2008年11月

2008年11月30日

若獅子返り咲き

1664633b.jpg昨日は高度な技術戦ばかり。マニアックだけど、面白かった。
ATCHのギロチンもウエタの右パンチも素晴らしかった。田澤と扇久保もメチャ熱かった。
日沖磐石の強さ。逆にルミナ最悪の負け方…。
ワッキーも良かったがリオンの巧さがハンパなかった。
そして一番のインパクトは中蔵の強さ!巧さ!あんなに寝技巧いとは!


一番恐かったのは桜田会長です…。


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2008年11月26日

11/29修斗後楽園ホール大会見所【一番盛り上げるのはきっとこの男】

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今年最後の後楽園です。修斗ファンじゃないと地味に見えるかもしれないけど、ある意味修斗で組めるかなりいいカードを組んでる。
ガッツリとお客が入るといいが。

◎フェザー級 5分2R
マイク・ハヤカワ(JPN/シューティングジム大阪)
versus
根津 優太(JPN/和術慧舟會東京本部)

注目は根津。2勝2敗でボチボチ戦績だけど強い。とにかく蹴りが良い。総合なのにバチバチ蹴る。ハイもローもバチバチ蹴る。パンチも巧い。スウェーも巧い。相手がかわいそうになるぐらい蹴りが強い。CFではローで倒してたし。
マイクも戦績は振るわない。7戦1勝。でも敗戦相手は上田、扇久保、亘理、細井と強豪が多い。唯一の勝利は蜉蝣。根津と同じく慧舟會。 
基本的にはテイクダウンしてパウンドタイプ。根津の蹴りか、マイクのテイクダウンかって試合かなぁ。

◎ミドル級 5分3R
奥野 泰輔(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
versus
大宮 ハント(JPN/PUREBRED大宮)

名勝負製造機の奥野。感情むき出しでの熱い攻めをいつも見せてくれる。前回もパンチでダウンを奪って見事逆転勝利。
対するハントもガツガツ殴るタイプ。気持ちも強い。
互いテイクダウンもできるが殴り合うと見た。激しい試合になるのは間違いない。ハントがパンチを効かせるか。それとも吼えた奥野の逆襲を喰らう展開か。


◎フライ級 5分2R
ATCHアナーキー(JPN/パラエストラ東京)
versus
室伏 カツヤ(JPN/roots)

フライ級トップ集団を狙う2人って感じか。勝者はタイトル戦線に絡んでこれるのでは。
ATCHは最近3連敗。しかし1-2の超僅差判定負け2つと、田原への大逆転負け。決して調子が悪いわけで無い。いつもどおり強烈な左ストレートをヅカンと当ててくるだろう。
室伏兄も前戦は田原にTKO負け。しかしいつも思い切りのいいパンチとパウンドと極めで激しい試合をする。
試合はATCHのパンチか室伏兄のパウンド、極めか。ATCHがポカをしなければクラスAの貫禄をみせるとおもうが。

◎ウェルター級 5分3R
風田 陣(JPN/ピロクテテス新潟)
versus
ウエタ ユウ(JPN/PUREBRED京都)

風田はご存知ヒザ職人オヤジ。徹底的にヒザを叩き込んで相手を悶絶させる。ここ数年は完全にクラスAの門番という役割になっている。ただ前3戦は廣田、遠藤、佐々木という強豪に完敗。まぁこれはしょうがない。
ウエタはまだ未見。5戦無敗。前回はあの富樫さんと引き分けなんだから楽しみ。基本的にはパンチの選手らしい。
当然風田のヒザ対ウエタのパンチという戦いか。それともウエタにテイクダウンという秘策があるか。
個人的には大怪我から復帰したオヤジ風田の完全復活をみたいが、ここでウエタが勝利するとウエタもランカーと肩を並べる。それはそれで楽しみ。

◎フェザー級 5分3R
田澤 聡(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
versus
扇久保 博正(JPN/パラエストラ松戸)

これは裏メイン。
怪物的な強さで新人王になり、クラスA初戦も衝撃的なKOを見せた扇久保。今回も圧倒的なテイクダウンから確実なパスを見せ、強烈なパウンドで仕留めるか。極めるか。
そんな扇久保に立ちはだかるのはフェザー級文句無しの実力者田澤。鋭いフック、豪快な腰投げ、そしてハイレベルの独特な寝技。敗北は上田、岡嵜だけだ。
スタンドは田澤かな。テイクダウンはうーん互角だけどやや扇久保か。寝技はパウンド考えるとやや扇久保か。うーん楽しみ!!

◎ウェルター級5分3R
中蔵 隆志(JPN/シューティングジム大阪)世界ウェルター級王者
versus
ベンディ・カシミール(フランス/オウ・テンション)欧州ウェルター級王者

世界王者対欧州王者。地味だけど良いカード。
カシミールは完全に寝技の選手。前回の佐々木戦でも見事な潜りスイープや極めへの動きを見せた。強くていい選手だった。
でも世界の中蔵がそうそうペースにはまると思えない。今回も達人級の打撃を見せて相手の組み技、寝技を完封するところが見たい。
そういえば中蔵は最近全くテイクダウンタイプや寝技師とやってない。相性はどうなんだろう。どっちみちカシミールに簡単にテイクダウン取られるとは思えないけど。

◎ライト級 5分3R
日沖 発(JPN/ALIVE)
versus
佐藤 ルミナ(JPN/roots)

これはライト級で究極のカードのひとつ。修斗のカリスマ対修斗の子。
下馬評はやっぱり日沖有利。体格もかなり上回り、なんといって、ポジショニングがハンパ無い。日沖の得意の形で組まれたら外掛け、マウント、パンチ、腕十字orスリーパーのフルコースが待っているだろう。あのマウントから逃げるのはかなり難しいと思われる。
逆にルミナが勝っているのはやはりスピード、一発のパワー、スタンドでのフック、足関か。
日沖も決してスタミナがあるタイプでないが、やはりルミナが勝つには自分のペースで戦いきるのが鍵になると思う。

◎世界ライト級チャンピオンシップ 5分3R
門脇 英基(王者/JPN/和術慧舟會東京本部)
versus
リオン武(挑戦者/JPN/シューティングジム横浜)

ワッキーとリオン。修斗ライト級を正に代表する2人。打・投・極に文句なく優れ、どこをとっても非常にレベルの高い2人。かなり高い技術戦になると思われる。
リオンが勝つとしたらワッキーの堅いディフェンスを突いてのパンチか、足を払ってのテイクダウンからパウンド。プレッシャーをかけ続けての判定勝ち。
ワッキーが勝つとしたらスタンドで互角に戦い、タックルでテイクダウン。ミスを突いて極めるか、極められなくても試合を支配するパターンか。
田村との試合で比較すると、ワッキーのタックルが勝負を分ける気がする。リオンは相当警戒してタックルを切らないと完全にペースを握られる可能性がある。


前回のホールは本当に超熱戦続きの素晴らしい大会だった。今回も前回ほど出なくていいので熱いお客を沸かせる試合を期待。期待していいカードだと思う。



usiwotaose at 22:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!修斗 

2008年11月20日

ガチキャラに思う

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どこの道場でもそうだろうがガチキャラっていうのがいる。基本的にいつも全力スパーってやつだ。
プロを目指す世界ならそれも当然だが、そうでない世界ではただの空気が読めないやつになる。

たまにはそういう方とのスパーも勉強になるので悪くないが、僕のようにその日の体調に合わせて限定スパーや八百長スパー(笑)を織り込む僕なんかからすると苦手なタイプだ。

それぐらいならいいんだけど、体格差があろうが、実力差があろうが、ほぼガチで極めに来るやつがたまにいる。
こうなるとただの迷惑でしかない。本人にどれだけ練習になっているか知らないが、やられる側はただ辛い思いをし、随分高い確率で怪我のリスクを負う。
たいていの相手は不快な思いしか残らず、本人の自己満足だけで終わっているのだろう。

個人的には遠慮なくスパーを断るタイプなので、そういう迷惑はこうむったことがほとんどないんだが、かなり昔に一度だけ、出稽古の初対面の人にガチられたことがある。

確か帯色は一個上、階級も一個上ぐらいだったが、話にならないぐらい実力差があり、ギタギタにされた。
無抵抗で僕に攻めさせたと思ったら凄まじい勢いで反撃し、強烈に極めてくる。これを何度も繰り返された。
こういうやられ方をしたのは珍しかったので、正直かなり不愉快だった。意地でブザーがなるまでスパーはしたが、ちょっとだけ柔術が嫌いになった。

まぁその人はガチキャラで有名だったらしく、確かに空気が読めないオーラを発していた。
中井さんからも後で「ガチキャラだから気をつけて」と助言されたぐらいだし。

そのとき一番思ったのは指導者はどういう指導してるんだろうなってこと。出稽古に来て、あのスパーは無いんじゃねぇか。
それぐらいの常識は教えとけよってこと。
その方はパレストラネットワークだったし、指導者は知らない仲じゃないだけにちょっと思った。

先週道場でガチキャラ批判をみんなでしていたので、随分昔のことを思い出して書いてみました。
随分甘っちょろい意見だと自分でも分かってますが、マーシャルアーツコミュニケーションを掲げている道場では大事なことだと思います。



2008年11月18日

最近戦極G!をよく見ている

06504最近戦極G!を見ている。

前回はライト級グランプリを特集してた。
やはり面白いのはバックステージの映像。
・北岡の秒殺に異常にガッカリする横田
・試合前に弱気になって菊田に励まされる横田
・相変わらず気合が入っていながら仲の良さそうなガッツマン勢
・光岡を秒殺して「俺凄くない?光岡英二にあんなに簡単に勝っちゃった」と自慢でなくマジで自分で驚いている北岡

そんな感じでいろいろ見れる地上波はやはり良い。

あと北岡対光岡の試合、ヒールの瞬間を見返すと北岡の言うとおり2回思い切り壊してる。「ベリッ!」「ベリベリッ!!」って音がもろ聞こえる。ヒール怖い!

YAHOO動画でもいろいろインタビューやリング上のマイクを聞いたけど、最近の北岡は不愉快なぐらいかっこいいぞ(笑)。



usiwotaose at 01:16|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!戦極 

2008年11月09日

ヴァルキリー【女子格in金網】が始まった そして女子格を初めて観戦

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昼の金網行って来ました。多数の知人どころかプロデューサーとスーパーザイバーにも僕が来場したこと自体を驚かれる(笑)。
まぁ確かに女子格会場は未体験ゾーンだったりする。

金網組み立てるのがトラブって入場大幅に遅延だそうで。関係者お疲れ様。やさしい観客からは特に苦情無し。

さらっと開会式があってさらっと始まる。

<第1試合 女子フェザー級 52・2kg契約 NR(ノーヴィスルール、パウンドなし)3分2R>
△溝口麻美子(A−SQUARE)
(2R判定 0−0)
△Sakura(和術慧舟會東京本部)※デビュー戦

最後までガツガツ顔を殴りあう意気込みよし。でもテイクダウンやバックに回る意思は2人にあまり感じられなかった。
レベルは決して高くない。ドローにしかつけようが無い感じ。

<第2試合 女子フェザー級 52・2kg契約 NR(ノーヴィスルール、パウンドなし)3分2R>
●内藤晶子(和術慧舟會RJW)
(1R 2分45秒 腕十字固め)
○♂ha@THE♀(アゲハアットティーエッチイー、パラエストラ柏)

♂ha@THE♀?♂ha@THE♀?♂ha@THE♀?読めないよ(笑)!誰も覚えられないよ!
派手な髪型とコスチュームは華やかで良い。べちこさんは金網に入るとスリムに見えてかっこよかった。
柔道上がりのアゲハが師匠の鶴屋さんばりの首投げで見事にテイクダウン。寝技の動きのある展開の中で上からべちこさんの左腕を取り、腕十字。べちこんさんもパンチを落として応戦してたら腕伸ばされて早めの見込み一本ストップ。
べちこさん超不満そう。でも余裕があったように見えたのに腕伸ばされちゃダメ。もったいない。
アゲハは背中がデカイ。組み力ありそう。とにかく横田ばりの首投げが見事。テイクダウン取れる技ってもの凄く大事だからこの選手重宝されるかも。

<第3試合 女子フェザー級 52・2kg契約 NR(ノーヴィスルール、パウンドなし)3分2R>
○ロクサン・モダフェリ(和術慧舟會東京本部)
(2R判定 3−0)
●米沢知佐(フリー)

米沢選手極真だっけ。世界3位か。凄い。確かに体格良くて腕の筋肉凄かった。ロクサン平和そうな顔して凄い強かった。打撃もほぼ互角どころかパンチはロクサンが鋭く、首相撲で振り回しヒザを叩き込む。そして近距離で打撃をたっぷり交換した後はガッツリテイクダウン。1R三角、2R腕十字と攻め立てるが、米沢が凌ぐ。
ロクサンの総合格闘家としてのバランス素晴らしい。米沢選手との実力差相当あったなぁ。

<第4試合 女子フェザー級 52・2kg契約 VR(ヴァルキリールール)3分3R>
○WINDY智美(パンクラスism)
(3R判定 3−0)
●藤野恵実(和術慧舟會GODS)

一番良かった試合。殴り合いを賞賛するわけで無いが激しい激しい打撃戦。
藤野選手の入場は相変わらず面白い。今回は釘バット(笑)!よく作った。セコンドが持っているのはコンクリートブロックに木刀に鍬!
とにかく藤野がパンチで突っ込む。左ジャブ?ストレートが見事に伸びる。組み付いて足をかけるもWINDY倒れず。押し込まれ気味のWINDYもだんだんカウンターで応戦。右ローと左右のフックのコンビで応戦。特にジャブに合わせた右クロスが藤野の頭を激しく揺らすことも。お互いかなりパンチ打たれてるが、一歩も引かずバチバチ打ち合う。WINDYはガツガツフック当てる。
藤野も最後まで良く前に出て左を良く当てたが、やはり有効打はWINDYが上。見事勝利。
とにかく激しくて打撃が強くて巧くて、目が離せない好試合。WINDYかっこよかった!マジで男らしかった!
藤野選手も気持ち強い。しかも右拳折れて戦ってたそうで。いやいや凄い。

<第5試合 女子フライ級 45・4kg契約 VR(ヴァルキリールール)3分3R
△大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)
(3R判定 0−1)
△玉田育子(AACC)

大室さん、慧舟會史上最小の大の字とちょんまげがかわいい。
2人ともなかなか打撃が鋭い。大室のフックがかなり鋭いがリーチ差があり届かない。玉田はパンチを出しながら組み付きテイクダウンを狙っていく。大室はパンチで迎え撃つ展開。
玉田も攻めきるほどのパンチが出せず、テイクダウンも取りきれず、大室もパンチを当てきれず、自分からはテイクダウンを狙わず。
そんな消化不良の展開。0-1の判定も正に妥当。うーん2人にはもっといい試合を期待されていたはず。

<第6試合 女子フェザー級 52・2kg契約 VR(ヴァルキリールール)3分3R>
○辻 結花(総合格闘技闇愚羅)
(3R判定 3−0)
●V一(マックス柔術アカデミー&ヨガスタジオ)

ヴィーはルックスと佇まいにも華がある。ステップも良い。辻はどっしり構えてプレッシャーをかける。そしてガッツリタックルでテイクダウン。テイクダウンされると全てヴィーは同じハーフになる。辻がそうさせたのか?ヴィーは展開作れず、上体起こせずなんとかガードに戻すも怒涛の辻の鉄槌が降ってくる。ストレート気味のパウンドも織り交ぜてくる。鉄槌は本当に強烈でヴィーの額が裂けたり、鼻が折れたりしないか心配になるほど。ヴィーも善戦し粘ったがラウンドを重ねても同じ展開、鉄槌が激しくなるばかり。最後の最後に下からズバッと腕十字に入って会場を盛り上げたが、辻は憎たらしいくらいにあっさりと腕を抜いた。
そんなわけで期待通り、タックルとパウンドを見せ付けて完勝。辻ちゃん強かった。
でも今後の相手がいないのでは。あのパウンドを鮮やかと感じるかエグイと感じるかでこの絶対王者の評価は人によって変わるのでは。
最後マイクを持って辻ちゃん試合ができた喜びを涙で語ったそうで。僕はちょうど移動中で感動のコメントは聞けず…。


気になった点。くだらないことから真面目なことまで。

髪を編みこんだ選手多し。全12選手中7選手。理由も明確だし別にいいんだけど…。

選手のレベルの差が大きい。総合あんま練習して無いでしょって選手がチラホラ。層の厚さを考えるとしょうがないけど。

テイクダウン取れる選手、テイクダウン狙う選手が本当に少ない。特にタックルをする選手が辻ちゃんだけなのは驚き。そんな簡単にタックル取れないのは百も承知だが、それにしても…。レベルの問題なのかスタイルの問題なのか。そのせいで試合が単調になってた。そんなわけでアゲハと辻ちゃんは本当に貴重に感じた。

3分3ラウンドは短い。特にしっかり練習している選手は計9分短いのでは。とにかく短く感じた。しかし5分なら5ラウンドならおもしろくなったであろうカードがあるかといわれると…。難しいかも。
あと6試合もちょっと寂しい。お金を払う立場としては。2部興行とか事情はあるんだろうけど。

パウンドありルールがあったけど辻ちゃんしかパウンド使わなかった。使えなかった。これもレベルの問題だろうけど、やはりテイクダウンできる選手がいないと寝技にもならないわけで。マッチメイクやブレイクの早さで改善した方がいいような。

やはり女子の魅力は華。でもちょっと演出が寂しかった。映像とかワガママは言わないが、もうちょっとアウトサイダー的な(笑)キャラ付けと演出はあってもいいのでは。お客が楽しみためのエッセンスを。戦極では要らないけど、マイクとかもっとあってもいいんじゃないかな。


そんな感じでした。いろいろ偉そうに語ってみましたが、金網の中に立って戦っているってだけで出場全選手をマジで尊敬します。
心が強くないとあの舞台には立てません。みなさんお疲れさまでした。

関係者のみなさんも本当に胃に穴が開くような心労がありそうですが、立ち上げ興行無事終了お疲れさまでした。
でもお客に同情されてちゃダメなわけで。何も考えずに来場した観客が楽しめる大会を期待します。



2008年11月07日

金網でワルキューレの騎行は流れるのか

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週末はきっと金網を観にいく。女子in金網だ。

僕はあまり女子の総合格闘技を知らない。なのであまり語れない。

でも今回観にいく選手の何人かは注目なのでコメント。

■第4試合 女子フェザー級(-52.2kg) VR(ヴァルキリールール) 3分3R
WINDY智美(パンクラスism)
VS.
藤野恵実(和術慧舟會GODS)

藤野選手は特攻服で登場する選手。なかなか強気の戦いぶりなのだが、心の揺れとかも表情に表れるタイプ。表現が豊かなのは良いことだ。
そんな藤野選手が今回対決するのが恐怖のWINDY。とにかく蹴りがハンパ無い。エグイ蹴りを出せる女子選手。以前の試合でも相手選手の腹が…。
WINDYの蹴りにどんな作戦と表情で藤野選手が挑むかがポイント。

■第5試合 女子フライ級(-45.4kg) VR(ヴァルキリールール) 3分3R
大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)
VS.
玉田育子(AACC)

大室選手は本当に小さい。145cmなのだ。だから今までの試合はほとんど減量無し。今回がやっと適正体重だとか。
スタンドではフックがかなり鋭い。グラウンドではスピードと激しいパウンドが持ち味らしい。
前回見た試合では体格負けしてタックルが取れなかった。今回はテイクダウンしてからのスピードある寝技が見てみたい。
相手の玉田選手とはキャリアで上回るのでそんな試合が見てみたい。玉田選手が喰ってやるって気持ちだとおもしろいが。

■メインイベント 女子フェザー級(-52.2kg) VR(ヴァルキリールール) 3分3R
辻結花(総合格闘技闇愚羅)
VS.
V一(Max柔術アカデミー & Yogaスタジオ)

いまや女子総合格闘技を代表する選手ともいえる辻選手。
ネットで動画を見たことがあるが、本当に凄い。強い。メチャメチャ完成度高い。この選手に関しては女子がどう、男子がどうって選手じゃない。スタンドもパンチ、キックがいい。タックルが抜群に巧い。パスも巧い。パウンドも強烈。ポジション取ってズバッと極められる。
そんな辻選手と戦うヴィーは大変だなとしか言いようが無いが、空手をやっており、柔術をやっているのでそこで対抗するしかない。個人的にはヴィーのキャラの立ち方が凄いと思う。セルフプロデュース能力もありつつ、リング上でも凄く生き生きとしている。魅力的だ。僕と同じようにパソコンの前で思わず「ヴィ〜」サインやってしまった人も多いのでは。

選手の皆さん、頑張って。熱い試合を。でも傷が残るような怪我には気をつけて。



2008年11月04日

戦極〜第六陣〜PPV(5時間)雑感 マイク減らせ!

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僕はPPVを録画した。公式HPの通り5時間分。

そう!メインの前で録画が切れやがった(T-T)!メインはネットで血眼になって動画を探して見ました。結果を見ないようにしつつ探すのは大変だった…。

というわけで戦極長すぎ。

とにかく試合後のマイクを減らせ!!それで約30分は縮まるはず。

▼第1試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008セミファイナル
○ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
一本 1R1分10秒 ※ヒールホールド
●シアー・バハトゥルザダ(アフガニスタン/ゴールデングローリー)
※サンチアゴがGP決勝に進出

修斗ライトヘビー級王者寝技できなすぎ。って貶したかったが、サンチアゴが巧すぎ。タックルがぶられてからの切り返しもさすがだが、あの足関への入り方は参った。

でも…、次の試合があるのにマイク取ってんじゃないよ!

▼第2試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
○中村和裕(吉田道場)
判定3−0
●佐々木有生(GRABAKA)
※中村がGP決勝に進出

地味だったけど緊張感があっていい試合だった。やっぱりカズは強いね。柔道選手と思えないほどパンチが巧い。

▼第3試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
○横田一則(GRABAKA/第3代DEEPライト級王者)
判定3−0
●廣田瑞人(GUTSMAN修斗道場/第2代ケージフォースライト級王者)

いやー横田強いな。やっぱり天才肌なのかも。本当にスピードが違った。出入りが速い。ありゃ確かに速くて強い。組んでからの対応も自分の形を完璧に持っている。
廣田は先にパンチを当てられて困ってた。あとあの首投げが相当精神的ダメージが大きかったのでは。自分から全然倒しに行く感じがなかったし。最後まで喰らいついたけど、最後まで自分のペースにできなかった。
ダメージ的に大きな差はなかったけど力の差は見せ付けられたって感じ。

▼第4試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
○北岡 悟(パンクラスism)
一本 1R1分16秒 ※ヒールホールド
●光岡映二(和術慧舟會RJW)

ヤスミンの本当にうれしそうな飛びつき方が良かった。

▼第5試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008リザーブマッチ 5分3R
○ジョー・ドークセン(カナダ/チーム・エクストリーム)
TKO 3R4分13秒 ※レフェリーストップ
●竹内 出(SKアブソリュート/第7代ミドル級キング・オブ・パンクラシスト)

イズルガールが出なくて残念。イズルって単語が普通に連発されていておもしろかった。
イズルは持ち味出してレスリングの強さを見せて良かった。最後までは。
ドークセンは柔術テクが素敵。何度も見せたファビオも鮮やかだし最後のマウントもびっくり。なんなんだあの安定性。

▼第6試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008リザーブマッチ 5分3R
○ホルへ・マスヴィダル(キューバ/アメリカ/アメリカン・トップチーム)
判定3−0
●ハン・スーファン(韓国/CMA KOREA/第4代DEEPライト級王者)

スーファンはいい選手。攻め方がいい。でも幅がない。
マスヴィダルは強いので期待していた。実際強い。でも今日はダメ。攻めなさ過ぎ。つまんねぇ。次こんな試合したらもう見たくない。

▼第7試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/チーム・ノゲイラ)
判定3−0
●モイス・リンボン(フランス/ヨーロッパ・トップチーム)

ホジェリオつまんない試合したなぁ。でもリンボンが悪い。弱いのは分かるがまともに戦え。

ホジェリオあんな試合ならマイク要らないよ!

▼第8試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
○キング・モー(アメリカ/チーム・クエスト)
TKO 3R0分41秒 ※レフェリーストップ
●ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

モー強いよ。ランペイジのパワーにKIDのセンスを合わせた感じ。メチャメチャ強い。あのタックルはハンパじゃないし、パウンドも本当にハンパじゃない。しかもスタンドのちょっとしたパンチで倒しやがった。凄い才能。ある意味一番嫌いなタイプ(笑)。
シウバは頑張ったよ。あの意地で繰り出した潜りスイープは良かったんだけどなぁ。

強いけどモーのマイクは要らないよ。微妙な会場との掛け合いはやめてよ!

▼第9試合 ライト級ワンマッチ 5分3R
○セルゲイ・ゴリアエフ(ロシア/MMA BUSHIDO)
判定2−1
●五味隆典(久我山ラスカル/PRIDE初代ライト級王者)

確かにゴリアエフはヒザもパンチも鋭かった。でもあの程度の寝技なのに…。
ちょっと無理に打ち合いすぎたかなぁ。自分でスタンドKOっていうハードルを設定しすぎじゃない。
グラウンドでガツガツ攻めてもいいのに。やっぱり五味はグラップラーと戦うべきだよ。戦極ちょっと勘違いしてるのでは。
でもあの捨て身の攻め方は熱かった。気迫はもちろんプライドを感じた。ホント凄いなって思った。
それにしてもあのダウンは驚き。あのタイプの左ジャブカウンターって凄く効くのかなぁ。まるでシュルトがセフォーをKOしたときみたいだった。

ゴリアエフ大金星なのは分かるけど、関係者への感謝マイクはホント要らないよ!

▼セミファイナル(第10試合) 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008ファイナル 5分3R
○ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
KO 3R0分49秒 
●中村和裕(吉田道場)
※サンチアゴが戦極ミドル級GP優勝

カズ頑張ったんだけどなぁ。よく頑張ったんだけどなぁ。最後はスタミナか集中力が切れたようで。痛烈すぎる一発を喰らってしまった。その後の追撃もかなりきつくて。ちょっとダメージ心配。
それにしてもATTの選手は本当に穴がない。強くて困まるタイプだ。

▼メインイベント(第11試合) 戦極ライト級グランプリシリーズ2008ファイナル 5分3R
○北岡 悟(パンクラスism)
判定3−0
●横田一則(GRABAKA/第3代DEEPライト級王者)
※北岡が戦極ライト級GP優勝

北岡よく頑張った。横田は試合が消極的だなぁ。あの逃げ方は好きになれない。明らかにブレイク待ちっぽいのはちょっと…。
しゃべりもちょっとねぇ。せっかく強いのにあれじゃ人気出ないんじゃない。

今回はいいカードが揃っていたと思うんだけど、トーナメント以外はグダグダで残念でした。



usiwotaose at 00:44|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!戦極 

2008年11月02日

あいつは覚悟が違った【戦極ライト級GP】

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今回のライト級グランプリは観戦前からかなり楽しみだった。

それぞれ別の舞台で活躍しつつ、いまいち大舞台で実力査定がされてない1流の70kgの実力者達が全員初対戦でトーナメントの頂点を決める大会だった。

スピードとキワの横田、腰とパンチの強さの廣田、盤石の寝技と総合力の光岡、そしてとにかく極めの北岡。

全く勝負が読めず、本当に実力も伯仲。優勝の可能性は25%ずつ。そんな感じで予想していた。
ただ北岡みたいなタイプは戦略読まれやすいんでちょっと心配だった。

当然世間以上に北岡に注目し、思い入れを持って見ていた僕だが、今回の組み合わせはちょっと難しいなと思っていた。
個人的には打撃系の廣田や横田と第1試合で当たって欲しかった。光岡の後輩のノッチに北岡は3戦未勝利とメチャメチャ相性悪いわけで。同門なだけでなく同じレスラー系であり、ハンセンを極めかけ、シャオリンの寝技を凌ぎきった光岡に極めて勝つのはかなり難しいと思ってた。もし判定勝ちになってスタミナ使ったら、決勝で当たるであろうタックル切るの巧い横田や廣田にこれまた苦戦すると思ってた。初戦で横田や廣田と当たればきっと展開は違うのにって思ってた。

先月北岡に会ったときにそんな話題になった。
「廣田、横田と初戦で当たって欲しかったな」ってぼやいたんだけど、
「決勝でやるから一緒ですよ」ってサラッと普通に言ってやがった。
自信が、気合が違った。

同日決勝はやる選手にとってきついねぇって話もしたら、
「男の子なんだから文句言っちゃダメ。ファイトマネーもらえるんだから」って言ってやがった。
相変わらず覚悟が違った。

先述の通り、どちらかといえば不利なトーナメントだと思っていたが、格闘技に、このトーナメントに対する気合と覚悟は間違いなく北岡が一番強いんだろうなって思ってた。

試合は想像以上に北岡の成長をみせつけてもらえることになった。
一番衝撃的だったのは光岡に完全にタックルを切られてからのあの驚愕のリフト。そして完璧とも言っていいヒール。あんなにあっさり光岡を極めるとは。もちろん十分チャンスはあると思っていたがまさかあそこまで一発で極めるとは。

そして決勝も素晴らしかった。全てのタックルをほぼ完璧なタイミングで入り、組み付いた。横田の対応力に凌がれバックは取れるも攻めれず膠着。当然タックルを仕掛けている方が圧倒的にスタミナ的にはきついはずだったが、最後までタックルを取り切った。倒してからもギロチンやワールドのプレッシャーで寝かせつつ、執拗なパウンド。そして効果的な踏みつけの使い方。後半ドンドン厳しくなると予想された戦局をだったが最後の最後まで自分の戦いを貫き通して最後はパンチでおもいっきりグラつかせるおまけつきの完勝。
いつも見せている気合だけでなく執念も見せ付けての完全優勝だった。

それにしてもよくここまで登りつめた。
あのパワーと極めの強さは世界レベルでも特筆されるレベルとこれからは認知されていくだろう。昨日北岡は世界が認めるこの階級のトップファイターになった。1/4五味戦のオッズも拮抗するかもしれない。

でも僕の中ではまだ、素人以下のパンチを打ち、大して腰も強くないと先輩達に酷評され、足関で先輩にバキバキにされ、柔術の試合で負けると泣きながら会場を走り去った奈良出身の18歳の少年の印象が随分残っているのだ。
だから本当に感慨深い。

今日はキモ強いじゃなくて、スゲーかっこよくて強かった。

北岡おめでとう。



usiwotaose at 12:58|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!戦極