
■ウォルマートは3月、ノースカロライナ州シャーロット地区で競合店と価格比較キャンペーンを始めた。ウォルマートが名指しされた最初の競合店はスーパーマーケットのハリス・ティーターだ。5月8日〜14日では、ドラッグストアのウォルグリーンとの価格比較キャンペーンをおこなっている。「チャレンジしてみてください:いつも買物しているウォルグリーンのレシートをもって、ウォルマートで同一商品を購入してみてください。いくら節約できますか?」と書かれた
サイトを見ると、119.71ドルのウォルマートと138.05ドルのウォルグリーンのレシートが表示されている。
このページのトップには「キンバリーさんは13%もより安く購入できたのです」とあり、お客のキンバリーさんがウォルマートで買物している実証動画もアップされている。
この価格比較を呼びかける広告キャンペーンが、フロリダ州オーランド地区でも展開しているのだ。この地区で最初に名指しされたお店は、スーパーマーケットのパブリックス。オーランドのローカルテレビ局によると、ウォルマートの新コマーシャルでは、プバリックスの顧客に対して、同じ商品をウォルマートで購入するとより安くなることを打ち出している。ウォルマート広報官によると、地域の競合店を名指しし消費者に価格比較を呼びかけるキャンペーン戦術は他の地区にも広げる計画があるという。
トップ画像:お客のキンバリーさんの実証動画と価格比較で証明となるレシート。レシートはウォルマートとウォルグリーンだ。
レシートの部分をスクロールしてみると、ウォルマート(119.71ドル)とウォルグリーン(138.05)ドルとある。ウォルマートのレシートでは「13%安い!(SAVE 13%!)」の部分がペンで囲ってある。
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12年3月6日 -
【ウォルマート】、ローカルの競合店を名指しする比較広告!世界一の小売業も真剣勝負?
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ウォルマートが競合と価格比較を行うと大抵の場合、ウォルマートが安くなります。これにはカラクリがあります。スーパーマーケットでは額面の2倍の値引きとなる「ダブルクーポン」販促とか、ひとつ購入すると二つ目が無料となる「ボゴフ(BOGF:Buy One Get One Free)」販促で安くなるからです。したがって、商品の価格をそのまんま比較するとEDLPをとるウォルマートのほうが安くなるのですね。それでも比較広告キャンペーンは一定の効果があるのでしょう。ノースカロライナ州ショーロット地区で始めたライバル店との価格比較広告キャンペーンはフロリダ州オーランドにも拡大しています。一方で、このコマーシャルの反響から、ライバル店も恩恵を受けているように思います。「ウォルマートは安いかもしれないが、○○にはこういったよいところもある」を長所を強調してくれるのです。
特定の野球チームの熱心なファンのように「ウチのチームは弱いかもしれないが、○○がいいからファンを止められない」と似たようなものでしょうか。
Posted by usretail at 03:39│
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