2009年08月

2009年08月27日

BORDER-season1-「進撃」と柴選手のコメント

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8/16に行われたBORDER -season 1-「進撃」についても。

直心会っていうのは不思議な黄色いお化けキャラのイメージしかなくて…。

それが昨年からBORDERシリーズを始めて、いいカードを組んで、会場を満員にして。
興行に対する情熱や努力はもちろんのこと、コミュニティというか人脈が直心会の小池会長にはあるんだろう。素晴らしい。
チケットに選手がサインしてるんだっけ?あれも凄いよなぁ。

そしてホームページ見たらメイン3試合の動画がアップされてるのね。これもびっくり。なんてありがたい。

そんなわけで感想。

【第6試合】ウェルター級 5分2R
○柴 博(JPN/PUREBRED京都)69.9kg
S 2R 2'19"
×田中 達憲(JPN/和術慧舟會兵庫支部)70.0kg
※三角絞め

一番良かった。柴選手いい選手だなぁ。打撃もシャープだけど、あれだけ下から仕掛けが巧いと気持ちいい。右でも左でも三角ガッチリ取れるところが素晴らしい。これで4連勝。東京でガンガン試合やってクラスA上がってください。

田中選手も良かった。ルックスもマッチョな肉体も見た目に違わぬ素晴らしいパワーも。

個人的に最近気になるのが柴選手のコメント。

試合前
「修斗に出られない時期は別の所に出ていました。」

試合後
「修斗での試合は間隔空いてしまい、同期の選手達が勝ち上がっていってますが、僕、マイペースなんであんまり気にはしていませんでした。他の団体にも上がらせてもらっていましたし、練習さえしていれば実力に差が開く事はないと思っています。自分は自分ですから。」

絶対干されていたこと気にしてるでしょ!でも新人王まで取って、他団体でも活躍してこのオファー頻度じゃ愚痴るものしょうがないよな。

というわけで、柴選手の三角が、修斗が東京で見たい。ついでに試合後の踊りも東京で見たい。できれば恨み系コメントも期待したい。是非在京のプロモーターは実力者柴選手にオファーを!

セミ【第7試合】バンタム級 5分2R
○渡辺 健太郎(JPN/直心会格闘技道場)55.8kg
判定 3-0
×亀井 達朗(JPN/パラエストラ広島)55.8kg
※[メイン]鈴木利治 19-18(1R 9-10/2R 10-8)
 [サブ]福岡諭志 20-17(1R 10-9/2R 10-8)
     草柳和宏 20-17(1R 10-9/2R 10-8)
※※2R、ローブローの反則で亀井に減点1

これもなかなかいい試合。亀井選手の打撃も良かったけど、やっぱり渡辺選手の勢いが素晴らしい。凄かったのは足を捌いてからのパウンド。凄い速さ!そして豪快な拳の落としっぷり。あまりヒットはしなかったけど、あれだけでも十分な迫力。渡辺選手はプロとしての勢いと華があるよね。地元だから特に気合入ってたんだろうけど。

印象的だったのは2人の素晴らしすぎるマナー。
ローブローを放ち丁寧に謝る亀井。
グラウンドに移行する微妙なタイミングで顔面を思い切り蹴り上げてしまった亀井。レフリーが流したのに、起き上がり丁寧に手を合わせ謝る亀井。それに丁寧に答える渡辺。
渡辺が上から頭突きをしてしまう場面も。もちろん丁寧に謝る渡辺。
試合後は試合中の反則を具体的に謝る2人。いやーやっぱり見ていて気持ちがいいね。微笑ましかったです。

メイン【第8試合】ミドル級 5分2R
×小西"獅子"優樹(JPN/シューティングジム神戸)75.8kg
判定 0-3
○佐藤 拓也(JPN/PUREBRED京都)75.6kg
※[メイン]若林太郎 18-20(1R 9-10/2R 9-10)
 [サブ]鈴木利治 18-20(1R 9-10/2R 9-10)
     草柳和宏 18-20(1R 9-10/2R 9-10)

佐藤選手投げ強いなぁ。そして相変わらずの怒涛のパス。でも小西選手が凌ぐ凌ぐ。足がちゃんと利いてエビが巧い。でも組むと確実に佐藤選手が首投げで投げる。そしてパウンドとパス。
うーん強い。そして固い(笑)。文句無くクラスAでいいでしょ。

小西選手もさすが強いね。今回は塩漬けにされたけど、パンチの殺傷能力は十分伝わる動き。早速次回10月大会で試合が組まれた模様。

とにかくプロモーターはせっかく若手実力者が充実してきたミドル級を盛り上げてあげてくれ。クラスAになったとたんオファーが来なくなる不幸な現実はなんとかしてあげてくれ。試合が組みにくくなるなら世界ランキングも環太平洋ランキングも保留で日本ランキングを作ってあげて。とにかく修斗ミドル級で戦う選手達にモチベーションを!


会場は小さくても立ち見まで満員のお客の中での大会はいい大会になりますよね。TKプロモーション凄いです。



usiwotaose at 01:16|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!修斗 

2009年08月24日

新型インフルエンザ

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新型インフルエンザの感染者が出た。

試合直前の選手に感染したそうで。
欠場なのかな…。不運であり、かわいそうです。


個人的には5月の新型インフルエンザ騒動は馬鹿らしいと思っていて、毒性が弱いうちから、海外に行く人間を罵倒したり、感染者を差別したり、マスクを狂ったように買い込んだり、他の感染症の知識が無いのにあの騒ぎ様はあきれるばかりで。ましてや国内に感染者が現れた頃になると逆に誰もマスクをしないし騒ぎもしないというなんとも不思議な社会です。


でも、ここまで超身近になってくるとさすがに最低限の対応はしなくちゃいけないと思い始めました。

選手のみなさん気をつけて。
一般人も大抵の人は抵抗力の弱い家族もいるだろうから、まずは自分から気をつけたいですね。

さて今週末はどうしよう…。



2009年08月20日

UFC101 2人の絶対王者が凄すぎ…

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今日はUFC101について。

いろいろ試合あったけど、アンデウソンとBJにつきる。
特にアンデウソン。もうびっくり。

<UFCライト級タイトルマッチ 5分5R>
○BJペン(王者)
(4R チョークスリーパー)
●ケニー・フロリアン

ケンフロもかなり強いって聞いていたんだけど、いいところなし。打撃もBJ。組んでもケンフロは倒せず、BJが削ってからあっさり倒し、最後はバックマウントから肝臓を踵でいじめつつ簡単にスリーパー葬。やっぱり天才でしょ。当分絶対王者かねぇ。

<ライトヘビー級 5分3R>」
○アンデウソン・シウバ(ミドル級王者)
(1R KO)
●フォレスト・グリフィン

これはマジでびっくり。アンデウソンが苦戦するのを楽しみにしていたのに…。
グリフィンはショーグンやランペイジに勝った元王者ですよ。それが階級下の選手に…。
これがホントの子供扱い。ボクシング技術じゃ世界王者と4回戦ボーイみたいな差があったのかも。相手を見切ってからのアンデウソンの動き。あんなに打撃に余裕があるとは。フロイド・メイウェザー・ジュニアとやりたいって言ってたのはネタじゃなくて自信があったのね。もう参りました。
誰も勝てると思えないけど、やっぱり柔術セレブとユウシン・サンダー・ライガーには是非挑戦して大番狂わせを起こしてほしいものです。

とにかくこのパウンド・フォー・パウンドの2人には負けてから引退してほしい。もう自分の階級では敗戦せずに飽きて引退しそうで困る。



usiwotaose at 02:33|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!UFC 

2009年08月19日

ジーナ・カラーノはアルバート・クラウスばりにかっこいい

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さすがにblogさぼりすぎなわけだが…。定期的に訪問していただいている方申し訳ない。

都内の修斗が最近ないとはいえ、ボチボチ更新します。


STRIKEFORCEについて。
ネットでいくつか動画を拾って見た。

ヘビー級 5分3R
○ファブリシオ・ヴェウドゥム
×マイク・カイル
1R 1'24" フロントチョーク

普通にヴェウドゥムが勝ってた。あんなにモンモンあって強面だったっけ?
とにかく特にスピードもパワーも感じないんでヒョードルの相手としては興味ないなぁ。

ストライクフォース世界ライト級暫定タイトルマッチ 5分5R
○ギルバート・メレンデス(暫定王者)
×石田光洋(挑戦者)
3R 3'56" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※メレンデスが防衛

うーん石田君完敗。急な試合でコンディションが悪かったのかもしれないけど、完敗。広い金網っていうのもあるんだろうけど、あんなに倒せなかったっけ。ローを覚えた分、タックルが減ったような。前のようなしつこさも減ったような。あんながぶられ方してたかなぁ。メレンデスにオイル疑惑もあるようだけど、それ以前の敗戦だったような。
とにかくスタイルの問題か調子が悪いのか持ち味のない普通の選手になったように見えた。体格も小さいし、階級変更も考えた方がいいんでは。

メレンデスは相変わらずナチュラルに強いって感じ。UFCの選手とやるとどれくらいの位置にいるか見てみたい。あのタフガイをガチッと仕留める選手を見てみたい。

ストライクフォース世界ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R
×ヘナート・ババル・ソブラル(王者)
○ゲガール・ムサシ(挑戦者)
1R 1'00" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※ムサシが新王者に

ムサシ強い。かっこいい。なんだこの普通の勝ち方。
あのヘナッとした前髪もアルメニア人ってところもあの落ち着きも渋い。普通に強豪を立て続けに圧倒しているところが凄い。伊達にヒョードルと練習してない。

ここまで強いとこれまたUFCのトップ集団との試合が見たくなる。RYOTO以外ならいけるんじゃないかな。

ストライクフォース世界女子145ポンド(約65.8kg)王座決定戦 5分5R
×ジーナ・カラーノ
○クリスチャン・サイボーグ
1R 4'59" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※サイボーグが初代王者に

とにかくジーナがかわいいのだ。
かわいくてかっこよくて美人でセクシーで存在自体が凄いのだ。

個人的には試合の時の髪を編み込んだり結んだりしてラッシュガードを着た勇ましいジーナが一番かっこよくて好き。

だからいかつくて強くて計量問題でいわくつきのサイボーグ妻が憎たらしくて憎たらしくて(笑)。全米1000万人のジーナファンと共にジーナが凹られているのを見てがっかりしましたよ。

あんなにかわいくてかっこよくて世界最強っていうのは出来すぎってことですかね。
これは女子格闘技に限ったことじゃないけど、やっぱりスターが生まれるにはルックスも大事だよなとシミジミ思った次第。



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2009年08月08日

戦極 第9陣 PPV観戦記

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戦極長かった…。夜中見たんだけど翌日寝不足で辛かった。でも凄く濃かった。おもしろかった。

○中尾“KISS”芳広 vs チェ・ムベ×(判定3-0)

中尾テイクダウンが素晴らしい。でもバック取られたときのロープから身体を出すのは冴えない戦略。ハジケてほしいんだけど。

○日沖発 vs 金原正徳×(判定3-0)

2人とも超素晴らしかった。家族の前で、声出して騒ぎすぎた。発くんあんな強かったんだ。パンチもテイクダウンも素晴らしかったけど、あのパスから極めにいく怒涛の攻め。いやー強い。そして金ちゃんの粘り、粘り、攻め。とにかく素晴らしい試合。スポンサー賞が生まれたのも納得。

○小見川道大 vs マルロン・サンドロ×(判定2-1)

うーん小見川の勝ちでいいんじゃないの。攻めてたし。積極的に動いてたし。サンドロ相手に打撃でも組みでもあれだけ渡り合った小見川凄いよ。サンドロは凹ったわけでもなく寝技で勝ったわけでもないのに判定に不満抱きすぎ。ちょっと最近ノヴァはみんなバランス感覚悪いんじゃない。

○ジョン・チャンソン vs マット・ジャガース×(2R1:25三角絞め)

チャンソン超強い。強引な打撃はリスクもあるけど、寝技凄いよ。あの基本的なあおりから逆三角で固めて、殴って最後は極めた。うーん強い。サンドロや発くんとが見たい。

○光岡映二 vs クレイ・フレンチ×(1R1:50フロントチョーク)

ミッツー鮮やかな勝ち方。背中の甲羅は伊達じゃない。極めはいいね。

×郷野聡寛 vs ダン・ホーンバックル○(3R2:50KO)

あれだけ郷野がパンチを入れても効かないホーンバックル。そして久々に衝撃のKO。昔から見てきた思い入れのある選手がああいう倒れ方すると本当にショック…。

×藤田和之 vs ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ○(判定2-1)

イワノフ打撃巧いじゃん。ハンドスピードもあるし、それなりに強いと思う。藤田は完全にスピード負けしてたし。でもイワノフ案外簡単にテイクダウンされてたなぁ。寝技巧い感じじゃないし。でもとにかく一部だけは期待以上だったので早くもう一度みたい。
藤田は素敵だし頑張ってたけど、あの試合で判定に文句言ってもなぁ。

○三崎和雄 vs 中村和裕×(1Rフロントチョーク)

凄いびっくりした。三崎凄い。こんなに強かったっけ。ファーストコンタクトからリズムとスピードが全然違う。速い。そしてあの変則的で多彩な打撃。うーん凄い。コンディション最悪だって話ばっかりあったけど、いつも以上に強く見えた。

○金原正徳 vs 小見川道大×(判定2-1)

金ちゃん取り付かれたように動きまくって素晴らしかった。ポジショニング、スタンドでのバランスの良いコンビ。3Rは攻め込まれたけど文句無い勝ちでしょ。GOZOさんおめでとう!

×北岡悟 vs 廣田瑞人○(TKO)

廣田見事な寝技の対応。あれだけギロチンのプレッシャーを仕掛けられながら極められず何度も立ち上がったのは驚いた。相当グラップラーへの耐性があるのを証明した。そしてバランスの良いタックル耐性と相変わらずのパンチ連打。そして慣れないはずのグラウンドヒザも完璧。元々スタミナあるほうだし、横田との5Rタイトルマッチも見たいな。もちろんもっと大物との対戦も。
中蔵、天突に負けたときには限界を感じさせたけど、見事に金網王者、戦極王者と登りつめた。
ただ、現在はまだ普通に強い王者。今度は戦極王者としてどういう風に化けるかに期待。



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2009年08月04日

覚悟を見せてくれたメインイベンターの話

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もう随分前。戦極ライト級GPが始まる前に、あいつに言われた。

 

「○○さんは修斗贔屓だからどうせ廣田選手を応援するんでしょ(笑)?」

「同門を応援しないやつがいるか(怒)!」って怒っておいた。

そのときも「他の選手と覚悟が違うから負けない」みたいなことを言っていた。

そんな覚悟を持った後輩の試合について。

 

負けちゃった。結果的に完敗。試合前は煽って煽って。挑発して挑発して。


入場もイマイチ集中しきてれなかったのは気のせいか。
以前の五味じゃないけど、北岡が「北岡」になろうとしているように見えた。


でも、試合が始まると相変わらずの凄いキレ。いつものステップから圧倒的なタックルでテイクダウン。そしてそして攻める攻める攻める。今回はなぜか足関に行かず、徹底的にギロチン狙い。妙にこだわりがあるように感じた。

しかし凌がれる。その後も強引なまでにギロチンを狙うも凌がれる。

徹底的に凌ぎきった廣田も見事。

そして1R後半で早くも恐れていた失速。


しかし2Rも攻める。スタミナ辛そうだけど攻める。スタンドで意外にも北岡の左がガツガツ当たる。ただあれだけ当てても廣田がひるむ場面はなかった。
3Rになってスタミナますますきついはずだが北岡の闘志は衰えず、強引にテイクダウンして上から攻め続ける。

そして4R。とうとうガクンと北岡の動きが鈍る。タックル取れる気配すらなくなる。殴られ、タックル切られ、しこたまヒザを入れられる。パウンドも入れられ、最後はがぶられヒザを入れられストップ。

最後は自ら動けなくなり、文字通りボコボコにされ、ボロボロにされそれでも心を折らず、攻める姿勢を最後まで貫いての敗北。

試合後も廣田と何を話したか知らないが、すがすがしく言葉を交わし、リングを降りても真っ赤に腫らした顔を隠すことなく関係者に明るく挨拶しての退場。

立派だった。かっこよかった。


北岡みたいな総合格闘家は本当に難儀だと思う。自分が極めるときは一瞬。しかし自分がやられるときは今回のようにスタミナが切れ苦しく、動けず精神的にも辛く、そしてしこたま殴られる。本当に損なスタイルだ。

それでも徹底的にスタミナを考えずパンクラシストらしく秒殺を狙っていったのは北岡らしくかっこいい。

そんなグラップラーのテイクダウンに対してロープを使ってテイクダウンを凌いだ廣田に注意した後に、スタンドから再開はありえねぇ。本当に勘弁してほしい。
あとブレイク直後に足を越されて、サイドから再開したのも北岡が可哀想だった。直後にボコボコに殴られたし。そんな小さくないトラブルに心が全くぶれてなかったのも立派。


今回は正に北岡が負けるパターンという感じの試合。どんな相手でも極めてしまうのではという幻想が消えてしまったのは確か。五味、横田、光岡、井上、誰と戦っても同じ作戦を取られたらなかなか厳しいのではと思わせてしまった。

ただ今回は日本でも珍しい5Rのタイトルマッチ。3Rなら北岡がきっと勝利したというのはあまりにも都合のいい仮説だが、3R戦いきることができるのをあらためて証明したのも確か。


こうやって初防衛戦に失敗し、戦極のエース的存在からも陥落してしまった。特異で奇妙なキャラなのは確かだし、試合前の大口も不愉快に感じる人もいるだろう。

でも誰と戦っても秒殺しかねないという稀有な存在なでることには変わりないし、今回は特に格闘技に対する覚悟はリングに上がる前から、リングを降りてまで見事だったと思う。

お疲れ様。



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