2008年03月27日

3/28修斗後楽園大会見所

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久々に後楽園らしい素晴らしいカードがそろっている。
タイトルマッチ二つ。しかも最もいま熱いフェザーとライトのタイトルマッチとは贅沢だ。

【第1試合】ライト級 5分2R[2008年度新人王決定トーナメント1回戦]
田中 半蔵(JPN/シューティングジム横浜)※田中宏茂から改名
versus
丸井 憲一郎(JPN/アカデミア・アーザ水道橋)

半蔵はSTG横浜としてはかなりまともなリングネーム。運が良かったのか。川口さんの機嫌が良かったのか。
半蔵ってZSTとかに出てた田中宏茂選手でいいのかな?プロの実績もあるし、昨年の全日本も難関のウェルター級で優勝し、今回階級を落としてのプロデビュー。アマ時代もKOでも一本でも勝っている。強い選手しか出てこない横浜だし、かなり期待できるかも。
丸井選手はA'zの選手。昨年の中部アマ優勝者。ジム的にもアマの実績を見ても寝技主体の模様。

【第2試合】フライ級5分2R
猿丸 ジュンジ(JPN/シューティングジム横浜)
versus
佐藤 ハヤト(JPN/パラエストラ松戸)

第2試合もSTG横浜から猿丸が登場。顔はまだあどけないが、強い。長いリーチから思い切りのいいパンチを打ち込む。かなり勢いがある。対するはパレ松の佐藤選手。あれっ?前はcatじゃなかったっけ?いつ取れたんだ?最近は強豪相手で3連敗。寝技が得意だが、アグレッシブな熱い試合をするからいい試合になるかも。

【第3試合】ライト級 5分3R
不死身夜 天慶(JPN/シューティングジム横浜)
versus
中村“アイアン”浩士(JPN/東京イエローマンズ)※中村浩士から改名

またまたSTG横浜から天慶が登場。このカードが第3試合か。なかなか贅沢。
天慶は日本での試合は1年以上ぶり。最近3試合勝ち星がなくかなり気合が入っている模様。今回も徹底した倒されないスタイルで豪腕フックを炸裂させるか。
対照的に黒星が先行していたがここ4試合は負けがないのが中村。今回からミドルネームがついた。確かに鋼鉄って感じの身体。最近は苦手なパンチ打ち合いを避け、上手く距離を測りながら徹底的に組み付いてテイクダウンするスタイルが功を奏している。もし世界ランカーの天慶に勝ったら一気にクラスAか。最近の徹底して得意分野で戦う試合振りを見るとそれもありうる。
展開は中間距離で殴りたい天慶と組んで倒したい中村の争いになるのは間違いない。あとはイマイチ極めのない中村が最後まで自分のペースを握れるか。それとも天慶のフックが先に炸裂するか。

【第4試合】フェザー級 5分3ラウンド
徹 肌ィ朗(JPN/和術慧舟會岩手支部)
versus
田中 寛之(JPN/直心会格闘技道場)

海外で環太平洋タイトルを争う予定だった徹だったが、それが流れた関係で後楽園に参戦。ここ3戦は上位ランカーとの対戦が続き勝ち星なし。でも寝技は間違いなく日本トップクラス。久々に本領発揮か。
対するは超久々の田中選手。2006年11月の試合以来。鋭い打撃と三角の一発が武器の選手。久々過ぎて調子は分からないが、バランスに優れている。普通に考えれば寝技で引き出しが多く、知名度もある徹が有利だが、田中選手はかなりあなどれない。個人的には2人の寝技合戦が見たい。

【第5試合】バンタム級5分3R
マモル(JPN/シューティングジム横浜)
versus
菅原 雅顕(JPN/和術慧舟會Duroジム)

マモルはちょうど1ヶ月前に正城選手を破ったばかりで後楽園参戦。いやいや凄い。そしてまたも上昇中の若手狩り。またも細かい打撃のコンビと首相撲で相手を翻弄して完封するか。
そんな若手潰しを続けるマモルに今回挑むのは菅原選手。若手成長株組の中では一番実績もあり。長いリーチから鋭いワンツーで相手を徹底的に殴りつけ、安定した寝技も誇る。ただ前戦は階級下の怪物・ランバーに文字通り凹られた。まかあれは相手が悪かった。
菅原がマモルを攻略するとしたらとにかくマモルの距離に入らないことか。近距離からのコンビ、首相撲からのヒザやパンチはヤバイ。菅原選手もキックに打撃に自信があるだろうが、同じ土俵で対抗したら厳しいのでは。やはり得意のストレートの距離を以下に保つか。寝技でマモル攻略も難しいしなぁ。

【第6試合】ライト級 5分3R
日沖 発(JPN/ALIVE)
versus
バレット・ヨシダ(USA/SDアンディステューピッドジム)

前戦でトイカツとの見事な激闘を勝ち抜いた日沖選手。継続参戦うれしい。今度の相手は世界の寝技師バレット。日沖選手はもっともっと強豪を、上位ランカーとの対戦をという気持ちがあるが、まあ悪くない。今回も打・投・極を全て見せて勝ってタイトル戦線に名乗りを上げて欲しい。特に世界のバレット相手に是非寝技で。
バレットは本当に久々。6年ぶりの修斗参戦か。グラップリングで本当に素晴らしすぎる動きをする寝技の達人なんだが、正直総合での実績はない。修斗でも中堅選手に苦戦をしている。下手に打撃で体力を浪費し、ダメージを喰らう前に寝技に引きずり込んで欲しいが。

セミ【第7試合】世界フェザー級チャンピオンシップ 王座決定戦 5分3R
岡嵜 康悦(JPN/総合格闘技道場コブラ会)
versus
上田 将勝(JPN/パラエストラ東京)

とうとう上田さんが世界タイトルマッチに。毎試合毎試合若干の苦戦をしつつ、いつのまにアマ時代、プロ戦績も無敗でとうとうタイトルマッチへ。今回もランバー仕込の豪腕パンチやキックを炸裂させるか、それとも安定感抜群の寝技で相手を攻め立てるか。
迎え撃つは岡嵜選手。こちらも実は負けなし。関西のジムというのが影響してか、試合は少ないが、どんどん強くなっている。

ポイントは当然打撃。上田さんの打撃もかなりの上達振りだが、恐いのは岡嵜選手が達人・吉鷹さんの指導を受けているということ。相手の隙を突く様な打撃で攻めてくる可能性は大いにある。テイクダウンは基本的には上田さんに分があるのではないか。寝技に関しては2人とも実力者。岡嵜選手は柔術的な柔らかい動きが多い。引き出しも多い。上田さんも柔術練習を怠らないが、スタイルはレスリング的であり、柔術的である独特なもの。また最近幅が広がっている。個人的には寝技での動きに期待しているが。
どんな展開にせよ、実力も拮抗しており、スタイルも偏りがなくかなり好試合になると思う。

最後に。上田さんは本当に真面目でまっすぐな凄い人。是非修斗世界王者になって欲しい。頑張れ上田さん。

メイン【第8試合】世界ライト級チャンピオンシップ 5分3R
田村 彰敏(JPN/総合格闘技津田沼道場/王者)
versus
門脇 英基(JPN/和術慧舟會東京本部/挑戦者)

この2人は再戦。しかも以前は練習仲間。ちなみに3年前の初戦はクラスBでの試合。超僅差でワッキーが勝利している。
過去の観戦記を読み直したが、ワッキーがスタンドでプレッシャーをかけ、テイクダウンも取る。しかし田村選手が抜群のガードワークで攻めさせなかった。腕十字を下から極めかけるシーンもあった。

そんな2人の再戦だが、僕の印象では2人ともそのまま成長しているイメージ。どちらかといえば、ワッキーはスタンドがより優れ、田村選手はより寝技が上手くなったような。
そんなわけで、スタンドではワッキーが、グラウンドでは田村選手がイニシアチブを取るのでは。ワッキーが勝つなら総合力で、田村選手が勝つなら意外にも寝技の一本で勝つかもしれない。

田村選手はここ数戦、スタンド打撃を得意とする横浜勢を寝技で圧倒し、世界王者にまで登りつめている。そういう意味では慧舟會が誇る寝技師のワッキーがいかに田村選手を寝技で追い込むかが見たいんだけど。

ちなみに2人とも好きな選手。本当にずっと修斗で勝ったり負けたりしてここまで来た2人。いつも好青年である田村選手も応援しているのだが、最近門脇教の教祖としてどんどん見た目が神格化してきているワッキーはスタイル的にも非常に好きな選手で、今回は是非戴冠してもらいたいと思っている。


平日なことだけがちょっと残念だけど。いいカードが揃っているので盛り上がりたいですね。



usiwotaose at 02:54│Comments(1)TrackBack(0)clip!修斗 

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この記事へのコメント

1. Posted by 甘ちゃん   2008年03月28日 03:34
第一試合の田中選手楽しみですね。
体つきも凄いですし。

X−SHOOTOの門脇選手のインタビューも興味深いです。

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