2018年05月26日

【ベストバイ】、実店舗の強みを発揮して集客増!年200ドルの無制限サポートはどうよ?

180526ベストバイ
■年末商戦を含む11月〜1月期で絶好調だった家電量販店大手のベストバイが再び高い集客を維持した。ベストバイが24日に発表した第1四半期(2月〜4月期)決算では好景気を背景にスマートフォンやアプライアンスなどが牽引したことで、既存店・売上高前年同期比が7.1%の大幅増加となった。

売上高は前年同期の85.3億ドルから91.1億ドルになり約7%の増加。前年同期に比べ大型店17店舗とショッピングモールに展開するベストバイ・モバイル193店がそれぞれ減少したものの既存店売上が上回った。純利益は2.08億ドルと同11%の増加となった。

粗利益率は薄利のスマートフォンが売れたこと等で23.3%となり、前年の23.7%から0.4ポイント減少した。一般販売管理費率は前年同期の20.2%から20.1%と0.1ポイントも圧縮した。既存店ベースは7.1%の増加。

売上全体の9割を占めるアメリカ国内の売上高は、前年同期の84.1億ドルから79.1億ドルと約7%の増加だった。国内の既存店ベースも7.1%の増加だった。スマートフォンや白物家電、コンピューター、タブレット、スマートホームが牽引した。一方、Eコマースは12%の増加となった。前年同期は22.5%の増加。

商品カテゴリー別の既存店売上前年同期比では売上の46%を占める「コンピューターとモバイルフォン(Computing and Mobile Phones)」が、10.2%の増加だった。売上全体の32%を占める、大型4Kテレビなどの「コンシューマーエレクトロニクス(Consumer Electronics)」は2.9%の増加だった。売上全体の10%の「アプライアンス(Appliances)」は、好調な住宅市場と競合のhhグレッグが清算したことを背景に13%の増加。全体の5%となる「エンターティメント(Entertainment)」は0.8%の減少だった。売上の5%となる「サービス(Services)」も7.3%増となった。

 ベストバイは22日、年会費200ドルとなる無制限のお客様サポート「トータル・テック・サポート(Total Tech Support)」を発表した。ギーク・スクワッドによるサポートはテレビの壁かけや大型白物家電の設置、コンピューターセットアップ、スマートホーム機器のセッティングに一部ハードウェアの修理などが半額以下となり、インストール可能台数3台のセキュリティソフト等が無料、店内でのサポートから電話やオンラインでの24/7のサポートがつくというもの。ベストバイ購入でない製品についてもサポートがつく。

トップ画像:ベストバイのモバイル部門。スマートフォン等が牽引したことで粗利益率が減少も既存店ベースは大幅アップだ。  続きを読む
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2018年05月25日

【クローガー】、料理キットのホームシェフ買収!後藤が指摘した問題解決に沿った買収?

180525ミールキット@ラルフス
■スーパーマーケット最大手のクローガーは23日、料理キット(ミールキット)業者のホームシェフ(Home Chef)の買収に合意したことを発表した。クローガーは1週間前、イギリスのネット専業スーパー最大手のオカド・グループとの提携を発表したばかり。定期宅配(サブスクリプション販売)でも一日の長のあるミールキット業者を傘下にすることで、クローガーはオムニチャネル化を一層進めていく。

ミールキットは料理がすぐに調理できるよう、あらかじめレシピに合わせて必要な分量の食材や調味料のみがセットされたもの。食材を洗ったり皮をむく手間もなく同封レシピに従って調理すれば20分程度で高級レストラン並みの食事を楽しめる。ミールキットは通常、ネット販売によるサブスクリプション販売の形をとっており、3食分(1食二人分)が入ったパッケージなど、まとめて宅配される。

2013年に創業したホームシェフの買収額は2億ドル。今後5年で一定の業績を上げれば最大5億ドルを支払うアーンアウト(earn-out)条項も盛り込まれている。ミールキットを毎月300万セットを宅配しているホームシェフの売上高は前年比150%増となる2.5億ドル。同業の「ブルーエプロン(Blue Apron)」、「ハローフレッシュ(Hello Fresh)」に次いで業界3位の規模となっている。

一方、クローガーは1年前から自社開発で始めたミールキット「プレップ&ペアド(Prep + Pared)」があり、ラルフスなど傘下のスーパー500店以上で販売している。買収後はプレップ&ペアドをホームシェフに統合させながら、2,800店近くある全スーパーでホームシェフのミールキットを販売するとしている。

 ネット注文の定期宅配から始まったミールキットは、大手の食品スーパーを中心に拡大中だ。アルバートソンズは先月、昨年買収した「プレーテッド(Plated)」のミールキットを店頭で販売すると発表。

ウォルマートもスーパーセンターなど250店舗で低価格のミールキット販売を開始する。年内中には2,000店舗での販売展開だ。ミネアポリスを地元にする「ローカル・クレート(Local Crate)」のミールキットを一部店舗でテスト販売していたターゲットは、カリフォルニアやミネアポリスの200店以上に販売を拡大する。

コストコでは「シェフド(Chef'd)」やブルーエプロンのミールキットの取り扱いを始めている。

フロリダのパブリクスでも一部で自社開発のミールキット販売を行っている。テキサス州の地場スーパー、HEBも自社製ミールキットの販売を行っている。

HEBのアップスケール・スーパーであるセントラル・マーケットはインストア・ミールキットを販売中だ。インストア・ミールキットは、店頭販売されている食材等を店内のキッチンで下ごしらえしパックしているもの。シアトルに11店舗あるPCCナチュラルマーケットも一部でインストア・ミールキットを始めている。

中西部に235店のスーパーセンターを展開するマイヤーも2月から自社開発のミールキットの販売を開始。レジなしコンビニのアマゾンゴーを展開するアマゾンもアマゾンゴーやアマゾンフレッシュで独自のミールキットを手掛けている。ニュージャージー州のショップライトも自社ブランドでミールキットを発表している。

 食品業界のコンサルタント企業ペンタレクトによると、ミールキット市場は昨年22億ドルに達しており、向こう5年間は毎年25〜30%の成長とみている。

トップ画像:ラルフスで販売しているクローガーのミールキット「プレップ&ペアド(Prep+Pared)」がボゴフになっている。「一つ買えば二つ目が無料(ボゴフ:BOGOF:Buy One Get One Free)」になっているのはミールキットが売れていないのだろうか?として後藤は解決策としてハナフォードが扱う「ホームシェフ(Home Chef)」の事例を挙げていた!?  続きを読む
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2018年05月24日

【ターゲット】、客数がここ10年以上で最大の伸び!アマゾンエフェクトは利益に現れる?

180524ターゲット
■ターゲットが23日に発表した第1四半期(2月〜4月期)では、客数が過去10年以上で最大の伸びになった。またキャッチアップしているEコマースも伸びたことで売上に寄与した。

売上高は前年同期比3.4%増となる167.8億ドルだった。純利益は減税効果で7.18億ドルと同5.9%の増加となった。

Eコマースの売上増に伴い粗利益率は前年同期の30.0%から29.8%と0.2ポイント減少。一般販売管理費率は20.7%から21.1%に0.4ポイント増加となり、営業利益は前年同期から10%近く減少した。営業利益率は前年の7.1%から6.2%になっている。

既存店・売上高前年同期比は3.0%の増加だった。前年同期は1.3%の減少だった。既存店ベースの内訳は客単価が0.6%の減少となったものの、客数が3.7%の増加となり、増加幅はここ10年以上では最大となった。天候不順により気温に左右される商品の売れ行きや悪かったが、食品や日用品などが牽引した。

Eコマースは前年同期比28%の増加となり、既存店の集客にも寄与したという。オンライン売上は第1四半期で売上全体の5.2%を占めるにいたっている。前年同期は同4.2%だった。

ターゲットは国内に1,829店を展開しており、その内訳はスーパーセンター業態など4,760坪以上の大型店が274店(前期から横ばい、前年同期から2店減少)、1,400坪〜4,760坪未満の通常のディスカウントストア・フォーマットは1,502店(前期から2店増、前年同期から3店減少)となっている。「フレキシブル・フォーマット(flexible format)」と呼ばれている1,400坪以下の小型店は前期から5店舗増やし53店舗となった。都市に展開するフレキシブル・フォーマットは前年同期(26店)から2倍のペースでの増加となっている。

 ターゲットは洗剤やシリアルなど日用品や非生鮮食品などを翌日に宅配する「ターゲット・リストック(Target Restock)」で手数料を減額し全店で展開することを発表した。ターゲット・リストックの対象商品は毎日の生活で欠かせない日用品や雑貨、生鮮品以外の食品、健康、ベビー、ビューティ関連、パーソナルケア、ペット用品など3.5万品で、45ポンド(約20キログラム)まで注文が可能。注文は月曜日〜金曜日の午後7時までに行うと翌日には宅配される。日曜日の宅配サービスはない。

ターゲット・リストックの手数料はこれまでの一律4.99ドルから、ターゲットの自社カード「レッドカード(REDCard)」保有者には無料となり、その他は2.99ドルとなる。ターゲットは昨年夏、リストックを対象商品1万品目でミネアポリス/セントポール地区にあるターゲットから開始していた。なおレッドカード保有者には、アプリを使った独自のモバイル決済システム「ウォレット(Wallet)」の利用や合計金額から5%の値引き、ターゲット・コムでの送料無料のサービス特典がある。

 ターゲットは今年中にカーブサイド・ピックアップ・サービスの「ドライブ・アップ(Drive Up)」を1,000店に拡大する。カーブサイド・ピックアップは利用者がネットで注文した商品を指定されている店舗駐車場にて店のスタッフから受け取るサービス。通常、利用者は車から降りる必要はなく、注文品はスタッフがトランクに積んでくれる。

カーブサイド・ピックアップは、大手チェーンストアでは競合ウォルマートが生鮮品などを対象に「ウォルマート・グローサリー(Walmart Grocery)」で行っており、スーパーマーケットチェーン最大手のクローガーも「クリックリスト(Clicklist)」というサービス名で傘下のスーパー等1,000店以上に拡大している。

ターゲットはまた買収したオンデマンド買物代行・宅配サービスのシプツ(shipt)による当日宅配サービスの拡大も行っている。ミネアポリス郊外などのターゲットで3月初めから開始した当日宅配は440店舗に広がっており、今後はニューヨーク市やボストン、シカゴ、サンフランシスコなど大都市圏のターゲットにも展開。ターゲットはシプツを5.5億ドル(約620億円)で買収後、今年中に約半数で当日宅配サービスを開始すると発表。2018年の年末商戦までにほぼすべての店舗で当日配送を可能にすると宣言していた。  続きを読む
2018年05月23日

【料理キット】、オフィス内のスマート自販機で販売!コンビニまでの5分も遠く感じる?

180523バイト・フーズ・スマート冷蔵庫
■スーパーマーケットでも拡大している料理キット(ミールキット)が店先やオフィスに設置されたスマート自販機でも購入できるようになる。

ミールキットは料理がすぐに調理できるよう、あらかじめレシピに合わせて必要な分量の食材や調味料のみがセットされたもの。食材を洗ったり皮をむく手間がなく同封のレシピに従って調理すれば短時間でレストラン並みの食事を楽しめる。

ミールキットは通常、ネット販売による定期宅配(サブスクリプション販売)の形をとっており、3食分(1食二人分)が入ったパッケージなど、まとめて宅配される。この数年間でミールキット市場への参入企業が相次ぎ、最近では定期宅配をしなくとも、スーパーマーケットでミールキットを購入できるようになっている。ラストワンマイルを詰めているミールキットが、オフィスでも購入できるようになるのだ。

ミールキット業者のシェフド(Chef'd)は16日、オフィス内などでスマート自販機を展開するバイト・フーズ(Byte Foods)と提携したことを発表した。

サンフランシスコを拠点に2016年に創業したバイトフーズは、オフィス向けに冷蔵庫型自販機を展開することで、人気でヘルシーな食品を24時間年中無休で提供しているスタートアップ企業。バイトのスマート冷蔵庫には、有名コーヒーショップの「ブルーボトルコーヒー」の缶コーヒーやオーガニックジュースの「アーバン・レメディ(Urban Remedy)」のジュース、サンドウィッチ専門店の「ミクストグリーンズ(Mixt Greens)」のサンドウィッチなど人気ショップの商品が入れられている。

スマート冷蔵庫の使い方は、冷蔵庫の扉にある端末でクレジットカードをスライドさせ、冷蔵庫を開けて商品を取り出すだけ。スマート冷蔵庫に入っている商品にはRFIDタグが貼られており、利用者がどの商品をピックアップしたか分かり決済できるようになっている。リアルタイムで売上や在庫状況をモニターできるようにもなっている。

バイトのスマート冷蔵庫は月500ドルで借りられ、商品補充や売れ残った食品廃棄(主に寄付)のサービス費用も含まれている。バイトではパテント化した需要アルゴリズムにより食品廃棄を最小限に抑えた適正在庫での販売を可能としている。

バイト・フーズと提携することで、シェフドのミールキットをオフィスに置かれるスマート冷蔵庫で販売する。シェフドのミールキットは二人分で15ドルと20ドル。

なおスマート冷蔵庫はテスラやシスコなどのオフィスに、カリフォルニア大学サンフランシスコ校やスタンフォードなどの大学等、100ヵ所に設置されており、向こう6ヶ月間で店頭や店先、病院やスポーツジム、大規模アパートや(賃貸)マンションなど500ヵ所以上に設置していくという。

トップ画像:オフィスに置かれているバイト・フーズのスマート冷蔵庫。スマート冷蔵庫の使い方は、冷蔵庫の扉にある端末でクレジットカードをスライドさせ、冷蔵庫を開けて商品を取り出すだけ。スマート冷蔵庫に入っている商品にはRFIDタグが貼られており、利用者がどの商品をピックアップしたか分かり決済できるようになっている。これからはオフィスで料理キットを購入する時代なのだ。


バイト・フーズのスマート冷蔵庫の解説動画。バイトのスマート冷蔵庫は月500ドルで借りられ、商品補充や売れ残った食品廃棄(主に寄付)のサービスも含まれている。バイトではパテント化した需要アルゴリズムにより食品廃棄を最小限に抑えた適正在庫での販売を可能としている。スマート冷蔵庫には、有名コーヒーショップの「ブルーボトルコーヒー」の缶コーヒーやオーガニックジュースの「アーバン・レメディ(Urban Remedy)」のジュース、サンドウィッチ専門店の「ミクストグリーンズ(Mixt Greens)」のサンドウィッチ等を販売しており、動画では伊藤園の「お〜いお茶」も見える。  続きを読む
2018年05月22日

【ホールフーズ】、新365に問題点!新鮮さの訴求もお客が勘違いするサインやデザイン?

180522ホールフーズ365ロングビーチ(1)
■ホールフーズ・マーケットは先月25日、ロサンゼルスでは3号店目となる「ホールフーズ・マーケット365(Whole Foods Market 365)」をオープンした。8店舗目となる365は、ロサンゼルス・ダウンタウンから車で30分のところにあるロングビーチ市(3881 Lakewood Blvd., Long Beach, CA 90808)。ロサンゼルス国際空港からも車で30分程度と近距離にある。

ノードストローム・ラックやオーチャード・サプライ・ハードウェア、TXマックス、ペットスマートが入居するショッピングセンター「ロングビーチ・エクスチェンジ(Long Beach Exchange)」の核テナントとしてオープンした。ペットスマートと並んでいる365ロングビーチ店の店舗面積は780坪。

365ロングビーチ店には、365サンタモニカ店にも入っている、オーガニックコーヒー・カフェの「グランドワーク・コーヒー・カンパニー(Groundwork Coffee Co)」に、アジア系レストランでオリジナル丼を提供する「イエローフィーバー(Yellow Fever)」も入店している。

 以前まで「365バイ・ホールフーズ・マーケット(365 by Whole Foods Market)」と呼ばれていたホールフーズ・マーケット365は、20代〜30代のミレニアル層をターゲットに低価格で訴求する小型フォーマット。

同社の割高なイメージからつけられたニックネーム「ホール・ペイチェック(Whole Paycheck:給料の大半が高額なオーガニック食品に使われるという意)」を払拭するため、野菜や果物に非オーガニックを大幅に導入。

通常2.5万〜3万品目の品揃えであるホールフーズに対して365は7,000〜8,000品目と商品を絞り込み、プライベートブランド(PB)の比率もホールフーズの10%に対して365は40%にPBを増やし、お値打ち感を演出している。デジタル電子棚札(Electronic Shelf Label)の導入やタブレット端末によるワイン説明など、これまで培ったエブリデー・ロー・コスト・オペレーションのノウハウを隅々にまで行き渡らせている。

 一方、365では最新となるロングビーチ店では一部に変更が加えられている。人件費を抑えるため、シーフードや精肉は真空パック等にしたプリパッケージ販売のみとなっているのだが、精肉コーナーには「ブッチャーズ・カット(Butcher's Cut)」というブッチャー用の店内加工部門があるのだ。精肉の陳列にも「ブッチャーズ・カット店内で毎日カットしています」とPOPが貼られており、新鮮さをアピールしている。

ただし365ロングビーチ店のブッチャーズカットには問題がある。ブッチャーといえば顧客の要望に応じて適当な量・形状に切り分けることも意味するのだが、ロングビーチ365では、こういったカスタムカットは行っていない。あくまでも精肉をパッケージ販売に加工するためのブッチャーなのだ。

しかし、お客とコミュニケーションが取れるように売り場との間にガラス等の仕切りがないため、カスタムカットできるものだと勘違いしてしまうのだ。また勘違いを増長するように、隣のデリ部門ではカスタムメイドのピザやサンドウィッチを提供しているのだが、これまでの365にあったオーダー端末は撤廃し、口頭での注文となっている。

 お客にとって紛らわしい「ブッチャーズ・カット(Butcher's Cut)」のサインはいずれ撤去されるだろう。新鮮さを訴求するつもりが、お客に思い違いをさせる改悪となった事例だ。

トップ画像:「ホールフーズ・マーケット365(Whole Foods Market 365)」ロングビーチ店。ロサンゼルスでは3号店目となる。  続きを読む
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2018年05月21日

【アマゾンゴー】、シカゴやサンフランシスコにオープン!店を見る以上にアプリを確認?

180521アマゾンゴー
■キャッシャーレス・コンビニエンスストア「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」がシカゴとサンフランシスコにオープンする。シアトルタイムズなど一部メディアが求人広告から見つけ、アマゾンも両都市にアマゾンゴーを設置する計画があることを認めた。が、オープン時期など、具体的な内容は明らかにしていない。求人広告にはアマゾンゴーのストアマネージャーやシェフなどの関連職の募集が掲載されていた。

シアトル市内にある50坪程度のアマゾンゴーは、人工知能やコンピューターヴィジョンを駆使することで、レジでの精算なしで食品を買うことができる革新的な店舗だ。レジなしで決済できることで、アマゾンゴーにはレジがなく、レジ係りもいない。

アマゾンゴーには、スマートフォンにダウンロードした専用アプリのQRコードで入店する。QRコードでチェックインすると、自動改札機のようにゲートが開き入店できるのだ。あとは購入したい商品を手に取り店を出ていくだけで、アマゾン・アカウントにある利用者のクレジットカードに自動的にチャージされる仕組みだ。また手に取った商品を商品棚に戻すと、天井にあるカメラやセンサーが認識して、チャージされないのだ。

レジがないといっても無人コンビニエンスストアではない。アマゾンゴーでは日本のコンビニエンスストアよりも、むしろスタッフの多さが際立っている。入り口には入店のチェックアウトにアシスタントスタッフが配置され、アルコールセクションには買い物客のIDをチェックするスタッフが常駐、商品補充のスタッフに加え、サンドウィッチやブリトーなどを調理するスタッフが10人程度いるのだ。

アマゾンゴーはあまりにも革新的すぎる店舗であるため買い物客が戸惑う様子も報告されている。「外に出ていくだけでショッピング(JWO:Just Walk Out Shopping)」に慣れない買い物客は「本当に商品を持って出ていってもいいの?」と尋ねる人が後を絶たないのだ。一方でリピーターが予想以上に多いことも伝えられている。アマゾンゴーの役員は「アマゾンゴーの近くで働く人たちは、飲み物を一つ買うためだけでもやってきます」と述べている。

またアマゾンゴーのベストセラーも明らかにしており、チキン・バインミー・サンドウィッチやチョコレート・チップクッキー、カットフルーツ、グミベア、ミールキットが人気となっている。

 今年2月には関係者の話としてシアトルやロサンゼルスを含む6ヵ所にアマゾンゴーをオープンすると報じられた。

トップ画像:アマゾンゴーでは調理スタッフだけで10人程度働いてる。店内には常駐スタッフもいて、レジなしではあるが、無人コンビニではない。  続きを読む
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2018年05月20日

【HEB】、地方の食品スーパーもオムニチャネル化で新しい役職をもたらした!CDO?

180520HEBプラス
■CEOは最高経営責任者(Chief Executive Officer)、CFOは最高財務責任者(Chief Financial Officer)、COOは最高執行責任者(Chief Operating Officer)が代表的なCから始まる役職だ。日本でも最近、知られるようになった役職にCIOがある。CIOは情報システムに関する最終的な責任者で、最高情報責任者(Chief Information Officer)となる。このCIOに代わってCDOという役職を新設する企業が増えている。

CDOとは最高デジタル責任者(Chief Digital Officer)で、小売企業では存在感を増すアマゾンに対抗してITやオムニチャネルを駆使して新しい価値を創造することをミッションにしている役職だ。

ボピスやボドフスなどのオムニチャネル化が不可避となったチェーンストアにとって、多店舗展開によるチェーンストアのビジネスモデルは大きな変革期を迎えている。これからの消費の中核となるミレニアル世代がスマートフォン・アプリなどのデジタルツールを使いこなしている中、そのニーズに応える新しいサービスを生み出すには既存のチェーンストアによるアプローチでは限界がある。自社がもつITだけでなく、外からITを積極的に取り入れることで、新しい価値を創造しなくてはならないのだ。

最先端技術を使った新たなサービスの開発には、縦割りの組織にせず組織横断的にまとめ上げる役職が必要になっており、さらに新たなアイディアや技術を大胆に取り入れていく頭脳が必要となっているのだ。その中で生まれているのがCDOなのだ。昨年、アマゾンがホールフーズを買収したことで、いまでは大手チェーンストアだけでなく中堅小売企業から食品スーパーまでCDOを新設している。

テキサス州を中心に約400店を展開するスーパーマーケットチェーンのHEBもその一つだ。HEBは今年2月、オンデマンド買物代行・宅配サービス企業の「フェイバー・デリバリー(Favor Delibery)」を買収した。2013年創業のフェイバー・デリバリーはテキサス州オースティンを本拠地に同州内にある約50地域でレストランから宅配するスタートアップだ。買収から3か月、HEBが新設したCDOの役職にフェイバー・デリバリーの社長兼CEOのジャグ・バス氏が就いたのだ。

HEBは地方のスーパーといえどもアマゾンやウォルマート、大手スーパーに対抗してオムニチャネル化を急いでいる。HEBはカーブサイド・ピックアップを急拡大しているのだ。カーブサイド・ピックアップは利用者がネットで注文した商品を指定されている店舗駐車場にて店のスタッフから受け取るサービス。利用者は車から降りる必要はなく、注文品はスタッフがトランクに積んでくれる。HEBではカーブサイド・ピックアップを3年前からテストを始め、現在では100店以上に導入している。

新店舗にはカーブサイド・ピックアップ専用レーンを施設しており、今年中には200店でカーブサイド・ピックアップを展開する計画だ。このHEBカーブサイドに加えてデリバリー展開も急いでおり、買収したフェイバー・デリバリーが宅配を担うことになる。

さらにHEBにはグローサラントブランド「ツルーテキサスBBQ」を展開しており、アプリから事前に注文できるモバイルオーダーも行っている。HEBはスマートフォンにダウンロードした専用アプリでお客が商品バーコードをスキャンしながら買い物を行う「HEBゴー」をサンアントニオ地区にある2店舗でテストを行っている。買い物の代金をアプリ上でも決済可能にしており、いわばフィンテックを行っていることになる。

 HEBのCDO新設は食品スーパーでさえデジタル化が必須且つ最優先事項であることを浮き彫りにしている。一方で食品スーパーもレガシーな組織文化であれば抵抗勢力によりCDOが意味をなさなくなるリスクもはらんでいるのだ。  続きを読む
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2018年05月19日

【クローガー】、ピッキングロボットをフルフィルメントセンターに導入!も600人雇用?


■スーパーマーケット・チェーン最大手のクローガーが17日、イギリスのネット専業スーパー最大手のオカド・グループと提携したことを発表した。クローガーはオカドのロボット物流システムを同社のロジスティクスに導入し、ネットスーパーの効率化を図る。ホールフーズ買収後、生鮮品販売でも台頭するアマゾンに対抗する。

クローガーはすでにオカドの株式1%を保有しているが、さらに6%以上保有するとしている。クローガーは2000年に創業したオカドの独自技術「オカド・スマート・プラットフォーム」の一部導入すると見られている。同技術ではオンライン注文や決済、ピッキングからシッピングなどの配送管理などを含んでいる。

この提携によりクローガーは今年、アメリカ国内にロボットを導入したフルフィルメントセンター(ネット注文対応の物流倉庫)を3ヵ所建設するほか、今後3年で20ヵ所まで増やす計画。

詳細は明かされていないが、クローガーは新物流倉庫でそれぞれ600人を新たに雇用すると公表しているため、完全自動化となる倉庫を作るわけではない。倉庫内を動き回って生鮮品等をピックアップし、梱包等を担当するシッピング・スタッフにまで運ぶ、ピッキングロボットの導入と見られている。

 クローガーが3月8日に発表した第4四半期(11月〜1月期)では売上高が310.3億ドルと前年同期比12.4%の増加だった。純利益は8.54億ドルとなり、法人減税により同68.8%の大幅増となった。ガソリン販売を含まない既存店・売上高前年同期比は1.5%の増加となった。

ネットで注文して店で受け取るクリックリストなどのデジタル売上は前年から90%以上の増加となっている。

通年ベースでは売上高が1226.6億ドルと前年比6.4%の増加。純利益は19.1億ドルと同3.4%の減少だった。既存店・売上高前年比(ガソリンの売上高は含まない)は0.7%の増加だった。

クローガーでは傘下のラルフスやフード4レスなどスーパーマーケットを2,782店展開しており、すでに約1,100店でクリックリストを導入している。クローガーは昨年秋、店内の顧客体験を改善する「リストック・クローガー(Restock Kroger)」計画を発表。リストック・クローガーの一環としてクリックリストの拡大やお客がスマートフォン・アプリや端末で商品バーコードをスキャンしていく「スキャン、バッグ、ゴー(Scan, Bag, Go)」の400店舗への導入などを掲げている。

 なおクローガーではオカドと提携について、数年前から交渉を始めておりホールフーズを昨年買収したアマゾンへの対抗策との見方を否定している。

トップ動画:イギリスのネット専業スーパー最大手のオカドグループの物流ロボット動画。倉庫内を動き回って商品をピックアップし、梱包&シッピングスタッフまで運ぶロボットだ。  続きを読む
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2018年05月18日

【ウォルマート】、ECが再び伸長!ECサイトも「インスタ映え」な洗練したデザイン?

180518ウォルマート・グローサリー
■ウォルマートが17日発表した第4四半期(11月〜1月期)決算は、前期で鈍化していたEコマースが再び好調さを取り戻した。一方、国内の既存店ベースは天候不順で若干響いた。

会員費等を含む総売上高は4.4%増となる1,226.9億ドル。純利益は前年同期から29.8%減となる21.3億ドルとなった。引き続きアマゾンなどEC企業との価格競争で粗利益が低下、ITへの投資、輸送コスト上昇等で利益を圧迫した。

 売上高の約6割を占める国内のスーパーセンターやディスカウントストアなどウォルマートUSの売上高は777億ドルと前年同期比2.3%の増加だった。

ウォルマートUSの既存店・売上高前年同期比(ガソリン販売は除外)は生鮮品が牽引し2.1%の増加となった。内訳は客単価が1.3%増加し、4月が例年にない寒さに見舞われたものの客数が14四半期連続プラスとなる0.8%の増加となった。

Eコマースは売上高が前年同期比33%増となり、前期の同23%増からは伸長した。前期となる第4四半期(11月〜1月期)では年末商戦時のEC在庫を見誤ったとしていた。Eコマースが再び伸びているのは、取り扱い品目数が7,500万品目に達していることやカーブサイド・ピックアップのウォルマート・グローサリー導入店が増えたことも要因。

サムズクラブは63店舗のスクラップで一部を既に閉鎖したが、既存店ベース(ガソリン販売は除外)は3.8%の増加となった。客単価はタバコ販売を止めた事で1.8%の減少となったものの、客数は5.6%と大幅増となった。サムズクラブの既存店ベースのプラスは9四半期連続となっている。

 ウォルマートは9日、インドのネット通販最大手フリップカートの株式77%を約160億ドルで取得すると発表した。

ウォルマート第1四半期(2月〜4月期)
総売上・前年同期比:4.4%増
純利益・前年同期比:29.8%減
既存店・売上高前年同期比:2.3%増(アメリカ国内)
ウォルマート店舗数(18年4月23日)
 アメリカ国内店舗数:5,369店
  スーパーセンター:3,550店
  ネイバーフッドマーケット:704店
  ディスカウントストア:377店
  小型店など:99店
  サムズクラブ:639店

 海外店:6,360店

 総店舗数:11,729店

トップ画像:ネットで注文した生鮮品等をお店の専用スペースで受け取るウォルマート・グローサリー。  続きを読む
2018年05月17日

【ホールフーズ】、プライム会員に10%オフとディープディスカウント新プログラム開始!


■アマゾンとの統合を進めているホールフーズ・マーケットはプライム会員を対象にした値引きプログラムを開始した。

ホールフーズが16日に発表した新プログラムはセール商品の10%引きと人気商品の大幅な値下げだ。数百品目に上る黄色いセールサイン「さらに10%オフ(Extra 10% off SALE)」とある商品は10%引きとなり、「プライム会員ディール(Prime member deals)」と記されたブルーのセールサインの商品はディープディスカウントとなる。

新プログラムは16日からフロリダ州の28店舗から始め、今夏には全店に拡大する。

新プログラムの使い方は、ホールフーズ・アプリからアマゾン・アカウントで登録しているメールアドレス(もしくは携帯電話番号)とパスワードでログインする。ログイン後にあるQRコードをレジでスキャンさせる(もしくは携帯番号を伝える)とプライム会員の値引きを受けられる。

プライム会員はまた、アマゾンのクレジットカード「アマゾン・プライム・リワード・ビザ・シグナチャー・カード(Amazon Prime Rewards Visa Signature Card)」で買い物するとさらに5%の還元を受けることができるという。

 アマゾンはホールフーズを買収後、サービス等の統合化を図っている。買収直後にはホールフーズが扱う生鮮品など一部の商品の値下げに踏み切った。ホールフーズやホールフーズ365にアマゾン専用のロッカーを導入。昨年末には100店以上で、アマゾン・エコーなどのアマゾン製品を販売を開始しており、一部にはポップアップストアも導入した。

一方、アマゾンでもホールフーズのプライベートブランド(PB)「365エブリデーバリュー(365 Everyday Value)」の販売を開始した。レジなしコンビニエンスストアのアマゾンゴーでもホールフーズのPB商品を扱っている。アマゾン・トレジャー・トラックによるセール品の受け渡しをホールフーズの駐車場を使って行っている。

2月にはアマゾン・プライム・リワード・ビザ・シグナチャー・カードの還元をホールフーズでの買い物でも適用した。最近ではホールフーズから短時間で宅配する「プライムナウ(Prime Now)」の対象地域をロサンゼルスやサンフランシスコなど10都市にまで拡大している。

 ホールフーズでは今月2日に旧プログラムを終了。オースティンにあるホールフーズでは一時的にプライム会員に向けの10%ディスカウントを行っていた。プライム会員は5月11日から年会費99ドルから119ドルに値上げされている。アマゾンCEOのジェフベゾス氏は先月、プライム会員数が世界で1億人に上っていることを公表した。

トップ動画:ホールフーズによるプライム会員向けの新プログラムPR動画。数百品目に上る黄色いセールサイン「さらに10%オフ(Extra 10% off SALE)」とある商品は10%引きとなり、「プライム会員ディール(Prime member deals)」と記されたブルーのセールサインの商品はディープディスカウントとなる。  続きを読む
Posted by usretail at 01:19Comments(0)スーパーマーケット
2018年05月16日

【ウォルマート】、スキャン&ゴー撤廃!レジなしアマゾンゴーよりも優れている点とは?

180516スキャン&ゴー00
■ウォルマートは一部のスーパーセンターでテスト展開している「スキャン&ゴー(Scan & Go)」から撤退する。サムズクラブ全店で導入している「サムズクラブ・スキャン&ゴー(Sam's Club Scan & Go)」は続行する。中止理由は明らかにされていないが、青果品などの量り売りでシームレスさに欠けていたことを指摘されている。スキャン&ゴーはスマートフォンにダウンロードしたアプリで、お客が商品バーコードをスキャンしながら買い物を行うシステム。アプリ内で決済するため、レジを通らず買い物を済ませることができる。ウォルマート傘下でメンバーシップ・ホールセール・クラブ業態のサムズクラブでは2016年10月に同システムを全店に導入している。サムズクラブでの成功後、ウォルマートは昨年初、スキャン&ゴーのテストをアーカンソー州ロジャースのスーパーセンターやフロリダ州オーランド郊外のウォルマート・レイク・ノナ店、テキサス州ヒューストン郊外のオーガスタ・パインズ店で開始した。また昨年夏にはテスト展開を120店舗に拡大していた。
 ウォルマートのスキャン&ゴーは、すべての商品をバーコード・スキャニングで対応できるサムズクラブと違い、野菜や果物など青果品で量り売りがあるため使い方が異なっていた。青果コーナーでのスキャン&ゴーの使い方は、案内板から野菜や果物の商品番号を探して入力、デジタルはかりで計量して重さを入力していたのだ。スマートフォン・アプリがない場合は、入り口に置かれているスキャン&ゴー端末「ハンドヘルド・スキャン&ゴー(Handheld Scan & Go)」による買い物も提供していた。ハンドヘルド・スキャン&ゴーは、タッチスクリーンで「開始」のボタンをタッチをすると利用できるハンドヘルドを点滅で告知。あとはアプリのスキャン&ゴーと同様に商品バーコードをスキャンしながら買い物をしていく。会計はレジにあるバーコードを読み込み、端末とレジを同期させてキャッシュもしくはクレジットカード、ウォルマート・ペイ等で支払う。レジで商品を出すこともないため、スキャンしながらエコバックなどに入れておけるメリットがある。
 一方、ウォルマートのスキャン&ゴーはお客が任意で入力するため、不正が生じる可能性もあった。質量入力をごまかすことができるのだ。店の出口付近に商品を確認するスタッフ(チェッカー)もいるが、商品と数量は確認しても、重量まで確認しない。スキャン&ゴーは富裕層地区にある店舗など不正が少ない店を選んでのテスト展開となっていた。
 ウォルマートは2011年9月、初代「スキャン&ゴー(Scan & Go)」のテストを開始した。当時のスキャン&ゴーもアプリで商品バーコードをスキャンしていくシステムだったが、ハンドヘルド・スキャン&ゴーのような端末はなかった。200店でテストが続けられていたものの、システムがわかりにくく、スキャニングしずらいこと等で2014年8月にテストを終了し撤廃していた。

トップ画像:ウォルマート・スーパーセンターの入り口に置かれているスキャン&ゴー端末「ハンドヘルド・スキャン&ゴー(Handheld Scan & Go)」。ハンドヘルド・スキャン&ゴーは、タッチスクリーンで「開始」のボタンをタッチをすると利用できるハンドヘルドを点滅で知らせてくれる。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先週、視察でコストコに行く機会がありました。欲しい商品がありましたが、レジ待ちが長い行列となっていたので、諦めました。「コストコにサムズクラブのスキャン&ゴーがあればなぁ〜」とため息です。同様に近所のウォルマートでもスキャン&ゴーの導入を期待していました。サムズクラブではどんなに買い物客が多くいようとも、レジを通らないので買い物はストレスフリーです。サムズクラブにスキャン&ゴーが導入されてから、焼き立てアツアツのロテッサリーチキンをよく購入します。保温バッグをもって精肉コーナーに行き、ロテッサリーチキンをそのまま保温バッグに入れ、サムズクラブ・スキャン&ゴーのアプリで、1個4.98ドルのバーコードをスキャンして、チェックアウトで終了。レジを通らずとも、そのまま店を立ち去ることができるのです。さて、ここでクイズ(練習問題)です。スキャン&ゴーが、レジなしアマゾンゴーよりも優れている点とはなんでしょうか?  続きを読む
2018年05月15日

【セブンイレブン】、デッドプールでARプロモーション!「売り場を見る」は旧態依然?

180516デッドプールAR@セブンイレブン
■北米に1.2万近くのコンビニエンスストアを展開するセブンイレブンは8日、映画「デッドプール2」の公開でAR等を使った期間限定プロモーションを発表した。

ARとは「拡張現実(オーグメンティッド・リアリティ:Augmented Reality)」の意味で、スマートフォン等に実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を仮想的に拡張するというもの。スマホの画面を見ながら街を歩いて隠れているポケモンのキャラクターをつかまえるスマートフォンアプリ「ポケモンゴー(Pokemon GO)」や犬やうさぎの耳をつける自撮りアプリ「SNOW(スノー)」でAR技術が使われている。

セブンイレブンのARでは、5月18日に上映開始予定の「デッドプール2」のスーパーヒーロー、デッドプールのキャラクターがスマートフォンのスクリーンに現れて様々な面白体験をガイドしていく。

使い方はセブンイレブン・アプリのホーム画面からカメラを起動後、スクリーン右下にあるデッドプール・アイコンをタップする。すでに公開されているAR体験メニュー「デッドプール(Deadpool)」「デッドプール・ドリーム(Deadpool Dream)」「デッドプール自撮り(Deadpool Selfie)」の他、封切りに合わせて様々なインストアAR体験メニューが用意されている。

体験メニューにあるデッドプールをタップすると、自分撮り用のインカメラになり自分の顔が映し出されるとデッドプールが赤いペンで顔に耳や無精ひげなど落書きをしていくというもの。スクリーンをタップするとスポンジで落書きが消され、新たな落書きを施される。

デッドプール・ドリームではインカメラに映った自分の顔とセブンイレブンのフローズンドリンク「スラーピー」が現れ、ストローをふくんだ口を動かすとデッドプールのアイコンが顔を埋め尽くし、花火や派手な音楽が鳴り響くようになる。

デッドプール自撮りでは、スラーピーを2本のストローでデッドプールと仲良くシェアするツーショットになる。順次オープン予定のメニューでは、カメラを起動して店内を映すとデッドプールによるインストアAR体験を楽しめる他、映画チケットやラスベガス旅行が当たる懸賞も用意されているという。

AR体験と同時にセブンイレブンではデッドプールのコレクターアイテムも販売する。

 セブンイレブンのようにARを使ったインストア・エクスペリエンス事例はまだ少ないが、ARの進化とともにリアルな売場を拡張させた店内体験が今後増えていくかもしれない。

トップ画像:セブンイレブンのデッドプールAR体験では、カメラで顔を映すとデッドプールが赤いペンで耳や無精ひげなど落書きをしていく。  続きを読む
Posted by usretail at 01:47Comments(0)その他
2018年05月14日

【アマゾン】、トレジャートラック成功でセール頻発!アマゾン独特の接客法を学ぶには?

180514トレジャートラック
■ホールフーズの駐車場にも活動の場を広げているアマゾンの移動販売&ピックアップによる「トレジャー・トラック(Treasure Truck)」のセール販売がさらに頻発している。

トレジャー・トラックは数量限定となるセール商品を利用者に渡し販売が完了する、移動式ピックアップ拠点だ。利用方法はスマートフォンであらかじめテキスト通知を申し込んでおく(非プライム会員でも利用可能)。アマゾンが選んだ1日1品のセール品(セール価格はアマゾンの価格から30〜50%引き)を載せたトレジャー・トラックが利用者の近所に来る朝(午前9時過ぎ)、セール商品の内容とピックアップ場所・時間等の情報通知が届くことになる。

アマゾン・アプリ経由でセール品を購入すれば、指定場所のトレジャートラックで注文品を受けとれる。商品の受け取りは、決済後に送信されるレシートQRコードをトレジャートラックのスタッフにスキャンさせるだけ。アプリ上で購入を確定しても時間内に受け取りに来なければ自動的にキャンセル扱いとなる。

 アマゾンはニューヨークやロサンゼルス、ヒューストンなど25都市で複数台のトレジャートラックを展開しており、これまで人気の家電製品や玩具から、ステーキやシーフード、ミールキットなどの生鮮食品まで販売している。

ロサンゼルスではトレジャートラックを2台以上で展開しており、1日のセールでロサンゼルス市内から郊外まで最大11ヵ所でピックアップできるようになっている。

今年1月まで1週間に1度のペースで行っていたトレジャートラックのセールは2月に入って週に2〜3回のペースとなり、2月全体では11回行われた。3月は8回に減少したものの、4月は15回と過去最高のペースでのセール頻度となっている。特に4月22日(日)からの1週間はサンプル商品(映画「アベンジャーズのジップロック」)の無料配布イベントを含め5回にも上っている。

また3月24日(土)から5月12日まで8週連続で毎週土曜日に開催しているのも最近の傾向だ。週のうち最も多いのが土曜日(年初から5月12日までに12回)で、次が木曜日(9回)、金曜日(8回)となっている。また日曜日にセールはやっていない。

 各地でトレジャートラックが認知され、セールによってはすぐに完売することも珍しくなくなってきた。例えばバレンタインデーの前日となる2月13日、ゴディバ・チョコレート(12粒)とバラの花束(12本)がセットで22ドルとなり、告知から1時間程度でソールドアウトになっていた。

3月8日には「28日間熟成マコーミックTボーンステーキ」(450グラムX2枚)を32ドルで即完売、3月16日の「ポーター&ヨークの手羽先」(36〜44個で900グラムX2袋)が15ドルで発表と同時に売り切れ、4月5日の「鮭切り身」(170グラムX4)が18ドルで即座にソールドアウト、4月14日の「ポーター&ヨーク28日間熟成ステーキ肉」(340グラムX2枚)が24ドルですぐに売り切れていた。

また、4月20日に発売となった「ニンテンドーラボ・バラエティキット」は同日にトレジャートラックでも発売され、通常価格の70ドルと変わらないものの即完売となっていた。マザーズデーの前日となる12日にはブーケとチョコレートが29ドルでソールドアウトだった。

 これからも人気商品などをゲリラ的にセールにすることでさらにトレジャートラックの認知が上がり、登録者が増えることになる。一方で、セールを頻繁に行うと新鮮さや興奮が薄れてくるのも気がかりだ。

トップ画像:ホールフーズの駐車場にも活動の場を広げているアマゾンの移動販売&ピックアップによるトレジャー・トラック。成功していることで国内25都市からイギリスにも進出している。特に精肉など生鮮品がお値打ちになることで食品スーパーにも少なからずの影響があるのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 01:22Comments(0)Eコマース
2018年05月13日

【ベストバイ】、30年ぶりに企業ロゴ刷新!コンサルタントも何ができるかレッツトーク?

180513ベストバイ新旧ロゴマーク
■家電量販チェーン最大手のベストバイは9日、約30年ぶりに企業のロゴマークを刷新した。新しいベストバイ・ロゴは、これまでの黄色い値札に「BEST BUY」と太字で印字されたロゴから、青い背景に白抜き文字になり値札は縮小され右下に置かれる。新しいロゴはホームページやデジタル広告で反映されており、テレビコマーシャルにも13日から使われる予定。今後は店内POPやスタッフ・ユニフォームでも新しい企業ロゴにアップデートされる。

企業のロゴマークに隣接して書かれている言葉のタグラインもこれまでの「専門家によるサービス。絶対的低価格。(Expert Service. Unbeatable Price.)」から「何ができるかお話ししましょう(Let's talk about what's possible)」と柔らかいものなり、接客サービスを重視したものになっている。

昨年CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)に就任したウィット・アレクサンダー氏は「私たちの最大の強みはスタッフです」と胸を張り「スタッフにもっと接客してもらえるようなツールやプラットフォームを探していたのです」と新ロゴに刷新した理由を語った。

 ベストバイが3月に発表した第4四半期(11月〜1月期)決算では好景気を背景にゲームなどが牽引し既存店ベースが9.0%の大幅増加となった。売上高は前年同期(13週間)の134.8億ドルから153.6億ドル(14週間)になり13.9%の増加。純利益は3.64億ドルと同40%の減少だった。

既存店・売上高前年同期比は市場予想(3%増)の3倍となる9.0%増だった。年末商戦期の既存店ベースでは2003年以来の大幅増加。またオンライン売上は前年同期比17.5%の増加だった。

売上全体の9割を占めるアメリカ国内の売上高は、前年同期(13週間)の123.3億ドルから140.0億ドル(14週間)と13.5%の増加だった。国内の既存店ベースも携帯電話やゲーム、白物家電、スマートホーム、ウェアラブル、ホームシアターが牽引し9.0%の増加だった。

商品カテゴリー別では売上の42%を占める「コンピューターとモバイルフォン(Computing and Mobile Phones)」が、9.6%の増加だった。売上全体の36%を占める、大型4Kテレビなどの「コンシューマーエレクトロニクス(Consumer Electronics)」は4.3%の増加だった。

 ベストバイとアマゾンは先月、次世代スマートTVの北米販売で提携することを発表した。両者は今年夏までにベストバイのプライベートブランド(PB)のインシグニアと東芝で、メディアストリーミング端末の「ファイアTV」を内蔵した4KスマートTVを発売する。

トップ画像:ベストバイの旧ロゴ(左)と新ロゴマーク(右)。黄色い値札にあった「BEST BUY」ロゴから、黄色い値札は縮小され「BEST BUY」文字の右下に置かれている。社名が値札から外れたことで商品と低価格のイメージを減少させている。タグラインは「何ができるかお話ししましょう(Let's talk about what's possible)」となり、接客サービスもよりフランクなイメージになっているのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 01:08Comments(0)家電専門店
2018年05月12日

【パネラブレッド】、全米に宅配サービス展開!ママ友会には売り場の一部をデリバリー?

180512パネラブレッド
■全米に約2,000店のベーカリーカフェを展開しているパネラブレッドは8日、宅配サービスを全米に拡大することを発表した。ウーバーイーツやドアダッシュなど出前業者との提携に頼らず、3大宅配ピザチェーン(ドミノピザ、ピザハット、パパジョンズ)のように自社で出前サービスを全米展開する。

パネラブレッドではすでに43州897地区で宅配サービスを行っている。アプリやホームページからの注文となり宅配をオーダーすると、宅配ピザチェーンのドミノピザのように配達状況を地図上で確認できるトラッキングが可能となる。リアルタイムで配達ドライバーを追跡できるため、渋滞に巻き込まれても宅配時間の目安がわかるようになる。またドライバーの名前と顔写真が表示されることで配車アプリのウーバー(Uber)のように身元確認もできるようになっている。

宅配サービスは5ドル以上の注文で、手数料は1回3ドルとなる。宅配の営業時間は午前11時〜午後8時。パネラブレッドでは宅配サービスを拡大することで1店舗当たり2.5万ドルのコストになると見込み、宅配による週売上は1店舗あたり5,000ドルとしている。1回あたりの平均宅配売上は22ドル。

 パネラブレッドは4年前、「パネラブレッド2.0(Panera Bread 2.0)」プログラムを始動した。パネラブレッド2.0は店内の端末やスマートフォン・アプリ経由の注文などのチャネルを増やし、モバイルオーダー対応のキッチン・オペレーションにアップデートするオムニチャネル戦略。

具体的には店内の端末からセルフオーダーする「ファスト・レーン・キオスク(Fast Lane Kiosk)」、アプリ経由で注文し店でピックアップするツーゴーの「ラピッド・ピックアップ(Rapid Pick-up)」、着席したテーブルからアプリ経由で注文しメニューをテーブルまで運んでもらうイートインの「オーダー・フロム・マイ・テーブル(Order From My Table)」を提供している。

宅配サービスの「デリバリー(Delivery)」は、ドアダッシュやポストメイトなどオンライン宅配業者による委託で行われていたが、評判が芳しくなかったことで、パネラブレッドは自社で宅配サービスを開始。1年前には宅配サービスを拡大するために約1万人を新たに雇用することを発表した。

 パネラブレッドではすでに売上の31%がラピッド・ピックアップやオーダー・フロム・マイ・テーブル、デリバリーなどデジタルオーダーとしている。

トップ画像:ベーカリーカフェのパネラブレッドの前にはアプリ経由で注文し店でピックアップするツーゴーの「ラピッド・ピックアップ(Rapid Pick-up)」専用のパーキングスペースがある。ただし、スタッフが注文品をパーキングに運ぶカーブサイドピックアップではなく、店内にあるラピッド・ピックアップ専用棚まで取りに行かなければならない。  続きを読む
Posted by usretail at 01:08Comments(0)Eコマース
2018年05月11日

【アマゾン】、アレクサ仕様モデルハウス!家中の家電がアレクサで動くと店に行かない?

180511アレクサ仕様モデルハウス
■ネット通販最大手のアマゾンは9日、住宅建設会社最大手レナーのモデルハウスをアレクサ仕様の「アマゾン・エクスペリエンス・センター(Amazon Experience Center)」にしたことを明らかにした。スマートホームのアマゾン・エクスペリエンス・センターは既存のモデルハウスを改造し、アマゾンのAIアシスタントを使ってカーテンの開け閉めや、照明の点灯や消灯、テレビなどの家電の操作、日用品の注文などを体験できる。

ロサンゼルスやダラス、ワシントンなど15都市近郊にあるモデルハウスには、デッドスポットのないWiFiが完備されており、アマゾンのスマートスピーカーの「エコードット(Amazon Echo Dot)」と「エコーショー(Echo Show)」が置かれ、アマゾンの傘下となったビデオドアホン「リング(Ring)」などのIoT機器が備えられている。専任スタッフが常駐し、音声コマンドによるスマート家電の扱い方から「ダッシュボタン(Dash Button)」「ファイアTV(Fire TV)」などのデモンストレーションを行う。

 例えば「アレクサ、おはよう(Alexa, good morning)」と言えば、シェード(カーテン)が開き、照明が点灯、プライム・ミュージックでBGMが流れる中、今日の天気を知らせ、現在の交通状況から勤務先までの通勤時間を割り出しアップデートしてくれる。

リビングルームで「アレクサ、ドアを映して(Alexa, show me the front door)」と指示すると、モニターで玄関を確認できる具合だ。「アレクサ、ムービータイム(Alexa, movie time)」のワードでは、リビングルームのカーテンが閉まり、照明が落ち、テレビがつく。寝室で「アレクサ、おやすみ(Alexa, good night)」と言えば、消灯してBGMが消え玄関のドアに鍵がかかるのだ。

他にもスマート・サーモスタットで室温を一定にしたり、芝生の水やり、お掃除ロボットのルンバの起動、ワンプッシュで日用品をオーダーするなど可能だ。

最新のスマート家電をフューチャーしたフラッグシップ(旗艦)となるアマゾン・エクスペリエンス・センターは現在、ワシントン州シアトルやロサンゼルス郊外のアーバインなど8ヵ所あり、通常のアマゾン・エクスペリエンス・センターはネバダ州ラスベガスやテキサス州オースティンなど7ヵ所となっている。ショールームは他の地域でも開設を予定しているという。

レナーでは今月から新築全てをアレクサ仕様としており、今年だけでも2.3万軒(23州)がビルトインAIアシスタント住宅が誕生することになる。

 住宅市場調査のザイオン・マーケット・リサーチによると、アメリカ国内のスマートホームは2022年に530億ドル(約5.8兆円)市場になるとの予想だ。別の調査会社リポートリンカーではスマートホーム市場は2023年までに世界で1,074億ドル(約11.8兆円)に拡大すると試算している。

トップ画像:最新のスマート家電をフューチャーしたフラッグシップ(旗艦)となるアマゾン・エクスペリエンス・センターは現在、ワシントン州シアトルやロサンゼルス郊外のアーバインなど8ヵ所だ。アマゾンの専任スタッフが常駐するモデルハウスで「アレクサ、おはよう(Alexa, good morning)」と言うと、シェード(カーテン)が開き、照明が点灯、プライム・ミュージックでBGMが流れるなどのデモンストレーションがある。  続きを読む
2018年05月10日

【ウォルマート】、生鮮品宅配でウーバーと提携解消!送迎以上に生鮮品の宅配は難しい?

180510ウォルマート宅配
■生鮮品などの食料品の宅配サービスを100ヵ所の都市圏に拡大するウォルマートが宅配を委託していた配車サービスのウーバーとの提携を終了する。ウォルマートは今後、オンデマンド・デリバリーサービスのドアダッシュやデリブ、ポストメイトなどと宅配サービスを拡大する。

ウォルマートは2年前、オンラインで注文した商品をウーバーのドライバーが届けるテストを開始。ウーバーからの宅配は4つの地域にあるウォルマートに拡大した。また同じ頃、ウォルマートは配車サービスのリフトと提携した宅配サービスをデンバーでも開始していた。リフトはその後、すぐに契約を解消していたという。

なおウーバーとは6月30日までサービスを継続する。ウーバーとの契約解消の理由は明らかにしていないが、事情をよく知るウーバーの関係者は「人とパッケージ(商品)を一緒に運ぶのは信じられないほど難しい」と指摘、「2つのサービスは全く異なるビジネスモデル」と述べている。契約終了を知る関係者の話によると、明らかなコミュニケーション不足が両者にあった。

ウォルマートはウーバーとの契約解消について認めてはいるものの、詳細は明かしていない。

 ウォルマートは先月24日、オンデマンド・デリバリーサービスの「ドアダッシュ(DoorDash)」と提携してアトランタから開始することを発表。ウォルマートは年内までに生鮮食品の宅配を一般世帯の40%以上にまで拡大する計画だ。

ウォルマートの宅配サービスは、カーブサイド・ピックアップ・サービスの「ウォルマート・グローサリー(Walmart Grocery)」を利用して行う。カーブサイド・ピックアップは利用者がネットで注文した商品を指定されている店舗駐車場にて店のスタッフから受け取るサービス。通常、利用者は車から降りる必要はなく、注文品はスタッフがトランクに積んでくれる。

ウォルマートの宅配サービスは、カーブサイド・ピックアップ用スタッフのパーソナル・ショッパー(店内で商品をピッキングする専用スタッフ、ピッカー)が商品をピックアップし、宅配はドアダッシュの「ダッシャーズ(Dashers)」と呼ばれるドライバーに注文品を渡して宅配する。

宅配サービスの利用には30ドル以上の注文が必要。また手数料も9.95ドルとなっている。宅配サービスで対象となる商品はウォルマート・グローサリーと同様にマークアップはない。なおウォルマートによると、ウォルマート・グローサリーは1,200店で導入されており、年内までに1,000店追加して2,200店での展開を目指している。また1.8万人となるパーソナル・ショッパーも大幅に増員される予定。  続きを読む
2018年05月09日

【ハイヴィー】、自社開発ミールキットを販売!自社開発型にはスピード新陳代謝が必要?


■アイオワ州など中西部に250店近くのスーパーマーケットを展開するハイヴィーが独自に開発したミールキットを発売した。

ミールキットは料理がすぐに調理できるよう、あらかじめレシピに合わせて必要な分量の食材や調味料のみがセットされたもの。食材を洗ったり皮をむく手間がなく同封のレシピに従って調理すれば短時間でレストラン並みの食事を楽しめる。ミールキットは通常、ネット販売による定期宅配(サブスクリプション販売)の形をとっており、3食分(1食二人分)が入ったパッケージなど、まとめて宅配される。

この数年間でミールキット市場への参入企業が相次ぎ、最近ではスーパーマーケットもミールキット販売を始めている。

ハイヴィーのミールキット「ミールタイム(Mealtime)」の価格は2食分で16.99ドル〜23.99ドル。「チキン・マカロニパスタ(Chicken Cavatappi with Vegetables)」「インド風サーモン(Garam Masala Salmon with Quinoa & Vegetables)」「豆腐カレー玄米(Tofu Red Curry with Brown Rice & Vegetables)」「ベーコン・ブルーチーズバーガー(Blue Cheese Burger with Candied Bacon and Harissa Potetoes)」「ブルコギ玄米(Beef Bulgogi with Brown Rice)」「シイタケとチキンのサンドウィッチ(Shiitake Mushroom & Chicken Sandwich)」があり、下ごしらえを含めた調理時間は30分〜45分で、調理時間が比較的長い。ブルコギ玄米の調理時間は50分にも及ぶ。ミールタイムは販売を開始したばかり、今後は扱い店舗数を増やしていく。

 ミールキットを取り扱う食品スーパーは増加の一途だ。スーパー最大手のクローガーはミールキット「プレップ&ペアド(Prep+Pared)」を一部で販売しており、アルバートソンズは昨年買収した「プレーテッド(Plated)」ミールキットを系列のセーフウェイなどで販売を拡大している。

フロリダのパブリクスでも一部で自社開発のミールキット「エプロン(Aprons)」販売を行っている。テキサス州の地場スーパー、HEBも自社製ミールキット「ミールシンプル(Meal Simple)」の販売を全店で行っている。

HEBのアップスケール・スーパーであるセントラル・マーケットはインストア・ミールキットを販売している。店頭販売されている食材等を店内のキッチンで下ごしらえしパックして販売するインストア・ミールキット(インハウス・ミールキットとも呼ばれる)はシアトルのPCCナチュラルマーケットも一部で行っている。

スーパーセンターを中西部で展開するマイヤーも自社開発のミールキット「ミール・インスピレーション(Meal Inspiration)」の販売を2月から開始、ニュージャージー州のショップライトも自社ブランド「シェフ・メニュー(Chef's Menu)」でミールキットを発表している。

自社開発ではなくミールキット業者のミールキットを扱うスーパーも増えている。ロサンゼルスのゲルソンズでは「シェフ(Chef'd)」、メインやマサチューセッツなどニューイングランドで展開するハナフォードも「ホームシェフ(Home Chef)」の事例がある。

スーパー以外では小売最大手のウォルマートも独自の低価格ミールキットを発売予定で、コストコがブルーエプロンのミールキットのテスト販売を行っている。ターゲットもミネアポリスを地元にするローカル・クレート(Local Crate)のミールキットを一部店舗でテストしている。レジなしコンビニエンスストアのアマゾンゴーではアマゾンのミールキットを販売しており、同店のベストセラーにもなっている。

 まだミールキットを手掛けていないスーパーもあり、今後は自社開発の独自ブランド型とミールキット業者とパートナーシップを結ぶ提携型に分かれながらもミールキット市場が拡大する。
 
トップ動画:アイオワ州など中西部に250店近くのスーパーマーケットを展開するハイヴィーのミールキット「ミールタイム(Mealtime)」PR動画。  続きを読む
Posted by usretail at 01:37Comments(0)スーパーマーケット
2018年05月08日

【アマゾン】、エコーを再びセール!キッズエディションの後にはエコーマネタイズ期も?

180508エコーショー&エコースポット@アマゾンブックス
■母の日を前にアマゾンがスマートスピーカーのアマゾン・エコーなどアマゾン製品を再び安売りしている。

ディスカウントされているのは、初代エコーの後継機で円筒形のフォルムを踏襲する第2世代の「アマゾンエコー(Amazon Echo)」と小型の入門機で第2世代でなる「エコードット(Echo Dot)」、タッチスクリーン搭載で目覚まし時計のような半球形デザインの「エコースポット(Echo Spot)」、7インチディスプレイ搭載の「エコーショー(Echo Show)」だ。

第2世代のエコーは通常価格99.99ドルから84.99ドルと15%値引きされ、第2世代エコードットも49.99ドルから20%値引きされ39.99ドルに下げられている。エコードットは2台購入するとさらに20ドル値引きされ、1台当たり30ドルになるのだ。アマゾンは昨年の年末商戦でエコードットを30ドルで販売したことで、全カテゴリーでベストセラーとなっていた。

昨年12月に発売されたエコースポットは129.99ドルから109.99ドルとなり15%引きだ。エコースポットは2月に114.99ドルの安値になっていたが、発売から半年で最安値を更新した。

昨年の6月28日に発売されたエコーショーは229.99ドルから70ドル値引き(30%ディスカウント)され159.99ドル。

エコーはリファビッシュでも販売されている。リファビッシュ(refurbished)とは返品された製品を検品し、製品保証を付けて新品に近い状態で販売される製品のことだ。アマゾンには1ヶ月の返品期間があり、商品に満足がいかなければ返品できる制度がある。返品されたエコーの動作等をチェックし、新品に準じる状態に仕上げて「保証つきリファビッシュ(Certified Refurbished)」で販売しているのだ。保証付きリファビシュ・エコードット(第2世代)は34.99ドル、保証付きリファビシュ・エコー(第2世代)は79.99ドルとある。保証付きリファビシュ・エコー(第1世代)は先週、プライム会員向けにオリジナル価格より100ドル安い64.99ドルで提供していた。

エコー以外の製品でも母の日に向けてセールになっており、保証付きリファビシュでも販売されている。

 調査会社コムスコアによると、アマゾン・エコーなどのスマートスピーカーは昨年末に爆発的に売れたことで一気に普及率が伸びた。入門機のエコードットとグーグル・ホームミニが30ドルに値下げしたことが要因となっている。

コムスコアでは昨年12月から今年2月までの3か月間にスマートスピーカー所有者が50%以上増加し、アメリカ国内の普及率は今年2月時点で20%と試算している。スマートスピーカー所有者の30%は複数台を所有しており、3台以上を所有する率は10.5%となっている。スマートスピーカーを使って、ボイスショッピングを行っている人は22%に達するとの予想だ。

アマゾンの成長を支えているのはプライム会員よりも、むしろエコー所有者とする調査結果も発表されている。調査会社のコンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズ(CIRP)が2,000人を対象に調査したところ、アマゾンのスマートスピーカー所有者はアマゾンに平均で年間1,700ドル近く支出することが分かった。年会費99ドル(5月11日に119ドルに値上げ)のプライム会員の年間平均支出額は約1,300ドル、プライム会員でない顧客はアマゾンに年間およそ1,000ドルの支出だ。エコー所有者はプライム会員より3割程度もアマゾンへの支出額が増え、一般顧客(プライム非会員)よりも7割近くも増える傾向にある。

トップ画像:7インチディスプレイ搭載の「エコーショー(Echo Show)」(左)と目覚まし時計のような半球形デザインの「エコースポット(Echo Spot)」。  続きを読む
2018年05月07日

【店舗閉鎖】、サブウェイ500店にGNC200店閉鎖!シアーズは破綻&清算した方がいい?

180507GNC
■老舗デパートメントストアのボントン・ストアズが先月、250店以上となる全店の閉鎖を発表した。全735店で閉店セールを行っていたトイザラスも多くがセールも終了しスクラップの準備となっている。しかし、店舗閉鎖のニュースはいまだ続いている。

世界最大のサンドウィッチチェーンのサブウェイは先月、アメリカ国内の500店を閉鎖すると発表した。100%フランチャイズ出店のサブウェイは一昨年に350店を閉鎖、昨年は900店以上を閉鎖していた。今回も不採算店を中心にショッピングセンターなどに出店している店舗がスクラップしていく計画となる。世界で約4万店を展開するサブウェイは同時に北米以外の地域で1,000店舗以上をオープンさせる。

ビタミンやミネラル、バーブ系サプリメントなどの健康関連商品のほか、スポーツ栄養補助食品やダイエット商品の販売を手掛けるGNCも先月、200店舗の閉鎖を発表した。GNCではカナダとアメリカ50州に3,400店以上の直営店とアメリカ国内に約1000店のフランチャイズ展開を行っている。チェーンストアとして多くがショッピングセンターに出店していることで、モールの客数減の影響を受けていた。

 すでにいくつかのチェーンストアが倒産しており、サブウェイやGNC以外でも今後、店舗閉鎖の発表が続く。ティーン向けのアクセサリー雑貨チェーンのクレアーズは3月に破綻した。大手モールなど99%に出店しているクレアーズは92店を閉鎖する計画を発表しているが、モール集客数の伸び悩みで再建は厳しく、スクラップする店舗を追加すると見られている。

シューズチェーンで200店以上を展開するウォーキング・カンパニーも3月に倒産。再建に伴う店舗閉鎖などは明らかにしていないが、一部にモールからの撤退は避けられず、スクラップは時間の問題だ。

モールに展開する婦人靴チェーンのナインウエストも先月、破綻した。すでに多くの店舗を閉鎖しているナインウエストは所有するブランド売却に、追加閉鎖の可能性が高い。

3月に倒産したサウスイースタン・グローサーズは先月までに約100店舗のスーパーマーケットを閉鎖した。対象となったのはバイローやハーヴィーズ、ウィンディキシーなど7州にまたがる不採算店舗。倒産前、600店以上を展開していたため、さらに売却を含む閉鎖があるだろう。

北東部に約170店を展開するトップス・マーケットは破綻後、包括的な再建内容を明らかにしていない。不採算店以外でも、店舗の閉鎖は避けられない。

 全米77都市のショッピングセンターをモニターしている不動産調査会社レイス社によると、第1四半期(1月〜3月期)のモール空室率は8.4%だった。8.4%の空室率は2012年第4四半期以来、約6年ぶりの高さとなる。前期の8.3%から0.1ポイント上昇し、7.9%だった前年同期から0.5ポイントの上昇となった。  続きを読む
2018年05月06日

【アマゾン】、プライム会員専用ドッグフードPB発売!留守番のワンコには読み聞かせ?

180506ワグ@アマゾン
■アパレルなどプライベートブランド(PB)を拡大しているネット通販最大手のアマゾンがペット市場でも自社ブランドを立ち上げた。アマゾンが2日に発表したドッグフードブランドは「ワグ(Wag)」。

「しっぽを振る」という意味のワグは、アマゾンが2011年に買収したクィッジー・コム(Quidsi.com)の子会社でペットフードのオンラインストアのワグ・コム(Wag.com)から来ている。なおこれらのサイトは昨年、赤字を理由に閉鎖している。

ワグはプライム会員のみ購入できる、全犬用のドライフード。高品質の原料に「穀物不使用」「プロテイン配合35%(子犬用は36%)」「輸入原料で作ったメイドインUSA」をうたい、チキンやビーフ、ラム肉、レンズ豆、サーモンなどのフレーバーがある。

価格は5ポンド(2.26キログラム)が12.99ドル、30ポンド(13.6キロ)が44.99ドル、子犬用の15ポンド(6.8キロ)が26.99ドルとなっている。すでにカスタマーレビューもついており5つ星レビューで3.9〜4.4星と比較的高い評価となっている。

 アマゾンは2009年に最初のPB「アマゾンベーシック(AmazonBasics)」を発表した。パソコン・アクササリーやオフィス用品などを中心に収納用品やキッチン用品など様々なカテゴリーで拡大し、プライム会員以外でも購入は可能だ。

一方、2014年にはプライム会員のみ購入できるベビー用オムツとベビー用ワイプ(お尻拭き等に使うウェットティッシュ)のPB「アマゾン・エレメンツ(Amazon Elements)」を発表した。エレメンツは、パッケージにあるQRコードをアプリで読み取ると原材料や提供元など詳細情報を確認できるようになっていたこだわりのPBだった。しかし商品に欠陥があったことで発表からわずか2か月弱でベビー用オムツの販売を中止した。

2016年にはコーヒーのPB「ハッピーベリー(Happy Belly)」、ベビーフードの「ママベア(Mama Bear)」、スナック類の「ウィキッドリー・プライム(Wickedly Prime)」など食品PBを発表し、洗濯やクリーニングの「プレスト!(Presto!)」も立ち上げている。

同じ年にはオリジナルのファッションブランドも発売を開始し、紳士服の「フランクリン・テイラード(Franklin Tailored)」や婦人服の「ジェームズ&エリン(James & Erin)」、キッズの「スカウト+ロウ(Scout + Ro)」などがある。2017年以降はさらに増え続けており、調査会社L2によると、アマゾンのPBは70以上となっている。  続きを読む
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2018年05月05日

【スプラウツ】、プライムナウを止めインスタカート1本に!ECに参戦しないスーパー?

180505スプラウツ
■スプラウツ・ファーマーズ・マーケットは3日、最短1時間以内で生鮮品などが届くアマゾン・プライム会員向け宅配サービス「プライムナウ(Prime Now)」との提携を解消したことを発表した。プライムナウは年会費99ドル(5月11日から120ドルに値上げ)のプライム会員向けの宅配サービス。スプラウツではプライムナウで35ドル以上を注文すると、1時間(7.99ドル)か2時間(無料)で注文品が届いていた。宅配サービスは今後、今年初めにパートナーシップを結んだオンデマンド買い物代行&宅配サービスのインスタカートに一本化する。

スプラウツでは2016年6月からアマゾン・プライムナウでの宅配サービスのテストを開始。宅配サービスの対象店舗を徐々に拡大していった。

スプラウツの競合となるホールフーズ・マーケットをアマゾンが買収し、ホールフーズでのプライムナウを拡大していることで、アマゾンとの提携を打ち切ったとしている。15店舗で行っていたプライムナウはすでに停止したという。

なお、インスタカートの手数料は注文ごとに宅配手数料を払う場合は2時間の宅配が5.99ドル(35ドル以上)、1時間宅配が7.99ドル(35ドル以上)となっており、年会費149ドル(月額の場合は14.99ドル)を払ってインスタカート・エクスプレス会員になると手数料は無料となる。

インスタカートに宅配サービスを移行することで、2時間宅配で無料だった手数料をプライム会員は5.99ドルを支払うことになる。これについてスプラウツCEOのアミン・マレディア氏は「手数料を支払っても、店での安い価格をオンラインでも利用できることが強み」としている。

 スプラウツ・ファーマーズ・マーケットが同日に発表した第1四半期(1月〜3月期)決算では増収増益、既存店増となった。売上高は新規出店等の効果で前年同期比13.8%増となる12.9億ドルだった。純利益は6,660万ドルと前年同期から44%の大幅増となった。

粗利益率は前年の食品デフレの影響が薄れたことで30.1%と前年同期から0.3ポイント増加した。一方、店舗運営コストでは人件費が上昇、一般販売管理費もITコストが増えたことで利益を圧迫した。これにより営業利益率は6.2%と、前年同期(6.4%)から0.2ポイント減少。

既存店・売上高前年同期比はプライベートブランドの売上が寄与したことで2.7%の増加だった。既存店ベースは44四半期連続で前年実績を上回っている。  続きを読む
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2018年05月04日

【コストコ】、ブルーエプロンのミールキットをテスト販売!食品大手チェーンが出揃う?

180504ブルーエプロン・ミールキット00
■コストコがブルーエプロンのミールキットを店頭でテスト販売する。ミールキットは料理がすぐに調理できるよう、あらかじめレシピに合わせて必要な分量の食材や調味料のみがセットされたもの。食材を洗ったり皮をむく手間もなく同封レシピに従って調理すれば20分程度で高級レストラン並みの食事を楽しめる。

ミールキットは通常、ネット販売による定期宅配(サブスクリプション販売)の形をとっており、3食分(1食二人分)が入ったパッケージなど、まとめて宅配される。

この数年間でミールキット市場への参入企業が相次ぎ、最近ではスーパーマーケットもミールキット販売を始めている。

ミールキット販売では老舗となるブルーエプロンは多くの競合他社に顧客を奪われており、サブスクリプション販売だけでなく小売店での販売を模索していた。

コストコが扱うブルーエプロンについて詳細が明かされていない。すでにサンフランシスコなどのコストコ17店舗のデリコーナーでミールキット販売が開始されており、ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、一人当たりのミールキット・コストは6.25ドルとなり、サブスクリプション販売での8.75ドルより30%近く安くなるという。

 ネット注文の定期宅配から始まったミールキットは、大手の食品スーパーを中心に拡大中だ。スーパーマーケット最大手のクローガーは、自社開発ミールキットの販売をクローガーや傘下の食品スーパーに広げている。

ウォルマートもスーパーセンターなど250店舗で低価格のミールキット販売を開始する。年内中には2,000店舗での販売展開だ。アルバートソンズも先月、昨年買収した「プレーテッド(Plated)」のミールキットを店頭で販売する。フロリダのパブリクスでも一部で自社開発のミールキット販売を行っている。テキサス州の地場スーパー、HEBも自社製ミールキットの販売を行っている。

HEBのアップスケール・スーパーであるセントラル・マーケットはインストア・ミールキットを販売している。インストア・ミールキットは、店頭販売されている食材等を店内のキッチンで下ごしらえしパックしているものだ。シアトル等に11店舗あるPCCナチュラルマーケットも一部でインストア・ミールキットを始めている。

中西部に235店のスーパーセンターを展開するマイヤーも2月から自社開発のミールキットの販売を開始。レジなしコンビニのアマゾンゴーを展開するアマゾンもアマゾンゴーやアマゾンフレッシュで独自のミールキットを手掛けている。ニュージャージー州のショップライトも自社ブランドでミールキットを発表している。

 ブルーエプロンは他の小売チェーンとも交渉を続けており、ミールキット販売に乗り出すチェーンストアが増えてくる。  続きを読む
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2018年05月03日

【モバイルオーダー】、コーヒービーンも!モバイルオーダーに利用可能な連携アプリは?

180503オーダーアヘッド@コーヒービーン
■老舗コーヒーチェーンのザ・コーヒービーン&ティーリーフは先月17日、モバイルオーダーを開始したことを発表した。スマートフォン・アプリ経由でコーヒー等を先に注文することでレジ待ち行列を解消する。すでに外食チェーン最大手のマクドナルドやコーヒーチェーン大手のスターバックス、2,000店以上を展開するチキン・サンドウィッチチェーンのチックフィレなど大手外食チェーンが全店でモバイルオーダーを展開している。

ザ・コーヒービーン&ティーリーフの事前注文・事前決済は「モバイルオーダー・アヘッド&ペイ(Mobile Order Ahead & Pay)」と呼ばれており、同社のアプリからコーヒー等を注文し、アプリ内にある金額をチャージしたギフトカード(プリペイドカード)から支払う仕組みとなっている。

利用者はモバイルオーダーの利用可能な最寄りのザ・コーヒービーン&ティーリーフを選択し、「この店に注文する(Order From This Store)」をタップする。場所を確認後、注文するメニューを選ぶ「注文商品を追加(+ Add A Product to Order)」をタップし、コーヒーやアイスティー、サンドウィッチなど選択する。注文品が出来上がるまでの時間が記したチェックアウト画面で、支払い方法を選んで決済完了で注文が確定することになる。

なおザ・コーヒービーン&ティーリーフのモバイルオーダー・アヘッド&ペイでは配車アプリのウーバーとも連携した機能もあり、お店を選ぶ際に配車もできるようになっている。

 モバイル・オーダーはレジ待ち行列を緩和し、注文の聞き取りミスや勘違いによるヒューマンエラーを回避できることでクレームが減り、顧客ロイヤリティが高まる。スタッフもより調理に集中できることで、店内オペレーションの合理化も図れるメリットがある。

外食チェーン最大手のマクドナルドも1.4万店にモバイルオーダーの導入の拡大に急いでいる。モバイルオーダーによる売上への影響も出始めており、スターバックスではモバイルオーダー&ペイによる売上が全体の12%を占めているのだ。全米に2,000店近くを展開しているパネラブレッドでもモバイル注文の売上が直近で20%以上に達している。1年前の11%から2倍のペースで急伸しているのだ。

スターバックスではモバイルオーダー&ペイの宣伝などのマーケティングを止めている。宣伝などしなくてもクチコミなどで十分に成長しているからだ。むしろ需要急増でオペレーションが追い付いていないほどなのだ。モバイル・オーダー&ペイの急速な普及により客離れのトラブルを起こしていた。通勤前などの忙しい時間帯にモバイル注文が殺到するためバリスタがその対応に追われ、レジに並ぶお客の接客が遅れがちになってしまっていたのだ。

 全世界30ヶ国で1,100店を展開しているザ・コーヒービーン&ティーリーフは、モバイルオーダーを南カリフォルニアとアリゾナの直営店120店で開始し順次、拡大していくとしている。

これまで店舗数が4桁となる大手飲食チェーンがモバイルオーダーを開始したが、コーヒービーンのように国内では3桁展開のコーヒーチェーンもモバイルオーダーを始めたことで同規模の飲食チェーンも同サービスを開始するところが増えてくるだろう。

トップ画像:ザ・コーヒービーン&ティーリーフの「モバイルオーダー・アヘッド&ペイ(Mobile Order Ahead & Pay)」。同アプリでは店を選択して確認する画面では「この店にウーバーで行く(Get There With UBER)」のボタンがあり、配車アプリのウーバーとも連携した機能がある。コーヒーを事前に注文するだけでなく、配車して目的地まで連れて行ってくれるのだ。高齢化が進む日本では参考にしたい事例だ。  続きを読む
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2018年05月02日

【ミレニアル】、子供をもつ若い夫婦ほど食品もネットショッパー!次にマルモリ世代か?

180502カーブサイド・ピックアップ@ウェグマンズ
■カーブサイド・ピックアップやデリバリー、ミールキットなどこれまでにないサービスや商品を提供するスーパーマーケットが急増している。新たな買い物の選択肢が増えている中で顧客はどう対応しているのだろうか?

メディア企業ヴァラシスが行った調査によると、子供をもつ若い夫婦ほどカーブサイド・ピックアップやデリバリー、ミールキット等の新しい選択を選んでいる。

約1,000人を対象にした調査では、オンラインで食品を毎週購入しているのは7%だった。子供がいる人になると14%と2倍に跳ね上がり、ミレニアル世代は12%、子供をもつミレニアルは15%となっている。

カーブサイド・ピックアップなどネットで購入した商品を店の前や店内で受け取るストアピックアップでは、全体の8%がそうしており、子供をもつ人は17%、ミレニアル世代が14%、子供をもつミレニアルは20%と最多だ。

インスタカートなどを利用したオンライン宅配では全体で6%、子供を持つ人は10%、ミレニアルは11%、子供をもつミレニアルは13%となっている。定期購入のミールキットでは週に1回は購入しているのは5%、子供をもつ親は10%、ミレニアルも10%、子供を持つミレニアルは14%となる。

調査では対象者がリアル店舗ショッパーか、ネットを中心に買い物するオンラインショッパーかとも聞いており、リアル店舗ショッパーが73%いる一方でオンラインショッパーは18%にも上っている。

 アマゾンがホールフーズを買収後、大小にかかわらず多くのスーパーマーケットチェーンがインスタカートなどのオンデマンド買物代行&宅配サービス業者と提携して、宅配サービスを開始している。またネットで注文した商品を店の駐車場で受け取るカーブサイド・ピックアップのテストを始めたり、また店舗への導入拡大を急ぐウォルマートやクローガー等の大手もある。

ミールキットの多くは定期購入だが、最近では食品スーパーが開発したミールキットを発売したり、インストア・ミールキットなど店で下準備したミールキットを行うスーパーもあるほどだ。

子供をもつ若い夫婦ほどこういったサービスを利用しがちであり、こういった傾向は今後も続くとみられている。

トップ画像:ウェグマンズのカーブサイド・ピックアップ。  続きを読む
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2018年05月01日

【パブリクス】、他社に遅れてカーブサイド・ピックアップ拡大!失敗なくして成長なし?

180501パブリクス
■フロリダ州を中心に1,200店近くを展開するパブリクスはカーブサイド・ピックアップ・サービスの拡大を発表した。今のところ、対象店など詳細は明らかにしていない。

カーブサイド・ピックアップは利用者がネットで注文した商品を指定されている店舗駐車場にて店のスタッフから受け取るサービス。通常、利用者は車から降りる必要はなく、注文品はスタッフがトランクに積んでくれる。

カーブサイド・ピックアップは、大手チェーンストアではウォルマートが生鮮品など「ウォルマート・グローサリー」で行っており、スーパーマーケットチェーン最大手のクローガーも「クリックリスト」というサービス名で拡大している。

パブルクスは昨年9月、フロリダ州タンパ郊外にあるパブリクス・ウェスリー・チャペル店とヴァルリーコ店の2店でカーブサイド・ピックアップのテストを開始。現在までにレイクランド地区にある2店舗でもおこなっている。

パブリクスのカーブサイド・ピックアップはサイトから商品をネット購入後、スケジュール時間を選択し、店でのピックアップとなる。手数料は無料。パブリクスは2001年、宅配サービスを自社で始めたものの赤字を理由に2003年に撤退している。また2010年には他社に先駆けてカーブサイド・ピックアップのテストを始めるも2012年1月に中止している。当時のカーブサイド・ピックアップは7.99ドルの手数料がかかっていた。

一方、オンデマンド買物代行&宅配サービスのシプツは2年前からパブリクスの宅配サービスを拡大している。またパブリクスは昨年7月、オンデマンド買物代行&宅配サービスのインスタカートと正式に提携し、生鮮品の宅配サービスを開始している。

 カーブサイド・ピックアップは、大手チェーンストアでは競合ウォルマートが生鮮品などを対象に「ウォルマート・グローサリー(Walmart Grocery)」で行っており、年内までに2,000店舗展開を目指している。スーパーマーケットチェーン最大手のクローガーも「クリックリスト(Clicklist)」で傘下のスーパー等1,000店以上で拡大を継続している。

テキサス州の地場スーパーのHEBや中西部のハイヴィー、ミシガン州などに展開するスーパーセンターのマイヤーでは二桁の店舗でカーブサイドを行っている。特にHEBではカーブサイド・ピックアップの利便性を高めた新店も開発しており、同サービスがさらに拡大することが期待されている。  続きを読む
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2018年04月30日

【アマゾン】、プライム年会員費2割値上げ!日程を有効利用した一石五鳥カリキュラム?

180430アマゾンフレッシュピックアップ
■ネット通販最大手のアマゾンは24日、プライム会員の年会費を現行の99ドルから119ドルに値上げすると発表した。会員費の値上げは2014年3月に79ドルから99ドルに引き上げて以来、4年ぶりとなる。2割となる値上げは5月11日から実施され、既存会員では6月16日以降の更新から新会費が適用される。月額契約しているプライム会員の費用は今年1月、月額10.99ドルから12.99ドルに引き上がれたばかりだ。

2005年2月から年会費79ドルでスタートしたプライムは2014年3月に79ドルから99ドルに値上げされている。最近では配送サービスや買い物サービス、デジタル配信などの特典が多くなり価値が上昇、それに伴いコストもかさんでいることから値上げに踏み切ったとしている。

なお、プライム会員のシッピングでの主なサービス特典は以下の通りとなっている。

<シッピング>
「無料2日間配送(Free two-day shipping)」
商品数1億品目以上が対象となっており、最低注文金額などの条件はない。

「無料当日配送(Free same-day delivery)」
正午までに注文すれば当日の夜9時までに届く。アメリカの主要都市を中心に行われており、35ドル以上の注文金額が条件となる(35ドル未満の場合、プライム会員は1配送につき手数料5.99ドルが必要)。対象品目数は100万品目以上となる。

「プライムナウ(Prime Now)」
注文から2時間以内に配送される短時間宅配。現在までに約30都市で行われており、注文はモバイル・アプリ「アマゾン・プライムナウ(Amazon Prime Now)」から行う。対象は食品や日用品など一部のカテゴリーに限定され、レストランからの出前も行なっている。追加料金(7.99)ドルで1時間以内での宅配も可能。最近ではホールフーズからの宅配も展開しており、対象地区を拡大中。

「キー・インカー(Amazon Key in-car)」
利用者の車を宅配ボックス代りにするサービスで、配達員が自動車のトランクを開けて宅配する。配達員が車のロックを解除するため遠隔操作・管理が可能な自動車通信サービスに入っている利用者に限られるため、ゼネラルモーターズ(GM)のビュイックやキャデラック、シボレー、GMCに北欧メーカーのボルボで、いずれも2015年以降のモデルが対象となる。

「キー・インホーム(Amazon Key In-Home)」
配達員が留守宅のドアを開けて宅配するサービス。ニューヨークやロサンゼルスなど37都市が対象となる。アマゾンが自社開発した防犯・監視カメラ「アマゾン・クラウドカム(Amazon Cloud Cam)」と互換性のあるスマートロック、専用アプリからなる「アマゾンキー・インホーム・キット(Amazon Key In-Home Kit)」を購入する必要がある。120ドルのアマゾン・クラウドカムを含むアマゾンキー・インホーム・キットは250ドル以上だが、取付工事は無料。

シッピング以外のサービス特典では、プライムデーでの年一回行われるタイムセール「プライムデー(Prime Day)」の先行参加にベビーフードやオムツが20%割引となる定期購入や15%の割引が適用されるベビーレジストリーなどを含む<ショッピング>、動画見放題の「プライムビデオ(Prime Video)」や音楽聴き放題「プライムミュージック(Prime Music)」などの<ストリーミング>、キンドルオーナー向けで対象は限定されるも本や雑誌・コミック読み放題の「プライムリーディング(Prime Reading)」の<リーディング>があり、他にも様々なサービス特典がついている。

トップ画像:シアトルにあるアマゾン・フレッシュピックアップで生鮮品等を注文から15分でピックアップ。  続きを読む
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2018年04月29日

【スターバックス】、モバイルオーダー12%!モバイルで支払い時の小銭問題を解決する?

180429スターバックス
■コーヒーチェーン最大手のスターバックスは第2四半期(1月〜3月期)の決算発表で「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」が注文の12%に達したことを明らかにした。

モバイルオーダー&ペイは事前注文・事前決済。同社のアプリからコーヒー等を注文し、アプリ内にある金額をチャージしたギフトカード(プリペイドカード)から支払う仕組みとなっている。利用者はスターバックス・アプリで最寄りのスターバックス店を指定しメインメニューの「注文(Order)」からフラペチーノやサンドウィッチ等を選択する。ピックアップまでのおよその時間が表示され、注文ボタンをタップすれば注文が確定され決済完了となる。

店では注文を受信すると、スターバックスの厨房にあるプリンタが注文ステッカーを発行する。注文ステッカーには顧客名とメニューが書かれており、該当するサイズのカップに貼って、バリスタがコーヒー等を準備するのだ。

モバイルオーダー&ペイは、前期となる第1四半期(10月〜12月期)では11%、前年同期は8%だった。また、アプリ決済等を行えるスターバックス・リワード会員(Starbucks Rewards)はアメリカ国内で売上の39%に達している。

 スターバックスは前年同期の決算発表で、モバイル・オーダー&ペイの急速な普及により客離れのトラブルを起こしていたことを明かした。通勤前などの忙しい時間帯にモバイル注文が殺到するためバリスタがその対応に追われ、レジに並ぶお客の接客が遅れがちになってしまっていたのだ。

改善策として「ウェーブ1〜3アクション(Wave 1 to 3 action)」オペレーションを行っている。ウェーブ1ではピーク時の対応の研修を行い、人員増やモバイルオーダー&ペイ専任スタッフ「デジタル・オーダー・マネージャー(DOM:Digital Order Manager)」の追加が盛り込まれている。

ウェーブ2はタブレット端末を使ったDOMのスケジューリングや具体的な実務の徹底となる。DOMはネットからの注文をリアルタイムでバリスタと確認しながら、利用者にはオーダー完了などのデジタル通知を行い、コーヒーでいっぱいとなった受け取りカウンターの整理を行う。

ウェーブ3ではモバイルオーダー&ペイ対応の機器の導入や、モバイルオーダーに最適化されたレイアウトなど店舗開発・改装となっている。スターバックスではすでに1,000店以上でDOMの配置を完了しており、ウェーブ3のモバイルオーダー&ペイ対応店への改装も昨年10月から始めている。

 スターバックスの第2四半期の売上高は前年同期比で約14%増となる60.3億ドルだった。純利益は6.60億ドルで、前年同期の6.52億ドルから1%増加した。アメリカ国内の既存店ベースは2%の増加だった。会員サービスの「マイ・スターバックス・リワード(My Starbucks Rewards)」の会員数は国内で前年同期比12%増となる1,600万人となっている。

トップ画像:シアトル市内のラッセル・インベストメント・センター(1301 2nd Ave, Seattle, WA 98101)にあるスターバックス。ここではキャッシュレスの実験を行なっている。  続きを読む
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2018年04月28日

【ウェグマンズ】、モールに4,100坪店をオープン!グローサラントはモール出店を可能?

180428ウェグマンズ@ネイティック・モール
■ウェグマンズは29日、リージョナル・ショッピングセンターの核テナントとして最大級のスーパーマーケットをオープンする。

96店舗目となるウェグマンズは、ボストンから西へ約30キロの距離にあるマサチューセッツ州ネイティック地区のスーパー・リージョナルショッピングセンター「ネイティック・モール(Natick Mall)」。ネイティック・モールにはメイシーズやノードストローム、ニーマンマーカス、シアーズ、ロード&テイラーなどのデパートメントストアが核テナントとして並び、250店のテナントが入店している。

ウェグマンズは、2015年8月に撤退したJCペニーの跡地を全面改装して開店する。二階層となる新ウェグマンズは4,100坪。近くの核テナントにはメイシーズが位置しており、モール側の1階エントランス近くのテナントにはファストファンションのH&Mがある。道路を挟んだ場所にある5階建ての立体駐車場はウェグマンズの2階とスカイウォーク(陸橋)と結ばれている。店内の上下階の移動はエスカレーターとショッピングカート用エスカレーター、カート・コンベイヤーを使う。

マサチューセッツ州では6番目となるウェグマンズの2階部分には生鮮品の他、同社では10ヵ所目となる「バーガーバー(Burger Bar)」にニトロ(窒素)コーヒーなどを提供する「バズ・コーヒー・ショップ(Buzz Coffee Shop)」、ウェグマンズでは初となるメキシカンレストランの「ブルーダリア(Blue Dalia)」が導入されるのだ。キャパシティ260席のブルーダリアは、ニューヨーク・ブルックリンとマンハッタンにあるコンテンポラリー・メキシカン・レストラン「フォンダ(Fonda)」のオーナーで多数の著作をもつ有名シェフのロベルト・サンティバニェス氏との共同プロデュースだ。

ウェグマンズによるとネイティック・モール店の商品数は7万品目(そのうち3,000品目はオーガニック)近くあり、スタッフ数は550人。また、広さでは最大となるウェグマンズはニューヨーク州デウィッチ地区にある4,260坪店だが2017年にシーティングエリアを増床したものという。

 ウェグマンズは6月にもバージニア州シャンティリー地区に97店目をオープン予定で、98店目はペンシルバニア州ランカスターでの出店となる。ウェグマンズはニューヨーク市では初となる店舗をブルックリンにオープンする予定だったが来年に延期している。

トップ画像:スーパー・リージョナルショッピングセンター「ネイティック・モール(Natick Mall)」の核テナントとしてオープンするウェグマンズ4,100坪店。  続きを読む
Posted by usretail at 01:13Comments(0)スーパーマーケット
2018年04月27日

【ホールフーズ】、プライムナウの短時間宅配を10都市に拡大!食品宅配の勢力図が鮮明?

180427ホールフーズ
■ネット通販最大手のアマゾンは24日、傘下の自然食品チェーン大手ホールフーズ・マーケットから短時間で宅配する「プライムナウ(Prime Now)」の対象地域をコロラド州デンバー、カリフォルニア州サクラメント、サンディエゴに拡大したことを発表した。

最短1時間で宅配するプライムナウは、年会費99ドル(月額12.99ドル)のプライム会員のみが利用できる有料のサービス。プライムナウでは、1回当たり35ドル以上の買い物をすることで、2時間以内の宅配が無料となる。また、手数料7.99ドルを支払えば、1時間以内でのスピード宅配の利用も可能だ。対象商品はホールフーズが扱うオーガニック等の生鮮品やベーカリー、乳製品、花、日用品などほぼすべての商品。商品価格はホールフーズの店頭価格やセール価格と同じとなっている。

ホールフーズのプライムナウは、ホールフーズ本社のあるテキサス州オースティンにダラス、バージニア州バージニアビーチ、オハイオ州シンシナティの4つの地域にある店舗で2月から開始、3月には対象地域をカリフォルニア州サンフランシスコとジョージア州アタランタも追加した。今月10日はロサンゼルスとロサンゼルス郊外のオレンジ郡でも同サービスを開始したばかり。わずか2ヶ月間で10都市での展開となっている。

今後、アメリカ全土での展開を計画しているという。

 アマゾンはホールフーズを買収後、サービスの統合化を図っている。買収直後にはホールフーズが扱う生鮮品など一部の商品の値下げに踏み切った。ホールフーズやホールフーズ365にアマゾン専用のロッカーを導入。昨年末には100店以上で、アマゾン・エコーなどのアマゾン製品を販売を開始しており、一部にはポップアップストアも導入した。

一方のアマゾンでもホールフーズのプライベートブランド(PB)「365エブリデーバリュー(365 Everyday Value)」の販売を開始。レジなしコンビニエンスストアのアマゾンゴーでもホールフーズのPB商品を取り扱っている。アマゾンはトレジャートラックの商品提供をホールフーズの駐車場を使って行っている。2月にはアマゾンのクレジットカード「アマゾン・プライム・リワード・ビザ・シグナチャー・カード(Amazon Prime Rewards Visa Signature Card)」の還元をホールフーズでの買い物でも適用を始めた。同カードを所有するプライム会員は、アマゾンで買い物すると5%の返金を受けるが、ホールフーズでも5%返金が拡大する。

最近ではホールフーズのリワードプログラムを5月1日で終了することを発表した。先月末にはオースティンのホールフーズでプライム会員にむけて10%の値引き販促を一時的におこなっており、プライム会員専用のリワードプログラムを発動するのではと期待されている。  続きを読む
Posted by usretail at 01:19Comments(0)スーパーマーケット