2011年05月

2011年05月30日

5/28修斗新宿大会観戦記

20110528








行きました。
4/29行かなかったからちょっと新鮮な感じ。

試合数少なかったけど、いい選手が多かったので楽しみでした。
お客もボチボチ入ってたね。
 
クラスC+は見てない。まあプロじゃないんで身内が見るということでいいのでは。
 
【第1試合】ライト級 5分2R
○大道翔貴(日本/ゼロ戦クラブ)64.9kg
S 2R 4:20
●藤田ブロディ(日本/パラエストラ松戸)64.9kg
※腕ひしぎ十字固め
※※[メイン]鈴木利治 1R 9-10
[サブ]菅野浩之 1R 9-10
横山忠志 1R 9-10
 
ブロディは入場で勝利。短髪なところとライト級の小柄な身体以外は見事なコピー。
あのベストもあのスネ当ても。そしてチェーンも。個人的には吼え続けて入場してきたのがツボ。

ブロディの試合は堅実。組んで足掛けてテイクダウン。果敢に攻めるところが良い。寝技も丁寧でよい。応援団もしっかり連れてきて、試合中には大ブロディコールを巻き起こす(笑)。
大道も対応し、動きのあるいい試合。ブロディがテイクダウンでやや優勢に進めていたが、最終ラウンド終盤に大道が差してガッチリテイクダウン&マウント。パンチラッシュにブロディ逃げられず。もがくところを腕を取られて万事休す。
 
ブロディ会場を盛り上げて、全力を出し切ったいい試合。キャラで終わらないように是非頑張ってほしい。それにしても20代でブロディ…。どこで超獣のファンになったんだろう。
 
大道はちょっとイニシアチブを取られていたが、きっちり極めきる体力は見事。寝技も悪くない。ゴツイ体格に金髪短髪。後半は僕の隣で観戦してたが、なかなか好青年っぽかった。
 
【第2試合】ウェルター級 5分2R
○粕谷優介(日本/秋本道場JUNGLE JUNCTION)70.0kg
一本 1R 4:47
●藤石義和(日本/ピロクテテス新潟)68.8kg
※スリーパーホールド
 
藤石が打撃で自分の距離を取り、いい攻勢を見せていたが、粕谷が鋭いミドルを思い切り叩き込んで組み付く。そして強引になぎ倒してテイクダウン。クロスの藤石にじっくり重いパウンドを落としていく。そして相当ダメージを与えてから、こらえきれずガードを解いた藤石のバックを奪い前回と同じくフェイスロック気味のスリーパー。
 
いや圧があるね。さすが仁さん絶賛する若者。寝技のなったときの迫力は見事。パウンドも極めも強いのが良い。さてこのままガッツリ上がってきてほしいが、上位陣の滅多に倒れてくれない人達とどういう試合をするか。
藤石打撃は良かったけど。あと体重落としすぎ?
 
【第3試合】ライト級 5分2R
●鈴木淑徳(日本/パラエストラ松戸)64.9kg
判定 3-0
○加藤忠治(日本/リバーサルジム横浜グランドスラム)64.9kg
※[メイン]鈴木利治 17-20(1R 9-10/2R 8-10)
[サブ]菅野浩之 18-20(1R 10-10/2R 8-10)
横山忠志 17-20(1R 10-10/2R 7-10)
 
途中まで退屈な試合。単発の打撃と組んでコーナー際の攻防。特に鈴木はスタイルが待ちなので手数が少ない。
結局終盤加藤が強引に首投げを決めて、テイクダウン。そのままがっちりマウントを奪い、パンチ連打。
鈴木はダメージかほとんど動けずゴングを聞く。
 
加藤積極的に動いていたが、前半は攻めきれず。まぁ最後に攻め込んだけどスタンドに恐さはあまりない。
鈴木は攻め手がなかった、ちょっと消極的。相手次第だが…。
 
【第4試合】フェザー級 5分2R
○山本賢治(日本/修斗GYM東京)60.0kg
KO 2R 2:12
●竹内 稔(日本/パラエストラ東京)60.0kg
※[メイン]鈴木利治 1R 10-8
[サブ]菅野浩之 1R 10-9
横山忠志 1R 10-9
 
予想通り、山本は組まずにパンチ。竹内はアップライトの構えからパンチとヒザで対抗するも、ボクシング技術が違いすぎる。山本は踏み込んでからの連打だけでなく、ボディ、アッパーもコンビに織り交ぜる。ガードして凌いでいた竹内だが、次第に捕まえられ顔を腫らす。竹内はなんとか組もうとするも山本は全くつきあわず。竹内殴られつつも決定打をもらわず、反撃を期待していたが、山本が遠目からの左フックを竹内の顎に痛打!竹内の意識を断ち、後方に大の字に伸す圧勝だった。
 
山本強い。前回もレスリングのスキルの高さに驚かされたが、ボクシングも相当なもの。パワーもシャープさもある。総合格闘家としての完成度が高い。
 
ミノルマンは残念ながら完敗。相性悪すぎた。引き込んでも良かったかもしれない。ただスタイルを変えるか、打撃を磨かないと同じスタイルの相手には今後も間違いなく厳しい。
 
【第5試合】バンタム級 5分2R
○越智晴雄(日本/パラエストラ愛媛)56.0kg
KO 2R 2:10
●ランボー宏輔(日本/パラエストラ千葉)55.8kg
※[メイン]鈴木利治 1R 8-10
[サブ]菅野浩之 1R 9-10
横山忠志 1R 7-10
 
いやーおもしろかった。もう満足。チケット代におつりが来た。
序盤からじりじりするような打撃戦。越智が積極的に前に出てパンチを振るう。ランボーもカウンターで反撃。先に当てたのは越智。右がランボーをかすめる。顔色の変わったランボーは前に出てタックルで完璧にテイクダウン。サイドを取られた越智だが向き直り立ち上がる。またランボーが前に出てロープに詰めてパンチ。効いたのか越智はタックルに逃げる。しっかり脇を差して上を取るランボー。上から横三角のように越智を抑え込み、パンチを落としつつ腕を狙う。なんとか凌いでタックルで脱出する越智。
 
2Rも打撃戦。今度は越智がタックルでテイクダウン。ギロチンでランボー対抗も越智が頭を抜く。しかししっかり立ち上がるランボー。相変わらずゾッとするような打撃戦が続くがランボーに疲れの色が見え始める。そして踏み込んでの越智が右ストレート!これがランボーの顎を打ちぬき後方に倒れる失神KO。追い打ちのパウンドも結局余計だったほど強烈な一発だった。
 
越智君、見事豪腕対決を制し激勝。練習では身内に嫌われるほどの豪腕を本番で見せつけた。バンタム級に落としてから間もないがもうクラスAでいいだろう。ガッツリ上位陣に食らいついていってほしい。
 
ランボー今回は痛い初敗北だが、キャラ、豪腕、噂通りの組技力と魅力のある選手。ダメージが抜けたらまたいいカードを組んでほしい。

【第6試合】ライト級 5分2R
○ガイ・デルモ(アメリカ/GUTSMAN・修斗道場)64.9kg
判定 3-0
●矢地祐介(日本/KRAZY BEE)64.8kg
※[メイン]鈴木利治 20-18(1R 10-9/2R 10-9)
[サブ]菅野浩之 20-18(1R 10-9/2R 10-9)
横山忠志 20-18(1R 10-9/2R 10-9)
 
ガイが組み付いてテイクダウン。立とうとする矢地を強引に寝かす。ただ強引なだけでなく、足をコントロールし、腕をコントロールし、糸通しも仕掛ける。倒しきりハーフを奪ってからはじっくりと上体を殺してゴツゴツパンチで削る。これが痛そうな見事な削りっぷり。立ち上がった矢地は見事な左ハイでガイを捕らえるもガイはダメージを感じさせずそのまま突進しまたもテイクダウン。
2Rもスタミナの切れ始めたガイを矢地の打撃が捕まえると思いきやガイが見事にロープ際でテイクダウン。そのままサイドを奪い、首をまたいで変則の横三角で完全に抑え込みパンチを落とす。最後までコントロールしたガイの完勝。
 
ガイのベストバウトか。見事に新星を完封した。正直この内容にはびっくり。スタミナは相変わらずちょっと心配だが、強引そうでテクニカルな組技、寝技がたまらない。こりゃ地味だけど強い。次の餌食は誰だ。
 
矢地初の完敗。打撃も寝技も不発。本人もなかなか立ち上がれず、相当ショックな敗戦だったのでは。完全に輝きが薄れてしまった。クラスAの寝業師に全て抑え込まれている。レスリングか寝技を練り直さないと今後も同じ結果になりかねない。
 
【第7試合】ウェルター級 5分3R
○冨樫健一郎(日本/パラエストラ広島)69.7kg
判定 3-0
●小知和 晋(日本/和術慧舟會東京本部)70.0kg
※[メイン]鈴木利治 30-28(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-10)
[サブ]菅野浩之 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)
横山忠志 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)
 
冨樫さんが冨樫イズムを爆発させて完勝。
 
とにかく右ジャブ右ジャブ。自分の距離自分の距離。常に動く右が、時にはガードの内側をすり抜けて小知和の顔面を弾く。時にはガードの外側から。
相手の踏み込みにはバックステップ。相手の左には避けながら右をかぶせる。相手の身体が流れると右と左ボディで追い討ち。
最後まで右ジャブを徹底させ、小知和の目を腫らせて鼻血を出させた。
最後前に出て猛攻を仕掛けた小知和に応戦。打ち合ったのはパンチが見えていた余裕か。プロとしてのささやかな意地か。
とにかく完封、完勝。
 
冨樫さんやっぱ強い。あの右は半端じゃない。もう達人。パワーストライカー殺し。
だけど観客の受けは(^-^;)。新宿フェイスだから個人的には最高に盛り上がれたけど、後楽園だとまたも静まり返りそう…。
 
小知和またもストップ。相手が悪かった。自慢の豪打は不発。でも底を見せたわけじゃないので、ガツガツクラスAと試合して欲しいが。テイクダウンすればよかったのかなぁ…。

 
というわけで小さな会場で試合数も少なかったけど、修斗マニアにはたまらない良い大会でした。


usiwotaose at 21:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!修斗