2014年12月19日

【アマゾン】、1時間宅配のプライム・ナウ!マンハッタンの一等地に小商圏用の雑貨店?


■アマゾンは18日、ニューヨーク・マンハッタン地区の一部地域にて1時間で注文品を宅配するサービス「プライム・ナウ(Prime Now)」を始めた。年会費99ドルのアマゾン・プライム会員のみを対象にしたプライム・ナウは、1時間宅配の手数料が7.99ドルとなる。2時間の宅配は無料。対象商品はペーパータオルや電池、おもちゃや本、一部食品など「エッセンシャル」と呼ばれる生活必需品2.5万以上だ。宅配時間は毎日、朝6時〜深夜0時までとなっている。現在のところ、プライム・ナウの宅配範囲は、マディソン・スクエア・ガーデンを中心としたジップコード(郵便番号)「10001」の1平方マイル(2.5平方キロメートル)圏内。アマゾン・プライム会員はモバイルアプリのプライム・ナウからジップコードを入力して配達可能かどうかを確認する。確認後は表示される商品から選んで注文をすることになる。注文後はアマゾンのデリバリースタッフが自転車を使い、バイク便で自宅やオフィスに注文品を届ける。なお、デリバリーハブ(配送所)は、アマゾン初の出店と報じられたエンパイア・ステートビルと向かい合う34番地に面したビルだ。

トップ動画:アマゾン・プライム会員を対象にした1時間宅配サービス「プライム・ナウ」。この動画では、注文品を積んだバイク便の現在地までプライム・ナウのアプリで確認できるようになっている。  続きを読む
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2014年12月18日

【YouTube】、博多華丸・大吉もびっくり!レオンチャンネルより影響力のあるYouTuber?


■Youtubeは消費者行動に大きく影響を与えている。ティーンの女の子がショッピングセンターやお店等で見つけてきた掘り出し物を、YouTubeで紹介する「ホール(Haul)」ビデオが5年前から大きな影響力を発揮している。例えば、TouTubeで「ブラックフライデー、ホール、2014(Black Friday Haul 2014)」で検索すると、先日のブラックフライデーセールで購入した商品の紹介ビデオが40万件近くもでてくる。そのほとんどが10代の女性によるホール動画だ。彼女らが紹介した商品などを見て、ファンや購読者が同じ商品を購入する。若い人ほど同じ年代からの影響を受けやすい。人気のYouTuberが商品を紹介すると、即座にソールドアウトになるほどの影響力を彼らはもっているのだ。
 すべての玩具メーカーが今、熱烈な視線を送っている8歳のYouTuberがいる。チャンネル登録者数が100万を超える「エヴァン・チューブHD(Evan TubeHD)」のエヴァン君だ。エヴァン君はYouTubeでオモチャのレビューを行っている。エヴァン君のお父さんがカメラマンになり、エヴァン君の素のリアクションを撮影しているのだ。400本近くのレビュー動画をアップしているが、総視聴回数は10億回近くにも達している。YouTube動画だけで彼は年間に130万ドルを稼ぎ出している。それだけではない。今の子供は毎週土曜日朝に放送されるアニメを見ないでエヴァン君のレビュー動画をみる。動画に影響されて、エヴァン君が気に入ったオモチャを親におねだりするのだ。エヴァン君が紹介したオモチャの売上は実際、急伸する。エヴァン君の影響力に気づいたオモチャメーカーはエヴァン君に動画用の製品を送るだけでなく、マーケティング契約を結ぼうとしているのだ。
 ティーンや子供を中心に、テレビコマーシャルよりYouTubeが大きな影響を与えている。今後もこの傾向は続くだろう。

トップ動画:アングリーバードの粘土玩具を紹介するエヴァン君。前歯が抜けてリンゴをかむことができないなど、子供らしいリアクションが可愛い。しかし、この動画だけで視聴回数は5,800万回!を超えている。エヴァン君はYouTuberとしてだけでなく、玩具メーカーに大きな影響力を持っているのだ。  続きを読む
2014年12月17日

【シアーズ】、店舗スクラップの説明に最も大切な単語が抜けている!それは何でしょう?

141217シアーズ
■シアーズのCEOエディ・ランパート氏は15日、同社のブログにて2014年度中に200店以上のシアーズとKマートを閉鎖した理由を明かした。それによると、スクラップとなった店舗は長い間赤字続きで、様々な取り組みを行ったものの改善できなかったことを閉鎖の理由に挙げている。また、赤字店を続けるだけの余裕が同社にないことも理由に加えられている。現行の店舗についても、オンラインやモバイルショッピングへの動きで一部店舗やバックルームが広すぎるとし、売り場の一部をホールフーズやディックス・スポーティング・グッズ、フォーエバー21、プライマークにサブリースする予定と記している。
 シアーズが4日に発表した第3四半期(8月〜10月期)では、売上高が72.1億ドルとなり、前年同期の82.7億ドルから約13%の減少となった。ランズエンドのスピンオフで3.84億ドルの減収が響いた形だ。純損失は5.48億ドルとなり、前年同期の5.34億ドルの赤字から赤字幅が拡大した。一般販売管理費率は12%減少し27.9%となったものの、粗利益率(売上高総利益率)は22.2%で、前年同期の23.3%から悪化した。シアーズでは売上高の減少が続いており、10四半期連続の損失となっている。国内の既存店・売上高前年同期比は0.1%の減少。既存店ベースの内訳は、家電製品が足を引っ張り国内のシアーズが0.7%の減少となり、一方のKマートはアパレルやアウトドアリビング、玩具が牽引し0.5%の増加と久々にプラスとなった。

トップ画像:サウス・コースト・プラザSCのシアーズ。この隣にはサブリースしたフォーエバー21がある。シアーズはホールフーズやディックス・スポーティング・グッズ、フォーエバー21、プライマークにサブリースする予定とあるが、シアーズ・ホールディングスの本社を現場に移転させたほうがいい。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。少しでも英語ができるのなら、シアーズCEOのエディ・ランパート氏が書いたブログの文章を音読してみてください。文章すべての意味を理解できなくてもいいです。わからない語彙があってもいいので、意味不明な単語を飛ばしながらでもザーッと読んでみてください。読んだ後に何か違和感を感じませんか?もしそうなら、あなたには商人のセンスがあります。黙読でもいいので一語一語を追ってみてください。大手チェーンストアのトップが書いたにもかかわらず、何か足りないような、どこか満足できないような、何か釈然としないような気がしませんか?ランパート氏が書いた文章を読んだ後、後藤はものすごい気持ち悪さを感じました。小売り関係のトップが書いたり話したりすると、必ずでてくるキーワードがすっぽり抜け落ちているのです。日本語にもなっているカタカナ言葉です。老若男女、誰でも知っている言葉です。わかりますか?  続きを読む
2014年12月16日

【アグリー・クリスマス・セーター】、大手も参戦!ダサ可愛く祖母の温かさで市場拡大?

141216アグリークリスマスセーター
■アメリカの年末商戦には、ブラックフライデーのように小売店にとって都合のよいイベント日が存在する。日本でも知られるようになった「サイバーマンデー」に、サイバーマンデーと同様にオンライン売上が急増する「グリーンマンデー(Green Monday:12月の第2月曜日)」、商品が12月24日までに確実に届く「フリーシッピングデー(Free Shipping Day:今年は12月18日)」、クリスマス直前の土曜日「スーパーサタデー(Super Saturday)」がよく知られているところだ。これらに新たな買い物イベント日が加わろうとしている。「全米アグリー・クリスマス・セーター・デー(National Ugly Christmas Sweater day:12月の第2金曜)」だ。「アグリー(Ugly)」とは、「醜い」「ダサい」という意味。アグリー・クリスマス・セーターとはリスマスをモチーフにしたダサくて悪趣味なセーターのことだ。真っ赤なセーターにサンタの絵柄などが付いたような、恥ずかしくて着るに着れないセーターをさす。おばあちゃんなどからプレゼントされたダサいセーターが数年前からブームになっている。全米アグリー・クリスマス・セーター・デーは、ダサダサのセーターを1日着て過ごそうというものだ。こうした盛り上がりから、最近では大手チェーンストアもわざわざアグリークリスマスセーターの取り扱いを増やしてきている。ウォルマートターゲットメーシーズアマゾンでも検索できるだけでなく、「アグリー・クリスマス・セーター」の商品名もある。大手チェーンだけではない。ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)やナショナル・アイスホッケー・リーグ(NHL)、ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBA)、メジャーリーグ(MLB)もチームキャラクターをモチーフにしたオリジナルのアグリー・クリスマス・セーターを販売している。
 一時期は毛嫌いされたアグリー・クリスマス・セーターは、3Dっぽく立体感をだしたりLEDでライトアップするなど、さらにダサさを増して市場を拡大している。  続きを読む
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2014年12月15日

【ホームデポ】、ホリデー・スタイル・チャレンジ!最新コンテンツ・マーケティング事例?

141215ホリデー・スタイル・チャレンジ@ホームデポ
■ホームデポ・コム(HomeDepot.com)は、DIY商材のオンライン販売だけでなくDIYコンテンツも満載だ。DIYハウツー集の「プロジェクト・ガイド(Project Guides)」やDIY商材の買い方・選び方の「ショッピングガイド(Buying Guides)」など、お役立ち情報が掲載されている。コンテンツには、DIY提案ブログの「エプロンブログ(The Apron Blog)」がある。ホームデポのスタッフとホームインプルーブメントのエキスパートが季節に応じてデコレーションを施すアイディアを発表しているのだ。エプロンブログでは昨年のクリスマスから「ホリデー・スタイル・チャレンジ(Holiday Style Challenge)」シリーズを始めた。ホリデー・スタイル・チャレンジは、29人のホームエキスパートに4点〜8点のクリスマスオーナメントを使ってもらい、室内や屋外を自由に飾り付けてもらうのだ。エキスパートの多くは、インテリアを趣味にしている主婦ブロガーだ。ホームデポがオーナメントを無償で提供し、彼らに創造性を発揮してもらう。ホリデー・スタイル・チャレンジは11月初めから毎日掲載しており、人気コンテンツとなっている。評判の良いインテリアなどには沢山のコメントが残されている。多くの読者がクリスマスデコレーションの事例にインスパイアされるのだろう、ピンタレストの「ホリデー・スタイル・チャレンジ(Holiday Style Challenge)」だけでもフォロワーは8万人だ。

トップ画像:インテリアブロガーで主婦のジェン・ウッドハウス氏のホリデー・スタイル・チャレンジ画像。ポインセチアクリスマスツリーリースなど8点を使ったクリスマスデコレーション事例だ。ホームデポがオーナメントを無償で提供し、ブロガーがそれを使って素敵なクリスマスデコレーションに飾り付ける。ホリデー・スタイル・チャレンジはコンテンツ・マーケティングの最新事例だ。  続きを読む
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2014年12月14日

【ウォルマート】、新価格マッチプログラムで安い!詐欺にあっても激しくガッツポーズ?

141214TV@ウォルマート
■ウォルマートは先月からアマゾンやベストバイ・コムなどオンラインストアの販売価格と一致させる価格マッチ・プログラムを始めたが、すでにその効果が現れているようだ。
 価格比較アプリを提供するショップサーヴィ(Shoppsavy)は9日、主要な商品カテゴリーでウォルマートの低価格が競合を圧倒していると発表した。年末商戦となる11月1日〜12月5日に集計されたデータによると「コンピューター」「家電」「エンターテイメント」「ホーム&ガーデン」「キッズ」の5つのカテゴリーでウォルマートがアマゾンとベストバイを下回っている。調査対象となったコンピューターの63.3%(110点)でウォルマートがアマゾンの価格を下回り、平均で28.8%安価だった。ベストバイは72%(110点)のコンピューターでウォルマートのほうが安く、平均で17%安かった。家電品では66%(288点)でウォルマートがアマゾンより安く、平均で28.3%の安さだった。ベストバイとでは72%(314点)の家電でウォルマートのほうが安く、16.1%の差となった。エンターテイメントでは68.6%(27点)でウォルマートの価格がアマゾンで下回り、差額は39.8%となった。ベストバイとでは89%(62点)でウォルマートが安く、19.7%の差だ。ホーム&ガーデンでは68.7%(57点)でアマゾンより安く、差は29.1%。ベストバイとでは、74.7%(62点)でウォルマートが安く、平均で23.4%安かった。キッズ(玩具)では56.25%(18点)でウォルマートがアマゾンとベストバイより安く、アマゾンとの平均価格差は44.6%と最も大きく、ベストバイとも20%の差となった。  続きを読む
2014年12月13日

【オンライン売上】、分散化!サイバーマンデーもグリーンマンデーもブルーマンデー化?

141213オンラインストア売上高推移
■オンライン調査会社のコムスコアは、感謝祭明け月曜日のサイバーマンデーのオンライン売上高(デスクトップ・パソコン経由)が前年比17%増加し、過去最高の20.4億ドルに達したことを発表した。ブラックフライデーのオンライン売上高は前年比26%増となる15.1億ドルだった。サイバーマンデーのオンライン売上高は今年もブラックフライデーを上回り最も多かった。ただ、伸び率は鈍化している。また、サイバーマンデーと同様にオンライン売上が急増する「グリーンマンデー(12月の第2月曜日)」のオンライン売上高も16.2億ドルとなり、伸び率は15%と鈍化している。一方、伸び率が最も高かったのは感謝祭日で32%の増加。感謝祭日のオンライン売上高は10億ドルを突破し、10.1億ドルとなった。
 オンライン売上高は引き続き全体的に力強い伸びを示しているものの、消費者の購入日の分散化が進んでいる。ウォルマートなど大手チェーンストアは今年、実店舗やオンラインストアでプレブラックフライデーセールを始めた。これに対応してアマゾンなどのオンライン専売ストアもセールを前倒したことで、サイバーマンデーの売上がこれまでほど目立たなくなりつつあるのだ。
 時期やチャネルで販促活動を頻繁におこなっているため、買い物の分散化が進んでいる。

トップ画像:デスクトップパソコン経由のオンライン売上総額(コムスコア調査)の推移。2013年の感謝祭日とサイバーマンデーのオンライン売上高の差は128%とあったが、今年は102%に縮小している。モバイルからの売上を加えるとさらに縮小しているだろう。販促の前倒しでサイバーマンデーやグリーンマンデーが以前ほど盛り上がらなくなってきているのだ。  続きを読む
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2014年12月12日

【ラジオシャック】、減収に赤字に既存店二桁減のQ3!修理にPBラジコンでは救えない?

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■ラジオシャックの凋落が止まらない。ラジオシャックが11日に発表した第3四半期(8月〜10月期)では二桁の減収に赤字幅の二桁拡大、さらに既存店・売上高前年同期比も二桁の減少となった。売上高は6.50億ドルとなり前年同期の7.8億ドルから約16%の減少。純損益は1.61億ドルと前年同期の1.36億ドルの赤字から20%近くも拡大した。粗利益率は前年の31.1%から32.9%に増加したものの、店舗閉鎖などリストラコストが負担となり一般販売管理費を含む総経費率が50.5%となった。売上の43%を占めるスマートフォンなどモバイルが25%も落ち込んでいることで既存店・売上高前年同期比は13.4%の減少だ。これによりラジオシャックの既存店ベースは4四半期連続で二桁減となる。なお、ラジオシャックの現金及び現金同等物は昨年末の1.80億ドルから4,300万ドルと落ち込んでおり店舗運営も難しくなってきている。
 ラジオシャックは3月、再建を目指して最大1,100ヶ所の不採算店をスクラップすることを発表したものの、債権者からの合意を得られておらず、経営破綻の可能性も示唆している。

トップ画像:感謝祭日の朝6時からセールを始めていたラジオシャック。ビデオカメラ付きドローン(RadioShack 2.4GHz RC Surveyor Drone)が35ドルでセールになっていた。また、最初の50名にタッチスクリーン用の手袋が無料になるサービスも行っていた。  続きを読む
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2014年12月11日

【アバクロ】、CEO辞任!お下がりからデブお断りにホームレスブランドで晩節を汚す?

141211アバクロ
■カジュアル衣料ブランドのアバークロンビー&フィッチは9日、同社CEOのマイケル・ジェフリーズが同日付で退任することを発表した。同社の売上が落ち込み苦戦が続いていることで、事実上の解任とみられている。後任のCEOは未定で今後、候補者を選定していく。ジェフリーズ氏は1992年2月に同社CEOに就任。当時のアバークロンビー&フィッチは、1988年にリミテッドの傘下となったものの低迷が続いていた。ジェフリーズ氏の手腕により90年代後半から、アップスケール・アパレルブランドとして大学生の間で人気となり、リミテッドから1996年にスピンオフした。その後も高校生などティーンから絶大な支持を得るようになり、「Abercrombie & Fitch」「A&F」などのロゴマークで世界的なブランドに育っていった。最近はジェフリーズ氏の失言やファストファッションの台頭で、同社の業績は低迷。北米では来春から、ロゴマークを外したデザインにすると表明していた。 
 同社が3日発表した第3四半期(8月〜10月期)の売上高は前年同期比11.8%減の9.1億ドル。純利益は前年同期の1,560万ドルの赤字から1,820万ドルの黒字となっている。国内の既存店ベースは10%の減少だった。海外店は22%の減少となっている。  続きを読む
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2014年12月10日

【ベストバイ】、2日間配達を無料!アマゾンの非プライム会員を狙うも競合は追随する?

141210ベストバイ2日間配達無料サービス
■ベストバイ・コム(BestBuy.com)では現在、一部商品に限り2日間配達を無料にするサービスを行っている。ベストバイの「2日間配達無料サービス(Free 2-Day Shipping)」は35ドル以上となる1,000アイテムが対象となっている。このサービスの期限はまだ明記されていない。同社の配送方法は、発送から3〜7営業日で届く「スタンダード便(Standard)」、自宅に届くまで2営業日の「速達便(Expedited)」、1営業日で配達される「エクスプレス便(Express)」、金曜日注文で翌日に届く「土曜日便(Saturday)」の4種類。ベストバイが現在、行っている販促は速達便となる。ただ、「35ドル以上の商品」と限定されているものの実際には高額な商品が対象だ。ノートブック・パソコンでは最低でも400ドル前後からで、商品カテゴリーによっても異なっているようだ。送料無料の販促では、ターゲットが最低注文金額の条件なしで送料無料とするサービスを始めている。ターゲットが先月から始めたサービスは、特大サイズの商品を除き、ほぼ全商品がスタンダード便(3〜5営業日)で無料となる。
 アマゾンで2日間配達無料サービスを受けるには年会費99ドルのプライム会員になる必要がある。ベストバイは2日間配達無料サービスを行うことで、アマゾン・プライム非加入者を取り込もうとしているのだ。  続きを読む
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2014年12月09日

【自宅イルミネーション】、今年は7,200億円市場!節電やスマート化でさらに拡大する?

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■アメリカでは12月に入ると、住宅街では自宅をライトアップしイルミネーション装飾を施す家を見かける。町ぐるみでクリスマスイルミネーションを行っているところもある。ニューヨークのブルックリン地区にあるタイカー・ハイツ住宅街など、全米に知られている自宅イルミネーション街もあり、バスツアーもできるほどだ。景気が戻ってきていることもあり、自宅をライトアップする屋外イルミネーション市場は再び拡大している。ABC局によるとアメリカでは今年のクリスマスだけでも60億ドル(約7,200億円)以上をLEDなどの電光装飾に費やしているという。これには電気代は含まれていないが、LEDにより電気代が電球の4分の1になっている。以前ほど電気代がかからなくなってきていることでも、自宅イルミネーションが人気となっているのだ。また、自宅イルミネーションではスマートイルミネーションが注目されている。ソフトウェアのプログラムにより、音楽に合わせてライトを点灯消灯させたり、フェイドイン・フェイドアウトやフラッシュなど特殊効果で光が踊っているような演出も可能となっている。
 ホームデポのコンテンツページにあるホリデーアイディアでは、イルミネーション装飾について、ライトの種類や節電方法、設置の仕方や安全対応など細かく掲載している。電飾メーカーも力を入れていることで、DIYでも簡単に設置ができるようになっているのだ。今後、自宅イルミネーション市場は広がっていくだろう。スマートイルミネーションが普及すれば、この市場の拡大は加速していく。

トップ画像:ロウズの屋外用クリスマス装飾品。LEDやスマートイルミネーションが普及していることもあり自宅イルミネーション市場は年々拡大している。下に画像にあるホームデポも同様に品ぞろえを拡大している。  続きを読む
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2014年12月08日

【Eコマース】、ネット通販やってないからネットで何もする必要がない、とは言えない?

141208ベストバイ
■全米小売業協会(NRF)によると、感謝祭から週末までの4日間の小売売上高は前年の同じ時期に比べて推計で約11%減少した。ハロウィン直後のセールやプレ・ブラックフライデーセールで販促を早めに開始したチェーンが相次いだことや、ネットでもセールを盛んに行ったことでお客が分散したことが、低迷の背景にあるのだ。特にモバイルを使いあらかじめセール情報をリサーチしながら買い物をする、賢い消費者が増えたことも一因にあるだろう。オンラインでいつでも買い物ができることで、セールの客足を鈍らせたのだ。買い物にモバイル機器が不可欠となっている。それは店内の買い物にも影響を与えている。大半のお客がスタッフに尋ねるよりもモバイルでリサーチして買い物するようになっているのだ。
 全米家電協会(CEA)が2日発表したデータによると、58%の人が店でスタッフに聞いたり商品カタログを参考にするより、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器で商品情報をリサーチすることを好んでいる。25歳〜44歳の男性にその傾向が顕著であるとしている。また、店舗スタッフや商品カタログより、モバイルを使いネットから得た情報のほうが役立つとした人は62%にも及んでいる。同協会ディレクターのスティーブ・コーニング氏は「モバイル機器は消費者の購買行動に大きな変化をもたらしています。モバイル機器が買い物に大きな役割を担うようになっていることを小売店は関心を寄せています」と語った。カテゴリー別では家電品(60%)の買い物中にモバイル機器を使ってリサーチをするとしている。次に食品(55%)、アパレル(47%)、靴(45%)、健康・美容(39%)の順になっている。店舗内でのリサーチ内容は価格比較が最も多く62%、カスタマーレビューを参考に買い物をするとした人は52%いた。
 ネット上でお客に役立つ情報を提供できていないと、店内にいるお客も購入を諦め他の店に移ってしまうかもしれないのだ。

トップ画像:ベストバイの白物家電売り場。ベストバイは4日、中国市場で展開する傘下のファイブスター(五星電器)の売却を発表した。今後は北米市場に注力していくが、店舗展開よりも、店売上に影響を及ぼすネット展開に注力するのだ。  続きを読む
2014年12月07日

【アマゾン】、プライベートブランド発表!ブランドスイッチは起こらずも情報は透明化?


■ネット通販最大手のアマゾンは4日、プライム会員向けに新プライベートブランドの販売を始めた。アマゾンの新ブランドは「アマゾン・エレメンツ(Amazon Elements)」で、ベビー用おむつとベビー用ワイプ(お尻拭き等に使うウェットティッシュ)を発売した。価格は人気NBのパンパースやハギーズより1割程度の安さとなっている。顧客からの強い要望から生まれたアマゾン・エレメンツの特徴は、商品情報の透明性だ。商品パッケージについているQRコードをスマートフォンやタブレットのアマゾンアプリで読み取ると原材料や提供元の情報に生産地(製造地)から、その商品の購入日にフルフィルメントセンターからの発送日、さらには有効期限日まで詳細情報を確認できるようになっている。また、アマゾン・エレメンツのコンセプトを記したページでは、顧客の声を一番に考えて開発したことや、お店の商品棚の事情で商品サイズを決めていないこと、引き続き顧客の声を商品開発や改良にいかしていくことが掲載されている。いまのところ、ベビー用おむつとお尻拭き以外の商品予定は明かされていない。アマゾン・エレメンツを購入できるのは年会費99ドルのプライム会員のみ。同社は2009年にプライベートブランド「アマゾン・ベーシック(Amazon Basics)」を発売している。アマゾン・ベーシックはパソコン・アクササリーやオフィス用品などを中心に150点あり、プライム会員以外でも購入は可能となっている。

トップ動画:アマゾン・エレメンツの商品パッケージにはステッカー「すべての商品にはストーリーがある...(Every pack has a story...)」がある。ステッカーを剥がすとQRコードがある。このQRコードをモバイル・アプリで読み取ると原材料や提供元の情報、生産地(製造地)、商品購入日、発送日、さらには有効期限日まで詳細情報を確認できるようになっている。ベビー用ワイプの場合は使われている水の精製法までチェックできる。アマゾン・エレメンツは「高品質」「透明性」「プライム会員のみ」で訴求している。  続きを読む
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2014年12月06日

【フレッシュ&イージー】、スマーター・マーケット!准スクラップ&ビルドで蘇るのか?

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■フレッシュ&イージー・ネイバーフッドマーケット(F&E)は4日、新コンセプトストア「スマーター・マーケット(Smarter Market)」を発表した。ラスベガスにある既存店舗を改装したスマーター・マーケットは、これまでのレイアウトを刷新。サンドウィッチなどの作り立てを提供できるキッチンやイートインコーナーを導入した大胆なコンセプトとなっている。デザートインとフォートアパッチ通りの交差点近くにあるF&Eでは2週間前に改装が完了しすでに営業しているという。スマーター・マーケットでは中央にホットフードバーの「フレッシュ・ツー・ゴー(Fresh to Go)」を配置、ロサンゼルスで人気のベーカリー「ラ・ブレア・ベーカリー(La Brea Bakery)」のパンを使ったサンドウィッチ(4.99ドル〜6.99ドル)やハンドストレッチでピザ窯で焼いたアツアツのピザ(7インチ〜14インチ:5.99ドル〜10.99ドル)にホットスープまで提供している。セルフサービス方式の「ドリンクバー(Beverage Bar)」ではコーヒーやエスプレッソ、ソーダマシンのほか、絞りたてのオレンジジュースからスムージー、コンブチャまで利用できるようになっている。電子レンジも備えられたイートインコーナーは、4人掛けのテーブル3台と二人掛けのテーブル3台が配置されており、買い物時などに軽い食事が可能となる。スマーター・マーケットは生鮮品コーナーを拡大し、低い什器に広々とした店内も特徴となっている。
 F&Eでは今週末、ラスベガスにある7店舗をスマーター・マーケットでの改装オープンし、12月末までには17店舗すべてを改装を完了するとしている。今のところラスベガス地区のみのテスト展開でロサンゼルスなど他のF&Eを改装するかどうかはまだ未定となっている。F&Eは現在、アリゾナ州、カリフォルニア州、ネバダ州に167店を展開している。

トップ画像:デザートインとフォートアパッチ通りの交差点近くにあるF&E(24時間営業)では2週間前に「スマーター・マーケット(Smarter Market)」への改装が完了し、すでに営業を行っている。下にあるスマーター・マーケット画像のように、これまでのF&Eのレイアウトとは異なり、コンビニエンス性を重視していることがわかる。ちなみにフレッシュ・ツー・ゴーも24時間営業だ。  続きを読む
2014年12月05日

【ダラーゼネラル】、既存店ベースが27四半期連続で増加Q3!底辺層が株を持ち上げる?

141205ダラーゼネラル・マーケット
■ダラーストア最大手のダラーゼネラルは4日、第1四半期(8月〜10月期)決算を発表した。売上高はタバコや消耗品などが牽引し47.2億ドルと前年同期の43.7億ドルから7.8%の増加となった。純利益は2.36億ドルと前年同期の2.37億ドルから0.5%の微減となった。生鮮品や消耗品など粗利益率の低い商品が中核をしめてきていることや販促環境により、粗利益率は前年同期の30.3%から30.1%に低下した。一般販売管理費率は同業のファミリーダラー買収提案に関するコストがかさんでいることに加え、賃料や人件費の上昇で、21.8%と前年同期の21.4%から上昇した。既存店・売上高前年同期比は客数も客単価も増加し、2.8%の増加となった。ダラーゼネラルでは既存店ベースが27四半期連続で増加している。同社は2014年度中に730店をオープンする計画で、第3四半期末までに617店をオープン。ダラーゼネラルは43州に11,715店を展開している。
 なお、ファミリーダラーの買収提案は連邦取引委員会(FTC)などと交渉を続行中としている。

トップ画像:ダラーゼネラル・マーケットのウィンドウに貼られた生活保護の「補助的栄養支援プログラム(SNAP:Supplemental Nutrition Assistance Program)」についてのガイドライン(プログラムで購入できるもの、できないものの説明)。小型のスーパーマーケットとなるダラーゼネラル・マーケット業態では、顧客の多くが生活保護受給者となる。失業率はリーマンショック前まで下がっているものの、下のグラフにあるように生活保護受給者はまったく減少していない。一方でスーパーマーケットとの競争が増していることで、ダラーゼネラルも粗利益率が下がっている。  続きを読む
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2014年12月04日

【アマゾン】、IT物流8.0を公開!Eコマースの成長には物流ロボットが不可欠となる?

141204キバ
■アマゾンはサイバーマンデーとなった1日、ロボット物流システムの最新バージョンを公開した。同社が公開したのは、2012年に7.75億ドルで買収したロボット物流システムのキバ・システム。キバ・システムのロボット「キバ・ロボット」を導入したフルフィルメントセンターを第8世代とアマゾンでは呼んでいる。キバ・ロボットは10ヵ所のフルフィルメントセンターに1.5万台以上が導入されているという。
 キバ・ロボットは、スタッフが在庫を取りに行くのでなくキバ・ロボットが在庫を持ってくるというもの。物流センター内をお掃除ロボット「ルンバ」を大きくしたようなキバ・ロボットが細い通路を移動する。オレンジ色のロボットが下から在庫棚を持ち上げ、床にあるバーコードを読みながら、ピッカー・スタッフに運ぶ。在庫棚を元の場所に戻すのではなく、呼び出し頻度が高い順にピッカーに近い距離に戻し、生産性を上げる仕組みとなっている。このロボット物流システムを導入したザッポ・コムでは、注文から発送までこれまでの48分間から12分間に大幅に時間を短縮し、効率をあげている。また、従来型のコンベイヤーを物流センターに設置するには12〜18ヶ月と時間がかかるのに対して、このシステムの導入は数週間で完了するという。物流センター内全体に照明や冷暖房をつける必要がなく、光熱費も節約できる。
 調査会社の試算によると、キバロボットを1万台配備することで約9億ドルの人件費を削減できるとしている。スタッフ時給14ドルと福利厚生費で換算すると、2.5万人分を節約できると見ている。


アマゾンが映像を公開したキバ・ロボット。お掃除ロボット「ルンバ」のようなロボットが最大350キロの棚を持ち上げて、ピッカーの場所に持っていく。  続きを読む
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2014年12月03日

【サイバーマンデー】、成長鈍化もウォルマート・コムは当日受け取りが奏功し成長加速!

141203ウォルマートサイバーマンデーデータ
■1年間で最もネットショッピングが最も盛り上がる感謝祭明け月曜日「サイバーマンデー」のオンライン販売は今年、8%の増加となり前年から成長率が鈍化した。IBMデジタル・アナリティクス・ベンチマークによると、ニューヨーク時間1日午後6時現在、今年のオンライン販売は前年を上回っているものの、成長率は二桁の伸びとなった昨年(18.7%増)やここ数年の水準を下回った。オンラインストアや実店舗で感謝祭やブラックフライデーの前からセールを行っていたことで、消費者の買い物が分散したことが背景となっている。また、大手チェーンストアがEコマースを強化していることも要因だ。ウォルマートは2日、感謝祭からサイバーマンデーまでのウォルマート・コム(walmart.com)のページビューが15億回を超えたと発表した。同社によると、サイバーマンデーのオンライン売上高は史上最高額を記録した。スマートフォンなどモバイル機器からのアクセスは、トラフィック全体のほぼ70%を占めたという。

トップ画像:ウォルマートが発表したサイバーマンデー・データ。ウォルマートのサイバーマンデー・オンライン売上高は史上最高額を記録した。感謝祭(11月27日)〜サイバーマンデー(12月1日)までのウォルマート・コムのページビューは15億回を超え、オンラインで購入した商品を当日お店でピックアップできる注文は70%も増加した。スマートフォンやタブレットなどモバイル機器からのアクセスは27日〜1日まで、トラフィック全体の70%を占めたとしている。ベストセラーは398ドルのLG製49インチLEDテレビ(LG 49 LED HDTV)、199ドルのアイパッドミニ(Apple iPad mini 16GB)、35ドルの1,600個レゴブロック(LEGO Giant Creative Tower 1,600 pieces with storage box)となっている。  続きを読む
2014年12月02日

【ブラックフライデー】、11.3%減!感謝祭に出現したホタルの列が4日間の売上を奪う?

141202ターゲット@感謝祭日
■全米小売業協会(NRF)が30日に発表した調査結果によると、年末商戦の幕開けとなる27日の感謝祭日から日曜日30日までの4日間の売上高は、セールの前倒しやオンラインストアの利用者が増えたことで減少となった。感謝祭日から4日間の総支出額は推計509億ドルとなり、前年の574億ドルを11.3%減少した。買い物客1人当たりの平均支出額は推定380.95ドルで、前年同期の407.02ドルから6.4%減少した。4日間の買い物客数も減少し前年の1億4,110万人から1億3,370万人と5.2%の減少となった。4日間の延べ客数も前年の2億4,860万人から2億3,330万人と6.2%減少した。ショッピングセンター客数をモニターしている調査会社ショッパートラックでも低迷した売上データを発表している。同社によると感謝祭日とブラック・フライデーを合計した実店舗売上高は122.9億ドルで、昨年の123.5億ドルより0.5%の減少となった。
 一方でオンラインストアの売上高は今年も記録的に増加している。調査会社コムスコアによると、感謝祭日のオンライン売上高は前年同日比32%増の7.66億ドル、翌日ブラックフライデーも同26%増の12億ドルとそれぞれ増加した。IBMデジタル・アナリティクス・ベンチマークの調査でも、感謝祭日のオンライン売上高は同14%増、ブラックフライデーも9.5%増との結果だ。ウォルマートも感謝祭日のオンライン売上高が、昨年のサイバーマンデー(感謝祭翌週の月曜日)以来最高を記録したと発表した。ターゲットも感謝祭日のオンライン売上高は1日としては記録的レベルに達したと発表している。 
 IBMデジタル・アナリティクス・ベンチマークによると、ネット上の交通量を意味するトラフィックは感謝祭日、スマートフォンやタブレットなどモバイルトラフィックは過半数を超えた。モバイルトラフィックは27日、デスクトップやノートブックパソコンからのトラフィックを上回り52.1%となったという。

トップ画像:感謝祭日のセール行列(ターゲット)に3匹のホタルがいた。後藤の前に並んでいた客3人が、モバイルサイトやアプリを使いお店やオンラインストアの超特価品を眺めていたのだ。彼らの前には巨大なホタルもいた。行列に並びながらタブレットでオンラインストアの目玉品を購入しようとしていたお客だ。オムニチャネルショッパーの増加はオンラインストアの売上増をもたらした反面、賢い消費者を増やした。ホタルの増加は超特価品しか見向きしないお客を増やしているのだ。  続きを読む
2014年12月01日

【コンシューマーレポート誌】、NBにも劣らない大手チェーンストアのベストPB商品!

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■コンシューマーレポート誌最新号では、プライベートブランド(PB)商品の特集「ベスト・エブリデー商品(The Best Everyday Products)」を行っている。ターゲット、コストコ、ウォルマート(サムズクラブ)、トレーダージョーズ、ホールフーズで、同誌がベストバリューに挙げたPB商品と避けるべきPB商品を紹介している。コンシューマーレポート誌はこれまでナショナルブランド商品と大手チェーンストアのプライベートブランド商品を比べる特集を行っていた。各チェーンストアのベストバリュー品を挙げている点で、これまでとは異なる特集内容となっている。ターゲットでベストバリューに選ばれたのは「マーケットパントリー(Market Pantry)」のケチャップ、マヨネーズ、冷凍ミックスベジタブル、「アーチャーファーム(Archer Farms)」のメープルシロップ、ブイヨン、カシューナッツ、「アップ&アップ(Up & Up)」からペーパータオル、ティッシュペーパー、後発医薬品となっている。コストコでは「カークランドシグナチャー(Kirkland Signature)」はベーコン、バニラアイスクリーム、ブイヨン、メープルシロップ、オリーブオイル、液体洗濯洗剤、ディッシュウォッシャー石鹸、ペーパータオルだ。ウォルマート(サムズクラブ)では「グレートバリュ(Great Value)」ベーコン、ブイヨン、マヨネーズ、メイプルシロップ、ディッシュウォッシャー石鹸、バニラアイスクリーム、サムズクラブのPB「メンバーズ・マーク(Member's Mark)」では洗濯洗剤が推薦されている。トレーダージョーズではヨーグルト、ブイヨン、メイプルシロップがベストバリューとなっている。ホールフーズのPB「365エブリデーバリュー(365 Everyday Value)」からはコーヒー、ブイヨン、マヨネーズ、メイプルシロップがベストバリューとなっている。
 一方で避けるべきPBとして、ターゲットではマーケットパントリーのコーヒー、イタリアン・サラダ・ドレッシング、ノンファット・ヨーグルト、コストコではカークランドシグナチャーのコーヒー豆、ディッシュ・ウォッシャー液体せっけん、ウォルマートではグレートバリューのコーヒー、トレーダージョーズではマヨネーズとディッシュ・ウォッシャー液体せっけん、ホールフーズではティッシュペーパーとサラダドレッシングが挙げられている。  続きを読む
2014年11月30日

【フライズ・エレクトロニクス】、あまりの激安ぶりにアクセスが集中してダウンに炎上!

141130フライズ広告@感謝祭
■家電量販店フライズ・エレクトロニクスのフェイスブックページで、ターキーデー(感謝祭日)のセール品が購入できなかったとクレームが相次ぎ、炎上している。フライズは27日木曜日の朝5時からオンライン上で感謝祭セールを始めたのだが、セール開始から5分もしないうちに人気商品がソールドアウトとなり、システムがダウンしてアクセスさえできなくなってしまったのだ。特に人気が高かったノートブックパソコンやソニー32インチLEDテレビ(98ドル)、28インチLEDモニター(189ドル)はすぐに売り切れになっていた。問題は売り切れやシステムダウンだけではない。セール価格で購入する手続きを踏んでいない人が殺到したのだ。フライズではメール登録を行ったユーザーに7桁の「プロモコード(Promo CODE)」を発行している。感謝祭セールでもメールであらかじめプロモコードを得ていれば、チェックアウト時に入力することでセール価格で商品を購入できる。しかし、多くがプロモコードを持たないまま購入しようとして混乱したのだ。気づいてメール登録を行った直後には商品が売り切れたり、サイト自体がダウンしていた。フライズでは実店舗でも同日午後5時からセールを始めたのだが、セール品をプロモコードを持たず購入しようとして客との間でトラブルが発生したようだ。
 にわか客の殺到を避けるためにプロモコードを導入したのだが、あまりの安さに逆にトラブルを招く結果となってしまった。

トップ画像:フライズ・エレクトロニクスのターキーデー(感謝祭日)セール広告(こちら)。オンラインストアは感謝祭日の朝5時からスタート。店は同日の午後5時からの開始だ。フライズではプロモコードがないとセール価格では購入できない。下にあるようにメール登録を予めおこなっておかなければならないのだ。  続きを読む
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2014年11月29日

【ブラックフライデー】、買い物が分散化し消費者も賢くなりグレー化されたサーズデー?

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■チェーンストアの多くが感謝祭日となる27日からブラックフライデーセールを始めた。金曜朝からのセールが毎年、早まったことで祝日となる前日に前倒しとなったのだ。今年は多くのチェーンストアが感謝祭日の午後6時からのオープンとなった。ラジオシャックが朝8時からセールを開始した他、ベストバイとトイザラスが午後5時からドアバスター(時限セール)をはじめたが、ウォルマートやターゲット、メーシーズなど多くが午後6時からのスタートとなった。
 後藤は近所にあるウォルマートとターゲットを定点観測にしている。ブラックフライデーセールでの消費者トレンドを探るためだ。ブラックフライデーは全米でセールとなり最も安く買い物が出来るため、消費者動向を探るには適している。ターゲットに到着したのはセール開始10分前。昨年に比べて10分ほど遅れて行列に加わったが、昨年より40〜50メートル手前で並ぶことができた。行列が明らかに短くなっている。辺りは暗くなっているので、行列に並びながらスマートフォンの画面を見る人が目立った。面白いことに、前にいたアジア系の男性3人ともスマホンでセールをチェックしているようだった。行列客の中にはタブレットを持ってチェックしている人もいた。6時のオープンから5分もしないうちに店内に入れたが、やはり客数は昨年に比べて少ない。ターゲットでは119ドルとなるエレメント製40インチLEDテレビが超目玉だ。入り口から奥の家電売り場までワンウェイコントロールされていたが、そこを歩く客は昨年ほど焦った感じはしない。家電売り場でお客を観察してみたが、ショッピングカートにテレビを積んでいるお客が少ない。全体的にスローな印象だ。ターゲットを出たのは6時30分頃だった。オープンからすぐに店の前にできた行列はなくなったようだ。翌日の朝4時30分にもターゲットに寄ってみたとき、スタッフが「まだテレビが残っている」との話を耳にした。超目玉となっているセール品以外は売れ残っているようだ。  続きを読む
2014年11月28日

【ホールフーズ】、デジタルサイネージ!お客の料理画像もアップしてお客様の声になる?

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■ジョージア州アルファレッタ地区にあるホールフーズでは液晶ディスプレイを使ったデジタルサイネージのテストを行っている。1,300坪の店舗面積をもつホールフーズ・アルファレット店は10月にオープン。この店舗にはカフェテリア、化粧品や健康関連のホールボディ、ワイン&チーズ、青果と4つの部門にデジタルサイネージと木製のアナログ・サイネージが設置されている。タッチパネルとなるデジタル・サイネージは顧客の関心をつかんで興味をつなぎとめる様々なコンテンツを有しているのだ。ホールフーズ店内のカフェテリアにあるカフェウォール(Cafe Wall)では、「ご当地農家現る(Farm, Meet Table)」をテーマにアルファレッタ店に農作物を提供している農家の人々を紹介している。採れたての瞬間から農家の娘さんのバースデーパーティまで、リアルな農家の生活画像を映し出している。他には質疑応答や地図、ビデオ紹介なども含まれている。ワイン、ビール&チーズ部門にあるデジタルサイネージは「パーフェクトペア(Perfect Pairings)」と題され、顧客の好みから適切なワインやチーズを提案したり、顧客の好みのワインからチーズを選んだり、逆に好みのチーズからワインを選択したりとコーディネーションまでアドバイスする。ホールフーズではワインやチーズ、ビールの種類が圧倒的に多い。顧客が迷わず自分の好みにあった商品を選択できるようにデジタル・サイネージで提案しているのだ。ホールボディ部門にあるデジタルサイネージは顧客がその前を通るとオーラ・イメージで顧客を表示する「ホールボディ・ミラー(Whole Body Mirror)」だ。指定された場所に立つことでデジタルサイネージにあるプログラムが起動する。サイネージが指示したポーズをとることで、その人にあうサプリを提案するというものだ。青果部門にある高さ3メートルにも及ぶ「木製サイネージ(Wise Wood)」は、青果物と花の生産に関しての格付けシステム「責任ある生産(Responsibly Grown)」を分かり易く説明したツールだ。水資源やミツバチの保護などサステナブル(継続可能性)についての各項目を、ノブを引っ張ることで感覚的に理解するようになっている。
 ホールフーズのデジタルサイネージは、広告代理店サピエントニトロ(SapientNitro)のデジタル部門セカンドストーリー(Second Story)が提供している。

トップ画像:カフェウォール(Cafe Wall)では「ご当地農家現る(Farm, Meet Table)」のデジタルサイネージだ。アルファレッタ店に農作物を提供している農家の人々を紹介しているのだが、お客も料理画像をアップできるのだ。  続きを読む
2014年11月27日

【ブラックフライデー】、買物客1.40億人!家電の王様であったテレビが今や生贄となる?

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■全米小売業協会(NRF)が20日に発表した調査結果によると、ブラックフライデーを含む木曜日〜日曜日にかけて買い物に出かける予定のある人は今年、1.40億人になる見通しだ。昨年とほぼ横ばいとなっている。27日の感謝祭日夕方からブラックフライデーセールを始める大手チェーンストアが相次いでいるが、同協会では木曜日に買い物に出かけるとした人は約2,600万人(18.3%)と予想している。金曜日に出かける人は9,600万人(68.2%)、土曜日は6,000万人(42.9%)、日曜日は3,000万人(21.6%)とそれぞれ見込んでいる。ドアバスター(時限セール)商品のチェックでは、新聞などのチラシをチェックすると回答したのは47.9%、小売店からのメールは31.4%、店のウェブサイトの24.3%の順となっている。また、20.8%がサイト上にあるクーポンを利用するとしている。
 NRFによると、11月〜12月期の小売売上高は4.1%増と、2011年(4.8%増)以来最大の伸びを記録する見込みだ。今年は失業率の低下やガソリンの値下がりで消費者の懐は比較的に潤っており、消費者信頼感も景気後退以前の水準に上昇している。一方で、東海岸を襲った寒波により人々の外出にも影響が出る恐れがある。
 大手チェーンストアは早くからセールを始めたり、実店舗とオンラインストアの時間差セールなど買い物喚起に余念がない。過去3年で最高のホリデーシーズンになるとの予想に注目が集まっている。

トップ画像:フライズ・エレクトロニクス。ドアバスターセールはオンラインが木曜日朝5時〜、実店舗では同日午後5時〜となっている。下にあるフライズ・エレクトロニクスのチラシのテレビ価格を見るとわかるが、家電の王様であったテレビは今、神様への生贄として差し出されている。三波春夫曰く「お客様は神様です!in USA」  続きを読む
2014年11月26日

【ウォルマート】、ブラックフライデー直前に国内ナンバー2が衝撃的辞任!TKO木下?

141126ダンカン@ウォルマート
■店にとっては繁忙日となるブラックフライデーの直前に、ウォルマート国内事業ナンバー2の辞任が明らかとなった。国内CEOのグレッグ・フォラン氏が25日に社員に送ったメモによると、CMO(チーフ・マーチャンダイジング・オフィサー:商品計画の最高責任者)のダンカン・マクノートン氏が辞任した。フォラン氏のメモには「彼は新たな道を探すために辞任を決めました」とあるが、詳しい辞任理由などは明かにしていない。また、マクノートン氏の後継者となるCMOは決めず、フォラン氏がマーチャンダイジングチームを管轄することになるという。ダンカン・マクノートン氏は2009年、ウォルマート・カナダにCMOとして入社し、翌年には国内商品部のバイスプレジデントに昇格。2011年1月からウォルマートUSAのCMOに着任していた。ウォルマート入社前は、食品メーカーのクラフトフーズ、テキサス州サンアントニオに本拠を置くスーパーマーケットのHEバット(H.E.Butt)、アルバートソンズやスーパーバリューでも役員をしていた。
 ウォルマートは7月、国内CEOのビル・サイモン氏の辞任を発表。後継者にアジア地区のトップを務めていたフォラン氏が任命されていた。

トップ画像:国内CMOだったダンカン・マクノートン氏。ブラックフライデー直前のCMO辞任とは、天下分け目の「関ヶ原の戦い」直前で軍師が「わしは降りる!」というようなもの?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。売り場にピアノがあると鍵盤を無意識に押してしまうのと同じくらい、ダンカンと聞けば「ダンカン、バカヤロー!」と脳内変換してしまいます(笑)。エントリー記事にあるようにウォルマートからすれば「ダンカン、バカヤロー!」と叫びたくなるほどの悪いタイミングでの辞任です。感謝祭日からブラックフライデーにかけてウォルマートの多くの役員は、現場スタッフと同様に徹夜の仕事になります。深夜遅くに寝ることができても、また早朝から起きなければならず、少なくとも睡眠不足にはなります。国内事業部ではナンバー2となるチーフ・マーチャンダイジング・オフィサーなら、感謝祭〜ブラックフライデーにかけては1年のうちで最も気になるセール日でもあるのです。ウォルマートでは昨年の感謝祭当日の買い物客数だけでも2,200万人を突破したのです。セールの数時間で2,200万人は凄まじい実績です。  続きを読む
2014年11月25日

【ブラックフライデー】、買い物好きでなければセールに出かけるな!男は黙って七面鳥?

141125ブラックフライデー@ターゲット
■今年のブラックフライデーセールは感謝祭日からスタートするお店が少なくない。感謝祭日は祝日で会社は休み。アメリカに住んでいる日本人もドアバスターセールに向けて買い物に出かける人もいるだろう。そんな人のためのブラックフライデーセール・ショッピングのステップや注意点をお教えしたい。
 まずは購入したい商品をあらかじめ決めておくことが肝要となる。おおざっぱでいいのでどういった目的(プレゼントもしくは自分が必要になるからなど)で購入したいのかまで決めておくのだ。こうしておくとセールの雰囲気に飲まれず購入したいモノだけ購入できる。ただ、アメリカには返品制度があるので、不要なものまで購入しても後で返品すればいい。次に、該当するお店のブラックフライデー広告をサイトで確認する。この時に確認することはチャネル(販路:オンライストアか実店舗)とドアバスターセール(時限セール)のスタート時間だ。それにより店を回る時間と順番、オンラインストアにアクセスする時間などスケジュールを決めるのだ。「とにかくお得に買い物をしたい」という人には、感謝祭日の早朝にローカル紙を購入することを勧めたい。ローカル紙にはブラックフライデー広告が入っているので、ざっと目を通すだけでも購入したいものが目に留まるはずだ。その商品が本当にお得かどうかはネットで検索すればわかるだろう。もっと手軽にバーゲン品を見つけるにはアプリを活用することも可能だ。TGIブラックフライデー(TGI Black Friday)などのアプリを使えば、オンラインストアや実実店舗にかかわらずウォルマートからアマゾンまで、最もお得なディール(セール品)を簡単に見つけることができるのだ。
 ポイントを幾つか上げると該当する店には前もってメール登録をしておくこと、行列に並びながらスマホでも買い物をすることになるので、チャージャー(充電器)を忘れないこと、ウォルマートではセール品が置いてある場所をあらかじめチェックしておくことが重要になってくる。  続きを読む
2014年11月24日

【ウォルマート】、サイバーウィーク発表!アマゾンを意識した連続セールはO2O実験?

141124サイバーセール広告プレビュ@ウォルマート
■ウォルマートは21日、サイバーマンデーを含むオンラインのみのセール「サイバーウィーク(Cyber Week)」を29日(土曜日)から始めることを発表した。11月29日〜12月8日までのオンラインセールでは昨年の約2倍となる500アイテム以上をセールにする。同社史上最大となるサイバーウィークでは、テレビやタブレット、玩具を最大50%オフにし送料無料で提供する。現在、公開されているところでは、サムスン製4K55インチLEDテレビ(Samsung 55 4K Ultra HD LED HDTV)が500ドル安くなり998ドル、LG製49インチLEDテレビ(LG 49 LED HDTV)が200ドル安くなり398ドル、ダブルパワー製7インチタブレット(Double Power 7" Tablet 8GB Dual Core)が32ドル安くなり37.99ドル、プレステ4(「レゴバットマン」「リトルビッグプラネット」ゲーム付)と他のゲームソフトにコントローラーのバンドルセット(PlayStation 4 Lego Batman & Little Big Planet Console Bundle with Choice of Extra Game and Controller)が449ドル、バービー人形(2014 Holiday Barbie Doll)が9.97ドル安くなり25ドル、ハミルトンビーチ製ミキサー(Hamilton Beach 6-Speed Classic Stand Mixer)が25ドル安くなり24ドル、二人用バスケットボールゲーム(MD Sports 2-Player Basketball Game)が94ドル安くなり65ドル、マングース・マウンテン・バイク(26" Mongoose Beast Men's All-Terrain Fat Tire Mountain Bike)が40ドル安くなり159ドル、トランポリン(12' Round Trampoline and Safety Enclosure)が100ドル安くなり199ドル、サンヨー製58インチLEDテレビ(Sanyo 58 LED HDTV)が300ドル安くなって499ドルなどがある。
 今年のサイバーマンデーが12月1日となり、多くの人にとって給料日となることからウォルマートは、オンラインで購入してお店で現金払いとなる「ペイ・ウィズ・キャッシュ(Pay with Cash)」を訴求している。
 ウォルマートは今年、オンラインと実店舗をまたいだセールイベント「新ブラックフライデー(New Black Friday)」を発表している。

トップ画像:サイバーマンデーのプレビュー広告。サムスン製4K55インチLEDテレビ(Samsung 55 4K Ultra HD LED HDTV)が998ドル、ダブルパワー製7インチタブレット(8G)が37.99ドル、バービー人形(2014 Holiday Barbie Doll)が25ドル、プレステ4(「レゴバットマン」「リトルビッグプラネット」ゲーム付)と他のゲームソフトにコントローラーのバンドルセット(PlayStation 4 Lego Batman & Little Big Planet Console Bundle with Choice of Extra Game and Controller)が449ドルと安い。  続きを読む
2014年11月23日

【ターゲット】、4四半期ぶりに既存店プラスQ3!8年後の8Kテレビとカナダ事業は?

141123ターゲット
■ターゲットが19日発表した第3四半期(8月〜9月期)決算では、国内の既存店ベースが4四半期ぶりに増加した。売上高は前年同期比2.8%増の177.3億ドル。純利益は3.52億ドルと前年同期の3.41億ドルから3.1%増加した。クレジットカード事業を統合した国内セグメントの売上高は、169.3億ドルの前年同期から1.9%の増加となる172.5億ドル。一般販売管理費率は前年同期から0.2%減少し21.0%と圧縮した。粗利益率は販促等を行なったことにより前年同期の30.0%から0.5%減少し29.5%となった。1年前に起こった情報漏えい事件の影響が薄らぎガソリン安も寄与したことで客数は0.4%の減少にとどまった。一方、新学期商戦にハロウィンも好調で客単価が1.6%の増加となり、国内の既存店・売上高前年同期比は1.2%と増加となった。既存店ベースの増加は1年ぶり。オンライン売上は前年同期から30%以上増加した。なお、ターゲットのデビッドカード・クレジットカードの「レッドカード(REDcards)」で支払われた額は売上の21.0%に達している。
 懸案となっているカナダ事業部は前年同期の91店から133店に増えていることから売上高は43.8%増となる4.79億ドルとなった。営業赤字は前年同期の2.38億ドルから2.11億ドルと11%赤字幅が縮小した。粗利益率は前年同期の14.8%から19.5%となり、販管費率は同66.6%から49.0%となった。13ヶ月以上オープンしている83店舗の既存店・売上高前年同期比は1.6%の増加。客単価が3.5%減少し、客数は5.3%の増加だ。
 ターゲットは国内に1,801店を展開しており、その内訳は、生鮮品売り場の「Pフレッシュ」を導入したディスカウントストア・フォーマット店が1,294店、スーパーセンター業態のスーパーターゲットは249店、通常のディスカウントストア・フォーマットは249店となっている。小型フォーマットで都心部に出店しているシティターゲットは8店、これより小型で560坪のターゲット・エクスプレス1店舗がある。
 ターゲットは今月初め、ミネソタ州の店舗を含む11ヵ所の不採算店舗を閉鎖することを発表した。  続きを読む
2014年11月22日

【Eコマース】、第3四半期は6.6%!日本の大手企業でもネットリテラシーが低すぎる?

141122アマゾン
■大手チェーンストアの第3四半期決算の発表が相次いでいる。増収増益、増収減益、減収増益、減収減益、減収に赤字続きなど企業によって業績はさまざまだ。が、直近の決算にかかわらず、一つだけ共通するパフォーマンスがある。それは、どの企業もオンラインストアの売上が伸びているということだ。オンラインストアを運営するほとんどのチェーンストアで、Eコマースは二桁で成長しているのだ。減収に赤字続きのシアーズでさえ、直近となる第2四半期のオンラインストア売上は前年同期比で18%の増加だった。では、小売業界全体では実際にEコマースが二桁成長しているのだろうか?
 米商務省が18日発表した統計資料によると、第3四半期(7月〜9月期)のEコマース売上高は781億ドル(1ドル118円計算で約9.2兆円)となり、672億ドルとなった前年同期からは16.2%の増加となった。前期からは4.2%の増加だ。レストランやバーを除く小売売上高は前年同期比で4.2%の増加ということから、16.2%の増加幅がいかに大きいかがわかるだろう。第3四半期ではEコマース売上が小売全体の6.6%を占め、前年同期の5.9%、前期の6.4%から伸びており過去最高を記録した。商務省によるとEコマースは10年前の2.1%から3倍以上にも成長しているという。自動車や自動車パーツなどオンラインで一般的に購入しないものやサービスを小売売上高から除外すれば、Eコマースのシェアは10%にもなると指摘されている。
 売上高に占めるEコマースの割合は1割としても、オンラインから情報を得てリアル店舗で買い物をしていると考えれば、オンラインでの展開は不可欠となるだろう。

トップ画像:ネット通販最大手のアマゾンでは21日からブラックフライデーセール(フラッシュセール)を始めた。  続きを読む
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2014年11月21日

【ベストバイ】、8四半期ぶり増収に大幅増益なQ3!競合の凋落にリニューブルー要因?

141121モバイル@ベストバイ
■ベストバイが20日に発表した第3四半期(8月〜10月期)決算は、CEOのヒューバート・ジョリー氏の再建策「リニューブルー(Renew Blue)」の経費削減策が奏功し、大幅な増益となった。純利益は1.07億ドルとなり、前年同期の5,400万ドルからほぼ2倍となった。売上高は8四半期ぶりに増加に転じ、前年同期比で0.6%の増加となる93.8億ドル。既存店・売上高前年同期比はテレビや家電、コンピュータへの需要が堅調で2.2%の増加となった。前年同期は同0.3%の増加だった。
 アメリカ国内の売上高は、前年同期比2.3%の増加となる79.9億ドル。国内の既存店ベースは、コンシューマーエレクトロニクスやモバイル、エンターティメント、アプライアンスがともに牽引し3.2%の増加となった。前年同期は1.7%増。国内店の粗利益率は価格競争を受けて前年同期の23.1%から22.7%に減少した。一方で、一般販売管理費率は20.6%となり、前年同期の21.8%から1.2%も圧縮した。また、国内のオンライン売上高は6.01億ドルで、前年同期と同一期間の比較では21.6%の増加となっている。

トップ画像:モバイル部門のお客は明らかに減っているものの、第3四半期は8四半期ぶりに増加に転じた。なぜか?  続きを読む
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2014年11月20日

【ホームデポ&ロウズ】、増収増益Q3!ハッキング被害も好調を維持した3つの理由とは?

141120ホームデポ
■ホームデポが18日に発表した第3四半期(8月〜10月期)決算は、9月に起こった情報漏えい事件のマイナス影響がほとんど見られず増収増益となった。純利益は前年同期の13.5億ドルから13.8%増加して15.4億ドル。売上高は住宅市場の回復が続いていることで前年の194.7億ドルから5.2%増加して205.2億ドルとなった。既存店・売上高前年同期比は客数が3.2%増加し、客単価も2.3%増加したことで5.2%の増加となった。すべての製品カテゴリーでも既存店ベースがプラスとなり国内の既存店・売上高前年同期比は5.8%の増加。国内の既存店ベースは8月期が5.8%増、情報漏えいが明らかとなった9月期も5.2%増、10月期は6.2%の増加と力強さを維持している。オンライン売上高も前年同期から40%近い増加で、依然として力強い成長を示す結果となった。
 ホームデポでは11月1日付で国内部門のプレジデントだったクレイグ・メニア氏(57)が同社のCEOに着任した。なお、前CEOのフランク・ブレイク氏は会長職に留まっている。

ホームデポ第3四半期(8月〜10月期)
総売上・前年同期比: 5.4%増
純利益・前年同期比: 13.8%増
既存店・売上高前年同期比: 5.8%増
店舗数:2,266店(海外店含む)

141120ロウズ
■ロウズが19日に発表した第3四半期(8月〜10月期)決算は、屋根やタイルなどのアウトドア商品が牽引し増収増益となった。純利益は5.85億ドルと前年同期の4.99億ドルから17.3%増加した。売上高は136.8億ドルとなり、前年同期の130.0億ドルから5.6%の増加となった。既存店・売上高前年同期比は客数が1.7%増加、客単価も3.4%増えて5.1%の増加となった。同社の粗利益率は34.5%と前年同期の34.6%から0.1%の減少。一般販売管理比率は23.8%となり、前年同期の24.6%から0.8%減少した。

ロウズ第3四半期(8月〜10月期)
総売上・前年同期比: 5.6%増
純利益・前年同期比: 17.3%増
既存店・売上高前年同期比: 5.1%増
店舗数:1,836店(海外店含む)  続きを読む
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