好きだ。凄くいい選手。

<第3試合 世界一決定トーナメント FINAL8 3分3R・延長1R>
●城戸康裕(日本/谷山/2008日本トーナメント優勝)
(3R判定3−0)
○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテンオデッサ)

城戸やはりいい選手。伊達に日本GP優勝してない。蹴りが本当にいい。でもパンチのパワーに負けたって感じ。まだモチベーションは高いようでもしかしたら化けるのでは。キシェンコはデカイね。

<第4試合 世界一決定トーナメント FINAL8 3分3R・延長1R>
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ)
(3R判定3−0)
●ウォーレン・スティーブルマンズ(南アフリカ/ボスジム)

サワー最高。最強。あれだけ凄いパンチ振り回されても冷静に全部カウンター狙っている。得意の右が何度も当たってKOも時間の問題だったのでは。スティーブルマンズは他のMAXレギュラーとの試合が見たい。

<第5試合 60キロ契約 3分3R・延長1R>
○上松大輔(日本/チームドラゴン)
(1R 2分52秒 KO)
●エディ・ユアザパビュチス(リトアニア/トルネード)

上松の顔がいいことは良くわかった。確かに甘いマスク過ぎる。でも相手が弱かったらしい。ヒザそんなに効いてた?そもそも実績的に上松はイマイチで。今回顔で選ばれたんでしょ。でもそれもありだと思う。K-1だから。じっくり経験を重ねてからいわゆる日本王者クラスとどういう試合をするかが見もの。

<第7試合 60キロ契約 3分3R・延長1R>
○大月晴明(日本/AJKF)
(3R 2分59秒 KO)
●デビット・ドゥージャ(フランス/ファウコンジム)

ダイジェストじゃ良く分からん。でも大月の打ち方は相変わらず凄い。個人的には名曲ボヨヨンロックでの入場が見たかった。

<第9試合 世界一決定トーナメント FINAL8 3分3R・延長1R>
●ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムック)
(3R 1分50秒 KO)
○佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー)

ブアカーオはどうしたんだ。以前の神々しさはすっかり影を潜め、KOを強引に狙ってブンブン振り回すタイ人になってしまった。もちろん佐藤の力が上がってきたのが今回の衝撃の最大の理由だろうけど。右のパンチで倒したけど、その直前のボディと奥足へのローでブアカーオは心が折れていたように見えた。腹や足で倒れたくないからああいう結果になったのでは。理想的な形での魔裟斗戦。いやいや楽しみ。

<第10試合 世界一決定トーナメント FINAL8 3分3R・延長1R>
○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
(3R判定3−0)
●ドラゴ(アルメニア/ショータイム)

魔裟斗のプロ意識の高さは最近恐いくらい。今回も倒し急いでいるように見えてヒヤヒヤした。最近はその意識の高さが心配でドキドキしながら見ることが多い。今回も異常なほどの攻めっぷり。本当は攻めるべきドラゴがガードを固めてカウンター狙いするしかいない状態。でも魔裟斗はなかなか冷静で本当に危ない攻撃はあまりもらわなかった。倒せなかったけどあれはしょうがない。
そしてリング上でのマイクもあの派手な次戦への煽り方。佐藤もありがたいに違いない。強いし、巧いし、スタミナも抜群だし全く文句ないんだけど、あの生き急いでいる感じはなんだんだろう。

最後に。あの魔裟斗の髪型はないよな。思いっきり坊ちゃん刈りじゃん。刈り上げはちょっと。カリスマはとことんかっこよくあって欲しいのだが。あの髪型もなぜかこだわっているオレンジの衣装もやはり細木数子のアドバイスなのだろうか…。



usiwotaose at 00:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!K−1 

2008年07月06日

DEEPX3でグラップリングを堪能

16148e9e.jpg半ちゃんとまこっちゃんの応援に急遽行ってきました。半ちゃんはポイント奪いまくって圧勝。まこっちゃんは惜敗。
他にもK太郎のスリーパーやメンデス兄弟の強さなど見所多かったです。ジャリズム山下の立ち技は素晴らしかったけど、プロ意識は完全に対戦相手の空に負けてました。ホントにプロレスラーは凄いよ。


usiwotaose at 00:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!