2009年01月

2009年01月31日

やっぱり新人王は強い

253c9223.jpg正直前半は低調な大会。でも後半は盛り上がった。

井島の気持ちもガイのスリーパーも良かった。

土屋対小林は両者フラフラの激しすぎる戦い。土屋のアクセル全開踏みっぱなしファイトは凄い。

佐藤、神酒は強い!佐藤はグラウンドで完勝。神酒は打撃で1ラウンド圧勝。

一番良かったのは、ガイの挨拶とマイク。楽しげで気がきいてる。日本人はみんな堅い人が多すぎる。見習って。


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2009年01月30日

1/31修斗新宿大会見所

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早くも今年2回目の大会。

FACEでのガッツマン興行はいつも満員で盛り上がるので期待したい。

【第1試合】ウェルター級 5分2R[2009年度新人王決定トーナメント1回戦]
松本 光史(JPN/FSFA)
versus
作田 啓司(JPN/パラエストラ千葉)

2人ともデビュー戦。FSFAは弘中さんのところか。いい試合を。

【第2試合】バンタム級 5分2R[2009年度新人王決定トーナメント1回戦]
大塚 のぞみ(JPN/TEAM LOCKS)
versus
ナカシ(JPN/和術慧舟會トイカツ道場)

大塚は元気がいいが、前回はヒートの技術に完敗。今回は勢いを見せられるか。
ナカシはデビュー2連敗。悪くないけど、決め手がない印象。

【第3試合】ライト級 5分2R[2009年度新人王決定トーナメント1回戦]
丸井 憲一郎(JPN/アカデミアAz)
versus
早坂 俊明(JPN/パラエストラ仙台)

2敗対1敗。丸井選手は見てるけどあんま印象無いなぁ。

【第4試合】ミドル級 5分2R[2009年度新人王決定トーナメント1回戦]
佐藤 洋一郎(JPN/グレイシー・バッハ東京)
versus
佐久間 博彰(JPN/マッハ道場)

佐藤選手はかなりいい選手。気持ちも強いし、ストレートが鋭い。
佐久間選手はデビュー戦。マッハ道場だからガッチリと打ち合い、組み合ってくれるのでは。

【第5試合】フライ級 5分2R
タイガー石井(JPN/パラエストラ吉祥寺)
versus
室伏 カツヤ(JPN/roots)

2人とも最近戦績悪い。タイガーはここ6戦1勝。室伏兄は2連敗。まぁ2人とも相手が強かっただけだが。
竹内さんとやった室伏兄は打撃が切れてたから有利って気がするが。

【第6試合】バンタム級 5分2R
アッキ公太(JPN/TEAM LOCKS)
versus
井島 裕彰(JPN/GUTSMAN・修斗道場)

アッキは前回渡辺選手と凄い殴り合いを見せた。打撃のコンビも気持ちの強さも素晴らしかった。今回も熱い試合を期待。
井島選手は地味だけど、寝技が粘り強くて上手い印象。昨年の新人王北原選手とも2-1で惜敗している。
アッキが殴って、井島が殴りつつ組んでって試合かな。

【第7試合】ウェルター級 5分2R
ガイ・デルモ(USA/TEAM BLAZE脇町)
versus
中島 邦男(JPN/マッハ道場)

ガイが先月から連続参戦。相変わらず粗いけどパワーと激しさに溢れる戦いか。
中島選手伸び悩んでいるのかな。そこそこ強そうなんだけど詰めが甘いというか。

【第8試合】ライト級 5分2R
小林 正俊(JPN/秋本道場Jungle Junction)
versus
土屋 大喜(JPN/roots)

最近好調だった小林選手も11ヶ月ぶりの出場。怪我でもしてたの?身体はできてるし、パンチも上手くなってるし重そうだし、寝技は元々強そうだし、強いと思う。
挑むのはrootsの若武者・土屋選手。動きが激しく軽快でスピードがある。スタンドでもグラウンドでもスピードがあるのが素晴らしい。小林選手にあのスタイルが通用したら凄いが。

セミ【第9試合】ミドル級 5分2R
奥野 泰舗(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
versus
佐藤 拓也(JPN/PUREBRED京都)

熱い熱い奥野選手。ガッツマン興行には欠かせない存在。ただ前回のハント戦では後半失速して桜田さんに激怒されてた。結果も大事だが内容も大事だ…。
対するは新人王を取って勢いに乗る佐藤選手。腰の重いのはもちろんだがコンパクトな打撃が素晴らしい。決して顎の強くない奥野選手の打ち合いを制すれば格上食いもありうる。

メイン【第10試合】バンタム級 5分3R
神酒 龍一(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
versus
久保山 誉(JPN/SHOOTO GYM K'z FACTORY)

ここ9試合負けなしの神酒選手。ミドルを頻繁に交える打撃も素晴らしく寝技も力強い。スロースターターなことだけが玉に傷だが、かなりの実力になっていると思う。ここはしっかりベテランを破ってタイトル挑戦に繋げたい。
対するはもうベテランの域に来た久保山選手。打撃も巧いし、タックルからの寝技もできる。ここはメインならではの意地を見たい。



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2009年01月27日

1/18修斗有明大会観戦記【後半戦】

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【第5試合】ライト級 5分2R
△石渡 伸太郎(JPN/GUTSMAN・修斗道場)64.8kg
ドロー 0-0
△小見川 道大(JPN/吉田道場)64.7kg
※[メイン]鈴木利治 19-19(1R 10-9/2R 9-10)
 [サブ]菅野浩之 19-19(1R 10-9/2R 9-10)
     横山忠志 19-19(1R 10-9/2R 9-10)

石渡入場時多数の幟が!ガッツマン後援会頑張ってる。

小見川ガードを固めてステップを踏む。組むと大内刈りでテイクダウン。小見川はアキレスに行くも石渡立つ。打撃はやはり石渡有利。豪快なパンチやキックを見舞っていく。右フックを痛打する場面も。
2R小見川がサバ折りや小外でテイクダウン。マウントまで奪うも石渡返して立ち上がる展開。

1Rはやや石渡が打撃で優勢。2Rは小見川がテイクダウンとポジションで圧倒。ダメージはお互いそんなになかっただろう。ドローは妥当か。でも小見川が不服そうなのも納得。
それにしても2人とも動きに切れがあり、外敵を迎え撃つ緊張感もあり楽しめた。でも2人のポテンシャル的に3Rが見たかった。

小見川選手強かった。打撃もそつなくこなしてたし、テイクダウンの強さはさすが、ポジションも奪っていた。次も早く試合が観たい。3R全然動けるだろうし、クラスAでもいいんじゃない。どうせラインセンスあげるんなら。

石渡選手は典型的な良さを消されるパターン。もちろん下になっても追い込まれてないんだけど、イメージ悪い。ちょっと腰が軽いかな。あと打撃の豪快さは持ち味だけど、あれだけ大振りだとなかなか当たらない。

【第6試合】ライト級 5分3R
○中村“アイアン”浩士(JPN/東京イエローマンズ)65.0kg
判定 3-0
×碓氷 早矢手(JPN/和術慧舟會RJW)65.0kg
※[メイン]鈴木利治 30-28(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-10)
 [サブ]菅野浩之 30-29(1R 10-9/2R 10-10/3R 10-10)
     横山忠志 30-28(1R 10-9/2R 10-10/3R 10-9)

パンチとミドルとヒザが交錯する打撃戦。そして中村は組むとテイクダウン狙い。しかし碓氷もレスリングで互角に戦う。場面場面で優勢だったのは中村。重たそうなパンチでラッシュし、両差しからテイクダウン。終盤はパンチに合わせてタックルでテイクダウン。そしてゴツゴツ地味にパウンド。

そんな感じで押し切った中村が勝利。

中村選手打撃が巧くなってる。コンパクトで強く打撃になってる。相変わらずテイクダウン強いし。うーんデビュー前後の敗戦続きが嘘のよう。こりゃどんな上位陣も苦戦するかも。どんどん上位陣との試合が観たい。でも…、決め手が無いんだよね。6勝中判定が5回。うーん、そろそろガッチリ一本とかKOも見たいよな。

碓氷選手、打撃でも組み技でも巧く戦ったが、相手のペースを崩すことができなかった。戦績は一進一退だが、段々強くなっている気がするんだけど。

セミ【第7試合】バンタム級 5分2R
△BJ(JPN/リバーサルジム横浜GRUND SLAM)56.0kg
ドロー 0-1
△ジェシー・タイタノ(USA/グラウンド・フー スパイク22)55.9kg
※[メイン]鈴木利治 19-20(1R 9-10/2R 10-10)
 [サブ]菅野浩之 19-19(1R 9-10/2R 10-9)
     浦僚克 19-19(1R 9-10/2R 10-9)

タイタノ、パンチとローが非常に鋭い。タイタノのパンチでBJ倒れるもすぐ立つ。以前のルールならダウン宣告されてた。BJテイクダウンもタイタノのガードも巧くブレイク。2Rタイタノのパンチは相変わらず鋭いが、BJが組みのプレッシャーを強める。組んでテイクダウン。スタンドに戻ってもBJのパンチでタイタノのマウスピースが飛ぶ。そんな感じで2Rがあっという間に終了。この試合も3Rが見たかった。

判定は妥当なドロー。ダウンカウントがあったらBJ負けてたかも。でも3RならBJ勝ってたと思う。

タイタノやはりいい選手。打撃のスピードがホント素晴らしい。定期的に参戦してほしい。でも2R途中からペースが落ちていたことを考えると、ちょっと底が見えたかな。

BJは調整期間が短く、減量もイマイチ上手くいかなかったらしい。肌つやが悪かったのはそのせいか。
最初パンチで打ち負けたのはやむをえないとして、2R確実に盛り返したのはさすが。地力あるね。とにかくこの積極的な試合に対する姿勢は素晴らしい。早く若手との対決を。

メイン【第8試合】ウェルター級 5分3R
△遠藤 雄介(JPN/GOKITA GYM)69.9kg
ドロー 0-1
△朴 光哲(JPN/KRAZY BEE)70.0kg
※[メイン]鈴木利治 28-30(1R 9-10/2R 10-10/3R 9-10)
 [サブ]菅野浩之 29-29(1R 10-10/2R 10-9/3R 9-10)
     浦僚克 29-29(1R 9-10/2R 10-9/3R 10-10)

ド突き合いと思いきやびっくりの組み技と寝技の技術戦。
組むと朴が見事に崩してスタンドで何度も遠藤のバックを奪う。亀になった遠藤にゴツゴツパンチを入れるが、遠藤が見事に巻いたり、アームロックで上を取り返す。そしてパウンドを単発ながら落としていく。すると今度が朴が、見事な菊地スイープ(腕拉ぎ腕固め)や跳ね上げスイープ、潜りからのタックルと鮮やかに上を取り返す。そんなお互い見事な上下入れ替わる技術戦でした。

物議を醸している判定はドローに。基本的なレスリングの強さや技術の高さは朴、大きなパウンドや上になっていた時間は遠藤って感じ。個人的にはドローでいいかなって印象だった。
番頭さんは明確に朴の勝利を支持。遠藤のパウンドをどう評価するのかどうかでここは分かれるのでは。あのパウンドは会場を沸かしていたし、重そうにみえたが、本部席で見ていた番頭さんから見るとあまり当たっていなかったのかも。ここらへんはみなさんどう見えたんでしょう。ドローだと思わなかった方の意見聞きたいです。

そんなわけで朴選手はイメージと全く違うところで評価が凄く上がった。タックルきるだけじゃなくあそこまでレスリング強いとは。下になってもあれだけめくれるとは。富樫さんが遠藤選手に抑え込まれ続けたことを考えると凄い技術だ。修斗継続参戦を希望しているみたいだしどんどんトップランカーとの試合が見たい。

遠藤選手あそこまで上を取られるとは。でも意外な技術で上を取り返し、またマウント取られても自分の地力でブリッジして上を取り返した。うーん木口イズム。身体が強いんだろうな。今回は持ち味を消されまくったけど、それでもなんだかんだで不思議と強いってことを再認識させられた。


そんなちょっと地味な大会でした。うーんもうちょっと盛り上がるといいんだけどね。



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2009年01月23日

1/18修斗有明大会観戦記【前半戦】

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行きました有明。観客は最初入ってなかったなぁ。6割ぐらい。最終的には8割ぐらいになったかな。

それにしてもここ2年はケージフォース以外でディファ行ってなかったんで、金網じゃなくてリングなのに違和感感じちゃった。

席は…。やっぱり同じ高さでイスを並べられると、後ろは見づらかったです。段々になっているところは十分良く見えたんだけど。

【第1試合】ライト級 5分2R
○粕谷 さかえ(JPN/SHOOTO GYM K'z FACTORY)64.7kg
判定 3-0
×谷口 智則(JPN/マッハ道場)65.0kg
※[メイン]鈴木利治 20-18(1R 10-9/2R 10-9)
 [サブ]菅野浩之 20-18(1R 10-9/2R 10-9)
     横山忠志 20-18(1R 10-9/2R 10-9)

1Rテイクダウンした粕谷がバックマウントから腕十字狙い。腕抜かれても三角に移行。2R谷口がテイクダウンして、激しいパウンドで圧倒するもまたも三角に捕まる。粕谷が寝技で圧倒して完勝。

粕谷選手パスも下からの三角も巧かった。早く上に上がってほしい。でも簡単に下になったところはちょっとだけ心配かな。

谷口選手タックルの切り方とかも豪快だしパウンドも激しいし強いと思うんだけどなぁ。ちょっと三角捕まりすぎ。最後の三角は落ちかけてたけど気合で耐えてたみたい。終わってもフラフラだった。殴り合い上等なのになんで1R自分から組みに行ったんだろう。

【第2試合】ミドル級 5分2R
○山崎 昭博(JPN/SUBMIT静岡)75.9kg
S 2R 1'39"
×全龍在(KOR/パラエストラ清州)76.0kg
※腕ひしぎ三角固め
※※[メイン]鈴木利治 1R 8-10
  [サブ]菅野浩之 1R 9-10
      横山忠志 1R 10-9

寝業師2人なのに殴り合いに。山崎がパンチ出すもゾンが大振りのカウンターで迎え撃つ。ゾンの豪快なパンチが山崎を圧倒し始める。激しく前に出るゾンに山崎がカウンターを当ててゾンの腰を落とす場面も。
2Rもゾンがパンチで攻勢。パンチで山崎を打ち抜き、倒れた山崎にバックから追い討ちパンチ。山崎は殴られながら冷静に前転し、ガードから三角十字を極め一本!

ゾン様ブンブンファイトで追い詰めたがあっさり極められた。あの勢いで攻めてたからしょうがないか。

山崎選手は打ち合いでグダグダになったが、最後は持ち味でガッチリ極めた。最初から寝技に行ってくれれば良かったのにって思っちゃうけど殴りあいたかったのかな。

この試合ダウンカウントがあったら展開違っただろう試合。

【第3試合】フェザー級 5分2R
○KODO(JPN/シューティングジム神戸)59.6kg
KO 2R 0'36"
×細井 鷹飛呂(JPN/パラエストラ松戸)59.7kg
※[メイン]鈴木利治 1R 10-9
 [サブ]菅野浩之 1R 9-10
     渡辺恭介 1R 10-10

KODOはキャラチェンジ。髪は銀髪?肌は褐色。うーん今までのイメージと真逆。DREAM出て価値観変わった?

KODOがガンガン前に出る。パンチ振るう。タックルでテイクダウン。細井はすぐ立って至近距離でパンチ返す。KODOはとにかくパンチを出してタックルで倒す。細井はオモ仕掛けたりしてすぐ立つ。スイープで一瞬マウント取る場面も。細井の互角な戦いぶりに驚いていたが、2R打ち合いからガッツリKODOのパンチ(右?)が入って倒れる細井。パウンド追い討ちを見てすぐ止めるレフリー。なかなか立てない細井。最初の一発でかなり効いてた模様。

細井巧くて凄くいい動きしてたけど一発でやられた。うーんもったいない。中間距離は危なかったか。

KODO正直すぎる戦い方で「こんなもんだっけ?」と思ってみてたけど、目にも止まらぬ高速パンチで衝撃KO。うーんパンチは相当な武器みたいね。

これはダウンカウントがあってもきっと展開違ってない試合。

【第4試合】バンタム級 5分2R
×秋本 じん(JPN/秋本道場JUNGLE JUNCTION)55.9kg
判定 0-3
○塩田“GoZo”歩(JPN/パラエストラ八王子)56.0kg
※[メイン]鈴木利治 18-20(1R 9-10/2R 9-10)
 [サブ]横山忠志 18-20(1R 9-10/2R 9-10)
     渡辺恭介 17-20(1R 9-10/2R 8-10)

塩田が引き込んでラバーで固めて下から延々コツコツ殴る。最後はヒールの取り合い。2R秋本のタックルに塩田がタックル。秋本切る。ガッチリ組んで塩田がテイクダウン。パスしてマウントとって首とってギロチン。

塩田さん、やっぱりやっぱり寝業師には強い。一度上を取ってからの安定感も凄い。打撃が得意なわけじゃないし、繰り返したタックルも倒せなかった。しかし組んでからの強さが出てきた。引き込んでも安定してるし。先にクラスAに行かれた世界ランカー達の背中が少し見えてきたか。

じんさん、今日はいいところを完全に塩田さんに消された。ちょっと寂しい試合。鉄人的な試合のこなし方なんだけど、結果が伴わない…。



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2009年01月18日

ルミナはSBに出場… そうですか…

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今日の修斗はボチボチでした。イマイチとも言うかな。

粕谷の三角、山崎の三角十字、KODOのパンチ、塩田さんのパスが良かった。
石渡vs小見川は面白かった。小見川強かった。
中村地力がどんどん強くなってるような。
BJ不調なりに良く頑張った。タイタノも良かった。
遠藤も朴もまさかグラウンドの攻防ばかりになるとは…。
2人とも組み技、寝技巧くてびっくり。打ち合い観たかったけどね…。

今日はフラッシュダウンが多くて、今年からのダウン廃止を凄く意識した大会だった。
倒れたほうが、すぐ立って戦い続ける展開が多かった。違和感全然なかった。これはこれで凄くいいんじゃないでしょうか。

僕が聞いた噂は噂でした。話が流れたんでしょうかね。



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2009年01月17日

ルミナの次の舞台

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「俺も修斗以外の試合の発表で挨拶する予定です。」

ルミナがblogでこう語っている。

修斗以外の大会に参戦することがほぼ決定したんだろうか。


実際ルミナが近いうちに総合格闘技の他団体で試合をするっていう噂は聞いていた。

正式決定だとするのなら個人的には残念だ。

僕としては修斗の舞台だけで総合格闘家としての人生を全うしてほしかったという気持ちが正直ある。
一番感じるのはなぜこの時期にこのタイミングでということ。
もっと前にいくらでもPRIDEやHERO'Sに出ることができたのではないか。

戦績も試合内容も良くなく、きっとコンディションも良くないであろうこの時期にいまさら他団体?というのが正直な気持ちだ。
まぁ本人がそこに可能性とモチベーションを見出しているなら問題ないんだが、どこに行っても十分なパフォーマンスが見せられるのかが心配だ。他団体だったらなおさら。

ちなみ噂で聞いたのはすぐ思いつかないような意外な舞台でした…。
どうなんでしょ。



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2009年01月14日

1/18修斗有明大会見所【噂の階級的にもこの男が見所】

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超久々ディファ。少しだけ観やすくなった南側席にあらためて期待。

【第1試合】ライト級 5分2R
粕谷 さかえ(JPN/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
versus
谷口 智則(JPN/マッハ道場)

4勝(1KO)3敗3分と3勝(2KO)5敗。2人ともそんな選手じゃないと思うんだけど。凄く期待してるんだけど。クラスAとそんなに差がないと思ってる。

前回の対戦は2006年の7月。このときは3:0(20:18×3)で粕谷選手が完勝。でもほとんど差がなかったはず。谷口の激しいパンチを粕谷がガードし、再三タックルを仕掛け、切られつつもなんとか倒したはず。

今回も全く同じ展開になる気がする。基本的に互角だと思う。どっちかが違う戦法で来たらそれはそれで楽しみ。


【第2試合】ミドル級 5分2R
山崎 昭博(JPN/和術慧舟會駿河道場)
versus
全龍在(KOR/パラエストラ清州)

山崎選手7戦してUFC選手の吉田選手以外には負けてないのか。凄いな。やっぱり実力者だ。

全龍在は韓国人シューター。確かパレストラに柔術留学に来てて中井さんから「ゾン様」って呼ばれてたはず。個人的に交流はなかったんだけど、頑張ってほしい。そういえばADCCの大会でアマゾンと大接戦をしたんだっけ。こりゃ寝技対決かな。

【第3試合】フェザー級 5分2R
KODO(JPN/シューティングジム神戸)
versus
細井 鷹飛呂(JPN/パラエストラ松戸)

なかなかの好カード。

KODOは前回田澤選手に負けるまで無敗。パンチとレスリングを中心にバランスが素晴らしい。

対する細井もバランスがいい。勝ったり負けたりだが、敗北は強豪ばかり。フックが強く、組んでも強く寝技もできる。おとなしそうで試合だと肝も据わっている。

なかなか熱い技術戦になるのでは。やはり戦績的にもスタイル的にもKUDOがちょっと有利かな。

【第4試合】バンタム級 5分2R
秋本 じん(JPN/秋本道場JUNGLE JUNCTION)
versus
塩田“GoZo”歩(JPN/パラエストラ八王子)

新旧寝業師対決。まぁ塩田さんも新って感じじゃないけど(^-^;)。

じんさんは9戦勝ち星なし。でも歩みを止めない37歳。凄いね。最近9戦で引き分けているのは生駒選手との2戦。やはり寝業師とは相性いいはず。今回のマッチメイクは期待通りか。

塩田さんの戦績も分かりやすい。寝技に付き合ってくれる相手には滅法強い。前回は見事なテイクダウンと寝技で新人王に完勝。今回の先輩寝業師との対戦も願ったり叶ったりか。

じんさんが勝つなら上を取ってのパウンド判定かな。塩田さんが好きな形で組めればGOZOペースにずっと巻き込むこともできると思うんだけど。楽しい寝技対決を期待。打撃で決着は勘弁(^-^;)。

【第5試合】ライト級 5分2R
石渡 伸太郎(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
versus
小見川 道大(JPN/吉田道場)

日本を代表するイケメン柔道家も総合ではずっと苦戦中。11戦4勝7敗といった感じ。
ポテンシャルがあっても覚えることが多すぎたか。小見川選手の試合は正直PRIDEでの惨敗しか見たことないんだけど、成長しているんだろうか。はっきりいって石渡選手は相当な攻撃力があるので、打撃のディフェンスができていないと相当厳しい試合になると思うが。

石渡選手は3連勝中の注目選手。激戦のライト級の中で6勝4KOなわけだが、とにかくその攻撃性がハンパない。弱点は倒されて抑え込まれた場合か。あとは打撃大好きだけど決して打たれ強くないかも。

石渡選手があまりに評価が高いため、小見川選手に期待してしまう。ちゃんと総合ができるようになっているなら強いはずだが。
このマッチメイク、非常に楽しみという見方もあるし、大人気ないという見方もある。さてどう転ぶか。

【第6試合】ライト級 5分3R
中村“アイアン”浩士(JPN/東京イエローマンズ)
versus
碓氷 早矢手(JPN/和術慧舟會RJW)

層の厚いライト級でとうとう6連勝し、日沖選手にも引き分けた中村選手。そのレスリング力は半端なく磨きがかかっている。スタンド打撃も鋭くなっているらしい。その地力と奇人イズムでどこまで登り詰めるか。

クラスBで将来のランカーに負けてばかりだった不運な碓氷選手もここ5戦で4勝とその確かな実力を最近は見せ付けている。高度な打撃とレスリングと寝技で今回も勝ちきるか。

総合力は碓氷選手だが、中村選手のテイクダウンはハンパない。相当碓氷選手が組んでから粘らないと中村ペースが続くと思われるが。

セミ【第7試合】バンタム級 5分2R
BJ(JPN/リバーサルジム横浜GRUND SLAM)
versus
ジェシー・タイタノ(USA/グラウンド・フー スパイク22)

BJは頻繁に試合をして素晴らしい。またあのアグレッシブファイトと極めを観たい。

タイタノはウルシとの試合を金網で見た。あまり覚えていないんだが、バランスが良くてスピードがあって打撃が凄くアグレッシブだったはず。確か凄くいい選手だったはず。修斗で観たいと思ったはず。

BJが下手に打ち合ったら十分アップセットの可能性がある緊張感のあるいい試合になると思う。

メイン【第8試合】ウェルター級 5分3R
遠藤 雄介(JPN/GOKITA GYM)
versus
朴 光哲(JPN/KRAZY BEE)

こういうカードいいなぁ。
最近は世界王者の中蔵選手にしか土をつけられず、重い腰と硬いパンチで環太平洋王者に登り詰めた遠藤選手。
HERO'Sや金網などでの活躍が最近は多かったけど、そのオラオラ系の相手を飲み込むパンチャー朴選手。
世代的にもキャラ的にも違うけど、2人とも殴りあい上等。楽しみ。

スピードは朴。当て勘は遠藤?圧力は遠藤?気持ちは2人とも強い。遠藤選手はガッチリタックルも織り交ぜてくるかも。これを朴選手が切れるか。応援合戦も激しそう。楽しみだ。



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2009年01月12日

いまさらDynamite!!地上波観戦記

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いまさらダイナマイト各試合の雑感だ。

第1試合 DREAMルール 無差別級 1R10分・2R5分
○ミノワマン(フリー)
×エロール・ジマーマン(スリナム/ゴールデン・グローリー)
1R 1'01" 足首固め

毎回書いているが美濃輪はかっこいい。入場から試合から退場までパッションがたまらない。だから入場曲を変えていけないタイプの選手だ。ここらへんは「デカくて打撃の強いジマーマンも総合格闘家にかかればこんなものさ」なんてK-1ファイターが負けて楽しんでいたんだけど…。

第2試合 K-1甲子園 準決勝 62kg契約 3分3R
×日下部竜也(愛知県立豊田高校1年/大石道場/中部地区大会優勝)
○卜部功也(千葉県立岬高校3年/西山道場/関東地区大会優勝)
3R 2'29" TKO (ドクターストップ:鼻の負傷)

日下部くんの根性もステップも良かった。でも体格違うでしょ。顔面殴られすぎでしょ。16歳?子供があれだけ顔殴られてると楽しんで観られないんですけど…。

第3試合 K-1甲子園 準決勝 62kg契約 3分3R
○HIROYA(セントジョーンズインターナショナルハイスクール2年/フリー/推薦選手)
×嶋田翔太(西武台高校2年/島田塾/推薦選手)
判定3-0 (朝武30-39/小川30-29/豊永30-29)

凄く激しいいい試合。嶋田君も気合たっぷり。でも感想は同じ。顔殴られすぎてて引く。

第4試合 K-1ルール 71kg契約 3分3R(延長1R)
×佐藤嘉洋(フルキャスト / 名古屋JKファクトリー)
○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン・オデッサ)
判定0-2 (朝武29-30/小川29-29/黒住28-29)

いい試合だったけど、パンチの勢いで佐藤が負けてた。そしてきっと観客はほとんど総合ファン。やっぱりこのタイミングでやる試合だったんだろうか。

第5試合 DREAMルール 68kg契約 1R10分・2R5分
×所 英男(チームZST)
○中村大介(U-FILE CAMP)
1R 2'43" 腕ひしぎ十字固め

本当に華やかで鮮やかな試合。中村の手首さえ掴めれば最終的に十字に持っていく美しい流れは素晴らしい。最後も所の股裂きに対して見事に腕十時で切り返した。
でも68kg契約というのは微妙だけどね。中村の試合がもっと見たくなった。所は骨折したらしく、もったいない。


第6試合 DREAMルール 75kg契約 1R10分・2R5分
×坂口征夫(坂口道場)
○アンディ・オロゴン(ナイジェリア/フリー)
1R 3'52" TKO (レフェリーストップ:右アッパー→グラウンドパンチ)

坂口にちょっと期待していたんだけど、勢いのある普通の選手だった。やっぱりグラウンド、特に三角は決して巧くないように見えた。基本的に打撃の選手らしい。スタミナ切れか最後もパンチもらう前から動き鈍くなってたし。でもああいう立場でこの大舞台に出てきただけでも偉いかも。

第7試合 K-1甲子園 決勝 62kg契約 3分3R(延長2分1R)
×卜部功也(千葉県立岬高校3年/西山道場/関東地区大会優勝)
○HIROYA(セントジョーンズインターナショナルハイスクール2年/フリー/推薦選手)
4R 判定0-3 (朝武9-10/岡林9-10/小川9-10)
3R 判定0-0 (朝武29-29/岡林30-30/小川29-29)
※HIROYAが優勝

HIROYA以外にも強い高校生はたくさんいるんだ。まぁ本当に僅差だったのでHIROYA優勝でいいんじゃないの。

第8試合 DREAMルール ヘビー級 1R10分・2R5分
○ボブ・サップ(米国/フリー)
×キン肉万太郎(不明)
1R 5'22" TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ)

万太郎も頑張ったよ。見事なレスリングテクだったよ。そしてマスクがずれて直しているうちに被弾して敗北(笑)。もっともダイナマイトらしい試合。しかも不自然に「屁のツッパリにもならない」を連発。知人も「この人石井慧選手??」って質問してきた。この戦略はあまりにあざと過ぎる…。ある意味田中選手がこの大晦日最大の被害者かも。
サップは予想より頑張った。もしかしたら成長したのかも。パウンドでタップしなかっただけ偉い。今後も程良い相手を当てればそこそこの試合をするかも。見たいかっていうと微妙なんだけど。

第9試合 DREAMルール ヘビー級 1R10分・2R5分
○セーム・シュルト(オランダ/ 正道会館)
×マイティ・モー(米国/フリー)
1R 5'31" 三角絞め

シュルトの三角絞め。うーん外れなさそう。でも相変わらずテイクダウン耐性無いのかなぁ。だとするとあんまり総合で期待できないんだけど。負けちゃったけどモーみたいなサモアンがガッチリ総合鍛えた試合見たいんだけど。やる気あるのなら。

第10試合 DREAMルール 80kg契約 1R10分・2R5分
○桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
×柴田勝頼(ARMS)
1R 7'01" TKO (レフェリーストップ:マウントパンチ)

やっぱり柴田の打撃はいい。だからなぜ自分から組みに行った。そしてなぜ寝技が成長しない。以外に好きな選手なのだ。だからあの寝技は何とかしてほしい。根性ある分だけ事故が起こるか廃人になりかねない。
マッハのあの寝技での安定感はさすが。ちなみに年明けusilogのアクセス解析してみたら毎日「マッハ 流失」のキーワードで100人以上来てた(^-^;)。みんなそんなに見たいのか。2丁目の住人か。まぁ分からなくないが(笑)。

第11試合 K-1ルール 70kg契約 3分3R
×武田幸三(治政館)
○川尻達也(T-BLOOD)
1R 2'47" KO (3ダウン:左フック)

ある意味予想通り。川尻の踏み込み、フック、アッパーの連打はかなり鋭かった。もっとも黒船効果が現れた試合では。早くまた総合の試合が見たい。アメリカの強豪のタックルを切り、パンチで殴り倒してほしい。

第12試合 K-1ルール 無差別級 3分3R(延長1R)
×バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
1R 2'02" KO (左フック)

これはなにげにショックだったなぁ。バダ・ハリの危なっかしいスタイルは危険だよな。結果論だけどダメージが残ってた気がする。いつもよりパンチ粗かった気がする。
アリスター、強いのね。ボディもハンパ無い。怪しい噂が出るくらい。でもこれだけ打撃レベル高ければミルコと互角以上に打ち合ったのも分かる。ご存知必殺技ギロチンもあるし、最近かなり強いんじゃない。スタミナさえ改善されてれば(^-^;)。

第13試合 DREAMルール ヘビー級 1R10分・2R5分
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
×チェ・ホンマン(韓国/フリー)
1R 6'32" KO (左インロー)

この日のミルコはフットワークが使えていた。いい時のミルコに見えた。そしてローで勝利。よく考えるとミルコの勝利するパターンでこれしかなかったかも。
ホンマン遅い…。捕まえられないんじゃ巨体も生かしようがない。あのインローも膝の急所だから相当痛かったはずだけど、完全に心が折れまくって倒れちゃうところがまたホンマンらしい。
ホンマン期待していたけど、ミルコが見事に小よく大を制してくれた。

第14試合 K-1ルール 無差別級 3分3R
×武蔵(正道会館)
○ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ / レッドデビル・インターナショナル)
1R 2'32" KO (3ダウン:右フック)

やっぱり油断だよなぁ。ステップでなぜ逃げ切れない。情けないという一言に尽きる。でも日本人なのに常にブーイングにさらされていた武蔵はちょっと可哀想だよな。アウェー感ありすぎたでしょ。
ムサシは強い。あんなパンチ強烈だとは。GPでは寝技の方が評価されてたけど、打撃ハンパないのね。凄い選手だ。いろいろな選手とやってほしい。しかも体重増やしまくったのに身体締まってたし。武蔵と対照的だった。


第15試合 DREAM特別ルール 無差別級 5分3R
○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
×マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナ・スーパー・ファイタージム)
1R 0'18" KO (右フック)

これもショック。巨体で豪腕でメチャメチャ打たれ強いK-1を制したことのあるサモア人がまさかずーっと体重軽い選手にKOされるとは。ハントにはちょっと幻想持ってたのに…。ヒョードルをあんなに苦しめたのに。
マヌーフのスピードとパワーがあればあれだけのジャイアントキリングを起こせるって事ですか。凄すぎます。


第16試合 DREAMルール ライト級 1R10分・2R5分
○青木真也(パラエストラ東京)
×エディ・アルバレス(米国/ファイト・ファクトリー)
1R 1'32" ヒールホールド

NTT最強ってことになってきてます。少なくとも日本においては。でもここまで特殊なスタイルだとそのまま世界のトップに通用するのでは。投げられたってマウント取られたって外掛けしてアキレスからヒールに切り替えちゃうんだから。足関っていうのは昔々からUWF戦士もシューターも日本人が得意な技術でありつつ、総合格闘技の技術が語られてきたころからは一番早く切り捨てられてしまった技術のひとつだから、こういう形で青木君が足関で勝つのはなんともうれしい。


第17試合 DREAMルール ライト級 1R10分・2R5分
?ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー/DREAMライト級王者)
?J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
中止 (ハンセンは原因不明の頭痛によりドクターストップ)

一番楽しみだった。とにかく残念。

第18試合 DREAMルール ミドル級 1R10分・2R5分
○田村潔司(U-FILE CAMP)
×桜庭和志(Laughter 7)
判定3-0 (ヒューム=田村/島田=田村/三宅=田村)

道場では戦う前から壊れていた桜庭の身体を心配声が多かった。


そんなわけで正にアップセットがあって決して退屈じゃないダイナマイトでした。



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2009年01月08日

usiの観た田村vs桜庭

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大晦日に行われた桜庭対田村は地味な地味な試合になった。

僕は桜庭のグラウンドテクニックが勝るのを予想していたんだけど、結果的に全く違う内容になった。


RINGS時代、当時の日本人プロレスラーの中で圧倒的なスピードと技の切れを持った田村は僕にとって特別な存在だった。
でもPRIDEでグレイシー狩りを成功させ続けた桜庭が日本総合格闘技界の顔になっていったのに比べ、RINGSで強豪と戦っていた田村の評価はイマイチだった。
田村は2000年にヘンゾを見事に破るという偉業を成し遂げたんだが、同じ年にホイスの足を折り、ヘンゾの腕を折った桜庭の方が、PRIDEという一大ムーヴメントの中心にいたこともあり圧倒的な評価を受けていた。
昔、どちらかといえば、アンチ桜庭で田村贔屓な僕は以前から桜庭の圧倒的人気の実力に比べて田村の評価の低さが気に食わなかった。

そして田村はPRIDE19から同じ舞台に上がるようになり、大晦日のたびに毎年のように日本人エース同士であり、因縁の先輩後輩対決として対戦を煽られ始めたんだけど、ずっと僕は「知名度、人気で負けている田村の実力も英雄桜庭と遜色ないはずだ」と期待し対戦を楽しみしていた…。で、結局2008年になった。

ただ、いざ対戦が正式決定してみると、この8年間の中でいつの間にか僕の中でPRIDEのエースとして世界の強豪とぶつかる桜庭への評価と幻想が上がり、HERO'Sで金泰泳に完敗し軽量級の所と戦うような田村への評価が必要以上に下がっていた。そして今回の対戦を前の予想としては桜庭有利となった。

試合が始まると、桜庭のタックルを徹底的に切って田村は全くいいポジションを与えなかった。グラウンドで上を取った田村はインサイドの中から執拗に容赦なく痛そうな鉄槌を落としていった。スタンドでも田村は鋭いローで何度も桜庭の足をきつく跳ね上げた。
桜庭は驚くほど何もできず、ローを痛々しく打たれ続けて、グラウンドではしこたま殴られ続けた。あれじゃはるかに金泰泳のほうがグラウンドのディフェンスができている。
たまに腕十時を仕掛けるだけの桜庭は、まるで策のない中堅柔術家のようだった。わざと愚直に戦っているようにすら見えた。対する田村も最後は敢えてKOしないようにみえた。戸惑っているようにすらみえた。
そんな不思議な空気が流れたまま試合が終わった。

一般的には動きが少なかったし凡戦だったと思う。ただ個人的には緊迫感があったし、なんとも言えぬ2人の感情が垣間見えて凄く興味深い対戦だった。


そうは言ってもこの対戦で良く分かったことは…、

現在における桜庭のコンディションの酷さ。もちろん分かってはいたつもりだが、長年の体格差を無視した激闘は、まともに動けない身体にしてしまっていたようだ。

そして田村が期待以上にスタンドでもグラウンドでも桜庭と相性が良さそうなこと。8〜10年前の桜庭全盛期に2人が対戦しても拮抗した試合になったのではないか。どっちが勝ったかどうかは置いといて。

あと知人が戦前から言っていたのは「2人の実力は互角で、当日のコンディションが勝敗を分ける」ということ。正にそんな結果になったのかもしれない。
つい意地悪く見てしまうが、やっぱり田村が桜庭のコンディションが落ちていくのを見つつ対戦時期を引き伸ばしていたんだろうか…。田村らしいといえば田村らしいが。


印象的だったのはリング上での2人の言葉。

桜庭「すみません」「ありがとうございました」
田村「仲よくしてください」

戦前と違いリング上で後輩らしかったのは桜庭。その逆が田村だった。



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2009年01月06日

1/4戦極の乱・PPV雑感

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戦極のメインについては昨日書いたので、それ以外の試合も雑感を。


▼第1試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
○チェ・ム・ベ(韓国/チーム・タックル)
TKO 2R2分22秒 ※レフェリーストップ
●デイブ・ハーマン(アメリカ/F1 Fight Team)

ハーマンはまぁ普通にいい選手。郷野の言うとおり、一人練習じゃここまでしか来れないのでは。パンチを効かされていたのもあるだろうが、最後は完全にスタミナが切れ、心が折れていた。
チェ・ム・ベはあのしつこいタックルと乱戦になったときのパンチが熱かった。応援しがいのある選手だ。

▼第2試合 戦極ライト級ワンマッチ 5分3R
○光岡映二(和術慧舟會RJW)
一本 1R4分22秒 ※腕ひしぎ十字固め
●セルゲイ・ゴリアエフ(ロシア/MMA BUSHIDO)

ゴリアエフの足がかなり効いて驚いたが、4分しか持たなかった。マウンド許すと一発で十字極められた。でも光岡のあの首に右足を引っ掛ける腕十時のやりかたはお見事。ゴリアエフは何を仕掛けられているのか分からなかったのだろうし、腕が抜けなかったんだろう。

▼第3試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
○アントニオ・シウバ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
TKO 1R1分42秒 ※レフェリーストップ
●中尾“KISS”芳広(TEAM TACKLER)

アントニオ・シウバが器用な選手になってた。コンパクトな打撃に、安定したがぶりからのスピニングまでこなす器用さ。さすがATT。アクシデントがなくてもあの選手を倒すの厳しいだろうな。
もっともっと活躍してシュルトやホンマンと一緒に「器用な巨人症最強説」を証明してほしい。
中尾は期待してるんだが残念。ただ体格差ありすぎだ。これじゃ中尾の実力が分からない。

▼第4試合 戦極ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
○キング・モー(アメリカ/チーム・クエスト)
TKO 1R3分54秒 ※レフェリーストップ
●内藤征弥(和術慧舟會RJW)

これは本当にミスマッチだと思うが。内藤も一応善戦していたし、グラウンドでの下からの仕掛けも巧いらしい。でもポテンシャルが違いすぎるでしょ。
まだ全く本格的な選手と当たっていないので、過大評価をするつもりはないが、やばすぎるポテンシャルだと思う。強い相手が探せないなら戦極で戦うのはもったいなさすぎる。
派手なパフォーマンスは特に好きでなかったが、仏頂面のレフリーに「モー!」を言わせたセンスは抜群(笑)。

▼第5試合 戦極ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
○菊田早苗(GRABAKA)
判定2−1
●吉田秀彦(吉田道場)

正直動きのないつまらない試合になると思っていた。スタンド膠着が多いのかななんて予想してた。確かにレベルは決してレベルは高くなかった。でも異文化の対決って感じでおもしろかった。

吉田の鋭く重そうな右。冷静にガードしつつ必死で組み付き、引き込みを厭わない菊田。抜群の安定感でパンチを落とす吉田。吉田と戦ったホイスと同じようにヒールで展開の打開を図り、見事足関節スイープを決める菊田。
そしてグラウンドで試合を支配する菊田、スタンドで強烈な圧力を強める吉田。2人の勝敗を分けたのはまさに柔道家対柔術家の典型的な展開、投げの際だった。
豪快に投げたのは金メダリスト吉田。投げられながらもすぐにバックについたのは菊田。あとは独壇場。最後まで全く危なげないポジションをキープして菊田が一方的に攻め続けた。
吉田に1票入ったときはぞっとしたけど…。

菊田の寝技は見事だった。しかし吉田が寝技できなさすぎ。足関への対応も駄目だし、ポジション取られてからの対応もさっぱりホイス2戦目から進歩してなかった。あれじゃ寝技系の選手とやったら…。ましてやどの局面でもとんでもないレベルで戦うトップ選手と戦ったら全く戦えない。本人が引退を匂わすのもやむを得ないと思うが。

それにしても正に時代は足関だなぁ。NTTのように磨き上げれば一本をバンバン取れる。そうでなくても総合での試合では最も有効なスイープとして使える。すっかりスポーツ化しちゃって技術が固定されつつある総合だけどやっぱり面白い。まだまだ何の時代が来るか分からない。

▼セミファイナル(第6試合) 戦極ミドル級チャンピオンシップ 5分5R
○ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム/ミドル級GPシリーズ王者)
TKO 5R3分26秒 ※チョークスリーパーでレフェリーストップ
●三崎和雄(GRABAKA/PRIDEウェルター級GP2006王者)
※サンチアゴが戦極ミドル級初代チャンピオンの座に就く。

いやー凄かった。死闘といっても言いぐらい。5Rが短かった。かなりの緊張感。また三崎への評価が上がった。あの殺気、あのスタンドの武器の多さ、あのスピード。凄い選手だ。でもそれが続いたのは4Rまで。最後はパワーの差かなぁ。リーチの差かなぁ。テイクダウン取られて、強引にパウンド落とされて動きが鈍った。そして最後はテイクダウンからマウント取られてスリーパーで先輩パンクラシスト(強引な結びつき?)の船木と全く同じように白目をむいて絞め落とされてしまった。まさに激闘。凄い試合だった。

三崎は本当に最近凄い。試合にあまり外れがない。思想については好みが分かれるところだが、キャラも実力も凄い。以前の低評価が嘘のようだ。サンチアゴともほとんど実力差はないように感じたが、一番気になるのは体格差かな。確か1階級普通に落とせるんでしょ。どうなんだろう。

サンチアゴは強い。絶対このままいけば三崎ペースだと思いきや、きっちり勝負をつけた。5Rまで相手のホームで冷静に戦うことも凄いし、最後にきっちり一本取る技術も凄い。底が見えたようでまだ見えていないのかもしれない。うーん強い。


試合数は少ないけど外れがなくて悪くない大会だったのでは。

それにしてもフェザー級トーナメント決定8選手が気になる〜!DREAMのフェザー級トーナメントも今年はあるんだっけ?また修斗の選手がゴソッと抜かれるのかなぁ。



usiwotaose at 23:39|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!戦極