2014年10月31日

【モバイル決済】、MCXのカレンシーがテスト段階でハッキング!その真犯人は...?

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■大手チェーンストアが参加するコンソーシアム「マーチャント・カスタマー・エクスチェンジ(MCX:Merchant Customer Exchange)」のモバイル決済アプリ「カレンシー(CurrentC)」がハッキングされたことが判明した。MCXのブログで29日に明らかにしたことによると、過去36時間中に、何者かによってカレンシーのテストプログラム参加者や参加希望者の一部メールアドレスが無断でアクセスされたという。今回MCXから漏洩したメールアドレスの多くはテスト用のダミー・アカウントであり、カレンシーアプリには影響がないとしている。カレンシー・アプリは競合するアップルペイなど非接触ICカード技術のNFC(Near Field Communications)とは異なり、カレンシーが生成したQRコードで決済を行うシステムだ。小売店にとっては、NFC端末を導入せずとも現行のシステムで決済ができることがメリットとなっている。カレンシーを推進するMCXは大手チェーンストア50社以上によるコンソーシアムで、参加企業にはウォルマートやターゲット、ベストバイ、ロウズ、CVS、ライトエイド、ベッドバス&ビヨンド、セブンイレブン、GAP、パブリクス、オリーブガーデン、ダンキンドーナツ、サウスウエスト、ガソリンスタンドチェーンのスノコなどが名を連ねている。
 現時点では漏洩したのはメールアドレスのみで住所、電話番号などの個人情報は無事だったとしているものの、カレンシーの安全性に大きな問題を残したことになる。  続きを読む
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2014年10月30日

【ロウズ】、案内ロボットのオシュボット!ベッキーの「ドンタッチミー!」と言えるのか?

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■日本ではネスレが量販店の売り場にヒト型ロボット「ペッパー」を投入し、コーヒーマシンの販売促進活動を始めるという。ペッパーは人をセンサーで感知して声をかけ接客するのだ。アメリカでも接客にロボットを投入する企業がでてきた。ホームセンターのロウズは28日、傘下のオーチャード・サプライ・ハードウェアにて、お客を売り場に案内するロボットをテスト導入することを発表した。サンノゼ店舗で11月末に2台導入される「オシュボット(OSHbot)」は、3Dカメラや音声認識機能などを使い顧客が必要としている商品を理解し売り場に誘導する案内ロボット。リアルタイムに在庫管理をアップデートしながら、販促情報も伝えるという。正面に背面に2台のスクリーンを持った1.5メートルのオシュボットは、顧客と専門スタッフを結んだビデオコンファレンスにも使えるとしている。英語とスペイン語で対応しており、今後は新たな言語も加えられる。テスト展開を見ながら他店にもオシュボットを導入するかどうかを決めるという。
 OSHボットはロウズ・イノベーション・ラボ部門(Lowe's Innovaiton Labs)がフェロウ・ロボット社(Fellow Robots)と協力して開発した。同部門は6月、拡張現実(AR:Augmented Reality)を応用したリフォーム・シュミレーションの「ホロルーム(HoloRoom)」を発表している。

トップ画像:11月末までにサンノゼ地区のオーチャード・サプライ・ハードウェアに投入されるオシュボット(OSHbot)。売り場の案内係りとしてロボットが使われるようだ。


ロウズ・イノベーション・ラボ部門によるオシュボット説明動画。オシュボットは3Dカメラや音声認識機能などを使い顧客が必要としている商品を理解し売り場に誘導する案内ロボットだ。金槌やカンナなどを見せると、ロボットが認識した画像を正面のディスプレイに映し出す。顧客が確認するとオシュボットが売り場に連れていく。背面のスクリーンは販促用に使われるようだ。  続きを読む
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2014年10月29日

【アマゾン】、ファイアTVスティック!ベストプラクティスしながらベンチマーキング?

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■ネット通販最大手のアマゾンは27日、テレビに装着するスティック型の端末「ファイアTVスティック(Fire TV Stick)」を発表した。リモコンが付属しているファイアTVスティックはテレビのHDMI端子に装着して、アマゾン・プライムのビデオストリーミングサービス「プライム・インスタント(Prime Instant Video)」や「ネットフリックス(Netflix)」「フル(Hulu)」「ユーチューブ(YouTube)」など多数の動画サービスから、「アマゾン・ミュージック(Amazon Music)」「スポティファイ(Spotify)」「パンドラ(Pandora)」などの音楽配信サービスにも対応し、テレビでの視聴が可能となる。また、スマートフォンやタブレットにコンテンツをミラーリング再生したり、リモコンを使って200種類以上あるゲームも操作できるとしている。
 同製品のサイトでは、先行するライバル製品と比較しており、グーグルの「クロムキャスト(Chromecast)」に比べて「CPUの処理能力がデュアルコアと高くなり、メモリーは2倍、フラッシュストレージ容量が4倍」と性能面で優位性を強調している。一方、価格は39ドルでクロムキャストより4ドル安くなっている。さらにキャンペーンとして、アマゾンプライム会員向けに2日間の限定で19ドルで販売している。  続きを読む
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2014年10月28日

【アップルペイ】、CVSとライトエイドがサポート停止!アップルペイ対カレンシー勃発?


■アップルの新しいモバイル決済システム「アップルペイ(Apple Pay)」が20日から始まった。アップルペイは、アイフォン6と6プラスで利用でき、レジに設置された非接触ICカード技術のNFC端末にアイフォンをかざし、タッチIDの指紋認証を行うことで決済ができる。すでにファストフードチェーンのマクドナルドやドラッグストアチェーンのウォルグリーン、オーガニックスーパーのホールフーズ・マーケットなどでアップルペイによるモバイル決済が可能となっている。
 一方で、ドラッグストアチェーンのCVSとライトエイドが先週末、相次いでアップルペイのサポートを停止した。一部メディアが報じていることによると、CVSとライトエイドはアップルペイ決済オプションを正式に発表していなかったが、NFC端末は導入済みで非公式にはアップルペイを利用可能となっていた。今のところ、サポート停止の理由を明かされていない。ただ、これらのチェーンは、ウォルマートやターゲットなど大手チェーンストアが参加するコンソーシアム「マーチャント・カスタマー・エクスチェンジ(MCX:Merchant Customer Exchange)」のメンバー企業で、MCXは先月、アップルペイと競合するモバイル決済方式アプリ「カレンシー(CurrentC)」を発表したばかり。ウォルマートとベストバイが先月、アップルペイに非対応する発表を行ったことで、CVSとライトエイドもそれに倣ったとみられている。なお、カレンシーのサービスは2015年から正式に開始される予定。

トップ動画:ウォルグリーンによるアップルペイのデモンストレーション動画。ウォルグリーンのリワードカードをスキャンしたのちに、アイフォンをNFC端末にかざし、指紋認証を行うことで決済が完了する。  続きを読む
2014年10月27日

【ベストバイ】、店内にインテル技術体験ゾーン!コンセプト靴龍きスペース利用が目的?

141027インテル体験ゾーン@ベストバイ
■ベストバイは15日、チップメーカーのインテル社と提携して店内に新技術のデモンストレーションエリアを設けることを発表した。ベストバイ50ヵ所に導入される「インテル技術体験ゾーン(Intel Technology Experience Zone)」は、3Dプリンターや拡張現実(AR:Augmented Reality)ゲーム、DJリミックスを実演できるスペースとなっている。3Dプリンターはインテル・プロセッサーを搭載したノートブックからロボットを製造するデモ機となっている。ARゲームはタブレットを火星の地表モデルに向け、スクリーン上に現れたARのマーズローバー(無人火星探査車)を操作するゲームだ。DJリミックスではR&Bシンガーソングライター、ニーヨのコンサート音源をリミックスしたり、ライブ映像の照明を変更したりできるという。また、インテル内臓のノートブックも展示される。ベストバイによるとインテル技術体験ゾーンは10坪にも満たない部門であり、専用のスタッフが常駐するも売り場ではないとしている。
 ベストバイは昨年からサムスンやマイクロソフト、ソニーなどと提携し、サムスンのモバイル部門「サムスン・エクスペリエンス・ショップ(Samsung Experience Shop)」、マイクロソフトのミニストア部門の「ウィンドウズストア(Windows Store)」、ソニーの4Kテレビ部門「ソニー・エクスペリエンス・アット・ベストバイ(The Sony Experience at Best Buy)」、サムスンの4Kテレビ部門「サムスン・エンターティメント・エクスペリエンス(The Samsung Entertainment Experience)」の店舗内店舗をオープンしている。

トップ画像:「インテル技術体験ゾーン(Intel Technology Experience Zone)」のPR画像。下にある画像や動画を見るとわかるが、10坪にも満たない新部門は3Dプリンターや拡張現実ゲーム、DJリミックスなど、インテル・プロセッサーを搭載したノートブックやタブレットで実演ができるスペースとなっている。  続きを読む
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2014年10月26日

【ウォルマート】、クリスマスは心ほっこりコマーシャル!困った時は鉄板の動物と子供?

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■年末になると大手チェーンストアもクリスマスに向けたコマーシャルを流していく。安売りやバリュー性など顧客のメリットを強調したものだけではなく、心が温まるようなストーリーをもったコマーシャルも放送していく。人の感情を揺さぶることで自社のブランドイメージを高めるのだ。ウォルマートが年末に投入するコマーシャルは、感情に訴えかけながらも間接的にエブリデー・ロー・プライスを表現した秀逸なものになっている。「愛(LOVE)」と題されたコマーシャルは、少女がウォルマートでクリスマスのプレゼントを買うところから始まる。プレゼントはテニスボール。貯金箱に貯めたお小遣いで購入する。少女は自宅で1個1個を箱に入れ綺麗にクリスマスのラッピングを施していく。場面は老人ホームに変わり、おじいさんやおばあさんが嬉しそうにプレゼントを開けていく。テニスボールを不思議に思っていると、犬が飛びこんでくる。可愛い犬と遊んでもらうために少女が贈ったのだ。満足そうな少女がアップに映り、ナレーターが「ウォルマートのエブリデー・ロー・プライスでちょっぴり多く、贈ることができるのです。毎日を価値あるものにもできるのです」と語り、「お金を節約して、より良い生活のウォルマートです(Save money. Live better. Walmart)」と締めくくっている。
 セービング・キャッチャーのコマーシャルのようにストレートにエブリデー・ロー・プライスを表現するものもある一方で、ウォルマートは人々の感情に訴えながらも間接的にお値打ち感を訴求するコマーシャルも巧みになっているのだ。

トップ画像:年末に予定されているウォルマートの「愛(LOVE)」コマーシャルで少女がテニスボールをラッピングしている場面。下にある動画を見てもらうとわかるが、コマーシャルでは鉄板となる「動物と子供」を起用し、人々の感情に訴求しながら間接的にエブリデー・ロー・プライスを強調している。  続きを読む
2014年10月25日

【アマゾン】、ファイアフォン失敗を認めたQ3!後藤の予測が再び的中で次はどうなる?

141025アマゾン売上高と純損益の推移
■オンライン通販最大手のアマゾンが23日に発表した第3四半期(7月〜8月期)では、同社初のスマートフォンが不振で大幅な赤字となった。売上高は前年同期の170.9億ドルから20.4%増加して205.8億ドルとなった。純損益は前年同期の4,100万ドルの赤字から4.37億ドルの赤字となり、赤字幅が11倍に拡大した。物流センターへの投資や10月に発売されたキンドルシリーズの開発製造コスト、ゲーム実況配信サイトの「ツイッチ(Twitch)」の買収費用、そして7月に発売したスマートフォンの「ファイアフォン(Fire Phone)」のコストなどが響いた形だ。アマゾンはファイアフォンを損失として1.7億ドルを計上し、同社のスマートフォンが失敗だったことを浮き彫りにした。ファイアフォンは2年契約の価格を199ドルにして販売したが、2か月後には99セントに大幅値下げしていた。

トップ画像:過去5年間のアマゾンの売上高と純損益の推移(四半期ベース)。第3四半期(7月〜9月期)は売上高が205.79億ドルで、4.37億ドルの赤字だ。過去からの推移で見るとアマゾンの売上高は右肩上がりとなっている。一方、純損益を見ると、売上高に合わせたy軸の単位では上下しているのがあまりわからない。以下にある純損益率推移のグラフを見るとわかるが、ここ数年、アマゾンの売上高に対する純損益の割合はプラスマイナス1%以内となっていた。ただ、第3四半期はスマートフォンが失敗したため赤字幅が大幅に拡大する結果となった。  続きを読む
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2014年10月24日

【シアーズ】、Kマートなど107店を閉鎖!入口には盛り塩で、視察後も塩で身を清める?

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■年末商戦前にシアーズがKマートなど100店舗以上をスクラップしている。一部の報道機関が23日に伝えているところによると、ペンシルバニア州やミシガン州など32州で展開するKマート46店、フルラインのシアーズ30店、シアーズ・アートセンター31店が遅くとも来年1月までに閉店する予定という。すでに在庫一掃セールを始めている店舗もあり、多くは年末商戦を待たずに12月始めまでにスクラップされることになる。Kマートなど5,457名の従業員は異動はなく、閉店とともにそのままレイオフとなる。本社からの公式の発表はないものの、閉鎖理由をコスト削減と発表している店舗もあるという。Kマートやシアーズはショッピングセンターの核テナントとなっており、特に閉鎖が多くなっているペンシルバニアやインディアナ、ミシガン州の地域経済に悪影響を及ぼすと見られている。
 シアーズが8月に発表した第2四半期(5月〜7月期)では、売上高が80.1億ドルと前年同期から9.7%の減少となった。純損失は5.73億ドルで前年同期から赤字幅が3倍に拡大した。第1四半期と第2四半期で90店舗以上を閉鎖しているが、追加の閉鎖については言及されていない。

トップ画像:今から20年ほど前、スーパーセンターでオープンしたKマート。このKマートはスクラップされないが、お客の少なさは異常だ。あまりの氣のなさから、エントランスの両脇に盛り塩をしたくなったほどだ。つまり、スクラップされる店舗は、さらに酷い氣ということなのだろう。  続きを読む
2014年10月23日

【ターゲット】、ほぼ無条件で全品を送料無料キャンペーン!急激な注文増に対応できるか?

141023送料無料@ターゲット・コム
■ターゲットは22日、オンラインショッピングで全品を送料無料とするキャンペーンを始めた。12月20日まで続く送料無料キャンペーンは、特大サイズの商品を除いてほぼ全品が対象となり、6ドルのリップスティックでさえ送料無料となる。同社としては初となる。同社はこれまで50ドル以上の注文を送料無料にしていた。また年末商戦に向けたキャンペーンではストアピックアップ商品を6.5万品目に増やし、80%の商品については1時間以内にピックアップできるようにするとしている。同社は11月1日〜12月24日まで、競合店との価格をあわせる価格マッチプログラムも行う計画。ターゲットによると、年末商戦では玩具などで新製品3.5万品目を導入し、他社との差別化にもつなげていく考えだ。
 ターゲットは昨年の年末商戦中、ハッキングによる情報漏洩が発覚し、売上が低迷していた。オンラインショッピングで送料無料にすることで、落ち込んでいる業績の底上げを図るのが狙いとなる。オンライン売上高は全体の2%程度だが、直近の四半期決算では約30%の成長を示しており、他社に先駆けることでシェアを伸ばしていく。

トップ画像:ターゲット・コムでは全品を送料無料。  続きを読む
2014年10月22日

【スマート家電】、モバイル減速後に目覚める市場!スマートクリスマスツリーも流行る?

141022スマートクリスマスライト@ロウズ
■スマートフォンの普及によりスマートフォンと連携させた家電製品の「スマート家電」がホット商品となっている。スマート家電には、外出先からエアコンや照明を遠隔操作したり、スマートフォンを操作してガレージドアを開けたり、ドアロックを解錠したり、煙探知機やセキリュティシステムの動作状況を確認できる製品がある。スマート家電の市場が今後、健全に成長していくと予想されているのだ。全米家電協会(CEA:Consumer Electronics Association)が16日に発表した調査によると、約20%の世帯が来年までに1台以上のスマート家電を購入するとしている。すでに13%の世帯が1台以上のスマート家電を所有しており、今年だけでも温度調節のサーモスタットやドアロック、煙探知機、照明スイッチ等のスマート家電が2,070万台販売されると見込まれている。同調査ではスマート家電が2017年までに販売台数3,590万台に達すると報告されている。特に若い人ほどスマート家電を所有したり購入する傾向を示しており、35歳以下では48%の人が1台以上のスマート家電を所有していると答えている。また、若い層はスマート家電の新製品が発売されると他の世代よりも4倍、購入する傾向があるとしている。異なった家電やシステムを一緒に運用できる相互運用性(interoperability)も求められており、60%の人が相互運用性のスマート家電が重要だと答えている。
 スマート家電はギフト商品としても人気で、最も人気なのが照明とサーモスタットとなっている。

トップ画像:ロウズで販売されているクリスマスツリー・スマートライトの「アイトゥインクル(iTwinkle)」 。スマートフォンやタブレットのアプリ操作で、自由に光のカラー(2,000色!)を変えたり、音楽(クリスマスツリーにスピーカーがある)に合わせて光の動きをコーディネートできたり、録音した声を流して光の色を変えたり、と様々なことができるスマートライトだ。人工のクリスマスツリーとスピーカー、ライトのセットが250ドル。スマートライト(36個)のみは70ドルとなっている。  続きを読む
2014年10月21日

【ホールフーズ】、初の全米広告キャンペーン!「価値観が大切」も橋田壽賀子システム?

141021ホールフーズ全米広告
■ホールフーズ・マーケットは20日、同社として初となる全米向けの広告キャンペーンを開始した。同社の割高なイメージからつけられたニックネーム「ホール・ペイチェック(Whole Paycheck:給料の大半が高額なオーガニック食品に使われるという意)」を払拭するのが目的で、キャンペーン・テーマは「価値観が大切(Values Matter)」となっている。全米規模となるテレビ・コマーシャルのほか、ニューヨークタイムズ紙やローリンズストーン誌などの印刷物や屋外広告のビルボードにも広告を掲載していく。広告キャンペーンの予算は1,500万〜2,000ドルと見られており、同社が地域規模で行なっていた従来の予算からは2倍〜4倍となる。また、これまでのプライベートブランド「365エブリデーバリュ(365 Everyday Value)」の訴求から、生産地や生育地にさかのぼり社会的責任まで及んだ同社の「価値観」を訴求・啓蒙する広告となっている。同社のキャンペーン用YouTubeチャンネルには、30秒のコマーシャル動画から7分にも及ぶ啓蒙動画、21本がアップされている。1本の動画にはナレーターが「私達は生産・生育地の人や家畜、環境を公平に扱いたいと思っています。食品の生産や生育、漁獲を擁護する時期に来ているのです。これは私達にとっても良いことであり、(社会的な)大義にもなり、実現すべきことなのです。これが価値観の大切さです。ホールフーズはアメリカで最もヘルシーなグローサリーストア(食品店)です」と述べている。
 ホールフーズは長期目標として1,200店舗を掲げている一方、2017年度中には500店舗展開を目標に今年中は30店以上をオープンする計画となっている。同社が7月に発表した第3四半期(4月〜6月期)決算では、売上高は33.8億ドルと前年同期比10.4%の増加、純利益は1.51ドルと同6.3%の増加となった。既存店・売上高前年同期比は3.9%増となり、市場予想の4.9%増を下回ったばかりか、過去4年間では最低の伸び率となっていた。

トップ画像:ホールフーズの全米向けの広告キャンペーンの印刷物バージョン。「最も高い基準がなかったので自分たちで作りました」とある。青果物と花の生産についての格付けシステム「責任ある生産(Responsibly Grown)」のことだ。


ホールフーズの全米向けテレビコマーシャル「価値観が大切(Values Matter)」。ナレーターが「私達は生産・生育地の人や家畜、環境を公平に扱いたいと思っています。食品の生産や生育、漁獲を擁護する時期に来ているのです。これは私達にとっても良いことであり、(社会的な)大義にもなり、実現すべきことなのです。これが『価値観の大切さ』です。ホールフーズはアメリカで最もヘルシーなグローサリーストア(食品店)です」と述べている。  続きを読む
2014年10月20日

【ショッピングセンター】、空室率横ばい!ECの影響でスタバが一生無料コーヒーくじ?

141020スターバックス
■不動産調査会社レイス社は2日、第3四半期(7月〜9月期)のショッピングセンターの空室率データを発表した。全米77都市のスーパーリージョナルSC(SRSC)とリージョナルSC(RSC)などモールの空室率は第3四半期、7.9%となり4四半期連続で横ばいとなった。前年同期の8.2%からは0.3%の改善。ネイバーフッドSCとコミュニティSCなどを含めたストリップセンターの空室率は10.3%となり、こちらも前期から横ばいだ。なお、前年同期の10.5%からは0.2%ほど改善している。RSCは空室率が最悪となった2011年第3四半期(7月〜9月期)の9.4%から1.5%改善し、NSCも2011年第2四半期〜第4四半期までの11.0%から0.7%低下している。が、Eコマースの拡大により店舗集客を頼りにするショッピングセンターの空室率は、それほど改善していない。リーマンショック前の空室率のレベルにはまだほど遠い水準となっているのだ。

トップ画像:スーパーマーケット(ボンズ)が核テナントとなるネイバーフッド・ショッピングセンターのスターバックス。Eコマースの拡大でショッピングセンターへの客足が遠のき、ショッピングセンターの空室率は高いレベルで推移している。SC客の減少でスターバックスに寄るお客も減少しているのだ。スターバックスにとっても年末商戦は繁忙期なのだが、既存店ベースは予想を下回っていた。スターバックスは今年の年末商戦で一生無料でコーヒーが飲める抽選イベントを行う。  続きを読む
2014年10月19日

【年末商戦】、これまでになくスマホがショッピングツールに!お店の情報発信力を磨け?

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■全米小売業協会(NRF)は16日、年末商戦となる11月〜12月期の平均支出額が804.42ドルとなり前年の767.27ドルから4.8%増加するとの予想を発表した。同協会は6日、年末商戦の小売売上高が前年同期比4.1%増となる6,169億ドルとの予想を発表している。約7,500人を対象に10月1日〜7日に実施した調査によると、年末商戦の買い物で際立ったのはオンラインショッピングだ。56%がオンラインで買い物をするとしており、昨年の51.5%から5%近く伸び、過去13年間の調査では最高となった。特に買い物でのスマートフォン使用が増えており、買い物にスマートフォンを役立てるとした人は55.7%となり昨年の53.8%から増加している。商品の下調べなどリサーチでスマートフォンを使用するとした人は35.8%に上り、23.9%がクーポン使用にスマートフォンを役立て、19.1%はスマートフォン経由でオンラインショッピングを行うとしている。タブレットを買い物に役立てるとした人は昨年と変わらず63.2%となっている。リサーチでのタブレット使用は47.4%となり、タブレット経由でのオンラインショッピングは33%となっている。同協会では初めてモバイル決済についても調査しており、それによると、若い人ほどモバイル決済への信頼度が高いことが分かった。スマートフォンを使ったレジでのモバイル決済を安心だとした人は25歳〜34歳で41.1%に上る一方で、65歳以上では14.4%しかいなかった。
 お店を選択する理由として「セールもしくはディスカウント」を上げた人が74.7%と最も多く、次いで「好立地」が47.9%となっている。「送料無料」も重要な理由で42.3%が店の選択理由にあげており、商品知識の高いスタッフなどの「カスタマーサービス」も30.3%となっている。また、モバイルショッピングが増えていることで、モバイルサイトの操作性も3分の1の割合で買い物理由に挙げられている。  続きを読む
2014年10月18日

【アマゾンフレッシュ】、生鮮食料品宅配サービスがニューヨーク・ブルックリンに進出!

141018アマゾンフレッシュ@ブルックリン
■アマゾンは11日、アメリカ東部地区で宅配サービス「アマゾンフレッシュ(AmazonFresh)」を始めた。アマゾンフレッシュは、自社トラックを使い生鮮食品などを注文当日に宅配するサービスだ。2007年にシアトルの一部地域で始めたアマゾンフレッシュは昨年6月にロサンゼルスでもサービスを開始。12月にはサンフランシスコでサービスを始め、今年7月にはサンディエゴでも宅配を始めたばかりで、西海岸に限って展開している。東部では初となるアマゾンフレッシュは、ニューヨーク・ブルックリンのパーク・スロープ地区がサービス対象となる。パーク・スロープ地区は若い家族が多くすむ閑静な住宅街。マンハッタンなど近郊へのサービスはまだ決まっていない。宅配品は生鮮品を含めた50万アイテム以上となり、屋上農業の「ゴッサム・グリーン(Gotham Greens)」のサラダや「ディクソンズ・ファームスタンド(Dickson's Farmstand)」の加工肉、シーフードやベーカリーなど提供するローカルショップやレストラン・メニューも含まれている。配送は朝10時までに注文を行えば夕方6時までに、夜10時までに注文を行えば翌朝の6時までに商品が届く。アマゾンフレッシュは、年会費299ドルとなる「プライム・フレッシュ(Prime Fresh)」会員にのみ提供されるサービス。「アマゾン・プライム(Amazon Prime:注文後2日で届き、デジタルコンテンツも利用可能な年会費79ドルの会員サービス)」の上位会員との位置づけとなっている。プライム会員は、差額分の220ドルを支払ってアップグレードすることになる。  続きを読む
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2014年10月17日

【ホールフーズ】、青果物と花の格付けシステム!こだわりのモノサシでゲームを有利に?

141017ホールフーズ
■ホールフーズは15日、青果物と花の生産に関しての格付けシステム「責任ある生産(Responsibly Grown)」を発表した。鮮魚や精肉などの格付けに続く新たな格付けシステムでは、同社で開発した厳格な基準を基にサステナブル(継続可能)な生産を行なった果物や野菜、花に「グッド(Good)」「ベター(Better)」「ベスト(Best)」の3つの段階で格付けするもの。責任ある生産格付けシステムで基準とされるのは、ホールフーズ指定の殺虫剤の使用有無や水質保全、廃棄物のリサイクル、エネルギー使用量、GMO(遺伝子組み換え)作物の透明化から、農業労働者の労働環境や福祉にまで及んでいる。ホールフーズによると、390店で格付けシステムを始める計画で、およそ半数の青果物と花にラベル付けされる。輸入品についても、この格付けシステムの対象になるという。
 ホールフーズはこれまで魚介類の資源量や漁獲法や漁獲高、海洋生態系への影響を査定して評価する「漁業資源の持続可能性・格付けシステム(Wild-Caught Seafood Sustainability Ratings)」や、家畜の飼育方法で牛肉や豚肉、鶏肉を格付けする「家畜飼育5段階評価・格付けシステム(The 5-Step Animal Welfare Rating)」、家庭用洗剤を環境への配慮さで格付けする「環境負荷・格付けシステム(Eco-Scale Rating System)」を行なっており、最近では一部店舗で健康的な食生活を提案する食品格付けシステム「健康はココから始まる・格付けシステム(Health Starts Here Rating System)」のテストを行なっている。  続きを読む
2014年10月16日

【ウォルマート】、スーパーセンター出店を大幅減速!マクミラン氏にビジョンが見えた?

141016ウォルマート・ネイバーフッドマーケット
抑えることを発表した。好調なネイバーフッドマーケットの出店は加速していく。スーパーセンター出店の減速はeコマースとの統合化が狙いとしている。スーパーセンターの出店数は2015年度(2015年1月まで)に最大で120店舗出店が計画されている一方で、2016年度は60店舗〜70店舗の成長に抑える。1,200坪以下となるネイバーフッドマーケットの出店は今年度で最大170店を計画しており、来年度はさらに多い180店〜200店舗の出店を目指す。400坪前後となるテスト展開の小型フォーマット「ウォルマート・エクスプレス」は店名をネイバーフッドマーケットに変更し、テストフォーマットとして出店数もかなり抑えたものになる計画だ。懸案となっているレジ待ちについても年末商戦ではスタッフを増員し対応するとしている。
 同社CEOのドグ・マクミラン氏はリアル店舗とEコマースの統合を進め「価格」「品揃え」「買い物体験」「アクセス」で、継ぎ接ぎのないシームレスな買い物を提供する目標を掲げた。
 ウォルマートが8月に発表した第2四半期(5月〜7月期)決算では、国内の既存店売上高は横ばいとなった。純利益は前年同期から0.6%増加し40.93億ドル。会員費等を含む総売上高は、2.8%増の1,201.3億ドルだった。スーパーセンターやサムズクラブなど国内の既存店・売上高前年同期比(ガソリン売上は除外)は来店者数が再び減少して前年なみとなり0.3%の減少だった。  続きを読む
2014年10月15日

【Kマート】、情報流出!ハッキング必至でパブリクスはPR会社に危機管理広報を打診?

141015Kマート
■シアーズは10日、傘下のKマートで顧客のクレジットカードやデビットカードの番号などの支払い情報がハッカー攻撃により外部に漏えいしていた事実を明らかにした。盗まれたのは顧客のデビットカードやクレジットカードの番号とカードの有効期限。同社によると、顧客の支払い情報の漏えいは9月初めごろ起きたとされており、Kマートのシステムに侵入させたマルウエア(悪質なソフトウエア)によって引き起こされていた。被害範囲はKマートの店舗を利用した顧客に限定されており、オンラインショップのKマート・コムやシアーズには及んでいない。カードのパスワードや社会保障番号、メールアドレスなどの個人情報は盗まれていないとしている。また、被害を受けたカードの枚数などは明らかにされていない。すでに政府当局と担当の金融機関、ITセキュリティチームと連携して対応にあたっているという。
 ハッカー攻撃による情報漏洩は増加傾向にあり、昨年末に発覚したターゲットからニーマンマーカス、マイケルズ、アルバートソンズ、スーパーバリュ、ホームデポなどの小売チェーンからPFチャンズやデイリークイーンの外食チェーン、宅配便のUPS、金融大手JPモルガン・チェースなどが被害に合っている。
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2014年10月14日

【JCペニー】、創業以来初の黒人CEO!ブレイク氏に師事したエリソン氏には期待大?

141014マービン・エリソン@JCペニー
■JCペニーは13日、次期CEOにホームデポの役員マービン・エリソン氏(49)を指名したことを発表した。エリソン氏は11月1日にJCペニーに移籍し、来年8月1日に現CEOのマイロン・ウルマンの後任として就任する。エリソン氏は2002年にホームデポに入社。2008年からエクゼクティブ・バイス・プレジデントに就任し、ホームデポでは創業以来初の黒人役員となった。同氏はホームデポ入社前、学生時代からターゲットでキャリアを積み、ターゲットに15年間在籍していた。現CEOのウルマン氏は2004年から7年間、JCペニーのCEOを務めた後、2013年4月に業績低迷で更迭されたロン・ジョンソン氏に代わり再びCEOに就任。エリソン氏のCEO就任後も1年間、ウルマン氏は取締役員としてJCペニーに在籍する。
 JCペニーが8月14日に発表した第2四半期決算(5月〜7月期)では、3四半期連続で売り上げが伸びて、予想以上に赤字が縮小した。前年同期の5.86億ドルの純損失から1.72億と赤字が縮小。売上高は紳士・婦人衣料や家庭用品、ジュエリー品が堅調で28.0億ドルとなり、前年同期の26.6億ドルから5.3%の増加となった。既存店・売上高前年同期比は6%の増加だった。ただ同社は6日、第3四半期(8月〜10月期)の既存店ベース見通しを「1桁台半ば」から「1桁台前半」と引き下げる発表を行なっている。  続きを読む
2014年10月13日

【イン&アウトバーガー】、モンキースタイルの裏メニューにファン御用達のビキニまで?

141013イン&アウトバーガー
■1948年にカリフォルニア州ボールドウィン・パークに1号店をオープンしたのが、イン&アウトバーガー(In-N-Out Burger)だ。従業員数が1.6万人を超えるイン&アウトバーガー(In-N-Out Burgerはイネナウトバーガーと発音)は現在、カリフォルニアやユタ、テキサス、アリゾナ、ネバダの5州に296店舗を展開している。他州に進出すると開店時には車が行列をなし、数時間待ちも珍しくない。一度味わうとイン&アウトバーガーの虜になり信者化しまうことでも有名なのだ。最近では6番目に進出する州としてオレゴンが選ばれたとの話題で持ちきりだ。記念すべき300店舗目がポートランド市内になることが予想されている。
 イン&アウトバーガーにはトリビアがいくつかある。よく知られているところでは裏メニューの存在だろう。メニューは基本的に「ダブルダブル(パティとチーズ2枚ずつ)」「チーズバーガー」「ハンバーガー」「フライドポテト」の4種類とドリンクのみとなる。裏メニューはハンバーガーの増量系のビーフパティ3枚にチーズ3枚の「3X3(スリーバイスリー)」やそれぞれ4枚の「4X4(フォーバイフォー)」からピクルスに特製ソースを増量した「アニマルスタイル(Animal Style)」などがあり、アレンジ系では、パンの代わりにレタスでパティをはさんだ「プロテインスタイル(Protein Style)」が人気だ。意外に知られていないのはビーフパティをミディアム・レアでリクエストできるのだ。また、新しい裏メニューとして「モンキー・スタイル(Monkey Style)」がある。溶かしたチーズとグリルドオニオン、それに特製ソースが乗ったアニマルスタイルのフライドポテトをハンバーガーに挟むという荒業だ。スタッフの間でもあまり知られていないメニューであり、見た目が美しくないのでこれはやめておいたほうが良さそうだ。
 熱心な信者が多いイン&アウトバーガーには、カルト信者御用達の商品もある。Tシャツなどが店頭にあるので知らない人はいないだろう。同社のホームページを見るとカタログが夏用冬用の2種類もあり、商品の種類の多さに気づく。冬用カタログにはイン&アウトバーガーのロゴが入ったブーツやバックパック、スウェット上下、パーカーなどがある。夏用のカタログには短パンからキャップ、折りたたみチェアにアイフォンケース、さらにはビキニまであるのだ。Tシャツのプリントも南カリフォルニアストアや北カリフォルニアストア、ラスベガスストア、アリゾナストアとある。Tシャツのプリントデザインは1986年版から2014年版まで年代別にテーマが分かれている。期間限定の商品もあり、現在は女性用サンダルとなっている。ハンバーガーと同様に価格もそれほど高くはないのもイン&アウトバーガーらしい。
 さて、最もカルトファンが多いイン&アウトバーガーの1店当たりの売上高はどのくらいとなるか分かるだろうか?イン&アウトバーガー、マクドナルド、そして急激に出店数を増やし現在は1,100店以上となっているファイブガイズバーガー(Five Guys Burgers & Fries)の1店舗当たりの売上順を考えてもらいたい。  続きを読む
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2014年10月12日

【年末商戦】、4.1%増の成長予想!オンライン売上の成長予想は今年も二桁が当たり前?

141012年末商戦
■全米小売業協会(NRF)は7日、年末商戦となる11月〜12月期の小売売上高が前年同期比4.1%の増加になるとの見通しを発表した。売上総額は6,169億ドル(約66兆円)となり、前年の3.1%を上回るとの予想だ。過去10年間の平均伸長率である2.9%増も上回るペースとなるが、2010年、2011年の5%前後の伸びには達しないとしている。なお、11月と12月の売上総額は2014年の総額3.2兆ドル(約340兆円)中、20%近くを占めると見らている。また同時期のオンライン売上高は8%〜11%増を見込んでおり、最大で1,050億ドルに達すると予想。昨年の年末商戦中のオンライン売上高伸長率は8.6%増だった。NRFのCEOマシュー・シェイ氏は「小売業者にとって今年の上半期は不安定で夏も冴えなかったため、年末商戦についての明るい見通しは朗報になるだろう」と述べている。
 なお、調査企業デロイト社が先月発表したデータによると、11月〜1月期の売上伸長率は4.0%〜4.5%増との見通しを立てており、オンライン売上高も13.5%〜14.0%増との予想だ。調査会社のアリックス・パートナーズでは年末商戦売上高が最大で3.8%増と控えめな予想を示している。  続きを読む
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2014年10月11日

【アマゾン】、ついに出店!競合店をショールーミング化した張本人がショールーム出店?

141011アマゾン出店先
■ウォール・ストリート・ジャーナル紙は9日、ネット通販最大手でオンライン専売ストアのアマゾンが初の実店舗をオープンする計画があると報じた。関係筋の話として報じたことによると、出店場所はニューヨーク・マンハッタンのエンパイア・ステートビルと向かい合う34番地に面したところで、近くにはメーシーズやユニクロ、ZARAもあるショッピング街だ。テスト展開としている新店舗は、年末商戦に向けて開店する見込みという。小型店舗となるためキンドルなどの販売商品は限定的となる。サービスではネットで購入した商品の当日受渡しや、交換や返品なども行うとしている。
 マイクロソフトも先月、ニューヨーク5番街に「マイクロソフトストア(Microsoft Store)」の旗艦店をオープンすることを発表した。アマゾンも店舗をショールームにして売れ筋となっている同社のキンドルシリーズを展示することで顧客にアピールする狙いがあるようだ。

トップ画像:アマゾン実店舗の出店先として報じられた34番街のエンパイアステートビルの真向かい。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アマゾンはオンライン専売ストアとして実店舗展開を避けてきました。というのも店舗をもたないことによる、税制面でのアドバンテージがあったからです。数年前まで、多くの州では、州内に店舗やオフィスなど「物理的な所在」がなければ、消費税を課されなかったのです。カリフォルニア州でもアマゾンで税(8〜9%)抜きで商品が購入できたのです。不公平競争ということでカリフォルニアでも法律が変わり、オンライン専売ストアにも課税されるようになりました。それとともにアマゾンはカリフォルニア州内に「物理的な所在」となる物流倉庫の建設を加速させています。物流拠点から消費者までの「ラストマイル」で、宅配スピードのアップを図るためです。ラストマイルでの競争になると多店舗展開しているチェーンストアが有利になります。で、アマゾンがやったことは、セブンイレブンなどの店舗内にアマゾンロッカーを設置したのです。  続きを読む
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2014年10月10日

【トレーダージョーズ】、ホールフーズやパブリクスに比べて坪売上高が2倍、3倍にも?

141010トレーダージョーズ00
■不動産投資企業JLLが最近発表したデータによると、トレーダージョーズの単位面積当たりの売上高はホールフーズ・マーケットの2倍近くに達している。トレーダージョーズの1平方フィート(約30センチ四方の正方形)当たりの売上高は1,723ドルで、ホールフーズの937ドルを圧倒しているというのだ。さらに驚くべきことにトレーダージョーズの単位面積当たりの売上高はパブリクスの3倍となっている。フロリダ州など6州で約1,100店を展開するパブリクスの1平方フィート当たりの売上高は552ドルだ。そのトレーダージョーズが6日、ニュースレター「フェアレス・フライヤー(Fealess Flyer)」秋号の配布を始めた。同店では8割の商品がプライベートブランドであり、新商品の入れ替えも頻繁に行われているため、ニュースレターによる商品紹介が必要なのだ。新商品から既存商品の紹介を満載したニュースレターは1970年に「インサイダー・レポート(Insider Report)」と題して創刊された。現在のような無料配布ではなく有料(5セント)の小冊子だったのだ。「インサイダー・レポート」から現在の「フェアレス・フライヤー」に変わったのは1985年。4大マス広告(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)では、ラジオ広告しか行っていないトレーダージョーズにとって、ニュースレターがお店とお客をつなぐ、重要なマーケティング戦略となっている。そのため、フェアレス・フライヤーの配布が始まると今でも店のファサードに「ニュースレターが届きました!(The Flyer Has Landed!)」と横断幕が掲げられるのだ。紙媒体のフェアレス・フライヤーは20ページ以上のボリュームとなり、挿絵以外に商品の画像や絵もない。お客は文字情報だけのニュースレターでも食い入るように読むのだ。

トップ画像:トレーダージョーズのファサードに掲げられた「ニュースレターが届きました!(The Flyer Has Landed!)」のバナー。  続きを読む
2014年10月09日

【ニーマンマーカス】、クリスマスブック!水陸両用車にセレブパーティに日本の菓子も?

141009クリスマスブック
■高級デパートメントストアのニーマンマーカスは7日、毎年恒例で発行するクリスマスギフト用カタログ「2014年クリスマスブック(The Christmas Book 2014)」を発表した。今年で88版目となるクリスマスブックには、同社のバイヤーがこだわりぬいたギフト商品約600アイテムを満載し、価格は日本円にして数千円から数千万円までと様々だ。今年も夫婦や恋人などカップル間で贈ることをテーマにした「彼と彼女向け商品(his and hers)」を含む10件の「ファンタジーギフト」を中心に、贅沢でユニークな商品が掲載されている。
 今年、最も注目されているのが「彼と彼女向け商品(his and hers)」にある水陸両用車の「クワッドスキー(Quodski)」だ。バギーとジェットスキーの1台2役となり、陸上と水上ともに最高72km/hでの走行が可能。1台5万ドル(約540万円)となっている。お金持ちのお金の使い方は一般的な感覚とは違うと思わせる商品がある。42.5万ドル(約4,600万円)の「バニティフェア・アカデミー賞体験(Vanity Fair Academy Awards Exprience)」は、アカデミー賞授賞式の出席からハリウッドセレブとのパーティ三昧、フォーシーズンズ運営の高級ホテル「ザ・ペニンシュラ・ビバリーヒルズ・ホテル」の宿泊となっている。これらの体験の実質価格は2.5万ドル(約300万円)だが、残りの40万ドル(約4,300万円)は寄付に回されることになる。4,000万円以上が寄付となるので、セレブとのゴージャスなパーティにも罪悪感を感じないことになる。超富裕層は贅沢な商品ばかりでなく、誰もできないような体験にも支出をする。クリスマスブックで最も高額となるのが47.5万ドル(約5,100万円)の高級パフューム・パリツアーだ。カップルでオンリーワンの香水を創作するツアーだ。ファーストクラスに一流ホテル、リムジン&プライベートガイド付き最高級ツアーに、クリード香水の6代目となるオリバー・クリード氏の指導のもと自分の香水を作ることができるのだ。数カ月後に純金の容器に入ったオンリーワンの香水が届くことになる。無論、自宅への送料は無料だ。毎年恒例となっているニーマンマーカス仕様のスポーツカーは今年、マセラッティ。マセラッティ創業100周年記念のギブリS・Q4が9.5万ドル(約1,000万円)とはお買い得かもしれない。日本人なら誰しも一度は口にしたことのある馴染み深い商品もクリスマスブックに掲載されている。中東で大人気となっているヨックモックだ。日本の菓子折りを代表するヨックモックはアメリカ人にもファンが多い。缶に入ったヨックモック「シガール」は小サイズが36ドル(4,000円)と大サイズが48ドル(5,200円)となっている。

トップ画像:ニーマンマーカスの恒例クリスマスブックは今年、「彼と彼女向け商品(his and hers)」が水陸両用車「クワッドスキー(Quodski)」となっている。バギーからジェットスキーには5秒で切り替わり、陸上と水上ともに最高72km/hでの走行が可能となっている。1台5万ドルは富裕層には安いだろう。  続きを読む
2014年10月08日

【カーブサイド】、ストアピックアップ・アプリをシリコンバレーのターゲットがテスト!

141008カーブサイド
■サンフランシスコやシリコンバレー周辺のターゲットでは、車から降りずに商品を受け取るカーブサイド・ピックアップのテストを行なっている。アイフォンやアンドロイド系アプリ「カーブサイド(Curbside)」のテストだ。カーブサイドはアップルの元エンジニアらが開発したアプリで、スマートフォンで店を選択し商品を購入すると1時間以内に商品ピックアップができるというもの。購入した商品をカーブサイドのスタッフが用意し、店の外にあるテントでユーザーを待ち受ける。ユーザーは名前を告げるだけで車から降りずとも、スタッフがトランクや後部座席に載せてくれる(一部にユーザーが店内に取りに行かなければならないところもある)。返品の受付も行なっており、スタッフにレシートと返品を渡すだけで対応するとしている。カーブサイドの利用に手数料などはなく、スタッフへのチップも必要ない。なお、カーブサイドの対象商品は店の在庫品となっているものの「全てではない」と明記されている。カーブサイドアプリはサニーベール地区のターゲットで5月からテストを始め、現在は10店舗に拡大。今後は他のチェーンストアとも提携しながらカーブサイドサービスを広げていくとしている。

トップ画像:カーブサイドアプリを利用すると、車を降りずともスタッフが荷物をトランクに載せてくれるのだ。年末商戦など繁忙期のレジ行列を避けるには便利なアプリだ。一方でカーブサイドアプリには課題がある。生鮮品など多くの食品がピックアップ対象でないことと、誰がコストを負担するのか?だ。  続きを読む
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2014年10月07日

【ウォルマート】、ダイナミックプライシングでアマゾンより価格優位!課題も露呈した?

141007Eコマース売上順位
■金融機関のウェルズ・ファーゴは3日、ウォルマートのオンラインストアがアマゾンより低価格であることを発表した。2.5万品目を対象にアマゾンと大手チェーンストアのEコマース9社の価格差調査によると、ウォルマートとターゲットが「衣料品・靴」「家電」「家庭用品」「健康・化粧品」の4つのカテゴリーでアマゾンの価格より下回った。調査報告には「驚くべきほど際立って、ウォルマートとアマゾンの価格差が広がっている」としている。6月〜8月期では両社の価格差が10%になり、半年前の1%の価格差が拡大しているという。ターゲットのオンラインストア価格もアマゾンより5%も下回っている。同報告書には「(アマゾンが安いという)イメージは、実際と異なり、アマゾンがプライスリーダーではなくなっている」と指摘している。1年前は17%もアマゾンよりも高かったメーシーズでさえ、直近では1%にまで価格差を縮めている。カテゴリー別でみると「家電」ではターゲットがアマゾンに比べて8.7%と価格が低く、続いてウォルマートの3.3%の価格差となっている。ベストバイはアマゾンより1%高く、ラジオシャックは20%高いため競争力はないとしている。「衣料品・靴」ではウォルマートがアマゾンより6%〜8%価格を下回っており、ターゲットもアマゾンより6%安くなっている。「健康・化粧品」ではウォルマート価格がアマゾンより11%も差があり、1年前の2.9%の価格差より大幅に拡大している。ターゲットもアマゾンより2%の価格が下回っている。「家庭用品」でもウォルマートとターゲットがアマゾンより5%〜10%の価格差になっているという。

トップ画像:2013年のEコマース売上順位。1位がダントツのアマゾンで679億ドル。2位がアップル(183億ドル)、3位がステープルズ(104億ドル)、4位がウォルマート(100億ドル)、5位はシアーズ(49億ドル)となっている。アマゾンがEコマースで圧倒的な存在感だが、大手チェーンストアのEコマースと比べて価格優位性は危うくなってきている。  続きを読む
2014年10月06日

【セブンイレブン】、特大サイズの炭酸飲料にキヌアサラダ?テストで既成概念を打破!

141006セブンイレブン
■アメリカでコンビニエンスストアはビールにタバコにホットドッグを売っているというイメージだ。今でもブルーカラー(肉体労働者)が行く店、というイメージも残っている。ビールやタバコの売り上げが減少傾向とはいえ、糖分たっぷりの飲み物や炭酸飲料などあまり身体の健康によろしくないモノが売れていることに変わりない。アメリカのコンビニは健康志向とは程遠い存在なのだ。炭酸飲料用の特大カップサイズ「ビッグガルプ(Big Gulp)」や高カロリーのシャーベットドリンク「スラーピー(Slurpee)」で知られるセブンイレブンは健康的な食品をテスト展開する。同社は3年前にもサラダなどの健康的な食品ブランド「7スマート(7smart)」の販売を開始していた。今回は大ヒット作となったエクササイズDVD「P90X」のトニー・ホートン氏と提携して、一部地域でテストを行うのだ。ロサンゼルスのセブンイレブン約100ヶ所で販売される「トニー・ホートン・キッチン(Tony Horton Kichen)」は、サンドウィッチやラップ、サラダ、野菜ジュースの商品ラインだ。平均カロリーは360キロカロリー。食品の価格帯は4.75ドル〜6.50ドルで、セロリやほうれん草などが入った野菜ジュース(16オンス:約470ml)は4.99ドルとなっている。同社ではテスト結果を見ながら、商品ラインの拡大や他の店舗への展開を考えていくとしている。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先月、嬉しいことが3つありました。先月、私の誕生日があったことで、サプライズのプレゼントを頂いたり、食事の招待がありました。プレゼントはカットフルーツの花束ギフト「フルーツ・ブーケ(Fruit bouquets)」。とてもカワイイプレゼントにこっ恥ずかしい感じがしましたが、オッサンになってもフルーツは美味しいです。食事は、サウスコーストプラザSCにオープンしたばかりのディン・タイ・フォンでした。話題のショロンポーにエビシューマイにヌードルスープなど、とっても美味しかったです。2つ目の嬉しかったことは、ラジオ番組に出演したことです。当ブログにある後藤の分析が気に入られ、出演の依頼がありました。3つ目に嬉しかったことは先月初めに1日のアクセス数が1万を超えたことです。当ブログの情報量が圧倒的で切り口もユニークなことで、大手ニュースサイトに取り上げられる機会が増えました。  続きを読む
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2014年10月05日

【貧困】、2013年はほぼ横ばい!二極分化が進んだまま底辺層の市場で競争が激しくなる?

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■国勢調査局は先月16日、2013年のアメリカの貧困人口と貧困率が減少していることを発表した。貧困人口は4,530人で前年の4,650万人で2.6%減となる120万人減少した。貧困率は前年の15.0%から2013年は14.5%に下がっている。貧困率が14.3%となった2009年からはまだ高い水準にとどまっている。
 2013年の世帯年収の中央値(インフレ調整済み)は51,939ドルで前年(51,759ドル)から0.3%と微増となった。世帯年収の増加は2007年以来となったが、この増加幅は統計上有意でなく、2年連続で前年とほぼ変わらない水準だ。人種別世帯年収でみると、最も年収が高いアジア人以外の人種で前年よりも増加となった。アジア人は前年から3.7%減少して67,065ドル、白人は0.7%の微増で58,270ドル、南米系は3.5%増加して40,963ドル、黒人は2.3%増加して34,598ドルだった。人種別の貧困率では黒人が27.2%と突出しており、黒人は4人に1人を上回る割合で貧困となっている。年齢別では18歳以下の子どもに占める貧困者の割合は19.9%と前年よりも減少傾向にあるものの、子どもの5人に1人が貧困状態に陥っている。

*貧困は、子供2人を含む4人家族の場合、年間所得2.3万ドル以下で、一定の基準を下回る世帯を貧困層と規定。貧困率とは、総人口に占める貧困者の割合。

トップ画像:人種別の所得収入推移。上から6.7万ドルのアジア人、白人(5.8万ドル)、全人種(5.2万ドル)、中南米系(4.1万ドル)、黒人(3.5万ドル)だ。アジア人と黒人では所得格差が大きい。  続きを読む
2014年10月04日

【シアーズ】、手元流動性悪化でカナダ株を売却!会長兼CEOのエディはシアーズの癌?

141004シアーズ
■シアーズは2日、既存の株主に新株の割り当てを受ける権利を与えて行う増資(株主割当増資)でシアーズ・カナダの株式4,000株を売却し、最大3.8億ドルを調達する計画を発表した。年末商戦に向けて手元資金を確保する計画。これによりシアーズ・ホールディングスによるシアーズ・カナダ株の保有率が51%から12%に低下する。今回の株主割当増資では、既存株主に持ち株1株に対してシアーズ・カナダ株を1株10.60ドルで購入する権利が与えられる。また、同社CEO兼会長のエドワード・ランパート氏が率いるヘッジファンド、企業ESLインベストメンツが約半分を引き受ける計画という。シアーズ・カナダは過去2年間、第4四半期以外は連続して営業赤字に陥っており、国内シアーズでも9四半期連続の損失となっている。シアーズでは売上高の減少が続いていることで、手元流動性が悪化している。先月もランパート氏がもつヘッジファンドから4億ドルの短期融資を受けることを発表したばかりだ。  続きを読む
2014年10月03日

【ファミリーダラー】、矛盾する価格マッチ!独禁法を理由に買収を拒否しているのでは?


■ダラーストアのファミリーダラーは30日、競合店の広告価格と合わせる価格マッチ保証「広告マッチ(Ad Match)」プログラムを始めた。同社の広告価格マッチ・プログラムは、地域の競合店で同一商品が安かった場合、その価格に合わせて差額分を返金するというもの。同ブログラムで必要となるのは、紙媒体の広告チラシ。スマートフォンなどモバイル上でのチラシは不可となる。対象となるのはサイズや内容量、フレーバー、カラーなどがまったくの同一商品であること。競合店のセール品の数量が限定されている場合も、これに合わせる。競合店のロイヤリティカードのセール価格でも、広告に価格が明記されていれば価格マッチプログラムの対象となる。「一つ目購入で2つ目が無料(BOGOF:Buy One Get One Free)」販促もチラシに価格が記されていれば、一つ目の価格を合わせ2つ目の商品が無料となる。同じ地域の競合店でも対象が除外されるのは、インターネット上にあるセール価格。セール品を絞らない「全品40%オフ」や「25ドル以上購入で5ドル引き」などの販促も価格マッチ保証から除外される。

トップ画像:ファミリーダラーの価格マッチ保証「広告マッチ(Ad Match)」プログラムの説明動画。競合店のチラシ例として、CVSとダラーゼネラルをだしている(01:00辺り)。  続きを読む
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2014年10月02日

【レジ袋】、カリフォルニア州全体でレジ袋禁止!ウォルマートのレジで商品を忘れたら?

141002ウォルマートレジ袋
■カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は30日、スーパーマーケットやドラッグストアなどでのレジ袋の使用を禁止する法案に署名した。使い捨てのレジ袋を禁止する「カリフォルニア上院法案270(SB270)」の成立を受け、カリフォルニア州は他州に先駆けレジ袋を初めて禁止した州となった。この州法では、2015年7月1日から大手チェーンのスーパーマーケットやドラッグストアでレジ袋の使用が禁止され、その1年後にコンビニエンスストアやリッカーストア(酒店)、ローカルの食料品店で禁止となる。生鮮食品で使われるビニール袋は除外される。また、家電店やアパレルストアなど非食品店でのレジ袋の使用は許可されている。州法には再利用できるレジ袋を販売することや、紙袋を10セント(約11円)から販売できることも認められている。なお、同様の条例が、環境保護活動家らの支持を受けてロサンゼルスやサンフランシスコ市ですでに採用されている。ブラウン知事は「この法案はビーチや公園、海洋までを汚すレジ袋を減らすという正しい方向に向けた第一歩です」とし、「州でレジ袋を禁止したのは私達が国内で最初ですが、これで最後になることはないでしょう」と語った。

トップ画像:ウォルマートの手動回転式レジ袋マシーン。後藤は以前、ここで卵を置き忘れたことがあった。数日後にレシートを見せて「レジで卵を忘れた」との自己申告だけで、ウォルマートがどのように対応するかを実験してみた。  続きを読む