2014年11月16日

【ブラックフライデー】、感謝祭〜ブラックフライデーのビッグビジネスを数字で見ると?

141116ベストバイ@BF
■感謝祭日からサイバーマンデーまでの5日間はアメリカ小売業にとっては、まさにスーパーボウルのような一大ショッピングイベントとなる。年末商戦の開始日となるブラックフライデーを含む買い物イベントは、国をあげてのお祭り状態なのだ。全米小売業協会(NRF)は昨年の実績からこのイベントの重要性を9つの数字で表している。感謝祭日に買い物をした人は2013年、4,480万人で前年から27%もアップした。ブラックフライデーに買い物をした人はその倍となる9,210万人。感謝祭から日曜日まで4日間の平均支出額は一人407ドルで、前年からは4%の減少。感謝祭から週末にかけてリアル店舗やオンラインストアで買い物をした人は2億4,870万人に上り、前年から0.5%の増加だった。感謝祭日午後5時までに店に行っていた人は全体の4.9%だった。ブラックフライデーとなる金曜日の0時1分までに店にいた人は37%となり、前年から27%も増えている。感謝祭日に買い物に出かけて人もしくはブラックフライデーの朝10時までに出かけた人は64%となっている。感謝祭日にオンラインで買い物をした人は27%。クリスマスプレゼントなど年末の買い物を日曜日までに完了した人は45%となり前年の42%から上昇した。
 NRFはまた、今後の消費の中核となる18歳〜34歳についての調査も発表している。ミレニアル世代の43%が昨年の感謝祭日に買い物をしたと答えており、前年の36%から7%も伸びている。83%が自分の買い物のためにショッピングに出かけていたとしている。この層は感謝祭から週末までの間、平均よりも13%も支出を多くしていた。

トップ画像:ベストバイのブラックフライデーセールに並ぶ行列(2年前)。今年は2週間以上前から並んでいる買い物客がすでにいた!?
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先週、感謝祭〜ブラックフライデーセールまで2週間以上あるにもかかわらず、すでに並ぶ人が現れたと話題になっていました。ロサンゼルス郊外のビューモント地区にあるベストバイに11日、二人の女性が並びました。ビューモントはロサンゼルス・ダウンタウンから車で東に1時間ちょっと(約130キロ)のところです。この時期の早朝、気温は摂氏5度近くまで下がります。考えただけでも風邪ひきそうですが、画像を見る限り寒さに強そうなお体をしています。セキュリティーも24時間見ているので、安全性にも問題ないでしょう。ただ、大変なのは心無い人たちから浴びせられる言葉です。こちらの人はアホだの狂ってるだのと平気でズバズバと言ってきますから。で、寒さや罵声にも耐えながらゲットしたいセール品は200ドルとなるパナソニック50インチLEDテレビ(1080p、60Hz)です。

⇒買い物客にはいろんな方がいます。消費者は年々、賢くなっています。スマートフォンなどで情報を駆使しながら、自分がほしいもので価格の安いものを厳選して買うようになっています。「まとめサイト」ではありませんが、「ブラックフライデー超お買い得品トップ5」などと紹介するサイトもある一方で、「見かけ倒しのドアバスター品(時限セール品)」と暴露するのもあります。これらの情報を参考に買い物しているのです。したがって小手先のセールですませば、買い物客からは逆に批判されてしまうのです。これも「情報の透明化」の流れです。今年の感謝祭〜ブラックフライデーセールの特徴はリアルストアとオンラインストアを組み合わせた波状セールです。アマゾンを意識して、アマゾンにお客が流れないようにリアルとオンラインを組み合わせながらセールを連続的に行っていくのです。目を離せないように交互にセールを行うのです。
 2.5億人が買い物をするビッグイベントですから、セールでも工夫がされますね。
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