2013年06月22日

【ステープルズ】、オムニチャネルストア!ビジネス・ラウンジでノマドワーカーが増加?

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■オフィススーパーストア最大手のステープルズは20日、新フォーマットストアの「オムニチャネルストア(Omnichannel Store)」を発表した。オムニチャネルストアの特徴は3つあり、店にない在庫はステープルズ・コムからオーダーする専用端末(キオスク)が導入されていること、自社のオンラインストアをバックルームにした「エンドレスアイル」で店舗の広さが約半分になっていること、そしてコンサルテーション等の接客やワークデスクなどインターアクティヴなスペースを拡大していることだ。
 タッチスクリーン搭載のキオスクでは、10万アイテム以上を誇るステープルズ・コムから注文でき、レジで現金払いも可能となっている。キオスクから注文すると送料無料で翌日配達となる。「インク&トーナー・ファインダー(ink and toner finder)」キオスクでは、顧客の購買履歴からインクやトーナーの種類を特定でき、こちらも送料無料となる。
 国内に1,536店を展開するステープルズでは通常、7,000〜8,000品目を500坪〜670坪の店舗で販売している。オムニチャネルストアでは、店にない在庫は自社のオンライストアから補う「エンドレスアイル」を採用していることで、在庫は売れ筋6,000品目に絞り、店舗面積も約半分となる340坪程度となっている。
 コピーサービス部門「コピー&プリント(Copy & Print)」やパソコンのサポート部門「イージーテック(EasyTech)」の他に、ミーティングスペースなど仕事が行える「ビジネス・ラウンジ(Business Lounge)」が設けられている。カプセル式コーヒーメーカーも設置されているビジネス・ラウンジは、スターバックス等でノートブックを持ち込んで仕事をするノマドワーカーにも最適なワーク環境となっている。
 オムニチャネルストアはマサチューセッツ州ノーウッド地区とデラウェア州ドーヴァー地区にオープンしており、同社の計画では640坪となる45店をオムニチャネルストアに改装するとしている。

トップ画像:ステープルズ・オムニチャネルストアにあるステープルズ・コム端末。キオスクから注文すると送料無料で翌日配達となる。


オムニチャネルストアの紹介動画。ステールズ・コム専用キオスク、インク&トーナー・ファインダー、テックサポート部門を紹介している。ビジネス・ラウンジは下の画像を確認してほしい。
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オムニチャネルストアにあるビジネス・ラウンジ。ノマドワーカーにも仕事ができるようデスクが並んでいる。ステールズ・コム専用キオスクやスターバックスのカプセル式コーヒーメーカーが見える。

12年3月26日 - 【アマゾン】、ロボット物流のキバを買収!買収を見送ったウォルマートは5年後悔やむ?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤は1年以上前、ウォルマートの「エンドレスアイル(Endless Aisle:終わりなき売り場)」を取り上げました。大手チェーンストアにとって、お店のバックルームと自社のオンラインストアの倉庫を共有するエンドレスアイル戦略は重要なのです。例えば衣料品など、自分にあうサイズや気に入った色がお店の在庫になくても、スマートフォン・アプリから簡単に注文できれば、機会ロスなどを最小限にできます。ステープルズのオムニチャネルストアでエンドレスアイル以上に気になるのが実は、ビジネス・ラウンジです。スターバックスにいくとわかりますが、結構、そこで仕事をしている方は少なくないものです。景気後退期以降、従業員を雇わずフリーランスを採用する企業も多いと聞きます。さまよえる遊牧民(ノマド)ワーカーを取り込むのもいいような。
 スタバと同じような快適な仕事環境を提供すればノマドワーカーも頻繁に訪れ(盛況感からも)店の売上に貢献すると思うのです。

12年8月25日 - 【オフィススーパーストア】、問われる存在意義!オフィススーパーストアの未来はどこ?
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