2015年02月28日

【受講生の声─曄⊆勸も能動的になり、景気の良くない中でも実施して本当に良かった!

150227セミナー
■オムニチャネルの後に何が来るのか?次の展開まで考えていないと今のアメリカ小売業を見ることはできない。「いつでも、どこでも、顧客が好きなときに注文ができて、好きなときに好みの場所で注文したものを受け取ることができる」ようになった後のことだ。オムニチャネルとはいわば買い物のインフラを整えることになる。インフラが整備された後には何が起こるかを考えるとわかるだろう。設問を変えてみる。A店でもB店でもC店でも他のどの企業でも「いつでも、どこでも、顧客が好きなときに注文ができて、好きなときに都合のよい場所で注文したものを受け取ることができる」ようになったら、どの店を選ぶのだろうか?A店、B店、C店の中から選ぶ基準を考えてみる。基準はアマゾンCEOジェフベゾス氏の「私たちはモノを売ってもうけているのではなく、お客様の購買決定を助けることで儲けているのです」にヒントがある。どの企業もオムニチャネル化が進めば、購買決定を助けてくれる店に人が集まるだろう。買い物を助けるとは、背中を押してくれることだ。押し売りはいやだが、他人から「なんで購入したの?」と聞かれると、ちゃんと答えられる口実を提供してくれるお店から買うようになるのだ。それはコンテンツ。特に第三者の感想となる「お客様の声」は絶大な口実となる。人は他人が何を正しいと考えているかに基づいて自分の行動を決める傾向がある。他人が「いいね!」といったものには流される傾向があるのだ。
 今日は当社のコンテンツである「セミナー受講生の声」を事例として掲載する。受講生の声を読んで自分がどう感じるかを素直な気持ちで考えてみるとよいだろう。何かに抵抗するように構えて読むとコンテンツの大切さが見えてこない。

3つのイノベーションに先生の熱意、ブレない姿勢に感動しました!
 株式会社アーバン第6回アメリカ流通視察研修に参加させて頂きました小牟礼です。今回の研修は、私にとってとても特別な意味を持った研修になりました。アメリカのスケールの大きく、かつ先進的な流通の世界も魅力的でした。アメリカで暮らす人々と接して、リアルな生活の一部を感じることもできました。しかし、何よりも勉強になりましたのは後藤先生の熱意でした。日本人である事を誇りに思いつつ、あの大きなアメリカに立ち向かう姿勢はまさに「侍」を連想しました。今、自分が立ち向かうべき物は日本にあります。今回の視察で学んだものを糧にして、先に進めるように努力しようと思っています。最後に帰りの空港で後藤先生とお話しする機会がありました。そこでも今回の視察で、最も重要な部分を繰り返しお話しされてました。それはもちろん3つのイノベーションです。先生の熱意、ブレない姿勢に感動しました。この4日間の事は、決して忘れられないものになりました。後藤先生、充実した研修を本当にありがとうございました。
小牟礼直貴さん 2013年02月23日  続きを読む
2015年02月27日

【ショップキック】、ショップビーコン!未だにテストなのは度が過ぎると嫌われるから?

150227ショップキック販促
■店に立ち寄るだけでポイントを与えるアプリ「ショップキック(Shopkick)」がある。最近ではiビーコン(iBeacon)技術を応用した「ショップビーコン(Shopbeacon)」が大手チェーンストア中心に拡大しつつある。ショップビーコンはショップキックと異なり、アプリ起動や商品バーコードのスキャニングの必要はなくポイントを得ることができる。アプリを起動し忘れていたとしても来店情報はしっかり記録されるのだ。このショップビーコンはメーシーズやブルーミングデールズ全店で展開中だ。一方、ショップビーコンを使ったマーケティングテストも行われている。アメリカン・イーグル・アウトフィッターズが昨年夏に行ったブッシュ通知は、店に入ってきたお客に「試着をすれば25キック(ショップキックのポイント)を付加する」というものだった。試着室に入ればポイントを受け取れるようにiビーコンが設置されているのだ。2ヶ月に及んだA/Bスプリットランテストでは、プッシュ通知を受け取った人は受け取らなかった人の2倍試着した結果となった。ただ、これだけではショップビーコンのマーケティングが成功したとはいえない。なぜならば、プッシュ通知が次第に迷惑に思えてくる可能性もあるからだ。こういった通知が「うざい」となれば、アプリをアンインストールすることにもつながる。 
 ポイントのお知らせやディスカウント、各フロアの目玉商品やおススメ商品などの情報が何度もプッシュ通知されればユーザーを怒らせることにもなりかねない。一見、優れたマーケティングのようだが、諸刃の剣なのだ。

トップ画像:ショップキックのメール販促。バレンタインデー前にメーシーズに入店するとバレンタインデー・ボーナスとして200キックもらえる販促だ。  続きを読む
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2015年02月26日

【ホームデポ&ロウズ】、両社好調Q4!ホームデポのハッキング事件も集客に問題なし?

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■ホームデポが24日に発表した第4四半期(11月〜1月期)決算は、住宅市場の回復とガソリン価格の低下で増収増益となった。純利益は前年同期の10.1億ドルから36.1%増加し13.8億ドル。売上高は8.3%増となる191.6億ドルだった。既存店・売上高前年同期比は7.9%の増加、国内の既存店ベースも8.9%増となっている。なお前年同期の国内の既存店ベースは4.9%の増加だった。
 通年ベースでは、売上高が831.8億ドルと前年の788.1億ドルから5.5%の増加。純利益は53.9億ドルの前年同期から17.8%の増加となる63.5億ドルだった。既存店・売上高前年比は5.3%の増加。国内の既存店ベースは6.1%の増加となった。なお、前年の国内既存店ベースは7.5%の増加で過去14年間では最大の伸びとなっていた。

ホームデポ第4四半期(11〜1月期)
総売上・前年同期比: 8.3%増
純利益・前年同期比: 36.1%増
既存店・売上高前年同期比: 7.9%増
店舗数:2,269店(海外店含む)

150226ロウズ
■ロウズが25日発表した第4四半期(11月〜1月期)決算は、旺盛な改装需要を反映してキッチンやフロア、白物家電が伸び増収増益となった。純利益は3.1億ドルの前年同期から47%増加し4.5億ドル。売上高は125.4億ドルで前年同期の116.6億ドルから7.5%の増加となった。既存店・売上高前年同期比は7.3%の増加。国内の既存店ベースは7.4%増。
 通年ベースでは、売上高が562.2億ドルと前年の534.2億ドルから5.2%の増加となった。純利益は27.0億ドルと前年の22.9億ドルから17.9%増加した。既存店ベースは4.3%の増加だった。

ロウズ第4四半期(11月〜1月期)
総売上・前年同期比: 7.5%増
純利益・前年同期比: 47.0%増
既存店・売上高前年同期比: 7.3%増
店舗数:1,840店(海外店含む)  続きを読む
Posted by usretail at 04:26Comments(0)TrackBack(0)ホームセンター
2015年02月25日

【ターゲット】、送料無料の最低購入が減額!ポイントに売上10億ドルのこだわり専売品?


■ターゲットは24日、同社のオンラインストア(target.com)で25ドル以上の注文から送料を無料にすることを発表した。25ドル以上の注文で送料無料となるのは発送から3日〜5日営業日で届けられる標準宅配の「スタンダードシッピング(Standard Shipping)」。送料無料となる最低購入額は50ドルから50%も引き下げることで出遅れているオンラインストアに注力し、アマゾン(スタンダードシッピングが35ドル以上で送料無料)やウォルマート(50ドル以上)に攻勢をかける。
 ターゲットはまた一部地域でリワードプログラムのテストを行っている。ノースカロライナ州ダーラム地区のターゲットで行われている「レッドパークス(REDParks)」は1ドル購入する毎に10ポイントが進呈されるポイント制。5,000ポイントたまると5%引き(1回のみ)のディスカウントが受けられる。同社のレッドカードを使った5%引き販促も併用が可能だ。いまのところ実店舗での買い物のみとなっている。現在は招待者のみのテスト運営でその他のボーナス特典については明らかにされていない。スーパーマーケットなどのリワードプログラムでは、キーチェーン型やクレジットカードサイズのカード型が一般的だが、レッドパークスはモバイル(スマートフォンやタブレット)のみの展開でカードはない。
 ターゲットは20日、オーガニック食品メーカーやベビー用品、家庭用品のナチュラル&エコ・ブランドメーカーと提携した「ターゲットが選んだメイド・ツー・マター(Made to Matter -- Handpicked by Target)」コレクションを今年、拡大することを発表した。同コレクションは提携先メーカーのターゲット専売商品を全店で販売するプログラム。昨年4月に始めた第1回目となる「メイド・ツー・マター」コレクションではギリシャヨーグルトのチョバーニやナチュラル家庭用品のセブンス・ジェネレーション、オーガニックミルクのホライゾン・オーガニックなど16社の約100アイテムが選ばれた。今回はアスキノジー・チョコレートやベン&ジェリーなど31社200アイテム以上が選択されている。価格帯は1.25ドル〜49.99ドルとなっており4月から販売される。最低でも半年間は続けられる予定だ。ターゲットでは同コレクションから10億ドルの売上を見込んでいる。

トップ画像:「ターゲットが選んだメイド・ツー・マター(Made to Matter -- Handpicked by Target)」コレクションの説明動画。言い換えれば「ターゲットがこだわりにこだわったサステナブルでナチュラルでオーガニックなオススメ商品シリーズ」だ。提携メーカーも「アスキノジー・チョコレート(Askinosie chocolate)」やベビー向けバス用品の「パディーズ・バスルーム(Paddy's Bathroom)」、家庭用洗剤の「ミセス・マイヤーズ・クリーンデー(Mrs Meyers Clean Day)」、ベビーフードの「ハッピーファミリー(Happy Family)」、ヘルシースナックバーの「カインド(KIND)」など、お洒落でハイセンスだ。ターゲット「らしさ」が戻ってきているようだ。  続きを読む
2015年02月24日

【ベストバイ】、カーブサイドをテスト!日本人にはちょっと誇らしい部門もテスト展開?

150224カーブサイド@ベストバイ
■サンフランシスコやシリコンバレー周辺のベストバイでは、車から降りずに商品を受け取るカーブサイド・ピックアップのテストを行なっている。同地域のターゲットでテスト展開されているアイフォンやアンドロイド系アプリ「カーブサイド(Curbside)」を提供しているカーブサイド社と提携して行っているのだ。カーブサイドはアップルの元エンジニアらが開発したアプリで、スマートフォンで店を選択し商品を購入すると1時間以内に商品ピックアップができるというもの。購入した商品をカーブサイドのスタッフが用意し、店の外にあるテントでユーザーを待ち受ける。ユーザーは名前を告げるだけで車から降りずとも、スタッフがトランクや後部座席に購入した商品を載せてくれる(一部にユーザーが店内に取りに行かなければならないところもあるようだ)。返品の受付も行なっており、スタッフにレシートと返品を渡すだけで対応するとしている。カーブサイドの利用に手数料などはなく、スタッフへのチップも必要ない。
 ベストバイはまた、一部店舗でデジタル一眼レフ(DSLR)カメラ部門のテスト展開を行っている。デジタル一眼レフカメラ主要メーカー3社(ソニー、キヤノン、ニコン)が約30ヵ所の店舗内でDSLRやレンズ、周辺機器などを専門に扱っているショップインショップ形式の部門だ。メーカーからのトレーニングを受けたベストバイ専任スタッフが常駐する部門には。被写体模型を中央に配置した楕円テーブルにデジタル一眼レフカメラが並べられているほか、プリントコーナーも常設されている。
 ベストバイのショップインショップにはアップル部門やサムスンのモバイル製品を販売する「サムスン・エクスペリエンス・ショップ(Samsung Experience Shop)」やマイクロソフトの「ウィンドウズストア(Windows Store)」、ソニーのテレビ部門「ソニー・エクスペリエンス・アット・ベストバイ(The Sony Experience at Best Buy)」、サムスンのテレビ部門「サムスン・エンターティメント・エクスペリエンス(The Samsung Entertainment Experience)」がある。  続きを読む
Posted by usretail at 04:45Comments(0)TrackBack(0)家電専門店
2015年02月23日

【アーバン(メガネハット)】、わくドキ感激3!コンサルタント冥利に尽きる瞬間とは?

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■今年で7回目となった株式会社アーバンの視察研修は、中だるみもすることなく盛況のうちに無事終了した。研修日程は、店舗見学前に毎朝2時間のセミナーを行い、視察時では見学だけでなく演習もおこなう。「リアルとネットが融合するオムニチャネル戦略」をテーマにモバイルを使ってO2O体験を行ったり、ストアコンパリゾン・ワークで陳腐化した日本のチェーンストア理論を確認する。視察研修後も、スカイプを使ったスカイプ・コンサルティング・セッションを行うのだ。厳しい現実を突きつけられるヘビーな内容だが、疲れることはない。参加者全員が知的な刺激をうけ前向きに考えられるからだ。すでに参加者からの声が続々と集まっている。
 参加者の声は「三日間で頭を休ませる時間など一片たりとも無い、エッセンスの凝縮された研修に参加でき、多くを学び、何より数年先の日本に起こり得る事象を肌で感じれた事を大変嬉しく思います」「後藤先生の講義は、分かりやすく情報がしっかり分析されている資料とともに、ユーモアのあるお話で、最初から最後まで本当にワクワクどきどきしました」「今回の視察ではリアルの店舗を視察しながら、実際にはネットの中にある店舗を視察しているような錯覚を覚えるほど、リアルとネットが融合しているアメリカ小売業の実態を体験することができました!本当にワクどき感激の毎日でした」と満足している一方で、目立つのは現状に対する危機感だ。
 参加者は一様に現状の延長線上にある将来に危惧を覚えている。「アメリカ小売業のEコマースの実態を目の当たりにし、衝撃を受けたとともに、危機感を感じました」「日本では見たことのない販売モデルの数々を目の当りにする事ができ、驚きと共に今の日本のシステムに危機感を覚えました」「大変な危機感が襲っております。変化を嫌い、組織や仕組みが硬直している今日の現状では、実感を伴った時にはすでに手遅れ、企業単位でなく業態ごと時代の変化の波(現状ではvsオンライン)に飲み込まれ、駆逐される未来が確実に訪れると確信しました」「常に日本の先を行くアメリカの小売業を目の当たりにし、なんと狭い視野で物事を見ていたのだろうと痛感しました」「今までの自分の考え方、行い方ではダメなんだと気づかせて頂きました」「実際にECに乗り遅れた店の現状を見て、このままではいけない、ぬるま湯につかっていたら取り残されてしまうんだと肌で感じることができました」と誰もが「危機感」を強調している。
 残念ながら人は現状に甘んじていては絶対に変化できない。変化への第一歩は現状に対する認識に強い危機感を醸成することから始まるのだ。変化への二歩目は、イノベーションの萌芽となる試行錯誤の段階だ。感動・感激で深く意識をかえ危機感で行動に移す。今の閉塞感を打ち破るのはこの階段しかない。
 今日は3日目のセミナーや視察風景を掲載する。

トップ画像:レンズクラフターズのリテール店長と記念撮影。レンズクラフターズではインタビューだけでなく、参加者全員がマイルック・バーチャルミラーを実際に使いITを駆使した販売方法を経験した。タイムマシンに乗り、五感を使って体験する。これ以上の刺激はないだろう。  続きを読む
2015年02月22日

【アーバン(メガネハット)】、わくドキ感激2!20対80の法則で研修もサードウェーブ?

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■千葉を中心に茨城や埼玉にメガネハットチェーンストアを展開する株式会社アーバンは16日、店長など現場スタッフ総勢21名でアメリカ流通視察研修をおこなった。同社を率いる山本精一社長は、アメリカからチェーンストアを学び、1988年の創業からメガネハットを50店以上にまで拡大した人物だ。ここ最近、メガネ業界にとっても同社にとっても試練の年が続いており、店舗拡大にも急ブレーキをかけている。Eコマースの台頭で店舗拡大が必ずしも売上増加に結び付かなくなっているのだ。古いチェーンストア理論では、豊かになった消費者に通用しない。山本社長は「立地や店舗デザイン、色調や陳列、売価ばかりに目がいっておりました私に『昔頭から新頭に切り替えてください、そうしませんと店舗消滅なんですよ』とキツく熱いご指導をいただきました」と語り、「3月からスタートする来期は『変化、挑戦、継続』をテーマに考えておりました私自身が一番昔頭を変えなければと痛感いたしました」と考え方を改めることを強調している。
 経営者もパラダイムシフトを起こさなければ生き残りは難しい。ウォルマートCEOのダグ・マクミラン氏も「私たちは小売に対する発想を変えていく(We’re thinking differently about retail)」と述べているのだ。2月16日から3日間行われた「わくドキ感激!実践アメリカ流通セミナー」では「リアルとネットが融合するオムニチャネル戦略」をテーマに研修を行った。タイムマシンに乗り日本の5年〜10年先を見ながら、さらに5年〜10年先のことを考えていく研修だ。過去からの延長線上にある発想では捉えられない、まさに驚きの連続だ。今日は2日目のセミナーや視察風景を掲載する。

トップ画像:射るような真剣な眼差しでセミナーに聞き入る山本社長。山本社長は「昨年も3度アメリカを訪問しておりまして大きな変化を感じませんでした。しかしながら後藤先生のセミナー受講後に訪問した店舗でショックを受けました。表面に出ない大きな変化を目の当たりにしました」とコメントしている。彼はいつも一番前の席に座っている。社員に自分の背中を見せることで、学びの大切さを教えているのだ。  続きを読む
2015年02月21日

【アーバン(メガネハット)】、わくドキ感激1!実践アメリカ視察研修はタイムマシン?

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■千葉や茨城、埼玉にメガネハット48店を展開する株式会社アーバンは16日、店長を中心に総勢21名でアメリカ流通視察研修をおこなった。2年ぶりとなるアメリカ研修の参加者は20代〜30代と若いスタッフが中心となり、激動するアメリカ流通市場を疲れを見せず視察した。参加者は店長を中心にスペシャリスト資格者の上位優秀者から長年に渡って会社に貢献している社員で構成されている。視察参加者のほとんどは、海外旅行が初めてであり、アメリカも初体験。団長である山本社長は「日本の5年後、10年後を知るためにも流通先進国のアメリカから多くのことを学んでいって欲しい」と檄を飛ばしていた。
 2月16日から3日間行われた「わくドキ感激!実践アメリカ流通セミナー」では「最新!リアルとネットが融合するオムニチャネル戦略」をテーマに研修が行われた。撮影された画像数は1,000枚近く。この画像のうちいくつかを数回に分けてアップする。

トップ画像:ロサンゼルス国際空港に到着した視察研修グループ。2月にも関わらず気温は20度近くなっており、ジャケットを脱ぎ長袖もロールアップしてしまうほどの暖かさだ。  続きを読む
2015年02月20日

【ウォルマート】、増収増益Q4!お店見て回る観光では今のアメリカ流通を見ていない?

150220ウォルマートneighborhoodmarket
■ウォルマートが19日発表した第4四半期(11月〜1月期)決算は、天候に恵まれガソリン安の追い風もあり増収増益となった。純利益は前年同期の49.54億ドルから14.1%増加し、49.66億ドルとなった。会員費等を含む総売上高は、1.4%増の1,315.65億ドル(前年同期1,277.8億ドル)。
 スーパーセンターやサムズクラブなど国内の既存店・売上高前年同期比(ガソリン販売は除外)は1.6%の増加となった。スーパーセンターやディスカウントストアの既存店ベースは1.5%の増加となり、2四半期連続でプラスとなった。生活保護プログラム「SNAP」の支給額削減の影響が薄れたことも寄与した。なお、店舗数がディスカウントストア以上となったネイバーフッドマーケットでは、既存店ベースが7.7%と大幅の増加となった。メンバーシップ・ホールセールクラブのサムズクラブでは会員数が増えたことで2.0%の増加。Eコマース売上は前年同期から22%の増加となった。
 通年では総売上高が4,856.1億ドル(会員費等含む)となり、前年の4,762.9億ドルから2%の増加となった。純利益は前年の159.2億ドルから1.7%増加し161.8億ドルとなった。国内既存店ベースは0.5%の増加となった。Eコマースの売上高は22%増加した。
 ウォルマートは4月から正社員やパートタイムスタッフの約50万人の賃金を1時間当たり少なくとも9ドルまで引き上げると発表した。これは法定最低賃金を1.75ドル上回る水準となる。また、現従業員の時間給は2016年2月1日までに少なくとも10ドルまで引き上げられる見通し。

ウォルマート第4四半期(11月〜1月期)
総売上・前年同期比:1.4%増
純利益・前年同期比:14.1%増
既存店・売上高前年同期比:1.5%増(アメリカ国内)
ウォルマート店舗数(15年1月31日)
 ウォルマートUS合計:4,516店
  スーパーセンター:3,407店
  ネイバーフッドマーケット:599店
  ディスカウントストア:470店
  小型店など:40店
 サムズクラブ:647店

 海外店:6,290店

 総店舗数:11,453店  続きを読む
2015年02月19日

【受講者の声А曄△△離后璽僉璽沺璽吋奪箸了觧|賃里盡綟先生に依頼すれば良いのに!

150219セミナー
■お客様の声であるカスタマーレビューは「テスティモニアル(testimonial)」とも呼ばれている。テスティモニアルとは「証拠・証明」という意味となる。モノや情報が溢れている現在、企業などが「こだわり」や「職人技」「売れています!」などの言葉を消費者に投げかけても、以前に比べて訴求が弱くなっているのだ。消費者もありふれたウリ言葉に慣れており「企業が発する情報にはダマされないぞ」という意識が働いてしまう。したがって安心や信頼の証しとなる証拠・証明、つまり「お客様の体験談」がお客様の説得に不可欠となるのだ。ただ、これを理解している日本の小売企業はまだ少ない。というのも小売業を指導する立場にあるコンサルタントでさえテスティモニアルを知らない人が多いからだ。商品やサービスの評価を決めるのは、購入者となるお客だけである。つまり、お客からの評価開示は、お客をもつすべての企業にとって原理原則となるのだ。視察研修を行うコンサルタントやコーディネーターも同じことだ。受講者からの評価が客観的且つ唯一の評価となるのだ。
 さて、後藤はこれまで多くの視察研修セミナーで講師を務める機会をえた。今日はこれまで集まった「受講者の声」を掲載する。視察研修を計画する企業は、視察研修の事例を踏まえ、ぜひとも参考にしてほしい。
 尚、読みやすいように、一部文章の体裁を整えたり、修正を加えている。

情熱的で真のアメリカ流通を教えてもらった!
 今回、米国流通視察研修に参加させて頂きました(株)アーバンの内田と申します。今回の視察でアメリカの流通についての実際を感じる事ができてとても勉強になったと同時に、今回の経験を生かして職場に帰ってから良いところをすぐに実行に生かしてまいります。後藤先生の講義もとても分かりやすく、それでいて情熱的に真のアメリカ流通を教えていただき本当に感謝しております。
本当にありがとうございました。
内田春彦さん 2012年01月21日  続きを読む
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2015年02月18日

【ペット360】、全米No.1ペットストアチェーンはなぜメディアコマースを買収したのか?

150218ペットスマート
■ペットスマートは昨年8月、ペット情報リソースサイトのペット360(pet360.com)を現金1.3億ドルで買収した。1,400店近くを展開するペットスマートが買収したペット360はペットオーナーにアドバイスを提供する総合情報コンテンツサイトだ。ペット360には1997年に創業したペット関連オンラインストアの「ペットフーズ・ダイレクト(PetFoodsDirect.com)」に、ペットの健康に関するオンライン・ライブラリーの「ペットMD(PetMD)」、国内最大級のペットブロガーのネットワークである「ブログ・パウズ(BlogPAWS)」、ペット用ナチュラルフードを扱う「オンリー・ナチュラル・ペット(Only Natural Pet)」のサイトを運営している。ペットを中心におく人のライフスタイル誌といってもいいだろう。実際、ペット関連のコンテンツとしてはペットスマートをはるかにしのぐほど充実している内容だ。
 ペットスマートがペット360を買収したのはこのコンテンツにある。ペット360が提供する様々な情報を求めて毎月1,200万人がアクセスしてくるのだ。圧倒的な有益情報やユニークなコンテンツ、また、このサイトに関わる人々への信頼から、このサイトのペット商品が売れているのだ。ここで販売されている商品の多くが独占商品であり利益率が高い。ペットスマートはコンテンツにユーザー、利幅の高い商品を理由にペット360を買収したのだ。ペットスマートはペット360のコンテンツをベースにして新たな商売を仕掛けようとしている。商品を売るのではなく、情報でユーザーを引っ張ってくるということになる。オンラインに新たな自社メディアを得ることでペットスマートはメディアコマースを築こうとしているのだ。  続きを読む
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2015年02月17日

【レンズクラフターズ】、メガネチェーンO2O事例!メガネ通販ワービーパーカー対策?


■全米に900店近くを展開するメガネチェーンのレンズクラフターズ(Lenscrafters)は、オンラインからリアル店舗のオフラインに顧客を呼び込むオンライン・ツー・オフライン(O2O)を行っている。レンズクラフターズが実践するO2Oは、同社のホームページ上にある「自分のスタイルを探そう(Find Your Look)」のツールを顧客に使ってもらい店に来てもらう。自分のスタイルを探そうでは、ユーザーは顔の形や好みのファッションスタイルなどから、オススメのフレームスタイルを提案するというもの。選択は「顔の形」「性別」「好みの服装スタイル」「好みの部屋のスタイル」「いつもの普段着」「(デートなど特別な日の)好みの服装」「週末の過ごし方」「いつも履いている靴」「好きな腕時計」「好みのバッグ」「(ざっくりとした)好みのメガネコレクション」「メガネ(レンズ)が必要な場面」それにオプショナルの「度数」など3種類〜6種類の画像を選んでいくだけだ。選択を終えるとユーザーにあうメガネフレーム10種類を提案してくれる。おすすめのフレームはプリントアウトでき、ユーザーアカウントに保存可能だ。ちなみにレンズクラフターズではユーザーアカウントをつくると25ドルのボーナスクレジットがつくことになっている。一方で、レンズクラフターズの店舗では「マイルック・バーチャルミラー(MyLook in-store virtual mirror)」を導入している。試着したフレームをアイパッドで撮影し4種類を並べて見比べることができるのだ。近眼の人はフレーム試着だと鏡に映る自分の顔が良く見えない。また鏡に映る顔は左右反転しているため実際の見え方とは異なる。さらに複数の試着を同時に比較はできない。これをマイルック・バーチャルミラーで解決しているのだ。撮影した画像はメール送付やSNSでシェアできるので、家族や友人らの意見も聞ける。レンズクラフターズでは様々な角度からユーザーにおすすめを提案するため顧客満足度が高まるのだ。

トップ動画:レンズクラフターズの「自分のスタイルを探そう(Find Your Look)」と「マイルック・バーチャルミラー(MyLook in-store virtual mirror)」の説明動画。  続きを読む
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2015年02月16日

【ウォルマート】、視察研修でセービングキャッチャーを体験!買い物リストで集客可能?

150216セービングキャッチャー
■ウォルマートのセービングキャッチャー(Savings Catcher)の進化が止まらない。セービングキャッチャーはウォルマート価格より下回った競合店の価格から、差額分を自動的にキャッシュバックするアプリだ。ユーザーはウォルマートで買い物したレシートのバーコードをスキャニングするだけで(もしくはTC番号を入力)、72時間以内に差額分をeギフトカードとして受け取ることができる。比較される競合店はユーザーの地域にあるアルディやハリスティーター、ターゲット、ウォルグリーン、HEBなど大手チェーンストアだ。価格アプリのセービング・キャッチャーが全米展開される一方で、ウォルマートのレシートにはバーコードのほかQRコードが記されるようになったのだ。セービングキャッチャーでレシートを素早く読み込めるようにQRコードを付けているのだ。セービングキャッチャーでレシート読み込むことでeレシートにもなり、eレシートにある商品から買い物リストへ追加が容易となっている。
 今日は「使える!セービング・キャッチャー」事例を画像とともに説明する。視察時にはセービングキャッチャーのアプリで買い物レシートを実際にスキャニングし、セービングキャッチャーを体験してもらいたい。

トップ画像:アプリにあるセービングキャッチャーの「レシートをスキャン(Scan a Receipt)」をタップし、カメラ画面の状態でレシートにあるQRコードをスキャニングするだけだ。  続きを読む
2015年02月15日

【コンテナストア】、アメリカのホワイト企業!トップのPRを出たがりと捉えると古い?


■2月14日のバレンタインデーを「愛する社員の日(National We Love Our Employees Day )」と宣言しているのがコンテナストアだ。25州に69店を展開する収納用品専門店のコンテナストアは、社員第一主義を掲げ2010年からバレンタインデーを社員感謝日として祝っている。昨年の「愛する社員の日」から病気や事故など予期せぬ緊急事態で大きな出費に追い込まれた従業員に対して経済的に援助する「従業員ファーストファンド(Employee First Fund)」を設立している。同社は10万ドルを出資し、従業員や関係者も自由に寄付できるという。同社はまた「愛を共有しよう(Share the Love)」キャンペーンを行っている。100ドルのギフトカードが10名に進呈されるキャンペーンは、コメント欄に「コンテナストアのスタッフを好きな理由」を投稿するというものだ。
 コンテナストアはフォーチュン誌が毎年選ぶ「最も働き甲斐のあるベスト企業100(100 Best Companies To Work For)」に過去16回連続してランクインしており、従業員を大切に扱う企業として広く知られている。他社に比べて圧倒的に女性スタッフが多い同社は昨年、28位にランクした。一方、コンテナストアは就職したい人にとっては狭き門でも知られている。スタッフの雇用でコンテナストアは「偉大な一人は3人の良い人に匹敵する(1 great person = 3 good people)」を掲げ、申請者数の3%程度しか採用しないのだ。偉大な一人は生産性が3倍となる。研修トレーニングやインセンティブ、そして給与などで人件費が2倍以上かかっても十分ペイできると考えている。これが従業員の働き甲斐を増している背景でもあるのだ。

トップ動画:今年のコンテナストア「愛する社員の日」のメッセージ動画にも、CEOのキプ・ティンデル氏に社長のメリッサ・レイフ氏、CMOのシャロン・ティンデル氏が出演して「わが社のもっとも大切なイベントであり、スタッフみなさんがいらっしゃるので、お祝いできるのです」としてスタッフを祝福している。一方でコンサルティングプログラムの「コンテインホーム(Contained Home)」や全店で展開しているロイヤリティプログラムの「ポップ(POP:Perfectly Organized Perks」、キプ・ティンデル氏の著書「アンコンテナブル(Uncotainable)」、ハイエンドのクロゼットブランド「TCSクローゼット(TCS Closets)」をしっかりPRしている。  続きを読む
2015年02月14日

【ホールフーズ】、全米キャンペーン結果発表!ビール製造所に日本からの観光客が増える?

150214ホールフーズ
■昨年秋から全米向けの広告キャンペーンを開始したホールフーズが11日、その結果となる第1四半期(10月〜12月期*)決算を発表した。第1四半期の売上高は46.7億ドルと、前年同期の42.4億ドルから約10%の増加となった。新規店舗と既存店ベースの増加が売上に寄与した。純利益は前年同期の1.58億ドルから5.7%増加し1.67億ドルだった。既存店・売上高前年同期比は4.6%の増加だった。前年同期は5.4%の増加だ。既存店ベースの増加は、21四半期連続となっている。また、粗利益率はキャンペーンなど販促をおこなったことで前年同期の35.1%から0.3%減少し34.8%となった。一般販売管理費率は横ばいだったが、新規出店や改装などにかかるコストを抑えたことで、増益に寄与した形だ。ホールフーズは長期目標として1,200店舗を掲げている一方、2017年度中には500店舗展開を目標に今年中は38店〜42店をオープンする計画となっている。第1四半期中に9店をオープンしたホールフーズは現在、408店を展開。
 ホールフーズが始めた「価値観が大切(Values Matters)」キャンペーンでは、全米規模となるテレビ・コマーシャルやニューヨークタイムズ紙などの印刷メディアやビルボードにも広告を掲載をおこなっている。広告キャンペーンの予算は1,500万〜2,000ドルと見られており、同社が地域規模で行なっていた従来の予算からは2倍〜4倍だ。青果物と花の生産に関して生産地や生育地にさかのぼり社会的責任まで及んだ新たな格付けシステム「責任ある生産(Responsibly Grown)」も昨年10月から開始している。

トップ画像:ホールフーズには地ビールなどを飲めるカウンターも店内に設置されている。今後はビール製造所をもつホールフーズが増えるので、日本からの観光客もホールフーズに行くことが増える?  続きを読む
2015年02月13日

【ベストバイ】、ウエディング・レジストリー!これを厚かましいと思う人は旧制中学出?

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■大手チェーンストアやオンラインストアには「ギフト・レジストリー(Gift Registry) 」サービスがある。ギフト・レジストリーとは、親戚や友人などお祝いを贈ってくれる人たちに、自分たちの欲しい商品リストを送り、その中から予算内で贈りたい商品を選んでもらうシステムだ。いわば、お祝いをもらう立場の人が作った「欲しいものリスト (wish list) 」だ。受け手側は、事前に商品を選択し、商品リストを作成する。贈り手側とのやりとりはすべてお店側が行う。お祝いをもらう立場の人は、自分たちの欲しいモノが得られるしギフトの重複も避けられる。贈り手側もギフト選択に悩むことはない。予算に限りがある贈り手も予算内でギフトを考えられる。お店には無駄な値引きをする必要はなく、返品などを抑えるメリットがある。つまり受け手も贈り手も販売もウィン・ウィンになる合理的なシステムなのだ。結婚祝いのウエディング・レジストリーではメーシーズやブルーミングデールズ、ターゲット、ベッド・バス&ビヨンドが知られている。このウェディング・レジストリー市場に家電チェーンのベストバイが参入する。
 ベストバイは11日、「ベストバイ・ウエディング・レジストリー(BestBuy Wedding Registry)」を16日から始めることを発表した。ベストバイのウエディング・レジストリーではベストバイが店やオンラインで提供しているほぼすべての商品がギフト対象となる。ユーザーはホームページやアプリからアカウントを開設でき、4月からはベストバイの店舗のキオスク(端末)からギフト商品を選択できるようになる。また、ギフトレジストリーのプラットフォームサイトである「マイ・レジストリー(MyRegistry.com)」や「ノット(TheKnot.com)」でもベストバイのウエディング・レジストリーを利用可能だ。ベストバイでは大型テレビなど高額商品も取り扱っているため、オプションに「グループ・ギフティング(Group Gifting)」も用意されている。200ドル以上の商品が対象となるグループ・ギフティングでは、贈り手側がその商品にある「コントリビューション(寄贈)」ボタンをクリックし、金額を入力するだけとなる。貰い手側は集まった金額のeギフトカードが贈られる。また、贈り手が選ばなかった残った商品については、10%の値引きで貰い手側が購入できる権利も与えられる。
 ウエディング・レジストリーでリスト化される商品はこれまで、キッチン用品や食器類などが一般的だったが、最近はキッチン家電や白物家電、ゲーム機、モバイルなど家電製品もおねだりされるようになってきている。ベストバイはウエディング・レジストリーに参入することで有望な市場の開拓に乗り出すことになるのだ。  続きを読む
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2015年02月12日

【CVSヘルス】、タバコ販売中止も影響は少なく既存店ベースが1.6%増となったQ4!

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■昨年9月に約7,700店の全店舗からタバコを撤去し社名を変更したCVSヘルスは10日、第4四半期(10月〜12月期)決算を発表した。薬剤給付管理のファーマシーサービス部を含む総売上高は370.6億ドルで同前年(328.3億ドル)から12.9%増加。純利益は13.2億ドルとなり前年同期(12.7億ドル)から3.9%増加した。ドラッグストア(小売)のリテイルファーマシー事業の売上高は前年同期比で2.9%伸びて177.0億ドルとなった。調剤薬以外となるフロント商品の既存店ベースはタバコを撤去したことで7.2%のマイナスとなった。ただ、調剤薬の既存店ベースが5.5%の増加と牽引したことでタバコ売上のマイナスを相殺し、既存店・売上高前年同期比は1.6%の増加とプラスとなった。前年同期は4%の増加だった。同社では引き続きタバコ撤去による売上減の影響は残るものの、想定していたよりも小さくなる見込みであることを明かしている。
 CVSヘルスの通年ベースでは総売上高が1393.7億ドルと前年比10%の増加、純利益は同1.1%増の46.4億ドルだった。ドラッグストアの売上高は678.0億ドルと前年比3.3%の増加、通年の既存店ベースは2.1%の増加となった。
 CVSケアマークは昨年2月、10月1日までに全店舗でタバコと関連商品の販売を取りやめることを発表。計画より約1ヶ月前倒しでタバコの撤去を行い、社名もCVSヘルスに変更した。CVSにとってタバコと関連商品の売上高は約20億ドルとなり、直近の売上高の約3%に相当していた。  続きを読む
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2015年02月11日

【ウォルマート】、アリゾナ州フェニックス郊外に当日グローサリーピックアップを拡大!

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■ウォルマートは10日、アリゾナ州フェニックス地区のスーパーセンターで「グローサリーピックアップ(Walmart Pickup Grocery)」サービスを始めた。「クリック&コレクト(Click and Collect)」「カーブサイド・ピックアップ(Curbside Pickup)」などと呼ばれるグローサリーピックアップは、オンラインから注文し、店では車から降りずにわずかな時間で生鮮品などを持ち帰ることができるドライブスルーだ。ウォルマートのグローサリーピックアップはアリゾナ州フェニックス郊外のチャンドラーに展開するスーパーセンター1店舗と、メサ地区にあるスーパーセンター2店舗の計3店舗で行っている。ユーザーはパソコンやモバイルからウォルマート・グローサリー(Walmart Pickup Grocery)にアクセスし、ジップコードを入力。アカウント開設後に商品を選び、注文確定から4時間後となるピックアップの時間を指定する。ピックアップの用意ができると連絡が入り、店ではピックアップ専用の場所から所定の連絡先に連絡を入れると商品が運ばれてくる。グローサリーピックアップに手数料はないが、合計で30ドル以上の買い物をする必要がある。
 ウォルマートは2011年4月、サンノゼとサンフランシスコで生鮮食品などの当日宅配サービス「ウォルマート・ツー・ゴー」と当日ピックアップを開始した。2年後には同サービスをコロラド州デンバーの一部店舗にも拡大している。昨年9月にはアーカンソー州ベントンビルにドライブスルー専用スーパー「ウォルマート・ピックアップ・グローサリー(Walmart Pickup Grocery)」をオープンした。ウォルマートではいずれもテスト展開としている。
 なお、全米初となるドライブスルー専用スーパーはカンザス州オレイサ地区に昨年5月オープンした「ズーミン・マーケット(Zoomin Market)」。  続きを読む
2015年02月10日

【ホールフーズ】、花のオンライン宅配!全米で最もロマンチックなスーパーマーケット?


■2月14日はバレンタインデー。バレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを贈る日として知られているが、これは日本だけの習慣だ。アメリカではバレンタインデーは男女ともに愛を伝えあう日となっている。アメリカでは女性側からに限らず、男性からもプレゼントを贈り、プレゼント等の支出額は女性の2倍だ。しかも今年のバレンタインデーは土曜日となるため、支出も増える傾向にある。
 全米小売業協会(NRF)は先月26日、今年のバレンタインデー関連支出額が一人当たり平均で142.31ドルとなる予想を発表した。昨年の133.91ドルから増加しており、キャンディや花束、ジュエリーなどのプレゼント総支出は189億ドルに達する。支出額で最も高くなるプレゼントはジュエリーで今年は48億ドルとなり、NRFが2000年に調査を初めて以来、最高額となる。一方で多くの人が支出するのはキャンディ類で二人に一人の割合となる53.2%(総支出額は17億ドル)の人がチョコレートに支出するとしている。次に多いのは花束などに支出する人で、3人に一人となる37.8%(21億ドル)が花を購入するとしている。こういったプレゼントの購入先となるのはデパートメントストア(36.5%)が最も多く、次にディスカウントストア(35.2%)、オンラインストア(25.1%)、専門店(19.4%)、花屋(18.7%)の順となっている。特にオンラインストアで購入する人が4人に一人の割合と昨年から増加傾向で、支出額も199ドルとなり一人当たり平均となる142ドルから40%も高い。オンラインストアでチョコレートやキャンディ、花を注文する人が増えることが予想される。そこにスーパーマーケットチェーンが初の試みを始めた。
 ホールフーズは5日、バレンタインデーに向けてインスタカート(Instacart)と花束(ブーケ)の宅配キャンペーンを行うことを発表した。インスタカートのパーソナルショッパーが9日〜15日、15都市のホールフーズでオンライン注文のあったブーケを最短1時間で宅配するのだ。ユーザーはパソコンやアプリからインスタカートにアクセスし、20本のチューリップ(色指定なし)、12本のバラ(色指定なし)、12本の深紅のバラの3種類のブーケを選択できる。ブーケ価格は地域によって異なるが、ロサンゼルスでは29.99ドルと34.99ドル。ブーケの他にバレンタイン向けのチョコレート(5ドル〜13ドル)も注文できるようになっている。手数料は注文から2時間の宅配で4ドル、1時間は6ドルとなっている。インスタカートを初めて利用するユーザーは手数料が無料となる。
 ホールフーズは昨年9月からクラウドソーシング宅配のインスタカートと提携しサンフランシスコやシカゴ、ワシントンDCなど15都市で食品宅配サービスを行なっている。

トップ動画:ホールフーズの「ロマンチックな過ごし方」動画。「ホールフーズは独身の方に向けて最高の商品をご提供しており、ホールフーズで買い物をすると理想の恋人に出会えるのです」と始まり「エコバイクに彼女を乗せ(インスタカートから注文したホールトレードの)ブーケを用意〜」と続き、最後に「ホールフーズ、アメリカで最もロマンチックなスーパーマーケット」とでている(笑)。  続きを読む
2015年02月09日

【ノードストローム】、自社内ラボ縮小!カンナ開発にどんなに投資しても家は建たない?

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■イノベーションのジレンマをご存じだろうか?ハーバード・ビジネス・スクール教授のクレイトン・クリステンセン(Clayton M. Christensen)氏の著書「イノベーションのジレンマThe Innovator's Dilemma)」に書かれてある理論で「優れた製品をもつ大手企業が自分たちのもつ技術を改善することに集中するあまり、破壊的な技術革新を持つ新興企業の前に変化できず力を失うこと」を意味する。自分たちの持っている強みに磨きをかけることに加え、それとは全く異なる強みを持たなければ、時代に飲み込まれてしまうのだ。「イノベーションのジレンマ」事例に、馬車から自動車に移行する時代過程で、馬車会社が自動車製造にシフトできずに絶滅したことがある。通常の馬車より速い馬を数頭追加でき、より多くの人がより快適に乗れる馬車を開発できたとしても、自動車の前では姿を消さざるえなかった。
 大手チェーンストアはイノベーションのジレンマ理論から自分たちが馬車にならないことに備えようとした。小売りで破壊的なイノベーションをもつアマゾンに対抗できる準備を始めたのだ。それがインキュベーター部門となるラボだ。よく知られているところでは@ウォルマート・ラボ(@walmartlabs)やステープルズ・ラボ(Staples Velocity Lab)、ホームデポ・ラボ(blacklocus)、ロウズ・イノベーション・ラボ(Lowe Innovation Labs)、ターゲット・テクノロジー・イノベーション・センター(Target Technology Innovation Center)などがある。数学者や科学者、デザイナーなどをリクルートして設けたラボではビッグデータやオムニチャネル、オンライン・ツー・オフライン、アプリなど破壊的イノベーションを生み出す様々な実験・開発を行っている。
 しかし、ここにきてノードストロームがノードストローム・イノベーション・ラボ(Nordstrom Innovation Lab)の人員縮小を始めたのだ。ノードストロームは早くから自社内にラボを立ち上げた企業として知られる。数年に亘って10億ドル以上の投資計画も発表していた。にもかかわらずノードストロームは技術革新部門の縮小に着手したのだ。人員の配置転換などを行っているが、ノードストロームは今のところ、その理由を明らかにしていない。  続きを読む
2015年02月08日

【メーシーズ】、美容品オタクのブルーマーキュリーを買収!オムニチャネルの向こう側?

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■メーシーズは3日、高級美容・スキンケア用品スパチェーンのブルーマーキュリー(Bluemercury)を現金2.1億ドルで買収すると発表した。買収手続きは第1四半期中に完了するという。ブルーマーキュリーはマーラ&バリー・マルコム・ベック夫妻が1999年に化粧品専門ショップとしてワシントンDCジョージタウンに1号店をオープン。大都市にあるハイエンドなショップ街やライフスタイルセンターなどで店舗数を増やし現在では18州に59店(従業員数500人)を展開。売上高は1億ドル以上となっている。Eコマースにも積極的に展開しているほか、自社開発のスキンケアブランド「M−61」も市場に投入している。同社の顧客には映画俳優のレオナルド・ディカプリオやエマ・ワトソン、歌手のアリシア・キーズなど多くのセレブが名を連ねている。
 メーシーズCEOのテリー・ラングレン氏は「ビューティ販売はメーシーズやブルーミングデールズにとって収益性が高く成長性のあるコア事業です。ブルーマーキュリーの買収で新たな顧客にアクセスし、オムニチャネルリテーリングの強化を図ります」と語っている。また、メーシーズ全店でブルーマーキュリーの製品を販売し、ブルーマーキュリーの新規出店も計画している。具体的な出店数は明かしていない。
 メーシーズが3日に発表した第4四半期(11月〜1月期)決算の速報によると、既存店・売上高前年同期比は2%増となり同社が予想したレンジの下限近くに留まった。同社は2月24日に第4四半期決算と通期決算を発表する予定。  続きを読む
2015年02月07日

【ラジオシャック】、ついに経営破たん!このままではサーキットシティのような消滅も?

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■経営危機に瀕していた老舗企業のラジオシャックがついに倒産した。ラジオシャックは5日、デラウェア州の破産裁判所に対し連邦破産法第11条の適用を申請したことを発表した。負債総額は13.9億ドル。ラジオシャックはアマゾンなどオンラインストアやウォルマートのディスカウンターなどの競合にお客を奪われ顧客離れが進み、11四半期連続で赤字を計上していた。
 同社はまた、国内約4,000店のうち、1,500〜2,400店舗を同社の筆頭株主であるスタンダード・ゼネラル社傘下のゼネラル・ワイヤレスに売却することで合意したと明かしている。残りの店舗はまた、ソフトバンク傘下で通信事業者3位のスプリントは同日、ゼネラル・ワイヤレスと、これらの店舗のうち最大1,750店ヵ所にスプリントの店舗内店舗を開設することで合意したと発表した。各店舗内の3分の1をスプリント専用の売り場とし、スプリントのスタッフが携帯端末や契約プランなどを案内する。なお、売却されなかった店舗については不採算店を中心に閉鎖していくという。
 ラジオシャックは1921年にボストンで創業された老舗企業。創業当時は通信士向けの通信販売店として展開し、1970年代にはPCユーザー向けの周辺機器などを扱うことで躍進した。2000年には社名をタンディからラジオシャックに変更。現在の従業員数は2.7万人に上っている。  続きを読む
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2015年02月06日

【ナゲットマーケット】、倉庫型のフォークリフト!スーパーの倉庫を走り回る運搬機械?

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■北カリフォルニアに9店舗を展開するナゲットマーケットが昨年12月3日、倉庫型スーパーのフォークリフト・バイ・ナゲットマーケット(ForkLift by Nugget Market)をオープンした。ナゲットマーケットの新コンセプトとなるフォークリフトは、同社がフランチャイズ営業を行っていたフード4レスを改装したものだ。同社によるとフォークリフトは、フード4レスの倉庫型店舗とナゲットマーケットのハイブリッド型とあると説明されている。実際、フォークリフトのホームページでも新コンセプトストアは倉庫型店舗で価格を抑えながら、ナゲットマーケットの健康的で高い品質と品ぞろえに、傑出したカスタマーサービスを提供しているスーパーマーケットとある。改装前のフード4レスと比べてフォークリフトはオーガニック生鮮や地産品、ベーカリーを強化している。なお、フォークリフトの営業時間はフード4レスと同じ毎日朝6時〜深夜0時までとなっており、ナゲットマーケットより営業時間が長くなっている。今のところナゲットマーケットは、クローガーのフランチャイズとなるフード4レス2店をフォークリフトにする計画はないとしている。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。スマートフォンが流行り始めたとき、それまで使われていた携帯電話を「ダムフォン(dumb phone)」と呼ぶようになりました。ダムフォンとはタッチ・スクリーンがなく、インターネット接続もなく、テキスト・メッセージ通信と音声会話の機能しかない携帯電話です。スマート(賢い)に対して、劣っているからバカという意味の「ダム(dumb)」を使っているのです。今でも携帯電話を使い続けている友人は、自虐的にバカフォンと呼んでいたりします。スマートフォンより機能が劣っているだけでバカ扱いされることに携帯電話も納得いかないでしょう(笑)。でも、もっとバカなことは世の中にあふれています。例えばアメリカ流通視察研修。「バカの壁」視察研修で説明しましたが、なぜダムだと気づかないのか不思議です。「僕は語学できないから通訳を雇ってね♪」となる日本人コンサルタントをどうしてコーディネーターに起用するのか理解できません。  続きを読む
2015年02月05日

【ステープルズ】、オフィスデポ買収!親の反対で断念した二人が18年後に再び婚約、の後は?

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■オフィススーパーストア最大手のステープルズは4日、同業で第2位のオフィスデポを買収することを発表した。買収額は63億ドル(約7,400億円)。オフィスデポの株主は、h保有株1株当たり7.25ドルの現金とステープルズの0.2188株を受け取ることになる。メディアが両社の交渉を報じた2月2日のステープルズ株価の終値を基にすると、オフィスデポの評価額が1株当たり11ドルとなり、オフィスデポの2日の終値を44%を上回る水準となる。ステープルズによると買収が実現すれば売上高が390億ドルとなり、ステープルズとオフィスデポを合わせるとアメリカ国内だけで3,000店以上の店舗数となる。両社の合併は1997年、独禁法上の懸念から連邦取引委員会(FTC)が却下したことがある。一方、FTCは2013年、競争が促されるとしてオフィスデポによるオフィスマックスの買収を承認している。
 今回の買収でもFTCからの厳しい審査が予想されている。ただ、ウォルマートなどの競合店やアマゾンなどEコマースからの競合状態から、当局は買収を承認するとみられている。
 ステープルズが昨年11月に発表した第3四半期(8月〜10月期)決算では、北米小売事業と北米法人(コマーシャル)事業、海外事業を合わせた総売上高は前年同期の61.1億ドルから2.5%減少し、59.6億ドルだった。オンラインと含む北米小売事業の売上高は28.3億ドルと前年同期比5.9%の減少。既存店・売上高前年同期比は4%の減少となった。一方、オフィスデポの第3四半期(7月〜9月期)決算では、オフィスマックスの買収で連結の売上高は伸びたものの、オフィスマックスを除外すると3%の減少だった。北米小売事業もオフィスマックスを除外すると7%の減少、既存店・売上高前年同期比も3%の減少となった。  続きを読む
2015年02月04日

【ターゲット】、2015年度の新規出店数は15店のみ!ターゲット・エクスプレスは8店も?

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■カナダの133店をスクラップにしカナダ事業から撤退することを発表したターゲットは2日、国内の店舗戦略について発表した。同社は2015年度中に小型フォーマット「ターゲット・エクスプレス(Target Express)」を含む15店をオープンする。560坪のエクスプレスは8店新規オープンし、2,000坪以上となる中型サイズの「シティ・ターゲット(City Target)」を1店、従来型のディスカウントストアを6店、それぞれ新規にオープンする。
 エクスプレスは昨年7月、ミネソタ州ミネアポリス市の学生街(ディンギータウン地区)にオープンしたばかり。来月にはサンフランシスコのユニオンスクエア(4ブロック東)の近くにオープンし、カリフォルニア大学バークレー校の近隣にも新規オープンする。7月にはミネソタ州セントポール、10月にはカリフォルニア州サンディエゴにオープン予定で、さらにサンフランシスコ近郊とシカゴにそれぞれ1店舗にワシントンDCに2店舗を計画している。ターゲットは来年度、エクスプレスをフィラデルフィアやロサンゼルスにも出店予定としている。
 現在8店舗を展開しているシティ・ターゲットは2012年に1号店をオープン。2015年度中ではボストンに7月、東海岸で初となるシティ・ターゲットをオープンする。今年度は1店舗のみで、2016年度にはニューヨーク・ブルックリン地区に出店する計画だ。シティ・ターゲットは従来型のディスカウントストアより小ぶりのサイズとなっている。アパートメント居住者など都市生活者向けに売れ筋商品を絞り込み、商品サイズを少量化することでターゲットでは中型サイズとなっている。シティ・ターゲットはカリフォルニア大学ロサンゼルス校の学生街やダウンタウンなどロサンゼルスに3店舗、サンフランシスコに2店舗、シアトル、ポートランド、シカゴに各1店舗を展開している。
 ターゲットではゼネラル・マーチャンダイジング・ストアと呼んでいる従来型のディスカウントストアは2015年度中に6店のみオープンとなっている。同社は昨年11月、ミネソタ州の店舗を含む11ヵ所の不採算店舗を閉鎖することを発表。ジョージア州など8州にある11店舗は、2月までに閉鎖された。  続きを読む
2015年02月03日

【アマゾン】、アマゾン・キャンパス!教材も翌日にはゲットできる学生用プライム会員?

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■ネット通販最大手のアマゾンは大学構内にあるキャンパスストアに進出する。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、アマゾンはインディアナ州のパデュー大学、マサチューセッツ大学アマースト校、カリフォルニア大学デービス校と契約し、共同でオンラインサイトを運営する。アマゾンは提携校のキャンパス内にアマゾン・ロッカーを設置するほか、アマゾン・スタッフが常駐するデスクで、注文した商品を受け渡したり返品を受け付けるサービスも行う。また会員制の「アマゾン・プライム(Amazon Prime)」とは別に、学生向けの学割会員「アマゾン・スチューデント・プライム(Amazon Student Prime)」を設け、大学キャンパスへの翌日配送サービスを無制限で提供する。スチューデント・プライム会員は、2日間配送のプライム会員より1日早く注文品を受け取れるだけでなく、年会費がプライム会員の半額の49ドルとなる。なお、大学で使用される教材については、ユーザーが会員かどうかにかかわらず翌日配送の対象となる。契約によるとアマゾンの大学オンラインストアを経由して販売された場合、0.5%〜2.5%を大学に支払うことなっており、マサチューセッツ大学アマースト校に3年間で145万ドル以上を支払い、バデュー大学には向こう4年間で170万ドルを支払うことになるという。
 アマゾンが先月29日に発表した第4四半期(10月〜12月期)決算は売上高が前年同期比15%増となる293.3億ドル、純利益は2.14億ドルとなり前年から10%の減少。2014年度通期の売上高は889.9億ドルとなり約20%の増収となったものの、純損益は2.41億ドルの赤字となっている。なお、プライム会員は世界全体で53%増加し、アメリカ国内では50%増加したとしている。

トップ画像:カリフォルニア大学デービス校のアマゾンストア(University of California Davis@amazon)。テキストブックなどの教材をオンラインストアで安く早く手軽に買えるのだ。レジ待ち行列に並んだり、欠品の教材を他の店で探したりする必要がなくなるのは朗報だろう。  続きを読む
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2015年02月02日

【ホールジャーニー】、スーパーマーケットの食育旅行部門?参加社員も人生観が変わる!

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■ホールフーズは2012年11月から「ホールジャーニー(Whole Journeys)」という旅行事業を立ち上げている。当初はテスト展開として始めた旅行事業部も2年以上が経過し、リピーターも増えているという。ホールジャーニーの内容はホールフーズが扱っている食品の生産地に訪れ、生産者や職人など地域の人とふれあい(一部にホームステイもある)、食のローカルイベント(料理教室も)に参加するというもの。サイクリングやハイキングなどでローカルの風景を楽しみながら、しっかり遊んでお腹をすかしてその地域の美味いものを食べようということが趣旨となっている。つまりホールジャーニーの目的は食育となる。行き先は国内のアイダホやコロラド州アスペンからイタリア、フランス、スイス、スペイン、中国の海外まである。当初12件だったパッケージツアーは24件にも上っている。旅行日数は3日間の短いものから13泊にも及ぶものもある。食育の一貫という意味もあり、催行人員は数人から最大16名と小規模だ。ただ、価格は一人1,000ドル〜7,000ドル(12万円〜82万円)と他の旅行に比べて割高だ。
 今のところアメリカ国内の旅行はアイダホ州ボイジーコロラド州アスペン、それにアリゾナ州セドナ。5泊6日(二人で2,500ドル)となるアイダホ州ボイジーのツアーはサーモン川での急流ラフティングツアーがメインだ。2日目から20キロ前後(4時間〜6時間)のラフティングをしながら、プロのシェフが地域の食材を生かしてキャンプの食事を振舞うことになっている。
 各パッケージ旅行の画像集(Photo)もあり、すでに多くの参加者がホールフーズの旅行を楽しんでいることがわかるだろう。


ホールフーズのスタッフによるホールジャーニー・イタリア食育旅行(イタリアを代表するチーズのパルミジャーノ・レッジャーノの生産現場などを訪れた)の感想だ。ライフチェンジング(価値観・人生観が変わる)視察にスタッフの誰もが感動している。  続きを読む
2015年02月01日

【イン&アウトバーガー】、1948年創業でまだ300店?も32歳女性社長は600億円の資産家!

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■キャリアウェッブサイトのグラスドア(Glassdoor)は昨年12月、従業員からの匿名のオンライン調査を通して、国内で最も優れた職場環境を提供する企業を選ぶ「2015年最も働きやすい企業トップ50社(Glassdoor’s Employees’ Choice Awards 2015)」を発表した。7回目となるランキングで8位に選出されたのはファストフード・ハンバーガーチェーンのイン&アウトバーガーだ。イン&アウトバーガーが1月7日、カリフォルニア州アナハイムに300店舗目をオープンした。1月7日は創業者の故エステル・スナイダー氏の95回目の誕生日となる。1948年の1号店から節目となるグランドオープニング・セレモニーには、創業者の孫娘で同社社長のリンジー・スナイダー氏も駆けつけ、テープカットを行った。32歳のスナイダー氏は5年前から同社社長に就任し、売上高5.58億ドル(推定)の企業を指揮しているのだ。300店舗を展開するイン&アウトバーガーは従業員数1.8万人。すでにカリフォルニアやネバダ、ユタ、テキサス、アリゾナに展開しており、オレゴン州への進出もうわさされている。各地からのラブコールが後を切らないのだ。
 地球上で最も若手の女性億万長者と評されているリンジー・スナイダー氏(リンジー・トレスから改名)はインタビューで「私たちは他の企業のように新製品を次々に出したりしません。提供しているハンバーガーで満足いただいているのでメニューを変えることはありません」と話している。イン&アウトバーガーは「品質」「クリンリネス」「サービス」をこだわっている。新鮮さに保つためにイン&アウトバーガーでは冷凍庫や電子レンジがない。クリンリネスとサービスを維持できるよう人財管理(ピープル・マネージメント)も徹底している。その一方でファストフード店ではスタッフ給与も高い。現場スタッフは時給10ドル〜で、店長になると年収は12万ドル以上となるのだ。
 イン&アウトバーガーはグラスドアの「最も働きやすい企業トップ50社」に今後もランクインされることだろう。


イン&アウトバーガー300店舗目のグランドオープニングを伝えるTVニュース。メディアにほとんど登場することのないリンジー・スナイダー氏も駆けつけ、TVインタビューに答えている。彼女の資産は約5億ドル(約600億円!)と言われている。  続きを読む
Posted by usretail at 05:02Comments(0)TrackBack(0)その他
2015年01月31日

【ターゲット】、O2Oの成功事例はカートウィール!ウォルマートでさえできていない?


■ここのところターゲットに関するニュースはネガティブなことが多かった。Eコマースに出遅れたことや情報漏えい事件、カナダ事業部の赤字、前CEOの失脚、そしてカナダ市場からの撤退などターゲットにとっては暗い出来事が続いていた。その中にあって大成功していることがある。ターゲットのカートウィール(Cartwheel)だ。カートウィールは、オンライン上でクーポンのように値引きを行うものだ。ユーザーはフェイスブックのアカウントもしくはターゲットのアカウントから登録し、ターゲットが提供する約600アイテムのディスカウントを受ける。ほとんどの商品が5%〜10%の値引き率で、最大で50%引きとなることもある。値引き期間も1日から1ヶ月にも及ぶ。ユーザーは購入したい商品をリストに加え(10アイテムまで)、それらを購入するとき、お店のレジでバーコード(スマートフォンもしくはプリントアウトで提示)をスキャンして、値引きを受ける仕組みだ。カートウィールの同一商品の値引きは期限まで何度も使え、メーカークーポンやターゲットのクーポン、また5%引きとなるレッドカード等の併用も可能となっている。
 カートウィールのページでは、カートウィールのディスカウントで累計1.8億ドル(約210億円)値引きした実績を掲載している。大手チェーンストアではスマートフォンを使っているお客の多くがウェッブサイト経由で店にいく動線となっている。一方、ターゲットは、75%がカートウィールのアプリ経由となっているのだ。ターゲットでは一般的な顧客に比べカートウィールユーザーの来店頻度が30%近くも高くなっていると明かしている。

トップ動画:ターゲットのカートウィール(Cartwheel)動画。ユーザーは購入したい商品をリストに加え(10アイテムまで)、それらを購入するとき、お店のレジでバーコード(スマートフォンもしくはプリントアウトで提示)をスキャンして、値引きを受ける仕組みだ。同一商品の値引きは期限内なら何度も使え、メーカークーポンやターゲットのクーポン、レッドカードの5%ディスカウントの併用も可能となっている。  続きを読む
2015年01月30日

【ホールフーズ】、カキなど養殖貝類も独自基準!「こだわり」がないので基準で販促?

150130シーフード@ホールフーズ
■ホールフーズは29日、カキや貝柱などの養殖貝類に対して新たな基準を設けることを発表した。ホールフーズは第三者機関による監査で基準にあった貝類には「責任ある養殖(Responsibly Farmed)」ロゴをそえて販売するとしている。養殖貝類の基準対象には農薬使用の有無や水質のモニタリング、漁場環境・海洋保護の取り組み、海底の沈殿物、漁場から店までのトレーサビリティまで含んでいる。中でも養殖場の底部に堆積した沈殿物の検査は、特にユニークな基準となっている。十分な流れがないところで過密状態で養殖すると、有毒な硫化物を発生するヘドロが堆積するのだ。海底部の他の生き物に悪影響を与えないよう、沈殿物まで調査するとしている。ホールフーズでは、カキの需要だけでも過去2年間で10%以上の増加となっており、消費者は需要拡大に伴い貝類に対しても責任ある養殖を求めることになるとしている。
 ホールフーズはこれまで魚介類の資源量や漁獲法や漁獲高、海洋生態系への影響を査定して評価する「漁業資源の持続可能性・格付けシステム(Wild-Caught Seafood Sustainability Ratings)」や、家畜の飼育方法で牛肉や豚肉、鶏肉を格付けする「家畜飼育5段階評価・格付けシステム(The 5-Step Animal Welfare Rating)」、家庭用洗剤を環境への配慮さで格付けする「環境負荷・格付けシステム(Eco-Scale Rating System)」を行なっている。同社は昨年、健康的な食生活を提案する食品格付けシステム「健康はココから始まる・格付けシステム(Health Starts Here Rating System)」を一部店舗でテストを行っており、青果物と花の生産に関しての格付けシステム「責任ある生産(Responsibly Grown)」は全店で行っている。  続きを読む