September 03, 2009

詐欺?速聴で有名なSSI(エスエスアイ)と田中孝顕氏について

時々インターネットで、株式会社SSIエスエスアイ)と、会長の田中孝顕氏についての風評を目にします。中には明らかに度の過ぎたでたらめ(SSI=悪徳商法、宗教、マルチ)を書きたてている掲示板もあります 。
ですが、そのような言われ方をするのにはそれなりの理由もあると思いますし、実体験として感じるところもあります。。

株式会社SSIエスエスアイ)は、社会人向けにいわゆる自己啓発の教材及びセミナーを開発・販売している会社です。
一言で自己啓発といっても、資格取得の勉強からメンタルのトレーニング、社会的成功のためのノウハウ習得などいろいろですが、SSIの場合は後者2つが主です。SSIではそれらを「脳力開発」と呼んでいます。最近TVや雑誌、ゲームなどでもよく見かけるようになりましたが、「脳力開発」は実はSSIの創業者である田中孝顕氏による造語だそうです 。
自己啓発プログラム(教材)を販売する会社としては日本一の売上げと規模を誇り、「モチベーションビジネスのリーディングカンパニー」を自称しています。

SSI田中孝顕氏)が自己啓発を「脳力開発」と呼ぶのには理由が2つあります。
一 つは日本において「自己啓発」という言葉の印象が、かつては非常に悪かったから。昭和50年頃から平成に変わる少し前まで、「自己啓発セミナー」という、 今で言うマルチ商法的な違法ぎりぎりのビジネスが横行していた時期がありました(今でもあるとは思いますが)。以降、その影響で「自己啓発」という言葉の 印象が著しく悪いものになりました。SSIのサービスの内容は正しく自己啓発なのですが、誤解されないために表現を変える必要がありました。

もう一つの理由は、SSIにおける自己啓発のためのツールとして「速聴」という、脳に直接作用する大脳生理学技術を開発していたためです(「速聴」について詳しくはこちら)。開発者の田中孝顕氏は精神論的な従来の自己啓発ではなく、科学的に「脳」を上手く使って、自己開発しようと考えたのです(正に最近の茂木健一郎と同じです)。

SSISSIの商品の構成は「脳力開発プログラム」と呼ばれるCD及びマニュアル。それにプラスして「速聴機」と呼ばれる機械のセットが基本となります。「速聴機」のメディアは初期ではカセットテープ、その後CDとなり、最近はSDカードとなっています。
「脳力開発プログラム」のボリュームは商品により異なりますが、たとえば「ナポレオンヒルプログラム PMA」はCD30巻、マニュアル3セット、手帳2セット、その他いろいろが2つの大きなアタッシュケースに収まったものでした。
この他に前述した「速聴機」があります。

正確な値段は伏せますが、高価です。最近は安くなったらしいですが、以前は新車が買えるくらいでした。
この価格には1年間のサポート料も含まれます。サポートは毎月1回の電話によるものです。内容はプログラム学習の進捗確認や質問の受付などです。2年目からは任意で有料となります。

商品は「脳力開発プログラム」と「速聴機」の他に、「サイコフィードバック・システム」と呼ばれる、アルファ波を出すためのトレーニングの機械や、様々なセミナー、ユーザー交流会があります。

商品が「高価」と書きましたが、それは一般論としてです。高いと感じるか安いと感じるかは人によります。
「人生を変えられるチャンス」なら車1台分くらいどうということないでしょうし、「たかが教材」と思えば高いでしょう。
私は内容を考えれば納得できる価格だと思っています。


さて、SSIがいろいろと叩かれる理由は下記3つだと思います。
1)商品がよく解らない
2)価格が高い
3)電話による勧誘営業がしつこい


はっきし言って、どれもごもっともだと思います。
私も商品を理解するまでかなり時間がかかりました。というのも、当時SSIは商品内容を伏せて営業していたからです。もともと理解されにくい商品なのに、商品が何なのか(とどのつまりCD教材だということを)かなり後まで伏せていました。もちろん価格についても。
そして、何より電話営業のしつこさが有名ですが、これについてはまた次回。

usodeshou at 02:51│ 田中孝顕氏 | SSI(エスエスアイ)