2012年01月14日

【ターゲット】、期間限定ご当地ショップ・フェア!大きな店が小さな店とコラボしたい?


■ターゲットは12日、有名ご当地ショップの商品を集めた店内ショップ「ショップス・アット・ターゲット(The Shops at Target)」シリーズを発表した。有名デザイナーとのコラボ企画「ゴー・インターナショナル(Go International)」のご当地ショップ版ともいえるショップス・アット・ターゲットは、ローカルで人気のお店とコラボした商品を期間限定で販売するというもの。今回、ターゲットとコラボするご当地ショップは、珍しいキャンディを販売するサンフランシスコの「キャンディストア(The Candy Store)」、ボストンで人気のドッグフードを扱う「ポルカ・ドッグ・ベーカリー(Polka Dog Bakery)」、コロラド州アスペンにあるボディケア・化粧品専門店の「コズ・バー(Cos Bar)」、コネチカット州でビンテージ家具や室内装飾類を販売する「プライベットハウス(Privet House)」、マイアミで人気のアパレルブランドショップ「ウェブスター(The Webster)」の5店。全米に展開するターゲット(約1,760店)とオンラインストアで5月6日から6週間をかけて約400アイテムが発売される。価格帯は1ドル〜160ドルとなる。ショップス・アット・ターゲットは期間限定のシリーズであり、秋頃には別のご当地ショップとコラボした商品を販売するという。ターゲットでは来年までご当地シリーズを続ける。 ターゲットは25店舗でアップル製品の部門をテスト導入することを発表した。詳細は明らかにされていないが、ベストバイで展開されているようなミニアップルストアとのうわさが広がっている。

トップ動画:有名ご当地ショップの商品を集めた店内ショップ「ショップス・アット・ターゲット(The Shops at Target)」シリーズの紹介動画。ターゲットは建築家のマイケル・グレイベスから、ゴーインターナショナルまで廉価ですぐれたデザイン商品をプロデュースしている。この動画ではご当地ショップのオーナーが出演し、ショップス・アット・ターゲットにかける意気込みや、店のコンセプト、ミッション、ストーリーを語っている。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ゴー・インターナショナルシリーズと同様にショップス・アット・ターゲットを発進するのはズバリッ!3つの理由からです。第1に競合店やオンラインストア対策としての独占品販売の差別化。第2にターゲットの創造性を活かしながら、お客に宝探しのようなワクワク感を演出する集客力向上。第3にローカルにある小さなお店をサポートすることでのターゲットのイメージアップです。英語のことわざに「If you can't beat them, join them!(打ち負かすことができなければそれに従え!)」があります。意訳すると「長いものには巻かれろ」ということです。逆にターゲットは「ニッチに従え」ということ。ローカルにある小さなお店の「品がよく、優れたデザインの商品」を廉価で販売し差別化するのです。期間限定でアイテム数も限られますから、小さなお店もブランドを汚すこともないのです。
 で、重要になるのが小さなお店の情報発信力です。キャンディストアのブログにある美味しそうなお菓子や地域の人の笑顔、プライベートハウスのミッション、ポルカドッグベーカリーのちょっと泣かせる片目の犬のロゴ・ストーリーなど、小さくても地元で愛されている理由が分かります。


ボストンにあるポルカ・ドッグ・ベーカリー(Polka Dog Bakery)。犬好きなら一度は訪れたいお店だ。


サンフランシスコにあるキャンディストア(The Candy Store)。アメリカ人には、どこか懐かしい感じがするのだろう。
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