2017年01月30日

【ウォルマート】、スキャン&ゴー導入2店目!元NBA選手のグローサラントもテスト?

170130ウォルマートスキャナー
■ウォルマートは25日、フロリダ州オーランド郊外に「ウォルマート・スキャン&ゴー(Walmart Scan & Go)」を導入した店舗をオープンした。アーカンソー州ロジャースのスーパーセンターに続くウォルマート・スキャン&ゴーの2号店目はオーランド郊外レイク・ノナ地区にオープンした5,320坪のスーパーセンター。スキャン&ゴーはスマートフォンにダウンロードしたアプリでお客が商品バーコードをスキャンしながら買い物を行うシステム。ウォルマート傘下でメンバーシップ・ホールセール・クラブ業態のサムズクラブは昨年10月、同システムの「サムズクラブ・スキャン&ゴー(Sam's Club Scan & Go)」を全店に導入した。使い方はサムズクラブのスキャン&ゴーのアプリをダウンロード、アプリ起動後に会員番号を撮影などで入力し、事前にクレジットカード情報も登録しておく。サムズクラブの店内では、アプリを開いて購入する商品のバーコードをスキャンしていく。買い物が終われば、アプリ上で「チェックアウト(決済)」を行う。外へ出る前のレシートチェックでは、出口にいるチェッカーにアプリ上にあるバーコードを見せスキャンするだけ。その後はチェッカーがカート内の商品を1品毎チェックして確認する。レシートはeレシートでアプリ上に保管されることになる。
 レイク・ノナ店のスキャン&ゴーはアイフォンにアンドロイドでも同アプリが提供されている。また商品バーコードの読み取りスキャナー(小型端末)も提供されており、こちらは商品バーコードを読み込んだ後にフルサービスレジもしくはセルフチェックアウトレジで決済するようになっている。なおバーコードの読み取り端末は一部のスーパーセンターやネイバーフッドマーケットでも導入されおり、ストップ&ショップでも5年前から「スキャン・イット(Scan It)」の導入が進んでいる。レイク・ノナ店では富裕層の多い地域性から健康に配慮したファストフード店がオープンする予定。来月中旬にオープン予定となっているのは、元NBA選手のレイ・アレン氏と妻のシャノン・アレン氏が創業した「グロウン(Grown)」。ウォルマート店内にオープンするグロウンは50坪弱で、ローカル農家から仕入れたオーガニック野菜を使用、グルテンフリーで農務省格付けのチョイスミート(最上級プライムの1つ下)のサンドウィッチなどを提供する。レイク・ナノ店のPR動画をみるとメニューにはスープやサラダの他にワインまで提供するようだ。
 レイク・ノナ店には車から降りずに生鮮品等を持ち帰れる「ピックアップ・グローサリー(Walmart Pickup Grocery)」サービスの他、家電コーナーにはIoT製品を説明するタッチスクリーン式インタラクティブ・デジタル・テーブルも導入されている。

トップ画像:アーカンソー州ロジャースのウォルマート・スーパーセンターに導入されている商品バーコードの読み取りスキャナー(小型端末)。スキャン&ゴーに専用端末でのテストを行っているのだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ストップ&ショップの一部店舗にはスキャン・イットがあります。小型端末のスキャナーです。お客がロイヤリティカードをスキャンしてスキャナーを起動し、商品バーコードをスキャンしていくのです。野菜などの量り売りはデジタルスケールに商品を置いて量り、プリントアウトしたシールをスキャンします。会計はスキャナーにあるバーコードを読み込ませて、レジをシンクロさせて現金やクレジットカード等で決済します。多くのお客がスキャン・イットを使っています。スキャン・イットに慣れているお客はスキャンする度にショッピングカートにあるエコバッグに商品を入れています。レジでエコバックから商品をだす必要がありませんから、レジ会計後はそのまま車のトランクに詰め込めばいいのです。カリフォルニアなどレジ袋を有料化していますが、スーパー等にエコバッグを持参する習慣となれば益々、商品をスキャンして決済するニーズは増えると思います。
 スキャン&ゴーによる現金支払いが実現するまで、ウォルマートの一部の店舗ではスキャナーを拡大する可能性がありますね。
この記事へのトラックバックURL