Dynamite!!

2010年01月07日

魔裟斗の引退に万歳!

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魔裟斗お疲れ様。見事な引き際で。

2Rなんかは「サワーのラウンドじゃない?」なんていうK-1イズムを感じさせるところがあったのは確かだが、基本的に一進一退という感じで渡り合い、見事にいままで2敗の宿敵からダウンを奪っての勝利。
立派です。かっこいい。

相変わらずのビックマウスだからもしかしたらもっと圧倒する可能性もあるかもなんて思ってたけど、実際は殴られて効かされて本人もいうように足ガクガクでの逃げ切り勝ち。
そんなところもかっこいい。

今回圧勝するようだったら、引退を撤回してペトロシアンと最後の最後でやってほしかった。
しかし試合内容も接戦だし、試合後のコメントでは

「オレはこれ以上続けたらバカになると本当に思いました。頭痛いもん。もうヤダ、殴られるの(笑)。一生殴り合いはしない、痛いもん。バカになるのが怖い。」

とのこと。やっぱりこのタイミングで引退してくれてよかった。

今年はもう魔裟斗がいないK-1MAX。見渡す限り代わりになる選手はいない。ペトロシアンがどんなに凄くてもさすがに視聴率は取れないだろう。まだ60kgの方が見たいかも。
今年が最後のMAXかもね。それはそれでいいけど。

憎たらしいヤンキー時代の試合から引退試合まで見事に駆け抜けていただいたおかげで全部楽しませてもらいました。

とにかくお疲れ様です。



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2010年01月03日

大晦日について

毎年毎年大晦日は問題が起こる。なんなんだろう。


今年のスーパーアリーナには会社の後輩女子が観戦に行った。出場選手の中で本当に魔裟斗しか知らず「K-1観にいきますよ!」っていってるような後輩。

「同じ道場のチャンピオンが出場するよ」「長丁場だけど楽しんできてね」

そんな会話を納会でした僕。

 

本人も言っているように子供。子供だった。

本人もさすがに反省してるだろう。反省してるだけじゃ駄目ってことも分かってるだろうけど。

世間的に見れば品が無い。品が無さ過ぎた。完全にNG。


青木君は強かった。異常に強かった。これぞ正に何もさせずに圧勝。それが実力。あんな勝ち方誰もできない。決して弱くない実力者廣田選手まで「弱すぎ」と蔑まれる程の強さ。


見ている人は青木君の強さに驚愕しただろう。

そして多くの人が青木君の強さと行動に畏怖を覚えただろう。

でも多くの人が最後の行動に嫌悪感を抱いただろう。

 

青木君は対戦相手に恐怖を与える破壊者として評価を上げたけど、世間に支持されることを生業とする格闘家しては評価を随分下げたのではないか。


そして今回の行為は格闘技への評価を下げたと思う。

総合格闘技への評価を下げたと思う。

セコンドについた師匠も蔑まれかねない。

所属道場も訝しがられない。あれは駄目。

 

腕折りについて。

青木君の腕折りは珍しいことでない。僕ですら何度も見ている。

まずはその類まれな実力。それがあるからできる。いままで金魚を当てられたことなどほとんどなく、相手も実力者。でも完璧に極める特別な力を持っている。

そして一番感じるのがリミッター。昔から思うけど、やっぱり人と違う。一気に外せる術を持っている。例えばエンセンとかKID。リミッターが外せるタイプだと思う。正直少しは手加減してくれよって思いも観戦者としてあるが、他の人はやりたくてもできない。潜在能力まで出せる。

ストライカーっていうのは、相手の顔をボコボコに腫らして白目を剥かせることが頻繁にあるのに、寝業師っていうのはいつも優しく眠らせてあげるだけだから随分損な役回りだなと思っていた。そんな寝業師のイメージを良くも悪くも破ってくれたのが青木君だったんだが。


今回本気で極めにいったのはしょうがないと思う。結果的に折ってしまったのもしょうがないと思う。見ていて気持ちいいものではないが。

廣田選手、セコンド、レフリーを責めるコメントをよく見かけるが、それもちょっと違うかなと個人的に感じている。

寝技をド素人レベルながらやっていて思うんだが、よく理解して仕掛けられた技じゃないとタップしにくい。関節技は多くのものが完全に極められるまで痛みを感じないものだし、不慣れな技だとどれだけ危険な状況か分かりにくい。

もちろん廣田選手の意地もあったんだろうが、あの体勢からあそこまで一気に捻られるとは思わなかったのでは。捻り方が同じでも一般的なアームロックだったら判断も違ったのでは。青木君に似た技をかけられた菊地選手が結果的に凌いだ過去もあるし。

セコンドはなおさら。ガッツマンを離れた廣田選手に師匠的存在はいないはずだし、練習仲間でしかない帯谷選手ではあの難解な体勢でタオルを投げられなかったんだと思う。

レフリーもそう。悪名高い島田レフリーじゃ無くても止めるのは難しかっただろう。

ただ、翌日の「故意に折った」発言は品が無い。事実だろうが、大抵の人は聞いていて気分のいいものじゃない。自分の評価を下げかねない。


あとひとつ。

あれを放送した放送局。いくらでも編集できたはずなのにそのまま放送した。
大晦日は家族一緒にテレビを見ている家庭が多い。本当に多くの人が多くの子供が見ていたはず。
信じられない。視聴率のためにそんなに世間に毒を与えたいのか。
ネットではいつも取るに足らないくだらないことで叩かれている放送局だが、今回は批判をされてしかるべきでは。

ちなみに個人的には昔から「格闘技は地上波でやらなくていい」派。

 

青木君にはいつもいつも厳しいこと書いてすまないけど。

残念。

それに尽きる。



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2009年12月31日

2009Dynamite!!見所ていうか観戦前雑感

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▼オープニングファイト K-1甲子園リザーブファイト K-1甲子園ルール 2分3R
日下部竜也(主催者推薦/2008年第3位/愛知県立豊田高校/2年)
VS
藤鬥嘩裟(関東地区Aブロック優勝/元J-NETWORKフライ級王者/勇志国際高等学校/2年)

▼第1試合 K-1甲子園62kg級FINAL準決勝 K-1甲子園ルール 2分3R
HIROYA(主催者推薦/2008年優勝/セントジョーンズインターナショナルハイスクール/2年)
VS
野杁正明(主催者推薦/至学館高等学校/1年)

▼第2試合 K-1甲子園62kg級FINAL準決勝 K-1甲子園ルール 2分3R
嶋田翔太(主催者推薦/昨年第3位/私立西武台高校/3年)
VS
石田勝希(主催者推薦/2009年全日本新空手道選手権大会軽中量級優勝/初芝立命高等学校/2年)

少年達頑張って。でも頭を殴られすぎないように。

▼第3試合 スーパーハルクトーナメント決勝戦 5分3R
ミノワマン(フリー)
VS
ソクジュ(カメルーン/チームクエスト)

もはやどうでもいい決勝戦。見たくないほど。
でも美濃輪頑張れ。奇跡を見せろ。

▼第4試合 K-1ヘビー級ワンマッチ 3分3R延長1R
西島洋介(AK)
VS
レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォー ファイト アカデミー)

誰がために組まれたカード。うーん。洋介山頑張れ。少しはいいところを見せてくれ。でも打たれ強さがなぁ。階級がなぁ。違いすぎる気がする。

▼第5試合 K-1甲子園62kg級FINAL決勝 K-1甲子園ルール 2分3R延長1R
第1試合の勝者
VS
第2試合の勝者

少年達頑張って。でも頭を殴られすぎないように。

▼第6試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.1 ライトヘビー級 5分3R
柴田勝頼(LAUGHTER7/DREAM)
VS
泉 浩(プレシオス/アテネ五輪 柔道銀メダリスト/SRC)

うーん対抗戦。これも対抗戦。でもこれは絶妙なマッチメイクかも。実力的にもキャラ的にも。
プロレスラーvs柔道家。でも2人とも殴るの大好き。柴田のパンチが見たい。そして泉が倒してきたとしても、抑え込みから逃げる柴田が見たい。頑張れ桜庭門下生。

▼第7試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.2 フェザー級 5分3R
高谷裕之(高谷軍団/DREAM)
VS
小見川道大(吉田道場/SRC)

これはなかなか対抗戦。2人とも暴れん坊。一人は柔道エリート。その世界じゃ知らないやつはいない有名なワル。

ガツガツ殴りあってくれるでしょ。総合での実績も一発も高谷。でも最近の小見川の充実振りは凄い。強豪とやっても圧倒される場面はほとんどなくペースを握らせない。ボクシングで打ち負けずテイクダウンも強い。柔道ベースのテイクダウンだから抑え込みやすい。あと高谷は打たれ弱さが目立つようになってきた。最近の試合を見る限りちょっと小見川有利かな。

高谷の「(高谷軍団は)チケットあまり買えなかったみたいなので安心して見に来てください」は笑った(笑)。みなさん恐い人たちはあまり集まってないそうです。もしもし近くにいたらご愁傷様です。

▼第8試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.3 ウェルター級 5分3R
桜井“マッハ”速人(マッハ道場/DREAM)
VS
郷野聡寛(GRABAKA/SRC)

なんだか2人とも好きな選手なんでもったいない試合。誰がこの試合見たいんだろう。
僕は見たくないんだが。2人とも応援したいので。

すっかり自転車の人となっているマッハ。ミスター不摂生は返上か。自転車乗っている意外はどんな練習生活か不明だが。自転車で鍛えまくった太い太ももがこの大舞台でも活躍するか。

郷野は最近blogで肝芽腫について語っている。凄く素直で真面目で熱い文章でやっぱりこの人凄く素敵だと思った。後楽園ホールでずっと「俺だけの郷野!」と呼ばれ続けていただけある。

階級落としてきている郷野が有利かな。ボクシングテクニックもハンパないし。
郷野判定勝ちの可能性が随分高いと思うけど。

▼第9試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.4 ミドル級 5分3R
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショー・タイム/DREAM)
VS
三崎和雄(フリー/SRC)

心身ともに万全でない三崎が謹慎明けでいきなり罰ゲームのように猛獣と戦わされる。

三崎は本当に強いと思うけど相手が悪い。あの暴風雨を凌ぐのは相当きつい。しかしあの破壊的

なプレッシャーを前にして自分の実力を出せるのは三崎ぐらいかもしれない。

三崎が簡単に負けるシーンはあまり想像つかないんだが、勝つシーンも奇跡的に膝蹴りを当てる

ぐらいしか思いつかない。

▼第10試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.5 フェザー級 5分3R
所 英男(チームZST/DREAM)
VS
キム・ジョンマン(韓国/CMA KOREA/KTT/SRC)

所はとにかく素敵だ。試合が見たいと心から思わせる数少ない選手。

ジョンマンのブンブンフックを凌げるか。打ち合いはやっぱり厳しいと思うけど。なんとか寝技にもちこんでほしい。とにかく所の寝技が見られればよい。是非美しいスリーパーで。

▼第11試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.6 ライト級 5分3R
川尻達也(T-BLOOD/DREAM)
VS
横田一則(GRABAKA/SRC)

これはなかなか興味深いカード。まだまだ無名で不人気な横田だけど本当に強いと思う。打撃のスピード、出入りのスピード。決してパンチ力がないわけじゃない。そして細身なのに腰が強い。首投げは強烈。寝技はもちろん出来る。

横田のように川尻は打ち合いながらテイクダウンして抑え込んでパウンドって作戦だろう。川尻が打撃を当てられないシーンも組んで逆に投げられるシーンもあるかも。でもでも最終的に川尻が圧力で押し切る試合になると思うんだけどね。

▼第12試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.7 フェザー級 5分3R
山本“KID”徳郁(KRAZY BEE/DREAM)
VS
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST/初代SRCフェザー級王者/SRC)

KID前日記者会見欠席は普通に寝坊(笑)。それをblogで告白してしまうところが凄すぎる。

この人はもう別格。センスも身体能力も別格。だけど最近は相当翳りが…。

なんといっても痩せた。圧力が弱くなった。殺気が薄くなった。もう勝田を最初から飲み込んでしまったKIDはいないと思う。

そう考えると打撃も投げも寝技もできて大物に臆することの無い金ちゃんがペースを握ることは十分に考えられると思う。

▼第13試合 雷電杯ヘビー級 5分3R
吉田秀彦(吉田道場)
VS
石井 慧(北京五輪柔道100kg超級金メダリスト)

石井の打撃はどうなんだ?町田道場で鍛えてきたんじゃないのか。PODでケチョンケチョンに言われているって話もあるし。そこにつきる。

でも基本的に石井の勝ちは硬いと思う。吉田は78kg級の金メダリスト。石井は直近の100kg超級の金メダリスト。吉田の方が天才肌だと思うが、柔道家としてのポテンシャルは圧倒的に石井が上だと思う。打撃はグダグダになるかもしれないけど、最終的には石井が圧倒するのでは。

▼第14試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.8 ヘビー級 5分3R
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー/初代ストライクフォース世界ヘビー級王者/DREAM)
VS
藤田和之(藤田事務所/SRC)

藤田応援したいが、もう年だし。相手怪物だし。絶好調だし。アリスターの宣言通3分以内の決着と予想。

▼第15試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.9 ライト級 5分3R
青木真也(パラエストラ東京/DREAMライト級王者)
VS
廣田瑞人(フリー/SRCライト級王者)

これも楽しみ。廣田は負けてる姿を何度も見ているのでどうしても格下に見てしまう。だけどこの選手寝技でまだ負けてない。図抜けて何かがあるわけじゃないけど、体幹が強くて反応がいい。北岡も結局仕留められなかった。そして抜群のワンツーを持つ。

でも青木君の寝技は図抜けているわけで。練習仲間からも抜けていると常に評判。圧力負けしなければまず負けないと思う。でも本当に廣田の右は見事なので万が一当たったら大金星。


▼セミファイナル(第16試合)DREAMヘビー級ワンマッチ 5分3R
ゲガール・ムサシ(オランダ/team Mousasi/Red Devil International)
VS
ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ/フリー)

なぜこの試合がセミ。なぜムサシはこんな試合のために来日。契約消化か。もったいない。
1Rムサシ勝利意外考えられない。

▼メインイベント(第17試合)魔裟斗引退試合 K-1ルール 3分5R延長1R
魔裟斗(シルバーウルフ/K-1 WORLD MAX世界トーナメント2003&2008優勝)
VS
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシングオランダ/K-1 WORLD MAX世界トーナメント2005&2007優勝)

とにかく楽しみ。正直相性的にサワーが有利だと思うけど、魔裟斗には思う存分好きに戦って欲しい。いままでお疲れ様でした。頑張れ。



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2009年12月29日

川尻達也について再び語る 

みなさん昨日のエントリーに多数の書き込みありがとうございます。

っていうか想像もしなかったレスの数。これだけのレスが速いペースでついたの久々。

っていうかどれだけ川尻選手嫌われてるんだ(T-T)。


皆さんの率直な意見が参考に聞きたかったので、非常にありがたかったです。

でも「いやいや川尻選手好きだよ!いい選手だよ!」ってコメントも多数寄せられるのも期待したんだけど…。

あんまり川尻選手をおもしろくないって思っている人が多いのは事実なんでしょうね。
もちろん地上波に出続けて応援している人ももの凄く多いとは思いますが。
ある程度は有名税ってことで。


みなさんが挙げているところで特に納得できたのは、

・試合がつまらない(DREAMでの試合でしょう)
・クラッシュしてない
・山田トレーナーが前に出てくるところもあんまし好きじゃない

ってとこでしょうか。

大勢に見られる大舞台でのプロは試合が面白くないとダメ。これはもう事実で。
対戦相手が違うとはいえ、奇跡的に強烈な試合を見せ続けた五味選手とは大きな違いがありますね。

K-1ファンから見た外敵・川尻って視点も興味深かったです。


それ以外の意見はみなさんちょっと厳しいですねぇ。もう好き嫌いのレベルかと。
もちろん僕も好き嫌いのレベルで選手を見ることもあるので全然それもありなんですが。

f6f63ad6.jpgそういえば「ヤンキーが抜けていなさそうな人相」はちょっとだけ納得。というのも修斗時代は好青年キャラだったのに、PRIDEデビュー時に茶髪細眉にしたんだよね。変なイメージついちゃたのかな。

 

 

 


僕は川尻選手は数少ない世界で通用する強い選手だと思うし、それだけで価値があると思うし、性格悪いと思ったこともないし、逆に正直者ってイメージだし。

あといち修斗ファンの意見としては、もっとも大舞台に移っても修斗愛を主張しただけでなく、ちゃんと修斗にお客を連れ帰って恩返しした選手の一人だと思う。

とにかくデビューから間近で見続けてきた元修斗王者ですから。応援しますよ。
頑張れ川尻!

あの凄く強いけど、好きになれない(笑)、横田選手に是非いい勝ち方をして欲しいものです。


とにかくいろいろな意見ありがとうございました。

一部の拙いコメントを除いて、みなさんのいろいろな意見大変興味深かったです。



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2009年12月28日

川尻達也は嫌われ者か

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川尻選手は嫌われてるんだろうか。

ネットでよく嫌われているコメントを目にする。

一番驚いたのは、魔裟斗戦の後に、普通に地上波でやってればK-1も見るって程度の超一般的な会社の後輩が

「川尻嫌いだから、負けて良かったです!」って話しかけてきてことだ。

その認知度に非常に驚いたが、嫌われていることにも驚いた。


魔裟斗戦でのビックマウスが原因?傲慢に見えるのかな?


僕にとっては、うシュのデビュー相手だし、下北育ちだけあり、修斗での試合は九州大会意外は全て間近で見ている。いろんな意味も含めて思い入れは相当ある。

今も昔も茨城の田舎の兄ちゃんで、努力の人で、真面目で、本人も認めているようにちょっと根性悪くて(笑)、日本を代表する実力を具えた中量級総合格闘家って感じなんだが。

もっと本当に性格悪そうなやついっぱいいるんだし、そんな嫌わなくていいじゃんと思った今日この頃。


でも横田戦は嫌だろうなぁ。だって横田強いもん。




ところで、この前偶然魔裟斗を見た。キャップにサングラスで普通の大通りをゆっくりと走ってた。

「疲れてるの?」って思うぐらいゆっくり走ってた。

振り返りながら「大晦日頑張れ〜」って走り去る背中向かってにつぶやいておいた。



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2009年12月26日

魔裟斗とYAHOO!とそう思わない

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ひどい。ひどすぎる。

YAHOO!ニュースのコメント欄がろくなもんじゃなくて、偏りまくった意見ばかりが書き込まれることぐらい知ってるが。

魔裟斗に対するコメントがヒドイ。

「どうせ魔裟斗が勝つように仕組まれてんだろ」

「最後は魔裟斗が勝つように仕組まれてるよ、出来レース」

「ぶっちぎりで勝たせてもらえると谷川に約束してもらえたのねよかったねぇ」

「もし万が一ぶっちぎりで勝ったら…
 本当は思いたくないけど、K1に不信感を持ってしまいます。」

「サワーも、トンだ役目を負わされたな、マジで同情します。
 扶養家族も多く、病のオヤジさんも養ってるサワー、、
 貰うものはチャンと、谷川氏から頂いてくださいね。」


その他もろもろ。


斜に構えてものを見るのは嫌いじゃないし、穿った見方も時には大事。

しかし本当に凄いやつを知ったかぶって蔑むことは自分の見る目がないことを証明するようなもの。

本当に情けないコメントが多すぎる。「そうは思わない」クリックが多いのがまだ救いだが。

相変わらずあきれるほどのビックマウス。過去に魔裟斗プロテクトがあったもの事実。だけど、ボロボロにやられて生き恥をさらしてきたのも魔裟斗。結果を残してきたのも魔裟斗。

どれだけ魔裟斗を見てコメントしてるんだか。


現在のネット全般に言えることだけど、本当にもうちょっと自分の言葉を見つめなおしてから書き込んで欲しい。

あきれるのを通り越して寂しくなる。

 



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2009年01月12日

いまさらDynamite!!地上波観戦記

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いまさらダイナマイト各試合の雑感だ。

第1試合 DREAMルール 無差別級 1R10分・2R5分
○ミノワマン(フリー)
×エロール・ジマーマン(スリナム/ゴールデン・グローリー)
1R 1'01" 足首固め

毎回書いているが美濃輪はかっこいい。入場から試合から退場までパッションがたまらない。だから入場曲を変えていけないタイプの選手だ。ここらへんは「デカくて打撃の強いジマーマンも総合格闘家にかかればこんなものさ」なんてK-1ファイターが負けて楽しんでいたんだけど…。

第2試合 K-1甲子園 準決勝 62kg契約 3分3R
×日下部竜也(愛知県立豊田高校1年/大石道場/中部地区大会優勝)
○卜部功也(千葉県立岬高校3年/西山道場/関東地区大会優勝)
3R 2'29" TKO (ドクターストップ:鼻の負傷)

日下部くんの根性もステップも良かった。でも体格違うでしょ。顔面殴られすぎでしょ。16歳?子供があれだけ顔殴られてると楽しんで観られないんですけど…。

第3試合 K-1甲子園 準決勝 62kg契約 3分3R
○HIROYA(セントジョーンズインターナショナルハイスクール2年/フリー/推薦選手)
×嶋田翔太(西武台高校2年/島田塾/推薦選手)
判定3-0 (朝武30-39/小川30-29/豊永30-29)

凄く激しいいい試合。嶋田君も気合たっぷり。でも感想は同じ。顔殴られすぎてて引く。

第4試合 K-1ルール 71kg契約 3分3R(延長1R)
×佐藤嘉洋(フルキャスト / 名古屋JKファクトリー)
○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン・オデッサ)
判定0-2 (朝武29-30/小川29-29/黒住28-29)

いい試合だったけど、パンチの勢いで佐藤が負けてた。そしてきっと観客はほとんど総合ファン。やっぱりこのタイミングでやる試合だったんだろうか。

第5試合 DREAMルール 68kg契約 1R10分・2R5分
×所 英男(チームZST)
○中村大介(U-FILE CAMP)
1R 2'43" 腕ひしぎ十字固め

本当に華やかで鮮やかな試合。中村の手首さえ掴めれば最終的に十字に持っていく美しい流れは素晴らしい。最後も所の股裂きに対して見事に腕十時で切り返した。
でも68kg契約というのは微妙だけどね。中村の試合がもっと見たくなった。所は骨折したらしく、もったいない。


第6試合 DREAMルール 75kg契約 1R10分・2R5分
×坂口征夫(坂口道場)
○アンディ・オロゴン(ナイジェリア/フリー)
1R 3'52" TKO (レフェリーストップ:右アッパー→グラウンドパンチ)

坂口にちょっと期待していたんだけど、勢いのある普通の選手だった。やっぱりグラウンド、特に三角は決して巧くないように見えた。基本的に打撃の選手らしい。スタミナ切れか最後もパンチもらう前から動き鈍くなってたし。でもああいう立場でこの大舞台に出てきただけでも偉いかも。

第7試合 K-1甲子園 決勝 62kg契約 3分3R(延長2分1R)
×卜部功也(千葉県立岬高校3年/西山道場/関東地区大会優勝)
○HIROYA(セントジョーンズインターナショナルハイスクール2年/フリー/推薦選手)
4R 判定0-3 (朝武9-10/岡林9-10/小川9-10)
3R 判定0-0 (朝武29-29/岡林30-30/小川29-29)
※HIROYAが優勝

HIROYA以外にも強い高校生はたくさんいるんだ。まぁ本当に僅差だったのでHIROYA優勝でいいんじゃないの。

第8試合 DREAMルール ヘビー級 1R10分・2R5分
○ボブ・サップ(米国/フリー)
×キン肉万太郎(不明)
1R 5'22" TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ)

万太郎も頑張ったよ。見事なレスリングテクだったよ。そしてマスクがずれて直しているうちに被弾して敗北(笑)。もっともダイナマイトらしい試合。しかも不自然に「屁のツッパリにもならない」を連発。知人も「この人石井慧選手??」って質問してきた。この戦略はあまりにあざと過ぎる…。ある意味田中選手がこの大晦日最大の被害者かも。
サップは予想より頑張った。もしかしたら成長したのかも。パウンドでタップしなかっただけ偉い。今後も程良い相手を当てればそこそこの試合をするかも。見たいかっていうと微妙なんだけど。

第9試合 DREAMルール ヘビー級 1R10分・2R5分
○セーム・シュルト(オランダ/ 正道会館)
×マイティ・モー(米国/フリー)
1R 5'31" 三角絞め

シュルトの三角絞め。うーん外れなさそう。でも相変わらずテイクダウン耐性無いのかなぁ。だとするとあんまり総合で期待できないんだけど。負けちゃったけどモーみたいなサモアンがガッチリ総合鍛えた試合見たいんだけど。やる気あるのなら。

第10試合 DREAMルール 80kg契約 1R10分・2R5分
○桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
×柴田勝頼(ARMS)
1R 7'01" TKO (レフェリーストップ:マウントパンチ)

やっぱり柴田の打撃はいい。だからなぜ自分から組みに行った。そしてなぜ寝技が成長しない。以外に好きな選手なのだ。だからあの寝技は何とかしてほしい。根性ある分だけ事故が起こるか廃人になりかねない。
マッハのあの寝技での安定感はさすが。ちなみに年明けusilogのアクセス解析してみたら毎日「マッハ 流失」のキーワードで100人以上来てた(^-^;)。みんなそんなに見たいのか。2丁目の住人か。まぁ分からなくないが(笑)。

第11試合 K-1ルール 70kg契約 3分3R
×武田幸三(治政館)
○川尻達也(T-BLOOD)
1R 2'47" KO (3ダウン:左フック)

ある意味予想通り。川尻の踏み込み、フック、アッパーの連打はかなり鋭かった。もっとも黒船効果が現れた試合では。早くまた総合の試合が見たい。アメリカの強豪のタックルを切り、パンチで殴り倒してほしい。

第12試合 K-1ルール 無差別級 3分3R(延長1R)
×バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
1R 2'02" KO (左フック)

これはなにげにショックだったなぁ。バダ・ハリの危なっかしいスタイルは危険だよな。結果論だけどダメージが残ってた気がする。いつもよりパンチ粗かった気がする。
アリスター、強いのね。ボディもハンパ無い。怪しい噂が出るくらい。でもこれだけ打撃レベル高ければミルコと互角以上に打ち合ったのも分かる。ご存知必殺技ギロチンもあるし、最近かなり強いんじゃない。スタミナさえ改善されてれば(^-^;)。

第13試合 DREAMルール ヘビー級 1R10分・2R5分
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
×チェ・ホンマン(韓国/フリー)
1R 6'32" KO (左インロー)

この日のミルコはフットワークが使えていた。いい時のミルコに見えた。そしてローで勝利。よく考えるとミルコの勝利するパターンでこれしかなかったかも。
ホンマン遅い…。捕まえられないんじゃ巨体も生かしようがない。あのインローも膝の急所だから相当痛かったはずだけど、完全に心が折れまくって倒れちゃうところがまたホンマンらしい。
ホンマン期待していたけど、ミルコが見事に小よく大を制してくれた。

第14試合 K-1ルール 無差別級 3分3R
×武蔵(正道会館)
○ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ / レッドデビル・インターナショナル)
1R 2'32" KO (3ダウン:右フック)

やっぱり油断だよなぁ。ステップでなぜ逃げ切れない。情けないという一言に尽きる。でも日本人なのに常にブーイングにさらされていた武蔵はちょっと可哀想だよな。アウェー感ありすぎたでしょ。
ムサシは強い。あんなパンチ強烈だとは。GPでは寝技の方が評価されてたけど、打撃ハンパないのね。凄い選手だ。いろいろな選手とやってほしい。しかも体重増やしまくったのに身体締まってたし。武蔵と対照的だった。


第15試合 DREAM特別ルール 無差別級 5分3R
○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
×マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナ・スーパー・ファイタージム)
1R 0'18" KO (右フック)

これもショック。巨体で豪腕でメチャメチャ打たれ強いK-1を制したことのあるサモア人がまさかずーっと体重軽い選手にKOされるとは。ハントにはちょっと幻想持ってたのに…。ヒョードルをあんなに苦しめたのに。
マヌーフのスピードとパワーがあればあれだけのジャイアントキリングを起こせるって事ですか。凄すぎます。


第16試合 DREAMルール ライト級 1R10分・2R5分
○青木真也(パラエストラ東京)
×エディ・アルバレス(米国/ファイト・ファクトリー)
1R 1'32" ヒールホールド

NTT最強ってことになってきてます。少なくとも日本においては。でもここまで特殊なスタイルだとそのまま世界のトップに通用するのでは。投げられたってマウント取られたって外掛けしてアキレスからヒールに切り替えちゃうんだから。足関っていうのは昔々からUWF戦士もシューターも日本人が得意な技術でありつつ、総合格闘技の技術が語られてきたころからは一番早く切り捨てられてしまった技術のひとつだから、こういう形で青木君が足関で勝つのはなんともうれしい。


第17試合 DREAMルール ライト級 1R10分・2R5分
?ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー/DREAMライト級王者)
?J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
中止 (ハンセンは原因不明の頭痛によりドクターストップ)

一番楽しみだった。とにかく残念。

第18試合 DREAMルール ミドル級 1R10分・2R5分
○田村潔司(U-FILE CAMP)
×桜庭和志(Laughter 7)
判定3-0 (ヒューム=田村/島田=田村/三宅=田村)

道場では戦う前から壊れていた桜庭の身体を心配声が多かった。


そんなわけで正にアップセットがあって決して退屈じゃないダイナマイトでした。



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2009年01月08日

usiの観た田村vs桜庭

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大晦日に行われた桜庭対田村は地味な地味な試合になった。

僕は桜庭のグラウンドテクニックが勝るのを予想していたんだけど、結果的に全く違う内容になった。


RINGS時代、当時の日本人プロレスラーの中で圧倒的なスピードと技の切れを持った田村は僕にとって特別な存在だった。
でもPRIDEでグレイシー狩りを成功させ続けた桜庭が日本総合格闘技界の顔になっていったのに比べ、RINGSで強豪と戦っていた田村の評価はイマイチだった。
田村は2000年にヘンゾを見事に破るという偉業を成し遂げたんだが、同じ年にホイスの足を折り、ヘンゾの腕を折った桜庭の方が、PRIDEという一大ムーヴメントの中心にいたこともあり圧倒的な評価を受けていた。
昔、どちらかといえば、アンチ桜庭で田村贔屓な僕は以前から桜庭の圧倒的人気の実力に比べて田村の評価の低さが気に食わなかった。

そして田村はPRIDE19から同じ舞台に上がるようになり、大晦日のたびに毎年のように日本人エース同士であり、因縁の先輩後輩対決として対戦を煽られ始めたんだけど、ずっと僕は「知名度、人気で負けている田村の実力も英雄桜庭と遜色ないはずだ」と期待し対戦を楽しみしていた…。で、結局2008年になった。

ただ、いざ対戦が正式決定してみると、この8年間の中でいつの間にか僕の中でPRIDEのエースとして世界の強豪とぶつかる桜庭への評価と幻想が上がり、HERO'Sで金泰泳に完敗し軽量級の所と戦うような田村への評価が必要以上に下がっていた。そして今回の対戦を前の予想としては桜庭有利となった。

試合が始まると、桜庭のタックルを徹底的に切って田村は全くいいポジションを与えなかった。グラウンドで上を取った田村はインサイドの中から執拗に容赦なく痛そうな鉄槌を落としていった。スタンドでも田村は鋭いローで何度も桜庭の足をきつく跳ね上げた。
桜庭は驚くほど何もできず、ローを痛々しく打たれ続けて、グラウンドではしこたま殴られ続けた。あれじゃはるかに金泰泳のほうがグラウンドのディフェンスができている。
たまに腕十時を仕掛けるだけの桜庭は、まるで策のない中堅柔術家のようだった。わざと愚直に戦っているようにすら見えた。対する田村も最後は敢えてKOしないようにみえた。戸惑っているようにすらみえた。
そんな不思議な空気が流れたまま試合が終わった。

一般的には動きが少なかったし凡戦だったと思う。ただ個人的には緊迫感があったし、なんとも言えぬ2人の感情が垣間見えて凄く興味深い対戦だった。


そうは言ってもこの対戦で良く分かったことは…、

現在における桜庭のコンディションの酷さ。もちろん分かってはいたつもりだが、長年の体格差を無視した激闘は、まともに動けない身体にしてしまっていたようだ。

そして田村が期待以上にスタンドでもグラウンドでも桜庭と相性が良さそうなこと。8〜10年前の桜庭全盛期に2人が対戦しても拮抗した試合になったのではないか。どっちが勝ったかどうかは置いといて。

あと知人が戦前から言っていたのは「2人の実力は互角で、当日のコンディションが勝敗を分ける」ということ。正にそんな結果になったのかもしれない。
つい意地悪く見てしまうが、やっぱり田村が桜庭のコンディションが落ちていくのを見つつ対戦時期を引き伸ばしていたんだろうか…。田村らしいといえば田村らしいが。


印象的だったのはリング上での2人の言葉。

桜庭「すみません」「ありがとうございました」
田村「仲よくしてください」

戦前と違いリング上で後輩らしかったのは桜庭。その逆が田村だった。



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