2014年11月23日

【ターゲット】、4四半期ぶりに既存店プラスQ3!8年後の8Kテレビとカナダ事業は?

141123ターゲット
■ターゲットが19日発表した第3四半期(8月〜9月期)決算では、国内の既存店ベースが4四半期ぶりに増加した。売上高は前年同期比2.8%増の177.3億ドル。純利益は3.52億ドルと前年同期の3.41億ドルから3.1%増加した。クレジットカード事業を統合した国内セグメントの売上高は、169.3億ドルの前年同期から1.9%の増加となる172.5億ドル。一般販売管理費率は前年同期から0.2%減少し21.0%と圧縮した。粗利益率は販促等を行なったことにより前年同期の30.0%から0.5%減少し29.5%となった。1年前に起こった情報漏えい事件の影響が薄らぎガソリン安も寄与したことで客数は0.4%の減少にとどまった。一方、新学期商戦にハロウィンも好調で客単価が1.6%の増加となり、国内の既存店・売上高前年同期比は1.2%と増加となった。既存店ベースの増加は1年ぶり。オンライン売上は前年同期から30%以上増加した。なお、ターゲットのデビッドカード・クレジットカードの「レッドカード(REDcards)」で支払われた額は売上の21.0%に達している。
 懸案となっているカナダ事業部は前年同期の91店から133店に増えていることから売上高は43.8%増となる4.79億ドルとなった。営業赤字は前年同期の2.38億ドルから2.11億ドルと11%赤字幅が縮小した。粗利益率は前年同期の14.8%から19.5%となり、販管費率は同66.6%から49.0%となった。13ヶ月以上オープンしている83店舗の既存店・売上高前年同期比は1.6%の増加。客単価が3.5%減少し、客数は5.3%の増加だ。
 ターゲットは国内に1,801店を展開しており、その内訳は、生鮮品売り場の「Pフレッシュ」を導入したディスカウントストア・フォーマット店が1,294店、スーパーセンター業態のスーパーターゲットは249店、通常のディスカウントストア・フォーマットは249店となっている。小型フォーマットで都心部に出店しているシティターゲットは8店、これより小型で560坪のターゲット・エクスプレス1店舗がある。
 ターゲットは今月初め、ミネソタ州の店舗を含む11ヵ所の不採算店舗を閉鎖することを発表した。  続きを読む
2014年11月22日

【Eコマース】、第3四半期は6.6%!日本の大手企業でもネットリテラシーが低すぎる?

141122アマゾン
■大手チェーンストアの第3四半期決算の発表が相次いでいる。増収増益、増収減益、減収増益、減収減益、減収に赤字続きなど企業によって業績はさまざまだ。が、直近の決算にかかわらず、一つだけ共通するパフォーマンスがある。それは、どの企業もオンラインストアの売上が伸びているということだ。オンラインストアを運営するほとんどのチェーンストアで、Eコマースは二桁で成長しているのだ。減収に赤字続きのシアーズでさえ、直近となる第2四半期のオンラインストア売上は前年同期比で18%の増加だった。では、小売業界全体では実際にEコマースが二桁成長しているのだろうか?
 米商務省が18日発表した統計資料によると、第3四半期(7月〜9月期)のEコマース売上高は781億ドル(1ドル118円計算で約9.2兆円)となり、672億ドルとなった前年同期からは16.2%の増加となった。前期からは4.2%の増加だ。レストランやバーを除く小売売上高は前年同期比で4.2%の増加ということから、16.2%の増加幅がいかに大きいかがわかるだろう。第3四半期ではEコマース売上が小売全体の6.6%を占め、前年同期の5.9%、前期の6.4%から伸びており過去最高を記録した。商務省によるとEコマースは10年前の2.1%から3倍以上にも成長しているという。自動車や自動車パーツなどオンラインで一般的に購入しないものやサービスを小売売上高から除外すれば、Eコマースのシェアは10%にもなると指摘されている。
 売上高に占めるEコマースの割合は1割としても、オンラインから情報を得てリアル店舗で買い物をしていると考えれば、オンラインでの展開は不可欠となるだろう。

トップ画像:ネット通販最大手のアマゾンでは21日からブラックフライデーセール(フラッシュセール)を始めた。  続きを読む
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2014年11月21日

【ベストバイ】、8四半期ぶり増収に大幅増益なQ3!競合の凋落にリニューブルー要因?

141121モバイル@ベストバイ
■ベストバイが20日に発表した第3四半期(8月〜10月期)決算は、CEOのヒューバート・ジョリー氏の再建策「リニューブルー(Renew Blue)」の経費削減策が奏功し、大幅な増益となった。純利益は1.07億ドルとなり、前年同期の5,400万ドルからほぼ2倍となった。売上高は8四半期ぶりに増加に転じ、前年同期比で0.6%の増加となる93.8億ドル。既存店・売上高前年同期比はテレビや家電、コンピュータへの需要が堅調で2.2%の増加となった。前年同期は同0.3%の増加だった。
 アメリカ国内の売上高は、前年同期比2.3%の増加となる79.9億ドル。国内の既存店ベースは、コンシューマーエレクトロニクスやモバイル、エンターティメント、アプライアンスがともに牽引し3.2%の増加となった。前年同期は1.7%増。国内店の粗利益率は価格競争を受けて前年同期の23.1%から22.7%に減少した。一方で、一般販売管理費率は20.6%となり、前年同期の21.8%から1.2%も圧縮した。また、国内のオンライン売上高は6.01億ドルで、前年同期と同一期間の比較では21.6%の増加となっている。

トップ画像:モバイル部門のお客は明らかに減っているものの、第3四半期は8四半期ぶりに増加に転じた。なぜか?  続きを読む
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2014年11月20日

【ホームデポ&ロウズ】、増収増益Q3!ハッキング被害も好調を維持した3つの理由とは?

141120ホームデポ
■ホームデポが18日に発表した第3四半期(8月〜10月期)決算は、9月に起こった情報漏えい事件のマイナス影響がほとんど見られず増収増益となった。純利益は前年同期の13.5億ドルから13.8%増加して15.4億ドル。売上高は住宅市場の回復が続いていることで前年の194.7億ドルから5.2%増加して205.2億ドルとなった。既存店・売上高前年同期比は客数が3.2%増加し、客単価も2.3%増加したことで5.2%の増加となった。すべての製品カテゴリーでも既存店ベースがプラスとなり国内の既存店・売上高前年同期比は5.8%の増加。国内の既存店ベースは8月期が5.8%増、情報漏えいが明らかとなった9月期も5.2%増、10月期は6.2%の増加と力強さを維持している。オンライン売上高も前年同期から40%近い増加で、依然として力強い成長を示す結果となった。
 ホームデポでは11月1日付で国内部門のプレジデントだったクレイグ・メニア氏(57)が同社のCEOに着任した。なお、前CEOのフランク・ブレイク氏は会長職に留まっている。

ホームデポ第3四半期(8月〜10月期)
総売上・前年同期比: 5.4%増
純利益・前年同期比: 13.8%増
既存店・売上高前年同期比: 5.8%増
店舗数:2,266店(海外店含む)

141120ロウズ
■ロウズが19日に発表した第3四半期(8月〜10月期)決算は、屋根やタイルなどのアウトドア商品が牽引し増収増益となった。純利益は5.85億ドルと前年同期の4.99億ドルから17.3%増加した。売上高は136.8億ドルとなり、前年同期の130.0億ドルから5.6%の増加となった。既存店・売上高前年同期比は客数が1.7%増加、客単価も3.4%増えて5.1%の増加となった。同社の粗利益率は34.5%と前年同期の34.6%から0.1%の減少。一般販売管理比率は23.8%となり、前年同期の24.6%から0.8%減少した。

ロウズ第3四半期(8月〜10月期)
総売上・前年同期比: 5.6%増
純利益・前年同期比: 17.3%増
既存店・売上高前年同期比: 5.1%増
店舗数:1,836店(海外店含む)  続きを読む
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2014年11月19日

【ギフトカード】、業界初の販促!ターゲットのギフトカード購入10%ディスカウントとは?

141119ギフトカード
■全米小売業協会(NRF)は13日、年末商戦中、贈り物として最も人気にあるギフトカードに一人当たり平均で172.74ドル支出するとの調査結果を発表した。昨年の163.16ドルから6%の増加となり、過去最高額を記録した。ギフトカードへの総支出額が317.4億ドル(約3.7兆円)と見込んでいる。同協会がギフトカード調査を開始した2003年からは実に83%の増加となっている。ギフトカード1枚当たりの額面金額は昨年の45.16ドルから47.84ドルに上昇している。ギフトカード支出が高くなるのは年配の男性という傾向がでている。65歳以上のギフトカード支出額は、18歳〜24歳の113.7ドルの2倍弱となる204.59ドル。女性の平均支出額の165.09ドルに比べて、男性は180.81ドルと支出が高くなっている。ギフトカードを贈る理由としては「貰い手が好きなものを選べるから」とした人が半数以上となる51.8%と最も多く、次いで「手っ取り早く簡単に購入できるから」とした人も25.6%いた。どのギフトカードを購入するかについては、デパートメントストアが最も多く37.7%、次いでレストランの34.0%、スターバックスなどコーヒーショップのギフトカード20.6%となり、家電店の18.9%、映画館などのエンターティメント向けのギフトカード18.1%となっている。
 同協会によるとギフトカードは8年連続して最も貰いたいプレゼントとなっている。

トップ画像:ショッピングンセンターにある様々なギフトカードを集めたギフトカードモール。ギフトカードが店に7つのメリットをもたらし、最近ではギフトカードを使った販促まで登場している。  続きを読む
2014年11月18日

【当日宅配サービス】、オムニチャネル・ショッパーにはラストマイルでアマゾンに差別化?

141118ベストバイ
■年末商戦中にオンライン通販やストアピックアップなど全方位型で買い物をする「オムニ・チャネル・ショッパー(Omni-channel shoppers)」は、実店舗で買うお客よりも66%も支出が高いとする調査結果が先月29日に発表された。調査会社デロイト社によると、実店舗のみで購入するお客の支出は357ドルに対して、モバイル機器を使いオンラインストアや実店舗など横断的に買い物するお客の支出額は592ドルという。大手チェーンストアは購買額が高くなるオムニ・チャネル・ショッパーにむけて当日配送の展開を急いでいる。メーシーズは先月末からクラウドソーシング宅配のデリブ(Deliv)と提携しシカゴやヒューストンなど8都市にあるメーシーズで当日配送をテストを始めた。手数料は99ドル以上の買い物で5ドル、99ドル以下は14.95ドルとなる。月曜日〜土曜日は午後1時までに、日曜日は午前11時までにオーダーすれば当日に配送される。それ以降は翌日に持ち越しとなる。また500ドル以上の宅配では本人の受け取り署名が必要。メーシーズに続いてJCペニーも当日配送のテスト展開が噂されている。またベストバイでもギークスクワッドで使った当日配送を今後1年〜18か月以内に行うとみられている。
 大手チェーンストアはアマゾンと価格や配送手数料、品ぞろえで差が縮小しつつあり、オーダーから宅配までのスピードを競い始めている。最終的な競争力は、商品が顧客の手元に届くまでのラストマイル(最終中継地点からお客の手元)にかかってきているのだ。

トップ画像:ベストバイがギークスクワッドを使った当日配送サービスを行うとみられている。  続きを読む
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2014年11月17日

【スターバックス】、限定カードが200ドル!50インチLEDテレビも200ドルですが何か?

141117スターバックス・キーホルダーギフトカード
■スターバックスは12日、数量限定となるギフトカード(プリペイドカード)の販売を始めた。キーホルダー型の「限定スターバックス・シルバーカード(Limited-Edition Sterling Silver Starbucks Card)」には、50ドル分がプレロードされており価格は200ドル。小型カードにはレーザーによるエッチング加工が施されスターバックスの文字が刻まれており、ジュエリーのような高級な仕上がりとなっている。限定カードには、リボンが添えられた赤いボックスに赤いポーチもついており贈答用に販売している。オンラインでの販売はすでに完売しており、現在は店頭販売のみとなっている。同社は43,000枚を用意しており、国内に7,000店舗を展開するスターバックスでは各店に2枚〜11枚の在庫があるとしている。
 スターバックスは昨年12月、1,000枚限定で450ドルの「限定版スターバックス・メタルカード(Limited Edition Metal Starbucks Card)」を発売した。このカードにはギフトカードとして400ドル分がプレロードされ、フリーリフィルや誕生日での無料ドリンク、スターバックスストア・コムの15%オフなど「マイ・スターバックス・リワード・ゴールド(My Starbucks Rewards? Gold)」の会員特典の権利もついていた。同社は一昨年の12月にも、同様のメタルカードを5,000枚限定で発売していた。  続きを読む
2014年11月16日

【ブラックフライデー】、感謝祭〜ブラックフライデーのビッグビジネスを数字で見ると?

141116ベストバイ@BF
■感謝祭日からサイバーマンデーまでの5日間はアメリカ小売業にとっては、まさにスーパーボウルのような一大ショッピングイベントとなる。年末商戦の開始日となるブラックフライデーを含む買い物イベントは、国をあげてのお祭り状態なのだ。全米小売業協会(NRF)は昨年の実績からこのイベントの重要性を9つの数字で表している。感謝祭日に買い物をした人は2013年、4,480万人で前年から27%もアップした。ブラックフライデーに買い物をした人はその倍となる9,210万人。感謝祭から日曜日まで4日間の平均支出額は一人407ドルで、前年からは4%の減少。感謝祭から週末にかけてリアル店舗やオンラインストアで買い物をした人は2億4,870万人に上り、前年から0.5%の増加だった。感謝祭日午後5時までに店に行っていた人は全体の4.9%だった。ブラックフライデーとなる金曜日の0時1分までに店にいた人は37%となり、前年から27%も増えている。感謝祭日に買い物に出かけて人もしくはブラックフライデーの朝10時までに出かけた人は64%となっている。感謝祭日にオンラインで買い物をした人は27%。クリスマスプレゼントなど年末の買い物を日曜日までに完了した人は45%となり前年の42%から上昇した。
 NRFはまた、今後の消費の中核となる18歳〜34歳についての調査も発表している。ミレニアル世代の43%が昨年の感謝祭日に買い物をしたと答えており、前年の36%から7%も伸びている。83%が自分の買い物のためにショッピングに出かけていたとしている。この層は感謝祭から週末までの間、平均よりも13%も支出を多くしていた。

トップ画像:ベストバイのブラックフライデーセールに並ぶ行列(2年前)。今年は2週間以上前から並んでいる買い物客がすでにいた!?  続きを読む
2014年11月15日

【タブレット】、売上不振でブラックフライデーは投げ売り!アップルもくしゃみで様子見?

141115サムスンタブレット@ベストバイ
■ブラックフライデーセールではタブレットが目玉となり、とんでもなく安くなっている。ベストバイではデジタンド(DigiLand)製7インチタブレットが39.99ドル、オフィスデポでもアペックス(Apex)製7インチタブレットが39.99ドルだ。ウォルマートではRCA製の7インチタブレットを29ドルで販売する。ベストバイではタブレットが1ドルとなる。ベストバイのプライベートブランドであるインシグニア(Insignia)の8インチタブレット(4G LTE)は、2年間の通信契約があるものの25ドルのギフトカードが付いて1ドルだ。タブレットの不振がブラックフライデーの投げ売り状態につながっているのだ。
 調査会社NPDグループによると、過去8週間のタブレット売上は低迷しアイパッドやアンドロイド系に関係なく売上が大きく落ち込んでいる。タブレット売上は前年比で台数ベースで16%の減少、金額ベースでも18%の減少と二桁減となっているのだ。特に7インチのアンドロイド系タブレットは40%も落ち込んでいて「崩壊」といってもいい状態にある。
 タブレットは昨年、需要がピークに達したことに加え、大画面のスマートフォンとノートブック・パソコンの板挟みで大きく失速している。ベストバイCEOのヒューバート・ジョリー氏は8月、「タブレットはブームとなり、今は崩壊している」と語っていた。ブラックフライデーセールが終わってもタブレットの投げ売りは続くだろう。

トップ画像:ベストバイのサムスン専用売り場。タブレット売上が急激に落ち込んでいる。特にアンドロイド系タブレットの不振が目立つ。タブレットは大画面のスマートフォンとノートブック・パソコンの板挟みで大きく失速しているのだ。ブラックフライデーセールでは50ドル以下のタブレットが目立ち、200ドル以上のアンドロイド系ハイスペックタブレットは極めて苦しい状態にある。  続きを読む
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2014年11月14日

【ウォルマート】、2年ぶりに既存店増のQ3!鎧の籠手をついにアマゾンに投げ捨てた?

141114ネイバーフッドマーケット
■ウォルマートが13日発表した第3四半期(8月〜10月期)決算は、2年ぶりに国内の既存店・売上高前年同期比が増加した。会員費を含む総売上高は前年同期比2.9%増の1,190.0億ドル。純利益は37.1億ドルとなり、前年同期の37.3億ドルから0.4%の微減となった。セグメント別では国内ウォルマート(スーパーセンターとディスカウントストアなど)の売上高・前年同期比が新学期商戦で文具やアパレルが牽引し、日用品や健康関連の商品も順調に伸びたことで前年同期比3.4%の増加となる700.3億ドルとなった。また、同事業の既存店ベース(ガソリン売上除く)は客数が0.7%の減少と若干落ち込んだものの客単価が1.2%増加し、0.5%の増加となった。前期までは6四半期連続で横ばいか減少だったが、約2年ぶりに改善した。ディスカウントストアフォーマットの店舗数と同じになったネイバーフッドマーケットの既存店べースは5.5%の増加だった。サムズクラブの売上高は前年同期比で2.8%の増加となる143.9億ドル。既存店ベースは0.4%の増加となった。なお、Eコマース売上は前年同期比21%の増加だ。
 ウォルマートは14日からアマゾンやターゲット・コム、ベストバイ・コムなどオンラインストアの販売価格と一致させるプライスマッチ・プログラムを始める。ウォルマートは実店舗の競合に対するプライスマッチはすでに導入している。オンラインストアまで対象にした同プログラムは、約半数の店舗で非公式に実施されているものの、全店舗での公式展開は初めとなる。

ウォルマート第3四半期(8月〜10月期)
総売上・前年同期比:2.9%増
純利益・前年同期比:0.4%減
既存店・売上高前年同期比:0.5%増(国内)

アメリカ国内店舗数(10月31日現在)
 スーパーセンター:3,397店
 ディスカウントストア:474店
 ネイバーフッドマーケット:474店
 小型フォーマット:42店
 サムズクラブ:643店

トップ画像:ディスカウントストア・フォーマットと店舗数が同じとなったネイバーフッドマーケット。ウォルマートはネイバーフッドマーケットを増やしながら、顧客との接点を増やし、ストアピックアップを訴求していく。そこにあるのはアマゾンとの全面対決だ。  続きを読む
2014年11月13日

【ウォルマート】、新ブラックフライデーはオンラインとリアルをまたいだ5日間セール?

141113ブラックフライデー@ウォルマート
■ウォルマートは11日、オンラインと実店舗をまたいだ5日間におよぶセールイベント「新ブラックフライデー(New Black Friday)」を発表した。新ブラックフライデーのメインイベントは「1時間在庫保証(One-Hour Guarantee)」を訴求するセールだ。今年で3回目となる1時間在庫保証は、激安となる9点の在庫を保証し、確実に購入できることを謳っている。1時間在庫保証の対象商品は、218ドルとなる50インチLEDテレビ、648ドルのビジオ製65インチスマートLEDテレビ、199ドルとなるアイパッド・ミニ16GB(30ドルのギフトカード付き)、329ドルのXbox Oneゲーム(「Halo: The Master Chief Collection」ソフトバンドルと30ドルのギフトカード)、29ドルのRCA7インチWi-Fiタブレット、29ドルとなるスマートフォンのサムスン・ギャラクシーエース、 35ドルのLG製BDプレーヤー、149ドルのビーツ・バイ・ドクタードレ・ワイヤレス・ヘッドホン、249ドルのHPノートブック(タッチスクリーン)の9点。購入者は所定の売り場でチケット(リストバンド)を受け取りレジで購入し、ウォルマート・コムでレシート番号の登録と受け取り場所を指定したのちにクリスマス前までに取りに行くことになる。1時間在庫保証のセールは27日(感謝祭日)の午後6時からスタート。同じく午後6時から人気玩具やキッチン家電、ゲーム機なども激安セールとなる。
 27日の午後8時からはテレビなどの家電セールイベントを行う。32インチが99ドルとなるLEDテレビ(メーカー不詳)や、498ドルのエレメント製60インチLEDテレビ、サムスン製スマートLEDテレビ32インチ(298ドル)〜60インチ(798ドル)などあり、50インチの4Kテレビ(ビジオ製スマート4Kテレビ)が698ドルとなっている。他にグーグル・グロムキャストが25ドル、ワイヤレス活動量計のフィットビット・フレックス・リストバンドが69ドル、軽量ポータブルスピーカーのビーツピルが99.95ドル、HPノートブックが159ドルと安い。
 28日の早朝6時から正午までの6時間は音楽CDや玩具、サムスン製テレビ、クリスマスデコレーション用品が30%引きとなるセールだ。早朝6時から日曜日まで自動車タイヤが安くなる他、アイフォンなどのスマートフォンのセール、ダイヤモンドのセールも行われる。
 ウォルマート・コムでは感謝祭日の早朝からオンライン専用のセールが行われる予定。セールには、55インチのサムスン製スマート4K曲面テレビが900ドル安くなって1,298ドル、デルのタッチスクリーン・ノートブック(15.6インチ)が200ドル値引きされ549ドル、東芝タッチスクリーン・ノートブック(11.6インチ)が130ドルディスカウントで299ドルがある。ウォルマート・コムは12月1日からのサイバーセールも予定しており、詳細は今後明らかにされるという。
 ウォルマートでは2,200万人の人出となった昨年以上に客数が見込まれることから、感謝祭日に働くスタッフに特別手当や全品が25%オフとなるディスカウント権利が提供される。

トップ画像:ウォルマートの昨年のブラックフライデー風景。「1時間在庫保証(One-Hour Guarantee)」のセール品のチケット(リストバンド)を得るために手を伸ばしているのだ。  続きを読む
2014年11月12日

【ブラックフライデー】、ブラックサーズデー!も、これ以上オープン時間は早まらない!

141112ブラックフライデー@ターゲット
■11月の第4木曜日(今年は27日)は祝日「サンクスギビングデー(感謝祭日)」だ。伝統的に翌日の金曜日からクリスマス商戦がスタートし、この日の売上で帳簿が黒字化することから「ブラックフライデー(Black Friday)」と呼ばれている。ブラックフライデーセールが一大イベントになりだした20年前から開店時間が徐々に前倒しされ、今では多くのチェーンストアが感謝祭からセールを始めている。七面鳥を食べながら家族団らんの感謝祭日は、ドアバスターセール(激安時限セール)に浸食されつつある。ブラックフライデーではなくブラックサーズデーとなっているのだ。今年も昨年より開店時間を前倒ししているチェーンストアが相次いでいる。
 昨年は金曜日0時に開店したラジオシャックが今年、木曜日の朝8時からセールを開始する。ラジオシャックは約3,000で感謝祭日の朝からセールを始め深夜0時まで営業し、翌日は午前5時から再びセールを行うという。JCペニーも昨年の8時から今年は5時に前倒しでセールだ。ベストバイは昨年より1時間前倒しして木曜日の午後5時からセール。その後深夜1時まで営業し、一旦閉店したのちに金曜日の朝8時から再びセールを行う。昨年は午後8時からオープンしたターゲットは、ウォルマートやコールズやスポーツオーソリティと同様に午後6時からスタート。メーシーズも昨年の午後9時から3時間早めて午後6時からのセールだ。来年も1時間早くなることも予想されるが、大手チェーンストアによる午後6時からのスタートが常態化しつつある。
 Kマートのように毎年、感謝祭日の朝からセールを始めるところもある一方で、一部のチェーンストアは感謝祭日に営業しない。コストコやノードストローム、ゲームストップなどは感謝祭日は社員の家族のためにあると休店日にしている。  続きを読む
2014年11月11日

【アバークロンビー&フィッチ】、アバクロ離れが急加速!全ての商品4割引きも厳しい?

141111A&F@サウスベイギャラリア
■アバークロンビー&フィッチは7日、第3四半期(8月〜10月期)決算のアップデートを行った。売上高は前年同期の10.33億ドルから9.11億ドルとなり、11.8%と大幅な減収となった。ザラやH&Mなど競合店となるファストファッションに押され、ヨーロッパなどで客数減少が響いた形だ。既存店・売上高前年同期比も二ケタ減となる10%の減少となった。オンライン販売など直販は8%の増加になったものの、国内の既存店ベースは7%の減少、海外店も15%の大幅減となった。同社によると、9月と10月の業績が予想を大幅に下回っており、海外店は特に不振だったという。経費削減を行っているものの、厳しい競争環境により販促を多用していることで利益も減少傾向としている。
 アバークロンビー&フィッチは8月、Tシャツやスウェットシャツ、パーカにある社名の廃止を明らかにした。同社CEOマイク・ジェフリーズ氏の不用意な発言がブランドイメージの悪化をまねいたことで、来年春までに北米向けの衣料品から「Abercrombie & Fitch」「A&F」などのロゴマークをやめる。女性用のプラスサイズがまったく置いていなかったことや、太ったティーンを差別している発言が重なり同社に非難が殺到していた。
。同社は12月3日に第3四半期決算の発表を予定している。

トップ画像:イメージ悪化でロゴを廃止していることで客数減に悩まされているアバークロンビー&フィッチ。ロサンゼルス郊外トーレンス地区のサウスベイギャラリアSCのアバクロでは10月、すべての商品を40%オフにするセールを行っていた。下の画像にあるようにクリアランス商品はさらに50%引きになっていた。  続きを読む
Posted by usretail at 04:37Comments(1)TrackBack(0)アパレル専門店
2014年11月10日

【ターゲット】、不採算店舗11店をスクラップ!年末商戦の結果でカナダ事業部が決まる?

141110ターゲット
■ターゲットは4日、ミネソタ州の店舗を含む11ヵ所の不採算店舗を閉鎖することを発表した。ジョージア州など8州にある11店舗は来年2月までにスクラップとなる。閉鎖となる店舗のスタッフには他のターゲットへの異動もしくは退職となり退職には退職金が用意されているという。同社は上半期に8店舗を閉鎖しており(オープンは10店)、今回の閉鎖を合わせると今年度は合計で19店の閉鎖となる。ターゲットは前年となる2013年度に4店舗を閉鎖し(オープンは19店)、2012年度も5店舗を閉鎖していた(オープンは23店)。年間に19店舗の閉鎖は、リーマンショックで消費が落ち込んだ2009年度の18店舗閉鎖以上となる。
 ターゲットが8月に発表した第2四半期(5月〜7月期)決算では、クレジットカード事業を統合した国内セグメントの総売上高は、前年同期から0.7%と微増となる169.6億ドルだった。既存店・前年同期比は横ばいとなった。第1四半期(2月〜4月期)も国内売上高は0.2%増となる166.6億ドルとなり、既存店ベースは0.3%の減少となった。ターゲットの純利益はカナダ事業部が不振で減益が続いている。  続きを読む
2014年11月09日

【ペットフレンドリー】、ペット同伴可チェーンストアは意外に多い!今後も増えていく?

141109ペットスマート
■ペットスマートに行くと、必ずといっていいほどペット同伴で来店するお客を目にする。国内に1,300店近くを展開するペトコもペット同伴可となっており、愛犬を連れたお客を見かける。ホームセンターのホームデポやロウズ、トラクターサプライでもペット同伴客は珍しくない。ペットストアやホームセンターに限らず、アメリカにはペットフレンドリーなチェーンストアはかなりあるのだ。5,000坪以上の店舗で展開するアウトドア専門店のバスプロ・ショップも、店内レストランを除いてペットと一緒に買い物をすることができる。書籍チェーンストアのバーンズ&ノーブルでもペット同伴可となっている。ベッドバス&ビヨンドもペットと一緒の来店は許されており、家具チェーンのレストレーション・ハードウェアもペット同伴はOKとなっている。高級調理器具販売のウィリアムズ・ソノマの傘下でインテリア用品のポッタリー・バーンでもペットを連れていくことが可能だ。デパートメントストアでもペット同伴を許可しているチェーンも少なくない。メーシーズとその傘下のブルーミングデールズやノードストロームもペットと一緒に買い物ができるし、サックスフィフスでもペット同伴はOKだ。わざわざ連れてくると買い物が面倒になるのではと思ってしまうが、アパレルストアでもペット同伴可のチェーンストアは少なくない。GAPもペット同伴可となっており、傘下のバナナリパブリックやオールドネイビーもペットはOKだ。アーバン・アウトフィッターズ、アンソロポロジー、フットロッカー、画材と手芸クラフト用品を扱うマイケルズや手芸用品チェーンのジョアン・ファブリックもペットと一緒に買い物ができる。これらのペットフレンドリーチェーンでも、一部には店長の判断でペット同伴を禁止している店もある。
 オンラインストアにシェアを奪われないためにも、実店舗はペットフレンドリー対応が求められている。  続きを読む
2014年11月08日

【アマゾン】、音声執事のエコーを発表!目的はクリックなしのオンラインショッピング?


■アマゾンは6日、音声アシスタント機能を備えた据え置き型スピーカー「エコー(Echo)」を発表した。高さ23.5センチの円柱形(直径8.3センチ)のエコーは、音声で操作を行い音楽再生や時間・天気の確認、アラームやタイマーのセット、To-Doリストや買い物リストの作成、ネット百科事典のウィキペディア検索などを行うことができる。エコーの音声アシスタントには「アレクサ(Alexa)もしくはアマゾン」と呼びかけ作動させる。アマゾンのデモ動画では「アレクサ、ロック音楽をかけて」と声をかけるとスピーカーからロック音楽を流し「アレクサ、止めて」で音楽をやめている。またはWi-Fiを通じてインターネットに常時接続されていることで「アレクサ、今は何時?」「アレクサ、エベレストの高さは?」「アレクサ、テーブルスプーン1杯は、ティースプーンで何杯分?」「アレクサ、カンタロープのスペルは?」などの問いにも答えている。台所で手が離せないとき「アレクサ、ラップを買い物リストに入れて」や「アレクサ、タイマーを8分間でセットして」「アレクサ、今朝のニュースを聞かせて」などの指示もできる。いわば音声認識の執事といったところだろう。アマゾンによるとエコーは、ユーザーの話し方や言葉、好みなどを学習しながら賢くなるとしている。
 エコーの価格は199ドルとなっており、プライムメンバーは99ドルで購入できる。購入は招待制となっており、アマゾンにリクエストを送り招待状を受け取った後での購入となる。

トップ動画:音声アシスタント機能を備えた据え置き型スピーカー「エコー(Echo)」のデモ動画。エコーはいわゆるスマート家電だ。  続きを読む
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2014年11月07日

【ホールフーズ】、増収増益も出店加速により過去5年で最も既存店成長が鈍化したQ4!

141107杉板@ホールフーズ
■ホールフーズが28日に発表した第4四半期(7月〜9月期)決算は、増収増益となったものの既存店の成長が鈍化した。売上高は32.6億ドルと前年同期の29.8億ドルから9.4%の増加。純利益は1.28億ドルと前年同期の1.21億ドルから5.7%の増加となった。販促を増やしていることで粗利益率が前年同期の35.7%から35.4%に下がったものの、店舗経費を圧縮して利益を伸ばした形だ。一方、既存店・売上高前年同期比は過去5年間で最低となる3.1%の増加にとどまった。通年では売上高が141.9億ドルとなり、前年の129.2億ドルから9.8%の増加。純利益は5.79億ドルと前年から5.1%の増加。既存店ベースは4.3%の増加だ。同社は北米やイギリスに401店舗を展開している。
 ホールフーズは長期目標として1,200店舗展開をを掲げており、2017年度中に500店舗を目指している。現在、全米展開を視野にいれた広告キャンペーンを開始、新格付けシステムやインスタカートと提携した宅配サービス、モバイル決済のアップルペイや定期購入のワインクラブ、ロイヤリティプログラムなど新たな施策やテストを次々と打ち出している。

トップ画像:ホールフーズのシーフードセクションで売られていた木の板。先日の視察研修で参加者から質問があったのだが、何に使うものかわかるだろうか?  続きを読む
2014年11月06日

【スーパーマーケット】、トレンドは3,253件?リアルさを増す手書き数字は魔法になる!

141106数字00ホールフーズ
■ホールフーズ・マーケットはスーパーマーケット業界でもトレンドセッターとなっている。ホールフーズが強みとして行っていることを競合のスーパーも取り入れて、業界に波及していくのだ。ニッチと見られていたオーガニック食品を、クローガーなど大手スーパーマーケットチェーンでも販売するようになった。地産にこだわり農家のプロフィールを載せたPOPもウォルマートが取り入れている。これとは別にホールフーズが数年ほど前から始めて、最近他のスーパーでも広がっている。それは数字だ。ホールフーズでは取扱いオーガニック点数だけでなく、ローカル農家から仕入れた点数も掲示し訴求している。売り場のアイル(通路)には「ローカル業者から仕入れた点数」「農務省オーガニック認定のアイテム数」「NON-GMO(遺伝子組み換え素材を使っていない)商品数」「エブリデー・ロー・プライスのアイテム数」まで訴求している。ホールフーズに限らず最近ではブリストルファームやクローガー系列のラルフスでも、数字で訴求している。印刷文字をつかわず、チョークボードなどに手書きでアイテム数を書いているのだ。数字はアイキャッチ効果があり、具体性があり説得力を増す。数字のもつリアルさが、受け手にはイメージしやすくなるのだ。さらに手書きの数字であるから、目立つばかりか記憶にねばりつく。れ書きの数字は一層、リアリティが増すのだ。毎回数字が変わるからローカルから仕入れているとお客は強く感じるのだ
 以下に「手書きの数字POP」画像を掲載するので確認してほしい。

トップ画像:ホールフーズではオーガニック青果物が290アイテムあり、ローカル農家から仕入れた点数は40点と訴求している。ブリストルファームのレイジーエーカーではローカル農家を仕入れた点数が238点となりホールフーズを圧倒している。  続きを読む
2014年11月05日

【スマート家電】、ウォルマート参戦!導入期から成長期で、魅せられる製品も生まれる?

141105ホームデポ広告@ブラックフライデー
■ウォルマートとターゲットがスマート家電の販売を始める。ウォルマートは今月初めからスーパーセンターなど約1,700店の家電売り場にスマート家電売り場を展開する。スマート家電は「コネクテッド・ホーム(connected-home)」と呼ばれ、スマートフォンやタブレットを使い外出先から自宅のエアコンや照明を遠隔操作したり、ドアロックを解錠したり、煙探知機やセキリュティシステムの動作状況を確認できる家電製品。ウォルマートでは、スマートフォンからオン/オフを遠隔コントロールできるコンセントや、スマートフォンでモニターできるセキュリティWi-Fiカメラなど10〜20点のスマート家電の販売を行うという。同社ではWi-Fiカメラの特設サイト「つながるあなたの生活(Your life. Connected)」をすでに開設している。一方、ターゲットでは500店でスマート家電のテスト販売を行う。すでに同社のサイトにはスマート家電用の「スマートホーム(smart home)」サイトをオープンしており、スマート家電についての説明や製品紹介を行っている。
 全米家電協会(CEA:Consumer Electronics Association)は先月、約20%の世帯が来年までに1台以上のスマート家電を購入するとの調査結果を発表した。すでに13%の世帯が1台以上のスマート家電を所有しており、今年だけでも温度調節のサーモスタットやドアロック、煙探知機、照明スイッチ等のスマート家電が2,070万台販売されると見込まれている。同調査ではスマート家電が2017年までに販売台数3,590万台に達すると報告されている。
 スマート家電はホームセンターのホームデポやロウズ、オフィススーパーストアのステープルズ、家電チェーン最大手のベストバイなどで販売されており、ウォルマートとターゲットも参入することで市場のさらなる拡大が予想されている。

トップ画像:昨年のホームデポのブラックフライデー広告。「無料アプリ(Free App)」と訴求してあるセール品には、スマートコンセントやスマートLEDライト、スマート貯金箱、スマートサーモ、スマートドアロック、スマート煙探知機がある。スマート家電は1年前までギフト商品だった。ウォルマートの参戦で今年の年末商戦では、さらにホットになりそうだ。  続きを読む
2014年11月04日

【ファイアフォン】、大失敗もアマゾンは続けていく!アメリカは日本の延長線上にない?

141104ファイアフォン@アマゾン
■アマゾンは大失敗したファイアフォンを今後も改良を重ねて後継機を発売することを明かした。フォーチュン誌が行ったアマゾンの上級副社長デビッド・リンプ氏とのインタビューによると、売れ残った8,300万ドル相当のファイアフォンが現在、余剰在庫となっているという。7月に発売されたファイアフォンは2年契約で32GBモデルが199ドル、64GBが299ドルだった。発売から45日後には32GBモデルが99セントに値下げされたものの、リンプ氏は当初の価格設定が誤っていたことを認めたのだ。同氏は「ファイアフォンの価格は正しくはありませんでした。お客様は私たちに低価格を期待していたのですが、その期待を裏切ってしまったのです」と述べている。同時にファイアフォンの価格を下げた後、売上が大変良くなっている、と語っているものの、改善した売上などの数字はまったく明かしていない。アマゾンは電子書籍端末のキンドルと同様に、ファイアフォンも今後も開発を続けていく計画だ。  続きを読む
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2014年11月03日

【犬専用スポーツジム】、ペットも健康が一番!わんこジムはSCの有望テナントになる?

141103フロリックスポーツジム01
■先週末のハロウィンではコスチュームを着たペットも多く見受けられた。自分の子供のようにペットを扱い、コスチュームを着せるのが一般的になっている。ペットオーナーはペットを溺愛しているのだ。ペットへの溺愛ぶりはペット市場の拡大にも現れており、米国ペット製品協会(APPA:American Pet Products Association)によると、今年のペット市場は20年前の約3倍となる6,000億ドル(70兆円弱)近くと推定されている。ペットへの溺愛ぶりは過保護となり健康を害することにもなる。可愛いからついつい食べ物を余計に与えてしまうのだ。ペット肥満防止協会(APOP:Association for Pet Obesity Prevention)は、ペットの多くが肥満の問題を抱えているとの調査結果を発表した。2013年の調査によると、アメリカ国内の犬の52.6%が過体重もしくは肥満という推定だ。8,330万匹中、4,300万匹の犬が過体重もしくは肥満となっている。食べ物を与えるばかりで満足に運動させていない飼い主は罪の意識を感じる人もいるだろう。運動させたくても時間がなかったり、安全性や天候の問題でなかなか毎日、運動させられないという悩みを持っているオーナーもいるかもしれない。
 今年8月、バージニア州アレクサンドリアに犬専用のスポーツジム「フロリック・ドッグ・スポーツジム(Frolick Canine Sports Gym)」がオープンした。空調設備が整った170坪の施設には運動不足(肥満)解消用にランニングマシンやバランスボール、そしてハードルやトンネル、シーソーなどのドッグアジリティが置かれている。会員となったオーナーが犬のエクササイズで自由に使うことができるのだ。料金は月会員が50ドル(初回60ドル)となり、700ドルとなる年会費もある。10ドルのワンデーパス(1-Day Pass)やアジリティ・トレーニングクラス(1時間30ドル〜)から、飼い主がグルーミングする施設(1回20ドル、会員は無料)もあるのだ。
 オンラインストアの台頭でショッピングセンターの空室率がなかなか下がらない状態にある。犬専用のスポーツジムが認知され需要が拡大すれば、商業施設内に続々とオープンすることになるだろう。

トップ画像:犬専用のスポーツジム「フロリック・ドッグ・スポーツジム(Frolick Canine Sports Gym)」。犬の肥満解消需要が拡大すればショッピングセンターにとって有望テナントになるだろう。


ワシントンポスト紙によるフロリック・ドッグ・スポーツジムの取材動画。運動不足(肥満)解消用にランニングマシンやバランスボールなどがある。  続きを読む
2014年11月02日

【ウォルマート】、新発見!ネイバーフッドマーケット最新店で後藤が見つけたモノとは?

141102ウォルマートネイバーフッド・カーソン店
■ウォルマートはスーパーセンターの出店を控えながらもネイバーフッドマーケットの出店は加速させている。スーパーセンターは約5,100坪の店舗面積に生鮮品から日用品、衣料品、家電など15万品目がそろうワンストップ・ショッピングのニーズを満たす業態だ。一方、平均店舗面積が約1,100坪のネイバーフッドマーケットは食品スーパーとドラッグストアを組み合わせたコンボ型スーパーマーケットだ。スーパーセンターの出店数は2015年度(2015年1月まで)に最大で120店舗出店が計画されている。2016年度は60店舗〜70店舗の成長に抑えるのだ。ネイバーフッドマーケットの出店は今年度で最大170店を計画しており、来年度は180店〜200店舗の出店を予定している。カリフォルニア州ロサンゼルスでも、ウォルマートはここ数年、ネイバーフッドマーケットの出店を加速し存在感を増している。ロサンゼルス国際空港から9キロ(10分)の近距離にネイバーフッドマーケット・ホーソーン店があり、そこから6キロ程度しか離れていない場所にも、ネイバーフッドマーケット・トーレンス店が2年前にオープンしている。昨年9月には、出店反対のデモも繰り広げられたロサンゼル・スダウンタウン店(950坪)がチャイナタウン近くにオープンした。今年7月にはカーソン地区にも若干小型となる850坪のネイバーフッドマーケットをオープンさせた。ロサンゼルス郡では10店舗目のネイバーフッドマーケットとなる。
 ネイバーフッドマーケットのようなコンボ型スーパーマーケットが増えることで、ロサンゼルスのスーパーマーケット市場で一段と競争の激しさが増しているのだ。

トップ画像:今年7月にオープンしたネイバーフッドマーケット・カーソン店。850坪の店舗であり、以前はベストウェイというローカル・スーパーがあったところだ。この店舗の売り場からスタッフルームに通じる場所に、とても面白いモノを見つけた。  続きを読む
2014年11月01日

【ウォルマート】、20,000品一斉値下げに送料無料と時限セール!来店促進は対アマゾン策?

141101ウォルマート
■ハロウィンが終わるや否やウォルマートは早々と年末商戦を始める。同社は11月1日土曜日から人気の家電品やおもちゃなど2万点以上の商品の長期値下げ(ロールバック)を行う。399ドルのXボックスワンが349ドル、578ドルのサムスン46インチHDTVが528ドル、549ドルだったデル製のノートブックが479ドル、19.97ドルのニンジャタートル人形が15.88ドル、人気映画「アナと雪の女王」から34.97ドルのエルサ光るドレスが28.88ドルなど、店舗やオンラインストアでロールバックとなる。数百点でオンラインストアのみのセールも行う。ウォルマートは商品価格にかかわらず、送料無料のキャンペーンも始める。対象は年末商戦で人気となるトップギフト100点だ。自宅への配送のほか、ネイバーフッドマーケットなど最寄りの店舗でも受け取れる。
 11月2日日曜日からはセービングキャッチャーの対象品に七面鳥とハムも含まれるという。セービング・キャッチャーはウォルマートより下回った競合店の価格から、差額分を自動的にキャッシュバックするアプリ。スーパーセンターやネイバーフッドマーケットで購入した七面鳥やハムで、競合店の最安値の差額分を返金する。
 11月3日(月曜日)深夜0時からは24時間限定のサイバーセールを始める。サイバーセールには298ドルのエレメント製40インチLEDテレビが199ドルになるなど、15アイテムが大幅に値引きされる。オンラインストアで購入したセール品は当日、店で受け取れるという。ウォルマートは11月3日と4日にゲームソフト「コール・オブ・デューティ:アドバンスド・ウォーフェア(Call of Duty: Advanced Warfare)」を購入すれば、トレードインの価値が50%上げる販促も行うとしている。  続きを読む
2014年10月31日

【モバイル決済】、MCXのカレンシーがテスト段階でハッキング!その真犯人は...?

141031カレンシー
■大手チェーンストアが参加するコンソーシアム「マーチャント・カスタマー・エクスチェンジ(MCX:Merchant Customer Exchange)」のモバイル決済アプリ「カレンシー(CurrentC)」がハッキングされたことが判明した。MCXのブログで29日に明らかにしたことによると、過去36時間中に、何者かによってカレンシーのテストプログラム参加者や参加希望者の一部メールアドレスが無断でアクセスされたという。今回MCXから漏洩したメールアドレスの多くはテスト用のダミー・アカウントであり、カレンシーアプリには影響がないとしている。カレンシー・アプリは競合するアップルペイなど非接触ICカード技術のNFC(Near Field Communications)とは異なり、カレンシーが生成したQRコードで決済を行うシステムだ。小売店にとっては、NFC端末を導入せずとも現行のシステムで決済ができることがメリットとなっている。カレンシーを推進するMCXは大手チェーンストア50社以上によるコンソーシアムで、参加企業にはウォルマートやターゲット、ベストバイ、ロウズ、CVS、ライトエイド、ベッドバス&ビヨンド、セブンイレブン、GAP、パブリクス、オリーブガーデン、ダンキンドーナツ、サウスウエスト、ガソリンスタンドチェーンのスノコなどが名を連ねている。
 現時点では漏洩したのはメールアドレスのみで住所、電話番号などの個人情報は無事だったとしているものの、カレンシーの安全性に大きな問題を残したことになる。  続きを読む
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2014年10月30日

【ロウズ】、案内ロボットのオシュボット!ベッキーの「ドンタッチミー!」と言えるのか?

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■日本ではネスレが量販店の売り場にヒト型ロボット「ペッパー」を投入し、コーヒーマシンの販売促進活動を始めるという。ペッパーは人をセンサーで感知して声をかけ接客するのだ。アメリカでも接客にロボットを投入する企業がでてきた。ホームセンターのロウズは28日、傘下のオーチャード・サプライ・ハードウェアにて、お客を売り場に案内するロボットをテスト導入することを発表した。サンノゼ店舗で11月末に2台導入される「オシュボット(OSHbot)」は、3Dカメラや音声認識機能などを使い顧客が必要としている商品を理解し売り場に誘導する案内ロボット。リアルタイムに在庫管理をアップデートしながら、販促情報も伝えるという。正面に背面に2台のスクリーンを持った1.5メートルのオシュボットは、顧客と専門スタッフを結んだビデオコンファレンスにも使えるとしている。英語とスペイン語で対応しており、今後は新たな言語も加えられる。テスト展開を見ながら他店にもオシュボットを導入するかどうかを決めるという。
 OSHボットはロウズ・イノベーション・ラボ部門(Lowe's Innovaiton Labs)がフェロウ・ロボット社(Fellow Robots)と協力して開発した。同部門は6月、拡張現実(AR:Augmented Reality)を応用したリフォーム・シュミレーションの「ホロルーム(HoloRoom)」を発表している。

トップ画像:11月末までにサンノゼ地区のオーチャード・サプライ・ハードウェアに投入されるオシュボット(OSHbot)。売り場の案内係りとしてロボットが使われるようだ。


ロウズ・イノベーション・ラボ部門によるオシュボット説明動画。オシュボットは3Dカメラや音声認識機能などを使い顧客が必要としている商品を理解し売り場に誘導する案内ロボットだ。金槌やカンナなどを見せると、ロボットが認識した画像を正面のディスプレイに映し出す。顧客が確認するとオシュボットが売り場に連れていく。背面のスクリーンは販促用に使われるようだ。  続きを読む
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2014年10月29日

【アマゾン】、ファイアTVスティック!ベストプラクティスしながらベンチマーキング?

141029ファイアTVスティック
■ネット通販最大手のアマゾンは27日、テレビに装着するスティック型の端末「ファイアTVスティック(Fire TV Stick)」を発表した。リモコンが付属しているファイアTVスティックはテレビのHDMI端子に装着して、アマゾン・プライムのビデオストリーミングサービス「プライム・インスタント(Prime Instant Video)」や「ネットフリックス(Netflix)」「フル(Hulu)」「ユーチューブ(YouTube)」など多数の動画サービスから、「アマゾン・ミュージック(Amazon Music)」「スポティファイ(Spotify)」「パンドラ(Pandora)」などの音楽配信サービスにも対応し、テレビでの視聴が可能となる。また、スマートフォンやタブレットにコンテンツをミラーリング再生したり、リモコンを使って200種類以上あるゲームも操作できるとしている。
 同製品のサイトでは、先行するライバル製品と比較しており、グーグルの「クロムキャスト(Chromecast)」に比べて「CPUの処理能力がデュアルコアと高くなり、メモリーは2倍、フラッシュストレージ容量が4倍」と性能面で優位性を強調している。一方、価格は39ドルでクロムキャストより4ドル安くなっている。さらにキャンペーンとして、アマゾンプライム会員向けに2日間の限定で19ドルで販売している。  続きを読む
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2014年10月28日

【アップルペイ】、CVSとライトエイドがサポート停止!アップルペイ対カレンシー勃発?


■アップルの新しいモバイル決済システム「アップルペイ(Apple Pay)」が20日から始まった。アップルペイは、アイフォン6と6プラスで利用でき、レジに設置された非接触ICカード技術のNFC端末にアイフォンをかざし、タッチIDの指紋認証を行うことで決済ができる。すでにファストフードチェーンのマクドナルドやドラッグストアチェーンのウォルグリーン、オーガニックスーパーのホールフーズ・マーケットなどでアップルペイによるモバイル決済が可能となっている。
 一方で、ドラッグストアチェーンのCVSとライトエイドが先週末、相次いでアップルペイのサポートを停止した。一部メディアが報じていることによると、CVSとライトエイドはアップルペイ決済オプションを正式に発表していなかったが、NFC端末は導入済みで非公式にはアップルペイを利用可能となっていた。今のところ、サポート停止の理由を明かされていない。ただ、これらのチェーンは、ウォルマートやターゲットなど大手チェーンストアが参加するコンソーシアム「マーチャント・カスタマー・エクスチェンジ(MCX:Merchant Customer Exchange)」のメンバー企業で、MCXは先月、アップルペイと競合するモバイル決済方式アプリ「カレンシー(CurrentC)」を発表したばかり。ウォルマートとベストバイが先月、アップルペイに非対応する発表を行ったことで、CVSとライトエイドもそれに倣ったとみられている。なお、カレンシーのサービスは2015年から正式に開始される予定。

トップ動画:ウォルグリーンによるアップルペイのデモンストレーション動画。ウォルグリーンのリワードカードをスキャンしたのちに、アイフォンをNFC端末にかざし、指紋認証を行うことで決済が完了する。  続きを読む
2014年10月27日

【ベストバイ】、店内にインテル技術体験ゾーン!コンセプト靴龍きスペース利用が目的?

141027インテル体験ゾーン@ベストバイ
■ベストバイは15日、チップメーカーのインテル社と提携して店内に新技術のデモンストレーションエリアを設けることを発表した。ベストバイ50ヵ所に導入される「インテル技術体験ゾーン(Intel Technology Experience Zone)」は、3Dプリンターや拡張現実(AR:Augmented Reality)ゲーム、DJリミックスを実演できるスペースとなっている。3Dプリンターはインテル・プロセッサーを搭載したノートブックからロボットを製造するデモ機となっている。ARゲームはタブレットを火星の地表モデルに向け、スクリーン上に現れたARのマーズローバー(無人火星探査車)を操作するゲームだ。DJリミックスではR&Bシンガーソングライター、ニーヨのコンサート音源をリミックスしたり、ライブ映像の照明を変更したりできるという。また、インテル内臓のノートブックも展示される。ベストバイによるとインテル技術体験ゾーンは10坪にも満たない部門であり、専用のスタッフが常駐するも売り場ではないとしている。
 ベストバイは昨年からサムスンやマイクロソフト、ソニーなどと提携し、サムスンのモバイル部門「サムスン・エクスペリエンス・ショップ(Samsung Experience Shop)」、マイクロソフトのミニストア部門の「ウィンドウズストア(Windows Store)」、ソニーの4Kテレビ部門「ソニー・エクスペリエンス・アット・ベストバイ(The Sony Experience at Best Buy)」、サムスンの4Kテレビ部門「サムスン・エンターティメント・エクスペリエンス(The Samsung Entertainment Experience)」の店舗内店舗をオープンしている。

トップ画像:「インテル技術体験ゾーン(Intel Technology Experience Zone)」のPR画像。下にある画像や動画を見るとわかるが、10坪にも満たない新部門は3Dプリンターや拡張現実ゲーム、DJリミックスなど、インテル・プロセッサーを搭載したノートブックやタブレットで実演ができるスペースとなっている。  続きを読む
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2014年10月26日

【ウォルマート】、クリスマスは心ほっこりコマーシャル!困った時は鉄板の動物と子供?

141026ウォルマートホリデーCM
■年末になると大手チェーンストアもクリスマスに向けたコマーシャルを流していく。安売りやバリュー性など顧客のメリットを強調したものだけではなく、心が温まるようなストーリーをもったコマーシャルも放送していく。人の感情を揺さぶることで自社のブランドイメージを高めるのだ。ウォルマートが年末に投入するコマーシャルは、感情に訴えかけながらも間接的にエブリデー・ロー・プライスを表現した秀逸なものになっている。「愛(LOVE)」と題されたコマーシャルは、少女がウォルマートでクリスマスのプレゼントを買うところから始まる。プレゼントはテニスボール。貯金箱に貯めたお小遣いで購入する。少女は自宅で1個1個を箱に入れ綺麗にクリスマスのラッピングを施していく。場面は老人ホームに変わり、おじいさんやおばあさんが嬉しそうにプレゼントを開けていく。テニスボールを不思議に思っていると、犬が飛びこんでくる。可愛い犬と遊んでもらうために少女が贈ったのだ。満足そうな少女がアップに映り、ナレーターが「ウォルマートのエブリデー・ロー・プライスでちょっぴり多く、贈ることができるのです。毎日を価値あるものにもできるのです」と語り、「お金を節約して、より良い生活のウォルマートです(Save money. Live better. Walmart)」と締めくくっている。
 セービング・キャッチャーのコマーシャルのようにストレートにエブリデー・ロー・プライスを表現するものもある一方で、ウォルマートは人々の感情に訴えながらも間接的にお値打ち感を訴求するコマーシャルも巧みになっているのだ。

トップ画像:年末に予定されているウォルマートの「愛(LOVE)」コマーシャルで少女がテニスボールをラッピングしている場面。下にある動画を見てもらうとわかるが、コマーシャルでは鉄板となる「動物と子供」を起用し、人々の感情に訴求しながら間接的にエブリデー・ロー・プライスを強調している。  続きを読む
2014年10月25日

【アマゾン】、ファイアフォン失敗を認めたQ3!後藤の予測が再び的中で次はどうなる?

141025アマゾン売上高と純損益の推移
■オンライン通販最大手のアマゾンが23日に発表した第3四半期(7月〜8月期)では、同社初のスマートフォンが不振で大幅な赤字となった。売上高は前年同期の170.9億ドルから20.4%増加して205.8億ドルとなった。純損益は前年同期の4,100万ドルの赤字から4.37億ドルの赤字となり、赤字幅が11倍に拡大した。物流センターへの投資や10月に発売されたキンドルシリーズの開発製造コスト、ゲーム実況配信サイトの「ツイッチ(Twitch)」の買収費用、そして7月に発売したスマートフォンの「ファイアフォン(Fire Phone)」のコストなどが響いた形だ。アマゾンはファイアフォンを損失として1.7億ドルを計上し、同社のスマートフォンが失敗だったことを浮き彫りにした。ファイアフォンは2年契約の価格を199ドルにして販売したが、2か月後には99セントに大幅値下げしていた。

トップ画像:過去5年間のアマゾンの売上高と純損益の推移(四半期ベース)。第3四半期(7月〜9月期)は売上高が205.79億ドルで、4.37億ドルの赤字だ。過去からの推移で見るとアマゾンの売上高は右肩上がりとなっている。一方、純損益を見ると、売上高に合わせたy軸の単位では上下しているのがあまりわからない。以下にある純損益率推移のグラフを見るとわかるが、ここ数年、アマゾンの売上高に対する純損益の割合はプラスマイナス1%以内となっていた。ただ、第3四半期はスマートフォンが失敗したため赤字幅が大幅に拡大する結果となった。  続きを読む
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