2016年09月06日

【チックフィレ】、モバイルオーダー・アプリと新朝食メニューを同時にプロモーション!

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■43州に約2,000店を展開するチキンサンドウィッチチェーンのチックフィレは現在、モバイル・オーダーと新朝食メニューのプロモーションを行っている。9月10日までに同社アプリ「チックフィレ・ワン(Chick-fil-A One)」をダウンロードすれば、エッグ・ホワイト・グリル(Egg White Grill)などを無料で進呈するというもの。グリルチキンと卵白、チーズをイングリッシュマフィンでサンドしたヘルシーなエッグ・ホワイト・グリルは6年ぶりの新朝食メニュー。価格は3.35ドルだ。利用方法はチックフィレ・ワンをダウンロード後、エッグ・ホワイト・グリルやチキンビスケット、チキンミニバーガーの中から一つ選択し、モバイル・オーダーのショッピングカートに加えて注文する。もしくは朝食メニューを選択後に「レストランでスキャン」をタップし、店頭レジにてバーコードをスキャニングすることで無料となる。無料オファーは今月30日まで。
 チックフィレのモバイル・オーダーは、メニューの選択方法が選んでいく方法と過去の履歴からオーダーするやり方の2種類ある。またメインのメニュー・ページには「乳製品(Dairy)」や「小麦(Wheat)」など、アレルギーフィルターが備わっていることも特徴だ。メニューの選択では、お店で注文する以上にカスタマイズが可能となっている。メニューによって、アメリカンチーズをコルビージャックチーズなどに無料で変更でき、ピクルス(無料)やレタス(15セント)、トマト(15セント)などの追加トッピングも可能となる。フライドポテトには、BBQソースやハニーマスタードなど6つのソースから最大3つ選べるようになっており、塩抜きも可能だ。コーラやアイスティー、レモネードの飲み物も「氷なし」「氷少なめ」「氷多め」まで細かく選択できるようになっている。メニューはカートに入れて決済するのだが、利用者が店に訪れたときに「到着しました(I'm here)」をタップすることで、決済され注文が店に通るようになっている。ピックアップはレジ横にあるピックアップ・コーナーで注文品を受け取ることになる。
 通常のチックフィレではモバイルオーダーは「ツーゴー(Carry Out)」だが、お店によっては停めている車のところまで持ってきてくれる「カーブサイド(Curbside)」やテーブルまで持ってきてくれる「イートイン(Dine In)」も選択できるようになっているのだ。

トップ画像:チックフィレ・アプリ「チックフィレ・ワン(Chick-fil-A One)」では、9月30日までエッグ・ホワイト・グリル(Egg White Grill)などを無料で進呈するプロモーションを行っている。エッグ・ホワイト・グリルにチキンビスケット、チキンミニバーガーの中から一つ選択し、モバイル・オーダーのショッピングカートに加えて注文する。もしくは、これらの朝食メニューを選択後に「レストランでスキャン」をタップし、店頭レジにてバーコードをスキャニングすることで無料となる。無料オファーは今月30日まで。
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ディストリクト・アット・タスティン・レガシーSCにあるチックフィレでモバイルオーダー。このチックフィレのモバイルオーダーには「ツーゴー(Carry Out)」と、車のところまで持ってきてくれる「カーブサイド(Curbside)」のオプションがある。この日、オーダーしたのはスパイシー・デラックスとフライドポテト、ダイエットコーラだ。この時点でオーダーを出しても、注文は店に流れないし課金もされない。

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位置情報から店に到着して店内に入って、画面に表示される「ここにいます(I'm here)」をタップすることで、決済されて注文が店に届くようになっている。少し離れたところから「ここにいます(I'm here)」でも注文は通らないようになっている。注文が通ると「ピックアップ(Pick Up)サインのあるところでお待ちください」と表示される。

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レジ横にあるピックアップで待っていると5分程度で、スタッフが名前を呼んで注文品を持ってきてくれる。チックフィレでモバイルオーダーを実際に試してみて最も感じたメリットは、レジ行列に並ぶ必要がないことに加えて、注文をすぐに済ませなければならないストレスやプレッシャーから解放されることだ。ゆっくり注文できることから普段なら頼まないようなカスタマイズ注文もしてしまう。解放感のメリットからもモバイルオーダーは客単価が上昇する。

16年7月25日 - 【チックフィレ】、モバイルオーダーは業界ゲームチェンジャー!プレッシャーから解放?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤がクライアント企業に行っている視察研修&コンサルティング・セミナー「最新!リアルとネットが融合するオムニチャネル戦略2016」では、店でのインタビューの他、実際に最新のイノベーションを体験していただくワークショップが盛りだくさんとなっています。ワークを挙げるとウォルマート・スーパーセンターやネイバーフッドマーケットの「ウォルマートペイ」「セービングキャッチャー」、ホームデポで「リアルタイム在庫」「商品イメージ検索」、ターゲットは「ショップキック」「カートウィール」、ウォルグリーンは「リワード」「eクーポン」等を参加者に行ってもらいます。スーパーマーケット視察もホールフーズで「店内モバイル・オーダー」を体験し、夕食の用意にクローガー系列スーパーなどで「クリックリスト」を試してカーブサイド・ピックアップを行っています。昼食もチック・フィレで「モバイルオーダー」経由でカスタマイズしたメニューを注文します。

⇒自分たちが日本の未来を体験し、感情が揺さぶられることで、目新しいコンテンツも豊富なセミナーでも深い理解が可能となるのです。セミナー中、受講者の目がキラキラしてこちらが眩しく感じるぐらいです(←ホントの話です)。特に年配の経営者やエグゼクティブは、目から鱗の体験となり、コンサルティング中も難色を示すことなくスムーズに話を聞いてくれます。シニアになるほどネットやモバイルに対する抵抗があります。それは食わず嫌いなものなのですね。スマートフォンに慣れていないから、難しそうだという先入観もあるかもしれません。アメリカ小売業のアプリを使うと、使い勝手からそういった心理的バリアが無くなるのですね。で、さらに、ひらめきのようなアハ体験を得てもらうためワークショップには設問も用意しています。チック・フィレでモバイル・オーダー体験後、チキンサンドイッチを食べながら、設問を考えてもらうのです。で、食後はアウトプット。脳と胃を使うイン&アウトプットです(笑)。

⇒設問とはモバイルオーダーの展望(外食業以外に与える影響、日本での普及)や集客のためのオファー、顧客の囲い込み、客単価の増やし方、購買(来店)頻度の上げ方などです。分析とは比較することですから、モバイルオーダーもホールフーズのように店内のタブレット端末とスマホ経由の注文とどう違うのか、さらには、セルフチェックアウトレジとサムズクラブで行っているスキャン&ゴー(自分でスキャンしてスマホで決済)する買い物の心理的な違いも考えてもらっています。ブレインストーミング形式で発表しアイディアを参加者全員にシェアすることでさらなる刺激となるのです。またコンサルタントというだけでなく生活者として実践している後藤の洞察からも知見を得ることになるのです。ワークショップという名のブレイン・ワークアウトですね。ここまでやると経営者や幹部などシニア層が陥りがちな「前例がない」とか「自分の仕事に関係ない」「ウチの会社・業界では使えない」と批判的には見られなくなるのですね。
 エントリー記事にあるように、ワークショップの設問では「モバイルオーダーによる新メニュー(新商品)の効果的なプロモーションの仕方とその理由」もできそうですね。
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