2012年05月15日

【ベストバイ】、不適切な関係が発端で役員を刷新!偉くなろうとやっぱり男子は女好き?

120515ベストバイ
■ベストバイは14日、創業者リチャード・シュルツ氏が会長職を辞任したことを発表した。前CEOのブライアン・ダン氏と女性従業員との不適切な関係について、シュルツ氏が取締役会監査委員会に報告を怠っていたことの責任をとった形だ。ダン氏は4月10日にCEOを辞任している。シュルツ氏は6月21日の年次総会後に辞任し、後任には取締役メンバーのハティム・ティヤブジ氏が就任する。
 ダン氏と女性従業員と不適切な関係についての調査によると、数百回に及ぶメールや電話など仕事と直接関係のないやり取りや、ベンダーを通じて女性従業員にコンサートチケットを無料供与したことなど「極めて親密で個人的な関係」を持っていたという。一方で、ダン氏が社内資金やリソース(航空機など)を不正に使用した記録はなかった。ベストバイは先月、取締役委員会がダン氏の「個人的な行動」を調査していることを明らかにしていた。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。エントリー記事を読んで「ダンさん、あんたもバカねぇ〜」とか「CEOたるもの、職場の女性にうつつをぬかして何事だ!」と思ったら、あなたはナイーブ。甘い!(私を含めて)男はいつも勘違いするバカな生き物と思っているのがちょうどよい。男は偉くなればなるほど、勘違いもしやすくなるというのも事実。私もそういった方を、何度も見てきました。クライアントの社長さんの中には「アメリカで流通視察」と称して、家族以外の異性を同伴させる方もいらっしゃいました。そういった方と視察する場合、社員やスタッフ、家族や知人などと視察するときとは明らかに違う側面がでてきます。日本では、まずおおっぴらには彼女と会えないわけです。ほとんどが二人だけで隠れて逢瀬を重ねていたりします。そこは社長や経営者という顔ではなく、一人の男です。
⇒アメリカだと私が加わることで(←ド変態なことを考えないように!)、一人の男から社長や経営者の顔を見せてきます。視察中に彼女の前で、会社の業績がこんなに凄いとか、自分にはこんな偉い人が挨拶に来た、とか私に自慢し始めるのです。社員や取引先と一緒に視察する場合は、そんなことを私に披露する社長や経営者はほとんどいません。奥様を同伴する方も、自慢はありません。考えてみればわかりますが、日本では彼女に社長や経営者という「偉い人」としての顔を見せることはありません。二人だけで会うし、社長を知るような第三者が介在しないので、そもそも見せられないのです。所詮、男はバカだから、自分が偉いということを、気になる異性に見せびらかせたいものです。それがアメリカだとできるわけですね。私が第三者になりますし、私には守秘義務があります。彼女の前で、私に自分の凄さを言うことで、男を立てたいと。

⇒面白いことに、本人は自慢していることを気づいていません。「逢瀬目的」の視察は長続きしません。なぜなら、1度や2度は私に依頼してきても、目的が別になるので、私のコンサルティングフィーが高く映るようになるからです。結局、そういった社長は、旅行社に視察を依頼するようになります。それで、下請けの在米流通コーディネーターがでて、結局のところ、二人の愛のコンダクターをやるようになるのです。忙しいわけです。ところで私には「付き合いたくないクライアント」をリストにしています。アメリカの著名コンサルタント、ダン・ケネディ氏から教えてもらったことなのですが、明文化することで、そういったクライアントとの縁が自然になくなるということです。学びに関するリストには「学びに身銭を切れない人」があり、「学びに○な感情をいれない人」あります。ありがたいことにそういった方とは縁遠くなりましたね。
 現場たたき上げのCEOから創業者まで辞めたことで、ベストバイには逆にいい結果になるかもしれません。これまでにない思い切った戦略が必要になりますから。

12年4月11日 - 【ベストバイ】、CEO突然の辞任!ベストバイのジレンマには破壊思考のCEOが必要?
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