2008年02月25日

【コストコ】、激安ジェネリック薬プログラムはウォルマートよりも安い?

080225コストコ
 コストコは昨年7月から、保険未加入者に対して激安ジェネリック薬プログラム『コストコ会員処方箋プログラムCMPP(Costco Member Prescription Program)』を始めた。CMPPは、約7,000種の薬品を製造するジェネリック製薬会社10社と協力、互いに価格を競わせることでお客に最低価格を提供できる仕組みだ。このプログラムにより平均で1処方箋あたり15ドルも安くなるという。
 降圧薬の「ディオバン」や利尿薬「フロセミド」、胃の薬「プレバシド」、睡眠薬「ルネスタ」、そして、抗うつ剤プロザックのジェネリック薬「フルオキセチン」の価格をチェーンストアで比較すると、ライトエイド(596.95ドル)、ウォルグリーン(508.15ドル)、ウォルマート(440.13ドル)、ターゲット(406.97ドル)だった。
 一番安かったのは、コストコ会員処方箋プラグラムで297.27ドル。ウォルマートよりも50ドル近くの開きがあった。
 
⇒意外に知られていないのは、コストコの会員でなくてもコストコの薬局を利用できることです。で、このプログラムは会員であるならば無料で参加できますが、コストコ会員でない人は50ドル必要となります。いずれも参加条件は「保険に入っていない」こと。処方箋の購入時に、薬剤師が最低価格を確認して値引きするそうです。

⇒ジェネリック薬とは、ブランド薬の特許が切れた薬のことです。特許失効した直後は、ブランド薬の70%の価格で売られ、その後、企業間の競争が激しくなり、ブランド薬の20%〜50%にまで価格が落ちます。コストコはジェネリック会社と提携し、意図的に価格を競わせることで激安価格を提供しているのです。

⇒公的医療制度が機能してないアメリカには、なんらかの理由で保険がきかない人が4,700万人もいるといわれています。保険が高すぎて加入していないという理由のほか、保険に入っていても保険会社が出し渋るケースもあるのです。病気になって会社を辞めたとたんに保険を失うこともしばしば。コストコのプログラムはその巨大市場をターゲットにしているのです。
 コストコ非会員は50ドル必要ですが、少なくともドラッグストアよりも安い(ライトエイドとは300ドルの差!)のです。


この記事へのトラックバックURL