2008年01月04日

「やれんのか!」全試合雑感

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今日もざっくりと「やれんのか!」の感想を。

○マイク・ルソー(アメリカ)【一本 1R2分58秒 ※前方裸絞め】×ローマン・ゼンツォフ(ロシア/レッドデビル)

この無名のぷよっとした巨漢アメリカ人が器用にヨースサウスチョークを使いこなすとは。アメリカにおけるグラップリングレベルの高さを感じました。

○川尻達也(日本/T-BLOOD)【2R終了 判定3-0】×ルイス・アゼレード(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

川尻選手不完全燃焼だったねぇ。アゼレードのガードが巧かったというか。まあアゼレード相手にテイクダウンの作戦で行ったらああなるか。また川尻選手のスタンド打撃はあまり見られなかった。進化具合が非常に興味あるんだけど。
思い入れのある選手だからいい試合が早く組まれることを期待。

○瀧本誠(日本/吉田道場)【2R終了 判定2-1】×ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアン・トップ・チーム)

いやーおもしろかった。お互い持ち味出しすぎ。っていうかブス先生素晴らしすぎ。総合、柔術の教本ビデオを見ているような素晴らしい動き。「そうきますか〜!さすが!」っていう動きばかり。スタンドでもグラウンドでも上になっても下になっても素晴らしい技術。
そんなブス先生と果敢に打ち合い、決定的な一発を打ち込んだ瀧本のパンチの切れが素晴らしかった。どっちに判定がいってもいいぐらい両者を称えたい試合でした。
ブス先生、ルチャとの対抗戦を戦った重鎮中の重鎮なのにまだバリバリ現役だとは。ホントに恐れ入ります。
瀧本、かなり粗いので、対戦相手によっては完封されてもおかしくないスタイルだけど、高田のいうとおり一発を持っている。弁慶との試合も本当に素晴らしかったし今後も何かを期待したくなる選手。

○石田光洋(日本/T-BLOOD)【2R終了 判定3-0】×ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティングチーム)

いやー戦前はモジャが相当有利だと思ってたけど、石田選手凄かった。モジャにああいう形で勝つとは。1Rは動いて動いて動き勝った。あれだけバックを取り捲るとは。アオキックも言ってたけど、モジャの穴は立ち上がり際にバックをとられそうになることらしい。そして見事にそれを徹底してやりぬいた。とにかくタックルが素晴らしい、その後の止まらない動きが素晴らしい。モジャの身体能力と勢いで何度も展開を戻されたけど最後まで徹底して動きぬいて攻め抜いた。脳天バスターをやり返したというのも最高。印象点で大きく違うのでは。2Rは下になる時間が多く、最後まで立ち上がれなかったのは地力の差を感じて残念だったが、腕拉ぎ腕固めを極めかけたのも下から殴りまくったのも見事。ダメージという意味では判定が微妙とも言えるが、あれだけイニシアチブを握っていたのだからもちろん勝利で問題ない。デビュー以来全ての試合を見ているがベストバウトでは。
モジャは初敗北残念。無尽蔵のスタミナで動きまくって圧力で相手を潰すのがモジャだが、初めて動き負けたのでは。

○三崎和雄(日本/GRABAKA)【KO 1R8分12秒 ※左フック→右サッカーボールキック】×秋山成勲(日本/フリー)

三崎に驚かされたのは、秋山のあの右を喰らっても、追撃の重いパウンドを喰らっても冷静に防御し、素早く立ち上がったこと。そして左フックのボディと顔面への打ち分け。それに尽きるでしょ。あんなに打撃巧いとは。あと一見滑稽な跳びヒザのフェイントだが、あれを10分間やり続けらるスタミナが異常。今頃になってダンヘンに勝った凄さが分かった。

再戦は基本的に賛成。あくまでもあの蹴りはグレーだし。そしてこんな凄いカードは何度でも見たいから。ただ、じっくり時間をおいての再戦が希望。すぐ再戦はお互いにとってメリットないと思う。

○エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)【一本 1R1分54秒 ※腕ひしぎ十字固め】×チェ・ホンマン(韓国/フリー)

昨日書いたとおり非常に面白かった。

○桜井“マッハ"速人(日本/マッハ道場)【2R終了 判定3-0】×長谷川秀彦(日本/SKアブソリュート)

びっくりするほどつまらない試合。マッハどうした…。減量失敗か。あの修斗時代の筋骨隆々のマッハはどこにいったんだ。あの動きがキレキレで本能のままに戦っていたようなマッハはどこにいったんだ。あの下腹部のだぶつきは悲しいぐらい。今後もあのコンディションで出てくるなら多くは期待できないような。

○青木真也(日本/パラエストラ東京)【2R終了 判定3-0】×チョン・ブギョン(韓国)

「元々60kgの総合初心者でしょ。酷いカードだな」って僕も思ってました。
ブギョン選手メチャメチャいい選手でした。自ら引き込んだときは「考えたね〜」と思ったけど、まさか青木くんが2回も極めかけられるとは。感動的に素晴らしい腕十字の入り方だったね。さすが現在最も旬な寝技師ユン・ドンシクと同じチームだけある。まあ総合初心者には変わらず、青木くんに凹られましたが、あれだけ攻めて極めさせなかったんで十分仕事はしたんじゃないでしょうか。もうちょっと総合練習してから65kgあたりでガンガン試合をして欲しい選手でした。
青木くんにはとにかく3月にJZとやってもらいたいです。やはりタイプ的にも受けずに攻めて欲しい。



usiwotaose at 03:41│Comments(4)TrackBack(0)clip!プライド 

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この記事へのコメント

1. Posted by ピロロ   2008年01月05日 00:35
突然のコメントですいません
パラエストラ東京所属で修斗好きのうしさんに答えずらいかもしれませんがどうしても聞きたかったので書かせていただきます。

正直青木選手のやれんのかサイトでの「修斗での試合はありますか?」の質問に対しての受け答えはどう感じましたか?

修斗を競技として愛するうしさんが同門の修斗ミドル級チャンピオンの愛があるとは言えないような答えを見てどう思ったのか率直な感想が聞きたかったもので

ちなみに私個人としては修斗自体に出る気がないのであればチャンピオンシップの無意味な停滞を防ぐ為に少しでも愛があれば返上すべきだと思っています。
2. Posted by うしをたおせ   2008年01月05日 01:53
うーん難しいことを聞きますね。どういうニュアンスで答えたかも知らないから分からないけど、あれが本音なんじゃないですかね。また青木くんは修斗への「愛」はないんじゃないですかね。そんな「愛」なんて重いものは持つ必要もないし。
まぁ青木くんにとって修斗が魅力的な場じゃないってことでしょう。きっと対戦を希望する相手いなくて返上するタイミングもないってことなんじゃないですかね。
青木くん、たまに話すだけなのに勝手に想像してコメントしてごめんなさい(^-^;)。
3. Posted by ピロロ   2008年01月05日 02:49
わざわざ答えにくい事を答えていただきありがとうございました
4. Posted by BOX   2008年11月11日 19:30
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