2015年04月01日

【アマゾン】、家庭教師などサービス業者のマーケットプレイス!レンタル彼氏もできる?


■ネット通販最大手のアマゾンは30日、ハウス・クリーニングや商品の組み立てなどのサービス業者を紹介するマーケットプレイス「アマゾン・ホーム・サービス(Amazon Home Service)」を始めた。約700種類にわたる専門サービスを提供するアマゾン・ホーム・サービスは、ニューヨークやロサンゼルスなど41都市で選ばれた専門サービス業者のみを招待制で行われている。業者サービスには白物家電の取り付けや修理、配管や掃除などの「ホームインプルーブメント」、BBQグリルの設置など屋外サービスの「芝生と庭園」、車の修理やカーステレオ設置の「自動車」、テレビの取り付けやスマートフォン修理、コンピューターウィルスの除去などの「コンピューター&エレクトロニクス」、語学やヨガ、音楽レッスンなどの「家庭教師」、ヤギの放牧による雑草除去や家の引っ越しサービス、インテリアデザインなど「その他」のジャンルから選択できるようになっている。変わったところではサーカスや大道芸で行われる空中演技のシルク・エアリエルの教師派遣もある。業者の選定では過去の犯罪歴などがチェックされ、必要なライセンスや保険に加入していることが求められている。また、ユーザーがサービスを購入した日に、同じサービスやより安い業者を見つけた場合、30日以内にアマゾンに通知すると、確認のうえで安い料金にマッチングする「プライスマッチ」も行う。購入されたすべてのサービスは「アマゾン幸せ保証(Amazon Happiness Guarantee)」で保証され、サービスに満足できなかった場合はやり直しや料金の払い戻しを請求できるという。

トップ動画:ハウス・クリーニングや商品の組み立てなどのサービス業者を紹介するマーケットプレイス「アマゾン・ホーム・サービス(Amazon Home Service)」の紹介動画。  続きを読む
Posted by usretail at 03:33Comments(0)TrackBack(0)Eコマース
2015年03月31日

【ウォルグリーン】、オムニチャネルショッパーは実店舗のみの顧客に比べて6倍の儲け?

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■大手チェーンストアのオムニチャネル化が進む中、ホームデポなど業績に大きな成果を上げている企業も少なくない。全米に8,200店以上を展開するウォルグリーンもオムニチャネル化を推進した企業だ。ウォルグリーンは3マイル(4.8キロメートル)商圏で国内人口の3分の2をカバーしている。同社はコンビニエンス性を増した結果、アメリカの63%の家の近くに出店できたのだ。同社はさらに利用のしやすさを増すため、インチ(2.54センチメートル)単位で顧客に近づいている。つまりモバイル展開に積極投資したのだ。モバイル展開とはウォルグリーンのスマートフォン・アプリだ。アプリを積極的にアップデートし利便性を増したことで、より顧客に近づくことができたという。その結果、モバイルからのアクセスが上昇し、2009年は1%以下だったモバイルアクセスが、2014年は60%の顧客がスマートフォンを使いアクセスしているという。スマートフォンなどモバイルからのアクセスが増加したことで、ウォルグリーンはモバイルショッパーの威力を目にすることになった。同社の調査によると、実店舗とパソコン経由でウォルグリーンのオンラインストアで買い物をする顧客は、実店舗のみ買い物をする顧客と比べると3.5倍の支出となった。さらに興味深いことに実店舗とオンラインストア、モバイル(アプリ)を使うオムニチャネルショッパーは実店舗のみの顧客に比べて6倍の支出となるのだ。
 ウォルグリーンのアプリにはスキャニングによる処方箋のリフィルオーダーや処方箋履歴、ポイントカードのバランスリワードの履歴と管理、チラシにある電子クーポン処理など多彩な機能を満載している。薬剤師とライブチャットの機能に昨年末にはテレヘルス(遠隔医療)のMDライブ(MDLive)と提携し、ユーザーと医師をビデオでつなぐテストも始めた。
 ウォルグリーンではユーザーと接する面を実店舗以外にも増やすことで売上を伸ばしているのだ。

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同社の調査によると、実店舗とパソコン経由でウォルグリーンのオンラインストアで買い物をする顧客は、実店舗のみ買い物をする顧客と比べると3.5倍の支出となった。さらに興味深いことに実店舗とオンラインストア、モバイル(アプリ)を使うオムニチャネルショッパーは実店舗のみの顧客に比べて6倍の支出となるのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 03:56Comments(0)TrackBack(0)ドラッグストア
2015年03月30日

【オムニチャネル】、実店舗とオンラインストアの価格差でまだシームレス化されてない!

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■「オムニチャネル・リテイリング(Omni Channel Retailing) 」では、チャネル全方位型のオムニチャネルと並んで必ずセットで出てくる英語表現がある。シームレス(seamless)だ。シームレスとは「継ぎ目のない」という意味で、複数のチャネル間の敷居の高さを同じにし、ユーザーはあたかも同じサービスを利用しているかのように実店舗やオンライン、モバイル上でのサービスを利用することができる、という意味だ。ただ、この説明だけでは解決しない問題がある。価格だ。オンラインも実店舗の価格も同じにすることが、求められているのだ。
 コンサルティング企業のアクセンチュアは25日、オムニチャネル・ユーザーと小売チェーンとの間に大きなギャップがあることを示唆する調査結果を発表した。約750人のユーザーを対象に調査をした「継ぎ目のない小売業(Seamless Retailing)」によると、ユーザーの82%がオンラインストアと実店舗の商品価格が同一であることを求めている。昨年の調査では69%であり、オンラインストアと実店舗の価格差がないことがより一層望まれているのだ。一方、同社が32のチェーンストアを調査したところ、実店舗とオンラインストアの価格が同じだったケースは34%のみだった。ユーザー調査では実店舗がネット上に適切にオンラインストアをもっていなかったり、価格も不透明である場合、顧客が他のオンラインストアに流れることも示している。営業時間外で実店舗にいけない場合、15%のユーザーは他のオンラインストアで買い物をするとしている。こちらも昨年の調査結果の9%から上昇傾向にある。
 ところでオンライン、モバイル、実店舗のうち、買い物体験で最もアップグレードが必要だったところはどれかわかるだろうか?

トップ画像:アクセンチュアの調査では、オンライン、モバイル、実店舗のうち、買い物体験で最もアップグレードが必要なのは実店舗となっている。42%が欠品の注文を求めており、28%は無料Wi-Fiを望んでいる。
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Posted by usretail at 03:35Comments(0)TrackBack(0)Eコマース
2015年03月29日

【ディックス】、オムニチャネルで売上増!アスレジャー浅田舞ブランドはクラブもOK?

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■ディックス・スポーティング・グッズは全米に約600店を展開する全米最大のスポーツ用品チェーンストアだ。同社は「総合スポーツ用品店(full-line sporting goods retailer)」との名称を1年前から「総合オムニチャネル・スポーツ用品店(full-line omni-channel sporting goods retailer)」と変更した。決算時に発表される「既存店・売上高(same-store sales)」も「オムニチャネル既存店・売上高(omni-channel same-store sales)」と表記している。オムニチャネル化を進めたことにより、オムニチャネルが既存店の成長を下支えしているのだ。直近の四半期決算によると、Eコマース売上は全体の15%近くにも達している。
 ディックス・スポーティング・グッズが15日発表した第4四半期(11月〜1月期)決算では売上高が21.6億ドルと前年同期から11%の増加となった。純利益は1.6億ドルとなり、前年同期から12%の増加だった。既存店・売上高前年同期比は3.4%の増加。前年同期は同7.3%の増加だった。部門別では46州に603店を展開するディックス・スポーティング・グッズの既存店ベースは3.8%の増加。一方、29州に78店を展開するゴルフ専門店のゴルフギャラクシーは同7.1%の減少となった。Eコマース売上高は前年同期から30%以上増加し売上全体の14.4%となった。
 通年ベースでは売上高が前年比10%増の68.1億ドル、純利益は同2%増となる3.4億ドルだった。通年dの既存店ベースは2.4%の増加となった。なお、Eコマース売上高は28%増加し、売上全体の9.2%を占めている。前年は7.9%だった。
 同社はディックス・スポーティング・グッズとゴルフギャラクシーの他、アウトドア専門店の「フィールド&ストリーム(Field & Stream)」を10店(5州)を展開している。  続きを読む
Posted by usretail at 03:55Comments(0)TrackBack(0)その他
2015年03月28日

【ヘイゲン】、トラブル発生!アバウトなミスでファースト・インプレッションが台無し?

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■カリフォルニア州で無名のスーパーマーケット、ヘイゲン・フード&ファーマシー(Haggen Food & Pharmacy)の出店が南カリフォルニアで加速している。ワシントン州とオレゴン州に18店舗を展開する同社は昨年12月、セーフウェイとアルバートソンズの146店の買収に合意した。セーフウェイとアルバートソンズLLCの合併で連邦取引委員会(FTC)の審査により、両社が売却する傘下スーパー168店舗から9割近くをヘイゲンが得たのだ。ヘイゲンはこの買収により、カリフォルニア州の83店舗(アルバートソンズ55店、ボンズとパビリオン28店)、アリゾナ州10店舗(アルバートソンズ7店、セーフウェイ3店)、ネバダ州7店舗(アルバートソンズ3店、ボンズ4店)、オレゴン州20店舗(アルバートソンズ16店、セーフウェイ4店)、ワシントン州26店舗(アルバートソンズ18店、セーフウェイ8店)を展開することになり、既存の18店舗(ファーマシー16ヵ所)と合わせて、5州で164店舗(ファーマシー106ヵ所)を運営するリージョナル・スーパーマーケットとなる。
 サンディエゴ郊外カールスバット地区のアルバートソンズは3月11日、ヘイゲンに改装され南カリフォルニア1号店がオープンした。サンディエゴ郡やオレンジ郡、ロサンゼルス郡ではこれまでのところ10店舗が改装されヘイゲンとして開店している。出店地域では「こんにちはヘイゲン。さよならお手間(Hello Haggen. Goodbye Hassle)」と題された4ページカラーチラシも配布されている。このチラシや店内POPには「オープンしたばかりのヘイゲンでは約1,000アイテムの新商品を導入しました。今後1年以内には、地産品やグルテン・フリー食品、オーガニックなど5,000アイテム以上の新商品を加えます。お客様に再度ご来店いただけるよう努力を続けます(Your new Haggen has over 1,000 new items, and we're just getting started. In the next 12 months we will be adding over 5,000 more local, gluten-free, organic and natural. Keep coming back as we continue to improve for you.)」と記されている。
 ヘイゲンの進出が期待されている一方、すでに落胆の声があがっている。近隣居住者オンリーのソーシャルネットワークを展開するネックスドア(Nextdoor)では、南カリフォルニア1号店の価格が思った以上に高いなど、ヘイゲンが期待外れとのコメントが掲載されているのだ。これを報じたサンディエゴのローカル紙によると、同社パシフィック・サウスウエスト部のCEOビル・シャナー氏も価格表示に大きな誤りがあったことを認めている。特にお客の目につきやすい人気商品の価格が高くなっているため、イメージ悪化が避けられないのだ。ローカルのスーパーマーケットが突然、164店舗に店舗数を増やしたことが災いしているとの見方もではじめている。
 ヘイゲンは向こう1ヶ月ほどで、83店舗をカリフォルニア州内で展開することになる。スーパーのスーパー激戦区となる南カリフォルニアで、ファースト・インプレッションを誤ると後々尾を引くことにもなる。多店舗出店だからこそ、慎重な出店が期待されているのだ。

トップ画像:ヘイゲン南カリフォルニア1号店で表示されたPOPには「オープンしたばかりのヘイゲンでは約1,000アイテムの新商品を導入しました。今後1年以内には、地産品やグルテン・フリー食品、オーガニックなど5,000アイテム以上の新商品を加えます。お客様に再度ご来店いただけるよう努力を続けます」とある。  続きを読む
2015年03月27日

【ヘルス&ウエルネス】、食品業界が訴求するフリーフロム!第3の食品マーケティング?

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■アメリカのスーパーに行くとPOPで「〇〇フリー」と書かれていることを目にする機会が多い。「グルテン・フリー(gluten-free)」「ラクトース・フリー(lactose-free)」「抗生物質フリー(antibiotic-free)」「ホルモン剤フリー(hormone-free)」などだ。これらはヘルス&ウェルネスの食品分野で大きなトレンドとなっている「フリー・フロム(free-from)」食品カテゴリーなのだ。「フリー・フロム(free from)」とは「ない」「存在しない」という意味であり、フリー・フロム食品とは原材料からアレルギーの原因となる物質や、(必ずしも科学的に証明されているわけではないが)消費者から健康に悪いと思われている物質を取り除いた食品のことを指す。「非遺伝子組み換え(non-GMO)」食品もフリー・フロム食品のカテゴリーに入る。国際乳製品・調理済食品・製パン協会(IDDBA:International Dairy-Deli-Bakery Association)によると、2013年中に新発売された食品の13%がフリー・フロム食品を謳っており、ヘルス&ウェルネス市場で急成長しているのだ。例えばグルテン・フリーを謳う食品は2014年、382億ドル市場となっており前年から14%拡大した。2011年からは60%近くも増加しているのだ。「非遺伝子組み換え(non-GMO)」食品市場は2014年、100億ドルを突破し、前年から15%も増加している。2011年からは50%の増加だ。アメリカ科学振興協会とピューリサーチセンターが行った調査では、科学者の88%が遺伝子組み換え食品は安全としている一方で、一般消費者は37%しか安全だと認識していない。調査会社NPDグループによると、遺伝子組み換え食品が身体に悪影響を及ぼすと信じているアメリカ人は実に57%に上ると指摘している。10年前の46%から11%も上昇しているのだ。
 その物質が科学的に有害だと証明されているわけではないが、フリー・フロムは付加価値を訴求できる売れる言葉として食品メーカーが積極的に使っているのだ。またフリー・フロム商品が増えることにより、消費者に認識されやすくなり、それが消費者を啓蒙することにもつながっている。アメリカ食品業界では今後もフリー・フロムは注目されるカテゴリーとなる。  続きを読む
2015年03月26日

【トイザラス】、競合対策で店内に遊び場!映画「ビッグ」のFAOシュワルツはどうなる?

150326トイザらス
■トイザラスが19日に発表した第4四半期(11月〜1月期)決算では国内の既存店・売上高前年同期比が1.0%の減少となり、4四半期連続で減少した。玩具店では書き入れ時となる年末商戦の売上が毎年落ちている。競合でネット通販最大手のアマゾンやディスカウンターのウォルマートからの攻勢で売上を奪われているのだ。また、トイザラスは3年連続して減収となっている。ディズニー映画「アナと雪の女王」の大ヒットで昨年の玩具市場は4%増加し180.8億ドルとなったのにもかかわらず、トイザラスは競合にお客を奪われ続けてシェアを落としているのだ。
 2013年10月から同社のCEOとなったアントニオ・アースレイ氏は1年前、再建策「TRUトランスフォーメーション」を発表した。オムニチャネル化を推進するなど4つの柱となる再建策では、コスト圧縮に努めたことで利益率が改善、第4四半期決算で黒字に反転した。通年ベースでも赤字が縮小し、キャッシュフローも大幅に改善したのだ。だが、トイザラスの集客は未だ改善されていない。ウォルマートは年末商戦時、人気玩具をロスリーダーにすることでトイザラスから容赦なくお客を奪っている。アマゾンもトイザラスをショールーム化し、親に玩具をネットから買わせるように仕掛けている。これに対抗するため、CEOのアースレイ氏は24日、投資家を集めた会議にて店舗内で新たなコンセプトをテストすることを発表した。新コンセプトはトイザラスやベビーザラス店内にキッズ専用の「遊び場」を作るということだ。店のオモチャで遊んでもらい、子供たちに忘れられない体験を提供し、実店舗ならではの強みを生かしたいと考えている。また、ベビーザラスでは人員を増強し、ハイタッチなサービスで小さな子を持つ親の買い物体験を向上させる予定だ。
 トイザラスが発表した第4四半期決算では、売上高が49.8億ドルとなり前年同期(52.7億ドル)から5.4%の減少となった。純利益は、値引き販売を控えたことで前年の2.1億ドルの赤字から2.7億ドルの黒字に展開した。粗利益率は前年の28.7%から32.4%と4%近く改善した。既存店・売上高前年同期比は国内が4.5%の減少、海外店も2.2%の増加となった。通年ベースでは売上高が前年比1.5%減の123.6億ドル、純損益は前年の10.4億ドルの赤字から2.9億ドルの赤字に縮小している。国内の既存店・売上高前年比は1.0%の減少、海外店は1.8%の増加だった。Eコマース売上高は前年比6.8%増となる12億ドル。  続きを読む
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2015年03月25日

【ホームデポ】、Eコマース売上5%以下!も来客数の50%が最初にHPにアクセスする?

150325ホームデポ
■営業利益とは本業の儲けを表す数値である。売上高に対する営業利益、つまり売上高営業利益率が高ければ、本業の業績が良いことを意味する。この営業利益率が同社史上、最高となった大手チェーンストアがある。ホームセンター最大手のホームデポだ。同社が先月24日に発表した第4四半期(11月〜1月期)決算では、住宅市場の回復とガソリン価格の低下で純利益が前年同期から36.1%増加し13.8億ドルとなった。売上高は8.3%増となる191.6億ドルだった。既存店・売上高前年同期比は7.9%の増加、国内の既存店ベースも8.9%増となっている。2014年度の通期ベースでは売上高が831.8億ドルと前年から5.5%の増加。純利益は前年同期から17.8%の増加となる63.5億ドルだった。既存店・売上高前年比は、過去最高14年間となった前年から、さらに5.3%の増加となっている。
 ホームデポの2014年度の営業利益率は12.6%となり、前年の11.6%から1%も収益力を増した。住宅バブルで沸いた2002年度〜2006年度の営業利益率をも上回り、同社史上で最大を記録したのだ。営業利益率を最大化させたポイントは営業経費率を抑えながら粗利益率(売上高総利益)を伸ばしたことにある。売上高総利益率が伸ばすということは、営業力の強さを伸ばすか、商品の品質の良さを向上させることになる。ホームデポではEコマースを使い営業力の強さを伸ばした。同社のEコマースの売上高前年比は36%増となり、売上高全体に占めるEコマース売上の割合は前年度の3.5%から4.5%となった。「Eコマース売上は、売上全体の5%以下しかない」と侮ってはいけない。ホームデポの調査によると、オンライン注文の約40%が、商品の受け取り方法をストアピックアップに選んでいる。ホームデポに行き商品をピックアップするだけではない。お店で商品を受けとる5人の一人の割合(約20%)で、他の商品もついで買いしているというのだ。また、オンライン注文の約10%は、お店にいるお客がスマートフォンなどから注文している。ホームデポではこの現象を「拡大した売り場(extended aisle)」と呼んでいる。
 ホームデポのEコマースが営業にいかに貢献しているかは、財務担当上級副社長のリチャード・マクファイル氏の言葉からわかるはずだ。マクファイル氏は3日に行われた投資家を集めた会議にて「Eコマースやアプリなどのデジタルプラットフォームは集客に役立っています。来店客の50%がホームデポ・コムにアクセスしたのちに店に来ているのです(Our digital platforms help our customers prepare for store visits, 50% of store visits we believe are actually begun on the homedepot.com)」と語っている。売上高の5%以下だが、Eコマースが大きな役割を担っているのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 03:57Comments(0)TrackBack(0)ホームセンター
2015年03月24日

【フレッシュ&イージー】、改装店は生鮮品コンビニエンス業態?のために50店舗を閉鎖!

150324フレッシュ&イージー
■フレッシュ&イージー・ネイバーフッドマーケット(F&E)は20日、50店舗を閉鎖することを発表した。同社CEOのジム・キースがYouTubeビデオで語ったところによると、4月3日までに南カリフォルニアに展開するF&E店舗のうち30店舗をスクラップという。閉鎖理由とし「生鮮品を強化したコンビニエンスストア(fresh-food convenience store)」に今後、改装していくことを上げ、効率的な集中投資ができるように、基準に達しない店舗を閉鎖するという。なお、このYouTubeビデオをすでに消去されている。F&Eはカリフォルニア州、アリゾナ州、ネバダ州に約160店を展開しており、今回のスクラップ案により店舗数は110店舗となる。閉鎖する店舗の中には、ロスアンゼルス・ダウンタウンから南へ約5キロのフードデザート地区に5年前オープンしたF&Eも含まれている。生鮮食品の入手が困難な地域に出店したとき、カリフォルニア州前知事のアーノルド・シュワルツェネッガー氏は「フレッシュ&イージー・ネイバーフッドマーケットのような企業が我々のコミュニティーに投資をしていただけるのは大変すばらしいことです(it is great to see a company like Fresh & Easy Neighborhood Market investing in our communities)」と称賛のコメントを送っていた。

トップ画像:4月3日までに閉鎖となるF&Eコスタメサ店。ウォルマート・ネイバーフッドマーケットもしくはターゲット・エクスプレスなどが、閉鎖されるF&Eを狙うだろう。  続きを読む
2015年03月23日

【ユーチューバー】、若いほど影響力が大!ユーチューバーで育った子供が大人になる頃?


■ユーチューバー(YouTuber)とは、動画共有サイトのYouTube上にて自作の動画を投稿し、広告収入を得ている人たちだ。テレビ番組やテレビコマーシャルでもユーチューバーが出演したり、取り上げられることが増え、ユーチューバーも広く知られ市民権を得てきている。ユーチューバーはアメリカでテレビや映画にでる芸能人以上の影響力を持っているのだ。特に若い層はユーチューバーの影響を受けやすい。ディファイメディア社は、13歳〜24歳はテレビや映画に出演する芸能人よりユーチューバーに影響されるとの調査結果を発表した。特定の製品やブランドを試すかどうかを聞いたところ、18歳〜24歳ではテレビや映画スターの影響力が49%と過半数を下回ったのに対してユーチューバーの影響力は62%となっている。また、14歳〜17歳でもテレビや映画スターの影響力は47%に対してユーチューバー影響力は63%となっている。若いほど芸能人よりユーチューバーの影響力が大きく、13歳ではテレビや映画スターの影響力が43%だったのに対して、ユーチューバーは62%となった。
 ユーチューバーは芸能人と違って親しみやすく自分と重ね合わせやすい。等身大であるユーチューバーはテレビや映画スターより信頼できる存在なのだ。

トップ動画:おてんば3姉妹によるおもちゃや知育菓子の紹介チャンネル「かんなあきらChannel」の「アンパンマンいっしょにトントン大好きお料理ショー」。昨年11月のアップだが、再生数は2,300万回以上となっている。1万円近くするオモチャだが、可愛いユーチューバーの影響で売れているようだ。  続きを読む
2015年03月22日

【ホールフーズ】、フードデザートに移動スーパー!崇高な精神と理念がないと成立しない?

150322マイストリートグローサリー
■フードデザート(food desert)は、生鮮食品の入手が困難になった地域を指す。生鮮品の入手が困難な一方で、多くの場合ファストフード店が立ち並んでいるのだ。高カロリーな加工食品は簡単に入手できるため、フードデザート地区にすむ住民の健康は悪化する傾向にある。アメリカでは2,350万人がフードデザート地区に住んでいるといわれている。
 フードデザートの問題を取り組むために移動式の生鮮食品店を思いついたのが当時ポートランド大学の生徒だったアメリア・ペープさんだ。彼女は仲間とともに生鮮食料品の移動販売店をオープンするため、クラウドファンディングのキックスターター(Kickstarter)で2012年1月に開業資金を募ったのだ。生鮮食品が不足する地区での移動販売プロジェクト「フォーク・イン・ザ・ロードマーケット(Fork in the Road Market: Get Mobile!)」には1.3万ドル近くの資金を集まった。この資金から2012年5月、ベーカリー用のトラックを改装した移動スーパーを開業、オレゴン州ポートランドのフードデザート地区で「マイ・ストリート・グローサリー(My Street Grocery)」を始めたのだ。当初は週4日(午前10時〜午後2時)、1日4時間のオープンでのテストを行っていた。
 開業から間もなくアメリアさんは地元の病院からも支援を得るようになる。生活習慣病を治すには普段の食生活を見直さなければならない。糖尿病など生活習慣病を患う患者には栄養価の高い生鮮品が必要なのだ。病院側は寄付資金を拠出して、マイ・ストリート・グローサリーで食品と交換できるバウチャー(15ドル分の食料品券)を患者に配布するようになったのだ。さらに彼女はホールフーズにも協力を要請した。マイ・ストリート・グローサリーの目的はホールフーズの理念と重なる。そのため、ホールフーズから食料品の提供を受けると同時にアメリカ・ペープさんはホールフーズの「フードアクセス・コーディネーター」として正式に社員となったのだ。
 ホールフーズとアメリアさんは動物園で使われていたトロリーバスを入手し、移動スーパーに改造した。マイ・ストリート・グローサリーは現在、オーガニック生鮮品の他にホールフーズのプライベートブランド「365」を販売している。ポートランド地区のフードデザートで食料品を販売するだけでなく栄養価の高いレシピなど啓蒙活動も行っている。

トップ画像:フードデザート地区の移動スーパー「マイ・ストリート・グローサリー」。フェイスブックにもベーカリー用のトラックを改装した以前の移動スーパーなど多くの画像を見ることができる。


オレゴン州ポートランドの地元ニュースが伝えるマイ・ストリート・グローサリー。  続きを読む
2015年03月21日

【ウィリアムズ・ソノマ】、Eコマースが600店の売上高を超えた!A/Bテストは投資?

150321ウィリアムズ・ソノマ
■家庭用品小売り大手ウィリアムズ・ソノマは昨年の2月〜4月期(第1四半期)で初めてEコマース売上が北米等に展開する店舗売上を抜いた。同社が18日に発表した決算では、通年でもEコマースが店舗売上を上回った。第4四半期(11月〜1月期)売上高は前年同期比5.2%増の15.4億ドルだった。Eコマース売上高は同9.0%増加の7.70億ドル。一方の小売売上高は同5.2%増となる7.72億ドルだった。四半期ベースでは直販と店舗売りの比率は49.9%と50.1%となっている。純利益は1.47億ドルと前年同期比9.9%の増加。既存店・売上高前年同期比は5.1%の増加となった。ブランド別既存店ベースでは、高級調理器具販売の「ウィリアムズ・ソノマ(Williams-Sonoma)」が2.8%の増加となり6四半期連続で増加している。インテリア用品の「ポッタリー・バーン(Pottery Barn)」は2.9%増、キッズ用インテリアの「ポッタリー・バーン・キッズ(Pottery Barn Kids)」は2.7%増、ティーン用インテリア「PBティーン(PBteen)」は3.0%、コンテンポラリー家具の「ウエスト・エルム(West Elm)」は19.6%増だった。
 通年では売上高が7.1%増となる47.0億ドル。Eコマース売上高は23.7億ドルと全体の50.5%となり、通年は初めて店舗売上高(49.5%)を上回った。純利益高は前年比10.8%増となる3.1億ドルだった。既存店・売上高前年比は7.1%の増加。ウィリアムズ・ソノマは北米を中心に601店を出店している。  続きを読む
2015年03月20日

【ターゲット】、7万品目にも及ぶプライベートブランド商品の返品期間が1年間へ延長?

150320カスタマーサービス@ターゲット
■ターゲットは18日、同社のプライベートブランド(PB)商品や専売品の返品期間を1年間に延長することを発表した。同社のPB商品や専売品は、食品で「アーチャーファーム(Archer Farms)」や「シンプリーバランス(Simply Balanced)」、アパレルやアクセサリーの「メローナ(Merona)」「チェロキー(Cherokee)」「モッシモ(Mossimo)」、スポーツウェアの「C9・バイ・チャンピオン(C9 by Champion)」、マタニティの「リズ・ラング(Liz Lange)」、生活用品の「アップ&アップ(up & up)」、ベビー用品の「サーコ(Circo)」など32ブランド。約7万品目のPB商品の返品期間がこれまでの90日間から365日間に延長される。また、出産祝いの「ベビー・レジストリー」や結婚祝いの「ウェディング・レジストリー」、入学祝の「カレッジ・レジストリー」のギフトレジストリーは、商品すべての返品期間が1年間となる。返品条件として購入時のレシートが必要となるほか、ギフトレジストリーの場合は新品同様で開封されていないこととなっている。また、ターゲットが期間限定で有名デザイナーと提携したコラボ商品については、返品期間が14日間のままとなる。ターゲットは4月19日からファッション デザイナーのリリー・プリッツァー氏とコラボした「リリー・プリッツァー・フォー・ターゲット(Lilly Pulitzer for Target)」を発売する予定だ。
 競合ウォルマートの返品期間は90日間(場所によっては30日間)、ネット通販最大手のアマゾンの返品期間は30日間となっている。ターゲットは同社PB商品の返品条件を緩めることで競合に対して競争力を高めようとしている。

トップ画像:ターゲットのカスタマーサービス。返品をするお客でいつも賑わっている?  続きを読む
2015年03月19日

【ウォルマート】、セービングキャッチャーで差額分が返金!チラシ比較はもう必要なし?

150319セービングキャッチャー@ウォルマート
■ウォルマートのセービングキャッチャー(Savings Catcher)は実際、どのように使われるのだろうか?
 セービングキャッチャーとはウォルマート価格より下回った競合店の価格から、差額分を自動的にキャッシュバックするアプリ。ユーザーはウォルマートで買い物したレシートのバーコード(もしくはTC番号を手入力)かQRコードをスキャニングするだけで、72時間以内にeレシートに差額分を表示してくれる。比較される競合店は、ユーザーの地域にあるクローガーやセーフウェイ、ターゲット、ウォルグリーンなど大手チェーンストアだ。競合店のチラシにあるセール商品と比較して差額分をユーザーのeレシートに自動的に反映させる。アプリにあるセービングキャッチャーをみるだけで、これまでの買い物からたまった差額分を確認することができるのだ。貯まった差額分を還元する場合も簡単だ。ユーザーは還元ボタンをクリックするだけで貯まった返金分をeギフトカードでメールで知らせくれるのだ。
 今日は「使える!セービング・キャッチャー」事例を画像とともに説明する。視察時にはセービングキャッチャーのアプリで買い物レシートを実際にスキャニングしてもらった中から、セービングキャッチャーの返金の仕組みを解説する。

トップ画像:ウォルマートで買い物をした後にセービングキャッチャーでレシートのQRコードをスキャニングする視察参加者。ウォルマートのコカ・コーラ価格(1ドル)よりアルバートソンズ(88セント)が安かったことで12セントの返金となった!  続きを読む
2015年03月18日

【ターゲット】、オムニチャネル化が進めば凋落する企業が増える!なぜなら昔頭だから?

150318ターゲット
■ターゲットCEOのブライアン・コーネル氏は3日、同社の成長戦略で20億〜22億ドルの設備投資費のうち10億ドル以上をIT物流などのインフラにむけることを発表した。同社が13日に証券監督官庁(SEC)に提出したアニュアルレポート(年次報告書)によると、昨年度の設備投資の合計は約18億ドル(約2,100億円)。前年度から5%の減少となっている。内訳をみるとITと物流、その他の設備投資費は昨年度、13億ドルとなり前年度から22%増加した。国内売上高の1.8%となっている。次に新規オープンなど新店の設備投資費は4億ドルで同29%の減少だ。店舗改装や増床などの設備投資は1億ドルで同65%の減少となっている。ターゲットの国内店舗数は1,790店となり、前年度の1,793店から3店舗減少している。昨年度は16店舗を新規オープンしたものの、19店舗を閉鎖したからだ。今年度は15店舗の出店を計画しており、そのうち8店舗はターゲット・エクスプレスとなる。ターゲット・エクスプレスは500坪〜600坪の小型店で、プチ生鮮売り場「Pフレッシュ」を導入した通常のディスカウントストア(Expanded food assortment stores)5分の1のサイズ。小型店の開店にかかるコストは通常店よりも軽くなるため、今年度は新規出店による設備投資はさらに圧縮することになる。一方で、ターゲットはオムニチャネル化を進めるためIT投資は積極的に行っていく。
 ターゲットに限ったことではないが「出店控えてIT投資」のトレンドはしばらく続くだろう。  続きを読む
2015年03月17日

【コールズ】、新ポイントカード!イエス2ユーリワードはオムニチャネルで女性に人気?

150317コールズ
■以前、テレビ番組に「クイズ100人に聞きました」があった。一般人100人に対して行ったアンケートを設問にして、その結果を推測して回答するクイズ番組だ。例えば「女性100人に聞きました。答えは5つあります。結婚を断る理由は?」など、設問に答えていく。それでは、ここで問題。「1,000人のアメリカに住んでいる女性に聞きました。答えは10あります。いつも買い物する好みのアパレルストアは?」に答えらえるだろうか?
 証券会社パイパー・ジャフレイが1,000人以上の女性に行った最近の調査によると、最も買い物しているアパレルストアにコールズが選ばれた。コールズが12%で2位のメーシーズを大きく引き離しダントツとなっているのだ。3位はJCペニーとウォルマート、5位はアマゾン、6位はターゲット、7位はTJマックスとオールドネイヴィー、9位はシアーズ、10位はリーバイスとなっている。この調査は春と秋に行われており、コールズは2013年の秋から4回連続で1位となっている。また、2位以下を引き離して独走状態なのだ。アパレルストアに限らず、買い物する店でも3回にわたって連続2位を維持している。なお1位はアマゾンとなっている。
 以前、「ウォルマートで食品を購入している主婦は、いったいどこで衣料品を購入しているのだろうか?」とクイズを出題した。答えは、49州に1,162店を展開するコールズだ。では、なぜコールズが女性に支持されているのか、わかるだろうか?  続きを読む
2015年03月16日

【アップルストア】、SC裏番長!既存アップルストアではアップルウォッチは普及せず?

150316アップルストア
■モールなどのショッピングセンターでは10年前まで、デパートメントストアが集客力のあるキーテナントと相場が決まっていた。デパートメントストア業界の再編とEコマースの台頭でデパートメントストアは以前ほどの核テナントとしての輝きがない。ショッピングセンター側もEコマースと競合しやすい物販店を避ける傾向があり、体験などを販売するサービスに注力しつつある。核テナントは映画館や郵便局、学校、図書館、託児所、オフィス、ジム、トランポリン施設と多様化が進んでいる。一方で、物販でも小スペースながら抜群な集客力を誇るテナントがある。アップルストアだ。デパートメントストアはSCないで広いスペースをとるためリーダーとして分かり易い。デパートメントストアがSCの番長とすればアップルストアは裏番長となっている。
 アップルストアの1平方フィート(約30cm×30cm)当たりの売上高は他の小売企業を上回る数字を記録し続けている。調査会社eマーケッターの最近の調査によると、アメリカ国内に265店舗展開するアップルストアの1平方フィート当たりの売上高は4,798.82ドルとダントツだ。調査会社によりこの数値はまちまちだが、一貫しているのは坪売上高でアップルストアが他を圧倒している点だ。売上高の高さは集客数の多さに比例する。人気のアイフォンを販売するアップルストアは高い集客力を誇っているのだ。ショッピングセンターにテナント出店しているアップルストアは、この高い集客力を交渉の武器に賃料を低く抑えている。アップルストアの賃料は1平方フィート当たり売上の2%以下にしている。SC側は抑えられた賃料を他の小テナントに転換させている。アップルストアのモール出店は、小テナントの負担になっているのだ。
 アップルは9日、腕時計型ウェアラブル端末の「アップルウォッチ」を発表した。最も安いスポーツモデルでも349ドルとなり、ファッションアイテムとなる最上位モデルの「アップルウオッチ・エディション」は1万ドルだ。新製品の価格帯が上がるためアップルストアの坪売上高もさらに上昇する可能性が高い。アップルストアが売上を増し集客力を増すほど、ほかの小テナントが高い賃料を払うことにもなるのだ。  続きを読む
2015年03月15日

【ハビットバーガー】、コンシューマーレポート誌「全米一美味い」で既存店が13.2%増!

150315ハビットバーガーグリル
■ハビットバーガー・グリル(Habit Burger Grill)を展開するハビット・レストランは10日、上場後初となる四半期決算を発表した。13週間となる第4四半期(10月〜12月期)の売上高は4,840万ドルだった。14週間となった前年同期の売上高は3,550万ドル。1週間の売上高(250万ドル)を差し引いても32%の増加となった。純利益は牛肉やその他の原材料の費用増にIPO(新規株式公開)コストが響いて前年同期の140万ドルから60万ドルと減少した。既存店・売上高前年同期比は客数が7.7%の増加で客単価も5.5%増となり、二桁増となる13.2%となった。既存店ベースの増加は44四半期連続となっている。通期では前年度(53週間)の1.2億ドルから2014年度(52週間)が45%の増加となる1.7億ドルとなった。純利益は7,550万ドルと前年から31%の増加となった。既存店・売上高前年比は10.7%の増加だった。前年は同3.6%の増加。
 カリフォルニア州サンタバーバラに1969年創業したハビット・バーガー・グリルはカリフォルニア州に96店、アリゾナ州とユタ州それぞれに6店、ニュージャージー州に1店を直営で展開しており、カリフォルニア州にあるフランチャイズ店を含めて合計で110店となっている。ハビット・レストランは昨年11月25日、2,000店舗展開を目標にナスダック市場に上場した。
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2015年03月14日

【アルタ・ビューティ】、既存店が二桁増Q4!ウチはスーパーなので化粧品屋はスルー?

150314アルタビューティ
■美容品&サロンチェーンのアルタ・ビューティが12日、四半期ベースの売上高で初めて10億ドルを突破した第4四半期(11月〜1月期)決算を発表した。売上高は前年同期の8.7億ドルから21%増加して10.5億ドル。純利益は前年の7,070万ドルから23%増となる8,700万ドルとなった。既存店・売上高前年同期比は、ヘアカットやブロウ、カラーリング、メーキャップなどを提供するサロン・サービスの既存店ベースが11%の増加となり、物販を合わせた店全体では8.8%の増加となった。物販ではカラー化粧品が牽引し、1,500万人以上の会員を集めたポイントカードのアルタメイト・リワード(ULTAmate Rewards)プログラムも奏功、年末商戦のTVコマーシャルも貢献し売上を押し上げた。二桁の増加が続いているEコマース売上も55.2%増加し、実店舗とEコマースを合わせた既存店・売上高前年同期比は11.1%と3年ぶりに二桁増となった。Eコマース売上は売上全体の4.6%を占めている。なお、実店舗とEコマースを合わせた既存店ベースの前年同期は9.2%の増加だった。
 通期では売上高が32.4億ドルと前年比21%の増加、純利益は前年比27%増となる2.57億ドルとなった。Eコマース売上を含む既存店・売上高前年比は9.9%の増加。サロンの既存店ベースが9.5%増となり、Eコマースを含まない既存店ベースは8.1%の増加だった。280坪の売り場に2万品目の化粧品等を扱う1990年創業のアルタ・ビューティは、47州に774店舗を展開しており、今年度中も100店舗のオープンを予定している。同社2017年までには1,000店舗展開の目標を掲げている。

トップ画像:アルタ・ビューティのサービス部門の「ザ・サロン」。ヘアカットやブロウ、カラーリング、メーキャップなどが牽引しサロン・サービスの既存店ベースは11%の増加だ。生鮮品を扱っている読者のみなさん「なぜ、この店のサロン部門が伸びているのだろうか?」と考えられるだろうか?  続きを読む
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2015年03月13日

【アバクロ】、顧客離れが進むQ4!ハードなゲイCEOのシンボルがフォッー・セール?

150313Gulfstream G550
■アバクロンビー&フィッチが4日に発表した第4四半期(11月〜1月期)決算では、ロゴを削減したことで売上が低迷、減収減益となった。純利益は4,440万ドルと前年同期から約33%の減少となった。年末商戦中は在庫コントロールを行ったことで粗利益率が60.9%と前年の59.0から1.9%増加したものの、一般販売管理費やマーケティングコストが上昇、減損処理も膨らみ利益を圧迫した。売上高は11.2億ドルと前年同期の13.0億ドルから13.8%の減少。既存店・売上高前年同期比はロゴの廃止を受け10%の二桁減となった。国内の既存店ベースは6%減、海外店の既存店は17%の減少となった。ネット通販ビジネスを含んだブランド別の既存店ベースではアバクロンビー&フィッチが9%減、アバクロンビー・キッズが6%減、ホリスターは11%の減少となっている。
 通期では売上高が9%減となる37.4億ドルとなり、純利益も5%減となる5,200万ドルとなった。既存店・売上高前年比は8%の減少。国内は同6%、海外店は12%の減少。
 同社では20年余りトップを務めていたマイク・ジェフリーズ氏が昨年12月をもって辞任したことで、CEOを探している。

トップ画像:企業のプライベートジェット機として知られるガルフストリームG550。ビジネスジェットの代名詞であり、G550はハイエンド機として知られている。航続距離は1.25万キロメートルで成田空港〜ニューヨーク間を無着陸で飛行できるのだ。マイク・ジェフリーズ氏がCEOを辞任したことで、アバクロジェットが8割引きで売りに出されている。ちなみにロゴは入っていない。  続きを読む
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2015年03月12日

【ウォルマート】、商品に女性所有ロゴ?世界的大企業だからこそ女性からの共感が必須!

150312女性所有ウォルマート
■日本マクドナルドの創業者である藤田田氏の著書「ユダヤの商法」には、「ユダヤ商法に商品はふたつしかない。それは女と口である」と書かれている。ユダヤ商法とは女性相手の商売と、食品など口に入れるものを扱うことだ。女性相手の商売とは以前なら指輪やネックレス、それにブランド高級バッグ等から美容やエステまで、女性が好む商品やサービスを取り扱いなさいということになる。だが、女性が共感を覚えるコトにも、女性を狙うことにもつながる。
 ウォルマートは11日、小規模ビジネスを営む女性起業家など、女性所有企業からの商品に「女性所有(Women Owned)」ロゴを付けることを発表した。女性所有企業とはアメリカ国内で定義されているもので「経営トップが女性」「株式の半分以上を女性が所有」という2つの条件を満たしている企業のことを指す。「女性の歴史月間(Women's History Month)」となる3月に発表された女性所有ロゴは、女性所有企業が提供する商品を集めた特設サイトが設けられているほか、6つの商品が店やオンラインストアでフューチャーされる。ウォルマートは2011年9月、女性の成長や経済的自立支援に関する取り組み「グローバルな女性への経済支援(Global Women’s Economic Empowerment)」を始めた。今回の女性所有の商品ロゴはその一環となっている。ウォルマートによると、女性所有企業はアメリカ経済に1.3兆ドルも貢献している一方、女性が消費財における購買決定権の8割を握るといわれている。
 ウォルマートは女性起業家などを経済的に支援していきながら、それに共感する女性客を味方に取り込もうとしている。女性所有ロゴはウォルマート版「女を狙え」となるのだ。

トップ画像:ウォルマートと「女性所有(Women Owned)」ロゴ。  続きを読む
2015年03月11日

【ショッピングセンター】、全米最大が第3位に買収案!買い物体験が向上していくだけ?

150311サンタモニカプレイスSC
■ショッピングセンターを展開するサイモン・プロパティ・グループは9日、同業のメイスリッチに負債を含め約224億ドルの買収を提示したことを発表した。買収が成立すればメイスリッチの株主は現金と株式交換で1株当たり91ドル相当を受け取ることになる。内訳は50%が現金、残りはサイモン株との交換となる。買収額となる1株当たり91ドルはサイモン社が昨年11月19日にメイスリッチの3.6%株の取得を明らかにした前日の終値69.88ドルから約30%高い。
 サイモンはリージョナルショッピングセンターなどモールを運営する不動産投資信託会社(REIT)として全米最大。サイモンが所有するショッピングセンターではカリフォルニア州トーレンス地区にあるデルアモ・ファッションセンターSCやネバダ州ラスベガスのフォーラムショップスSCなどのスーパーリージョナルSCやリージョナルSCなど109ヵ所、ニューヨーク州セントラルバレーのウッドベリーコモン・プレミアムアウトレットSCやラスベガス・ダウンタウンのラスベガス・プレミアムアウトレット・ノースSCなどアウトレットSC68ヵ所、イリノイ州シカゴ郊外にあるガーニーミルズSCやカリフォルニア州オンタリオのオンタリオミルズSCなど2007年に買収したミルズ系SC13ヵ所、さらにライフスタイルセンターやコミュニティーSCなど17ヵ所を国内に展開している。日本の御殿場プレミアム・アウトレットSCや佐野プレミアム・アウトレットSCなど海外にも21か所で展開している。一方、カリフォルニア州サンタモニカに本部があるメイスリッチは業界3位。同社は5年前に2.65億ドルをかけて改装したサンタモニカプレイスSCなど西海岸を中心に51ヵ所のモールと、8ヵ所のパワーセンターを展開している。
トップ画像:5年前に2.65億ドルをかけて改装したサンタモニカプレイスSC。  続きを読む
2015年03月10日

【ターゲット】、節約術指南サイトでカートウィール人気!問い続けないと思考はにぶる?

150310ターゲット・カートウィール
■アメリカには「クーポンママ(CouponMom)」「クレージークーポンレディー(TheKrazyCouponLady)」「クーポンカップル(TheCouponingCouple)」などクーポンを使った節約術指南サイトがある。節約術指南サイトで昨年から人気を集めているクーポン術がある。ターゲットのカートウィールを使ったクーポン節約術だ。カートウィールとは、クーポンのように値引きを行うアプリだ。アプリをダウンロードしたユーザーはフェイスブックのアカウントもしくはターゲットのアカウントから登録し、ターゲットが提供する約600アイテムのディスカウントを受ける。ほとんどの商品が5%〜10%の値引きで、最大50%の引きとなることもある。値引き期間も短いもの1日から、最大1ヶ月以上にも及ぶ。ユーザーは購入したい商品をタップしてリストに加え(10アイテムまで)、購入時に、お店のレジでバーコード(スマートフォンもしくはプリントアウトで提示)をスキャンして、値引きを受ける仕組みだ。カートウィールの同一商品の値引きは期限まで何度も使える。節約術指南サイトが教えているのは、カートウィールを使った複合技だ。カートウィールはメーカークーポンやターゲットのクーポン、また5%引きとなるレッドカード等の併用が可能となっている。例えば「ヒップ2セーブ(Hip2Save)」では先月24日、ケロッグ社の人気シリアル食品5種がカートウィールの5%引きクーポンとケロッグ社の50セント引きクーポン、さらにターゲットのレッドカード使用5%引きを組み合わせた節約を指南していた。節約術指南サイトがカートウィールを取り上げれば取り上げるほど、露出効果で利用者が増える。利用者が増えればクーポンサイトでも取り上げる頻度が上昇する。露出が増えることでカートウィールのマインドシェアも上がっているのだ。

トップ画像:ターゲットアプリのカートウィール。ターゲットが提供する約600のクーポンから選んでおくとバーコードが作成される。これをレジでスキャンさせるだけだ。  続きを読む
2015年03月09日

【シアーズ】、好立地店をREIT!一人ジェンガゲームで土台が支えきれず崩れるだけ?

150309ホールフーズ&シアーズ
■シアーズ・ホールディングスが先月26日に発表した第4四半期(11月〜1月期)決算は、赤字幅が縮小した。純損失はアパレルや玩具など販促を減らしたことで利益率が改善し、前年同期の3.58億ドルの赤字から1.59億ドルの赤字と赤字幅が減少した。売上高は、234店の閉鎖により前年同期の105.9億ドルから81.1億ドルと約24%の減少となった。既存店・売上高前年同期比は国内のシアーズがアパレルや家電などが不調で7%の減少。Kマートは食品、家庭用品、家電が低迷し2%の減少となった。連結では既存店ベースが4.4%の減少。通年では売上高は312.0億ドルで前年比14%の減少、純損失は前年の13.7億ドルから16.8億ドルと拡大した。国内シアーズの既存店ベースは2.1%減、Kマートも1.4%の減少だった。
 シアーズは6月までに200店〜300店舗を不動産投資信託(REIT:複数人が資金を拠出することにより間接的に不動産を所有し分配金としてその利益を受けることができる仕組み)としてスピンオフし、20億ドル以上を調達する計画を発表した。同社CEOのエデワード・ランパート氏によると、スピンオフした不動産投資信託から店舗をリースバック(再び借り受ける)する計画という。同氏はリースバックにより引き続きそれらの店舗での運営を望んでいる一方、スクラップされて他の競合店に賃貸される可能性もあることを示唆している。

トップ画像:フロリダ州クリアウォーター地区にあるウエストフィールド・カントリーサイドSCのシアーズと昨年9月にオープンしたホールフーズ。サウスコーストプラザSCにあるフォーエバー21のように、シアーズがホールフーズ(1,100坪)にサブリースしたのだ。  続きを読む
2015年03月08日

【アップルウォッチ】、ホールフーズでの未来の買い物!「悪いなぁ〜」と思ったら負け?

150308ホールフーズの未来の買い物
■アップルの腕時計型ウェアラブル(身に着ける)端末「アップルウォッチ(Apple Watch)」の詳細が3月9日の発表会でついに明らかになる見通しだ。次世代端末を担うようなウェアラブル端末がまだ現れていない一方で、これまで端末トレンドをけん引してきたアップルが新たな成長カーブを作りだすことに競合他社から他業界でさえ注目している。スマートフォンが買い物行動に大きな影響を与えているようにウェアラブル端末も買い物のあり方まで変えてしまうのではと期待が高まっている。ロンドンに本社を置くIT企業のPSFKが、腕時計型ウェアラブル端末を使ってユーザーがホールフーズで買い物をするコンセプト動画「未来のホールフーズ(Whole Foods of the Future)」をアップし話題となっている。未来のホールフーズは、アップルウォッチなど小型端末による将来のスーパーでの買い物を予測した動画だ。
 腕時計型ウェアラブル端末をつけた30代の男性(アダム)がホールフーズに入ろうとする。「ホールフーズにようこそ」と表示された端末をタップすると「今晩9時にジェニーとのデートで料理をする」と予定が現れる。アダムが確認ボタンをタップし、買い物かごをもってホールフーズの売り場にいくと、ジェニーの(食事の)好みから旬な食材を使った料理レシピが表示される。その中からトスカーナ風シーフードシチュー(tuscan fish stew)を選んでタップし、魚のボラなど必要な食材を購入していく。アダムが特定の野菜を手に取ると、その野菜の情報(収穫日)が表示され、天候などからオススメレシピも表示される。チェックアウトはレジ台に買い物かごを置くだけのモバイル決済となる。先にオーダーしておいた宅配用食材も同時に決済されるのだ。また、レコメンデーション機能によりアダムが購入した食材から最適な商品も進めてくる。最後に宅配用食材のお届け時間を確認をチェックしてアダムは店を後にする。
 未来はいつも非連続の変化の先にある。ウェアラブル端末が買い物行動を変えるかどうかはまだわからないが、非連続の変化の先にある未来は、消費者にとって必ず便利な買い物になるのは確かなことなのだ。


IT企業のPSFKが、ユーザーが腕時計型ウェアラブル端末を使ってホールフーズで買い物をするコンセプト動画「未来のホールフーズ(Whole Foods of the Future)」。  続きを読む
Posted by usretail at 04:34Comments(0)TrackBack(0)Eコマース
2015年03月07日

【フォーチュン誌】、最も働き甲斐のある100社!働き甲斐のない大塚劇場で父娘の配役は?

150307コンテナストア
スト企業100(100 Best Companies To Work For 2015)」を発表した。
 小売業界でトップになったのはスーパーマーケットのウェッグマンズ。昨年の12位から再び10以内となる7位となった家族経営のウェッグマンズは、このランキングが開始された1998年から毎年選ばれている。26位となったのはスーパーマーケットのナゲットマーケット。ナゲットマーケットは従業員数1,213人、年商2.75億ドルのローカルスーパーだ。ナゲットマーケットは昨年12月、倉庫型スーパーのフォークリフト・バイ・ナゲットマーケットをオープン、今年1月にはサンフランシスコ郊外のローカルスーパー、パラダイスフーズ(3店展開)を買収している。27位は上場している小売企業ではトップとなるコンテナストア。コンテナストア創業者でCEOのキプ・ティンデル氏は学生時代、ホールフーズ創業者のジョン・マッキー氏とルームメイトでありスタッフを大切にすることなど同じ考えだ。ティンデル氏は昨年、社員第一主義を書いた「Uncontainable(意訳『枠に収まらない』)」を出版した。50位以下では、約700店を展開するガソリンスタンド併設型コンビニエンスストアのクィックトリップが54位、ホールフーズは昨年の44位からランクを落としながら55位、アウトドア用品で小売も行っているLLビーンが56位、スポーツ用品のREIが58位、ビルト・ア・ベアが59位となっている。また、カーマックス(60位)、パブリクス(81位)、ノードストローム(93位)が昨年より若干順位を落としながらランクインしている。一方、最も順位を落としたのは靴のオンラインストアのザッポス。2011年に6位となったザッポスは2012年に11位、2013年は31位、2014年は38位と落ち続け、今年は86位と大幅に後退している。4年で80位も後退しているのはある意味、奇跡だろう。

<2015年トップ10企業>
1 グーグル(Google)
2 ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)
3 アキュイティ(ACUITY)
4 SAS(SAS)
5 ロバートW.ベアード&カンパニー(Robert W. Baird & Co)
6 エドワードジョーンズ(Edward Jones)
7 ウェッグマンズ(Wegmans Food Market)
8 セールスフォース(Salesforce)
9 ジェネンテック(Genenteck)
10 キャムデン・プロパティ・トラスト(Camden Property Trust)

<小売企業のランキング>(カッコ内は昨年の順位)
7 ウェッグマンズ(12)
27 コンテナストア(28)
26 ナゲット・マーケット(36)
54 クイックトリップ(48)
55 ホールフーズ・マーケット(44)
56 LLビーン
59 ビルト・ア・ベア・ワークショップ(63)
58 REI(69)
69 カーマックス(54)
81 パブリクス(77)
86 ザッポス(38)
93 ノードストローム(89)

トップ画像:フォーチュン誌の「最も働き甲斐のあるベスト企業100」で、上場している小売企業ではトップとなるコンテナストアの店内にあったポスター。「2014年最も働き甲斐のあるベスト企業100で15年連続ランクイン」は「2015年最も働き甲斐のあるベスト企業100で16年連続ランクイン」と張り替えられる。  続きを読む
2015年03月06日

【ベストバイ】、大幅増益に2四半期連続の既存店増のQ4!ソニーストアはスクラップ?

150306ソニー@ベストバイ
■ベストバイが3日に発表した第4四半期(11月〜1月期)決算は、年末商戦に利益率の高い大型テレビやアイフォンなどの販売が好調だったことで大幅な増益を計上した。純利益は5.19億ドルと前年同期の2.93億ドルから77.1%の増加となった。売上高は142.1億ドルと前年同期から1.4%の増加。既存店・売上高前年同期比は2%の増加。前年同期は同1.3%の減少だった。ネット売上高は同9.7%の増加となり、前年同期の25.8%の増加から鈍化した。
 売上全体の9割を占めるアメリカ国内の売上高は、前年同期の123.0億ドルから127.0億ドルと3%の増加。国内の既存店ベースは2.8%の増加となった。国内の既存店ベースが2四半期連続でプラスとなったのは18四半期ぶり。前年同期は1.2%の減少。売上の45%を占めるモバイル商品はタブレットが大苦戦したがアイフォン新型機で持ち直し、コンピューティング&モバイルフォンの既存店は0.3%と微減となった。一方、テレビなどコンシューマーエレクトロニクス(全体の32%)では大型テレビ人気で既存店ベースが10.7%増と二桁増となった。国内店の粗利益率は大型テレビなどの好調で前年同期の20.0%から21.2%と1.2%も増加した。一般販売管理費率は同社が掲げるリニューブルーのコスト削減戦略により前年同期の15.5%から0.2%圧縮し15.3%となった。。
 通年ベースでは、中国市場で展開する傘下のファイブスター(五星電器)の売却により総売上高が403.4億ドルとなり前年の406.1億ドルから0.7%の減少となった。純利益は12.33億ドルとなり前年の5.32億ドルから大幅に増加した。既存店・売上高前年比は国内で1%の増加だった。
 ベストバイは2012年以降で初めてとなる自社株買いも明らかにした。決算日に発表された自社株買いの規模は10億ドルで、向こう3年間にわたって実施する。

トップ画像:ベストバイにあるソニー部門「ソニー・エクスペリエンス・アット・ベストバイ(The Sony Experience at Best Buy)」。後藤は1年前、ソニーストアのスクラップに触れ「ベストバイに店舗内店舗のソニーストアを作るべきです」と記した。それから2か月後、ベストバイ店内にソニーストアとなるソニー部門を導入した。そしてソニーは4日、ソニーストアのほぼ全店をスクラップし、ベストバイなど家電店にソニー部門の導入をさらに進めていくことを発表した。  続きを読む
Posted by usretail at 04:51Comments(0)TrackBack(0)家電専門店
2015年03月05日

【ターゲット】、新CEOによる4つの成長戦略を発表!昔頭に何を云っても無駄になる?


■ターゲットは3日、投資家を招いた会議でEコマース投資などの成長戦略を発表した。昨年8月に同社CEOとなったブライアン・コーネル氏が初めて明かす包括的ビジョンでは、4つの骨子が掲げられている。一つ目は遅れているオムニチャネル化だ。同社ではリアル店舗のみで買い物する顧客より、オンラインストアとリアルの両方で買い物するお客が3倍支出が高くなることから、オムニチャネル化に思い切った投資を行う。20億〜22億ドルの設備投資のうち10億ドル以上をIT物流などのインフラにむけ、Eコマースの成長目標を年率40%と設定した。二つ目は、売上の25%以上を占め重点カテゴリーとなる「ファッション(Style)」「ベビー(Baby)」「キッズ(Kids)」「健康(Wellness)」への積極投資だ。4つのカテゴリーの商品を刷新しながら差別化につなげるとしている。また「食品(Grocery)」カテゴリーも改善する意向を示している。3つ目に掲げられたのは気候や立地など地域の特性に合わせた商品政策だ。一部地域でテストされているリワードプログラムからビッグデータを活用し、地域特性に応じたマーチャンダイジング(商品計画)も行うとしている。4つ目の成長戦略は、都市型店舗となるシティターゲットやターゲット・エクスプレスなど小型店への注力だ。ターゲット・エクスプレスは今年、8ヵ所に出店が計画されている。サンフランシスコ市内ファイナンシャル地区にオープンするターゲット・エクスプレスでは、店内デザインでローカル色を打ち出しながら通勤客に適した品ぞろえを提供する。顧客からのフィードバックを見ながら小型テスト店は地域性に応じ柔軟に展開していく考えだ。
 ターゲットはまた、今後2年間で本社スタッフを中心に数千人をレイオフする計画を発表した。意思決定を迅速にするために経営陣の階層を取り除く一方で、レイオフにより20億ドル分のコストを削減する。コスト削減から得た資金は、4つの成長戦略に振り向けるとしている。

トップ動画:サンフランシスコ・ファイナンシャル地区とバークレー市内にオープンするターゲット・エクスプレスの説明動画。ファイナンシャル地区では通勤客をターゲットに、バークレーでは学生をターゲットにエクスプレスも扱い商品を最適化し、店内デザインも地域性に応じたものにするのだ。  続きを読む
2015年03月04日

【イオンコンパス◆曄業界初!オムニチャネル後の考察やワガママにBBQでプロ視察?

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■流通視察ツアーに専門特化したイオンコンパス株式会社は26日からロサンゼルスで視察研修を行なった。今年で4回目となる海外研修では池畑社長を含む14名。参加者は営業スタッフを中心に構成、アメリカ小売業の基礎知識からオムニチャネルの体験学習まで、2日間を実務に専念した。2日目の朝には旅行業界で講師も務める久保田一弘氏が海外添乗についてのセミナーを行い、流通視察を別の角度からも学ぶ機会もあった。夕食会ではホテルのBBQピットを使用し、参加者はトレーダージョーズの人気商品などを実際に調理するイベントも行われた。40年以上にわたり流通視察ツアーに専門特化したプロフェッショナル集団ならではの視察研修となったのだ。
 テーマとなった「最新!リアルとネットが融合するオムニチャネル戦略の原則」では単なる事例の紹介にとどまらず、その戦略にある本質を紐解きながら、実務に落とし込む実践的な内容となった。セミナー後半では流通視察プロ集団にむけての特別編として、アメリカ小売業ベストプラクティスから応用した「アメリカ小売業から学ぶ(法人営業向け)視察研修マーケティング」を行った。これまでにない戦略思考に、同行した池畑社長から「目から鱗が落ち、考え方が一新された」との言葉もあった。
 視察研修中に撮影された画像数は700枚以上。今日は2日目の研修風景をアップする。  続きを読む
2015年03月03日

【イオンコンパス 曄業界初!流通視察ツアーを専門とする旅行社向け視察研修セミナー?

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■40年以上にわたり流通視察ツアーに専門特化したイオンコンパス株式会社は26日からロサンゼルスで視察研修を行なった。同社は小売・流通に関する知識や最新情報などを有し、クライアントのニーズに合った視察先や日程に適した視察先を提案している。顧客から品質の高い視察研修ツアーとの支持を受ける一方、イオングループのみならず、一般小売業からも広く受注している。
 今年で4回目となる海外研修では池畑社長を含む14名となった。営業職のスタッフを中心に、お客様の視点で学ぶ「アメリカ小売業の基礎知識」をはじめ、オムニチャネルなどをテーマに研修を行なった。また、旅行業で講師も務める久保田一弘氏が同行しながら適宜、添乗業務を教示した。
 2月26日から2日間行われた視察研修では上記に上げたテーマのほか「最新!リアルとネットが融合するオムニチャネル戦略の原則」に、セミナーでは特別編としてアメリカ小売業のベストプラクティスから「アメリカ小売業から学ぶ(法人営業向け)視察研修マーケティング」でセミナーが行われた。撮影された画像数は700枚以上。この画像のうちいくつかを2回に分けてアップする。

トップ画像:研修参加者は実際に買い物をしてウォルマート・アプリのセービングキャッチャーを体験した。  続きを読む